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専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

ワイン会

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俗に『ワイン会』と称して、ワインばかりを飲みまくる呈のいい飲み会がありますよね(笑)。普通に『飲み会』って言い切るより、『ワイン会』とか『日本酒の会』とかいう肩書きにすると、単なる飲み会も少し御高尚に感じられるから不思議です。まぁ、私自身、そういう上手い具合のカモフラージュに、どのくらい助けられているか分かりませんけどね(汗)。

私の立場としては禁断(?)のワイン会を、必ず毎年1回だけは開いているんです。これは『会』と言うより個人レベルのものなので、取り立てて大げさな名前をつけなくてもいいんですけど、私の中ではとても大きな意味を持つ機会なので、あえてそんな言い方をして個人的な重要度を強調しているわけです(笑)。

これも、半分恒例行事と化していますから常連読者の皆さんには、ミミタコの話題かもしれませんが(汗)、先日我が家の庭で、友人でなんちゃってソムリエのK君を招いて、一晩ワインを飲み明かしました。今年で5回目かな?基本的には私のワイン師匠のK君と2人で飲むので、いくら飲んでもワインは3本までですが、そのセレクトは彼にす全てお任せです。

この会は、K君なしには成立しませんが、『なんちゃってソムリエ』の『なんちゃって』の意味は、『まがい物の』っていう意味じゃなくって、『かなり本物に近い』っていう意味ですから誤解しないでくださいね。彼のワインに対する知識は、ちょっとしたソムリエ級なんじゃないかと思うくらいにワインに精通してるんですよね。

ハッキリ言って、ワインのあの複雑な体系は、私にはほとんど理解できていないわけですが、ワインというお酒は好きなんですよね。もちろん、日本酒が本命ですけど(笑)。ただ単にワインが好きだっていうだけの私に、系統立ててワインの説明をしてくれるのがK君なんです。毎年の『ワイン会』のおかげで、味とその背景が少しずつですが理解できている気がしますね。

まずはシャンパンとか泡ものから初めて、残りの2本が普通のワインになります。今年は2本とも赤っていうことになりましたが、白は赤に比べると日本酒に近いので、私が好んで飲むのは、いつものお酒とは違う毛色の赤の方なんですよね。料理とのマリアージュなんかは考えません(笑)。今年は1本が私の好きなブルゴーニュのもので、もう1本は珍しいことにイタリアワインの登場でした。

別の場所で飲んだ時にも感じたことですが、イタリアワインっていうのは独特な風味があって特徴的ですよね。私のようにワイン音痴でも、何となく区別がつく味わいです。そんでもって、ピザが食べたくなるんですよね、これが(笑)。ピザがイタリアのものだからなんでしょうけど、ピザ屋さんにイタリア物が並んでいる意味がよーく分かりましたよ。

「岳志さんは、シャンパンをビールみたいに飲むからすぐに酔っちゃうんですよ!」と怒られたので、今回は抑えて抑えて飲み始めました(笑)。それでも、約3時間半後に私が寝落ちて、今年のワイン会は終了になったようです(汗)。K君セレクトのワインと、女房の料理ですごく楽しく過ごしましたが、こんなことならワイン会を年2回のペースにしてもいいと思い始めてるんですけどね・・・。


□□□ おぉー!何だか1位にも近いぞ! □□□
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