専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

初休日

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記念すべき半年ぶりの休日をどう過ごすかっていうのは、私にとってはそれなりに重要なポイントでした。思えば、昨年の10月末からの蔵入りでしたから、本当に丸々半年間は1日も休まずにいたわけで、毎年のこととは言え、良くも飽きずにやるもんだと我ながら呆れながらも、どうやって1日目を使うかワクワクしてました。

ところがどっこい、そんな私の感傷をものともせず、我が家人達は私の初休日の予定を、みっちりとびっしりとどっぷりと使いまくってくれる計画を立てて手ぐすねを引いていたんです(涙)。私にも半年間何にもしてやれなかった負い目がありますから、その言には従うより他はなく、いいように運転手として御奉仕されられましたよ。

基本ルートは、お昼前にこちらを出発して、娘が吹奏楽部で使うクラリネットの修理やら付属品の購入のために長野市の専門店に行って、そのまま市内で晩御飯を食べて帰ってこようっていうシンプルなものでした・・・が、そこはそれ、「せっかく遠くの大きな街まで行くんだから」という田舎者らしい発想が女房の頭にも娘の頭にも渦巻いていて、簡単に帰ってこれるわきゃないんです(笑)。

ま、せっかく高速代を使って行くわけですし、天気のいいドライブ日和でしたから私も気分良く出発したんですが、長野市内に入って気が付いたのが、ゴールデンウィークの観光渋滞でした。市街地に近い幹線道路は至る所で車の動きが悪くなっていて、裏道は駆使したものの、道に不案内なところもあって結構手間取っちゃいましたね(汗)。

そんなこんなでストレスが溜まっている私に、「あそこに行きたい」、「ここを見たい」、「お茶が飲みたい」と勝手なリクエストが頻出して、長野市内を行ったり来たりする羽目になりました(汗)。今年は連休前半はあまり人は動かないなんて思ってたんですけど、やっぱり長野市くらいになると観光のお客さんと地元のお客さんでごった返すんですね。

結局、外食3軒、楽器屋2軒、スポーツ用品店2軒、量販店1軒、本屋1軒、土産物屋1軒と良くぞこれだけ回ったと思えるほどのお店に顔を出して、ホンのちょっとずつ日本経済のために消費してきました。女房と娘も十分楽しめたでしょうから、家族サービスに使った初休日は大いに意義があったっていうもんでしょう。

帰りの高速では2人とも爆睡していて、それを見てふっと笑って缶コーヒーを飲むお父さんの出てくるどこぞの飲料メーカーのCMを思い出しながらも、わざと車を乱暴に運転して、どちらか話し相手にするために叩き起そうとしていた岳志でした(笑)。


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写真整理

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さてと、天下のゴールデンウィークに突入したことでもありますし、これからしばらくの間は手抜きブログにしときましょうかね。連休中はブログへのアクセスも減りますし、記事を全部読もうなんて思ってくれている奇特な読者さんのためにも、たまってても読み易いように文章量を減らしておくのが毎日ブロガーの思いやりってぇもんです(笑)。

「そりゃ、お前が手抜きしたいからだろう」とか言うなかれ。先日も書いたように、日々ブログを書くっていうことは、それが長文だろうと短文であろうと、結局かかる労力は一緒なんですよね。そりゃ、文章を半分にすればかかる時間も短縮できるでしょうけど、ネタを考えて読者のみなさんと対話しているっていう部分に関しては全く一緒っていう感じですね。

まぁ、ちょうど蔵の仕事もひとっきりっていうところですから、身辺整理も兼ねてブログの写真を一度クリアしちゃおうと思います。これと言って説明するほどのもんじゃありませんけど、とりあえずは羅列しておきますね。どういうわけだか今年の冬は、使わない写真がたまって困るっていうことはなかったですから4枚しか残ってないんですけどね(汗)。

一枚目は蔵の休憩所の入り口に咲く水仙の花です。これを撮ったのはまだ風も寒い3月の始めだったと思いますが、「こんなに寒くても、もう春の気配はそこまで来ています」っていうような趣旨のブログにしたかったんだと思います(笑)。きっと他のことに気を取られて、私の頭の中からは抜け落ちちゃったんでしょう(汗)。

次の写真については多くを語りたくありませんが、越百で寝込んでしまった私の爪を墨で塗るなんざ、ロクなイタズラじゃありませんな。本当はもっと真っ黒けだったんですよ。ヤスリで削れば落ちたでしょうけど、1週間くらいは色がとれませんでしたね(汗)。墨の力を再発見することはできましたが、もうやんないでくださいね!いいですか!!!

3枚目は『伊那谷新酒祭り』の時の春日公園の桜。4枚目は『中央アルプス開山式』の時の千畳敷カールの様子ですが、こうやって春と真冬が混在している伊那谷ってスゴイですよねぇ。こんな山深い所に住んでるなんて、日本の中でも少数派でしょうけど、ここに生まれ育って、ここでお酒が造れて幸せだとつくづく思いますよ。

イカンイカン、これじゃいつもと変わらない長さの記事になっちゃいます(汗)。まぁ、この連休中は、これからのブログネタのための写真でもせっせと撮ってみましょうか。長生社は暦通りのお休みになるんですけど、半年間1日も休みがなかったのに突然連休とか言われても落ち着きませんね(笑)。


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大片付け

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ゴールデンウィークを前に、蔵では大物機械の掃除や片付けが進んでいます。今年は連休前に大体の片付けが済んじゃいそうで、私としてはとても気が楽になってます。まだあれもあるこれもあるなんて思いながら休みをもらっても、何となく楽しめない気分を引きずってなくっちゃなりませんもんね。

考えてみれば、仕込の配置の仕方によってはゴールデンウィーク過ぎまでもろみを搾っている年だってあるんですから、今年はテキパキと事が進んでいる方だと思います。聞くところによると、これからまだ仕込があるお蔵さんだってありますから、百蔵百様でまだまだ皆さん頑張っているってことですよね。

仕込が終わってからこれまで、時間に余裕ができた時にどんどんと片付け作業は行ってきたわけですけど、大きな物は分解して洗うなんてことをしようとすると時間がかかるもんだから、今まで手がつけられずにいたんです。そんな物も年貢の納め時ってことで、ようやく本腰を入れて掃除ができるようになりましたね。

写真は、放冷機(蒸米を冷やす機械)のホッパー(蒸米の投入口)の部分ですが、仕込期間中はずっと本体に付けっ放しですからこんな姿になるのは年に一度のことです。お湯をどんどんとかけてピカピカに磨き上げますが、いつもは手の届かないところまでしっかりと洗えますから、気分的にはとても気持ちがいいでしょうね(笑)。

年に一度なんて聞くとよっぽど汚れているように思われるかもしれませんが、最新の食品工場でもない割に、案外どの機械もきれいなもんです。当然、米粒が付いていたりはしますが、汚いっていう感じはどこにもありませんね。菌を扱う仕事ですから、日々の清掃が大切であって、やっぱりそれなりに清潔が保たれてるってことなんでしょう。

こういう時に、いつもきれいにしておかないツケが回って苦労するよりも、多少手間がかかっても毎日しっかりと掃除しておいた方がいいっていうことは、この仕事をして分かったことのひとつですね。ちょっとした掃除にしても、後回しにするっていう考え方はしない方がいいんですよね。その場でできることはしっかりとやり切っておく癖をつけたいもんです。

いずれにしても、例年に比べて蔵の片付けの進捗度はかなり進んでいると言えます。4月っていうのは年度初めでもあって、蔵の製造及び販売の昨年度分の集計もやらなくっちゃならない月なんですけど、その数字をまとめていても、なんとなく今年はとても区切れよく年度初めを迎えられたような気分になってます。

清々した気分でゴールデンウィークを迎えられる年も珍しいかもしれませんから、今年は何かしっかりと「これをやった!」ってことが言えるようにしたいとも思うんですけど、これまでずっとそんな過ごし方をしてきませんでしたから、ちょっと無理かもしれませんねぇ(汗)。「しっかりとお酒を飲みました!」ってくらいで終わっちゃうかも(笑)。


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皆造

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えーっと、いろいろとバタバタしていてご報告するのを忘れちゃってましたが(汗)・・・蔵ではもーとっくに皆造(かいぞう)になってますからね(笑)。皆造っていうのは、読んで字のごとく「皆んな造っちゃったよ」っていう意味です。今期仕込んだもろみを全部搾り終わって、お酒の全量が完成したっていう記念日ですね。

ただし、もろみの状態のものは無いっていうだけで、これから濾過やら火入れやらが若干残ってはいます。それでも、日々の生き物の管理はもうありませんし、毎日帰り際に蔵の中をぐるっとひと回り見回る習慣もあと半年はやらずに済みます。とりあえず、大きなひと区切りがついてホッとしているってところかな。

今期の造りも、自分で考えたように進めた部分と、ちょっと違うなぁっていう部分が混在して、結局のところ一歩前進っていう程度に納まりましたが、それなりに大きな一歩だったように思いますし、私としては半年間の苦労に見合った見返りはあったと、まずまずは満足してるんですけどね。

杜氏としては15回目の造りが終わったことになって、「15年もやってまだこのザマかよ」と情けなくなる場面もほんの少し、イヤたまーに、イヤたびたび、イヤしょっちゅうあったわけですが(汗)、毎回持ち前の忘却癖で「そんなことなかった」ってことにしてきました(笑)。今思い返すと、「こりゃ失敗だぁ」っていうのは無かったですかねぇ、有り難いことに。

15年の歳月は長いと言えば長いんですけど、ベテラン杜氏さんには40年選手もいらっしゃるわけですから、私なんかまだその半分にもいってないわけで、ハナタレ小僧の域を出ません(汗)。40個知っている人間と15個しか知らない人間では、どちらが深みのある酒を造れるかに議論の余地はありませんからね。

今年のトピックとしては、蔵に新人の若手が複数かかわるようになったっていうことが大きいでしょう。まだまだ入りたてですから、今後どのように造りに携わることになるのか未定ではありますし、雇用の形態も手さぐり的な部分もありますが、これからの信濃鶴を託す人材に育ってほしいと思ってるんですけどね。

私的には、これまで自分より年下なんて蔵にいなかったっていう悲しい状況がこれで打破できそうで、実に実にうれしい毎日でした(笑)。若者をアゴで使おうなんて思ってるわけじゃありませんが、徐々に私の仕事も覚えてもらって、これまでよりは造りの期間を楽にこなせるようにしていきたいもんです。

でも、考えてみると私の半分も生きていないのもいるわけで、先ほどのベテラン杜氏の話じゃありませんが、上を見れば手が届かないし、下を見れば自分の子供くらいの世代ってことになるんですよね(汗)。自分が歳を取ったと思うべきなのか、まだまだ若造だと思うべきなのか、もしかしたら微妙なお年頃なのかもしれません・・・。


