専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

大みそか

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ついに、本年最後の日となりました。今年も、このブログを通じていろんな方と出会い、コメントを頂戴し、大いに励ましていただきました。毎日記事を書き続けるのはとても大変なことですが、それは苦痛ではなくって、いろんな方々との接点を日々磨く努力っていうような気持ちでいます。

信濃鶴の広告塔という本来の目的からはかなり逸脱して(笑)、日本酒のことを身近に感じてもらえるように、酒造メーカーの製造やら営業やらの内輪話をありのままに書いてきましたが、こんなブログでも多少のご支持がいただけているようで、読者の皆さんには感謝の言葉しかありません。

更には、どういうわけだか個人的な内容も多くなってきてしまって、社用のブログなんだか個人のブログなんだか、私自身分かってません(汗)。まぁ、とても信濃鶴オフィシャルブログなんていう状態でないことは明白ですから、今更どうしようもないってことで、皆さんにも温かい目で見守っていただきたいと願っております(笑)。

今年一年を振り返っての反省点は・・・多過ぎて書き切れませんね(汗)。このくらいの年齢になると何か大きな成長なんてこともなくて、そんなことはしょうがないとしても、たとえそれが反省点になったとしても「今年はオレはこれをやったぜ!」って胸を張って言えるようなことがひとつくらいは欲しいもんですよね。

一番心に残っていることと言えば・・・東北の震災の跡を見て回ったことだったでしょうか。鶴を扱ってくれていて被災された酒販店さんに会いに行きましたが、復興とはまだほど遠い現地の様子や、心の傷の癒えていない友人を目の当たりにして、ちょっとばっかり人生観の変わる程の衝撃を受けました。楽しい思い出っていうわけではありませんが、忘れることのできない経験になりましたね。

本命の長生社の成績は・・・相変わらずの体たらくで、皆さんにご報告できるようなことはありません(涙)。「ようやくうちの会社も伸びてきました」なんていうブログをお目にかけたいとは思ってるんですが、経済全体の動向や、酒造業界の動向のような大きな流れには、うちのような極小蔵はなかなか太刀打ちできませんねぇ。

まぁ、苦しいこと半分とは言え、楽しいことも半分の一年でした。あと一回寝たら、何もかも全てが新しい年になっているはずです。もしかしたら、信濃鶴が大きく羽ばたく年になるかもしれませんよっ(笑)。皆さんも、年末年始には美味しい日本酒を飲んで、いい新年をお迎えくださいね!!!


□□□ 一年間応援クリックありがとうございました! □□□
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師走の末

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さあ、今年もあと残りわずかとなりました。師走の蔵の中は、先生が走り回るっていうほど忙しくはなくて、何とか無事に年を越す準備ができそうです。年内中にやらなくっちゃならないことはほぼできたっていうところですね。例年に比べて少し余裕がある感じがしてますが、大した余裕じゃないこたぁ分かっとります(笑)。

この年末にきて、昨日ドカッと雪なんか降ったもんだから、今日はちょっとばっかし物干し場の雪かきをしなくっちゃなりませんでした。雪が降らないでも困るもんだから、降っていただいて大いに結構なんですけど、この押し迫った時期に、それも後半は雨に変わって重たくなったような雪と格闘するのは、余分な仕事が増えて、年末の気ぜわしさに拍車がかかるような気がしますね(汗)。

数日前にもここを雪かきしたんですけど、その時には気温が低くて足元がツルツル状態で、よっぽど気を付けていたのに大いにコケちゃって、持っていた雪かきシャベルで左手の小指を潰しちゃいました(涙)。まぁ、大したことはなかったんですけど、今回はもう一度同じことをやらないように細心の注意を払いましたよ。

一方、蔵の中では大掃除は大体終わって、今年最後のひと仕事で麹を造ってます。最盛期と違って単発で造ってますから、こちらもそれほど忙しくはありません。いつも、このくらい時間的、精神的に余裕を持って仕事できればいいんですけどねぇ。ただ、夜の作業はありますから、飲みに出るなんていう不埒な所業を試みるわけにはいきません(笑)。

年明けの仕込に使う酒母を今から準備しとかなくっちゃなりませんから、それ用の麹っていうわけですが、お正月前後の酒母をいつ立てるかっていうのは毎年悩むところです。年末ギリギリにするか、年が明けてすぐにするかって感じなんですけど、今年は大みそかに1本立てることにしました。

なにも大みそかに仕事を入れないでもっていう感じですが、ここでやっといた方が最終的には私が楽になるっていう算段です(笑)。お正月には、その酒母をじっくり面倒見ることにしてます。普段は麹ばっかりいじくってますから、それもまた楽しい勉強っていうところでしょうかね。

肝心のお酒の売り上げの方は、どうやら12月はあんまり芳しくなさそうですね(涙)。まぁ、毎年芳しくないんですけど、たまにはビックリするほど売れてくれる年だってあってもよさそうなんですけどねぇ。いつの日にか、年末に売るお酒が無くなって困ったなんていうブログを書いてみたいもんです(笑)。

泣いても笑っても、あと1日しか今年は残ってません。やり残したことがないかしっかりと振り返って、新しい年を迎えたいですね。ブログの方は、年末年始バージョンで、ちょっと手抜きをして短めにしとこうと思ってますが、もしかしたらお屠蘇気分でダラダラと書くかもしれません(笑)。


□□□ ポイント激減ですな(涙) □□□
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訂正文

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これまで、いく度となく過去のブログに関する訂正記事を書いてきました・・・つまり、今日もお詫びと訂正の懺悔記事になるってぇことですが・・・何回繰り返しても懲りない私の不甲斐なさ・・・この責任をとって、しばらくブログ界から身を引こうと思っている岳志です(ウソウソ)。

一昨日の記事の中で、もろみを搾った直後の硬い酒粕を夏までに軟らかくするのは酵母菌の働きだという内容の一文がありましたが、これに対して、厳しい読者の方から訂正のコメントをいただきました。厳しい読者って誰かっていうのは、ここではお名前はお出ししませんが、仮に『酒ひろし』さんとでもしておきましょうか(笑)。

------- ○ ------- ○ ------- ○ -------
板酒粕が柔らかくなるのは、酵母の働きではなく、麹の酵素力が残っているからです。板酒粕には白米が固形のままや、澱粉として溶け出したものが沢山残っていて、固く搾ると板状になるのですが、ある程度の温度で時間が経過すると、その澱粉が麹の酵素力でデキストリンやブドウ糖に替わるので柔らかく、甘味も増すことになります。最近は液化仕込など、米の澱粉を徹底的に酒に替える技術が発達していますが、そのようにしてできる板粕には澱粉質がほとんど残らないので、練り粕にはなりません。逆に、吟醸仕込などは澱粉をできるだけ溶かさないようにしているので、板粕には澱粉が多く残るため、練り粕はどろどろの液状になることがあります。もちろん酵母菌も生きていますから、新しい板粕が発酵する可能性はあります。
------- ○ ------- ○ ------- ○ -------

っていうことなんです。全文丸ごと掲載ですが、仮称『酒ひろし』さんのことですから、きっと許してくれるでしょう。つまり、酵母菌の働きがあったとしても、それはごく限られた範囲であって、大部分は残存している酵素の力だっていうことです。思い違いをなされた読者の方には、ここでもう一度知識の入れ替えをお願いしたいと思います。本当に、スイマセンでした。

言い訳をすれば、私もそうであることを理解してはいるんですが(ホントか?)、一般の方への説明として、分かり易さを追求して、ちょっと安易に酵母菌を引き合いに出してしまったっていうところです。酵素っていう言葉が出ると、それが何なのかちょっとした説明も加えなくっちゃなりませんしね(汗)。

もうひとつ、信濃鶴を全量純米化した年に、それ以前と比べてベラボーに夏の練り粕が軟らかくなったっていう経験があるんです。あれ以来、純米酒の酒粕は酵母菌の生存率が高いから酒粕が柔らかくなるんじゃないかっていう仮説が頭の中にあって、それで、ああいう説明をしてしまった部分もあります。アルコールを添加したもろみは、高濃度のアルコールによって酵母菌の死滅率は高いと考えられるんですよね。

不特定多数の方に読んでいただく媒体として、ウソを書いちゃい絶対にいけません。たとえ夜中に寝ぼけ眼で書いていたとしても、許されることじゃありません。しかし、そこをしっかりと見ていてくれるお目付け役がいてくれることは、本当にありがたいことです。今回の厳しい読者の方のように、皆さんにどんどんと叱っていただきたいと思っていますので、これからも拙ブログをよろしくお願いします!

こういう時の写真には何を使うか迷うんですけど、言い訳をさわやかに聞き流していただけるように、朝の爽快な中央アルプスの写真を使ってみました(笑)。実際に目の当たりにすると、もっともっと神々しいくらいの景色なんですけどねぇ・・・。


□□□ 酒ひろしさん、訂正文ありがとうございました! □□□
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原料委員会

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11月に入ってからの私の予定帳は、毎年毎年真っ白けです。来年の3月までそれが続いて、4月の後半になるとボツボツいろいろ入ってくるっていう感じになります。それだけ、酒造期間は何も入れないような、って言うか入れられないような忙しさになるわけで、最近はグーグル・カレンダーも開いたことないですね。

そのくらい徹底すると、各種の会合や行事をお断りするのもある意味で気が楽ですし、罪悪感に苛まれることもありません(笑)。この間に予定が入るなんて、私とすればよっぽどのことであって、相当にプライオリティが高いっていうことになります。酒造りを言い訳にして見て見ぬふりをして断ることもできるのに、それができないっていうくらい大切な予定っていうわけです。

写真は、私の机の横にかけてあるカレンダーですが、12月26日に、たったひとつだけ予定が書き込まれています。『原料委員会』って書いてありますね。これだけは、どーしても出ないわけにはいかない会議だったってことです。会社としては、販売も製造もなんやかんやと慌ただしい、本当に歳の暮れに入っていた予定なんですけどね(汗)。

なんでこんなに押し迫ってからと思われるでしょうが、こりゃ私の仕事に合わせてくれたからこんな日になったんであって、そうなったら余計に私が出席しないなんていうわけにはいきません(汗)。どうしても年内に委員会を開きたいんだけど、私の体が空く日はいつか聞いてくれて、この日に決まったんです。

この原料委員会っていうのは、長野県酒造組合の中で企画されているプロジェクトのうちのひとつで、私は今年の秋にその委員に任命されちゃってたんです。組合とすると、重要課題に取り組むためのプロジェクトですから、その位置付けは大きなものがあります。私の場合、別に能力を請われたっていうわけじゃなくって、単なる順番で回ってきただけなんですけどね(笑)。

