専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

大晦日

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ついに、今日という日がやってきちゃいましたね。泣いても笑っても、一年の最後の一日、大晦日です。こんな記事を書くのも、早いもので5回目になるんですよね(汗)。ブログを始めた頃は、こういう締めくくりの日になると「今年も毎日よく頑張ったなぁ」なんて感慨深いものもあったんですが、5年目ともなると全くもって無頓着ですな(笑)。

本年も、読者の皆様には、この出来の悪いブログを可愛がっていただきまして、誠にありがとうございました。年間で、どのくらいの方にお読みいただいたのかは分かりませんが、私にとっては過分な数字であろうと思います。改めて考えてみても、拙文の書き捨てに付き合わせているような気がして、お恥ずかしい限りです(汗)。

信濃鶴の広告塔として立ち上げたブログでしたが、いつの間にやら『公』と『私』が混同してしまって、商品の宣伝なんだか、蔵での出来事なんだか、お酒のウンチクなんだか、美味しいお店なんだか、友達のことなんだか、自分の泣き言なんだか、夫婦喧嘩なんだか・・・何だか分からんブログに育ってしまいましたねぇ・・・。

いずれにしても、読者あってのブログですから、私がどんなに素晴らしいことを書いても、誰にもお読みいただけないんじゃ、全く意味はないわけなんですよね。そういった意味からも、周りを取り巻いてくれている読者やブロ友のみなさんが、このブログの、そして私の宝物になっているっていうことなんだと思います。

ブログランキングでも、毎日のクリックでお手を煩わせてしまっていますが、常に上位に置いていただいてますね。いくら中身が駄文であろうとも、多少は長生社の広告宣伝に一役買うことができていて、これもまた感謝感謝です。案外、あのブログランキングの表から入ってくる読者の方も多いんじゃないかと考えられますから、信濃鶴のことを初めて知っていただけるきっかけになっているかもしれません。

嬉しいことに、この年末に『お酒・ドリンク』部門でベスト3に入ってますね。これも、三日天下だとは思いますが、気分はいいですねぇ(笑)。上の写真は、いつもと違って、この『お酒・ドリンク』部門のひとつ上のカテゴリーの『グルメ』部門のランキングですが、そこでも35位になっていて、最初のページに載ってるんですよ。ちなみに、全体のランキングでは866位ですが・・・(汗)。

毎週頂いているポイントも、この数年間をかけて少しずつ少しずつ増えてきているんですよね。順位的にはほとんど変動はなくって、上下しながらの本当に微々たる前進なんですが、ちょっとでも伸び代があるっていうことはやりがいにつながるじゃぁないですか。この、ほんの少しでも着実な成長っていうのが、信濃鶴にも乗り移ってほしいものです。

年末年始は、記事は短めにしようなんて思ってるんですが、結局いつもの量を書いちゃいましたね(汗)。この長い文章も、このブログの難点であることは十二分に認識しているんですが、こうなると、もう癖になっちゃってるんですよね。これより短いと物足りないし、長いと飽きます(笑)。大晦日のお忙しい時まで、時間をとらせちゃってスイマセンでした。それじゃ、皆さん、よいお年をお迎えください!


□□□ 今年一年ありがとうございました! □□□
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イカがわしい年末

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心静かに年の瀬を迎えたいと、誰しも思っているはずです。もちろん、私だってそうです。今年一年を振り返り、新年をおめでたく祝って新しい門出にしたいはずです。当然、私だってそうです。仕事にもひと区切りつけて、職場はきれいに整えておきたいはずです。あったり前じゃないですか、私だってそうです・・・ところが・・・。

どうしてそーなるのかと首をかしげたくなるほどの不幸が、次々と私を襲ってくるんですよね(涙涙涙)。結構神様には手を合わせてるし、ご先祖様の供養だって怠ってるわけじゃないし、この前なんかキリスト教のお祭りまでやったのに、なぜでしょーか。今日一日で3つもハプニングが起こっちゃって、本当にテンヤワンヤだったんです。

まずは、モーター焼け焦げ事件。数日前に、ヤブタのポンプ制御がうまくいかないって記事にしたんですけど、その影響だったのかもしれません。ポンプの心臓部のモーターが回転不良を起こして、内部が焼き付いてダメになっちゃったんですよね(涙)。エナメル線の焼けたにおいが蔵中に充満して、むせ返るほどでした。あのモーターは修復不可能でしょうね(汗)。

と、今度は、蔵の動力系の電源のブレーカーが上がったきり入らない状態に。そういう場合、大抵は自分たちで原因を突き止められるんですが、今回はまるっきり分かりませんでした(涙)。いろいろご存知の方は、先程のモーターのせいじゃないかって思われるでしょうが、それとは全く違う電源系統での話で、仕方がないので専門の業者を呼びました。またこれが困ったことに、途中でそのブレーカーがなぜか立ち直っちゃって、今のところ原因が追求できてないんです。そーゆーのって怖いんだよなぁ(汗)。

最後のとどめで、昨日も調子の悪かったヤブタが再びご機嫌斜め。詳しくは書きませんが、簡単に修復できるご機嫌斜めと、通常状態に戻すのにえらく手間取るご機嫌斜めがあるんです。当然、今回のは後者です(涙)。一部分解しなくっちゃならなくなったので慎重に作業してたんですが、頭からもろみをかぶって、もろみもしたたるいい男になることができました(汗)。

でも、でも、でも、悪いことばかりじゃぁありません。最近、完全にブログを放棄したとしか思えない仙台のサンセールさんから、お年取り用の飲兵衛セットが届きましたー!ありがとー!ありがとー!ありがとーございますー!!!中味は、八兵衛の新酒と、以前このブログでおねだりしておいたホタルイカの干物でした。ウレシー!!!

ところが、宅配便の送り状に書いてあった品名は、『イカがわしいもの』(汗)・・・サンセールさんのオヤジギャグ全開ですが、何も知らない人が見たら錦本店サンセールと長生社専務双方のイメージダウンになることは間違いなし(涙)。この荷物を私のところへ持ってきた、錦本店のことを知っている社長ですら、「何か、いかがわしいものらしいぞ・・・」と言葉少なでした(笑)。

サンセールさんのブログをしばらく読んでいないので、ついぞ寂しくなって、いつもだったらサンキューメールで済ませるところを、今日は電話してみました。彼はいつものように元気で、錦本店の年末の売り上げも好調なようでしたよ。「ブログなんか書かなくても売れてるってことなんじゃねーのー」って水を向けると、「今に見ておれよー」と開き直ってました(笑)。仙台のみなさんも、よいお年をお迎えくださいねー!


□□□ おかげ様で私は高得点! □□□
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家族忘年会

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毎日書いているようですが、年末は何かとせわしない長生社の夕暮れ時のこと。終了のベルが鳴り、社員のみんなも「お疲れ様でしたー」と帰っていきました。まだまだ外を回っているセールスもいますが、それでもホッと一息ついて、そろそろブログでも書き始めようかと思っていると、携帯が鳴りました。それは、女房の声・・・。

「どう?もう出かけられる?」、「えっ?な、何だったっけ?」、「何言ってんのよ、今日は家族で食事に出かける約束でしょ?」、「そ、そんな約束してたっけ?」、「ほーら、忘れてるわよこの人はー、昨日の夜も今朝もあれだけ念を押したじゃないのー!」、「あーあーあーあー、そうだったそうだったそうだったそうだった、そーだったーっっっ!」

完全に忘れてたんですけどね・・・(汗)。男は外に出れば7人の敵がいるんだし、毎日予想もつかないハプニングは待ち受けているし、ましてや今は年末の喧騒真っ最中じゃないですか。家族で何か美味しいものでも食べようなんていう計画は、1日必死で働いているうちに、忘却の彼方に追いやられてしまうものなんですよ、エー、エー。

本当のことを言うと、昼過ぎに女房がもろみの分析をしに会社に来て、帰り際に最後の念押しまでしてったんです(汗汗汗)。言い訳をするとすれば、業務終了も押し迫った頃、もろみを輸送するポンプが詰まっちゃって、みんなでテンヤワンヤしてたんですよね。それが一件落着して、ようやく落ち着きを取り戻した私の出鼻をくじくような電話だったわけです。