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荷送り

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4月分の無濾過生原酒のビン詰めが終わって、急いで出荷作業に取り掛かっています。この製品の手がかかるところは、専用の肩貼りを貼らなくっちゃならないっていうことです(汗)。このブログにも何度も登場している、四角く切り抜かれた『無濾過生原酒』って書かれた例の肩貼りなんですけどね。

レッテルは機械で貼れるからいいんですけど、この肩貼りは全て手貼りなんです。1本ずつに貼るのっていうのが手間仕事ですし、それなりの数量になりますから時間もかかります。こういう肩貼りは斜めに貼るのが流行りで、信濃鶴も最初にそうやっちゃったもんだから、今では止めるに止められない状況になってますね(笑)。

いくら信州がまだ寒いとは言え生酒は外に置いておきたくありませんから、ビン詰めをした翌日には、少し手間がかかっても心を込めて肩貼りを仕上げちゃって、その日のうちになるべく発送できるように社員総出で頑張ります。最近はみんなも手順が良くなって、どんどんと仕事がはかどる様になってますな。

荷作り作業はそれほど単純じゃありません。一升ビンの場合には、ラベルがこすれないように一本ずつ新聞紙を巻いて箱詰めして、箱には荷送り用のバンドをしっかりとかけて、各々に送り票を貼り付けます。数量も間違えないように用意しなくっちゃなりませんから、数が多いからって手あたり次第にできる作業でもないんですよね。

どこまでの荷作りが終わっているのか終わっていないのか、流れ作業の中でも誰かが把握しておいてバランスを見なくっちゃなりませんから、ひとりが勝手にどんどん作業を進めても上手くいきません。社員のみんなが息の合った仕事をしてくれるからこそ、ミスのない発送作業ができてるんだと思いますね。

私達も大変ですが、クロネコヤマトさんにもご苦労をかけちゃってます。出荷が集中すると、いつもの10倍以上の量になりますから、別のトラックで何往復かしてもらわなくっちゃならなかったりして、集配担当の方もきっと大変でしょう。まぁ、それが仕事なんだからとは言え、いつもと違うパターンっていうのは、携わるみんながアクセクしちゃいますよね。

仙台のサンセールさんからは「早く送ってー!!!」っていう脅迫メールも届いてますし(汗)、連休前ってこともあるのか、お急ぎの酒販店さんもあるようで、そういうお店が後回しにならないようにして、1日でかなりの荷送りが終わったようです。でも、皆さんが待っていてくれるっていうのは、とっても気持ちいいもんですねぇ(笑)。感謝感謝です!

そんなに大量に売れるわけでもありませんが、無濾過系の商品は安定してきてますから、何とか堅調に推移していってくれるとうれしいですね。できれば、少しずつでも伸びていってくれるともっといいんですけどね。今月最大の懸案事項が片付きつつありますが、この仕事に関してのみで言えば、あまり気温が上がらずにいてくれておかげでした(笑)。


□□□ 明後日あたりから暖かくなってくれていいです □□□
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開山祭

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大雪である。この写真は、別に冬の間に撮ったっていうものじゃなくって、今日の駒ケ根での写真なんです。ま、お察しのいい読者であれば、今日のタイトルからも既にお分かりでしょうけど、これは中央アルプスの千畳敷カールで撮ったものです。平成25年度の開山式が本日執り行われましたが、生憎の空模様になっちゃいましたね(汗)。

長生社は観光協会の会員っていう立場での出席なんですけど、社長が行かなくなっちゃってるもんだから、ここ数年は私のお役目になってますね。ちょうど酒造りが終わったこの時期に毎年行われるもんだから、私としても蔵から解放される一種の儀式のひとつに、何となく組み込まれている感もあります(笑)。

本当だったら、開山式の神事は駒ケ岳ロープウェイの駅の脇にある神社の前で行われるんですけど、下界では雨だったものの、駒ケ根駅からバスで50分、ロープウェイで8分をかけて登って来た標高2600メートルの高所では半分みぞれのような雪になっていて、併設されているホテル千畳敷のホールでっていうことになりました。

この写真じゃ分かり難いでしょうけど、雪はガンガンに降ってましたね。人がひとり写ってますけど、これが一緒に行った居酒屋『おこじょ』のママだなんていうことはどーでもよくって(笑)、彼女の横に映っているのが神社の鳥居のてっぺんだっていうことがお分かりでしょうか?まだまだ3~4メートルくらい雪が残っているところに、今日は更に積もったわけです。

神事を仕切るのは、ブロ友でもある白鳥宮司さんです。ちょっと、イヤ、かなり太ったように見えましたから嫌味のひとつでも言ってやろうかと思いましたが、狭い会場だったので近寄ることもできずに、正に神のような存在になってましたよ(笑)。神事は例年通りにつつがなく終了して、信濃鶴の御神酒をいただいて、彼には挨拶することもなく帰路につきました。

帰りのロープウェイに乗り込むと、中央アルプスではちょっと有名な御仁と一緒になりました。それが職業って言っていいのかどうか分かりませんが『山岳補導員』っていう肩書きを持った方です。これからの観光シーズンには、ハイヒールで登って来る観光客から本式の登山者まで、山での危険がないように目を光らせてくれる番人ってところですね。

お話を聞くと、ロープウェイのおかげでこんな高所まで気楽な格好で来れちゃうもんだから、言葉は悪いんですけど、ちょっと山を甘く見て軽装のまま上を目指して歩き出しちゃう観光客も多いんだとか。最初の登りはなだらかなもんだからズンズン行けるんだけど、途中で後ろを振り返って目が回っちゃう人もいるそうなんですよね。救助活動っていうのは2次遭難の恐れもありますから、軽率な行動は厳に慎んでほしいもんです。

この御仁、お名前はSさんっておっしゃるんですけど、なんとこのブログにもかなり関係が深い方です。Sさんの娘も駒ケ根では知る人ぞ知る有名人。彼女をどうやって育てたのかは分かりませんが、山登りのように慎重に慎重に育てた・・・とはとても思えない出来の娘なわけで・・・実は、越百のえっちゃんのオヤジさんだったりするんだな、これが(笑笑笑)。


□□□ 山男はカッコいいです □□□
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余裕

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毎年こんな時期に思うことは、ブログを毎日書くってことと時間的な余裕があるとかないとかってあんまり関係ないんじゃないかっていうことです。これは、一年を通して大体同じようなリズムで生活している方には、あまり実感できないことかもしれません。夏と冬で仕事や生活のサイクルが激変する私だからこその気付き・・・でもないか(笑)。

何が言いたいかっていうと、「結局、この時期になったってブログ書くってことに関して余裕なんてないんじゃん!」という、ちょっと後ろ向きな感慨だったりするんですけどね(汗)。蔵の仕事も楽になってきて、日常生活的には時間に余裕ができて、普通の社会人の時間割で働けるようになってるのに、やっぱしブログだけはひっ迫して書いてるっつーかねぇ(涙)。

たぶん、記事を書くことに関しては、すんごく気楽にはなってるし、時間に追われるような状況でもなくなってるんでしょうけど、やっぱり「えーっと、今日は何書こうかな?」的な強迫観念にはいつもさらされているんだと思うんです。まぁ、強迫観念って言うとチト言い過ぎかな(笑)。

結局、日々の生活の中でできた余裕の部分には、何か別の仕事なりやりたいことなりが入り込んじゃって、ブログ用の時間配分にはほとんど変更がないのかもしれませんね。考えてみると、確かにブログに割く時間っていうのはあんまり変わってないし、余裕があるからってダラダラやってるってわけでもないんですよね。

ここまで書きながら思うのは、もしかしたらブログに関わる範疇は、私にとっては仕事と言うか日常業務のうちのひとつに完全になっていて、余裕のある時間になんとかするもんじゃなくなってるのかもしれませんね。つまり、「えーっと、今日は何書こうかな?」っていうひっ迫感込みで、歯磨きと一緒のルーチンワークってところですかね(笑)。

ってことは、ブログを書き続けることからくるひっ迫感は、書き続ける限り付きまとうものであって、生活に余裕があるとかないとかいうこととは無関係だと割り切るべきものなのかもしれません。ま、こんなつまんないこと書いて一日分の記事にしてるんだから、毎日悩むほどの内容があるブログじゃないっていうことは明々白々ですけどね(汗)。

さて、今日話題の『余裕』が週末にちょっとできたもんだから、駒ケ根高原に桜を見に行ってきました(笑)。先日記事にした光前寺のしだれ桜は満開状態で、大勢の観光客の皆さんでごった返していましたし、高原にある他の桜もまずまず満開になって、ちょっと風が寒かったものの、いいお花見日和だったと思います。

写真は駒ヶ池のほとりの桜ですが、なんでも桜の花芽を食べちゃう鳥がいるんだそうで、その被害を想像させる木もチラホラ(汗)。手前に写っている桜が一番きれいに咲いてました。その場でお湯を沸かしてお茶を飲んで女房のご機嫌うかがいができたのも、ようやく蔵から解放される『余裕』があったからこその一幕でした(笑)。


□□□ こちらも余裕のワンプッシュお願いします! □□□
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蔵見学

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何なんでしょうねぇ、この寒さ・・・今朝(22日)の気温は我が家の周りでは氷点下になってましたよ(汗)。長野県の北部では、4月の後半になってしっかりと雪が降ったところもあって、高速道路も積雪のために通行止めだったっていうんだから恐れ入っちゃうじゃないですか。この気温の乱高下って何が原因なんですかねぇ・・・。

写真は、今朝の我が家の畑で撮ったものです。一面に霜柱が立って、まるで真冬のような情景でしたよ。昼間には気温はグングン上がるなんて天気予報では言ってましたから、きっとすぐ融けちゃうんでしょうけど、それにしてもゴールデンウィーク直前っていうこの時期に雪や霜柱の話題なんて、あんまり聞きたいもんじゃないですよね(笑)。

とまぁ、まだまだ冬から脱していないような信州ですが、先週の末に、雪が降ったと昨日ニュースになっていた長野市のお蔵さんが、長生社に見学に来られました。同業者ですから名前を出して宣伝しちゃいますが、お見えになったのは『オバステ正宗』を醸す『長野銘醸』さんの社長さんと2名の製造担当の方たちでした。

うちの蔵なんか見たってそれほど得るものは無いんですけど、ちょっと前に打診をいただいて、こちらも快くお引き受けしました。蔵の中なんてあんまり人様にお見せするようなもんじゃないとは言え、私もこれまで多くのお蔵さんを見学させてもらってきましたし、少しでもお役にたてるのならと思ってご案内しました。

信濃鶴同様、オバステ正宗ブランドも数年前から全量純米酒になっていて、同じ純米蔵の様子を見てみたいっていうことだったんだと思います。社長さんは「信濃鶴さんがひとつの目標になってます」なんておっしゃってくれましたが、それは鶴の業績が上がってない今の時点では、こちらが恥ずかしくなるような褒め言葉であって、我が社の実情もお話ししておきましたよ。