名前からも分かるように、原料、すなわち酒米に関する諸課題に取り組むための委員会ですが、育種から始まって、買い付け、精米、売り込みと内容は多岐に渡って、新参者の私にはまだ全容がつかめませんね。日本酒需要の落ち込みに比して、組合事業も苦しい局面が露呈している状況ですから、一筋縄ではいかない案件が山積みってところです(汗)。

とにかく、県の組合事業となれば私も全力で取り組まなくっちゃなりません。委員会をサボるなんてぇわけにはいかなくて、かと言って会場の松本まで出向く時間なんか普段じゃ作れませんから、委員長さんに予定を聞いていただいて、こんなに申し訳ない日取りになったような次第で、他のメンバーの皆さんには感謝感謝でした。

今回は第1回目ですから、今後の活動の打ち合わせと、喫緊の課題への対応が主になりましたが、これからの進展が楽しみになるような委員会にしたいもんです。ここから長野清酒の明るい未来が開けたらいいんですけどね。そうしたら、私の名前も県の組合の歴史に刻まれることになるかもしれません(笑)。

この日は天気が良くて、久しぶりに松本までのドライブを楽しみました。こんな年末に、1時間以上も運転するなんて、私としたらとても珍しいことではあります。ただ、時節柄、中央道や長野道のトンネルに入る時には、例の崩落事故が頭をよぎって、ちょっとばっかしアクセルが吹かし気味になりましたけどね(汗)。


□□□ 懇親会には参加できませんでした(涙) □□□
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粕詰め

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世の中がクリスマスだお正月だと浮かれていても、蔵の中では年末ながらの作業が粛々と続けられています。そのうちのひとつが、酒粕詰めの作業です。酒粕の需要は基本的に年末までで、年が明けるとパッタリと出なくなりますから、この年内中が勝負です。作れば作るほど売れるっていうもんじゃありませんが、毎年多くのご用命をいただきますね。

「新酒は後でいいから、酒粕が早く欲しい」なんて、ちょっと心外な言われ方ではありますが(汗)、地元の酒販店さんとすると、それが偽らざる気持ちっていう部分もあって、お客さんの需要はそれなりにあるようです。スーパーなんかでも、年末には大量の酒粕が売られているようですね。

これは何度もこのブログでもご紹介する話ですが、年末に出る粕は『板粕』と言われて、その名前の通り板状の粕です。これは、お酒を搾る機械から取り出した粕が、元々その形をしているからです。写真の手前にビニールのかかった青い箱がありますが、そこに20センチ×50センチくらいの大きさの粕が積んであるのがお分かりでしょうかね。

これに対して、夏に漬物用として販売される粕は『練り粕』とか『踏み込み粕』と呼ばれて、板粕が更に発酵して半固体状になったものです。酒粕の中には酵母菌がウヨウヨと生きているわけですから、それが夏になるまでの数ヶ月間に、硬くてポロポロしていた酒粕をねっとりと軟らかく変化させるわけです。

板の形で売るわけですから、機械から取り出した大きな板粕を、小袋に入るくらいの大きさに切り分けて成型したものが商品になります。信濃鶴の場合には500グラム入りの袋になるんですけど、この袋詰め作業も結構面倒くさいんですよ。この時期だけ手伝いに来てくれるオジさんとオバさんが、丁寧に袋詰めしてくれています。

上の写真でも、小さく切られた板粕が積んでありますが、これをちょうど500グラムになるように詰めていきます。1枚の重さはまちまちになりますから、何枚か入れて、あとはちょうどになるように切れ端で調整します。外から見て見栄えのいいように、袋の表側には切れ端が出ないように小細工もしてます(笑)。

板のまま焼いてお食べになる方もいらっしゃいますが、基本的には汁物に溶かして使うことが多いですから、あまり形に気を使わなくてもいいんですけどね。お蔵さんによっては、全部ボロボロにしちゃって袋詰めしておられるところもありますね。その方が、断然作業効率はいいと思うんですけど、これまでずっとこれでやってきてますから変えるわけにもいきませんなぁ。

こういう姿も蔵の中の風物詩ですが、そんな風物詩を楽しんでいる余裕はこちらには全くありません(笑)。年が明けてからの仕込が順調に始められるように日々飛び回っていますが、ようやく何とかなりそうな目処がついて、ちょっとばっかしホッとしているところです。でもでも、気を抜かずに年末までいきまっせ!!!


□□□ ランキングも気を抜きません □□□
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イブ

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一昨日、昨日と『イブイブイブ』、『イブイブ』というブログタイトルを付けちゃったので、今日は仕方なく『イブ』ということにしてみましたが、書くべき内容は何もござーません(笑)。夏の間だったら、数日先を見越して記事を書いたりすることはよくありますけど、仕込の時期にそんな頭は働きません(汗)。

写真だけは、イブイブの日に娘の作ったケーキが撮ってありましたから、正にクリスマスの雰囲気ですが、後に続く文章なんて出てきませんなぁ。お酒だけはしっかりと飲んで、このケーキも食べたんだか食べなかったんだか、正直うろ覚えです。けど、見てくれだけはとても美味しそうにできてますね、このケーキ(笑)。

どうして大人になると甘い物を食べなくなるんでしょうか?子供の頃だったら、何をおいてもクリスマスケーキだけは食べたかったでしょうね。子供心には、それこそが聖なる夜のメインディッシュであって、食べた後は、一体いつサンタクロースがプレゼントを持って枕元までやってくるのか、夢見心地の一夜を過ごしたはずです。

嫌いじゃないんですよね、別に、甘い物が。たまには、強烈に甘いものが食べたくなる時だってありますしね。食べられないっていう程じゃないし、実際に食べれば美味しいと思うんですけど、自ら進んでケーキを食べようとまでは思わないっていう、この心理はどっから来ているのか、私としては昔から不思議に思っていることのうちのひとつなんですよね。

ケーキが美味しいなんて思うのは、子供の頃の強烈な大好き感をいまだに引きずっているだけで、本心ではほとんど欲していないのか?それとも、甘いっていうのは人間としては本能的に好ましい味覚であって、本質的には食べたいんだけど、大人が子供みたいな食べ物を喜んでいる姿を良しとしていないのか?

ほとんどの女性は甘いものがお好きでしょうし、和であれ洋であれ中であれ、ちゃんとしたコース料理なんかには最後にデザート的な甘いものが出てきますよね。そんなのを見れば、人間は甘いもの好きなんだろうとは思うんですけど、「そんじゃオレは普通の人間じゃないのか?」とも思えないんですよねぇ(笑)。

周りを見回せば、甘い物を口にしないタイプの男性は結構いるじゃないですか。私も、どちらかと言うとそちらに近いんですけど、今持っている私の結論とすれば、「オレは子供とは違うんだぞっ!」っていう妙な見栄っ張りからくる、『カッコつけ甘いもの嫌い』っていうのが私の本性じゃないかと・・・。

きっと、その気になって食べれば、どんなものだって美味しく感じるはずです。甘いものだって、辛いものだって、臭いものだって、それを喜んで食べる人はいるわけですからね。今度から甘いものが目の前に出てきたら、「ワーイ!」っていう童心に帰って、積極的にトライしてみるつもりです(笑)。


□□□ 年末モードでポイントが低いです □□□
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イブイブ

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鳥の丸焼きは、年に1回クリスマスの時だけに登場する料理です。クリスマスの時だけなんだけど、必ず女房が作ってくれる岳志家の定番メニューになってますね。どこから仕入れてくるのか知りませんが、丸ごと1匹買ってきて、オーブンで丸焼きにします。どんなふうに味付けしているのか分かりませんが、美味いんだな、これが。

爺ちゃん、婆ちゃん、父ちゃん、母ちゃん、娘の5人でいただきますが、結構これだけでお腹が膨れちゃうくらいのボリュームがあります。ですから、メインディッシュにはお金がかかってるはずですが、他はあまり用意しなくても何とかなるっていう、女房のしたたかな作戦が読んで取れます(笑)。

造りの間は毎日身体を動かしますから、とにかくたくさん食べないと持ちません。この日のおご馳走も貪るようにして食べましたが、いささか食べ過ぎたかもしれません(汗)。野菜はいくら食べてももたれるようなことはありませんが、肉類は普段あまり食べないせいか、次の日まで胃が重かったりするんですよね。

更に、今年の私の体調の変化が、何となく悪さをしているような気が・・・って書くと、「岳志の身体は次はどこがおかしくなったんだ?」ってな話になりますが、どこか壊れたっていうわけじゃなくて、なんとなく身体の反応が例年と違うっていう気がしてるんですよね。何に違和感を感じてるかって言うと、体重でんがな、体重(汗)。

身長が172センチくらいで、体重がMAX時でも59キロくらいなんだから、やせっぽち体型の岳志です。体重の増減もあんまりなくて、秋頃に最大になって、吟醸造りの頃に最低の55キロくらいまで落ちますが、高低差なんて4キロくらいのものです。このくらいの体重における4キロは大きいものがありますが、それでも、あんまり変化しないのが私の体重だったわけです。

ところがところが、今期の造りに入ってからっていうもの、体重の上下動が例年になく激しいんですよね(汗)。1日で1キロ近く上下してビックリさせられることもあるんです。丁寧に麹を造ろうとする場合、どうしても麹室での在室時間が長くなりますが、室温は高く設定されてますから大量に汗をかきます。そんな日が続くと、ガクッと体重が落ちます。

逆に、麹室の仕事がなくて体力的にも余裕があるような日に体重計に乗ると、ドーンと体重が戻っているんですよね。これまでだってそういう傾向は当然ありましたが、その振れ幅がこんなにも大きかったことはかつてないんです。ですから、こういう高カロリーそうな食事を大量に食べると、例年では考えられないようなリバウンド(?)がくるんじゃないかと心配です。

そんなの単なる思い過ごしなのか、それとも何か原因でもあるんですかねぇ・・・歳のせいでそういう体の代謝になってきたとか、最近よく飲んでいるポカリスエットに入っている糖分が何か悪い作用を及ぼしているとか、もしかしてもしかしたら、毎日乗っている体重計が壊れてるとか・・・(笑)。


□□□ 今日の体重計が楽しみです□□□
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イブイブイブ

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クリスマスだっていうのに、全く余裕のない蔵の中です(汗)。それでも、麹造りがないだけ夜の時間が自由になります。夜に自分で使える時間ができたっていうことは、いくら疲れていても、ふらふらと飲みに出てしまうのは人情ってぇもんでしょう。でも、まともに造りが始まってから、初めて飲みに出たんじゃないかなぁ。

この日は、クリスマスイブイブイブの土曜日。タイミングがいいことに、愛知からけろさんが来駒するとの事前情報もあって、こりゃぁ女房にも言い訳が立つし、飲みに出なさいと神様がおっしゃっているかのような巡り合わせ(笑)。もちろん、喜び勇んで越百の暖簾をくぐりました。