できるだけ平静を装って「すぐに帰るから」と答えた私は、即座に帰りの支度をして、後でやろうと思っていたもろもろの仕事を最低限にこなし、雪の残った道を車をぶっ飛ばしました。この年末に一体何を食べに行けばいーんだとか、せっかく外食するのにブログが書いてないんじゃあんまりお酒も飲めねーじゃんとか、財布にいくら残ってたかなーとか考えるうちに家に着きました。

「この前のイブの日のブログって、あれを読んだ読者の人って、岳志は外で寂しくクリスマスのお祝いをして、家では何もしてもらってないように勘違いするんじゃないの?あれとは別にちゃんと家族でパーティしたわよねぇ。その日のことは何で記事にしないわけ?あれじゃ、私の面目が立たないわ。それについての謝罪文と、今日のことはちゃんとブログに載せなさいよ。いいこと!」・・・「ハイ、分かりました」

ということで、今日はピザの美味しい店で年末の家族忘年会をやってきました(笑)。造り酒屋の家族に年末なんてないわけですが、とりあえず一度外へ連れて行かないと、我が家の女性人の溜飲が下がりまへん(涙)。結局お酒は飲んじゃったので、少しほろ酔い気分で、久しぶりの家族ブログを書いてみました。

まぁ、何だかんだと言いつつ、今年も家族で一緒に楽しく過ごせました。美味しい食事を毎日作ってくれた女房には心からの感謝を捧げ、勉強に部活にと頑張った娘も褒めてやりたいと思います。今書いているこの記事を、私の横で読んでいる娘が、「ねーねー、本当に褒めてくれるの?本当?」と、私の顔を見上げています(笑)。


□□□ 3位継続してますね □□□
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板粕

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年末で、あれやこれや何かと慌ただしい造り酒屋ですが、年の暮れのひとつの風物詩となっているのが粕詰めです。拙ブログの読者の皆さんならお分かりのように、信濃鶴の新酒はどうしても12月も押し迫ってからでないと搾れません(汗)。ということは、新酒を搾らないとできない酒粕も、当然年末ギリギリくらいにならないと出荷できないっていうことになります。

酒粕が売れるのなんて年内のうちですから、アルバイトのおじさんおばさんにお願いして、専門にどんどんと袋詰めしてもらうんです。作った端からセールスが持っていっちゃいますから、その場にあるだけを奪い合うように抱えていきます。とにかくこの時期に集中して製品を作って、売れるだけ売っちゃうっていう後先かえりみない商売なんですよね(笑)。

いつか記事にもしましたが、今年はNHKのテレビ番組で酒粕の健康への効能が取り上げられたもんだから、例年よりは引きが強いっていう感じがしますね。でも、市場に無くなるとかいうほどのことはありませんよ(汗)。ですから、粕詰め作業も毎年のペースで進めていても、大体間に合っているみたいです。

ただし、スーパー関係では、年間を通して取り扱っている大手の酒粕がほとんど入ってこなくなっているっていう話で、その分地元の酒粕で補おうとしていて、信濃鶴の粕も例年の2割増しくらいの数が出ているそうです。来年にはそんなブームも過ぎ去っているでしょうから、今年売れるだけはバンバンいってもらいたいものです(笑)。

今年の美山錦はやっぱり溶けが悪い傾向なもんだから、酒粕はいつもよりポロポロした感じになってますね。袋に詰めて店頭に陳列した時に、あまり粕が砕けていると見栄えが悪いってセールスには言われるんですけど、酒粕を目的に造ればいざ知らず、いいお酒を造ったら酒粕がそうなったっていうことだから、よーく説明して歩くようにって反論はしてるんですが・・・。

写真は、酒粕という商品製造の全工程です(笑)。数日前にも話題にした『ヤブタ』っていうお酒を搾る機械からはがされた酒粕は、かなり大きな板状のものなんです。そうだなぁ、20cm×40cmくらいありますかね。いつもだったら、バラバラと箱の中に落としちゃうんだけど、商品にする時には壊さないように丁寧に扱います。

それを、袋に入る定型の大きさの板に合わせてデッカイ包丁で切り分けます。何枚か重ねて500gにして、袋に入れてから口をシールするんです。1日かけて500個くらい作れますかね。ご覧になればお分かりのように、完全に板状になってます。『板粕』と呼ばれる所以です。夏まで保存すると発酵が進んで粘土状になりますから、その時期には『練り粕』と呼ばれたりしますね。

袋の表側になるべくきれいな酒粕を入れて、少し壊れたようなのは中に押し込んで体裁を良くします(笑)。そのまま焼いて食べる場合を除いては、粉々にして溶かして使うことがほとんどですから、あんまり関係ないんですけどね(汗)。少しでもセールスが楽に売れるように、姑息な手練手管を弄する年の暮れ(笑)。


□□□ おぉー、ちょびっと3位! □□□
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大掃除

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年の瀬も押し迫り、大掃除に明け暮れている皆さんもたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。長生社の蔵でも、この数日間は掃除、洗い物、消毒の強化週間となっています。先週、年内の仕込み作業が終わってから間髪を入れずに始めましたけど、1週間くらいはかかっちゃいますから、ゆっくりとやっていると年が越せなくなっちまいます(汗)。

これは、年末だからっていうんでやってることじゃないんですよ。正月前後は仕込みを休みますから、その間に一度蔵全体をきれいにして殺菌しておくのが恒例になっています。お酒の梱包や配達は年末にかけて忙しいばかりになりますから、蔵以外の場所は逆に掃除をする暇もないくらいなんですけどね(笑)。

毎年、お正月前に全体の3分の1、年が明けてから残りの3分の2を仕込むっていうくらいの割り振りになってますかね。一度造りが走り始めちゃうと、しっかりとした清掃なんかできなくなりますから、この時期に中間の大掃除をやれるのはとてもタイムリーなことなんです。本当は、ちょうど2分の1くらいを仕込み終わったあたりがいいんでしょうけどね。

ひと言で全体を掃除するなんて言いますが、やっぱりそれは大変なことです。でも、そうやって清潔にしておかなくっちゃいいお酒なんて造れるはずはありませんから、お酒の仕込み同様かそれ以上の重さを持った仕事っていうことになります。手を抜かないように、床を磨いていくことが素晴らしい酒造りへの第一歩っていうことでしょうね。

仕込みの時に使う道具をきれいに洗って、煮るなどして消毒をして、いつでも使えるようにしておくのも案外手間のかかることです。大きなものから小さなものまでありますが、そのどれにも雑菌が付いていないようにするっていうことは、相手が見えない分、十分安心できるレベルにまでするには、過分だと思われるくらいな仕事が必要になるはずです。

皆さんのお宅の6畳一間で考えてみても、天井、壁、床を全てきれいに掃除して殺菌するだけでも大変ですよね。それに加えて、中にあるものも全てきれいに洗って消毒をするとなったら、私だったらイヤですけどねぇ(笑)。実際に部屋にあるものなんて殺菌する必要はありませんけど、そんなふうに考えるとイメージがつかめると思うんですけどね。

例えば、麹室なんて、写真のように一旦ピカピカに掃除しちゃうと、後は入るのがもったいなくなっちゃうんですよね(笑)。この部屋ほど徹底的にきれいにする場所は他にはありませんから、後から入って足跡が付くのも気に障るっていう感じです。まぁ、また麹を造り始めちゃえば、そんなこと言ってられなくてバンバン使い込んじゃいますけどね(汗)。

もし、洗い物が終わらなかったりすると、正月もひとりでやる破目に陥りますから、みんなのケツを叩いてもうちょっと精を出さなくっちゃなりません。この大掃除が終わると、ほんの少し余裕ができて、私にも正月らしい時間がやってくるんですよ(笑)。新年になったら、すぐに米洗いが始まるんですけどね・・・(涙)。


□□□ 年末年始はアクセスが減りますね □□□
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クリスマス当日

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もんのスゲー寒いクリスマスになった信州駒ケ根ですが、皆さんお住まいの地域はいかがですか?日本海側や北海道は大荒れの天気みたいですね。駒ケ根は雪こそたくさん降っているわけじゃありませんが、冷たい風が粉雪を運んで来て視界が悪いです。皆さんも年末に事故なんか起こしちゃつまりませんから、車の運転にはお気をつけ下さいね。