蔵の中の仕事はどの会社でも一緒ですから、特段に説明をするようなことは無くって、同業者さんにお見せする時って、案外あっと言う間に蔵の中を一巡しちゃって手持無沙汰になることも多いんです(笑)。相手が興味をお持ちになった部分は質問が出ますから、その点はできるだけしっかりと説明させてもらうんですけどね。

私の経験からも言えることは、やっぱり蔵の中の道具やら設備やらを説明してもらうだけじゃ、なかなか造りの本質は見えてこないってことです。どういう思いで、何にこだわって、どんな造りをしているのか、これは当事者から直接話を聞いて、実際に一緒に仕事をするくらいじゃないと分からないでしょうね。

どんな機械を使っているかは見えても、一番大事な蔵人の技術は見えないし、言葉で伝えようと思っても上手くはいかないでしょう。それでも、純米酒で頑張っておられるっていう仲間意識を感じながら、純米の輪が広がっていくといいなぁと思ってお話しさせていただきました。今度機会があったら、しっかりとオバステ正宗を飲んでみなくっちゃ(笑)。


□□□ 一般の方の蔵見学はやってないんです □□□
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千客万来

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愛知のブロ友けろさんからメールをもらいました。「鶴の在庫が無くなったので買いに行きます」と。毎度のパターンで、夕方会社に来て、鶴だけ買ったらホテルにチェックインして、あとは越百で夜中までっていうご予定ですが、「今回は土曜日だから横浜の鶴チューS君に会えるかな」っていうご希望(?)も書き添えてありました(笑)。

先週はお花見の混雑を敬遠してS君たちは来駒していなかったので、今週末は可能性が高いと思って、私もS君にメールしておきました。「今日来るんなら、早く来てね。けろさんが会いたがってるから」と。下手をすると駒ケ根到着が0時を過ぎることすらあるS君ですから、せっかく来てもけろさんとニアミスってことだって十分にあり得ますからね(汗)。

ところが、そのメールを出した直後に彼から電話が入りました。「エーエー、そっちのお察しの通り、もう諏訪のインターまで来てますが、なにか?」と。この時点でまだお昼前でしたから、そんなことこれまでにないくらいの早さであって、私としてはビックリするやら慌てるやらでした・・・まぁ、別に慌てるこたぁないんですけどね(笑)。

私はこの週末にも仕事はあるし、そんなに夜中まで遊んじゃいられないので、S君達が早く来てくれてけろさんと一緒に越百で飲めればいいわけですから好都合でしたね。結構早い時間にS君夫妻は到着してその足で越百になだれ込み、時間通りにけろさんも会社に来てくれて、その後の予定を大体決めてからホテルに向かいました。

ちょっと意外だったのは、これほど来駒&越百飲みの回数が多いけろさんが、今まで一度もS君に会ったことがないってことでしたね。この日が初顔合わせになったわけですが、きっとお互いそれほど違和感なく打ち解けられたんじゃないですかね。それにしても、遠距離に住む越百の常連が増えてますねぇ(笑)。

と、まぁここまでならありがちな展開なんですけど、この日のスペシャルゲストはなんと山口県の宇部市からのお客様!!!宇部市って下関までは行かないものの、ほとんど本州の西の端ですよ。そこから、S君と私に会うために、なんとこの日の朝向こうを出発して、車で9時間をかけて800キロの道のりをやってきた男がいたんです。彼の名はH君。

元々はS君のニコニコ生放送のリスナーだったH君ですが、S君がしょっちゅう訪れる駒ケ根に来てみたくなって、その度に飲んでいる信濃鶴も飲んでみたくなって、この日S君と連絡を取り合って駒ケ根で合流ってことになったそうです。S君の生放送と、私のブログは結構それなりに駒ケ根にお客さんを呼び込んでますねぇ(笑)。

更にビックリしたことに、H君は2週間前にも駒ケ根に来ていたとのこと(汗汗汗)。その時には連絡がとれていたわけじゃなかったので、越百を探してウロウロしただけで山口に帰ったんだそうです。月に2回も宇部・駒ケ根間を往復するって一体どーゆー男なんでしょうねぇ・・・ま、S君もけろさんもこのタイプの人間なんですけどね(笑)。

折りしもこの日は越百では恒例のお酒の会を開催していて、お店の中じゅうがみんな身内状態の賑やかな夜になりました。地元常連と遠距離常連でこれだけ繁盛するお店は、そうは無いんじゃないかなぁ。H君は明るくて会話も弾む好青年でしたし、これを機に彼も立派に鶴チューの一員になってくれるでしょう(笑)。


□□□ どれが誰の手だかもう分からない手タレ写真だす(汗) □□□
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鶴会

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この『会』の話題はこれまでブログに書いたことがあったかなぁ・・・たぶんあったとは思うんですけど、相当に昔のことかもしれませんね(汗)。『鶴会』っていうのは、この地元で信濃鶴を扱っていただいている酒販店さんの会です。まぁ、駒ケ根市の主だった酒屋さんが揃っていてくれる集まりってところでしょうか。

このブログには、割と県外の酒販店さんについて書くことが多いんですけど、当然メインの販売店はこの地元のお店なわけで、歴史的に言っても付き合いの度合いはMAXディープってことになります。このブログの書き始めと、鶴が県外出荷を始めたのが同じような時期だったもんだから、ブログの色としてそんな流れになってきたんですけどね。

鶴会のメンバーは、私が会社に入ってこれまで20年以上に渡って共に活動をしてきた、『得意先』っていうよりも、失礼を顧みずに言えば『仲間』っていう意識が強い面々ですね。町でのイベントや、酒販業界の市民向けの啓蒙活動や、研修旅行と銘打った慰安旅行(笑)等々、これまで長い間一緒にやってきました。

年齢的には私のちょっと年の離れた兄貴ってくらいの皆さんで、昔からよく可愛がられてきたって言うかいじめられてきたって言うか(笑)、とにかく気心はよく知れた皆さんです。今の町の酒屋さんっていうのは、造り酒屋と同じでそれほどいい商売ができているわけじゃありませんけど、和気あいあいと楽しいメンバーばかりですね。

私も、かつては夏場に地元の配達なんかをやっていた時期があって、その時にはしょっちゅう顔を合わせてたわけですけど、数年前に県外出荷を始めてからはそちらに集中せざるを得なくなって、皆さんとはたまに夜飲むくらいになってました。それでも、いつ会っても気さくに話してくれる、私にとっては心強い兄貴達なんです。

もう10年以上も前になりますが、鶴が純米化するっていう時にもしっかりと応援してくれましたね。味が少し変わった鶴に対するお客さまからのクレームもあったはずですが、長生社の代わりに矢面に立っていろいろ説明してくれたはずです。それも今は昔の感がある、私達の歴史になりつつあるのかもしれません。

先日は、鶴会の例会ってことで今年の新酒を皆さんに味わっていただきました。特別に出品酒用のお酒なんかも飲んでもらって大いに盛り上がりました。鶴が有名になって、東京じゃ買えなくなって、わざわざ駒ケ根までお客さんが遠くから買いに来てくれるなんてことになれば、町の酒屋も潤うはずだなんていうバカ話も出てましたね(笑)

まだまだそんな兆しは見えないんですけど、これからは鶴が売れるようになって、しっかりと恩返しができるようになればいいんですけどね。町の酒屋さんもこれからどうなっていくのか分からない部分もありますが、鶴を売ってて良かったって言ってもらえるように、これからも頑張らなくっちゃ。


□□□ 写真は2週間くらい前のものです(汗) □□□
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高原桜

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気温の上下が激しくて、まだ穏やかな春を感じられないでいる信州ですが、読者の皆さんがお住まいの地域はいかがでしょうか?ちょっと暖かくなったと思うと、すぐにガーンと寒くなって落ち着かないったらありゃしないっていう感じで、日々何を着ていいのか悩んでおられる方もいるんじゃないですかね。

昨日の長野市の最高気温が25℃だったのに、今日の予想最高気温が8℃で、なんと17℃も差があるなんてニュースで言ってましたけど、アナウンサーが「これは、気温のジェットコースターなんてもんじゃなくてフリーフォールですねぇ」なんて解説するくらい、寒暖の差が激しい春になってます(汗)。

そんな中で、桜もいつ咲いていいのやら迷っているでしょうけど、そろそろ駒ケ根高原の桜が見ごろを迎える時期だと思いますね。今週の月曜日に、チラッとだけ様子を見に行ったんですけど、その時には本当にごく一部の桜が咲いているっていう感じでしたから、ここでいくら寒くなったとしても、この週末はそれなりに咲いてくれるんじゃないですかね。

駒ケ根高原の桜、特に光前寺の桜は近年ちょっと有名になってきてるみたいです。私が行った時にはよく言っても2分咲きって程度でしたけど、それでも観光バスがどんどんと入ってきて、大勢のお客さんが参道を埋めてましたよ。平日の夕方みたいな時間なのに、ちょっとビックリしちゃいましたね。

お客さんはほとんど同じ年代の方でした。つまり、会社をリタイヤして、それなりに時間とお金のある世代の皆さんです。いろんな会社のツアーが入り込んでいるようです。あの世代の方々がお金を使ってくれているから潤っている部分があるはずですが、今後の自分の年金についても考えさせられる光景ではありましたね(笑)。

いずれにしても、桜のシーズンを見込んだツアーなわけです。高遠の桜を見てから光前寺に回ってくるバスも多いって聞きますね。ここの桜は高遠の少し後から咲くもんだから、ツアーの時期が満開から外れたとしても、いずれかの桜は楽しめるっていうツアー会社の目論見もあるらしいです(笑)。

光前寺の桜はほとんどがしだれ桜なんですけど、山門の脇の桜だけが咲いていて、境内にある一番大きなヤツはこの日はほとんど咲いてませんでした。ある程度咲き出したら、夜はライトアップもされるようです。時間があったらこの週末も見に行ってみますけど、お客さんでごった返しているかもしれませんね。

光前寺が大混雑していても、駒ケ根高原には駒ヶ池や大沼池といった池の周りに植えられた桜もあるんです。そんなに豪勢じゃありませんけど、それなりにきれいですよ。皆さんも、機会があったら、ぜひぜひ駒ケ根高原の桜を見に来てくださいね!!!