けろさんがなんで駒ケ根にいたのかって言うと、先日発売の鶴の無濾過生原酒を買うためだけにわざわざ来てくれたんですよ。何とも有り難いことじゃないですか。高速代やガソリン代のことを考えたら、発送しちゃえば全然安上がりのはずなのに、雪も残る中を蔵まで買いに来てくれました。

しかし、鶴を買い付けに来るって言うのは見かけだけの話で、その夜は駒ケ根に泊まって越百で飲むっていうのがお決まりになっていて、もしかしたら、けろさんの中ではそっちの方に重点が置かれているのかもしれません(笑)。越百でも、もう常連扱いですから、いつ来たって居場所があるってことはいいことですよね。

毎度のごとく、越百のカウンターは顔見知りばかりで、けろさんと話すよりもその他大勢とやり取りしている時間の方が長いくらいですが、そんな会話も一緒に楽しんでくれるのが彼の有り難いところです。これほど人畜無害な飲み仲間は、そうそういるもんじゃないと思うんですけどね(笑)。

写真は、けろさんがお土産に持ってきてくれたアナゴです。夜が更けて、越百の暖簾を下ろしてから内輪でご馳走になりましたが、これがまたウッメーのなんので、舌鼓を打ちながらかぶりついちゃいましたね。ウナギの白焼きみたいな感じなんだけど、もっと歯ごたえがいいんですよね。鶴の無濾過と一緒に、美味しい組み合わせを堪能させてもらいましたよ。でも、こんなにデカイもんなんですかねアナゴって(汗)。

その後は、やっぱりお決まりのArikaになだれ込んで、イブイブイブの夜を存分に楽しみました。久しぶりにたくさん飲んだので、たぶん最後の方はいつも通りに寝落ちてたと思うんですけど、ちゃんとお金は払ったんでしょうか(汗汗汗)。もし、出してないなら、次回来る時まで貸しといてくださいねー(笑)。


□□□ 年末年始はポイントが減ります □□□
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たなぼた

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こういうのをなんて言えばいいんでしょうか・・・『棚からぼた餅』かなぁ?私は何にもしてないのに、周りの人たちが動いてくれて、最終的に利を得たのは私っていう様な状況なんですよね。まぁ、きっかけはこのブログだから、私が完全にノータッチっていうわけでもないんですけどねぇ。

先日、私が書いた記事に酒ひろしさんがコメントを付けてくれたんです。長生社の蔵の中のヤブタが置いてある部屋の写真を見て、「ヤブタの手入れを良くされていること、蔵の柱や天井に全く汚れがないことに感心しました」って、お褒めいただいたんですよね。記事の内容とはあまり関係なくて、私とすれば恐縮するばかりだったんですけどね(汗)。

そして、そのコメントを見たZENさんが、「私が見た蔵の中で、最もキレイな所の一つが、富山にある清都酒造場さんでした」っていう、コメントにコメントするようなコメントを入れてくれました。この時点で、全くブログとは方向違いの話題になっていて、このブログの読者層の厚さを物語っているかのような様相を呈していました(笑)。

このブログのコメント欄で、読者のみなさんが全く独自の話題で盛り上がっていただいても、私は一向に構わないので、「ナルホドナルホド」と私も読ませていただいたんです。ただ、その清都酒造場さんのことは存じ上げなくて、「そういうお蔵さんが富山にあるんだなぁ」くらいにしか思ってなかったんですけどね。

普通だったらそこで打ち止めの話なんですけど、その3日後に私に荷物が届いたんです。見ると、岐阜市で信濃鶴を扱っていただいている酒販店のHさんからでした。見るからにお酒かワインかだってことは分かりましたが、明けてビックリ、ZENさんがコメントに書いてくれた清都酒造場さんのお酒だったんです(汗)。

「ブログに清都さんのことが書かれていたので、ささやかな陣中見舞として送ります」と書いてくれてありました。なんということか、私が全く意図しなかったところで話が始まって、それがそのお蔵さんに飛び火して、最終的にはその現物を私が手に入れるなんてことになって、なんだかキツネにつままれたような気分でしたよ(笑)。

早速いただいてみると、お味の方は非常にしっかりした感じで、丁寧に造ってあるっていうことが一発で分かるような酒質の、いいお酒でしたね。銘柄名は『勝駒(かちこま)』っていうそうで、私も以前に名前だけはうかがったことがあったと思います。ラベルにも蔵元の思いが込められた文章が書かれていて、私としては好印象の1本でした。

こういうのは、『棚からぼた餅』よりも・・・『わらしべ長者』・・・いや、違うなぁ(汗)。いずれにしても、コメント欄で勝手に話題が膨らんでいってくれたことが一番の要因ですから、これからはブログのコメントには記事内容とは全然関係のないことを大いに書いていただきたいと思っている次第です(笑)。Hさん、お気遣いいただきまして、本当にありがとうございました!!!


□□□ まっちーさんは沖縄旅行のことを書いてくれてます(笑) □□□
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麹終了

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年の瀬を迎えて、長生社の蔵の中もいろいろと慌ただしくなってきました。年末年始に仕込が途切れる時に合わせて、一度大掃除が入るのが毎年のやり方です。まだ通常の仕込は続いているものの、既に麹造りなんかは本日で年内分が終了しましたから、掃除に洗濯に消毒にと休んでいる間はありません。

例えば、年が明けて2週間後に仕込がスタートするとしても、その仕込に使用する酒母はそれ以前から造っておかなくっちゃなりません。一般的な酒母の場合には約2週間の生育期間が必要ですから、「エェーーー!元旦に仕込むのかよーーー?」ってなことになるわけですが、人間に合わせて酒造りをしているわけではありませんから、「やると言ったらやる」んです(笑)。

ま、実際には元日からってわけにもいきませんから、ちょっとズラすんですけど(笑)、今年の場合には大みそかに1本酒母を立てる計画です。「元旦と大した違いねーじゃん!」とは言え、初日の出を拝んで、初詣に行って、お屠蘇を飲むくらいの余裕はできるでしょう。最低限やらなくっちゃならないことはやらなくっちゃなりませんもんね。

・・・でも、考えてみると、それをやると大みそかに汲み掛けをやって、元旦に荒櫂になって、結局ひとりで大変なことになるんだなぁ・・・正月は蔵人も休みをとるし、なるべく仕事は少なくしておきたいよなぁ・・・もう一度考え直して、楽な予定に組み直そうかなぁ・・・って、「やると言ったらやる」んじゃないんかいな(笑)。

えっと、話がそれましたが(汗)、その酒母に使う麹の事を考えると、結局年内に麹造りは再開しなくっちゃならなくなって、それに間に合わせるためには、やっぱり慌ただしく大掃除に追いまくられる羽目になります。麹造りに必要なものを全部洗って掃除してってなると、相当な仕事になるんですよね。

今日も一日中そんなことばかりやってましたが、なんでこんなに余裕がないのか考えてみると、実は、昨年よりも仕込が途切れる期間が1週間ほど短いんですよ。だから、こんなにひっ迫しちゃうんですね。計画を立てる時には、案外そういう観点は抜けてますから、実際にその時になって慌てるっていうことになっちゃうんですな(汗)。

それでも、「やると言ったらやる」んですから(笑)、何が何でも間に合わせなくっちゃなりません。年末にちょっとは楽しようなんて思ってた私がバカでした(汗)。やっぱり、仕込期間中に余裕なんてできるわきゃないんですね。なんか、毎年同じようなこと書いてる気分になってきましたが、全く学習効果のない杜氏っていうのもあきまへんなぁ・・・。


□□□ ランキングはちょっとでも明るくいきましょう □□□
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厳寒

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ここんところ気候がかなり冷え込んできてますが、皆さんの地域ではいかがでしょうか?寒くなってくると朝起きるのがつらくなるなんて言いますが、蔵の生活をしていればそんなこたぁ言ってられません。本当に自分でも感心するくらい、毎朝よくひとりで起きられるもんだと思います。誰も褒めてくれませんから自画自賛してるんですけどね(笑)。

写真は、毎年登場する蔵の物干し場です。ちょっと朝早い時間なもんだから日が陰ってますが、日中には最高の日当たりになって、大きな布類でもどんどんと乾いてくれます。私はこの物干し場で、天気のいい日に、遠くを眺めながら、日向ぼっこ気分で洗濯物を干すのが好きなんですよねぇ・・・。

でも、今日のように寒いと困るのが、布がどんどんと凍っていっちゃうことです(汗)。適当に針金に引っ掛けると、その形のままで固まっちゃいますから、その後が大変です。小さな布なんかパッと広げられますが、写真の左側にあるような大きな布になると、きれいに広げるだけだってひと仕事ですから、そういうわけにもいきません。

その辺は腹をくくって干し始めますが、畳何枚分にもなるような大きさの布が、適当なまとまり加減で固まってるっていう状況をご想像下さい(笑)。ゴワゴワと広げにくくなってる上に、凍っているせいなのか針金の上をスルスルと滑り易くなって、ただでさえ広げにくいのに、形を整えるだけでも一苦労です(汗)。

とは言え、そんなことは毎年のことですし、やれるようにやるだけなんですけど、これほどまでに大きな布を干すなんていうことは、まず一般家庭じゃないでしょうから、同じように寒い地域にお住まいの皆さんでも、こういう苦労ができる人って少ないと思うんですよね。まぁ、やりたくてやってる苦労じゃないし、別に自慢話でもないんですけどね(笑)。

あと、最近の寒さで気をつけてることは、夜中に井戸やボイラー周りの配管が凍らないようにしていることですかね。夜中にマイナス5℃くらいになると、朝方にマイナス10℃以下の可能性が出てきます。その辺のラインを超えると、蔵全体が冷えてきて、屋内にあるいろいろも凍り出すんですよね、私の経験上。

水周りが凍っちゃうと、朝の仕込ができなくなりますから大変なことです。これまでに何回も泣きを見てますから、絶対にそういうことがないように夜中に2回くらいボイラーの空運転をしておきます。以前の杜氏はひと晩じゅう焚いてましたけど、それじゃあまりに不経済ですし、いくら寒くても数回で十分だと思いますね。

寒い蔵に夜中ひとりたたずむのも寂しいものがありますが、もうそろそろ年内中の仕込は完了します。お正月前後に少し間を空けて、来年の更に寒い時期が造りの最盛期になってきます。蔵で仕事をしている時には風邪なんてひかないんですけど、それでも年々弱体化してきている身体をどう使いこなすのか、今から思案しているところです(汗)。


□□□ うーん、2位になると1位が羨ましい(笑) □□□
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新パナシェ

