専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

事務局

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長野県酒造組合の青年部会に当たる『若葉会』っていう組織があります。その事務局を長年務めてくれていたNさんが退職する運びになって、先日送別会が開催されました。組合職員として約30年間に渡って様々な仕事をして、その中で若葉会事務局をずっと続けてくれた功労に関しては、私達会員としては言葉に尽くせない感謝の意を表さなくっちゃならない人物なんです。

彼女がいたからこそ若葉会がうまく運営できていたっていう見解に異を唱える人は、たぶんどこにもいないでしょう。基本的に、酒蔵の跡継ぎなんてボンクラが多いわけですから、その面々を取りまとめて、スケジュール調整やら、関係方面への諸連絡やら、イベント運営の調整やらが滞りなく行えてきたのは、正にNさんのおかげだったと言っても過言ではありません。

そのボンクラのひとりとして、私も短い間の会長職にありましたが、彼女がいろいろ手を回しておいてくれるから安心して会議を開けたんであって、理事経験者は特にその有難味を身にしみて感じていたはずです。かと言って、どこかでやり過ぎるっていう部分もなくて、実にバランスのとれたサポート役だったっていう印象です。

何か大きなイベントがあるような場合には様々な準備が必要になりますが、例会は月に1回くらいしかありませんから、その月の例会が終わった後に打ち合わせをしておくと、翌月の例会までには全てが整って会議がスムーズに始まる手筈になってましたね。あんな社員が会社にいたらいいと思うんですけどねぇ(笑)。

30年間って言うと、もう2世代にまたがってお世話になっていたメンバーも多いわけで、私の親父なんかもよくNさんのことは知ってますね。昔から若葉会は、良くも悪くも親会に反旗を翻し、時代を先取りする行動を起こしてきたはずで、その流れを脇から見守り続けてきてくれたNさんの経験は何物にも代えがたいものがあると思いますね。

現在の若葉会は、業界全体が低迷する中で、長野の酒メッセを立ち上げて対外的な情報発信に力を入れるようになっていますが、日本酒がもっと売れていた時代にはその時代なりの方向性があったはずで、今となってはなかなかそれを伝えてもらう機会もありませんから、もっと彼女にそんな話も聞いておけばよかったと後悔しているところです(涙)。

そんな世代の交代も目の当たりにして、ある意味で生き字引的な存在だった彼女の抜けた穴は、そう簡単には埋められないでしょうね。経験、気配り、ある時には私達を黙らせるほどの押しの強さ(笑)を身につけるまでには相当な時間が必要でしょう。ぜひぜひ、しっかりと後釜に引き継ぎをしていってもらいたいですね。それから、何か困ったことがあったら電話するから、携帯の番号を変えないように言っとかなくっちゃ!

この日は歴代会長も出席して、大勢の参加者でNさんとの名残りを惜しみましたが、彼女でなかったらこれだけの人数は集まらなかったでしょうね。私も、大いなる姉貴分を失って寂しい限りですが、今後の更なるご活躍を期待したいと思います。長い間、私達ボンクラの面倒を見ていただいて、本当に本当に本当にありがとうございました!!!


□□□ 珍しい手タレ写真になりました(笑) □□□
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体調管理

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朝、久しぶりに会社のパソコンで記事を書き始めました。なんだか、キーボードが上手く打てなくなっているような気がします(笑)。かと言って、それほどiPodの入力に習熟したっていう感じでもないんですけどね(汗)。ブログランキングも定位置に戻っちゃってますから、今日は肩に力を入れずに、ホッと一息脱力系ブログでいきましょーか。

あとひと月もすると48歳になる岳志ですが、「歳だよなぁ」と実感することが最近多くなりましたねぇ(汗)。外に出ていろいろやることが続くと、疲れたっていう程ではないにしても、疲労感を少し引きずるようになってきている気がします。健康診断でも引っかかる項目が出たりなんかして、体調管理には気をつけなくっちゃいけないお年頃なんですなぁ(涙)。

でも、蔵でお酒を仕込んでいる最中って、あんまりそんなこと感じないんですよね。それだけ必死になっているって言えばその通りかもしれませんが、生活環境的には遥かに厳しい状況なわけで、もしかしたらああいう生活の方が私にとっては身体に合った生き方なのかもしれません。もうちょっと睡眠時間がしっかり取れさえすればね(笑)。

体力的にはハードでも、本当に規則正しい生活をしてますから、身体の方も否応なく規則正しく動かざるを得なくて、不調な部分が出てくる余地が無いんじゃないのかなぁ。人間の体なんて動かすようにできているはずなんですから、多少酷使したってその方が正常な生息条件だっていう考え方だってありだと思うんですけどね。

ゴールデンウィーク明けまでは蔵のことがなんやかんやありましたが、その後の約2ヶ月で身体に余裕ができて、逆に疲れを感じる余地が作られちゃったのかもしれません。まぁ、考えようによっては、体力勝負の冬と緊張続きの夏とのギャップが激しくて、それを身体が吸収でき切らないってことも全くおかしな理屈でもないかな。

それに加えて、暑くなる前になるべく県外営業をやっておきたい考えもあって、少しこの6月はきついスケジューリングになっちゃってましたから、疲れが出るのも当然と言えば当然でしょう。とりあえずやっておきたいことはできたっていう状況でもあるので、今は何となく肩の荷が下りて、気が抜けた状態になっているのは確かです(笑)。

さてさて、7月は何をしなくっちゃならないでしょうかね。当然、信濃鶴が売れるように動かなくっちゃなりませんが、体調を整えながら夏を乗り切って、来るべき冬の造りに耐えられる身体作りも考えていかなくっちゃね。もう若くはないなんて言いたかぁありませんが、ちょっと気を抜いていると、そんな言葉が口から出そうになっている今日この頃です(汗)。

写真は、何てぇ名前かは知りませんが、母屋に生えていた植物です。あまりにきれいに生え揃っていて、思わずシャッターを切りました。こういう緑には癒されますよねぇ。だから、疲れを感じたような時には畑の草取りをするとか、庭でバーベキューをやるとか自然の中に身を置くようなことがいいかもね。ってことで、今晩は庭で鶴を飲んでみましょうか・・・。


□□□ やっぱり定位置の方が落ち着くかな(笑) □□□
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ロード終了



さーーーって、ようやくようやくようやく、今月の13日から始まった大遠征ロードが終了する運びとなりました。この2週間中に、出張やイベントが無かった日がたったの3日しかなかったという、なんともハードな日々でした。体力的に大変だっていうよりも、精神的に気持ちを張りつめた日が続くのは、いくらノー天気な私でも疲れたような気分になっちゃうこともあるんですよねぇ、これが(汗)。

外出先からブログの投稿をすると、その記事のカテゴリーが『携帯より愛をこめて』に自動的になるんですけど、ここまで『携帯より愛をこめて』が続いたことも、これまで無かったんじゃないかなぁ。駒ヶ根にいても会社にいられないと通常のブログアップはできませんから、そんな時には、全て携帯とiPodでやりくりしてましたしね。

ちなみに、コメントにもご質問をいただきましたが、私が使っているのはiPodですからね。あのタブレット型のiPadじゃぁありませんよ。スマートフォンの王様iPhoneから電話機能を取り除いたような製品です。iPadも使ってみたいんですけど、あれを電車の中で取り出して使うっていうのは結構度胸がいると思うんですけどねぇ(笑)。

閑話休題。外に出ていつもと違うことやってんのに、その中でブログを書く時間を捻出するのは結構大変なことなんですよ。例えば、東京に出張する場合には行き帰りのバスの中や移動途中の電車の中でポチポチできるんですけど、自分で車を運転してどこかまで出かけるとなると、移動中に何かするっていうことはできなくなりますから、かなりの苦境に立たされます(汗)。

ホテルに帰って寝る前に時間がとれればいいんですけど、大抵はお酒を飲む状況が待ちかまえていて、飲んじゃったら後は寝るだけになっちゃいますから、そこでも余裕を作ることは難しくなります。やっぱり早起きするのが一番の得策ですが、一人でホテルで寝ていると、5時6時に起きようと思ってもウッカリすることの方が多いのは私だけでしょうか(汗)。

この間に、ブログランキングも見事に定位置に戻ってましたね(涙)。なにせ、自分でも応援クリックが押せない日が続きますから、ちょっとは不利にもなりますが、ポイントもかなり減っちゃってますし、出張中の記事は面白くないってことなんでしょう(笑)。もともとちゃんとした文章も書けないのに、細切れに書く記事は読みにくいでしょうなぁ(汗)。

さぁ、地獄のロードの最後は長野市への遠征です。長野市だったら遠征ってほどでもありませんが、宴席があって、泊まって、翌日は早くに帰ってこなくっちゃなりません。その後はしばらく落ち着いた生活(?)が送れるでしょう。家でご飯が食べられて、自分の時間も作れて、ゆっくり眠れるっていう幸せと、外にいて女房に怒られずに済むっていう幸せのトレードオフには悩むかもしれませんけどね(笑)。


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小海町(つづき)



なぜ、小海町のS屋さんが佐久市でお酒の会を開いたんでしょうか。調べてみると、その間20キロ以上は離れていますから、『地元』と呼ぶにはチト無理がありそうです。車で走っても40分くらいかかったでしょうか。私も、最初に案内をいただいた時に「何か変だなぁ」と思っちゃいましたもんね。でも、それには大きな理由があったんです。

写真は、今回のお酒の会の主催者であるS屋さんの店内です。私の想像以上の広いお店でした。ここに写っているのは、店舗の面積の3分の1くらいですかね。日本酒をメインに、焼酎、ワイン、ウィスキーがたくさん並べられていました。それだけだけじゃなくって、お店の裏には冷蔵庫もいくつもあって、在庫だけだって相当な量でしょう。

ところが、小海町の人口は5千人くらいだとか。これほどまでのお店は東京にだって少ないのに、規模的にはやっていけるわきゃないってことになります。つまり、S屋さんの市場は、地元の小海町は押さえているものの、それより多くの量が佐久市や軽井沢方面に売られているっていうことだったんです。ですから、市場を開拓するためのお酒の会であれば、そちらで開催した方が理にかなっているわけです。

規模的にやっていけないなんて書くと失礼になりますけど、この写真に写っている日本酒は、どれもがこだわりの商品ばかりで、この手のモノでこれだけの量を売りさばこうとすれば、人口が5千人じゃ絶対無理だってことは、私たちから見れば明らかです。S屋さんは、これまでの努力によって、販路を近隣の市町村や全国への発送に広げておられたってことなんですよね。

県内酒ばかりじゃなくって、東京でもなかなか手に入らないような全国の有名銘柄もお持ちで、目の付け所が田舎の酒屋さんで終わっていないのがすごいと思いましたね。昔は造り酒屋をなさっていたそうですから、受け継いだDNAがお酒への自分のこだわりを貫かせているのかもしれません。きっと、かなりのストーンヘッドだと思いますよ(笑)。