□□□ この週末はまだまだ蔵の仕事があんだよねー(涙) □□□
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製造年月

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お酒ばかりじゃなくって食品関係の商品を製造する会社にとって、常に頭に入れておかなくっちゃならない事項として、製造年月の管理があります。一般的な食品では『賞味期限』っていう表示の方が普通でしょうけど、お酒の場合には『製造年月』ってことになってます。我々業者には、必ずそれを記載しておかなくっちゃならない義務があるわけです。

私も詳しく分かってないんで申し訳ないんですが(汗)、その手の表示には食品衛生法やその他いろいろの法律が絡んでいると思うんですけど、お酒の場合には酒税法によって表示の義務が課されているんです。ちょっと奇異な感じがするかもしれませんが、賞味期限と製造年月の違いもそんなところから来ているのかもしれませんね。

そう言えば、数年前に清酒も賞味期限表示にするなんていう議論があったんですが、あの話はどーなったのかな?アルコール類に関しては、ビン詰め後も長期間に渡って保存しておく場合が多々ありますし、保存期間が長くなることで人体に有害になるっていう食品でもありませんから、賞味期限っていう表示は適切じゃないかもしれません。

ウイスキーなんて長く置けば置くほど価値が上がるような部分もありますし、ワインだってビンテージ云々なんていう話になれば素人には分かんなくなっちゃいます。日本酒だって『古酒』っていう分野が市民権を得ていますから、古くなると品質が落ちるっていうような性質の食品じゃないんですよね。

さて、その製造年月に最も敏感なのがスーパー系の店舗さんでしょう。メインの商材が生鮮食料品なわけで、その他の商品に関しても同じ感度での取り扱いになりますから、一般的な酒販店さんに比べれば断トツに意識が高いと言えます。でも、町の酒屋さんが意識が低いってわけじゃありませんから、誤解の無きようお願いしますね(笑)。

先日、長生社でもそういうお店からの指摘を受けて、製造年月の記載について多少の検討をしたんです。出荷時に既に製造後数ヶ月が経っているような状況にならないように、会社としてもこまめなビン詰めを心がけていて、普通の流れでいけばそれほど問題にはならないような状況ではあるんですけどね。

消費者の不利益にならないように法律が守ってくれているわけですし、そこは会社としてもしっかりと順守しているわけですから大丈夫だとは言え、商品の日付管理に関してより厳しい内規を定めている大手のスーパーさんもありますから、そこまで対応するためにはこちらとしても更に細かな配慮が必要になるんだなぁと勉強したような次第です。

まぁ、長生社の場合、製造年月の管理がしっかりとされているかどうかよりも、印字が読みにくいとか擦れちゃってるとかいう別の要因での問題の方が多いような気もしますが(笑)、消費者の皆さんに安心してお買い求めいただけるように、これからもしっかりとした対応を心がけようと思ってます。


□□□ レッテルの右下に製造年月が入ります □□□
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通年商品

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信濃鶴のように商品アイテムが極々少ない場合は特殊としても、いろんなバリエーションをお持ちのお蔵さんでは、製造している量の少ない商品はかなり限定的な流通にならざるを得ません。限られた回数で、1年分の販売量が全部はけちゃうでしょうから、回数限定と言うか季節限定っていう商品になるでしょうね。

鶴ですら、無濾過生原酒系の商品は限られた時期だけの受注になっていて、それはそれで季節感なりを演出しているわけですが、この場合は製造数量が少ないってわけじゃなくって、元になるお酒はたくさん造ってはいるんだけど、無濾過の生っていう特別な状態で出荷する商品として限定的な量しか取り分けてないっていう意味ですけどね。

この無濾過生原酒を通年商品にしてほしいっていうご要望は、これまでも結構いただいているんです。原酒生酒系のお酒の需要は増えているようですし、信濃鶴にあっても少しずつですが伸びている部分ではあります。特に東京なんかでは、お店で売っているお酒の半分以上が生酒だなんておっしゃる酒販店さんもいらっしゃいますね。

しかし、生酒は冷蔵での貯蔵や流通が必要ですから、通年での商品化は設備のない蔵ではなかなか難しいものがあるんですよね(汗)。通年商品っていうことは、いつ注文を出してもその商品があるっていうことで、ビン詰めされてレッテルも貼られた状態で常に冷蔵庫に用意されていなくっちゃなりません。

今のところ、長生社の冷蔵庫にそういうスペースは無いんですよね(汗)。ですから、貯蔵は中味を冷やしておけるタイプのタンクに入れておいて、ある決まった時期にそれをビン詰めして、一気に酒販店さんに送っちゃうっていう方法しか手がない状態です。そのお酒の確保のために、今年は年間を通したご注文を取ってみようってことになったんですけどね。

ビン詰めの時期を毎月にすれば、ある程度通年商品的な扱いができるでしょうけど、それもまた手間がかかっちゃって苦しいかなぁ。いくらクール便で発送するとは言え、ビン詰めしてから発送するまでの時間をなるべく短くしなくっちゃなりませんから、生酒のビン詰にはとても気を使うんですよね。

とは言え、これからの市場の動向を考えれば、もしかしたら生酒系の方が主流になるって状況だって全く考えられないわけでもありませんから、そういう時代への対応も視野に入れとかなくっちゃならないかもしれません。信濃鶴においても無濾過生原酒はひとつの柱になりつつありますから、今後の展開をしっかりと見据えていきたいですね。・・・っていうことで、「そんなに簡単に無濾過を通年商品にゃできないんだよー!」っていう言い訳ブログでした(笑)。


□□□ 写真は先日イベントを開催した春日公園の夜桜 □□□
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大盛り麺(つづき)

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あの日、酒造組合の酒メッセ実行委員会に出席するために長野市まで行った、漆戸醸造のU社長と仙醸のK社長と私は、お昼に『たなぼた庵』で相当なデカ盛りの『中盛り蕎麦』を食べてから委員会に出席し、夕方長野市を後にしました。この時点では、まだお昼に食べた蕎麦は消化し切れていない感じ(汗)。

しかし、車で中央道を走っているうちに、誰彼ともなく「晩飯はどうする?」っていう話になりました。そのままどこかで飲み会に突入しても良かったんですけど、この日はそこは踏み止まって(笑)、何か食べるだけにしようってことにして、K社長のご要望を聞いて場所は『凌駕ZERO』に決定。

この『凌駕(りょうが)』っていうラーメン屋さんは、長野県ではつとに有名なお店で、煮干し醤油ラーメンが絶品です。県内に何軒か支店があって、伊那谷にはこの凌駕ZEROっていうお店が箕輪町にあるんです。滅多に行ける場所じゃないので、私もいきなりお腹がラーメンバージョンになって、食べる気バリバリに(笑)。

んでもって、昨日も書いたように麺類は基本大盛り注文ですから、煮干し醤油ラーメンの大盛りを頼もうとしたんですが、大盛り設定は無いとのこと(汗)。でも、替え玉があるので一緒にお持ちしますっていうことになって、麺の量で言ったら2杯分に当たるラーメンを食べてきました。

昼が蕎麦のダブル盛りで、夜がラーメンのダブル盛りっていう何とも不健康そうな食事になりましたが、麺類は無条件に大盛りが食べたいわけですから、自分の年齢なんか考えずにとにかく注文しましたよ(笑)。ただし、やっぱり替え玉は後で注文すべきもので、お椀の中でチト固まり気味になっちゃったのは残念でした(汗)。

上の写真は、K社長が頼んだ『二郎盛り』とかいうネーミングのものです。ご存知の読者の方も多いでしょう。『ラーメン二郎』という東京の超有名店がありますが、そこの盛りを真似したものらしいです。あまりに凄まじい量だったので、こちらをご紹介しておきます(笑)。こんなの絶対に食べ切れないっていうもやしの量でしたね。

私も、一度でいいから本物の『ラーメン二郎』を食べてみたいんですよねぇ。このお店も何軒も支店があるみたいですが、とにかく開店前から行列ができて、注文の仕方にも食べ方にも作法があって、一見さんは入り難いんだとか。いつか機会があったら、経験者に連れて行ってもらおうと思ってるんですけどね。

この日のラーメンも美味しくて、満足満足のお腹を抱えて家まで返って来ました・・・が、その日の夜中にお腹の具合がとっても悪くなっちゃったのはここだけの秘密です(汗)。たぶん消化不良みたいなもんだと思うんですけど、麺しか詰まっていないお腹から出てくるモノも、いつもとそう大して変わらないモノでしたけどねぇ(笑)。


□□□ 汚い話でスンマセン □□□
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大盛り麺

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超大盛りとか、食べ放題とか、飲み放題っていう言葉には、どこそこ罪悪感のある岳志です。美味しくいただけるのならそれでいいんですけど、残る部分も多くなりそうで、食べ物を粗末にしちゃイカンという曾爺さんや両親からの教育の成果が、そんな言葉を聞いた時に顔を出すんでしょうね。

テレビやユーチューブでも、どう考えたって食べ切れないような麺類や丼物に挑戦して、周りの人が目をまん丸くして見守る中で、私よりひとまわりもふたまわりも小柄な女性が、それをペロリと平らげるような番組もありますよね。まぁ、あれは見世物としての意味もあるでしょうけど、首を3割ひねりながら7割楽しんで見てるっていう感じですかね(笑)。

世界にはろくな食べ物にありつけない多くの子供もいるんだなんていうことを、ここで引き合いに出してお説教するつもりはありません。必要以上に食べれば健康にもよくないでしょうし、食べ切れなかったらもったいないことになるし、そこからほんの少し分けてくれれば私のお腹は膨れるし(笑)、程々をわきまえた食べ方がしたいもんです。

とは言え、私は決して大盛り否定派ではありません。大盛りの量がちゃんと食べられるんなら、多くの状況で注文してますね。好きな食べ物だったら人よりたくさん食べられるでしょうし、その料理自体がとても美味しいものであれば普通盛りより多く胃袋に入れたいと思うのは人情ってもんでしょう。

ですから、基本的に私が大盛りを頼むのは美味しくて好物のものってことになりますが、もう一点私の大盛り注文の基本は、麺類だっていうことでしょうか。ご飯物はとても大盛りなんか食べ切れないと思っちゃうんですけど、麺類だったら平気な気がするんですよね。蕎麦、ラーメン、パスタはほとんどの場合が大盛りで注文しますね。

大好物の蕎麦なら、駅の立ち食い蕎麦では大盛りにはしないにしても、名の知られた名店っていうことになれば、メニューなんか見ずに大盛りを注文します。その蕎麦が美味しいっていう判断基準のひとつが、たくさん食べても飽きないっていうところにもあるもんだから、ひと口目の美味しさと食べ終わった時の美味しさの両方が重要です(笑)。

メニューに目もくれず、連れて行ってもらった人の「ここは多いよ」っていう忠告も無視して頼んだ大盛りで、唯一ちょっとだけ後悔したのが長野市にある『たなぼた庵』さんの蕎麦でしたかね。普通盛りですらちょっと多めなのに、その3倍量がありました(汗)。その中間の中盛りが2倍量でちょうど良かったんですが、あんときゃ苦労しましたね。

今現在は、食べ残しの多かった大盛りはメニューから消えて、普通盛りと中盛りしかありませんが、普通580円、中盛り600円っていう値段設定は、未だによく理解できません(笑)。長野での会議の際に、漆戸醸造と仙醸の社長さんと3人で行きましたが、このくらいの量だったら楽しんで食べ切ることができますね。この日の夕飯は、今度はラーメンってことになったんですけど、さてそれも大盛りにしたんでしょうか?・・・(つづく)


□□□ クリックは大盛りじゃなくて1回だけで結構です □□□
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伊那谷新酒祭り

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『伊那谷新酒祭り』は、毎年伊那市の春日公園の桜が満開になる時期を狙って開催されている、今年で10回目を迎えるイベントです。大震災の直後だった一昨年は中止になりましたから、これで11年目っていうことになりますかね。既に恒例のお祭りになったと言ってもいいんじゃないでしょうか。