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ようやくようやくようやくようやくようやく、あの男が動き出すみたいですね。もしかしたら、もうお店なんか開かないんじゃないかとまで思ってましたけど、今年仙台で初めて出会った時に言ってたことは嘘じゃなかったんですね。ついについについについに、あのパナシェが新規オープンの運びになったそうです。

ブログの更新がままならないもんだから、いったいbossが今何をしているのか、遠く駒ケ根からはうかがい知ることはできませんでした。きっと、相変わらず楽しい仲間とは一緒にいるだろうけど、新しいパナシェがどうなっているのかは全くの霧の中。漁師をやったり、うどん屋をやったり、ちょっとした飲み屋さんもやったみたいですが、本業はどーなってんのよーって感じでしたね。

忙しくても更新のないブログを覗くくらいはしてましたが、昨日えっちゃんがbossブログにオープンのことがアップしてあると教えてくれて、ようやく大体のことが分かりました。12月22日に開店だなんて、もうすぐじゃないですか(汗)。開店祝いが欲しけりゃ、もうちょっと早くに教えてほしいもんです(笑)。

去年のクリスマスから、ちょうど1年間の準備期間だったんですね。新しいお店には、彼の思いの丈がたっぷりと詰まってるんでしょうから、きっといいお店になると思います。料理にもお酒にもこだわって、ゆっくりとしたくつろぎの時間を提供したい。彼の言っている『飲み屋の達人』っていう言葉が何を言い表したいのか私にはまだ分かりませんが、一度新いパナシェに入ってみれば腑に落ちるんでしょう。

新しいお店の大体の姿は、ブログに写真がありますから何となく分かりました。私も、このカウンターに座ったような気持ちになってオープンをお祝いしたいと思いますけど、やっぱり本当にこのカウンターに座らなくっちゃ面白くありませんから、そのチャンスが来るのを一日千秋の思いで待つことにしましょう。

そう言えば、遠軽に一緒に行こうなんて言っている仙台のサンセールさんは、商売が順調過ぎてブログなんてかまってられないようだし、トーコ姉貴に至ってはブログ脱落組と化してますけど、また『おやじダンサーズwithトーコ』のブログも復活してほしいもんです。bossは「もう一回4位を目指してみよう」なんて書いてありましたが、たぶん無理無理(笑笑笑)。

とにかく、boss、おめでとーおめでとーおめでとー!!!新しいお店を出すなんて、とても大きな決断だと思うけど、その勇気が実を結ぶように祈ってます。しっかりと働けば、自然と体型もスリムにはなるだろうし、お互い歳なんだから、健康には十分に気をつけて頑張ってねー!!!


□□□ いつ遠軽に行けるかなぁ □□□
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初搾り

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ようやく、1号もろみが上槽(じょうそう:もろみを搾ること)をむかえました!!!毎年、この1号もろみが年末商品の『無濾過生原酒720ml』になるんですけど、その年の美山錦の傾向もつかめないうちの、一発勝負でのビン詰めになるもんだから、とにかくその出来には神経を使いますね(汗)。

もろみの経過から推測してビン詰めの予定を立てて、そこにある程度合わせて発酵を誘導していくんですけど、相手は生き物ですから、当然思ったように事は運ぶわきゃありません(汗)。普通のもろみだったらそんなこと考えないで、適正と思われる状態になったら上槽するんですけど、年末の無濾過は搾った直後にビン詰めをするっていう決まり(?)になってるもんだから、あんまりズラしちゃうわけにもいかないんですよね。

ヤキモキさせられながらも、今年は上手いこと軟着陸に成功しました。日本酒度やアルコール度数など、ほぼこちらの目標通りの数字に収めることができましたし、当初の予定通りの日にビン詰めすることができました。ま、そんなのは、勝手にもろみの方でそうなってくれただけで、私の腕がいいとかいう話じゃありませんけどね(汗)。

写真は、1号もろみからできたお酒が流れ出始めた、正にその瞬間です。最初の最初だもんだから、ヤブタの濾過布の目が詰まっていなくて、かなり白濁したお酒が出てくるんですけど、しばらくすると透明になってきます。いい香りも漂ってきて、はやる気持ちを抑えて、とりあえずお味見をしてみると・・・いい感じ、いい感じ(笑)。

分析した成分の値が目標通りだなんて言っても、最終的には飲んで美味しくなくっちゃなりませんから、最初のひと口で合格だと思えるかどうかは重要なポイントです。あまり贔屓目に見ないように意識はしているつもりですが、どうやったって自分の子供は可愛いわけですから、まず間違いなく「ヨシヨシ」と思うんですけどね(笑)。

量的には大したことありませんけど、おかげ様で信濃鶴も日本中に飛び立っていってくれますから、今年の出来を占うしょっぱなの新酒の評判が悪くっちゃ困ります。無濾過の場合には追加の発注っていうのはありませんが、また鶴を買っていただける品質を維持しなくっちゃなりません。その点、地元だけで売っていた時とは違った緊張感はありますね。

それでも、ホッとしました。造りの責任は全て私にあるわけで、意図しないような出来になってたらどうしようとビビっている自分もどこかにいますからね(汗)。これまでの経験上、そんなことは滅多にあるわけじゃありませんけど、今期の初搾りっていうのはそういう重みがあるのかもしれません。

ビン詰めも予定の本数ができて、あとは皆さんに買っていただくだけです(笑)。全てがすぐに出荷とはならないかもしれませんが、準備ができ次第速やかに飛び立っていくはずです。とりあえず、「クリスマスには間に合わせます」っていう約束は果たせましたし、今晩は枕を高くして眠れそうです。


□□□ ブログアップするのが遅れました(汗) □□□
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選挙

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時事ネタは書かないことにしている拙ブログですが、まぁ日本中が国政選挙で大騒ぎでしたから、時流に乗るためには何か記事にしとかなくっちゃなりません(笑)。選挙カーが来ると、蔵の中では拡声機の音が妙な具合に反響するもんだから、どこかで誰かに呼ばれているような気がしてハッとするんですが、そんな落ち着かなさとはおさらばですけどね。

蔵の仕事でテンヤワンヤなのは日曜日も同じことで、日中に投票に行くなんていうことはできなくて、仕事が終わって家への帰り道で寄ろうと思ってたんです。ちょうど道すがらに投票所があるもんだから都合がいいんです。ところが、いつものように、車で淡々とその前を通り過ぎて家まで帰っちゃったんですよね(汗)。

「お帰りなさい!投票ちゃんとしてきた?」っていう女房の言葉に、「しまったっっっ!!!」と思っても時既に遅し(涙)。どーせ忘れるだろうと思っていたらしく、女房は驚く様子もなく、「じゃ、早く行って来なさいよ!」とうすら笑いを浮かべてました。選挙権を放棄するつもりは毛頭ありませんが、その程度の関心度じゃイカンですよね(汗)。

投票時間も残り1時間を切ったような時間でしたが、それなりに有権者の方が会場にいて、今回の選挙は投票率が高いかもなんて思ったんですが、そんなこともなかったみたいですね。自分の生活と政治がどこか乖離してしまっていて、選挙に対する個人の責任感が持ちづらい時代になっているのかもしれません。

酒造業界とすれば、古くからの業界っていうこともあって、昔からの与党とは付き合いが深いみたいですが、歴史の浅い与党になってからは、献金なり陳情なりの持って行き場がなくなっちゃって苦労した部分もあったようです。癒着の構造はいけないでしょうが、自分達から政治に働きかけができる手立ては必要だと思うんですけどね。

まぁ、終わってみれば一党の大勝利ってことでしたが、私としてはちょっと意外な結果でしたね。これほどまでに前与党への回帰願望が強かったんですかねぇ?それとも、行き場のない票が単に集まっただけなのか?はたまた、選挙のシステム的に、政党が乱立するとこんなことになるのか?いずれにしても、ちょっといびつな印象はぬぐえない気がしますけどね。

ここまでの大勝利と大敗北がハッキリ並んで見られる選挙もあんまりないような気がします。NHKの開票速報を見始めたとたんに、どの党が過半数をとりそうで、この党は勢力を何分の一程度に減らして、あの党はこれくらいの議席が見込めるなんていうのが、あっと言う間に出てきちゃって、後は予測結果の追認程度の意味しかなくなっちゃいましたもんね。

統計理論から言っても、ある程度の数の出口調査をすれば、ほぼ間違い精度で当落なんて判定できるんですよね。それでも、開票率0%なのに当選確実が出ちゃうってどーよって感じですが、それほどまでに優劣がハッキリしてたのかもしれません。私は、それ以降の放送を見ることなく、ゆっくりとコタツで眠りに落ちましたとさ(笑)。


□□□ いい写真がありませんでした(笑) □□□
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1枚目

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これは、例の、アクセスカウンターが777777になった時に、うれしくてうれしくて撮った写真です(笑)。もうこの時は今しかないってんで、娘の七五三の時と同じ気分で写しまくりましたね。ハッキリと分かる物が1枚だけありゃ良かったんですけど、なかなかベストショットが撮れなくて、何回もやり直したものがスマホに残ってました。

そもそもが、液晶ディスプレーなんて撮り難い被写体ではあるんでしょうけど、どうしても祈念の1枚が欲しかったもんだから、気に入ったものができるまで粘ったんですよね。構図が気に食わなかったり、画面上の筋が入ったり、光が写り込んじゃったりして、偶然でもいいから何とかならんもんかと、シャッターだけ押してた向きもあります(汗)。

それとよく似た状況はいくらでもあって、ブログに載せて皆さんに見てもらうのに恥ずかしくないような写真を目指すんですけど、一度迷いだすと、何枚も撮ってみても結局は気に入ったものができなかったっていう経験の方が圧倒的に多いのは私だけでしょうか?まぁ、私の撮る写真ですから、どれをとってみても似たか寄ったかの出来ではあるんですけどね(汗)。

そして、そういう場合の多くは、1枚目が一番いいんですよね、これが(笑)。あれやこれや考えて構図を変えてみたりしても、何て言えばいいのか、写真に残そうと思ったその気持ちが最もよく表れているのが1枚目のような気がするんですよね。いつもそうだとは言い切れませんけどね。

とてもきれいな景色を撮ったとして、一番その美しさを、その時の感動と共に表しているのが1枚目ってことです。きっと、「もうちょっと何とかしてやろう」なんて思い始めた時点で、素直な感動がどこかへ隠れちゃうんでしょう。もし、そういう気持ちが現れるとしたら、カメラって案外怖い機械なのかもしれません。

ですから、私はカメラに同じような写真がいくつも残っているような場合には、最終的に1枚目を採用することが多いですね。だったら、苦労して撮り続ける必要なんてないんですけど、もしかしたらっていうことも考えて、その時は知らないうちにパチパチやってるんだと思います。1枚目がいいなんていうことは、後になって判断することですしね。