でも、一番うれしかったのは、これだけ並んでいる日本酒のほとんどが県内で造られているものだっていうことです。こだわりの日本酒を探そうとすると、どうしても全国の有名銘柄に手が伸びると思いますし、それができるお店だと思うんですけど、自分が売りたいのは地元のお酒だっていう、県内の造り手からするととても有り難い気持ちを持ってくれているんですよね。

私もこの棚を見回してみて、「信州にもバラエティに富んだいいお酒が揃ってるじゃん」とうれしくなりましたよ。信濃鶴も、そういう個性的なお酒の品揃えの中に加えてもらって感謝感謝です。まだまだ力不足の鶴ですが、これからもその気持ちに応えられるようなお酒造りをしていきたいと思いましたね。


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小海町



よくもこれだけ出張が続くもんだと思っちゃうほど、駒ヶ根を出入りする機会が多い岳志です。この日は、佐久市でのお酒の試飲会に参加。この日って言っても、このブログをお読みいただいている数日前の日曜日だと思って下さいね。何せ、腰を据えて文章を書く時間がないもんだから、できる時にやれるだけやっといて、アップするのはいつになるか分からないっていう状況です(汗)。

こういう時って、記事を途切れ途切れに書くもんだから、文章的にも内容的にもちぐはぐなブログになっちまう可能性が高いんですよね(汗)。先日も、女房に「今日のブログ、内容がバラバラで、すごく読みづらかったわよ」なんていわれる始末。「だったら、オメーも俺と同じ状況で書いてみろよっ!」なんて、とても怖くて口にはできませんでしたけどね(涙)。

話を元に戻して・・・これまで、一軒の酒販店さんの試飲会に参加したことは、県外ではあったんですけど、県内では初めてなんじゃないですかね。長野の酒メッセみたいに組合単位のイベントはありますけど、お店単独の会に呼ばることは珍しいです。当然、これまでお世話になっているお店ですから、喜んで出席させていただきましたよ。

県内と言っても、私の住む駒ヶ根市からは、佐久市はとってもアクセスの悪い地域になるんです。長野県は北信、中信、南信、東信と大別されますが、南信と東信とを結ぶいい道路がないっていうことです。当然道はあるんですけど、高速道路にはなっていない峠道ばかりで、高速道路のみを使って東信地方に行こうとすると、とんでもなく遠回りになっちゃうんですよ(涙)。

それでも、この日は日曜日の朝っていうこともあって、思いの外スイスイと運転できて、予定よりは1時間も早く会場に到着することができました。主催者のS屋さんが到着する前に、会場入りしてたもんね(笑)。直線距離にすれば大したことないんだけど、追い越し車線がないと遅い車が1台いるだけで峠道は渋滞状態になりますから、時間が上手く読めないんですよね(汗)。

会場は佐久市だったんだけど、S屋さんの店舗はそこよりもかなり南下した小海町にあるんです。小海町っていうともう長野県のはずれで(失礼!)、山梨県に近いんですよね。お酒の会の翌日には、私とすると初めてお店にお邪魔したんですけど、山深い田舎町で駒ヶ根よりも更に自然度が高い所でしたよ。多分、小海町を訪れたこと自体初めてだったし、その辺の道を走ったのも初体験だったんじゃないかなぁ。

小海町まで行っちゃうともう長野県のはずれですから(再び失礼!)、駒ヶ根まで帰ってくるのは、行ったルートを戻るよりも、山梨県まで下っちゃって中央道に乗った方が早いってことになって、これまた走ったことのない八ヶ岳のすそ野を気持ちよくドライブして帰って来ました。「長野県と山梨県ってこんな風につながってるんだ」って、新たな発見でしたね・・・と、肝心のお酒の会については、また明日書きますね(汗)。


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竜巻



水戸での土産話(?)をもうひとつしておきましょう。昨年もご紹介した内容だと思いますが、東日本大震災の際の東北の地震と津波による大災害の陰に隠れるような形になって、あまり大きく取り上げられることのなかったのが、茨木や栃木などの北関東での被害の様子です。津波こそなかったものの、地震の揺れによる被害は甚大だったんですよね。

今回、電車や車でそのエリアを走ったわけですが、まだ修理されずにブルーシートで覆われた家が散見されました。瓦の生産が2年先まで追いつかないらしくて、直したくても直せない状況もあるようです。東北地方のように被害に対する補助金が出るわけでもなく、金銭面でも苦しい思いをなさっておられる方も多いようですしね。

そして、そこに追い打ちをかけたのが5月6日につくば市を襲った竜巻だったと、つくば市で『霧筑波』を造っているU社長から聞かされました。蔵の数十メートル脇を通り過ぎたっていうくらいのニアミスで、蔵自体には大きな被害はなかったらしいですが、中には震災後の修理が終わった家が再び目茶目茶にされたような状況もあったとのこと。

竜巻に慣れている人なんているわけもなくって、皆さん本当にビックリなさったみたいですね。竜巻が通った跡は、いろいろが吹き飛ばされて、後から見てもハッキリと分かったそうです。樹木が根こそぎ倒されるなんて、どう考えても凄まじい力ですよね。土台ごとひっくり返された家がありましたが、あれは手抜き工事のせいじゃなくって、手抜きしてなかったからああなったってことで、手抜きしてたらもっとひどい状態だったらしいですよ。

ある家では、竜巻が向かって来る側の窓ガラスが割れて突風が家の中に吹き込んできたんだけど、その風圧の逃げ場がないもんだから、その風に屋根が持ち上げられちゃったらしいです(汗)。その後、反対側の壁の窓ガラスも割れて風は抜けたみたいですが、天井が10センチも高くなったままなんだそうです。後で見たら、部屋の壁にガラスや瓦の破片がたくさん突き刺さっていたとか・・・。

もうそうなったら、命があっただけでも良かったっていう世界ですよね。正に、泣きっ面に蜂状態ですが、震災の被害も含めて早急な回復を願うばかりです。おかげ様なことに、私自身は生まれてこの方大きな天災に見舞われたことはありませんけど、こんなに身近な人からいろんな体験談をお聞きする機会が多い昨今、災害に対する心構えは必要なんだと思うようになりましたね。

とは言っても、何をすりゃいいんだか皆目見当がつかないんですけど、とりあえずは長野県だったら地震対策が大切ですかね。写真は、先日我が家のすぐ近所で発生したボヤの際の様子。道端に消防車がたくさん止まって結構な騒ぎになってたのに、しばらくは誰も気が付かなかったっていう、防災意識の低過ぎる岳志家のお粗末(汗)。


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特別措置法



水戸での勉強会では、業界関係の講演会を聞いたり、その後の懇親会で近隣県のお蔵の皆さんとお話しをさせてもらいましたが、その中でのトピックのひとつは、税金に関するものでした。お酒に酒税というものがかけられている以上、税制面での動向には注意を払っていなくっちゃなりませんし、その点で今はとても重要な時期と言えるのかもしれません。

このブログでも何回か登場している話ですが、長生社のような小さな酒蔵は、経営支援の一環として国に納めるべき酒税の一部を免除されているんです。あんまり詳しくは書きませんが、ある規模以下の酒造メーカーにはその恩恵があって、経営的には非常に有り難い制度なわけです。ある規模っていうと分かりにくいかもしれませんけど、かなりの割合の酒蔵はその対象だと思っていただいていいと思います。

ところが、『租税特別措置法第87条』と言われるその法律は時限立法で、ある期限までくると失効しちゃうんです(汗)。実は、その期限っていうのは既に過ぎていて、我が酒造業界にとってはこれまで何回も延長してもらって今に至っているといういわく付きの懸案事項になっているんです。前回も、5年前に延長を認めていただいて、ここまできていたわけです。

そして、来ちゃったんだな、その期限ってヤツが(汗)。今年度が最終年、つまり、来年の3月31日をもってその優遇措置は無くなる予定になっていて、私たちとすると、困った状況になっちゃいます。当然、国やら政府与野党やらに陳情はしているみたいですが、その手応えについては私たちが知るところじゃなくって、何となくヤバい感じがしないでもないっていう雰囲気ではあります(汗)。

先を見通せなかった原因のひとつが、皆さんもご承知の通り、現在国会で審議されている増税法案の行方の不透明感にありました。それが成立するとなれば、消費税率が二段階で引き上げられる際の中小製造小売業に対する経営支援策に盛り込むなんていう面目もできるかもしれないし、不成立っていうことになれば、消費税から取れない分、現行の課税対象の範疇でしっかりと税収を上げるってなことになりかねません(汗)。どうやら、可決は間違いなさそうですけどね。

ま、いずれにしても、お酒の実売価格は上がることになって、売り上げに対する逆風となるのは確実な情勢に思えるのは私だけでしょうかね。物事をネガティブにばかりとらえることはしたくありませんから、何としても災い転じて福としたいもんです。増税を機にコストパフォーマンス抜群の日本酒として、信濃鶴が一躍脚光を浴びるとかね(笑)。

今日の写真は、本文とは全くかんけーありません(笑)。出張中に入ることになった、某巨大商業施設の中にある回転寿司屋さんです。かなりお安い値付けでしたよ。一皿ずつの値段が低いっていうやり方じゃなくって、「こんなに一皿に乗ってるのにこの値段かー」と思わせるような価格設定でしたね。消費増税になったら、どんな手で安価を演出するんでしょうねぇ・・・。


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悩み



駒ヶ根のような片田舎になると、酒販店さんの跡継ぎもなかなかいなくて、若くて元気のいい働き手が極々少ない状況なんですけど、県外営業をさせてもらっていると、経営者のご子息であれ従業員であれ、まだまだこれからっていう若者がお酒の販売に携わってくれていて、こちらとしても元気がもらえるような気分にさせていただけるお店も多いんですよ。

その酒販店さんは、都内でも相当に大きい規模をお持ちの有名店ですが、社長と奥様を除くスタッフが全員20代から30代前半なんじゃないですかね。ご子息兄弟以外にも何人も若手が働いていて、「こんなお店も世の中にあるんだなぁ」と感嘆してしまうようなイケてる小売店さんです。当然、もの凄い品揃えで、いつでも皆さんが配達に飛び回っておられるんですよ。

今回、訪問させていただくと、みんなが口を揃えたように「悩んでいるんだ」と私に言うんです。経営状態が悪くて、状況打開のための方策について考えあぐねているっていうんじゃないんですよ。経営面では問題なんて無いんだけど、現状のままじゃいけないっていう危機意識が、若い社員の間でとても高まっているような感じでしたね。

そんなこと、私のように出来の悪い人間に聞いても埒はあかないわけですけど、誰でも捕まえて意見を聞いてみようっていう若者らしい突っ込みが、そういう年代からはかけ離れてしまった私にはまぶしかったですね。もしかしたら、信濃鶴のストーンヘッドぶりが、私をしてブレてない経営者なんじゃないかという大いなる誤解を生んでいるのかもしれません(笑)。