私は車のサイドブレーキを不用意に引いちゃってたもんだから、ブレーキが凍りついちゃって解除できなくなっちまいました(涙)。こんな寒冷地に住んでいる人間としては、極めて初歩的なミスでお恥ずかしい限りですが、昨日のクリスマスイブといい、今日の寒波といい、ようやく「年末だなぁ」っていう実感がわいてきたのも事実です(笑)。

さて、昨日は図らずも夜遅くまでもろみを搾る機械の面倒を見なくちゃならなかったわけですが、それだけでイブの夜が過ぎていくのはチトもったいないじゃないですか。毎年、この聖なる夜には誰かとどこかで飲むという運命(?)になっていて、今年もその例外ではありませんでした。越百からの「おいで、おいでー」っていうメールに呼び出されただけなんですけどね(笑)。

行くと、「こんな夜にひとりでいていいのかよぉ」と声をかけたくなるような美女が3人、私を待ってくれていました。えっちゃんとちーちゃんと下ミキちゃんです。なんでひとりなのか問いただすと、「今日はイブであって、大切なクリスマスの当日は明日じゃん」と、筋の通らない言い訳を平気でしておりました(笑)。

それでも、クリスマス用のご馳走として、越百では普段滅多にお目にかかれないイクラなんかを出してくれて、とても美味しくいただきました(写真1)。例年イブの夜は寂しい雰囲気の越百ですが、今年は満員御礼だったとのこと。でも、みんな同性と一緒かひとりかで、ラブラブな店内からは程遠かった模様(笑)。aSaっちは、恒例となったミニスカサンタ姿で飲んでたらしい(写真2)。

私が行ったのはもう夜遅い時間だったので、そのうち日付も変わってクリスマス当日になっちゃいました。「あっ、そうだ、bossが送ってきてくれたカレーがあったんだ!」とえっちゃんが言い出して、みんなの頭はいきなりカレーモードに(笑)。隣のブンブンからご飯を強引にゲットしてきて、夜中のbossカレーと相成りました。初めて食べるbossのカレーはクリスマスの味付けもあって激ウマでしたよ(写真3・4)。bossありがとー!

ご機嫌で蔵に帰ってきて、しっかりと寝て朝起きると、ちょっと中途半端ではあるもののホワイトクリスマスになっていました(写真5)。朝から寒かったですねぇ。一日中雪の舞う、年末らしい天気になりました。天気が悪いとお酒の動きも悪くなるんですが、社員も頑張って飛び回ってくれたようです。

午後には、遠路はるばる天気の悪い中を、ブロ友のけろさんが無濾過生酒を買いに長生社まで来てくれました(写真6)。奥志賀にスキーに行った帰りとのこと。そんでもって、今日は駒ケ根に泊まってくれるらしいです。つまりは、飲むために来駒したっていうことでんな(笑)。ちょっと私は参加できないんですけど、越百のワイン会に乱入するらしいです。駒ケ根の顔見知りも多くなってきていると思いますから、けろさんひとりでも大丈夫でしょう。

以上、クリスチャンでなくても、やっぱりいろいろと起こる、クリスマス当日のご報告でした(笑)。今度は、お正月モードに突入しますね。クリスマスは日本酒にとってはチト分が悪いんでしょうが、お正月には最高の相性のはずです。あと残り数日も、どんどんと信濃鶴を売るように努力しなくっちゃ!!!


□□□ やっぱり3位にはなれませんが結構高得点! □□□
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イブの夜

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クリスマスイブの夜に麹の仕事がないんだったら、当然うちでご馳走食べて家族と過ごすわなぁ・・・全然クリスチャンじゃないんだけど、ありゃ既に日本の国民行事になってるしねぇ・・・もう、蔵は年末モードになってるもんだから、麹の仕事なんてねーんだし・・・だったら、早く帰って娘と話をしようかな・・・。

なんて考えていると、そこへ「専務!ヤブタの調子がおかしいんだけど、見てくんねぇかな」と飛び込んでくる蔵人。ギックーンとしながらも、現場に急行。「ホラ、ここでポンプが止まるはずなんだが、制御盤がおかしな音を立てるばっかりで、止まらねぇんだよ」と症状の説明。見れば、なるほど正常な動作をしていないことはすぐに判明。

「ってことはさぁ、いつものように使ってたんじゃ、お酒が無くなってもポンプが回り続けちゃって、ポンプが焼けちゃうってことだよねぇ・・・ってことはさぁ、このポンプを手動で動かさないとならないってことだよねぇ・・・ってことはさぁ、お酒が搾り切れる夜中まで面倒見なくっちゃならないんだよねぇ・・・ってことはさぁ、オレにクリスマスイブの夜まで会社で仕事しろっていうわけ?」と、罪もない蔵人に八つ当たりする岳志(笑)。

こんなもんなんですよねぇ、世の中って(涙)。神の使いとして酒を醸している私に、その酒の神様が、西洋の神様のお祭りに嫉妬して嫌がらせでもしたんでしょうか。ちょうどその日に壊れなくてもいいものを、よりによってねぇ。でも、まぁ、麹の仕事があるイブの夜だったら同じことなんですから、簡単にあきらめはついたんですけどね(笑)。

『ヤブタ』っていうのは、もろみを搾ってお酒と酒粕に分離する機械の名前です。写真の奥にある、青色をした大きな四角い物体です。お酒のもろみはドロドロした半固形の液体ですが、そこから液体部分、つまりお酒の部分だけを搾り取るっていう作業は短時間じゃできないんです。そのヤブタに見合った量のもろみを充填したら、圧力をかけながら一晩かけて搾るのがうちの蔵のやり方です。

しぼられたお酒は、手前に写っている銀色をした垂れ口(たれくち)に一時的にためられます。垂れ口のお酒が一杯になったら、小さなポンプ(ここには写っていません)が別の大きなタンクまでそれを移動する仕組みです。そのポンプを制御しているのが、一番奥にある大きなメーターが2つ付いた青い制御盤なんです。

いろいろと観察してみると、どうやらその制御盤の中にある重要なパーツがいかれちまったらしいんですよね(汗)。垂れ口のお酒が一杯になったらポンプを回して、無くなったらポンプを止めるっていう動作を自動的にやるためのスイッチの役割をしているパーツなんですが、それが壊れたっていうことは、そのスイッチの役割は人間がやらなくっちゃならないっていうことです(涙)。

まぁ、簡単に言っちゃえば、常に垂れ口を観察していて、一杯になったらポンプを回して、無くなったら止めるっていうことを人間が手動でやらなくっちゃならないっていうことです。でもって、お酒は一晩中少しずつ流れ出ているわけですから、その作業は夜遅くまで必要になるわけです。イブの夜遅くまでね(汗)。

西洋の神様の使いのサンタクロースが街中の子供たちにプレゼントを配っている時に、お酒の神様の使いの私もポンプのスイッチを入れたり切ったりしていることになるわけで、雪もチラチラ舞って、とってもとっても素敵なイブの夜になりました。酒は夜更け過ぎも、まだまだ搾れるだろー、さいでんなー、そうでんなー・・・(涙)。


□□□ 一瞬3位でした □□□
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たこ焼き物語

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先日、無性にたこ焼きが食べたくなって女房に所望したところ、その日のうちに準備してくれて、晩ご飯がたこ焼きパーティーと相成りました。ああいう粉モノって突如として食べたくなったりしませんか。特にたこ焼きは、ブログ読者のみなさんにいろいろと教えていただいたので、私としても得意料理(?)のうちのひとつなんですよ(笑)。

気まぐれで買ったような、たこ焼き用の鉄板ですが、既に何回も使って油がしみ込んでいますから、たこ焼きがこびり付くようなこともなく、上手い具合にコロンとひっくり返ってくれるようになりました。初めてのうちって、そもそもが不慣れなのに、道具も思うように機能してくれないもんだから、大失敗っていう結果に見舞われるんですよねぇ(汗)。

材料さえ揃えば、どこからでもかかってこい気分でたこ焼きを焼き始められるようになってますが、この日はなんだか少し様子がおかしかったんですよね。生地を注ぎ込んで、たこやその他の具も入れて焼き始めたんだけど、どういうわけだか一向に焼けてこないんです。焼けてこないっていうか、生地が固まってこないっていうか・・・。