詳しく言うと、この新酒祭りが独立に開催されているっていうわけじゃなくって、この地域の方たちが開催しているお花見祭りの中の一部分っていう感じなんですけど、ほぼメインイベントと化している傾向もあるかもしれません(笑)。毎年楽しみにご来場下さるお客様も多くて、顔見知りも増えてますね。

会場内では、太鼓の演奏、バンドの演奏、子供向けのバルーンアートの大道芸なんかも行われていて、お客さん達にはとても楽しめる内容になっています。一番の目的は何と言ってもお花見なわけですから、それにプラスアルファとして楽しめるっていう感じです。まぁ、お酒が主目的の皆さんも多いですけどね(笑)。

受付で1000円を払って、7枚綴りのチケットをもらいます。会場内には伊那谷の9蔵のブースが並んでいて、チケット1枚でグラス1杯のお酒が飲める仕組みです。南信州ビールさんだけは3枚でジョッキ1杯っていうことになってますが、お酒だけを飲めば7種類を飲み比べることができるようになってます。7枚じゃ足りなくなって、買い足すお客さんも多いですね(笑)。

この日は実にいい天気で、かつ、例年にないくらい桜の花の満開と時期が合いましたから、状況とすると最高の日よりだったんじゃないですかね。昨年は、同時期の開催だったんですけど、まだまだ花が咲いてなかったもんだから、お客さんも少なくてちょっと寒々しい会場内だったんです(汗)。

天候が幸いしたと言うか災いしたと言うか、この週末は有名な高遠の桜も満開だってことで、そっち方面は大渋滞だったみたいですね。聞くところによると、あまりに車が動かなくて、途中で引き返すお客さんもいたとか。早く咲き過ぎた高等の桜も、なんとか予定された観光シーズンまでは持ちこたえてくれたんですね。

実は、この日の午前中に社長が伊那市まで出かけてたんですけど、高遠からは遠く離れた伊那市の町の中まで渋滞していたみたいで、その情報を聞いて私は遠回りして春日公園に入ったんです。町なかを通ってきた蔵元さん達は苦労して到着したみたいですから、この選択は正解でしたね。でも、春日公園も周りは結構な渋滞でしたけどね(汗)。

高遠にお客さんを取られたのか、この日のイベントへの参加者は若干少なめっていう印象でしたかね。でも、これだけの桜の木が集まった場所はそうはありませんし、私的には十分にお花見ができた一日になりました。ただ、車があるので飲むわけにいきませんし、夕方になるとめっきり寒くなるので、自分も酔い酔いの花見客になってみたかったです(笑)。


□□□ 写真は準備中の図 □□□
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春爛漫

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ついに散り始めましたね、長生社の桜も。いくら寒い天気が続いても、そう長く花びらがくっ付いているわけにはいかないみたいですね。朝、会社に出て来てみると、花吹雪が迎えてくれて、辺りにたくさんのピンク色が散乱してました。寒い風に吹かれて、何となくいつもと違った感じではありましたけどね。

桜にとっては、暖かい気候に叩き起こされるようにして咲き始めたんだけど、起きてみたら急に寒くなって、気持ち良く背伸びをするようには咲けなかったかもしれませんね。こういう天気も珍しいのかもしれませんが、春爛漫を感じさせてくれるはずの桜が妙に寒々しかったっていうのが今年のイメージでした。

桜が散っちゃう前にっていうわけでもないんですけど、会社では久しぶりの飲み会を開催しました。これは、コシキ倒し(蒸しが終了すること)と皆造(造りが終了すること)と新入社員歓迎とお花見とその他諸々を含めた慰労会ってところですね(笑)。造りもひと段落してきたので、このタイミングっていうことになりました。

このブログでも何度も書いてますけど、かつては酒造り期間中のいろんな節目に、お祝いと称してしょっちゅう飲み会があったもんです。蔵人が入ってきた、米を初めて洗った、最初のもろみが搾れた、っていうような日にはみんなで飲んでましたね。私もその度にゲロゲロになってました(笑)。

出稼ぎできている蔵人にはあまり楽しみもなかったでしょうから、そういうことも福利厚生的に大事だったのかもしれません。まぁ、当然、毎晩の晩酌はしてましたけど、夜の仕事もありましたから、しっかりと羽目をはずして飲めるような機会がそれほどあったわけじゃないんですよね。

でも、蔵人が遠くから来なくなってからは、徐々にその頻度が下がっていきました。これは、その必要性が無くなったっていうよりも、お酒の売り上げがどんどんと落ちるもんだから、会社としてもその手の出費を抑えなくっちゃならなくなってきたっていう理由の方が、大きいでしょうね。カッコ悪い話ですけど(汗)。

とは言え、造り酒屋自身がそういうささやかなお祭りをしないなんて許されるはずがありません(笑)。世の中が自重ムードでも、自分達は自分達で造ったお酒を飲んで元気になってなくっちゃいけませんよね。社員同士のコミュニケーションをとるためにも、お酒はとってもいい潤滑油になるはずです。この日も、気分は春爛漫で楽しい飲み会になりました。

会社の食堂でみんなで一杯やって、越百に流れて蕎麦を食べて、後は私はいい子でカウンターで寝てましたが、元気のあり余った数名はその後もどこかへ行って飲んでたらしいですね。目覚めて、さて帰ろうと思ったら、若手の一人が忘れていったバッグをえっちゃんに渡されました。困ったヤツだとつぶやきながらも、かつて私も飲んでよく忘れ物をしたことを思い出しましたね(笑)。


□□□ 財布入りのバッグを忘れんなー! □□□
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ブロ画

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もう蔵に泊まり込むことはないので、夜にネットに入ろうと思うと家のパソコンを使うことになります。安いノートパソコンですが、冬の間には全く触らなかったもんだから、多少設定が変わっていたりして戸惑うこともあります。女房よりも娘の方が使用頻度が高いみたいですから、娘がいじくりまわしているのかもしれません(汗)。

昨夜、ちょっとだけ自分のブログをチェックして、ブログランキングのページに行ってみると、いつもとは違った雰囲気・・・。よく見ると、各ブログの前に1枚ずつ『ブロ画』と呼ばれる写真が付いてました。会社のパソコンではこのブロ画は表示しないようにしているもんだから、イメージが違って見えましたね。

そのブロ画を表示したままでページをスクロールしていくと、「ヘッ?」という感じである所で手が止まりました。なんと珍しいことに、この日のブロ画には信濃鶴が何本も映ってるじゃないですか!いろんなお酒のレッテルがここには登場しますが、同じのがこんなに一度に載ることもそうはないと思いますよ。

まずは『赤城南面の地中海』さん。実は、このブロ主さんは群馬県の酒販店さんで、かなり前から信濃鶴を扱ってくれてるんです。詳しくは書きませんが、とっても駒ケ根に縁が深い人で、鶴のこともとても愛してくれています。何度もこちらのブログには登場させていただいてますし、どのくらい駒ケ根に縁が深いかも過去記事をしばらく読んでいくと出てきますけどね。

実は、この日ブロ主さんとは電話でお話をしていて、そんな流れもあったもんだから記事にしてくれたんだと思います。これまでの取引方法を少し変えていく部分での打ち合わせの電話だったんですけど、発展的にいい関係になりたいっていうのが共通の願いだったので、今後の展開が楽しみになってますね。

次は『日本酒(信濃鶴)の記録』さん。これは言わずもがなのaoさんのブログです。たぶん、鶴の無濾過を日本で一番飲んでいる男でしょう(笑)。他のお酒もよく登場しますが、私が健康を心配するくらいに日本酒を飲んでくれてますね(汗)。この日も、購入してきた鶴の話題で写真をアップしてくれてました。

最後は『頑固おやじの酒と魚のブログ』さん。この頑固おやじさんに関しては全く存じ上げないんですけど、居酒屋さんをなさっておられる方で、今回鶴が入荷したっていうお知らせ的な内容でした。いくつもお店を経営なさっているようですから、今度機会があったらお邪魔しなくっちゃなりませんね。

ブログランキングの世界だけでの話ですが、こんなに露出度が高いと、えらく信濃鶴が売れてるように見えちゃいますねぇ(笑)。実際にはそんなこたーないんですけど、少しでも皆さんに取り上げて頂けてるってことはうれしいことです。思わず写真を撮っちゃいましたが、どれが鶴のビンなんだかよー分からんですな(汗)。


□□□ 皆さん、ブログ掲載ありがとうございました! □□□
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満開寒波

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なんだか、どえりゃー寒いんですけど・・・(汗)。一時期ホカホカと温かくて、桜だって相当に早く咲き始めたのに、ここへきて足踏み状態ですね。駒ケ根市の平地の場合には、今が満開っていうような桜が多いですから、その状態で凍結保存みたいになって長い間楽しめるっていうことになるのかもしれませんけどね。

このブログを書いている今現在の時刻は、11日の午後6時くらいなんですけど、雪が舞ってますよ、雪が(汗)。気温は3℃近くまで冷え込んでますね。そんなにしっかりと降ってるわけじゃありませんから、山の方から吹き下ろしてきてるのかな。先日の温かさの分、寒さへのぶり返しが激しいなんていうことがあるんですかね。

こんなに寒いと、冬の間に意識が逆戻りしてあの辛い日々を思い出しますから、私としては止めてくれって感じなんですけど、寒暖の差が大き過ぎちゃって、他の人だってこの寒さは望んではいないでしょう。咲くのが遅れるのを望んでいる桜の名所の皆さんだけは、ちょっと喜んでおられるかもしれません(笑)。

何でもかんでも地球温暖化のせいにしてもいけませんが、例年より暖かいっていう日は「この時期としては観測史上最高の」なんていう形容詞が付いてますし、寒くなればなったで思いもかけぬ雪になったりして、どこかで地球がおかしくなってきているのは確実なのかもしれませんね。温暖化に伴って、気候の変動もとても大きくなってきているんでしょうか。

桜が早く咲いたなんていうくらいなら微笑ましいニュースにもなるでしょうけど、こういう暖かさが夏まで続いて、東京の最高気温が45℃だなんていうことになれば、とんでもない事態になっちゃいます。まぁ、そんなことにはたぶんならないでしょうから過ぎたる心配だとは言え、ちょっとした空恐ろしさを感じているのは私だけでしょうか。

ここ数日の寒さに限って言えば、満開になった日から3日ほど経つ長生社の桜ですが、まだ花びら一枚落ちてないくらいですから、今年は十分に楽しませてもらってると言っていいのかもしれません。ただ、気温が低いと桜をゆったりと愛でるっていう気持ちにはなかなかなれなくて、「寒い寒い」と言いながら、上も見上げずに猫背で桜の木の下を歩くような状況になってたりしてね(汗)。

もっと遅くに雪が降った年だってあるんですから、そんなに神経質にならなくてもいいはずですが、観測史上最も早いってくらいに咲いた桜が、終わってみたら例年と大して違わないような時期に散りましたなんていうことだったら、それもやっぱり変なことでしょうし、私達はもっと注意深く自然が発する注意信号を察知しないといけないと思いますね。