でも、素晴らしいじゃないですか。自分たちのお店の将来を、経営者の頭の中だけじゃなくって、そこで働く若いスタッフたちの意見も聞いて方向付けようとしているんですからね。そういう場を提供している、ご子息たちの意欲にも敬意を表したいです。全員であれやこれや悩み通すことが、これからの確かな方向性の選択と社員の団結の礎になるに違いありません。

それでも、やっぱり若さ故に悩むんである。出口のない迷路をグルグルと回り続けて、気が付いたらまた同じ所に立っているんである。誰に聞いても、明確な答えなんて教えてくれないんである。啓蒙書を100冊読んだって、経営の分析シートを100枚書いたって、偉い先生の話を100回聞いたって、たった1回の行動に勝るものはないんだから、若いうちにどんどんと失敗すればいいんじゃないですかね。

だから彼らは、失敗談だらけの、やることはやったんだけど全然結果が出ていない、血だらけでもまだ歩いている、今の信濃鶴の話を聞きたかったんでしょう。「悩め悩めー」と言ってやりたいなぁ。100万回同じことを考えて、私は今の方策をとりました。一生懸命に悩んで悩んで悩み通して、よーやくストーンヘッドは出来上がってんです(笑笑笑)。

写真は、今回私が一番悩んだ(?)電車からの風景。「一体、あの火山のような盛り上がりは何だろう」と不思議で仕方ありませんでした。ところが、次に停車した駅でドーッとなだれ込んできたミッキーマウスたち(汗)。よくよく考えたら、あれが東京ディズニーランドだかディズニーシーだかなんですね(笑)。でも、私の今の悩みって、こんな程度でいいのかねぇ・・・。


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定番酒



「今、うちでお客さんに一番支持されている定番酒って、久保○、〆張○、八海○なんですけど、実は、その次が信濃鶴なんですよね。新潟の有名どころが安定的に売れるのは分かりますよね。でも、失礼ですけど、無名の鶴さんが少しずつ伸びて次につけてるのって、とても面白いと思うんです。指名買いの方が増えるように、これからウチも頑張りますね」

・・・この春、県外営業回りをしていて、最高に嬉しかった一言ですね。確かに、無濾過生原酒みたいな特殊な限定商品は瞬間風速的には売れますが、製造の面からも、販売の面からも、それを通年化することは難しいですし、特殊性を維持できないってことになると、その商品の位置付けやら、もっと言えば蔵の目指す方向性すらも揺らぐことになりますから、それをメインに据えるのには無理があります。

やっぱり、信濃鶴としての通常商品の販売量が増えてくれるのがベストだと思いますし、そういう強い思い入れが、3種類しか酒を造らないっていうストーンヘッドなストラテジーにつながっているわけです(笑)。それしかないと考えるか、それだけあれば十分と考えるかで見える景色は全く変わってきますが、私の捉え方は読者の皆さんがよくお分かりの通りです。

イケてるお蔵さんの戦略を拝見すると、少しずつ内容の変わった商品を年間通して単発的にリリースするっていう方法が多いような気がします。極端に言うと、12種類の特殊商品を用意しておいてひと月毎に売り出しをかければ、一年中毛色の変わった味を楽しめて、お客さんとしても飽きることなく同じ銘柄を買ってくれることになるっていう算段です。

鶴の無濾過生原酒ですら、年間2回だけの発注時にはそれなりのご注文をいただきますから、それが毎月になったらウハウハ状態になれるんですけど・・・けど、そーうまかーいかねーんだな、これが(汗)。もともと造ってる種類が少ない上に、あまり細かい商品構成に社内の体制が対応してないもんだから、やろうと思ってもできないっていうのが正直なところです。

ま、いろいろを勘案して、また、私の性格を考慮すると(笑)、現状のようにノーマル商品での一本勝負っていうのが、信濃鶴としての生きる道だと思ってるんです。ノーマル商品って言えば、普通純米と特別純米ってことなって、火入れもされていて品質の面からも安定性は高いですから、そこが消費者の方たちに認めていただければ大きな強みにもなると期待してるんですけどね。

いずれにしても、そんな私の思いが、多少なりとも実現に近づきつつあるかもしれないと、本当にうれしくなった一言でした。特に、首都圏方面の酒販店さんとお話しをしていると、「日本酒は伸びてきている」なんていう言葉も聞かれることもあって、そうなった時の定番酒のポジションを狙って、普段から飲んでいただける商品のレベルアップに力を入れようと決意を新たにしましたね。


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台風一過



お気づきの読者の方もおられると思いますが、ここのところずっとこのブログの投稿を携帯からやってるんですよね。つまり、iPodを使って外出先で原稿を打ってるんですけど、そんなに何日も会社を空けていられるわきゃなくて、外回りの営業やら地元のイベントやらが重なって、ブログ用の時間が外じゃないととれない状況が続いているっていうだけなんです。

そんなこんなで、駒ヶ根にはいるとしても、外で時間ばっかりがタップリあったりなんかすると、仕方がないから原稿を一日に一本以上書いたりなんかして、余計に携帯アップの記事が続くってなことになりがちです。いずれにしても、通常業務じゃないことがこの2週間は連続してますから、ちょいと息が切れそうになっている岳志ではあります(汗)。

それに加えて、日曜日にも毎週イベントが入ってたりするもんだから、なんとも落ち着かない日々だったりします(涙)。やっぱり、7日のうちの1日くらいはゆっくりできる日を作りたいですよねぇ。そのための一週間の区切りでしょうけど、そう考えると、造りの期間って実にハードな毎日じゃあないですか。我ながら感心しちゃいますよ(笑)。

で、今回はちょっくら水戸まで。酒造業界の若手の集まりですが、そろそろ若手からは脱落しつつある私なんか、その手の会合には出席しなくても良さそうなもんですが、最後のご奉公くらいのつもりで参加しときます。でも、本当の目的は、北関東方面の営業のためです(笑)。数日かけて、回れるだけ回ろうと計画してます。

折しも、前日は、日本列島を台風4号が直撃!出掛けられるかどうか心配しましたが、早めに駆け抜けていってくれたおかげで、私が朝イチのバスに乗る頃には小降りになって、その後は台風一過の気持ちいい天気になりました・・・ところがどっこい、首都圏の交通網はその影響で、そーとーに混乱状態だったんだな、これが(汗)。

中央道が渋滞してたと思ったら、JRもいつもより便数が少ないとかで、新宿から上野まで山手線に乗ったら、私がこれまで経験したこともないようなゲキ混みで、田舎もんには本当に試練でしたね(汗)。何せ、ホームに人が乗り切らなくて、階段まで溢れ出てたもんねぇ。その後に乗った常磐線も遅れが出ていて、ホームでも車内でも、お詫びばっかりが流れてましたね。JRさんが悪いわけでもないのに、大変なことだぁね(笑)。

それでも、天気も良くて、常磐線の特急ひたちの旅は快適です。いつも思いますけど、関東平野は広いやねぇ。山脈が見えないと方向感覚が狂うのが信州人ですが、この広々感は気持ちいいです(笑)。さて、次なる関門は、水戸市内の路線バスに乗ることなんですが、路線バスは何回乗ってもよー分からんのですよねぇ(涙)。前回も、とんでもない所に行っちまったもんなぁ・・・。


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看護学会(二日目)



駒ヶ根市にある長野県看護大学で開催されている『赤十字看護学会』の、展示販売会場からのヒマに任せた日和見レポート二日目は、どーにもネタがありませんから、お隣のアシックスさんのブースについてのご報告にしてみましょう。お客さんの動線からは外れた会場なもんだから客足は乏しいんですけど、お金も置いてありますから離れてプラプラしてるわけにもいかず、時間がもったいなくて仕方がないからiPodに向かっているような次第(汗)。

アシックスさんのブースでは、スポーツ用品を売ってるわけじゃないんです。ナース用の健康シューズみたいな靴がたくさん置いてあって、それの販売じゃなくって、紹介とPRが目的っていう感じですね。アシックスって言えばスポーツシューズでしょうけど、そこでのノウハウを生かした、衛生的な現場で使うための靴も作っておられるんでしょうね。

でも、やってることは、普通じゃありません。その人の足のサイズに合わせて靴を試し履きさせるなんていう単純なことじゃなくって、何やら最新の機器を使った足の計測をして、その結果を基に種類とサイズの最適な物を紹介しているようです。それを履いた方たちは、一様に、履き易い旨の言葉を感嘆符を付けて口にしておられますね。

最初に、足の大きさを正確に測る機械、次に、足裏の過重バランスを診る機械で一人一人の足を計測して、その結果のプリントアウトを見ながら係員が個別にアドバイスするっていう流れです。これを全て無料でやっておられますが、普通だったらお金が必要なくらいの内容なのかもしれません。このために、このブースには8人くらいの社員の方が貼り付いてましたから、人件費だけだって大変でしょう。

医療や福祉っていうのは、今後も拡大が見込める分野でしょうから、企業としても重点的に経営資源を投入しているのかもしれませんが、それにしてもかなりの力の入れようだと思いますね。それも、大企業だけあって、どの社員の方も人当たりが良くって、しっかりと教育されているってことがよく分かります。田舎の酒蔵じゃ、こういうわけにはいきまへんな(汗)。なにせ、専務さんからこれだもんね(笑)。

更に驚くのは、その商魂の逞しさでしょうか。ここでの営業が、私の想像も出来ないような商談に発展することもあるんでしょうけど、個々のお客さんに対する、一足でも靴を買っていただこうっていう真摯な態度こそが、大企業が大企業たる所以なんでしょうね。大して売れないからって、iPodをポチポチしてるよーじゃ、お先は見えてるわなぁ(汗)。


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看護学会



ちょーチョー超ヒマだすねん(汗汗汗)。こんな時間の使い方なんかしたらあきまへんがな。例え信濃鶴を売るにしても、地元ロータリークラブのお仕事だとしても、お客さんが来なんだら働きようがおまへん。こんな場合に備えてブログの記事を書く用意はしておますけど、それほど集中できる状況でもあらしまへんしなぁ・・・。

県外営業から帰って来たと思ったら、こんどは売り子の仕事が待ってました(汗)。あまり話題にしたことはありませんが、駒ヶ根には県立の看護大学があるんですよ。こんな小さな田舎町に四年制の大学があるなんて、結構珍しいことだと思うんですけど、どうなんでしょうね。古くからあった看護短大が、もう15年以上も前に大学に格上げ(?)になったんですよ。

その看護大学で、日本赤十字の学会が開催されていて、なんと私はその会場内の企業展示ブースでお酒を売ることに(汗)。どうやら、駒ヶ根のロータリークラブが割り当てられたブースで何か売らなくっちゃならなくなったんだけど、これといったものもなくって、仕方がないからお酒でもって話になったらしいんですよね。