きっと、カメラの勉強をして少し心得ができてくると、何枚か撮るうちに少しずついいものに近づくセンスが出てくるんでしょうけど、そういう状況にもありませんから、私の感性はこれからもそうそう磨かれることは無いでしょう(汗)。こんなこと書いときながら、この時に採用したベストショットは1枚目じゃなかったんですけど(笑)。


□□□ ついに定位置の2位に戻りました □□□
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ヤブタ(補足の補足)

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いやー、失敗失敗失敗失敗。昨日の記事を書きながら、私としては「もう誤解は招かねだろー」とか思ってたんですけど、今度は物の見事にkidaさんがハマってくれました(汗汗汗)。やっぱり、皆さんに読んでいただくものは、もっともっと分かり易く丁寧に書かなくっちゃなりませんね。本日のブログは、お詫びと謝罪と訂正の懺悔ブログ・パート2です(笑笑笑)。

さて、この第1段落目の文章は昨日とほぼ同じ内容ですから、どーぞ見比べてやってください(笑)。やっぱり、こちらとして分かり切ったことでも、そこまで現場の知識がない読者にとっては、想像を膨らませて読んでいただいている部分が、私が考えてるよりずっとずっと大きいんだってことを改めて認識させてもらいましたよ。

どーゆーことかって言うと、kidaさんは私が記事の中で「ヤブタを組み立てる」っていうような表現をしたもんだから、本当にゼロからこの場所に組み立てるもんだと思っちゃったんですよね。これも、私の説明不足って言うか、当然分かってくれているもんだっていう思い込みから、kidaさんに事実と異なった想像をさせてしまったわけです(汗)。

まぁ、今回の場合には、一度蔵にお越しになった時に別のところでヤブタを見たっていう、kidaさんの思い込みも作用したわけですが、きっと頭の中で私の言っていることに違和感を覚えながらも、そこを何とか補うべく、想像の翼を広げていろいろと考えながら読んでいただいてたんだと思います(笑)。

改めて、もうちょっと説明を加えると、このヤブタの機械自体はこの場所に備え付けの物で、1年中この冷蔵庫の中に鎮座しているんです。この青い色の枠の部分なんか、どえらく太いH鋼で組まれていますから、こんなものを分解して持ち出すなんていうことはできないんですよね。地面のコンクリートにもしっかりとアンカーされていて、地震がきたって動いたりしないでしょう。

私が「ヤブタを組み立てる」と表現したのは、この青色のH鋼でできた枠の中に、写真にある薄い圧搾板を吊るしていく作業のことだったんですよね。このヤブタの構造についてはまた稿を改めるとして、この薄い板はアルミ製でどえらく重いもんだから、最低でも2人がかりで仕事をしないと吊るしていくことはできません。

具体的には、70枚ほどある圧搾板を1枚ずつ全部洗って、それにもろみを濾過してお酒と酒粕を分離する役割を果たす白い濾布をかぶせて、その濾布を固定させるための留め具を打ち込んで、この青いH鋼の枠に吊るして、各種のホースをつなぐっていう流れになるんです。まぁ、私達の頭の中では、これを「ヤブタを組み立てる」って表現しているわけです。

こう考えてくると、安易にダラダラと下手な文章を書きなぐって皆さんに読んで頂いてちゃイカンのですよねぇ(汗)。きっと、これまでだって大いなる誤解をさせているんだろうし、意味不明の内容だってあったはずです。そう言えば、ブログを始めた頃は、そういうことにとても気をつけてたような気がします。でも、また何かあったらコメントして下さいね。それに対応すれば、1日分のネタを考えずに済みますもんね(笑)。


□□□ kidaさん、お分かりいただけましたか? □□□
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ヤブタ(補足)

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いやー、失敗失敗。昨日の記事を書きながら、私も「ちょっと誤解を招くかなー」とか思ってたんですけど、物の見事にまっちーさんがハマってくれました(汗)。やっぱり、皆さんに読んでいただくものは、分かり易く丁寧に書かなくっちゃなりませんね。本日のブログは、お詫びと謝罪と訂正の懺悔ブログです(笑)。

昨日の記事の中で、酒母のタンクがあるうちはヤブタを組み立てられない旨の説明をしたんですけど、まっちーさんが、「そんじゃ、また酒母を立てる時には、ヤブタはもう一度バラすんかいな?ホンマ、面倒臭いことしはるんでんなぁ」という、北海道民とは思えない疑問のコメントを入れてくれました(ウソウソ)。

これは、完全に私の説明不足で、長生社ならではの事情って言うか、仕込の工夫をお伝えしていないと、確かにまっちーさんみたいに思われる方も多いでしょうね。この件に関しては、昔々に記事にしたこともあったかもしれませんが、過去に書いたことは全部読者の皆さんが覚えているはずだっていう、勝手な思い込みが私にあったってことでしょう(汗)。

写真でもお分かりのように、ヤブタが置いてあるこの部屋って妙にきれいじゃないですか。大正9年に建てられた蔵の中とは思えませんよね(笑)。これは、蔵の中の一区画を囲って冷蔵庫にしてあって、その中にヤブタがあるっていう図なんです。ですから、確かに蔵の中ではあるんですけど、かなり新しい雰囲気なんですよね。

なぜそうなっているかって言うと、昔と違って現在では酒造り期間がかなり長期化していて、かつては3月の前半にはお酒を全部搾り終わっていたものが、今では下手をすると5月の連休くらいまで搾っていることもあるようになりました。これは、通年雇用の社員による酒造りにシフトしてきている、多くのお蔵さんにも共通の傾向かもしれません。

そうなると、かなり温かい時期までヤブタが稼働することになって、そんな気温になるとヤブタ周りがカビだらけになってきちゃうんです。そこで、造りの長期化に伴って、お酒の品質維持のためにも、ヤブタくらいは冷蔵庫の中に入れておかなくっちゃならなくなって、その周りを囲って冷蔵庫にしたような次第です。

ところが、この冷蔵庫は思わぬ恩恵がいくつかあって、ヤブタを使っていない夏の時期には酒粕やビン詰め商品の貯蔵庫として、そして造りが始まった直後のまだ温かい時期には、酒母を立てるための酒母室として使うことができるんです。まぁ、そういうことを見越しての設備投資ではあったんですけどね。

っていうことで、造りの期間の最初だけ、まだ気温が高くて温度の管理がうまくいかない時期だけ、この冷蔵庫の中で酒母を育成してるんです。ですから、ヤブタを組み立て始めるようになる前に、酒母は本来の酒母室で立てるようになっていて、以降はこの冷蔵庫はヤブタ専用にできるっていうわけなんです・・・こんなことでも、説明しようとするとこれだけの文章が必要になるんだから、人に理解してもらうってこたぁ大変なことですよねぇ・・・。


□□□ まっちーさん、お分かりいただけましたか? □□□
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ヤブタ

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もろみの記事は書きましたが、もろみばかりが完成してもお酒にすることはできません。そのもろみを搾って、酒粕と分離することができて初めてお酒として取り出せるわけで、そのための機械を組み立ててなければ、もろみはもろみのままであって、いつまで経っても清酒にはなってくれないんです。

酒税法では『清酒』の定義として、『米、米こうじ、水を原料として発酵させてこしたもの』と定められていますから、とにかく発酵したままの状態、つまり『もろみ』はどんなに待っても『清酒』にはならずに、いくらどぶろくとかにごり酒とか名前をつけても、酒税法上『清酒』とは認められません。

市場には『もろみ』に近い状態の商品がいくらでもあるんですけど、それらも必ずどこかで『こす』っていう作業が入れてあって、しかる後に『清酒』となっているはずです。『こす』っていう表現が曖昧なんですけど、完全にお酒が清透になるほどの緻密なものから、ザルのようなものを通しただけの粗いものまで様々あるってことです。

まぁまぁ、そんな硬い話は置いといて、ごく一般的なお蔵さんにあるタイプの搾り機が長生社にもあります。これまでも記事にしたことはありますが、うちのは『ヤブタ』と呼ばれるタイプのものです。これは、製造しているメーカーさんが『薮田』さんだもんだから、そう呼ばれているだけなんですけどね(笑)。

他のお蔵さんとはチト事情が違って、うちのヤブタは搾りが始まる直前にならないと組み上がりません(汗)。どういう事情かって言うと、ヤブタが置いてある冷蔵庫の中で最初の何本かの酒母を立てるので、その酒母が使用されて冷蔵庫の中から無くならないと、ヤブタの洗浄やら組み立てが始められないってことなんです。

ちなみに酒母っていうのは、もろみが発酵する種みたいなもので、元気な酵母菌をたくさん培養した原液と言ってもいいようなものです。酒母の製造には、酵母の純度を確保するために細心の注意が払われますから、それがある間は周りであれやこれや作業をするわけにはいかないんですよね。

ですから、もろみを搾る直前には、他の仕事は差し置いても突貫工事で準備をしなくっちゃならなくなります。毎年のこととは言え、この辺の成り行きも最初のもろみをしぼるまではハラハラドキドキ見守っているわけで、その緊張感たるや、そんじょそこらの三流アクション映画の比ではありません(笑)。

信濃鶴を醸す蔵人達の頑張りはさすがのもので、この数日で相当作業がはかどって、最終形に近い形まで組み立てることができました。これで、私のヤキモキ度も下火になって、なんとか先が見える状況になってきましたね。第1号もろみの上槽(じょうそう:もろみを搾ること)まで、秒読み段階に入ってきましたよ。


□□□ そろそろ飲み助さん復活かな □□□
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1号もろみ(その後)

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うまく撮れねー(汗汗汗)。もろみの様子と、味見に使うひと口サイズの柄杓を一度に写そうと思うんだけど、フラッシュをたけば柄杓が光っちゃうし、柄杓にピントを合わせると後ろのタンクの中がブラックホールみたいになっちゃうし・・・どっちにしろ、薄暗い蔵の中ですから、スマホのカメラの性能じゃ無理なんでしょうけどね。

とにかく、これはさっき私が味を見てきたもろみであることに間違いはありません(笑)。蔵の中にたくさん並んだタンクには、仕込をした順番でもろみが入っているわけですから、若い方のもろみからちょっとずつすくって味を見ていくと、仕込後の経過日数順にもろみの味がグラデーションになっていることが分かります。

最初のうちはほんのり甘い味が、日数が経つに従ってアルコールが出て来て、ひと言で言えば辛くなっていきます。吟醸なんかのもろみでは、甘さが最後まで残っているようなものがいいなんて言われますが、残り過ぎててもいけないわけで、糖化と発酵のバランスをいかにとるのかがもろみ管理の要点になります。

最終的には、お酒と酒粕が混ざった味になるわけですが(笑)、もろみの味だけから出来上がりの清酒の味はなかなか推測しがたいものがあります。やっぱり、搾ってみてからが最終的な評価になりますね。そこで、思わぬ雑実が出てきたり、気になっていた香りが抜けていたりと、変身する場合だっていくらでもありますよ。