地球規模での変動が起これば、日本のデフレ脱却やなんて比じゃないくらいの大問題ですから、今現在の経済活動なんて維持できなくなる可能性だって出てきますよね。そうなったら当然酒なんて造ってる場合じゃないってことになりますが、もしかしたら酵母菌や麹菌が地球を救う能力を持っているなんていうことになって、この斜陽業界が世界の脚光を浴びることに・・・なるわきゃないか(笑)。


□□□ 正に荒唐無稽 □□□
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メール発注

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一昨日のブログの写真にもあったように、先日これまでにこんなにまとめて出したことがないっていうくらいまとまった数の封書を酒販店さん宛てに郵送したんですけど、このご時世にちょっと時代遅れですよね(笑)。メールで世界中にいくらでも情報が流せるのに、わざわざそんなことするのには訳があるのが普通でしょう。

長生社の場合には、相手先のメールアドレスが分からなかっただけっていう、おバカな理由がありました(笑)。本当は半分以上分かっていたんですけど、対応がふた手に分かれちゃうと処理が面倒臭いもんだから、今回は片方に統一したっていうわけです。そのメールアドレスが生きているかどうかっていうのも、チト怪しい部分がありましたしね。

今やメールでのやり取りは全くノーマルな通信手順になっちゃって、ある程度のお年寄りだって普通に使いこなしておられるんじゃないですかね。高校生くらいになれば携帯やスマホは当然のように持ってますからiモード等のアドレスを持ってるでしょうし、その手の契約をしてなくてもSMSなんていうメールの形態もありますよね。

私も、契約プロバイダからもらった一般的なメールアドレスに加えて、グーグルのgmailが使えますし、携帯用のiモードとスマホ用のspモードのメルアドもあって、こんなにたくさんいらん状態に陥ってます(汗)。そのうちにもっといろいろ増えて、アドレスの管理だけで頭がこんがらがっちゃうような時代が来たりなんかしてね(笑)。

とは言え、こんなに便利なものもありません。その昔、郵便っていうシステムが一般に普及した時には、みんな喜んだんでしょうねぇ。自分で行かなくても、遠くにいる人に何がしかのことを伝えることができるようになったんですからね。メールのように瞬時にっていうわけにはいきませんが、便利で楽しいツールだと思ったはずです。

現代のメールも、それと同じくらいの衝撃は与えてくれたんじゃないですか。インターネットが普及し始めた頃、サイトの閲覧とメールの授受の違いすらよく分からなかった私ですが(笑)、一旦使い始めればその利便性に誰もが気が付くでしょう。今じゃ、電話でのやり取りとメールでのやり取りが、私の場合は半々っていうくらいになってきている気がします。

そんな便利な道具を酒販店さんとの連絡に使わない手はないってことで、今回はしっかりと皆さんのアドレスを教えていただいて、次回何か連絡事項があった時にはメールを使ってみようと思ってます。一斉送信ってどうやるのかも知りませんが、今のことだからきっと私にだって簡単にできるはずです(笑)。

更に進んで、酒販店さんからの商品の注文をメールでいただくとなると、こりゃまた本格的にこちらの体制を整えなくっちゃならないでしょうし、まだまだお店では電話がメインですから、受発注に使うには時期尚早なのかもしれません。あんまりコンピュータ頼りになり過ぎたんじゃ温かみが伝わりませんから、たまにはお互いの声を聞いてバカも言い合わなくっちゃですしね(笑)。


□□□ 写真は遠目で見た長生社の桜 □□□
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満開

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とにかく早咲きのニュースばかりの今年の桜前線ですが、長生社の桜も満開っていう感じになってきました。桜の咲き始め頃からそれほど温かい日が続くわけでもなくって、何となく長持ちしそうな雰囲気です。今週末の伊那の春日公園での桜祭りも、きっとそれなりに花は残ってるんじゃないですかね。

このブログでも何回か書きましたけど、長生社の入り口に一本だけ残っている桜の木はかなりの古木で、もう朽ち果てる寸前と言うか、もう朽ち果ててると言うか、よくこれでこんなに花が咲くと思えるほどのボロボロの状態なんです(汗)。結構太い幹なんですが、中心部が枯れちゃって手の付けようはないんじゃないかなぁ。

『残っている』って書いたのには訳があって、長生社の前を飯田線に沿って走る道路は、かつては『桜木町(さくらぎちょう)』と呼ばれるくらいに、桜が並木になって植えられていたんです。今ではほんの数本がまばらに残っているだけになっちゃって当時の面影は全然ありませんが、私が保育園に通っていた頃にはまだ桜がたくさんありましたね。

その生き残りが会社の桜っていうわけで、昔を懐かしんでわざわざ見に訪れるお年寄りもいるくらいの年代物なんです。何とも今の酒造業界の成り行きを表しているようでもあって寂しい限りですが、それでも季節になれば立派に桜が咲くんですから、まだまだ長生社も捨てたもんじゃないってことでしょうか(笑)。

私も詳しい経緯は知らないんですけど、この線路では自動車との事故が多く、列車の運行にも支障があるっていうことで、線路沿いに植わっていた桜は見通しを悪くする原因だっていう理由で全部切られちゃったみたいなんですよね。市民の安全のためとあれば仕方のないことですが、残っていればさぞやきれいだったんじゃないかと思いますよ。

そう言えば、私が通っていた保育園は長生社と線路を隔てた場所にあったんですけど、通園に使う踏切での事故が多いってことで、通園時にはお母さんたちが交代で踏切に立って園児の安全確認をしてた記憶があります。それほど危険だったってことであれば、やむを得ない処置だったんでしょうねぇ。

そんな歴史のある長生社の桜ですが、今年もきれいに咲いてくれてうれしい限りです。これから数日は、道行く人も足を止めてくれるくらいになるんじゃないかな。幹があれだけ腐っていてよく元気でいられるもんだと思いますが、中の方からは新しい幹も伸びてきてますから、新世代の長生社の未来にも明るい兆しがあるってことなんだと思ってるんですけどね(笑)。


□□□ ブログにも明るい兆しを! □□□
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ご注文(つづき)

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スイマセン!!!一日空いたら、続きの記事にどんなこと書くつもりだったのか忘れちまいました(笑)。最近、あまり考えもせずにノリだけで記事を書いてるような部分があって、ある意味で行き当たりばったりな方針ゆえに、一度そのノリが途切れると、糸の切れた凧よろしく完全に論旨が迷走する傾向にあります(汗)。

商品アイテムの少ない信濃鶴の中でも、唯一季節限定的な意味合いを持っているのが『無濾過生原酒』なわけですが、毎年何回か発売時期があって、今年も2月に初回の発売になったんだけど、そろそろ4月分のご注文も頂くような季節になってきました・・・っていうくらいの流れでよろしいですか?(笑)

まぁ、そんなこんなで、今回もお取り引きいただいている酒販店さんに1軒ずつお電話をしてご注文を頂戴しました。2月の時には、私的にとても電話をかけているような余裕がなかったので、有能な事務員さん・・・女房だす(汗)・・・に御用聞きをしてもらったんですが、今回は私が楽しんでやらせてもらいました。

それなりに軒数がありますから、かけ始める前はちょっと億劫な感じがあるんですけど、少しでも皆さんとお話をさせていただくと、どんどんとこちらが元気をもらえるような気がして、毎回とてもうれしくなりますね。どの酒販店さんにも本当によくしていただいていると、今回も実感することができました。

昨年試験的に発売した特別純米バージョンの無濾過生原酒は、おかげ様でご好評をいただいたので、今年も今のところは6月に発売予定です。量的には少しショート気味だったので、ご予約いただいた分はしっかりとキープしておこうと思ってます。サーマルタンクでマイナス貯蔵しておくのが、いい味が乗って美味しいんですよね、これが。

昨年の8月には、本当に最後に残った純米を無濾過で出荷したんですけど、これは極々一部のお店にしか出せませんでした。これに関しては、一部の皆さんからはお叱りを頂戴したので、これに関しても今年は必要な量を確保できるように計画してるんですけど、その分に回すお酒が捻出できるかどうかが問題です(汗)。

っていうことで、4月に純米、6月に特別純米、8月に純米っていう感じで無濾過生原酒を出荷する計画です。そのためのご注文を今回全ていただかなくっちゃならなかったもんだから、今年は初めて年間通しての注文票みたいなのを作って郵送することにしてみました。集計ができれば、こちらとしても貯蔵の計画が立ちますからやり易くなるはずなんですけどね。

たくさん売れることが望みではありますが、小さなタンクに必要量を取っておくだけですから、ある程度で納まってくれないと困る部分もあったりします(汗)。東京では無濾過系のお酒が増えているみたいですから、鶴の売れ行きもちょっとずつ伸びてくれると、あまり造りが大変にならなくていいんじゃないですかね(笑)。


□□□ ランキングのポイントもちょっとずつ増えるのがいいです □□□
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長い夜

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久しぶりに、中学時代の友人たちと飲みに出かけました。この面子の中には主婦もいるもんだから、なるべくお金をかけないように、大手のチェーン店を利用するのが常です(笑)。駒ケ根のような片田舎にも、都会と同じ名前のお店がいくつかあるんですよ。全国どこで食べても同じ味がするっていうのはいい点でもあり悪い点でもありますが、値段が安いのは助かりますよね。

驚いたのが、日本酒メニューの少なさでした。メニュー冊子の中にドリンクが5ページくらいに渡って紹介されてたんですけど、日本酒のパートはなんと5分の1ページほどしかなかったんですよね。要するに、全ドリンク中の25分の1程度しか重きが置かれてないっていう扱いで、いささか暗澹たる気持ちになりましたねぇ(涙)。

今回のお店は大手メーカーさんのお酒しかなかった上に、純米酒っていう選択肢もなかったもんだから、とりあえずそれっぽい商品を飲んでおきました(笑)。別のチェーンの駒ケ根店では、そのお店独自の裁量があるみたいで、信濃鶴もとってもかわいがってもらってたりするんですけど、チェーン店によってそれぞれってことなんでしょうね。

その後、みんなで越百に流れ、そして、私だけが居残りとなりました。なんでかって言うと、横浜の鶴チューS君が来駒してたからです(汗)。既に友人2人と一緒にカウンターで飲んでいて、越百はいつものS君がいる風景になってましたね。またまた、そんな季節になったんですねぇ・・・。

私はそれまでに既にある程度飲んでたわけですから、当然おねむの時間になってきて、いつのまにかカウンターに突っ伏して寝落ち(汗)。どうやら、寝ている姿はネットで生放送されてたみたいですが、最近つむじが薄くなってきたのであまり写してもらいたくないアングルなんですけど、まぁ、これもいつもの越百の風景でしょう(笑)。