私は、「・・・ってことになってるから、お前行ってこい!」って程度の社長の説明で、訳も分からずに出て来たんですけど、これが何とも場違いっていう状況を絵に描いたような所での販売で、やりづらいったらありゃしねーんですよ(涙)。そもそも、看護関係の学術的なイベントで日本酒を売るなんていうこと自体、どー考えたっておかしいもんねぇ。

写真だと分からないでしょうけど、右に健康シューズ、左に介護用オムツの処理機械のブースがあるんですよ(汗)。赤十字の学会なんだから、誰が考えたって介護用品とか、病院で使う機器とか、健康食品とかのブースが並ぶわなぁ。私も、これまでいろんな場所でお酒を売ってきましたけど、この状況は金輪際あり得ないんじゃないですかね(笑)。

きっと、大学側っていうか主催者側は、地域の特色を持った地場産品もラインナップに加えたかったんでしょう。参加者は500人もいるらしいですし、日本全国からお見えになってますから、そういう気持ちもよく分かりますけどね。まぁ、数本は売れましたから、いい経験だったと思って、もう一日頑張りますか。明日は、こんな風にiPodでヒマ潰ししても、書くことたぁ無いけどねぇ(笑)。


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新店舗



写真は真新しい酒販店さんの店内です。上から下までピカピカでまばゆいばかりですが、この御時世に新しくお店を開くってことはかなり大変なことです。建物自体は借家だとしても、内部の改装費用だけだって相当なものでしょう。ここまでにするには、経営者の並々ならぬ自信がなくっちゃ、とても思い切れるもんじゃないでしょうね。

それに、よく見て下さいね。この写真はほぼこの店舗の約8割分くらいの風景なんですけど、全面がリーチインと呼ばれる冷蔵庫になっていて、更に、中身は全て日本酒なんですよ(汗)。商品の100%近くが日本酒だなんていう小売店さんなんて、そう滅多にあるもんじゃありません。つまり、日本酒だけで勝負するための新しいお店を始められたっていうわけです。

ここは、練馬区春日町のU商店さん。ある意味で驚愕のお店なんですけど、私がお邪魔するのは初めてのことなんです。と言っても、これからお取引を始めるって状況じゃなくって、以前は別のお店をなさっていたご主人が、訳あって新店舗をオープンすることになって、こちらでも信濃鶴をお願いするためにやってきたって次第です。もう既に少しは置いていただいていたんですけどね。

他のお知り合いからも言われたとか。「この品揃えだけでやっていけるのか?」とね。普通の小売店さんには、日本酒がメインだとしても、ビールやワインや焼酎やウィスキーやその他諸々が申し訳なさそうにも並んでいます。それは、お客様のニーズに応えようとする商魂の表れでもありますが、それも全く用意しないとなると、変人の経営かとてつもなく日本酒に思い入れのある人間かっていうことになるでしょう。

このお店の場合は、もちろん後者ってことになるんですけど、以前のお店からの認知度が高いもんだから、開店して半年経った現在、既にその筋の(?)お客さんには知られた存在になっています。まぁ、店構えが特殊なもんだから、オープン当時は開店祝いのお花を見て花屋だと思われたり、試飲のお酒が目に入って立ち飲み屋だと勘違いされたり、結構面白かったみたい(笑)。

私たちの知り合いで言えば、酒屋八兵衛が羨ましいくらいにたくさん並んでましたね。トーコ姉貴も挨拶に来たことがあったみたいです。鶴ももっと売ってもらえるように頑張らなくっちゃ!ちなみに、このお店の商品構成を正確に記すと、日本酒95%、焼酎4%で、残りの1%は奥さんが大好きでしっかりと味見をして仕入れるというお煎餅でしたとさ(笑)。


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事件事件事件



外回りの営業も予定通りに終了し、晩ご飯をそこそこに食べ、痛い膝を引きずりながらホテルに帰って、疲れた肩からバッグを下ろす。ホッと一息つきながら、パソコンに電源を入れて、一日の最後の仕事、ブログのコメントに返事を書き始める。コンビニでビールでも買ってくれば良かったと少し後悔しながら、キーボードに手をのせたところで、BGMにしていた備え付けのテレビがとんでもないことをしゃべり出した・・・。

某男が自分の別れた奥さんの父親の遺体をバラバラにして、それを自分の故郷である『長野県駒ヶ根市』の実家の庭に埋めた容疑で逮捕されたと!!!彼は、その父親の殺害にも関与した疑いが持たれていて、それをほのめかす供述もしていると!!!警察は、前妻の父親との間に何らかのトラブルがなかったか調査を進めている最中だと!!!

・・・「今、アンタ、何言うた?」ビックリして硬直した身体の首から上だけをテレビに向けると、テロップには確かに『長野県駒ヶ根市』の文字が。画面では、遺体が埋められていたとおぼしき庭の様子が映し出されていて、その空気感は、そう言われると、確かに駒ヶ根のそれのような気がしないでもない・・・いんやー驚いちゃったなぁー、ホンマに(汗)。

このブログでも、読者の皆さんに知ってもらおうと思って、駒ヶ根の名前を積極的に出そうと努力してるんですけど、こんな風に名前が売れるのはいただけないなぁ。それで、駒ヶ根のイメージが落ちるなんていうこともないでしょうけど、こんなのかっこうのワイドショーネタじゃあないですか。まぁ、私もブログネタにさせてもらってますが・・・(汗)。

更にニュースを聞けば、年齢は私のひとつ下なんですよ。もし、この容疑者が駒ヶ根で育ったとすれば、絶対に中学校で一緒になっていたはずです。名前には聞き覚えはありませんでしたが、田舎のことですから、もうみんな知ってるでしょうね。きっと駒ヶ根に帰ったら、市民総芸能レポーターと化しているでしょうから、聞きもしないのにアレヤコレヤ話してくれるに違いありません(笑)。

それにしても、駒ヶ根がそんな凶悪な事件の舞台になってたなんて、本当にたまげましたよ。もしかしたら、容疑者は案外近くにいた人間だったのかもしれないですしね。間違いなく、親族なりの関係者は心を痛めているでしょうから、同じ駒ヶ根市民とすれば切ない出来事だと言わなくっちゃならないでしょう。とは言え、駒ヶ根ブロガーの話題は、これで持ち切りでしょうなぁ(笑)。


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実験実験実験(つづき)












どうやら、私のブログの定型である、『写真一枚+文章少々+ランキングへのリンク』っていうパターンなら、iPodのfc2アプリで上手いこと対応できそうですね。昨日の記事は、全く問題無くアップすることができました。こりゃ私としたら、とてもうれしいことですよ!これまでいろいろと試行錯誤してきたんですけど、その悩みはほぼ解消されたと言っていいかもしれません。

最後の関門は・・・写真かな。これまで5年以上、携帯のカメラでブログ用の写真を撮り続けてきましたから、何か撮ろうと思った途端に携帯に手が伸びるっていうクセを、しっかりと切り替えなくっちゃなりません(笑)。営業回りをしている時には必ずiPodで撮影するようにしないと、結局これまでと同じ二度手間を踏むことになっちゃいますからね(汗)。

もう一点は、写真のサイズの調整がイマイチよく分かつてないですから、その辺の慣れが必要ってことですね。なるべく画像ファイルの容量を小さくしておきたいもんだから、携帯の写真とiPodの写真との関係をつかんでおかなくっちゃならないでしょう。いずれにしても、iPodで撮ったヤツはサイズを調整しないと、他と比べて馬鹿デカくなっちまいます。

ってことで、写真サイズのテストをやってみますから、変なのがあっても許して下さいね(笑)。いろんなバリエーションがありますから、試しておきます。更に、後で駒ヶ根に帰った時にその写真がパソコンに取り出せるかどうかも確認したいですね。まぁ、ファイル自体はiPodに残ってますから、どーにでもなるでしょうけどね。

しかし、こんなにコトが上手く運ぶってことになると・・・欲しくなるんだよなぁ・・・iPhone(笑)。もしももしももしもdocomoで使えるようになったら、ちったー高くても買うんだけどなぁ・・・。何せ、これまで携帯とiPodの2台でやってたことが、それひとつで完結するんだしなぁ・・・。ブログの投稿はできるって言っても、iPodをネットにつなぐためには携帯が必要だしなぁ・・・と、女房に読ませて、今から下地作り下地作り・・・。


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実験実験実験



今日はチト実験させてもらいますね。今、営業回りで駒ヶ根を飛び出してきてるんですけど、外出時のブログ投稿については常に苦労しているところ(汗)。外にいるとネタには困らない代わりに、実際に記事を入力して、それをアップするってことがとっても手間だったりするんですよね。何とか楽にならんもんかと、いつも思案してます。

ホテルにいて十分に時間があれば、いつもやっていることをノートパソコンで行えばいいんですけど、基本的には電車での移動中に記事を入力したいもんだから、モバイル機器を使ってのブログアップが効率的にできてくれるのがベストなわけです。そのための相棒としてiPodをこよなく愛していることは、皆さんよーくご存じの通り(笑)。

でもね、やっぱりメンドクセーんだな、これが(涙)。私のブログスタイル、つまり写真一枚に文章少々(じゃないか)っていう構成にしようとすると、現行の手順だと、携帯で写真をアップしておいて、そこにiPodで記事を付け加えるってことになって、二度手間もいいところなんです。これを、携帯かiPodかのいずれか片方だけで済ませられないかっていうのが、今回の命題っていうわけです(笑)。

携帯だと、これにはちょっと役不足なんですよね。携帯でのブログの投稿は、写真一枚を添付したメールを、専用のアドレスに送信するっていうやり方なんですけど、それだと記事の最後に付けるブログランキングへのリンクが付けられないとか、記事を公開する時間が設定できないとか、写真は一枚しか貼れないとか、私とすると必須の要件をクリアできないんです(汗)。

ところがねぇ、つい先日気が付いたんですけど、iPodのfc2用のアプリが以前と比べて格段に機能強化されているじゃぁないですか!これだったら私の要求は全て満たされるんじゃないかと思ったんですよ。ってことで、これからそのアプリを使って今日の記事を更新してみますね。iPodで撮った写真がどう使えるかが問題ですが、サイズ調整とかできんのかな?まぁ、上手くいったらお慰みでっせぇ(笑)。


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事務所

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この写真は、案外っていうか、実は激レアな写真なんじゃないですかね(笑)。私がブログにアップする記事っていうのは、ほとんど蔵の中のことが多いですし、そうでなければどこかで飲んだくれているような内容ばかりですから(汗)、それ以外のことっていうと、あってもビン詰めラインくらいまでしか話題になりませんよね。

ここは、長生社の事務所の中です。たぶん5年半もブログを毎日書き続けてきて、もしかしたらもしかして初めての登場じゃないかなぁ。私としてはほとんど記憶にないんですが、もしかしたらもしかしてこのブログの完読読者の中で記憶力のいい方がおられれば、過去記事の中にあったことを覚えておいでかもしれませんけどね。

