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専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

インフルエンザ(つづき)

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数日前に、娘がインフルエンザにかかったなんていう記事を書きましたが、当然の流れというか、そうなる可能性は大きかったっていうか、まるで絵に描いたように女房がインフルエンザに感染しました。2年前に娘がインフルエンザにかかった時には平気だったもんだから、今回もこれといった防護策を取らずにいたようです。世の中を甘く見たな・・・(笑)。

早速、お医者さんに行ったみたいなんですけど、数日前に娘の分はあったのに、今回は特効薬『リレンザ』はないって言われたみたいです。正確に言うと、最新のリレンザは在庫切れだったみたいで、旧タイプのものをもらってきてましたね。新しいタイプは地震の被災地に重点的に出回っているからっていう説明だったみたいですよ。

当然、そうしてもらわなくっちゃなりませんよね。寒い中で、厳しい生活を強いられている避難所でインフルエンザなんかが流行ったら、大変なことになるでしょう。私の女房のことなんかはどーでもいいですから(笑)、ぜひ被災地の皆さんに優先的に使ってあげていただきたいですね。何をするにも被災地最優先でいいじゃないですか。

女房がふせっている中、新型リレンザで劇的な回復を見せた娘は、晩御飯を全て用意して待っていてくれました。もう、中学の2年ですし、昔から台所の手伝いをよくしていたこともあって、ちゃんとした料理を作ってくれてましたよ。娘が作ってくれたご飯なんて、何食べても美味しいに決まってんですけどね。

娘の料理を暖かい部屋で食べていれば、こんなに幸せなことはないんですが、これと全く正反対に、満足にストーブもたけない避難所の冷たい床の上で、肉親の安否を気遣いながら寝ているお年寄りがいるかと思えば、どうしたって心の底からその場を楽しむ気にはなれません。なんのことはない普段の生活が、いかに幸福なものであるのかを噛みしめるばかりです。

戦場ワインアドバイザーと化している仙台のサンセールさんからは、日々仙台の情報が入ってきています。津波の跡に残されたボロボロの車の凄惨さは正面衝突した車の比ではないと、言葉では伝えられないほど悲惨なボディの表面を目の当たりにして、改めて津波の恐ろしさを実感して、膝ガクガクもんらしいですよ(汗)。

また、サンセールさんは退職したとはいえ、錦本店では1日も早い営業再開を目指したいところですが、昨日ようやく営業車にガソリンを入れられたんだそうです。注文を御用聞きしても、普段の半分も入らないとのこと。飲みに出る人が激減しているんでしょうし、飲食店自体も通常の営業にこぎつけられずに、既に死活問題になっている模様です。

地震時に宮城の酒蔵にいていまだに足止めを食らっているすぱいS君からは、その酒蔵の様子が写真で送られてきましたが、煙突は折れ、外壁は落ちて散々な様子ですね。蔵なんか跡形もないメーカーさんもあるわけですから、それに比べればよっぽどマシなんですけど、酒造りの再開がどれほど遠いのかは、その写真からでは分かりませんでした。

いつもの日常が、いつも通りに流れていくことの幸せを、これほどまでに切実に感じることはないわけなんですけど、それが被災地の皆さんのいつもとはかけ離れた非日常の姿から想起されるっていうことがとても切ないですね。被災者の方々の心穏やかな日常が一日も早く戻ってくることを願って止みません。


□□□ ランキングが2位だっていうのは非日常だすな(汗) □□□
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