これまでの経験では、焼き始めてから5分もすれば、鉄板に触れている面はカリカリしてきて、コロンとくぼみの中でひっくり返せるようになるのに、この日はいつまで経っても芯の部分が液体のままなんですよね。鉄板との縁の部分だけは固まってるんですけど、小さな鍋がいくつも並んでいて、中でスープがグツグツいっているような感じ(汗)。

「変だなぁ」と思っていると、しびれを切らした娘も、「火が弱いんじゃないか」とか、「具を入れ忘れてるんじゃないか」とか、「お父ちゃん下手クソ」とか言い出し始めました(涙)。たこ焼きの時には自分で一切手出しをしないと決め込んでいる女房は、「あなたのせいでしょ」と全くの責任放棄(汗)。私だけが真剣に、これまでにないたこ焼きの成り行きに首をかしげてたんです。

それにしたってあまりにおかしいと、女房と娘が生地の材料について検証を始めようとしたその時・・・娘が「あっ!!!」と言ったきり、絶句(汗)。それもそのはず、娘はとんでもないミスをしでかしていたんです。生地の材料自体は間違ってなかったんですが、それを溶くための水の量を間違えたって言うんです。「2杯でいいのに、6杯入れちゃったわ・・・」と。

材料を揃えるまでは、女房と娘の仕事です。私が会社から帰ってから準備を始めたんじゃ遅くなっちゃいますからね。まぁ、そういう細々とした準備や片付けが苦手だっていうのが本当のところ(汗)。ですから、今回の失敗の責任は、全て彼女たちにあるわけです。私としては、それまでこちらばかりを非難してきたことに対する謝罪を要求したいくらいでしたね(笑)。

私も思ってたんですよね、「今日の生地はたくさんあるなぁ」ってね(汗)。水が3倍も入ってたんじゃ、そりゃ固まらんわなぁ(笑)。1回目こそベチョベチョのたこ焼きを食べましたが、その後は粉を足して普通に焼くことができましたよ。クリスマスイブですから、ちょっとのほほんとした記事にしときました。その後、夜中に家族中でゲロゲロになったとかいう物語じゃないですよ(笑)。


□□□ もうちょっとで3位になれそうでした □□□
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新酒出来(つづきのつづき)

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この10日ほど、『蕎麦物語』と『新酒出来』の2つのタイトルしか書いてないような気がしますね(汗)。今日の話題も既に3回目の登場で、読者のみなさんも飽きがきちゃってると思われますが、こちらにもよんどころのない事情がありまして、前回もお詫びブログだったんですが、今回もまたまたお詫びブログになるんです(汗)。

3日前のブログは、今年の『しぼりたて無濾過生原酒720ml』の発売開始報告だったんですが、その前日に「売り切れるかもしれませんから、お早めに」なんて、ありそうもないことを書いて、慌ててご注文をいただいたお客様がいらっしゃったので、「そんなことありません。言い過ぎました、スイマセン」っていう内容だったんです。

で、今日のブログは、「売り切れました、スイマセン」っていう内容です(笑)。仕事中に社長が、在庫が既にショートしたと言って来たんです。慌てなくてもいいよっていうお知らせをして発売を開始したのに、3日目にして在庫切れを起こしてたんじゃ、完全にウソつきブログになっちゃいますし、現実にお客様にもご迷惑をおかけしているようです(汗)。

本当にこんな予定じゃなかったんですが、どうしてこんなことになったのか、私もビックリしちゃいましたねぇ。まぁ、悲しい悲鳴じゃなくって、嬉しい悲鳴の方ですから大変に有難いことなんですけど、事務に話を聞くと、どうやら事前のご注文数を少なく見積もり過ぎていたようですね。実際はもう少し多かったのに、去年と同じでいいと読み違えていたみたいです(汗)。

そもそも、ビン詰数量が少ないんですから、ちょっとでもお取引の量が増えれば、すぐに在庫が底をつく商品なんです。年末の限定商品ですし、基本的にはご注文をいただいた数をビン詰めするっていう前提ですから、それ以外のご注文が入れば売り切れは必至です。有名銘柄にお客さんが飛び付くっていう構図からは程遠い話なんですよ(汗)。

とにかく、このままじゃいけませんから、次のビン詰を早急に計画しています。たぶん24日か25日にもう少し余分にビン詰できると思います。事前にご予約いただいていた皆さんの分はキープしてありますが、そうでない方はそれまで少しの間お待ちくださいね。こちらとしても全く予定外のことで慌てちゃってますが、どうかお許しください。

一瞬、この勢いで他の商品もどんどん売れていっちゃうなんていう白昼夢を、来年の初夢の前に見させてもらったような気分になりましたね(笑)。でも、そんなに現実は甘かぁないんですよ、これが(涙)。せいぜい浮足立たないように新年を迎えたいもんです。とは言え、昨年よりは売れたんですから、その点は明るい兆しと考えたいですよね。

こんなこと書くと、「信濃鶴は売れてるそうじゃないか」っていう話になりますが、じぇんじぇんそんなこたぁござーません。ブログランキングと売上げは比例してくれないんですよ(涙)。でも、年に1回くらいは売り切れましたっていう記事も書いてみたいじゃないですか。きっと、神様が、ブログを毎日せっせと書いているご褒美に、年に1回のネタを授けて下さったんじゃないかな(笑)。


□□□ 仙台の錦本店に行けば、いくらでも在庫があるよー! □□□
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蕎麦物語(その後)

蕎麦物語を一生懸命に書いていたら、他のブログネタが頭に思い浮かばなくなっちまった岳志です(汗)。仕方ないので、いつもの口調でこのお話のその後について、リハビリも兼ねて最後に書いておきましょう。あの仙人風文体(?)は、案外書きづらかったですよ。いかに日常的に使っている文体の方が楽か、よーく分かりましたね(笑)。

何度も言いますが、あの物語はほとんど実話です。本気になって蕎麦打ちをやってみようと、私にしてみたら珍しく自発的に重い腰を上げたんですが、結果はあの通りだったんです(汗)。いくらなんでも女房がゲロゲロになるなんていう結末は微塵も頭になかったわけですが、食べ物を甘く見ちゃいかんと神妙な気持ちになったのも確かです。

そのショック(笑)のせいもあってか、以後私の蕎麦打ちをしようという燃えるような気力は萎えちゃったんですよね。興味がないわけじゃないんですが、私が自分なら打てると思っていたセミプロ級の蕎麦への道がいかに遠いものであるか、あの1日の経験によって、これでもかっていうくらいに思い知らされたっていうのが本音です(汗)。

よっぽど訓練しなければ上達しないのならば、早いうちからあきらめて、手だれの職人が生み出す名品を食べるのに徹した方が楽しいだろうと、頑固者らしからぬあきらめの良さで自分と蕎麦との関係を清算しようとしたのかもしれません。やってみたら、思ったよりも面倒くさかったっていうのも、逃げ腰になった理由のひとつです(笑)。

ところが、時は過ぎて、2年前・・・だったけな、ホレ、地元ブロガーと仙台のサンセールさんと八兵衛の元坂夫妻が駒ケ根に集結した、例の『メガオフ会』の時に、どういう経緯だったのかは忘れましたが、私がお客人に対して自分で打った蕎麦を振舞うっていう脚本が、知らないうちに出来上がってたんですよね(汗)。ありゃ、一体なんだったのかなぁ。

まぁ、私としても遠くから来てくれるブロ友や、集まってくれる地元ブロガーのために、最高のもてなしをしてあげたいっていう気持ちはありましたから、あの時には流れに逆らうことなく、本気で越百のえっちゃんから蕎麦打ちを教わったんです。やっぱり、先生がいるとある程度は食べられるものが打てるようになって、皆さんに私の打った蕎麦を食べてもらうことができたんですよね。

あの時は、夕方になると越百に行って、蕎麦を打つ練習をさせてもらったんですが、えっちゃんその蕎麦をお客さんに出してたもんなぁ(笑)。お店の評判なんてどうでもいいのかと疑問にも思いましたが、杜氏蕎麦だっていうことで皆さんにはご理解いただいたっていうことだったのかもしれません(汗)。

そして、あのメガオフ会で燃え尽きた私は、曲がりなりにも食べられる代物が作れるようになっていた蕎麦打ちの技術もその場で一緒に燃やしてしまいました(笑)。あれ以来、蕎麦は打ってないんですよね。私にとって蕎麦打ちとは何なのか、未だに答えが出ていません(汗)。忘れ去ってしまうのか、趣味として復活するのか、そのうちに蕎麦職人になるのか(ウソウソ)。でも、蕎麦打ちへの憧憬は無くなることはないと思ってるんですけどね。