なんともヒマなんですよ、これが・・・先日、珍しくビン詰めをしたなんてことを書きましたけど、今はそれと同じくらいに珍しく事務所で店番をしています(汗)。店番っていうのは、注文の電話を受けたり、長生社に直接お酒を買いに来るお客さんの相手をしたりする、事務のおばちゃんの仕事です。事務のおばちゃんって私の女房なんですけどね(笑)。

いつもは女房がその仕事をしてくれていますが、たまたま今日は半日いなくて、女房がいない時には社長かもうひとりの事務のオジサンが変わってくれるんですけど、そのふたりもいなくて、もしももしもそうなったら作業場にいるオバサンが電話番をしてくれるんですけど、彼女も別の仕事が忙しいと・・・(汗)。

仕方なく私が事務所にいるんですけど、どーゆーわけだか電話も鳴らないし、お客さんも来やしないし、なんとも手持無沙汰になっちゃって、とりあえずブログでも書こうと思って題材を探したんですけど、事務所にいてヒマですなんていう内容じゃ、長生社の経営状態を暴露するみたいで面白くない・・・って、もう書いちゃってますけどね(笑)。

普段はそれなりに電話が鳴りますから、まとまった仕事をしようなんて思っても落ち着かなくってダメなんですよね。まぁ、私の仕事のやり方をそれに慣らしていけばできるようにはなるでしょうけど、とにかくコマ切れでも何でも文章を打っておけば後で記事にできると思ってポチポチ始めると・・・鳴るんだな、電話が(笑)。

結局、どこにいても昼間にブログを書くなんてなかなかできないってことでしょうな(汗)。造りの間だったら深夜、夏の間だったら早朝が私の執筆時間ですから、慣れている時間に書くのが一番能率も上がりますしね。唯一、出張で営業回りをしている時には、移動中の電車の中がサクサク記事が書けますけどね。

この事務所もかなり古いんですよ。長生社の蔵ができたのは大正9年ですが、事務所はもうちょっと新しいものなんだと思うんですけどね。趣があっていいなんて言ってくれるお客さんもおられますから、まだまだこれからもきれいに使っていきたいですね。ま、また機会があれば、もうちょっと細部までご紹介しましょうかね。


□□□ 夏は涼しかったりします □□□
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河川清掃

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地域活動って言えばいいんでしょうか、週末に自分の住む集落の人たちといろんな作業をすることってあると思います。私はよく知りませんけど、駒ケ根のような田舎はもちろん、東京にだってそういう地元のつながりの中での活動ってあるんじゃないですか。震災後には、そういうご近所付き合いの大切さも再認識されたみたいですしね。

私が一番最初に思い浮かぶのは地元のお祭りなんですけど、これはみんなで楽しく飲めや歌えやで過ぎていきますが、そういう楽しいヤツじゃなくって、地域の清掃だとか何らかの奉仕活動みたいなのもいろいろとあるんですよね。そっちはあんまり楽しくないながらも、やっぱりやらなくっちゃならない仕事ではあります。

岳志家では、もう親父だっていい歳ですから、そういう作業があったりすれば、それは私に全て回ってくるわけで、日曜の朝なんかに眠い目をこすりながら参加させてもらってます。でも、最近は昔と違って地域の皆さんと顔を合わせる機会がとても少なくなってきてますから、こういう時に近くに住む人たちとのつながりを作っておくことはとても大切だと思うんですよね。

昔と違ってなんて書くといきなり年寄りじみてきますけど(汗)、私が御幼少のみぎりに比べても、近所付き合いって極端に少なくなってるような気がします。かつては、近所のおじさんおばさんおじいちゃんおばあちゃんがしょっちゅう家に来て、一緒にお茶なんか飲んだ記憶があるんですけど、そんなこと今ではほとんどなくなっちゃいましたもんね。

近所の子供同士で遊ぶなんていうことも、あまりなくなってきているんでしょう。私が小学校の頃は、学校から帰ってくるとランドセルを玄関に置いて、お袋の声を背中に聞きながらそのまま近くの空き地まで飛んで行ったもんです。そうすると、誰か彼かそこにいて、何をするでもなく遊びが始まってましたね。

子供を狙った物騒な事件も都会や田舎を問わず起きてますし、人付き合いの煩わしさも当然あって今さら昔には戻れないとしても、遠くの親戚より近くの他人で、やっぱり自分の近くで生きている人たちっていうのはとても大切な存在なんだと思います。近所に気の置けない仲間が住んでいるなんて、とても楽しいことですもんね。

先日行われたのは、市内一斉の河川清掃でした。河川清掃なんていうのはかしこまった言い方で、私達は『川ざらい』とか『井ざらい』なんて呼んでますけどね。まぁ、やることは読んで字のごとく川のお掃除なんですけど、川って言ったって、田んぼに水を入れるための水路ですから、そんなに大袈裟なもんじゃありません。ゴミを拾ったり、溜まった砂をかき出したり、草を刈り取ったりして1時間ほどで終わりました。

お年を召した方々と話をしながら歩くと、ここは誰の田んぼだとか、この土地を誰が買ったとか、誰の家が増築だとか、まーいろいろとよくご存知で(笑)。それは、ある意味では人の生活に首を突っ込み過ぎなのかもしれませんが、それだけ親身になって考えてくれているとも言えるわけで、今風の近所付き合いの恩恵を受けながら、これからもこの地域で暮らしていくことの大切さを感じた日曜日になりましたね。


□□□ 週の中頃にアップする内容じゃないですね(汗) □□□
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定期演奏会



週末に開催された、娘の高校の吹奏楽部の定期演奏会。娘が高校生になってから初めて、彼女の演奏する姿を見てきました。と言っても、入部したての1年生ですから、先輩たちの足を引っ張らないようにするだけで精一杯だったんじゃないですかね(笑)。それでも、しばしの楽しい時を過ごさせてもらいましたよ。

この定期演奏会は、吹奏楽部にとっては年間の一大イベントのようで、もう最近の娘といったら勉強そっちのけで部活動に一意専心の様相でした。朝は早くから出て行って、夜は私が夕飯を食べ終わるような時間に帰ってきてましたからね。そんなんで、本分である学業はどーなってるんだと言ってみても聞く耳なんか持ちゃーしません(汗)。

まぁ、私の娘ですから、それほど優秀な頭脳を持ち合わせていないことは確実です。勉強をおろそかにすればその分成績も落ちちゃうでしょうけど、青春まっただ中のこの時期に、何かに夢中になって、思いっきりそれにかけてみるっていう経験は、何物にも代え難く大切なものだと思うんです。ある意味で、勉学よりもね。

かと言って、私のようにいつも学年のドンケツの成績でも困りますけど、そんな青春の1ページを娘が作っていそうだっていうことは、私にとってはとてもうれしいことなんですよね。やる時には全力で物事にぶち当たっていってほしいと思ってますが、あとは私のようにならないことだけを望むだけです(笑)。

私は中学・高校時代にはずっと剣道をやってたんですけど、どちらの部もそれほど強いわけじゃなかったもんだから、なんとなく身が入らないっていうか、バカになりきれなかった部分があって、それが今となっては多少の後悔になってる気がするんです。当然、いい友人もできましたし、貴重な体験もたくさんあったんですけどね。

その代わりと言っちゃぁなんですが、部単位で参加する文化祭だとか、夏の合宿みたいな枝葉の部分には燃えに燃えたっていう記憶がありますな(笑)。まぁ、どんなものにでもいいから、自分の若さを爆発させたっていう経験を培ってほしいっていうのが、私の心からの願いなわけです。勉学の成績なんて多少悪くてもいいんです。

娘は中学からクラリネットを吹いていて、高校でも同じ楽器になってくれたようでホッとしてるんですよ。なぜかって言えば、中学でウン十万円もするクラリネットを買わされたんですから、親としてはそれを高校でも使ってもらえる状況でないとヒジョーに困るからです(笑)。そういう意味では、彼女の部活動の選択は親孝行とは言えるでしょうね。

演奏のレベル自体は門外漢の私には分かりませんが、若い子の一生懸命な姿にはいつも清々しい思いをさせてもらいますね。娘も、部活無しには勉強にも身が入らないようですから、今後も充実した高校生活を送ってくれることでしょう。写真は、男子部員のパフォーマンス付きの嵐メドレーの様子。娘はこの中の誰だかがカッコイイなんてぬかしてましたが・・・。


□□□ そろそろ1位交代かな □□□
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IPv6(つづき)

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前回の記事を書いてからちょっとググってみたんですけど、『ワールドIPv6デイ』っていうのは、ちょっとしたトライアルっていう程度の取り組みみたいですね。特定のサイトで時間を区切ってIPv6に切り替えてみて、利用者がアクセスできなくなる等の不具合が生じた場合には、それを今後の問題解決に役立てるっていう社会実験ってところでしょうか。

インターネットでは、その中にぶら下がっている特定のコンピュータを認識するのに、ある決まった方法で数字を割り当てているんですよね。それが『IPアドレス』っていうやつですけど、当初の想定よりもはるかに多いコンピュータがネットにつながるようになっちゃったもんだから、現在そのIPアドレスが枯渇する事態に陥っちゃってるらしいんですよね。

その点も含めて色々な改善をした新しいプロトコルにすると、その辺の石ころにも割り振れるくらいの膨大な数のアドレス空間ができて、ネットにつながる機器の管理は楽になるってことのようですね。何でも、340兆の1兆倍の1兆倍の個数のIPアドレスが作り出せるんだとか(汗)。具体的には2の128乗っていう数らしいですけど、一体何桁の数字になるんでしょうねぇ。

ただし、それには対応する側でもソフト・ハードで変更を余儀なくされるので、簡単には移行できないんじゃないですかね。例えば、ウィンドウズ7とかは対応済みのようですが、その上で動くアプリケーションは未対応のものも多いみたいです。しかし、実際に私達がそれに対応しなくっちゃならなくなるのはずっと先のようですから、当面は今のままで構わないんだと思いますけどね。

で、何でブログランキングの話からIPアドレスの話になったかっていうと、『ワールドIPv6デイに伴う影響について』なんていうメールを見たもんだから、日本の国内でもIPアドレスの取り扱いに変更が起きて、それがブログランキングのポイント集計に影響を及ぼしてるんじゃないかなんてよけーなこと考えたからなんですよ(笑)。

どーゆーことかって言うと、ブログランキングでは、あるブログの応援クリックをしたパソコンを、そのIPアドレスで認識しているって聞いたことがあるんですよね。それによって、同じパソコンで何度も応援クリックをしても1日に1回しかカウントしてくれないっていう制限をかけているらしいんです。

その辺の認識の方法に何か問題があって、これまで普通にできていたはずのカウントができなくなっちゃって、上位のお二人のブログのポイントが減っちゃってるんじゃないかとか思ったんですけど、よくよく考えてみると、『ワールドIPv6デイ』は時間的には短い間のことですから、ここ最近のブログランキングについては当てはまらないってことかな(汗)。私のブログに関してだけは数え過ぎてるって考えるのも何か変だしねぇ(笑)。