とは言え、安全に発酵が進んでいるか、発酵の進捗度合いはどうか、搾る時期をいつにしたらいいか等々の判断指標として、もろみの味が重要であることは間違いありません。ほんの少しだけ口に含んで味の判断をします。まぁ、私の舌なんて完全に凡人のそれで、神がかり的な利き酒能力なんて全くござーませんから、普通に味見をするだけです(笑)。

そんな私の見立てですが、1号もろみはまずまずいい線に落ち着きそうな感じかな。とにかく、1号と2号の仕込が年末の無濾過生原酒になりますから、新酒の出来具合を占う意味でも重要ですし、もうご注文もたくさんいただいちゃってますから、今さら失敗だとは口が裂けても言えない状況です(笑)。

発酵も最終盤になってますから、もう少し頑張って美味しいお酒になってもらいたいですね。私も、ビン詰めの予定とにらめっこしながら、あと数日ヤキモキとした日々を過ごすことになります(汗)。でも、ここまでくりゃ酵母菌のやりたいようにやらせるだけですから、ケセラセラで放っておくだけなんですけどね(笑)。


□□□ ピンボケ写真で申し訳ございません □□□
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毎日毎日

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例えば、あるもろみの様子を毎日追っていけばブログのシリーズ記事になるんじゃないかとか、日々の作業の様子を日記的に書けばネタ探しはいらないんじゃないかとか、仕込の手順をひとつずつ紹介すればいいんじゃないかとか・・・私もこれまでずいぶんと悩んで考えてきたもんです。

いやー、こんな書き出し、ネタ詰まりの時の誤魔化しブログの何物でもないんですけど、とりあえず行き詰まったんで、こんな感じで始めてみました(笑)。蔵の中に行けば、いくらでもネタは転がってるって分かってんですけど、仕事がひと段落しちゃうと、なかなか改めて長靴に履き替えるのが億劫になっちゃいますね(汗)。

きっと読者の皆さんの中には、上で書いたような内容を望んでおられる方もいらっしゃるでしょう。日々刻々と変わるもろみの様子とか、どんな作業を毎日しているかとか、仕込ってどんなふうに進んでいくのかとか、外からの眼で眺めたら、とっても面白そうなことに見えるはずですもんね。

私も、日々の作業を日記風に書いたことが、ブログを始めた頃にあったんですよ。毎日記事を書いておいてから、その下に数行その日のことについて書いたりしたんです。やってみると、結局毎日同じこと書いてることに気がつくわけです(笑)。これじゃ、読んでる方も面白くなかろうと思ったんですよね。

つまり、蔵の中で実際に作業をしている私達にとって、やってることは毎日毎日同じことの繰り返しなんですよね。全く変化なんかないって言うと大ウソになりますが、お米を蒸して、麹の引き込みをやって、もろみの仕込をして、翌日蒸すお米の準備をして、夜は麹の面倒を見てっていう、目をつぶっていてもやれるようなルーチンワークの連続なわけです。

そういう中に身を置いていると、昨日と違う今日の作業っていうような区別があまり無くなってきて、それをシリーズ記事にしようなんて思わなくなっちゃうんですよね(汗)。読者あってのブログですから、ご要望があればそれに沿いたいのは山々なんですけど、とても書きづらいことになるっていうのがこれまでの経験なんです。

その辺の意識のズレを何とか吸収できる内容のシリーズ記事を考えていますが、いいアイディアは浮かんできません(汗)。まぁ、これまでの6年間でやれることはやっちゃってるわけですから、目新しいものなんて出てくるはずもないんですけど、常にテンパっている造り期間のブログライフを少しでも楽にできるように頭をひねってます。

信濃鶴の広告塔であり、日本酒についての啓発にもひと役買いたいっていう趣旨のブログからはチト外れ気味なのは重々承知の上なんですけど、なんやかんや言いながらも毎日書けてるんですから、長年の惰性ってすごいですよねぇ(笑笑笑)。


□□□ 飲み助さんが戻ってきません □□□
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土壁

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長生社の蔵は、俗に言う土蔵であって、壁と天井には土がふんだんに使われています。土蔵の作り方なんて全く分かりませんが、現代の家づくりから見れば手間暇のかかったもんなんでしょうね。中の環境を一定に保つことを優先して考えた、我々の先祖の見事な知恵が詰まった技術なんだと思います。

その昔、私が会社に入った頃は、造りが終わると蔵人みんなで壁に石灰を上塗りして、次の造りに備えてましたね。石灰には殺菌効果があって、蔵の内側に使うには都合がいいんだなんて聞きましたけど、本当はどれほどの効果があるのか分かりません(汗)。毎年塗ってましたから、結構分厚くなってますよ。

ただ、もうしばらく前から、そういうメンテナンスはしなくなっちゃって、最後に塗った時のままになってます。たまにはやってやった方がいいんでしょうけど、人手と時間に余裕がないっていうのが現実です。壁自体がもろくなっていて、ちょっとした修理じゃ間に合わない部分も多いんですよね(汗)。

天井にも土が分厚く乗っているんですけど、近年は、天井板の隙間からその土がポロポロと落ちてきて、掃除しないでおくと2階の床が土だらけになってきちゃいます。かつては天井にも消毒をまいていたんですけど、今それをやると、翌日床に恐ろしいほどに土が落ちるようになっちゃって、そういうことはできなくなってきました(汗)。

それほどまでにボロい蔵なんですけど、実用的に見ればまだまだ十分に使えますし、これからもしばらくはしっかり働いてもらうつもりですけど、耐震基準とか言われちゃうと全くクリアできてないことは火を見るより明らかで、大きな地震が来た時にこの蔵の中にいないように祈るばかりです(笑)。

大切に大切に使ってはいますが、毎年のように朽ちたり壊れたりする個所があるのは当然のこと。土で出来てるんですから、壁なんて簡単に壊れちゃいます。壊そうと思って壊すわきゃありませんが、何かがぶつかっただけでボコッと凹むのはいたし方のないところ(汗)。そういう名誉の負傷はいたる所にあります。

先日発見したこの傷跡はまだ真新しくて、どうやら今年の作らしいですな(笑)。その場所と傷の形状から、エアシュータのホースが当たったんじゃないかと推測されます。空気で蒸米を搬送する機械のホースなんですけど、何かの拍子に跳ねたりして、人の身長よりも高いような所にぶつかったんでしょう。

「痛かったろうに」とさすってやりたいくらいですが、ヘタにいじくるとボロボロと崩れ落ちそうですから、触るに触れません(笑)。これからも末長く(?)使っていく蔵ですから、もっと手入れをしてやらなくっちゃならないんですけど、なかなか思うに任せなくてヤキモキしてるんですけどね・・・。


□□□ 2000ポイント越えなんて珍しいです □□□
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ポカリスエット

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これは息の長い商品なんじゃないですかね、ポカリスエット。私が高校時代に既にあったと思います。ちょっとは内容の変遷もあったのかもしれませんが、基本的には昔と全く変わらないって言っていいんじゃないですか。まぁ、信濃鶴の歴史と比べれば、まだまだケツの青い若造ですけどね(笑)。

発売当初はなんだかとっても飲んでみたくて、剣道部の合宿のような時だったかにたくさん買い込んだ記憶があります。その珍妙な名前と共に、それほど美味しくないっていうのが第一印象だったと思うんです(失礼!)。それ以来、私としては、あまり好んで飲むものじゃない範疇にある飲み物だったんですけどね。

ところが今では、私にとっては無くてはならない物になってます(汗)。麹室での仕事は相当に汗をかきますから、どうしても水分の補給が必要になってきますが、その分水を飲めって話は分かるにしても、身体への吸収を考えて少しはこの手の物も飲んだ方がいいっていうアドバイスがあったもんだから飲み始めたんですけどね。

水分補給とかイオンサプライとかをうたった飲料をいくつか飲んでみましたが、結局このポカリスエットが一番飽きない味だったんですよね。今でも、それほど美味しい飲み物だとは思っていませんが(失礼!)、とっても必要な飲み物っていう位置付けは、この数年来くらい変わりのないものになってます。

最初のうちはあまり自分の体の水分がどうのこうの考えもしませんでしたが、ある年あたりから脱水症状みたいな症状に悩まされることが多くなって、当然、水やお茶をたくさん飲むようにはしたんですけど、その頃からポカリスエットも合わせて飲むようになりました。今では、冬の間の生活必需品と言ってもいいでしょう。

例えば、夜中に麹室で仕事をした後に、もし夏だったらそこでビールをグビグビっといきたいところなんだけど、その代わりにゴクコグと飲んで渇きを癒しているわけです。そこで、水を飲むっていうのもあまりに味気ないですから、多少味気のあるポカリスエットで溜飲を下げているっていう感じでしょうか(笑)。

私が使っているのは、写真にあるような1リットルの専用ボトルです。これに水を入れてから、粉末状のポカリスエットを投入してシェイクすれば出来上がりです。女房が用意してくれているものですから、きっと出来上がりの製品を買うより安いんでしょう(笑)。飲み終わってからしばらく放っておくと、すぐに中がカビちゃいますから要注意です(汗)。

お酒を作るのにポカリスエットが必要だなんて誰も思わないかもしれませんが、間接的に重要な役割を担ってくれてるわけです(笑)。あっ、今思いついたんですけど、日本酒のポカリ割りって案外いけるんじゃないかな?適度な酸味・甘み・苦みが日本酒とマッチするかも!でも、アルコールの吸収が良くなり過ぎて危ないのかな・・・。


□□□ だんだん1位に慣れてきました(笑) □□□
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週末あれこれ

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週末になると、女房がいつもより少し違うメニューの晩飯を作ってくれます。この日は湯豆腐でした。タラも入って、いつもより豪華バージョン(笑)。会社の事務で働いてくれるようになってから、なかなかご飯に手をかける時間がとれないようで、昔に比べるとちょっと手抜き・・・イヤいやイヤいや、限られた中で精一杯作ってくれてます(汗)。

ゆったりとした週末を迎えられるかと思いきや、また宮城で大きな地震があったんですね。関係者の皆さんは事無きを得ておられると思いますが、津波の警報なんかが出て、一時テレビも騒然としてました。私も、今年目の当たりにした一昨年の大震災の津波の跡を思い出しながら、被害のないように祈ってましたよ。

震災の経験も生きたでしょうし、万が一の時の避難の再確認ができたくらいで済んだようですが、大きな地震が発生したら、その場所ではその後しばらく地震なんか起きないなんて思ってちゃいけないんですねぇ。長野県も東南海地震の危険地域になってますから、大いに学ぶべきなんでしょうけど、なかなか自分のことには置き替えられないもんですよね(汗)。