ふと目覚めると、もう深夜も過ぎて朝が近いような時間じゃないですか(汗)。知らない間に、バーArikaのアキラ君も遊びに来ていて、そこから今度は世界最高賞を受賞したマルスウイスキーの話で盛り上がりました。なにせ、彼がそのウイスキーを持ち込んで(?)きてましたから、実物を飲みながらウンチク話に花が咲きましたね。

私はいじられキャラなのか、何をしても怒らない度量の大きな人間と思われているのか、寝ている間にそこらじゅうに落書きされるんです(汗)。ヒドイことに、この夜は爪を真っ黒に塗られていて、洗っても落ちないんですよね。翌日、蔵の若手に「専務、どこかで指でもはさんだんですか?爪が黒くなってますよ」とか言われる始末・・・(笑)。

こんな生活を続けてちゃ寿命が縮まっちゃいますから、今度からは寝落ちる前に帰って来なくっちゃなりません。2軒の居酒屋に10時間くらいいたことになって、実に不健康ですが、なんともいろんな人に会えた一夜ではありました。


□□□ マルスウイスキー美味かったなぁ □□□
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ご注文

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商品アイテムの少なさは天下一品の信濃鶴(笑)。純米と特別純米と純米大吟醸しかありませんが、容量の違いもあるし、観光地用のレッテルなんかもありますから、商品が3つしかないっていうわけじゃありません。でも、今となっては、これだけのアイテム数だけだって結構大変だと思うくらいになっちゃいましたね。

商品にバラエティがあるのは、選択肢が増えるっていうことに関してはとてもいいことですよね。自社の商品内だけでいろいろと選んでいただけるわけですし、お客様にとっても利点があるはずです。セットものなんかで贈答品を作ろうとした時なんかは、お酒の種類も値段も幅のある組み合わせが可能ですしね。

信濃鶴としては、一点集中による酒質レベルの安定やら、レッテル等の在庫負担の軽減やら、配送効率のアップやらを考えて、あれもこれもありますよっていう戦略から、これしかありませんっていう開き直りに路線変更してきました(笑)。ま、これはこれで、お客様から見て分かり易いお酒にはなったかもしれませんね。

商品アイテムがひとつ増えるっていうことは、実は大変なことです。例えば新たに信濃鶴を美山錦じゃなくって雄町っていう酒米で造ろうとすると、造りの時点から別系統で仕込をしなくっちゃなりませんし、できたお酒の貯蔵や濾過や火入といった作業も別で、商品に貼るレッテルを新しいデザインで作って、倉庫の中でも他と区別して置いとかなくっちゃなりません。

一般的なお蔵さんでも、普通酒に本醸造に純米に大吟醸にといくつか種類があって、中には特殊な米で作った商品もあって、容量の違いがあって、生酒があって、おり酒もあってっていうのが大体の商品構成です。今の私から考えると、本当に大変だろうなぁってため息が出ちゃうくらいの気分になるんですけどね(汗)。

そもそも、それだけの造り分けの時点で、杜氏さん達は相当にご苦労なさっておられると思います。違った米を使ったんだから違った味にはなるんでしょうけど、それが毎年っていうことになると、その違いをある程度の幅に収めながらも例年の味に仕上げるっていうのは、確かな技術と安定した作業が要求されるはずですからね。

信濃鶴なんてヘッポコ杜氏が造っているわけですから、「去年と味が違うじゃないか」なんて言われれば、「それは、美山錦の出来の違いでごぜーますダ」みたいに米のせいにしてます(笑)。でも、単一産地の単一品種を使い続けていると、その年のお米の出来不出来っていうのがある程度ハッキリと分かるようになってはきましたね。

・・・えっと、こういうことを言いたくて書き始めたんじゃなかった(汗)・・・商品アイテムの少ない鶴の中でも特殊な商品が『無濾過生原酒』っていうヤツなんですけど、そのご注文をいただく時期になってきました・・・っていう展開にしようと思ってたら、いつの間にかこんな記事になっちまいました(笑)。本論については、また明日。


□□□ 3位になりそう? □□□
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早咲き

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先日、伊那市でとあるイベントがあって、そこに伊那酒造協会として出席した後にちょっくらみんなで一杯ひっかけて帰ってきました。ほど良い時間に切り上げて、伊那市駅からJRに乗ったんですけど、構内には『花まつり』の垂れ幕がたくさんかかっていましたよ。桜の季節の一定期間がお祭りってことになってるんでしょうね。

昨日も書きましたが、外飲みの機会がこの2週間でいきなり増えたものの、そんなにバカ飲みはできなくなってきてるって言うか、歳相応で仕方ないっていうか、昔から比べると節度ある大人飲みになっていて(笑)、ほろ酔いのご機嫌気分で写真を撮ってきましたが、実は桜の名所は今大変みたいなんですよね。

東京の桜は既に見頃を過ぎてるくらいなんでしょうし、とにかく日本全国で桜は例年より2週間も早くに咲き始めちゃっているじゃないですか。何にも準備できないうちに満開になって、お客さんを迎えてお金を落としてもらおうと画策している桜の名所では、準備に大慌てになっているみたいです。

伊那市と言えば、天下一と評される高遠の桜が超有名。ピーク時には伊那の高速道路のインターから、伊那の中心部から、その近郊に至るまで観光バスや県外ナンバーの車で大渋滞になります。かつては、地元民が裏道として使っていた峠道にも観光バスが入り込んできて、もうどこからアクセスしても簡単にはたどり着けないんじゃないですかね(汗)。

この桜の期間の観光収入は、高遠の皆さんにとってはとても大きいものがあるんだそうです。料飲関係も、お土産物屋さんも、この短期間が一年のうちの勝負時っていうくらいらしいんですよね。桜の咲く高遠城址公園の周りの田んぼは、お米を作るより桜の時期に駐車場として貸した方が収入が上がるなんて聞いたこともあります。

その高遠の桜の開花宣言が出されたのが、確か3月31日だったんですよね。当然のように、観測史上最も早い開花宣言で、これには高遠の皆さんは泡を食ってるんじゃないですかね。時期がずれちゃうと売れるものも売れないし、そもそもお客さんを迎える準備すらできないかもしれません。遅咲きで期を逸するのと、どっちがいいんでしょうねぇ。

観光バスなんかは、大体の予想を立てて日程を設定するんでしょうけど、予想が外れて開花前に来ちゃうのと、逆に花が散ってから来るのとでは、後者の方が文句を言う人が多いんだそうな(笑)。少しでも花の名残りが残っていれば溜飲も下がるでしょうが、こんなに前倒しだと一体どうなることやら見当がつきませんね。

毎年開催している『伊那谷新酒まつり』も、伊那市の春日公園の桜の開花に合わせているんですけど、今年はかなりヤバいかもしれません(汗)。既に相当ピンクがかってきていましたが、「まだ提灯も用意できてないよ」なんて役員の某君が言ってました。今年は葉桜の中での宴会になるかもしれませんねぇ・・・。


□□□ 伊那谷新酒まつりは13日(土)開催予定です □□□
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激変

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つい2週間ほど前まで仕込でドタバタしてたなんて信じられないくらいに生活が変わっちゃってる岳志です(汗)。まぁ、毎年そんなもんなんですけど、ここまで変化率が大きいと、身体がついてかないっていうよりも頭がついていきませんね。なんだか、今年は特にその傾向が強いような気がしてるんですけどね。

コシキ倒しの翌週の日曜日に、東京の小売店さんの結婚披露宴に出席してから、怒涛のようにいろいろなイベントがあったような気がしてるんですけど、思い出そうとしてもそんなに頭に浮かびません(笑)。やっぱり、それまでの生活と違うっていうこと自体が、私をして何やら落ち着かない気持ちにさせているのかもしれませんね。

これほどの激変のひとつの要因は、全てを後回しにしてきているツケってことでしょうか。仕込期間はどんな予定が入っても、「それはちょっと出来ないんですよ」って押し通しちゃうんですけど、時期的に融通のきくものは「それは仕込が終わった後で」っていう、一種の言い逃れでその場を凌いじゃうことが多いんですよね(汗)。

となると、当然そのツケが仕込直後から私に襲いかかってくるわけで、来客にしてもイベントにしても飲み会にしても、妙に立てこんじゃうのがこの春先ってことになります。それがこれだけ忙しいってことは、それ以外のどうしてもっていう予定に関しては、社長や社員や女房に相当助けられているってことなんでしょうねぇ。

一番変わったのが、夜間の生活でしょうか。夜になったら何も仕事がないんですから、本当に気が楽・・・って言うよりも、もう何が苦しかったのかすら思い出せないくらいです(笑)。いつどんな風に仕事をしていたのかは身体が覚えてますが、どのくらいそれが大変だったのかは、のどもとを過ぎて熱さを忘れちゃってるんでしょうね。

それでも、まだ朝の寝ざめはいい方ですね。先日なんかは、朝方ふと目が覚めて時計を見ると4時過ぎだったんです。普通だったら「もうひと眠りしよう」なんて二度寝するところでしょうけど、前日の夜11時頃に布団に入ってましたから、「もう5時間も寝たんだから十分」だと、起き出してブログでも書こう・・・と思っただけでしたけどね(笑)。

もう一点変化があるとすれば、外飲みの機会が断然増えたってことです。これも、分かり切った結論ですが、この10日くらいの間に6日はどこかで飲んでましたよ(汗)。そのうちの5回は会社の仕事関係ですから、いかに冬の間はその点で楽ができてたかってことでしょうね。慌ただし過ぎて、どの飲み会もあまり酔えませんでした(笑)。

今の時点でとてもいいことは、こんなに飲み会があっても全然太ってこないっていうことです。まだ冬向きの身体で、消費効率がいいのかもしれません。もうちょっとして、だんだん夏用になってきて、晩酌にビールが加わるようになったりすると、こんなに細くても下っ腹がポッコリ出てくるんですよね、これが(汗)。


□□□ 残った入山煎餅を食べながら書いてます □□□
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マルスウイスキー

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このブログの読者でご存知の方は少ないかもしれませんが、この伊那谷で造られているマルスウイスキーが快挙を成し遂げました。イギリスで開催された『ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)』で『ワールド・ベスト・ブレンデッドモルト・ウイスキー』っていう賞を受賞したっていうんです。

洋酒の品評会については私は全く知らなかったんですけど、要するに、世界的なウイスキーのコンペティションで、世界一の称号をもらったってことです。いくつかある部門のうちのブレンデッドモルト・ウイスキー部門での最高賞ってことのようですが、他の部門のことはいざ知らず、とにかく世界一ってのは本当にスゲーことじゃないですか!