あまり意味のない記事を2回に渡って書いてしまいました。スイマセンスイマセン(汗)。写真は前回同様に、全国新酒鑑評会の利き酒テーブルの様子です。こっちも全く内容に沿っていませんが、唯一ここだけが酒蔵ブログらしさを醸し出しているとご理解くださいね(笑)。


□□□ いつIPv6に移行するんですかねぇ □□□
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IPv6

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『最近の拙ブログのブログランキングにおける異常な成績について』・・・っていうテーマにしようと思ったんですけど、長すぎるので止めました(汗)。何かこの辺で一発記事にしとかないと、通常状態に戻ってトップにまた手が届かなくなってからじゃ記録として残りませんから、少しの間は1位にいたんだっていうアリバイ作りをば(笑)。

こりゃ、読者のみなさんに感謝申し上げるしかないんですけど、ここのところえらくランキングのポイントを稼がせていただけて、順位もお酒・ドリンクカテゴリで1位にいることが多かったりしてます。だからと言って記事の書き方を変えてるわけじゃないんですけど、これまでよりランキングが気になって、若干落ち着きが無くなっているのも事実です(笑)。

私のブログの場合、これまでポイントが2000点を超えるなんていうことは極まれだったのに、最近はよく超えるようになっていてビックリしてるんですよ。しかし、本来なら飲み助さんと天領誉さんがもっと高い得点のはずなので、たとえ私が2000点くらいでも、これまでだと順位は変わらないくらいだったんですけどねぇ。

ですから、今回のこの好成績は、私のブログが見違えるように素晴らしくなったっていうよりも、他のお二人がどうにかなっちゃったっていうことの方が大きな要因だと思うんです。ランキングの1位にいるだけで初見さんの訪問は増えますから、そこでワンクリックしていただける数も増えて、私のブログのポイントは上がっているんでしょう。

さてさて、話は飛びますが、数日前に私が使っているセキュリティソフトの会社からメールが入りました。『ワールドIPv6デイに伴う影響について』っていう題名が付いていましたが、ちょっとだけ知識のある私は「あれ、いよいよIPv6への移行が始まるのかな?」なんて思ったんです。もしそうだとすると、インターネットの世界には大変革が起こるっていうことになるんですよ。

『IPv6』っていうのは、『インターネット・プロトコル・バージョン・6』の略で、ネット上の様々な通信手順の決まり事の第6バージョンってところでしょうかね。『プロトコル』っていうのが『規約』っていう意味です。これまではずっと『IPv4』で、つまりバージョンが4から6へ上がるわけで、それに伴う影響が個々のコンピュータの環境によっては出るかもしれませんっていうような内容のメールでした。

ただ、IPv6への移行が全世界で一斉になされるわけじゃありませんから、限定的な範囲における影響ってことだと思うんですけどね。私は詳しくないから良く分かっちゃいませんが、もし本格的に移行するっていうことになれば、私達が使っているパソコン上のソフトも、ネットでつながっているハードも相当な変更を余儀なくされるんじゃないですかね。

スイマセン、話が尻切れトンボです(汗)。こんなに長い記事にするつもりじゃなかったんですけど、ちょっと続きにしますね。写真は、先日の全国新酒鑑評会での入場待ちの長い列です。今日の話題とは全く関係がござーませんが、携帯に残っていたのをご覧いだだきましょう。別に、1位を意識しておかしなことをしているわけじゃーありまへん(笑)。


□□□ いつまで続くんでしょう □□□
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ビン詰めライン

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今日のはかなりメタリックな感じの写真でしょ(笑)。これは、長生社のビン詰めラインの中の、ラベラー(ラベルを貼る機械)の前後を撮ったものです。その機械自体は写真の左端にあって、そこから出てきた一升ビンには鶴のラベルが貼られているのがお分かりになりますかね。四合ビン用は、この写真の右端に写っている機械で、別のものです。

長生社にある機械なんですから、最新式のはずはありません(汗)。ガタポンガタポンとうるさい音を立てて1本ずつにラベルを貼っていきます。機械のご機嫌が悪いと、ラベルが少し斜めになったり、しわが入ったりして苦労します。そうなった時の微調整は、コイツを上手く手なずけた社員にしかできないでしょうね。

この日はいろいろと忙しくて、珍しいことに私がビン詰め作業を手伝うことになりました。というか、ビン詰めはしてあったけどラベルの貼ってないビンにラベルを貼るだけの仕事だったんですけどね。それでも、ひとりでやってちゃ効率が悪いですから、私がお手伝い役に回ることになりました。

私も、昔はずっとビン詰め作業には入ってましたから初心者っていうわけじゃないんですけど、担当者の言いつけに従って足を引っ張らないように気をつけます(笑)。通常であれば、ライン全体が動くんですけど、今回は途中のラベラーの前に私が手でビンを投入していくっていう変則パターンでした。

1本ずつのビンはそれほど重くなくても、それを100本、1000本と扱うってことになると、それなりの仕事量になります。8本ずつ入れられたプラスチック製の箱ともなれば相当な重さになりますから、こういう仕事をたまにすると、いつも社員のみんなには重いものを持たせているんだなぁと改めて実感しちゃいますね。蔵が明けて、私が少しひ弱になっているっていう面もありますけどね(笑)。

こうしてどんどんとビンが流れていく様子を見ていて思うのは、いくら売り上げが減ったとはいえ、これだけの信濃鶴が飲んでもらえているっていうことはスゲーことなんだなーってことなわけです。例えば、今回ラベルを貼った1000本分をどこかに売るって考えても、数百人という数のお客さんなんて簡単に確保できるもんじゃありませんからね。

こんなスピードの流れ作業で製品が作れることだけでも有り難いことだし、それだけ誠心誠意を込めてお酒造りに励まなくっちゃならないってことなんだと思います。売り上げの大部分を占める地元消費と、数年前から始めた県外出荷も大きな柱になってきていますから、これからも、この程度のラインは維持できるように努力したいもんです。

ビン詰め作業が終わったと思ったら、次には荷作り作業をやることに・・・。これも滅多にやらない仕事でしたから、ひ弱になった専務さんにはいろいろと大変なことが多かったですね(汗)。これからは、私がやることになるかもしれない仕事は、もっと楽にできるように作業改善しようと思ったりして・・・(笑)。


□□□ 1位が当たり前だと思うようになっちゃあきまへん □□□
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オンザロック

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先日記事にした、国立極地研究所のSさんからいただいた南極の氷。これをどうにかして楽しまなくっちゃなりません。目の前に置いて、融けていく様をただジッと眺めるっていうのもシュールでいいのかもしれませんが(笑)、やっぱりもっと自分でそのモノ自体を実感できるような体験にしたいもんですよねぇ。

まぁ、飲兵衛が考える利用方法としては、オンザロックの氷として使うっていうことくらいしか頭に浮かばなかったんですけどね、結局のところ(汗)。日本酒に氷を浮かべるのもありですけど、やっぱりウィスキーっていうのが定番だし、一番楽しんで飲めそうなアルコールって言えばそれしか考えられないでしょう。

ちなみに、南極の氷を口に入れていいとは誰も言いません(汗)。いくら極地は空気がきれいだからといっても、地球規模での大気の動きは当然あるわけで、地上でそこだけが環境が汚染されていないなんてことはあるはずないですもんね。飲用等に供する時には、あくまでも自己責任でってことになるんでしょう。

実は、荷物が届いた後にSさんからお電話を頂いて、少しだけお話をうかがうことができたんです。その中でも、南極ではその辺の氷から食事に使う水を作るっておっしゃってましたし、危ないことはないっていう認識でいいみたいです。もしそれが取扱注意の代物だったとしたら、知識のない一般人に贈れるはずもないですしね。

ところが、我が家にはウィスキーなんて置いてないんです(涙)。自分で買うってことはないですし、飲むのは全然嫌いじゃないもんだから、誰かからもらったりすればチビチビと飲んじゃいますしね。ってことは、氷をウィスキーのある場所に持ち出して、そこでオンザロックにしてもらうしかないってことになるわけです・・・。

と、色々な屁理屈をつけながら向かったのはBar・Arika。どっちにしたってココしかないわな(汗)。マスターのアキラ君に事情を話して、南極の氷をやるからオレに一杯飲ませろっていう強引なバーター取引成立(笑)。女房も誘って、夕方の早い時間に飲みに行きました。他のお客さんもいなくて、マッタリマッタリできましたよ。

彼が用意してくれていたのは、地元マルスウィスキーのかなり時が経ったシングルカスクでした。コイツが私の好みにも合って実に美味かったんですが、それはやっぱり南極の氷の手助けのせいもあったはずです。普段彼らがオンザロックに使う氷よりもかなり柔らかいなんてアキラ君は言ってましたけど、味もどこか違う部分があるのかもしれません。

彼に言われてグラスに耳を近づけてみると、中からピチピチと何かのはじけるような音。どうやら、南極の氷は雪が堆積してできたもので、その中に空気が閉じ込められているもんだから、氷が解けた時にその気泡が放出される音がするんだとか。確かに、良く見ると氷の中は小さい泡粒だらけでした。おー、正にこれこそ酒飲みのロマン!!!遥か南極に思いを寄せて飲んだ一杯は、格別な味のするものでした。


□□□ 1位に長居し過ぎるでぇ □□□
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ロゴマーク

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『日本に笑顔を醸しだそう』というこのロゴマークは、『日本酒造組合中央会』という日本中の酒造メーカーを束ねる組合組織が作成したものです。酒林がモチーフになっていて、『醸す』っていうような文言も入っていますから、大方の皆さんには日本酒業界に関係したマークだっていうことはお分かりいただけるんじゃないですかね。

この写真はパソコンのディスプレーをそのまま撮ってますから分かり難いかもしれませんが、赤色の杉の葉の部分にはそれなりの陰影が付いていて、球状であるっていう雰囲気が出ています。そこにニコニコマークのような顔が手書きで書かれているっていう感じですね。中央会が作ったものですから、大手の広告会社に依頼したものなんだと思います。

これは、東日本大震災後の復興支援のシンボルとして作成されたもので、これまでもいろんな場面で使われてきたんじゃないですかね。お恥かしながら私は今回初めて知ったんですけど、許可を得れば私たちのような一般のメーカーでも使っていいという連絡をいただいて、その存在を知ったような次第(汗)。

まぁ、震災後1年以上が経過した現在にあって、業界としては支援っていう意味合いも薄れて来ているのかもしれませんが、全国各地の蔵元が地域に根差しながら笑顔を醸し出そうと頑張っている意思表示のためのロゴマークとして、今後も使っていきたいということでした。お金がかかっているデザインなんですから、私も使っていくことがいいと思うんですけどね。