□□□ 結構熾烈な順位争いでんな □□□
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蕎麦物語(最終回)

話の流れはこうじゃ。ある男が、この男はチト無謀で石頭なところがあるんじゃが、思い立って自分の大好物の蕎麦を、自らの手で打ってみたいと思い立ってしまった。準備は全て整えて、書物から得た知識も理解して、やる気満々で蕎麦打ちに臨んだ。ところがどっこい、そんなにうまい具合に事が進むわけがない。

自分の妄想と、現実とのあまりの大きな差に打ちひしがれたわけじゃが、それでも、蕎麦せんべいが蕎麦ポッキーになり、蕎麦ポッキーが曲がりなりにも麺の状態の蕎麦にまでなったのじゃ、この男の努力は買ってやってもよい。しかし、やはり、いずれも食べ物としてはお世辞にも美味しく食べられる代物ではなかったということじゃ。

しかし、しかし、この物語の恐ろしいのは、実はこれからだったのじゃ。この男の無謀な挑戦は、苦労して何とか蕎麦の形になりましたというところでおしまいではなかった。映画のラストシーンだと思って席を立とうとした瞬間に、最後の最後の大どんでん返しがスクリーンいっぱいに広がって、のけぞってビックリ仰天するような・・・こりゃ、ちょっと言い過ぎかのぉ。

翌日の朝、男が目を覚ますと、女房はすでに起きて朝飯の支度をしておったそうな。しかし、いつもとは何やら様子が違う。おかしいと思って、どうかしたのかと声をかけたところ、彼女は驚くべき事実を語り出したのじゃ。それを聞いて、男は笑ってよいのやら泣いてよいのやら分からんようになってしまったくらいじゃった。

女房が弱々しく語るところによると、前の晩に皆が寝静まった頃、彼女は突然具合が悪くなってきたそうな。しばらくは我慢しておったが、どうにも辛抱しきれずに、トイレに駆け込まざるを得なくなった。亭主が作った蕎麦をもどすのは忍びなかったが、ついに胃の中のものは全て口から出てしまったそうじゃ。

原因は明らかじゃ。出来損ないで消化の悪いような蕎麦もどきを、亭主を元気づけようと無理して食べたからに相違ないのじゃ。その男もその娘も、実は蕎麦せんべいや蕎麦ポッキーは口にもしなかったのじゃ。その女房だけが何とか無理をすれば食べられると、我慢して口に入れていたのじゃった。なんとも健気な話じゃ。

亭主が女房に手造りの料理を食べさせる物語で、保険金殺人を目論んで毒を盛った、あるいはノロウィルスに感染していて食中毒になったなどという自明の理由がない限り、これほど悲惨な結末は他にはあるまい。その男は、自分の所業を悔いて、その後は決して自分で蕎麦を打とうなどとは思わなくなったそうじゃ。そして、その男の女房は、良妻の鏡として後々まで語り継がれたんだそうな・・・

・・・実話です(笑笑笑)。いやぁ、翌朝女房にその話を聞いて、一生に一度しかできないこの経験を、腹を抱えて笑いましたよ。これ以上の笑えるフィナーレは、あまりないでしょう。女房には悪いことしちゃいましたが、身をもって亭主に仕えるっていう教えを、図らずも体験できたんだから良しとしてもらいましょう。これにて蕎麦物語は終了です。皆さんも、蕎麦はプロが打ったのを食べるがよろしい!!!


□□□ 5回もかけて話す内容かぁ? □□□
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蕎麦物語(その4)

さてと、どこまで話したかのぉ。ちょいと休んでおる間に、どこから続けていいやら分からんようになってしまったな。そうじゃ、そうじゃ、例のあの無謀で石頭な男の2回目のひとり蕎麦打ちまでじゃったの。蕎麦せんべいから少しは進んで、蕎麦ポッキーになったところまでじゃ。段々とこの話も山場にに迫ってきておるぞよ。

そして、夜の帳が下りようとする頃、その男はその日3回目の蕎麦打ちを始めたそうな。全くのズブの素人が1回蕎麦を打つだけでも気疲れするじゃろうに、3回目ともなると、いくらその男にやる気があろうともさすがに疲れが見えてきたそうじゃ。最後は気力を振り絞るようにして、そば粉をこね始めたんじゃ。

ところが、その脱力さ加減が良かったのか、それまで2回の経験が生きたのか、はたまた自分の思い通りにならない人生の悲哀が蕎麦粉に働きかけたのか、今回はそれなりに事が運んで、ヘタクソなりにも蕎麦を切るところまでいったそうな。上手く切りさえすれば、多少は途中で切れようが、蕎麦らしい形状になりそうじゃった。

実は、この男、この蕎麦打ちが全く初めてというわけではなかったのじゃ。かつても上級者の指導のもとで真似ごとはしたことがあった。その時に、他はダメじゃったが、蕎麦を切ることだけは上手かったそうな。あの専用の長い包丁で、細く均等の幅で切っていくのは至難の業じゃが、その辺のコツは覚えておったそうな。

じゃから、そこまでいったら、あとはその男はそれなりに大失敗もなく切ることができたのじゃ。ようやくその男にも笑顔が戻り、心配そうに眺めていた女房や娘も、蕎麦つゆや薬味の用意をし始めることができた。ぐつぐつと煮えたぎる大量の熱湯でサッとゆで上げるのも問題はなかった。そして、ついに蕎麦の形をしたものが何とか出来上がったそうな。

晩ご飯はお蕎麦を予定していた家族はひと安心し、その男は自分の蕎麦の出来にドキドキしながら、皆その蕎麦をすすり始めたのじゃ。多少見てくれは悪くても、蕎麦には変わりがないだろうとな。ところがどっこい、喜び勇んで口に入れた蕎麦は、味こそ蕎麦ではあったが、硬くてゴツゴツした感じのお世辞にも美味しいとは言えない代物だったのじゃ。

そもそもの打ち方も下手じゃったろうし、やはり蕎麦自体を細くできないもんだから、ゆで時間が短すぎてゆで上がっていなかったのかもしれんが、食べるにもあごが疲れるような蕎麦だったそうな。ついにその男も肩を落として力尽きたものの、それでも作った分は全て家族で食べて、お腹は膨れて一件落着に見えた。しかし、まだこの話は続くのじゃ・・・

・・・とても食べられたもんじゃなかったですね(笑)。見た目はちょっと太めの蕎麦っていう感じだったんですよ。あの程度の太さの蕎麦なら、世の中にいくらでもあるでしょう。ところが硬い硬い(汗)。蕎麦粉をこね過ぎるとああなるのかもしれませんが、とにかく人様にお出しできるような蕎麦ではありませんでした。そして、物語はクライマックスへ・・・


□□□ どんどん順位が下がりますねぇ(涙) □□□
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新酒出来(つづき)

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昨日、新酒のしぼりたて無濾過生原酒が発売になる旨の記事を書いたところ、いきなり各方面からのご注文をいただきまして、誠にありがとうございます!少しでも反応が頂けると、私としてはダブルでうれしいお問い合わせっていうことになるんですよ。このブログの存在意義もあるんだっていう実感もわきますからね(笑)。

私が昨日のブログで、早いうちに売り切れになっちゃうかもしれませんなんて大言壮語したもんだから、慌てさせちゃった方もいらっしゃったみたいなので、お詫び方々追加の記事を書いておこうと思ったような次第(汗)。つい、筆に任せて、いやキーボードに任せて大きなこと書いちゃいましたが、ご心配には及びません、そんなに簡単に売り切れませんから(笑)。

本日瓶詰め作業を行いましたが、約1800本くらい詰まりました。たくさん在庫はありますから大丈夫です。皆さんがこのブログをお読みになって妄想なさっておられるほど、信濃鶴は売れてませんから、引っ張りだこになってプレミアムが付くなんていうことにはなりません、ご安心くださいね(笑)。

昨日も書きましたけど、今年のしぼりたてはキレキレです。昨年も辛口傾向でしたが、今年は更に辛口になってます。今年のお酒の出来を占うっていう意味からすると、お米が溶けにくい分全体的に辛口化するかもしれませんね。なるべく、違いのないようには造るつもりですが、傾向としてそんな向きになる可能性はあるでしょうね。