駒ケ根では、今回の地震の揺れは大したことはなかったんですけど、翌日土曜日の大荒れの天気にはまいりましたね。皆さんの地域はいかがだったんでしょう?朝起きると、すんげー風が吹いているのが分かりました。隙間だらけの蔵の建物の中にいますから、風が吹き付けてくると、私が寝ている部屋の中にも風が巻き起こって、私の額を撫でるわけです(笑)。

この辺では珍しいくらいにビョービョーと荒れ狂ってましたね。外に置いてある物も吹き飛ばされたりしましたし、蔵の屋根でも飛びゃしないかとハラハラするくらいの風でしたよ(汗)。気温も全然上がらなくて、この冬一番のシバレる日になりました。小雪も一日中舞ってましたから、一応、今日が初雪っていうことになるんじゃないかな。寒くてもいいんですけど、風と雪はいらんのですけどねぇ(汗)。

もうひとつ、この週末に心穏やかじゃないのがブログランキングかな。いつもの2位とか3位とかにいないと、どーにも落ち着きませんや(笑)。トップになってうれしくないわきゃないんですけど、やっぱり分相応ってものがありますから、ちょっと夢を見たら、あとは現実に戻った方が身のためです(汗)。

常勝王者の飲み助さんブログに早いところ復活してもらいたいもんですが、どーゆーわけだかいつもの私のようなポイントしかなくて、こうなるとランキング1番の方が新規訪問客が多いですから、その辺で微妙にポイント差がついているのかもしれません。まぁ、これで2位に転落したらしたで、みんなに嫌われたような気分になるんですけどね(笑)。

休みなんか1日もない蔵の生活ですが、それでも週末になれば、少し力を抜いて心穏やかに過ごしたい気分になるんです。クリスマス・お正月ももうすぐそこですから、ウキウキの年末も楽しみになってきますが、こんな時間時ブログアップしているようじゃ、先が思いやられるなぁ・・・。


□□□ そろそろ定位置に □□□
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金曜日の夜

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かなりテンパっているのである(汗汗汗)。ちょっと、ブログネタを探すとか、取捨選択するとか、捏造するとかいう余裕がないのである。毎年こんなもんのはずなんだけど、やっぱり毎年のように追いまくられるのである。うーん、こうなりゃ、開き直って鶴でも飲みながらだらだらブログにしてやるのである・・・(笑)。

金曜日の夜は、一週間の中で一番時間的に余裕があるんですよね。これは、麹の手入れがないっていうことと、金曜、土曜が麹造りの切れ目に当たって、仕事が少ないっていう理由によるもので、私としたら天国のような夜なわけです。週に一度のゆっくりできる夜って言ってもいいでしょう。

昔は、この夜に飲みに出るっていうのが楽しみで、予め誰彼に連絡を取って越百やぶんぶんに出没してたんですけど、近年ではもう体力が持たなくなっちゃって、身体を休めるための日に成り下がってますね(涙)。いずれにしても、私にとっては特別な夜であることに違いはないんですけどね。

もう一点特別なのは、時間があるっていうことで、金曜日の夕方に毎週鍼を打ちに鍼灸師E君のところへ通っているんです。経験のある方ならお分かりでしょうけど、鍼を打つと、何と言えばいいか心地よいダルさに襲われますから、その日は戦闘不能というか、あまり身体を使うようなことはしない方がいいんです。

だから、余計に金曜日の夜は何ともホワンとした一夜になるんであって、当然昼間は忙しいばかりですけど、お酒でも飲みながらブログをだらだら書くには絶好の日和なわけです(笑)。始めにも書いたように、本当なら何らかの情報発信をするのがこのブログの役割ではありますが、読者の皆さんと一緒に飲んでるような気分の日もあっていいでしょう。

でも、気を付けなくっちゃいけないのも金曜日の夜なんです。気が抜けているっていうこと、鍼を打って身体がダルダルなこと、お酒を飲んでること・・・これらは全て寝落ちるための絶対的な条件であって、気付いたら机の上で朝まで寝ていたっていういたたまれない事態に陥るんです(汗)。ですから、その前にとっとと布団にもぐり込まなくっちゃなりません(笑)。

楽しい楽しい金曜の夜に、美味しくお酒を飲みながら、ゆっくりとブログを書くっていうのはちょっとした楽しみでもあります。他の日はもっと時間的に追い詰められてパソコンに向かってますから、こんな日も大切でしょう。そういう余裕があるからこそ、こういう実の無い記事が書けるっていうのも、見逃しちゃいけない事実です(笑)。


□□□ 飲んでて記事になるのはこのブログの強み(笑) □□□
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3時半

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ホンのちょっとだけ夜中や明け方に起きたいと思うことがあります。それは、温度の確認だったり、機械の操作だったり、簡単な実験だったりしますが、実際の作業時間なんか15分程度のもので、そんな短い時間のためにわざわざ起き出す苦労と、そこから得られる何物かとを天秤にかけて実行に移すかどうかを決めることになります。

ま、ちょっと起きるだけなんだから、普通はやってみようと思いますわな。その時間に目覚まし時計をセットして、なるべく早くに布団に入って、目覚ましが鳴ったら起きて、仕事をすりゃいいわけです。考えるまでもなく、単純でストレートな手順を踏めば、目的は達せられるはず・・・。

先日のこと、詳しいことは省きますが、1時半に寝て、3時半に起きたかったんです。ちょっと麹室でやってみたいことがあって、その作業自体は大したことないもんだから、起きれさえすれば何も問題はないんです。別にやらなくたっていいとまでは言いませんが、それほど重要な任務でもありません。

でも、これまでの経験上、布団に入って本格的に寝込んじゃうと、こりゃなかなか起きるのが大変で、気付かないうちに目覚ましを自分で止めていたり、昼間の仕事もハードですから、かなり大きな音で目覚ましが鳴ってくれても、我関せずで完全に無視して寝続けるっていう荒業を披露する羽目になる可能性が高い(汗)。

そこで、すぐに起きられるように、コタツでうたた寝をするような感じで横になることにしました。作業着も着たままで、そのまんま仕事に向かえるようにしておいたんです。それなら気分的にも楽だろうと思ったんですが・・・結果は、皆さんのご期待通り、しっかり朝まで寝ちゃいました(笑)。目覚ましは自分で止めたようでした(汗)。

翌日は、再びのチャレンジで、今度は机の上で、椅子に座ったまま突っ伏して寝てみようと計画。これなら、フッと起きたら即座に机に座った臨戦態勢なわけで、目を覚ますハードルはそれほどたくないはず・・・が、今度は起きたら4時半でしたね(汗)。目覚ましは、途中で私を起こすのをあきらめたみたいだったし(笑)。

こうなりゃ、もう寝ないで3時半まで起きてるしかありません。私にも意地がありますから、何が何でも3時半の挑戦を成功させてみせます。まぁ、冬の間なんか寝てるんだか寝てないんだか分からないような生活ですから、どっちだってそう大した違いはありません。2日連続で寝過ごしたっていう屈辱感に比べれば、2時間くらい寝なくたって大丈夫です・・・けど、それほど価値のある実験でもないんだよなぁ、これって(汗)。


□□□ まだ1位にいる? □□□
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一瞬一位

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一瞬だけ、一位だったですよねぇ、ブログランキング!この写真は、お昼を食べている時に撮ったんですけど、夕方見たら、定位置の2位に戻ってました(汗)。なんでこんなに激しく順位が上下するのか分かりませんが、どんなものでも一番っていうのはうれしいものです。めったに一位になることはありませんから、記念写真は忘れません(笑)。

突如として表れて、私をあっと言う間に抜き去っていったお酒の紹介ブログさんは、今日になったら突然ポイントが激減して後ろの方に行っちゃいました。こんな動きを見るのは初めてですね。そんなふうになるってことは、先週の今日に突然一日で1500ポイントくらいゲットして、その分が今日消えたから、再び元の位置に戻ったってことなのかな?

それに、いつも一位の飲み助さんブログも、私と大して違わないくらいにポイントを落としていて、珍しく私の方がちょっとだけ上回ったんでしょうけど、いずれにしても、いつもより数百ポイントは少ないような状況で、そんなにポイントの上下することのない私から見れば、なぜそうなるのか不思議なんですよねぇ。

この人気ブログランキングのシステムは、1週間で稼いだポイントの合計で順位をつけてますから、ある日に滅茶苦茶ポイントをゲットしても、1週間過ぎるとその特別なポイントが消えて、順位が大きく後退するなんていうことになるわけです。でも、その日だけで通常の何倍もクリックしてもらうなんで、普通できないんだけどなぁ。

このランキングにエントリーした頃に、このポイントの動きがどうなるのかひと晩じゅう観察してみたこともありましたが、これといった発見はありませんでした。一番知りたかったのは、ひとりで何回も応援クリックすれば、その分ポイントが増えるかどうかだったんですけど、今のご時世、そういうズルはできないってことは分かりました(笑)。

ポイントを稼ぐための秘策が何かあるんならそっと教えてほしいもんですが、あんまり無理をして順位を上げようとしても疲れちゃいそうですから、今くらいが妥当なんでしょうね。1番でいるっていうことは精神的にも案外緊張しますから、2番か3番あたりっていうのは、気を抜きながらブログ生活をするにはいい順位でしょう(笑)。

そうそう、今私がエントリーしている『お酒・ドリンク』カテゴリーの下に『日本酒』っていうサブカテゴリーがあって、このブログはそちらの方に入った方がいいのかもしれませんが、最初からやってきている『お酒・ドリンク』で通しています。なぜかって言うと、こっちにいた方が2番か3番にいられて気が楽だからです(笑)。


□□□ たまーに1番になるくらいがよろしい □□□
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1号もろみ

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今年のブログは、蔵の中のことを書くことを散々嫌がっていたわけですが、遂に酒造りに関して書かざるを得なくなってきましたね。いや、別に嫌がってたってぇ訳じゃないんですけど、何となく触手が向かなかったっていうか(汗)。もしかしたら、とっても企業秘密なことがあって、それがバレるのを警戒していたとか・・・無いです無いです(笑)。

ご覧いただいているのは、今年の1号もろみです。予定でいけば、年内中に12本、年が明けてから18本仕込む予定です。既に年内分の半分以上は手が付いてますから、蔵の中にはもろみのいい香りが立ち込めてますよ。私なんかは四六時中その雰囲気の中にいますから、あまり特別な香りとしては認識してませんけどね。

そろそろご案内しなくっちゃならないと思ったのは、この1号もろみから年末分の無濾過生原酒をビン詰めするからです。発酵もどんどん進んできてますから、大体の予定も立てられるような時期になってきました。カレンダーを見ると、もう今年もあとひと月を切ったってことに気が付きますが、一年過ぎるのがなんと早いことでしょうか(汗)。