全体としてハッキリとしたことは私には言えないんですけど、日本酒業界としてはまだ震災の影響を引きずっているっていうか、日本経済も好調ってわけじゃありませんから、売り上げが勢い付くなんていう状況からは遠いんじゃないですかね。震災後の数ヶ月は、東北方面のお酒の需要はうなぎ登りだったみたいですが、それもひと段落して、かといってその分がその他の地方のお酒に戻ってきてるっていう印象も薄いんですよねぇ(汗)。

統計的に言っても、4月分の日本中のお酒の販売量は昨年を下回ってるんですが、実はこれは結構由々しき事態なんですよ。昨年の4月っていうのは震災直後で自粛ムードが満ち溢れていて、お酒の動き自体はとても悪かったんです。その昨年に比べて100%を切るっていうことは、こりゃどーゆーこっちゃいっていう話なんですよね(汗)。

それでも、首都圏の酒販店さんとお話をしていると、日本酒は伸びて来ているっていうことを口にする方も多いです。その辺の見解の食い違いに何か理由があるのか、たまたまの話なのか、東京だけはお酒の調子がいいのか分かりませんけど、どこかにほんの少しくらいはいい芽が出て来ていることを切望せずにはおれません。

伊那谷に笑顔を醸し出さなくっちゃいけない信濃鶴も、相変わらず苦しい戦いを強いられています(笑)。先の震災のおかげで、日本酒に再び目をやる日本人が増えたとも言われていますから、もしもそれが本当であるならば、あまねく日本中のお酒に日が当って欲しいもんです。このロゴマークを鶴の製品のどこかに使うっていうことはチト考えにくいんですけど、皆さんもこのマークを見た時には、ぜひぜひ日本酒を飲んでやって下さいね。


□□□ ちょっとポイント高過ぎじゃね? □□□
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遊穂

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読者の皆さんは『遊穂(ゆうほ)』っていうお酒の銘柄をご存知でしょうか。少しお酒に詳しい方なら当然ご存知でしょうし、名前くらいなら聞いたことがあるっていう方も少なからずおられるでしょう。まぁ、全国規模で言ったら、間違いなく信濃鶴よりは知名度が高いってことは疑いようのない事実でしょうな(笑)。

遊穂を造る御祖(みおや)酒造さんは石川県にあります。社長のFさんは女性で、実は私と同じ歳なんですよ(歳バレバレ?)。これまでも、何回か東京のお酒の会なんかでお会いしたことがありました。どうやら根っからの東京人みたいなんですけど、どういう経緯だったのか、突然御祖酒造の社長になることになって、自らも造りに携わりながら蔵を切り盛りなさっています。

その御祖酒造さんから、なぜか駒ケ根の越百に「○○日にそちらに伺いますから予約を入れておいて下さい」っていう電話が入ったらしいんです。「自分じゃお相手できないかもしんないし、もしかしたら呼び出すから時間を空けといて」とえっちゃんから泣きのヘルプメールが入ってたんですけど、結局は「楽しそうだから来い」っていう話になって越百に赴くことに・・・(汗)。

その日お見えになっていたのは、社長のFさんと、杜氏のYさんご夫妻でした。ちょっと珍妙な取り合わせにも思えたんですけど、お会いしてみて、いきなりその疑念はかき消されましたね。何とも仲の良さそうな3人組っていう感じで、経営者と従業員っていうよりも友達同士っていう雰囲気なんですよねぇ(笑)。

遊穂は、数年前から飲食系の専門誌にも大きく取り上げられたりなんかして、広く知られる存在になりました。私も、その手の雑誌で拝見して、羨ましく思ってたもんでした。東京では以前から知られていましたが、駒ケ根ではたぶん越百でのみ飲まれていて、それがまたえっちゃんの営業力もあって、このところ大ブレーク状態になってたんですよね。

えっちゃんのブログによく登場するもんだから、どうやらFさんたちはネットで『遊穂』で検索した時に引っかかってくるこの居酒屋に以前から興味があったようです。いつか行ってみようっていう望みが今回かなったっていうことで、御三人ともノリノリでカウンターにお座りになってましたよ(笑)。

でも、石川県からわざわざ越百のためだけに来るなんていうわきゃありませんわな。実は、遊穂の原料米のうちのある程度の量が飯島産の美山錦なんだそうです。今回は、稲の植え付けられた圃場を見学したり、農家の方との懇談が一番の目的だったんでしょう。そんでもって、せっかくだからと駒ケ根に宿をとって、越百までお越しになったっていう次第。

この日も、いくつかのお酒を持って来られていて、私も存分にお相伴にあずかりました。そのお味はと言うと、しっかりと味があって酸度も高いんだけど、決してくどくなくてサラリと飲めるまろやかさが秀逸。これまでもいろんなところで飲んできましたが、やはり造り手と飲めばその美味さも倍増です(笑)。杜氏さんと少しだけ造りのお話もしましたが、米の味を前面に出す方向を目指しておられるようでしたね。

本当ならもっといろいろお聞きしたいこともあったんですけど、他のお客さんともカウンター越しに話がはずむし、三人の中でも笑いが絶えないし、かえって私なんかお邪魔だったかもしれないと思うほどに越百に馴染んでましたね(笑)。今回の営業活動(?)で、駒ケ根での遊穂の消費はまた更に伸びることになるでしょうけど、このお酒の美味しさはF社長とY杜氏のチームワークにあるんだろうっていうのが私の一番の発見でしたね。


□□□ 鶴も負けないようにしなくっちゃ □□□
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同級会



割と定期的に飲み会をしている、中学校時代の同級生連中がいます。定期的なんていうとそれなりに聞こえますけど、それはメンバーの中のひとり、N君がいつも幹事役になってみんなと連絡を取り合ってくれるからっていう絶対的な条件が満たされているからであって、彼無しではとうていこのミニマムサイズの同級会は成立しないでしょう(汗)。

今回は、たまにはっていうことで、いつもは声をかけられない同級生たちを集めて、当時の担任の先生も呼んでちょっと大きめにやってみようっていう発案の下、結局、幹事役はN君に押しつけて、いつもよりリキの入った同級会と相成りました(笑)。とは言え、10人ちょっとの参加者でしたから、同級会とも何ともないんですけどね。

担任の先生は諸事情で来られなかったんですけど、懐かしく思われる顔も集まって楽しい飲み会になりましたね。どんな同級会でもそうでしょうが、多少顔は老けて、頭も薄くなり、体型がゆるんだとしても、気持は全くあの時のままで話ができる仲間っていうのは、貴重ですよねぇ。何にも気がねが要らないだもんね。

当時の中学校のクラスが、私とすれば、小中高校を通じて一番っていうくらい思い出深い、楽しいクラスだったんです。だからこそこんな関係が続いているんでしょうね。私は、学校生活に嫌な思い出なんてほとんどなくて、いつでも楽しかったような記憶しかないんですけど(笑)、その中でもことに記憶に鮮明な仲間たちでしたね。

駒ケ根市なんて田舎ですから、今回顔を出せなかったかつての同級生たちの動向もかなりの確率でハッキリとしています。彼が彼女が、今、どこで、どんな仕事をしているのかっていうことは、ほとんど誰かが知っていますね。高校になると、通学範囲がかなり広くなりますから、そういうわけにもいかないかもしれませんね。そこが地元の良さってことでしょう。

そんな話にも花を咲かせながら、お店の他のお客さんにめーわくだろーよっていうくらいに大騒ぎをして時間は過ぎて、そのお店の飲み放題コースの時間は終了となりました。当然のように、二次会のカラオケへ突入してワイワイ過ごしましたが、みんな結局は中学校時代と芸風は変わってなくて(笑)、何とも気持のいいひと時でした。

「また今度ねー!」なんて話して別れましたが、また今度がいつのことになるのやら分かったもんじゃありません(汗)。それでも、全員この辺に住んでいる連中ですから、いつでも会えるでしょう。どこかで買い物をしている時にバッタリなんていうことだって、ないわけじゃありませんしね。

みんなの反応お構い無しに熱唱していた彼も、あの頃の懐かしい歌を披露してくれた彼女も、30年前にはこんな再開を想像してたわけじゃないんだけど、ここに一緒に暮らしているっていう空気感は、何物にも代えがたいものだと思いましたね。何年か後には、またN君もやる気になってくれるでしょうから、その時にはまた幹事を丸投げして楽しませてもらいましょう(笑)。


□□□ 1位になってました □□□
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南極土産

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ある日、会社に不審なお届け物が・・・。クールの宅配便で配達されましたが、クールと言っても『冷蔵』じゃなくって『冷凍』の指定でした。生ものだって、大抵は冷蔵で間に合いますし、そんなにカチンコチンで送らなくっちゃならないものって一体何だろうと、かなり疑惑のまなざしでその段ボール箱を眺めました。

送り主を見てみると、国立極地研究所のSさんからでした。過日も記事にしましたけど、信濃鶴のカップ酒を持って南極のサバイバル調査に向かった、あの研究者のSさんです。こちらに帰郷された際にはお会いすることができずに残念な思いをしましたが、前回いただいた写真以外に、何やら南極のお土産を送ってくれたみたいじゃないですか!

写真をご覧になれば、もうお分かりでしょう。これは、たぶん南極の氷です。駒ケ根から何万キロも離れた極地から運んできてくれたものなんだと思います。ちょっと見ただけじゃ、駒ケ岳から取ってきた氷だって言われても区別なんか付きませんけど、どー考えたって南極の氷以外には考えられません。

見た感じでは、全体に気泡が入っていて、まんべんなく白いっていう感じですね。何気なく見ちゃうとただの氷ですが、もしかしたらそれなりに特徴を持った様相を呈しているのかもしれません。中に入っていた手紙にもその辺のことは書いてありませんでしたが、これが南極の氷じゃなかったら、ギャグにしかならないでしょう(笑)。

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・・・この度は第53次南極地域観測隊セール・ロンダーネ山地調査隊に貴重な、そして大変美味しいお酒をご提供いただき、誠に有り難うございました。多大なご協力を頂いたこともあり、予定していた調査を全て終え、無事に帰国することができました。南極での過酷なキャンプ生活の中で食事は唯一の楽しみであり、ご提供いただいたお酒のお陰で隊員のコミュニケーションも円滑になり、非常に有意義な調査生活を送ることができました・・・
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と、鶴を造った私たちにとっても、とてもうれしい内容の手紙が添えられていました。当然、食事は十分に運び込んだとしても、アルコールの類をどれほど南極まで持って行かれたんでしょうかね。まさか、浴びるほどはなかったでしょうから、貴重なお酒を楽しんで飲んでいただけたようで、私達としても酒屋もん冥利に尽きますね。

これは、Sさんの話を聞いたブロ友タッキーさんからの又聞きの話なんですけど、日本の雨や雪の芯には塵の粒のようなものが核として存在するみたいですが、極地の雪にはそういうものがほとんど含まれていないんだそうです。塵なんかほとんどないクリーンな空気なもんだから、何十キロも先まできれいに見渡せるんだそうですよ。