あまりにキレが良くて後味も感じないくらいかとも思いましたが、少しお酒の温度が上がってくると、鶴らしい香りが立って味にもふくらみが出てきますから、あまりカキンカキンに冷やさないで、室温よりちょびっと冷たいくらいでお飲みになるといいかもしれません。でも、生酒でオリも絡んでますから、保存は要冷蔵でお願いしますね。

濁りがあるのも無濾過生酒の特徴ですが、今日のビン詰めラインを見ていると、始めの方でビン詰されたものの方がオリの量が多くて、ちょっとしたうす濁り程度になってましたね。後半になるに従ってオリは減って、透明度の高いお酒になります。その辺は選んでいただくわけにはいきませんから、どの程度の濁り具合のものがお手元に届くかは神のみぞ知るところっていうことでご承知おき下さいね。

しぼりたての出荷と同時に忙しくなるのが粕詰め作業なんです。年末に酒粕をお求めになる方ってとても多いんですよね。年末年始のお料理に酒粕を使ったものが多いっていうことなのか、寒くなると酒粕を食べたくなるのか分かんないんですけどね。中には、お酒はいらないけど酒粕をよこせなんていう注文もあって、ちょっと悲しかったりします(笑)。

今年は、先日も記事にしたように、NHKの番組で大々的に取り上げられましたから、酒粕が市場で品薄なんだそうですよ。鶴の酒粕も、例年よりたくさんの注文が入っているようです。何とも日本人的な話ですが、こちらの方もいくらでも在庫はありますから、慌てなくても大丈夫ですよ(笑)。


□□□ 鶴の酒粕は美味いよっ!!! □□□
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新酒出来

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今日は、ちょっと『蕎麦物語』シリーズはお休みして、このブログ本来の趣旨である信濃鶴の広告記事にしてみましょう(笑)。内容は新酒の発売について!そうです、恒例の鶴の新酒『無濾過生原酒』の準備がようやく整って、来週の月曜日あたりからリリースできる運びになったんです。お待たせしましたー!

いろいろ準備中の話も記事にしとけば良かったんですが、何となく蕎麦物語に心を奪われてました。スイマセン(汗)。発売してからブログに載せたんじゃ怒られちゃいますし、どこぞの駒ケ根ブロガーが既に新酒の注文について書いちゃってくれてますし、ついでに言えば蕎麦物語を書き続けると口調がおかしくなっちゃいそうなもんで、この辺でお口直しを・・・(笑)。

さてさて、こんな信濃鶴でも毎年待っていてくれるお客様もいらっしゃって、とてもありがたいことです。駒ケ根市内ばかりでなくって、最近は量は少しですが全国へも鶴が羽ばたいていっています。それなりの数のご注文をいただいていますから、今年も気張ってビン詰め作業をさせてもらいまっせぇ!

この年末に発売される無濾過生原酒は720ml詰めのみとなります。そして、基本的には地元販売用っていう位置付けです。これまでも長年に渡って、出来たての新酒を飲んでみたいというお客様のご要望にお応えするような形で、この商品は販売されてたんです。昔は1升瓶もあったんですけど、田舎じゃ大きなビンは売れなくて、今では720mlのみっていう構成になってます。

特徴とすると、とにかく出来たてのフレッシュ感をお届しようっていうんで、極力もろみを搾る機械からの移動も少なくしてビン詰めしてるっていうことです。お酒の中のプチプチ感もできる限り残そうと思ってるんですけど、これは残るも八卦、残らぬも八卦で、やってみないと分からないっていうのが本当のところです(汗)。

あまり数が作れないので、地元向けくらいの本数しかできないんですけど、最近県外の酒販店さんにもその存在を気にしてもらえるようになって、引き合いをいただいたお店だけには少し送らせてもらっています。個人的に長生社に注文を下さる常連のお客さんも増えてきて、感謝感謝です。

私たちの業界内でのレポートでも言われていることですが、やっぱり今年の米は酷暑の影響で、例年とは少し違った性質のようです。お酒造りの立場で言うと「溶けにくい」っていうことになって、酒質とすると「辛口」な方向になり易いんだと思います。鶴の新酒も、昨年よりはかなり辛めの仕上がりですね。

もろみでの切れがいいもんだから、予定より早く上槽(じょうそう:お酒を搾ること)時期になっちゃって、搾る機械の準備にてんてこ舞いになっちゃいました(汗)。必ずしも1号もろみが製品になるわけじゃないんですけど、とにかく早く出荷できるように、ここのところは大忙しの毎日だったんですよ。もしかすると、早いうちに売り切れになっちゃうかもしれませんから、皆さん、お早めにゲットしてくださいねー!!!


□□□ 写真は、日の出直前の中央アルプス □□□
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蕎麦物語(その3)

その男が、初めてひとりで挑戦した蕎麦打ちの結果は、何とも悲惨なことに、蕎麦のような麺になる何歩も手前の段階の、蕎麦せんべい止まりじゃった。本当なら、その状態からどんどんと蕎麦をのしていって、ヒラヒラするくらいに薄くして、それを重ねるようにして折り畳んで切ることになるのじゃが、到底そこまで行かなかったそうな。

つまり、水の量が少な過ぎたんじゃな。蕎麦粉を練った玉をのし棒で広げていこうにも、硬過ぎて伸びていくどころか、縁の方からひび割れていってしまうそうな。それでは薄くしようもないわけじゃ。折り畳めばそこで割れてしまうような、大きな一枚の板のようになって、そこから先へは進めずに、その男は途方に暮れてたたずむばかりであった。

それでも、その男の蕎麦に対する情熱は消えることはなかったのじゃ。意を決して、もう一度さきほどの粉屋まで出向いて新たに蕎麦粉を買い求め、今度はその主の言をしっかりと胸に刻んで返ってきたそうな。もう1度失敗してもいいように、2回分の粉を手に入れるという周到さじゃった。

精神を集中させて、カッと目を見開くと、男は2度目の蕎麦打ちに入ったのじゃ。1回目のほんの些細な経験も参考になったと見えて、2回目の方が順調に事は進んだそうな。それでもどうしてもそこは初心者というものでな、水を入れ過ぎることを怖がって、結局はまた硬い蕎麦玉を作ってしまったそうな。

しかし、今度は蕎麦せんべいは通過して、ある程度は折り畳んで、包丁を入れられるくらいまではいったのじゃ。それでも、麺の状態には程遠いものだったそうな。のした蕎麦はまだまだ厚く、水不足もあってかなり硬い代物が出来上がったのじゃ。今回、その男が作ったものは、言うなれば蕎麦ポッキーだったのじゃな。

男の涙は滂沱と流れ落ちてとどまるところを知らず、自分の不甲斐なさを恥じ入るばかりじゃった。哀れに思った男の女房は、煮るなり焼くなりしてその蕎麦ポッキーを食べてくれたそうな。男の心は半分折れそうじゃった。努力しても、この世の中にはできないこともあるということを嫌というほど思い知らされたんじゃろう。

女房も娘も、この男はもう諦めると思っておったのだが、なんと男はもう一度打つと駄々をこね始めたのじゃ。先程手に入れた蕎麦粉がもう1回分残っていると。家族としては、どうあっても出来損ないの蕎麦を食べさせられる破目になるのだと、腹をくくらざるをえなかったそうな・・・

・・・思った通りにはならなかった蕎麦打ちでした(汗)。それまでに美味しい蕎麦をそこらじゅうで食べていた私は、そんなプロ中のプロが打つような蕎麦を頭に想い浮かべていたんですね。歯触りが良い蕎麦が好きだった私は、蕎麦粉を練る水の量は極力少ない方がいいに違いないと思い込んでいたフシがあります。さて、最後の挑戦で作った蕎麦の出来栄えはいかに・・・


□□□ この文体にも少し慣れてきました(笑) □□□
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蕎麦物語(その2)

用意を周到に整えて、その日、その男は自ら蕎麦打ちを始めたんじゃ。準備に抜かりはないし、材料もいいものを手に入れ、頭の中には書物から得た知識が詰まっておった。もう、その男の頭の中は、それからひと時も経った後に食べられるはずの、美味しそうな山盛りの蕎麦の絵で一杯になっておったそうな。