いつもは「クリスマスには間に合わせます!」なんて言ってるんですけど、今年は23、24日と連休なんですよねぇ。土曜日の22日も入れれば世の中はクリスマス3連休じゃないですか!なんとかそれ以前にはリリースしたいもんですが、この調子で行けば十分に大丈夫なんじゃないかな。

この年末分の無濾過生原酒は、そうは言ってもそれなりに人気があって、ビン詰めした分はすぐに無くなっちゃいます。本当に搾りたての部分をビン詰めしますから、少し濁っていたり、シュワシュワ感が残っていたりします。そこがまたいいところなんですけど、全てのビンがそうなっているわけじゃないので、当たり外れがあるってことです(笑)。

基本的には地元向けの商品ですし、本数がたくさん作れませんから、あまり県外には出荷されませんが、その存在を知られちゃった酒販店さんには流れている可能性が大です(笑)。毎年楽しみにしてくれている個人のお客さんに送る分もあって、ビン詰め直後は発送作業がテンヤワンヤになって大変なんですよ(汗)。

今の予定では、17日の週の早いうちにビン詰めをして、その週内で出荷が終わるようにしたいと思ってます。もっと早く作れればいいんですけど、美山錦の入荷が遅いもんだから、どうしてもこんな時期になっちゃうんですよね。長年このパターンでやってきてますから、別に誰からも文句は出ないんですけどね(笑)。

もろみの表面には、まだ泡がたくさん浮いている状態です。もっと発酵が進むと、泡の層が薄くなってきて、液体部分も見えるようになってきます。いつ搾るかは味や成分を見極めながら決めるんですけど、そんなこと以前に、まだもろみを搾る装置を組み立ててありませんから、そいつを早いところ仕上げなくっちゃ(汗)。


□□□ 実は1位に近い? □□□
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歴史

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先日のコメントで、まっちーさんが『酒造株式会社長生社』の『株式会社』が真ん中に入っていることを初めて意識したなんて書いてくれていて、まっちーさんのように毎日このブログを読んでくれている人でも、意外と長生社についての基本的知識を知っていただいていないんじゃないかなんて考えてました。

このブログを書き始めた本当に最初の頃に、自己紹介も兼ねてそんな内容を書いたことがあったとは思うんですけどね。世界中にブログを通じて長生社を知ってもらえたらっていう、あの当時のうぶな気持ちで書いたはずです(笑)。でも、6年も前のことですし、もしお読みになってても忘れちゃうくらいでしょうね(汗)。

ちょっとした会社紹介みたいにまとめられたらいいかなぁなんて思ったんですけど、いざ書こうと思っても、造ってるものは信濃鶴だけだし、所在地はこれといって特別な場所でもないし、紹介のしようもないやねぇ(汗)。ですから、書き始めといてなんですけど、長生社の紹介記事はやめときます(笑)。

あえて取り上げるとすれば、蔵の歴史についてはちゃんと調べれば面白そうですけど、調べようと思っても今となっては為す術もなくって、私の方が教えてもらいたいくらいですね。せっかく歴史があるのに、社史みたいなものってどこにも残ってなくって、なんだかなぁって感じです(汗)。

ちょっとだけ書いておくと、先日の記事で第93期の株主総会の話題が出ましたが、これは長生社としての存続期間であって、創業を聞かれた時にはもっと古いところからご説明してるんです。つまり、長生社としての創業は大正9年なんですけど、実は、それ以前からお酒は造ってたんですよね。

私の曾曾爺さんにあたる北原久次郎が清酒の醸造を始めたのは、どうやら明治16年頃らしいんです。場所は同じ駒ケ根市内なんですけど、もうちょっと町から外れた天竜川沿いに今でも蔵が残ってます。その時点から計算すれば、120年以上は経っていることになって、「創業は?」って聞かれたら、「明治16年」って答えてるんです。

これは、古い蔵で資料を探した時に、久次郎の記した醸造の記録帳が出てきて、その最も古いものが明治16年だったところからきています。ウソのない範囲で最長の年代っていうことでそう答えてるんですけど、もしかしたらもうちょっと前から造っていたのかもしれません。なんでかって言うと、全くの醸造初心者とは思えないくらい、ちょっと小慣れた感じで書かれているように見えるからなんですけどね。

今の場所で長生社としてスタートを切ったのは、その他の小さな造り酒屋と統合してひとつの大きな蔵にしたからってことらしいです。その辺の経緯についてはよく分かりませんが、とにかく久次郎が初代の社長となっての門出だったようです。彼も自ら杜氏として酒を造ったそうですから、私にもその血が流れているんでしょう(笑)。今日は、ちょっとした長生社豆知識でした。


□□□ 1位と2位はデッドヒートです □□□
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和ちゃん柿

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いろんな方にいろんな頂き物をするんですけど、商売上のお付き合いの場合には、なるべくブログには書かないようにしています。実は、ブログつながりの場合にも、変に気を使わせちゃってもいけないと思って、あまり記事にはしてないんですよね。下手に書いて、こちらから何か要求するようなことになってもいけませんしね。

でも、この人の場合には書いてもいいような気がしますから、気にせずにいっときましょう。この人っていうのはブロ友の『和ちゃん』さん。拙ブログにも、事務局長とか局長代理とか一見するのなんのことだかよく分からないハンドルネームでコメントをくれてます(汗)。なぜ書いてもいいと思うのかって言うと、私もこの人の正体をよく知らないからです(笑)。

先日、事務の社員が段ボール2つに入ったたくさんの柿を持ってきました。「これ、専務に渡してくれって」・・・誰が持ってきてくれたのか聞くと、ステーションワゴンタイプの車に乗ってて、奥さんと一緒で、犬も乗ってたと・・・「名前を聞いてもどうしても答えてくれないんですよ」・・・ま、ここまで聞けば犯人は和ちゃんさんしかいませんね(笑)。

豊田市にお住いだっていうことくらいしかよく分かっていない、謎の人物和ちゃんさん。私よりひとまわりくらい上の年齢だと思います。毎年、ご自分で収穫した柿を会社まで届けてくれます。非常なる蕎麦好きで、信州へ出没する頻度がかなり高くて、そのついでにっていう感じなのかもしれませんが、いつも本当にありがとうございます!!!

ですから、私はお会いしたことだってあるんですけど、謎の人物であることに変わりはありません(汗)。会社に立ち寄られても、いつもそそくさとお帰りになっちゃうもんだから、探りを入れることもできません(笑)。いつの日か、ゆっくりとお話ができればうれしいと思ってるんですけどね。

こういう形の柿は富有柿(ふゆうがき)って言えばいいんですかね。駒ケ根近辺じゃあまり見かけないタイプです。実に黒い斑点が全くないもんだから、私達の感度からすると渋柿みたいに見えるんですけど、食べてみると甘くて歯ごたえもあって、とても美味しいんですよね。毎日、会社のお茶受けで楽しませてもらってます。越百のえっちゃんにもおすそ分けしときました。

「知らない人からもらったものなんて食べて大丈夫なの?」なんていうご心配もあるかもしれませんが、もう毎年のことだから大丈夫です(笑)。それに、知らない人なんていうことじゃなくって、長生社の幻のホームページを作ってくれたのは、誰あろう和ちゃんさんなんです。このブログの左側の『リンク』に貼り付けてありますから、ご覧あれ。

こうなると、知ってるんだか知らないんだかよく分からない間柄ですが、これもネット時代の友達関係のあり方のひとつでしょうか(笑)。かなりのお酒好きの和ちゃんさんですが、私とすれば、美味しい信濃鶴を造って、飲んでもらうことで恩返しができればうれしいですね。年に一度登場する、怪しくないんだけど怪しい和ちゃん柿のお話。


□□□ 今度はしばらく3位定着かな □□□
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祝777777

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ななじゅうななまんななせんななひゃくななじゅうなな・・・でっせぇ!!!ついにここまできましたねぇ。私とすれば前人未到っていうくらい気の遠くなるような数字です。毎日コツコツとブログを書いて、約6年間かけて築き上げた金字塔と言えるでしょう。まぁ、今回の場合には、数の多寡よりも7が6つも並んだっていうオメデタさの方が貴重(笑)。

お気付きの読者の方も多かったでしょうが、拙ブログのアクセスカウンターが刻々とこの数字に近づいてきていて、何とかそのキリ番を自分で踏みたいもんだと思ってたんです。夏の間ならいざ知らず、仕込が忙しくてちょうどいい時間にブログなんて見てられない可能性が高いですから、半分はあきらめ気味だったんですけどね。

これまでも冬の間のキリ番は自分で見ることはほとんどできませんでしたが、今回はちょうど土曜日のお昼時がジャストタイムで、いいことにそこは私にとっては1週間で一番っていうくらい余裕がある時間帯だったんです。今回は、神様が私に御褒美をくれるつもりだったんでしょう。首尾良く記念写真を撮ることができましたよ。

人気ブロガーさんともなれば、1日のアクセス数なんて私とはケタ外れの多さになりますから、10万台のアクセスなんてあっと言う間でしょうけど、私の場合には1日に300程度のアクセスを積み重ねてここまで来ていますから、ブログを書き始めた時には考えもしなかったような数字なんですよね。

それもこれも、全ては、こんなにつたないブログにお付き合いいただいている読者の方々のおかげであって、実際にはこの数字は私が築いたんじゃなくって、ご訪問いただいた皆さんに積み上げていただいたものなんですよね。感謝感激のお礼を述べると共に、今後も是非読み続けていただけるようお願い致します。本当に本当に、ありがとうございます!!!

もう、ここまでブログ生活を続けてくると、こういうマイルストーン的な何かが起こっても、特段これといった感慨はありませんが、今しばらくはいろいろ書き続けていく気持ちではありますから、まだまだダラダラと書きなぐりの日々に変化はないと思います。一体いつまで続くのか分かりませんが、100万アクセスとか、ブログ開設10年とかいうあたりで終了するのが適当なのかもしれませんね。

「777777アクセスを自分で踏むなんて、ちょっと出来過ぎなんじゃないの?」とか思ってるあなた。あなたは考え過ぎです。神様がそうしてくれたんだから、疑念を挟む余地はありません。世の中には、そういう人知の及ばない力が作用していて、努力している人は必ず報われるようになってるんです・・・

・・・とか言って、ここだけの本当のお話をすると、私が見た時にはまだ777777には少し足りなかったんです(汗)。仕方がないので、ブラウザのリロードボタンを15回くらい押そうかどうか迷っていると、フッと私の意識が遠のいて、気がついた時にはちょうど写真の画面になってたんです。やっぱり神様っているんですねぇ(笑笑笑)。


□□□ ちょっとインチキしました □□□
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