食事に使う水も、その辺の雪を溶かして調達するんだとか。っていうことは、この氷だってそんなに汚いものは含まれてないんでしょうから、オンザロックにしても、ジュースに浮かべても、かき氷にしても(笑)、たぶん問題はないはずです。南極の氷でお酒を飲むなんて、なんともロマンがあるじゃないですか。

ただし、困ったのはその保存方法です。午前中に配達されたものの、社員のみんなに少しずつ分けてあげるには夕方まで何とか持たせなくっちゃなりません(汗)。仕方がないので、生酒を送る時に使う保冷剤が入れてある小さな冷凍庫を空にして、その中に入れておきました。保冷材より南極の氷の方が大切だなんて言ったら怒られそうですけどね(笑)。


□□□ いいウィスキーでロックにしなくっちゃ □□□
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伊那醤油(おまけ)

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昨日のブログに、伊那醤油さんでほんの少し醤油用の大豆麹をいただいたと書きましたが、その使用目的が実はあって、社長のYさんに「お前も醤油を仕込んでみろ」って言われてたんです。ほんの少しだけ麹をやるから、家で小さな容器に入れてやってみたらどうだってことで、1.5キロ分けていただきました。

やることは簡単で、この量の大豆麹に対して2.0リットルの塩水を準備しておいて、その中に投入するだけです。塩水の濃度は23%っていうことだったので、塩460グラムを入れて撹拌しておきました。仕込とも何ともないですが、とにかく塩水に醤油用の麹が入った後の様子が上の写真です。これを、初期のうちは毎日撹拌しなくっちゃならないみたい。

ところが、翌日に撹拌しようとしても水分を全部吸っちゃって、かき混ぜようもなかったので、ちょっとおかしいと思ってYさんに電話すると、2.0リットルの塩水じゃ足りなかったようで、もう700グラム分の塩水を足せとのこと(笑)。そいつを加えたら、なんとかもろみっぽい状態になってきましたが、清酒のそれに比べると明らかに固形分の比率が高くてモコモコした感じのものですね。

写真で見てお分かりのように、黄緑色をした直径1センチほどの丸い『でん六豆』状のものが大豆麹で、それより黄色くて小さな粒が小麦を焙煎したものです。麹菌は大豆にしか繁殖していないようですが、製造過程では小麦も一緒に混ぜ込んで麹にしているようです。その辺の詳しい工程は、ちょっと不確かなんですけど・・・(汗)。

今はこんな状態ですが、これが日が経つにつれて、濃い茶色のドロドロした液状になっていくんですから不思議なものです。伊那醤油さんの蔵の中を見せていただいた印象では、それほど厳密に微生物の管理はしなくてもいいようですから、きっといろんな生き物が醤油の醸造には関係しているんでしょう。

日本酒の場合は、相当に制限された微生物しか関与しません。極論すれば、麹菌と酵母菌のみです。そしてその酵母菌も、いろんな種類がある中でも協会何号といった、単一の種類だけを分離して使います。他の酵母菌が混入しただけでも汚染っていうことになる程、清潔さを徹底した管理が要求されますが、醤油の醸造はそこまでのことは必要ないみたいですね。

醤油もろみの中にはある種の酵母菌も生きているでしょうが、それは清酒もろみとは違って、アルコール発酵がメインっていう活動ではないのかもしれません。とにかく、これだけの物量を分解するっていうこと自体が大変な仕事でしょうから、大豆のタンパクや小麦のデンプンを複雑な菌類の相関によってアミノ酸や糖分に変えていく作業に1年という長い時間がかかるってことなんでしょうね。

さてさて、出来上がりが楽しみなこの醤油もろみではありますが、しばらくしてそれほど手がかからなくなったら、母屋の味噌蔵にでも入れておきましょうかね。光は当たらない方がいいみたいですから、我が家の台所よりはその方がいいでしょう。今から考えると、仕込水に家の水道水を使いましたが、蔵の井戸水を汲んでくれば良かったと後悔しているところです(汗)。何はともあれ、1年後が楽しみな、大人の実験レポートでした。


□□□ ご希望があれば醤油麹の販売もしてくれるそうです □□□
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伊那醤油

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駒ケ根には、『伊那醤油』という醤油の醸造元があります。私は、どうしたわけだったのか、今まで一度もその工場に入れていただいたことはなかったんです(汗)。20年以上も、仕事内容の似通った業界にいたのにその機会が無かったわけで、ずっと見学のチャンスをうかがっていたっていうのが偽らざる気持ちでした。

昨年、社長さんが交代して、市内の酒販店も経営するYさんが新社長に就任されました。Yさんとは気安くお話もできますし、こりゃいつかは工場見学できるかもしれないと密かに思っていたんですが、先日電話をいただいて、「今、麹の引き込み作業をやってるから、良かったら見に来ないか」って誘ってもらえたんです。

二つ返事で飛んで行って、初めて工場の中に入れていただきましたが、私が思っていた以上に近代化された感じで、省力化のための機械も揃えられているっていう印象を受けましたね。工場と言うか蔵自体は大正時代からのもののようですが、昭和に入って設備の増強がされて現在に至っているんだそうで、かなり古い部分もそれなりに見受けられました。

特に、発酵の中心であるもろみ桶のおかれた蔵の中は年代物で、薄暗い照明しかないので、ちょっと怖めの映画に出てきそうな雰囲気を醸し出しておりました(笑)。写真の2、3枚目を見ていただければお分かりのように、足場板の下に木製の桶が埋め込まれたような構造で、その中には茶色の醤油もろみが入っていました。もろみ自体はブクブクしているわけじゃなくって、ひっそりとした感じでしたね。

桶の大きさ自体は、長生社で使っている発酵タンクと同じくらいの大きさだと思いますが、全て木製っていうところが貴重です。お酒のもろみ用の木桶は、蔵人たちがとても丁寧に磨き上げて使ったなんて聞いたことがありますが、醤油もろみの桶は、あまりきれいにしちゃうと隙間ができるっていうことで、それほどピカピカにはしないんだそうです。

醤油の造り方や発酵の原理については、お恥かしながら私はほとんど知りません(汗)。簡単に言えば、大豆で麹を造って、それを塩水に投入して、1年ほど発酵させて、搾って出来上がりっていう感じでしょうか。もろみ期間が清酒とは異次元の長さですが、デンプンを糖化させてアルコールに発酵させるのと、タンパク質をアミノ酸に分解・発酵させるのに要する時間がそれほど違うっていうことなんでしょうね。

大豆で麹を造るっていう工程も初めて見ましたが、蒸した大豆に炒った小麦を混ぜ合わせて造るんだそうです。その小麦の量が少なければ濃口醤油、多ければ薄口醤油になるんだとか。後日、出来上がった大豆麹も少量いただきましたが、私たちが造るお米の麹とは全く違う代物でしたね。『でん六豆』っていうお菓子があるじゃないですか。あれが少し小さくなったっていうような見てくれなんですけど、味はあまりしないんです(笑)。

写真1枚目は蒸した大豆がベルトコンベアで運ばれているところ、4枚目は醤油のもろみを搾る機械ですが、その原料の性格からいって、工場の中は大豆や小麦の粉末がモウモウとしてましたし、塩を使う関係上、機械類もかなりサビが出ちゃうみたいで、工場全体のメンテナンスはなかなか大変なんじゃないかと思いましたね。

現在、全ての製造工程を自社内でまかなえているわけではないそうですが、徐々にその比率を上げていきたいっていう方針のようです。地元産の原料にこだわった、駒ケ根ならではの醤油なんかを造ってもらえると嬉しいですね。皆さんも、駒ケ根の『伊那醤油』をぜひぜひご愛顧くださいね。これからの発展が楽しみに思える、地場産企業の工場見学レポートでした。


□□□ 醤油のかけ過ぎでいつも女房に叱られます □□□
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プロジェクトZ

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拙ブログのメインコメンテーターにして、信濃鶴としてもいろんな場面でお力添えをいただいているZENさんから、突然の質問メールが届きました。ZENさんが長生社のことで知らないことなんてもうあまりないはずですが(笑)、私が杜氏になった年とか、全量純米になった年などの少し細かい数字を知りたいとのことでした。

「なになに?ZENさん何やってんの?」っていう感じだったんですけど、どうやら、とあるプロジェクトに関与するかもしれないっていうことで、いくつかの蔵のことを試験的に取り上げておられる様子。なにせ、業界人でもないのに、ここまでお酒とその周りの諸々について詳しい人も珍しいですから、その知識を生かせる仕事なら適材だと思うんですけどね。

お酒好きが高じてこの業界に入っちゃう人もおられますが、このブログにもコメントをくれたように、ZENさんは少し前に前職をお辞めになってますから、もしかしたらもしかしてそういう先達の轍を踏むことになるのかもしれません。まぁ、なかなか打ってつけの職場なんてあるもんじゃありませんから、その可能性は低いでしょうけどね。

皆さんもご存知のように、鶴はお世話になってるんですよね、ZENさんには。上の写真は先日の長野の酒メッセin東京の時のうちのブースの様子ですが、真ん中に垂れている信濃鶴のロゴのディスプレイ用の布は彼の手によるものです。私がお願いしたとか、お金を払ったとかじゃないんですよ。勝手に作ってくれちゃうんです、知らない間にね(汗)。

長野県の酒造組合は、早くから酒メッセの前身である全県的な試飲イベントを始めていましたから、こういう自社ブースのディスプレイも皆さん結構お上手ですし、小物の類もいろいろ準備なさってます。他のお蔵さんと比べて、あまりショボイ展示はできませんから、こういう飾りつけは結構頭が痛かったりするんですよね(汗)。

酒メッセには2種類しかお酒を出さないことも、皆さんに知られるようになった信濃鶴です(笑)。あまり細かいものを並べるよりも、見た目にハッキリと分かるものがドーンと飾ってある方が私的には好みなので、こういった大きめの垂れ幕はうれしいですね。でも、これもZENさんがいろいろ調整をしてくれた、第二作品だったりするんですよ。本当に感謝感謝です。

話は変わりますが、昨日のブログへのコメントでZENさんが教えてくれた、不思議な昆虫の正体は『ジガバチ』でした。ググってウィキで見てみたら、正にその通りでしたよ。抱えていた青虫は死なないように麻酔をかけられているんだとか(汗)。私も、生きているように見えるのに何で動かないんだろうと思ったので、もしかしたら自分の幼虫なのかと考えたんですけどね。巣に石で蓋をする写真なんか、そのまんまの姿でしたよ。

事程左様にモノ知りでもあるZENさんですが、これから一体どこに向かうんでしょうねぇ。これまで鶴のためにしていただいたことのお返しをする機会があればうれしいんですけどね。ま、どうせまたすぐ会う機会もあるでしょうから、その時にいろいろ聞いておきますね。それまで、プロジェクトZENの行方を楽しみに待つことにしましょう。


□□□ たまーに1位になるくらいがいいかも(笑) □□□
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