ところがじゃ、いざ始めてみると、どこの誰が考えても分かりそうなもんじゃが、初心者が最初からつまづくことなくできるほど蕎麦打ちは簡単にできるはずはないのじゃ。もし、そうじゃったら、まちの蕎麦屋なんぞ無くてもいいはずじゃからの。それも、誰にも教えを請わずに書物からの知識だけで太刀打ちできるほど、実際の現場は甘くはないのじゃ。

蕎麦打ちには、ある程度決められた手順というものがあって、その通りに事を進めねばまともな蕎麦にはならんそうな。その手順の中にはいくつかの行程があって、それを手際よくこなして、全工程をなるべく短い時間の中に収めるのが名人の名人だる所以だそうじゃ。そして、その工程ごとに特別な道具と、それを使いこなす業が必要だそうな。

その男は、蕎麦粉を水と混ぜる作業から始めたが、単純に粉と水を混ぜるなどという話ではないのじゃ。微妙な水加減と、まんべんなく水をいきわたらせるための技術がある。書物からの知識だけではとても成せる業ではない。その男は、実際に作業を始めて、ようやくそのことに気付き始めたのじゃ。

それでも、その男は強引に蕎麦打ちを続けたそうな。蕎麦粉は舞い上がる、つなぎの小麦粉はひっくり返す、手に付いたそば粉を振り払ってそこらじゅうに飛ばすで、その男のいつもは優しい女房もカンカンになって怒りだしたのじゃ。常日頃尻に敷かれているその男も、ついつい声が大きくなっていったそうな。

一番可哀想なのは、その男の娘じゃった。いつもはその男に溺愛されて、とてもよくなついておったのじゃが、お父ちゃんの慌てふためきぶりに興味津々で、ついついいろいろと話しかけてしまった。最初は優しく答えておったその男も、思う通りにならない蕎麦打ちに業を煮やして、そのうちに「ちょっと、黙っとれっ!」と怒鳴りつける始末。

いつもは怒られたこともない娘は「お父ちゃんが、怒鳴ったー、びえーーーん」と泣き出すわ、女房は「この子に八つ当たりすることないでしょっ!」と角を出すわ、家の中は蕎麦粉まみれだわ、正にこの世のものとも思えない阿鼻叫喚の光景が家の中に出現してしまったそうな。全くもって、バカな男じゃ。

そして、その男が作った最初の作品は、水の回しが足りずに、蕎麦粉が塊りになってしまって、上手くのすこともできない大失敗作だったそうな。有り体に言えば、大きな大きな蕎麦煎餅になってしまったそうな。それでも、女房だけは気を使って、「食べられないことはないわ」と口にしてくれたそうじゃ・・・

・・・作り話ではありません(笑)。若干誇張して書いてはあるものの、本当にこんな感じでした(汗)。今でも、あの時お父ちゃんに怒鳴られたと娘には言われます。失敗してもいいやっていう気持ちでいれば良かったんですが、必ずできると思い込んでますから、全てがパニクっちゃったんですよね。しかし、それでも岳志はあきらめなかったんです・・・


□□□ 意地でこの文体で通すことにしました(笑) □□□
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蕎麦物語(その1)

昔々あるところに、蕎麦の大そう好きな男がおったそうな。その男は、蕎麦の本場信州に住んでおってな、どこぞの蕎麦屋が美味しいと聞けば遠くまで食べに出かけ、新蕎麦の時期になれば行きつけの蕎麦屋に所望し、蕎麦を通じた仲間が日本中にいたそうな。まぁ、自他共に認める蕎麦キチと言ったところじゃ。

その男は何もできん男じゃったが、唯一できるのが酒を醸すことでな、冬になると蔵に閉じこもってせっせと酒を造っておったそうな。蕎麦好きの男が造る酒は、どういうわけか蕎麦と相性がよくてな、蕎麦前として皆に飲まれたそうじゃ。その男も、自分の造った酒で蕎麦を楽しむことがこの上ない喜びだったじゃろうて。

さて、その男がな、ある時何を思ったか、自分で蕎麦を打ってみたいもんだと思い立ったんじゃ。こんなに蕎麦が好きなのに、自分で打てないのはつまらないとな。一度思い込んだら何が何でもやらないと気が済まない性格じゃったから、家の中から蕎麦打ちに使えそうなガラクタを引っ張り出してきて、何とか道具だけは揃えたそうな。

蕎麦打ちの技を著した書物なんぞも手に入れてな、何度も何度も繰り返し読んで、手順をすべて頭の中に入れたのじゃ。名人と呼ばれる打ち手の真似をすれば簡単に打てるはずだと高をくくってな。書いてあることだけならすぐに分かって、蕎麦打ちの流れは自分のものになったような気がして、意気揚々だったそうじゃ。

肝心の蕎麦粉は、男の住んでおったところにいい物を商っている店があってな、そこに出向いて手に入れたそうじゃ。その店の主は、その男が初心者だと見抜くと、懇切丁寧に打ち方の指南をしてくれたが、蕎麦名人の技が頭の中にあった男は、ろくすっぽ聞きもせずに粉だけを買い求めて帰ってきてしまったのじゃ。

道具は揃った、手順も分かった、蕎麦粉も買った。その男は決して悪い男ではなかったが、どうしてもやりたかった蕎麦打ちが今すぐにでもできるとあって、喜び勇んで、猪突猛進に、全て分かったようなつもりになって、誰の忠告にも耳を傾けることなく、失敗するなどと思いもせずに、身の程もかえりみずにひとりで蕎麦を打ったのじゃった・・・

・・・お分かりのように、この物語の主人公は岳志です(笑)。その他の配役は、被害者が女房、脇役が娘です。蕎麦好きなら誰もが一度は夢見る、自らの手による蕎麦打ち。ご他聞にもれず、私も大いなる妄想を持ってこの魅力的なミッションに臨んだわけですが・・・さて、その顛末は・・・


□□□ こういう文体だと、スラスラ書けません(汗)。 □□□
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大失態第1号

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まずは、言い訳しておきます。前日に、蔵人Mさんがご親族にご不幸があって、急遽、丸1日休んだんです。彼は蔵の重要な仕事を任されていますが、これまでもそういうことはあったし、彼のいつもやっている仕事は、私や他の蔵人でフォローできる体制になっています。ただし、1週間に1回しかやらない仕事もあって、これに関して頭から完全に抜け落ちてました・・・。

言い訳その2。そのMさんが休んだ日の米洗いの際に、いつもだったらタンク一杯にとってある洗米用の水がどういうわけか半分しか準備されてなかったんです。ということは、米洗いが始まって、半分くらい洗ったところで水がショートして、米洗い担当者はパニックに陥りました。すったもんだして続きは洗えたんですが、このトラブルからの復帰のために相当な時間を費やしました・・・。

言い訳その3。もうすぐ1号のもろみが上槽(じょうそう:お酒を搾ること)になるので、そのための機械を早急に準備しなくっちゃならなかったんです。こちらの計画よりも早く搾ることになりそうなので、洗ったり組み立てたりといった作業が間に合っていません。それが最優先課題となっていて、人員もその仕事に多く配置してありましたし、私の頭もそのことに集中してました・・・。

で、どーゆーことになったかってぇと、タンクが1本洗ってなかったんですよ。ただそれだけのことなんです。これは、いつもMさんがやっておいてくれる仕事で、何も気にしないでも常に準備されているものです。そもそも、私の頭にはインプットされていなかった仕事ですし、その日のトラブルや、最優先の懸案事項もあって、100%アウトオブ眼中になっていました。

たかがタンク1本なんですが、このタンク、今日の仕込みに使う予定のものだったんですよね、実は・・・(汗)。つまり、今朝の時点では消毒洗浄されてピカピカの状態に整っていて、そいつに規定量の水を張り、麹と酒母を投入して仕込みの準備をして、更にその上から蒸米を仕込んで、本日の添仕込(そえじこみ:仕込みの第1段階)が完了する予定だったっていうことです。

当日の仕込みの主役タンクが全く準備されていないなんていうことは、たぶんこれまで経験のない大失態でしょう。ご先祖様にも顔向けができません(汗汗汗)。こんなことブログに書いて、他のお蔵さんにでも読まれた日にゃぁ、お恥ずかしいことこの上ありませんが、対岸の火事と思わずに他山の石としていただきたいと思って、あえてここに開陳いたすような次第(ウソウソ)。

