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専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

ロゴマーク

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『日本に笑顔を醸しだそう』というこのロゴマークは、『日本酒造組合中央会』という日本中の酒造メーカーを束ねる組合組織が作成したものです。酒林がモチーフになっていて、『醸す』っていうような文言も入っていますから、大方の皆さんには日本酒業界に関係したマークだっていうことはお分かりいただけるんじゃないですかね。

この写真はパソコンのディスプレーをそのまま撮ってますから分かり難いかもしれませんが、赤色の杉の葉の部分にはそれなりの陰影が付いていて、球状であるっていう雰囲気が出ています。そこにニコニコマークのような顔が手書きで書かれているっていう感じですね。中央会が作ったものですから、大手の広告会社に依頼したものなんだと思います。

これは、東日本大震災後の復興支援のシンボルとして作成されたもので、これまでもいろんな場面で使われてきたんじゃないですかね。お恥かしながら私は今回初めて知ったんですけど、許可を得れば私たちのような一般のメーカーでも使っていいという連絡をいただいて、その存在を知ったような次第(汗)。

まぁ、震災後1年以上が経過した現在にあって、業界としては支援っていう意味合いも薄れて来ているのかもしれませんが、全国各地の蔵元が地域に根差しながら笑顔を醸し出そうと頑張っている意思表示のためのロゴマークとして、今後も使っていきたいということでした。お金がかかっているデザインなんですから、私も使っていくことがいいと思うんですけどね。

全体としてハッキリとしたことは私には言えないんですけど、日本酒業界としてはまだ震災の影響を引きずっているっていうか、日本経済も好調ってわけじゃありませんから、売り上げが勢い付くなんていう状況からは遠いんじゃないですかね。震災後の数ヶ月は、東北方面のお酒の需要はうなぎ登りだったみたいですが、それもひと段落して、かといってその分がその他の地方のお酒に戻ってきてるっていう印象も薄いんですよねぇ(汗)。

統計的に言っても、4月分の日本中のお酒の販売量は昨年を下回ってるんですが、実はこれは結構由々しき事態なんですよ。昨年の4月っていうのは震災直後で自粛ムードが満ち溢れていて、お酒の動き自体はとても悪かったんです。その昨年に比べて100%を切るっていうことは、こりゃどーゆーこっちゃいっていう話なんですよね(汗)。

それでも、首都圏の酒販店さんとお話をしていると、日本酒は伸びて来ているっていうことを口にする方も多いです。その辺の見解の食い違いに何か理由があるのか、たまたまの話なのか、東京だけはお酒の調子がいいのか分かりませんけど、どこかにほんの少しくらいはいい芽が出て来ていることを切望せずにはおれません。

伊那谷に笑顔を醸し出さなくっちゃいけない信濃鶴も、相変わらず苦しい戦いを強いられています(笑)。先の震災のおかげで、日本酒に再び目をやる日本人が増えたとも言われていますから、もしもそれが本当であるならば、あまねく日本中のお酒に日が当って欲しいもんです。このロゴマークを鶴の製品のどこかに使うっていうことはチト考えにくいんですけど、皆さんもこのマークを見た時には、ぜひぜひ日本酒を飲んでやって下さいね。


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