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専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

県出品

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少し前の話になっちゃいましたけど、長野県の春の清酒鑑評会への出品酒を発送しました。出品されるお酒の種類としては、大吟醸クラスのものがほとんどになると思います。例によって信濃鶴は純米大吟醸しかないので、数少ない純米酒規格での挑戦になりますが、最近は純米での出品もちょくちょく目にするようになりましたね。

写真には15本ものお酒が並んでるんですけど、出品できるのは各蔵3点までです。1点につき5本の提出を要求されるので、3点出せば15本っていうことになるんです。なんで5本も必要なのかっていうと、事前の成分分析で1本、予審で1本、決審で1本、公開研究会で2本ってな具合に使われることになるからなんですよね。

大吟醸のもろみを何本か造ればそれ毎に違ったお酒がしぼられるわけですし、しぼっている順番でお酒の味も変わってきますし、いくつかのお酒をブレンドすることもできるので、大抵のお蔵さんは、何点が出品して、そのうちの評価の高かったものを大本命である全国の新酒鑑評会に出品するっていう、予選会的な意味合いもあるコンテストなんです。

きっと、どの県でも、春のこの時期に県単位での鑑評会を開催していると思いますが、今年は東北の宮城や福島あたりの震災の影響が大きかった県では、開催できないのかもしれませんね。県の酒造組合がしっかりと機能していればいいですが、被災したお蔵さんも多いでしょうから、とてもじゃないっていう状況かもしれません。

これまであまり触れませんでしたけど、東北地方の酒蔵の被害状況っていうのは、今のところあまり私の耳には入ってきていません。各県のまとめでも、連絡が取れないっていう蔵もまだいくつもあるようで、状況が把握できていない部分もありそうです。顔見知りのお蔵さんもあるわけですから、安否の確認だけでもできると嬉しいんですけどね。

テレビで放映されたものとすると、陸前高田の津波の映像で、一気に押しつぶされていく酒蔵の様子が何度も流れてましたね。私の知っているお蔵さんのひとつも、跡形もないまでに津波にやられて、何も残っていないっていうことを聞きました。幸いにして、そこの経営者の皆さんはご無事なようですが、果たしてもう一度酒造りができるのかどうか・・・。

明るい日本酒の未来を標榜する拙ブログですから、どんな形にせよ生き永らえて、来るべき日本酒の新時代を一緒に迎えたいものです。この地震は天罰だなんて言って顰蹙を買っていた知事さんもおられましたが、そんな心ない言い方じゃないにしても、これをひとつの区切りとして新紀元のスタートが用意されたわけですから、これを機に日本人のアイデンティティとしての日本酒を再考する機会になればいいんじゃないかとも思ったりして・・・そんな甘い状況じゃないことは十分に承知しているつもりですけどね(汗)。

さて、最後に連絡事項です。戦場ワインアドバイザーことサンセールさんが新しいツイッターを始めたらしいです。下にURLを貼り付けておきますから、皆さんフォロー(って言うのかな)してあげてくださいね!私は、ツイッターはよく分からないので、その内容がブログのように読めるとうれしいんだけどなぁ・・・(笑)。

》》》》》》》》》》 【サンセールさんの新しいツイッター】


□□□ そろそろ定位置の4位に戻りそうです(汗) □□□
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