ちょっとだけご説明申し上げると、マルスウイスキーさんの工場があるのは駒ケ根市の隣の宮田村で、同じ敷地内でワインやビールの醸造もされています。親会社は、皆さんご存知の本坊酒造さんです。九州の大きな焼酎メーカーさんの、ウイスキー製造部門が伊那谷にあるっていう、かなり遠距離な親子関係ではありますね。『信州ファクトリー』っていうのが正式名称だと思います。

最初、本坊さんがウイスキーを造り始めた頃は、工場は山梨県にあったんだそうです。ところが時代の変遷と共に、山梨ではワインをたくさん造らなくっちゃならなくなって、他にウイスキーのための工場を探していて宮田村にたどり着いたんだとか。伊那谷の水や風土がウイスキーの製造に適していたっていうことなんでしょうね。

今回最高賞を受賞した『マルスモルテージ3プラス25』っていう商品も、最初は九州で造られて、山梨を経て、最終的に伊那谷で熟成されたものなんだそうです。九州と山梨で3年間、ここに来て25年間っていうことで『3プラス25』っていうような書き方になったんだって、昨年信州ファクトリーのお偉いさんに昇格したT君が教えてくれました。

先日、あるお客さんを工場まで見学にお連れしたんですけど、ちょうどその時にT君が出てきてくれて、そんな話を聞くことができました。やっぱり、受賞したっていうニュースが国内に流れたとたんに、市場からこの製品はあっと言う間に無くなったそうです(笑)。今、追加分をビン詰めしているようですが、奪い合いになるのは目に見えてますね(汗)。

全国の市場にどう流れるのかは知りませんが、若干数はこの信州ファクトリー内の売店にも並ぶなんて言ってましたから、どうしても手に入れたい方はその日を予め聞いておいてもいいかもしれません。教えてくれるかどうかは分かりませんけどね(笑)。ちなみにお値段は、700mlで15750円ってことのようです。

写真は売店に置かれていたダミーのビンですが、この日もお客の老紳士がこの商品がいつ発売されるのか聞いてましたから、やっぱり見る人は見てるんですね。実は、私はおなじみのバーArikaで既に一杯は頂いたんですけど、世界一になった商品は手に入れてみたい気持ちもあります。ウーン、もうちょっと小ビンにしてくれれば、買えそうな値段になるかもしれないんですけどねぇ(汗)。


□□□ ま、一杯で我慢しとくかな □□□
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出品

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4月2日は全国新酒鑑評会の出品の締切日。4日の午前中必着っていうことなんですけど、東広島市の酒類総合研究所までは長野県からは1日で着かないみたいで、2日間の余裕を持って出荷しなくっちゃなりませんでした。きれいに梱包して、行き先の伝票を貼って、ようやくこれで完全に手が離れたってことになりましたね。

天を仰いで、フゥっとひと息つきたいくらいの気分ですが、年度はじめってこともあって、なんやかんやと慌ただしく、そんなおセンチなことやってる余裕はありませんでした(汗)。それでも、ひとつの大きな仕事が完結したのは確かです。後は神様に祈るくらいしかできませんから、運を天に任せて気楽にいきましょう(笑)。

考えてみれば、新年が明けてからすぐに吟醸酒母の麹を洗いましたから、それから考えれば丸3ヶ月かかってここまで来ているわけで、たったひとつのコンテストのために大変な労力をかけたもんだと、今更ながらのように思いますね。毎年のことなんですから、それほどの感慨があるってわけじゃないんですけどね。

麹を造って、酒母を立てて、もろみを仕込んで、発酵が進んで、もろみを搾って、オリ引きして、火入れを行って、県の品評会があって、伊那谷の研究会をやって、自分でもいろいろと悩んで決めて、出品用のビンを洗って、レッテルを張って、それにお酒を詰めて、最後に箱詰めして、ようやくオサラバできるっていう流れです(汗)。

そこにどのくらいの価値を見出すかは各お蔵さんの考え方次第でしょうけど、多くの杜氏さん達が本当に苦労して頑張っておられる姿を見ると、私としても斜に構える気にはなれなくて、ダメだと分かっていてもいつも真剣勝負でやってますね。もしかしたら、マグレってこともあるかもしれませんしね(笑)。

でも、これでしばらく鑑評会からは解放されることになります。1審が4月の終わりで、2審が5月の初めになるのかな。結果の発表なんて5月の後半に入ってからでしょうから、その頃までは頭の中からは全く消えさってますね。忘れっぽい私の場合には特に、人から何か言われるまではこれっぽっちも思い出しません(笑)。

これまでは、なんかかんか鑑評会がらみのアクションを起こさなくっちゃならない日々だったわけですが、そんな日々ともお別れして、今度はこの酒造期に造った鶴をどうやって売るかばかりを考えることにしましょう。ま、鑑評会で金賞を取ったりすると、売れ行きが変わってきますから、そっちも考えないわけにもいかないんですけどね(汗)。

読者の皆さんならご承知の通り、今年の鶴はこれでも賞を取りにいってますから(笑)、少なくとも昨年や一昨年よりはいい成績を目指したいと思ってるんですよ。かと言って、金賞を取れるほどの自信はありませんから、目標は中庸に、『銀の鶴Tを作るためにも、入賞を目指しますっっっ!』ってあたりでどーっすか?


□□□ 写真はビン火入れの大吟を冷やしているところ □□□
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ローバー75

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先日、会社の休日に、あるお客さんが鶴を買いにお見えになりました。最初は日直の社員が出たようでしたが、時間指定の配達に行かなくっちゃっていうことで、交代して私が対応することに。お待たせしちゃいけないと、急いで事務所に向かって走り出したんですけど、そのお客さんが乗ってきたとおぼしき車を一瞥して、走るのを一瞬止めました。

「なんだぁ、S君かぁ」・・・会社の入り口には、よく見慣れた英国車『ローバー75』が止まってたんです。これは、横浜の鶴チューS君の愛車であって、そんな希少車で長生社に来るのなんてS君しかいるはずはありません。直接私のところに来ればいいのに、なんでそんな所に止めたのかちょっと不思議ではありましたが・・・。

ところが、その脇に立っている御仁はS君とは似ても似つかぬ容姿だし、目を凝らしてみれば車の色はなんだか違うし、ナンバーも異なっているのを確認するに至って、「ありゃ、S君じゃないや」と、再び慌てて走り出したんです(汗)。案の定、それはS君じゃなくって、埼玉からお越しの、私は初めてお目にかかるお客様でした。

信濃鶴を数本お買い求めいただいて、お帰りの間際に「いやー、私の友人もこれと同じ車に乗ってるんで、最初はそいつが来たかと思っちゃいましたよー」と話を振ると、「いえいえ、その彼に教えてもらって、この会社にお邪魔するようになったんですよ」と。「なんだー、○○○君のこと知ってんですかぁ」「あぁ、あの方○○○さんっておっしゃるんですか」と、何やらかみ合わない会話・・・(汗)。

お話を聞くと、S君のニコニコ生放送を、このローバー75のつながりで見るようになって、S君がしょっちゅう生放送しながら駒ケ根まで遊びに来て、信濃鶴っていうお酒を飲んで大騒ぎしているのを知って、自分も行ってみようと思われたんだとか(笑)。ちなみに、ニコ生でのS君のハンドルネームは別にあるもんだから、本名までは知らなかったってわけです。

初来駒の時に鶴をお買い求めいただいたんだけど、その味が気に入って、以後何度か蔵までお越しになっているんだそうです。この日も、「鶴を買うためだけに来ました」なんて、ドライブがてら長生社が目的で駒ケ根まで来てくれたみたいでした。後は埼玉にお帰りになるだけだっていうことで、すぐに会社を後にされたんですけどね。

この車に乗る人って、200キロくらいの道のりなら何とも思わないで買い物に行くっていうタイプの人が多いんですかね(汗)。S君だって、鶴を越百で飲むためだけに、毎週のように横浜から通ってくれてましたからねぇ(笑)。まぁ、こういう毛色のちょっと違った車のオーナーさんだったら、ドライブが趣味っていうのも分かりますけどね。

これで分かりました。ローバー75に乗るタイプの人は、信濃鶴のようなお酒が好きなんですよ。そして、気に入ったら数百キロの道のりでも買い物に来てくれるはずです。オーナーズクラブみたいな団体があれば、そこに売り込みをかけましょう。きっと、毎週のように週末はこの車で長生社の駐車場は一杯になるはずです(笑)。


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研究会

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全国新酒鑑評会への出品期日が迫ってきて、各お蔵さん方もどのお酒を出品するか悩みに悩んでおられる時期かもしれません。自信のあるお蔵さんもそうでないお蔵さんも、慎重に慎重に利き酒をして、間違いのない選択をしようとなさるでしょう。長生社みたいに、出品向けの大吟醸を1本しか立てないなんていう蔵は、そんなに悩むこたぁないんですけどね(笑)。

どうして皆さんそんなに神経質になるかっていうと、出品が1本しかできないからです。1本って言うとちょっと語弊があるかもしれませんが、1種類っていう意味ですよ。出品する時には、同じお酒が詰まった10本のビンを発送しますから、思い違いなさらないようにして下さいね(笑)。

ある程度大きなお蔵さんになれば、大吟醸クラスのお酒を数本仕込まれるでしょうから、出品の選択肢がいくつか出てきます。搾りの最初の方がいいのか中盤がいいのかでも分かれてきますし、どれかとどれかをブレンドするなんていうことになれば、造り得る組み合わせはいくらでもできちゃって、選ぶことなんて不可能になるかもしれません(汗)。

とは言え、杜氏さん達は毎年の経験から、大体の線を自分でお持ちになっているはずですから、迷宮に入り込むようなことにはなりません(笑)。私も最初の頃はどれを選べばいいのか、とてつもなく悩みましたね。ブレンドしたらもっと良くなるんじゃないかなんて思い始めると、選択肢が無限大になっちゃって、頭がクラクラしたもんです。

でもでも、そんな名杜氏さん達ですら、やっぱり悩むもんなんです。自分の中ではいくつかに候補が絞られたとしても、どれも甲乙付け難かったり、各々にいい点悪い点があったり、自分の意見と他人の意見が真っ向から食い違ったりすると、あーでもないこーでもないと堂々巡りになったりします。どれを出しても金賞が取れるような場合であっても、より良い選択をしたいと思うのは人間の心理なんじゃないですかね。

どんなコンテストにも言えることでしょうが、当落のボーダーライン上には同じようなレベルの競争相手がひしめき合ってるんですよね。そんな状況で、審査員のうちの誰か一人でもひとつ上の評価をしてくれれば合格っていうことだっていくらでも考えられるわけで、その紙一重のために私達の悩みはあるようなもんです(汗)。

そんな悩みを少しでも解消すべく、伊那谷の酒蔵が集まって、このブログにもよく登場するN先生をお招きした出品のための研究会が開かれました。やっぱり、大きな鑑評会での審査の経験が豊富な先生にみていただくことで、的確なアドバイスも得られますから、ギリギリのラインに信濃鶴がいたとしたら、運良くいい側に転ぶってことになる可能性も少しだけ上がるはずです(笑)。

N先生の毒舌でケチョンケチョンにこき落とされるお酒もありませんでしたし(笑)、利き酒した感じでも昨年よりはレベルが高いような気がしましたから、今年こそはこの伊那谷から金賞がいくつか出るかもしれません。そんな夢を語りながら、懇親会は自社の酒を持ち込んで大いに盛り上がりましたとさ。


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