みんなが出勤する前に水や麹を入れる準備をしておくのも私の仕事ですが、件のタンクの上から覗き込んで中が洗ってないと気が付いた時には、「サーッ」と血の気が引く音が聞こえましたよ(笑)。一瞬凍りついて、「えーっと、このタンクじゃなかったっけかな」と隣のタンクを覗き込んで現実逃避を試みましたが、そこには逃れようのない事実が・・・(涙)。

やれるだけのことはやって、みんなの出社を待って、その後は・・・ご想像にお任せしましょう。優秀な蔵人が揃っていて、私は幸せでした。たまたま、いつもよりひとり余分に蔵に来てくれていたのもラッキーでしたね。でも、蔵に入って20年、この程度のことじゃぁビビらなくなったっていう、私の大いなる成長の跡も感じられて、実に頼もしい・・・わきゃねーじゃん(笑)。


□□□ あれ?天領誉さんがいなくなったぞ! □□□
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ジビエ

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この写真に写っている肉が、一体何の動物の肉なのかお分かりでしょうか。隠しても仕方がありませんから言っちゃいますけど、これはシカの肉なんですよ。駒ケ根のある酒販店さんから頂きました。ご主人が猟をなさるようで、前日に獲ったものを、ある程度の大きさに解体してあって、真っ赤な肉の塊っていう感じでしたよ。

今年は、クマによって人間生活が脅かされるような事件がたくさん報道されましたよね。酷暑のせいで山にドングリがならなくて、食べるに困ったクマが里まで下りてきたっていう構図らしいですが、連中がその辺の道歩いていたら怖いわなぁ(汗)。もしも遭遇したら、目をそらさずに、慌てずに、後ずさりしながら逃げろなんて言われますが、そんなことできっこないやねぇ(笑)。

クマほど話題にはなりませんが、駒ケ根でもシカやイノシシやサルなんかによる農作物の被害は相当なものらしいです。毎年そんな話は聞くんですけど、特に今年は状況が状況だっていうことで被害も深刻なのかもしれません。伊那谷では、山に近いところに田んぼや畑がたくさんありますから、彼らにとっては好都合な環境かもしれませんよね。

先日聞いた話では、蕎麦の畑にシカが出て、収穫直前の蕎麦の実をほとんど食い荒らされちゃったなんて聞きました。更に悪いことに、その後にクマがやってきてその畑の中で遊んだ(?)らしくて、メチャクチャの状態になってたんだそうです。丹精込めて、蕎麦を作っていたその方は、「怒る気にもならん」なんて言ってましたが、シカって蕎麦の実なんか食べるんですねぇ。それとも、食べるものがなくて、仕方なくなのかな。

頂いたこのシカの肉は、たぶん害獣駆除の対象になったものだと思うんですが、シカの肉を食べる人なんてこの田舎でもそれほど多くはありませんから、駆除したシカのほとんどは有効利用されずに破棄されてるんじゃないですかね。どういう種類の動物が、どんな時期に、どれくらいの量駆除されるのか私は知りませんが、食べてみてビックリしたのは、その美味しさでした。

こりゃ、こんなに美味しく食べられるんなら、もっとみんなが口にできる機会を増やせばいいのに・・・なんて素人考えに思うんですが、野生の獣の肉ですから衛生的に何か問題があるのかもしれませんね。新鮮なものならシカも生で食べることがありますが、寄生虫がいるかもしれないとか言われると、ちょっと引いちゃいますよね(汗)。

今回は女房が味噌仕立ての鍋にしてくれたんですが、本当に美味しかったですよ。肉の下処理にも手間をかけたみたいですが、肉の味自体もクセがなくってたくさん食べられる感じでした。猟銃で撃たれたってことの証明に、直径2ミリほどの散弾銃の弾がいくつか肉の中から出てきましたけどね(汗)。

難を言えば、中にとても歯で食いちぎるなんてできない程のどえりゃー硬い部分があって、そこはさすがに商品的な価値はなさそうでしたね。写真にあるの奥の肉は全体が軟らかくてとても美味しかったんですけど、手前の肉は半分くらいがスジっぽくてとても食べられませんでした(汗)。

こういった駆除動物の肉の有効利用もさることながら、同じ動物なんだから上手いこと共存していく手立てはないもんなんでしょうかねぇ。別に人間に害がなければ、無用な殺生はしないに越したことはないでしょう。駆除に駆り出される猟友会の人も言ってましたが、シカやイノシシはまだ撃てるけど、サルなんか人間に恰好が似ているもんだから、親子でいたりするととても撃てないんだそうな。美味しかったけど考えさせられた、ジビエ料理でしたね。


□□□ あんまり美味しそうな写真じゃないですが(汗) □□□
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圧力計

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ちょっと寒々しい写真になっちゃいましたけど、廃品物置き場に捨てに行った時に、それでもと思って撮影したもんだから、背景とか構図とか全く考えずにシャッターを切ってしまいました(汗)。やっぱり、どんな写真でも、どこかで一回立ち止まって考えてから写した方がいいものになりますね。まぁ、普段はそんなこと考えてもいませんけどね(笑)。

蔵の片隅には、いつの間にか不要なゴミが溜まっていきます。ちょっと整理してきれいにしようと思ったんですが、同じような壊れた圧力計がいくつも出てきて、なんでこんなもの後生大事にとっておいたんだろうと首をかしげながら捨てに行ったっていうわけです。一回壊れちゃえば、直して使えるっていう類の代物じゃないんですよね。

お酒造りの現場で、『○○計』と名の付くもので一番数が多いのは『温度計』でしょう。その次くらいが『圧力計』になるんじゃないかな。その他には、『湿度計』、『電流計』、『電圧計』、『重量計』、『流量計』、『比重計』、『濃度計』なんてのがあるかな。重量計、つまり何かの重さを量るハカリも多いんですが、圧力計の比じゃないでしょう。

それほどたくさんある様に思える圧力計ですが、主として蒸気の圧力を測る部分に多用されてます。お米を蒸す機械なんかには3つも4つも組み込まれてますし、蒸気の配管部分にもそこら中に付いてますね。その他には水やお酒の圧力を測る場面も多いです。ポンプとか濾過機なんかでは必須のパーツだと言えます。

大きな圧力から微圧まで、測る用途によってそれ用に適したものが付いてはいるんですが、毎日の作業の中では、その単位なんかにはかまってられないんです(汗)。よく見る圧力計なんて決まっていますから、針が目盛りのどの辺を指していれば正常だっていう見方だけで使っているっていうのが実情です(笑)。

中には、とても神経質になって調整しなくっちゃならないものもあります。そういうヤツは、かなり重要な役割を持っていますから、私たちの見方も違うんです。それでも、蒸気圧なんてそれほど微妙にコントロールできるもんじゃありませんから、ひとつの指標として目盛りを読むっていう程度ではあるんですけどね。

この圧力計で困るのが、その壊れ方ですかね。完全に壊れて動かなくなってくれればいいんですが、少しずつおかしくなってくれると、毎日見ている分にはそれ程違いはないもんだから、私たちとすると正しいと思い込んで見ていることになるんですよね(汗)。知らない間に、圧力を強くしていたり、弱くしていたりっていう経験が、私にもあります。

それでもよくしたもんで、バルブの開け方や、蒸気の出方や、その他の状況証拠から、「コイツおかしいんじゃないのか?」って気が付くんですよね、すぐに。改めて調べてみると、どうやら壊れてるっぽくて、新しいのと取り換えっていうことになるわけです。毎日同じことを繰り返すっていうことが、感性を鈍らせる方向じゃなくって、それを研ぎ澄ます方向に向かうような仕事ぶりでありたいもんだと、その度に思うんですよね。


□□□ いきなり2位に飛び込んできた人がいますね(汗) □□□
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ダルダルの夜

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突然、こりゅうさんが長生社に年末のご挨拶に訪れてくれました。このブログにもコメントをいただくこりゅうさんですが、実は長生社への出入り業者さんのうちのおひとりです。商売柄もあってコンピュータにめっぽう詳しくて、私が何かパソコンでトラブった時には、いの一番にSOSの電話を入れる存在でもあります。

夜は駒ケ根に泊まるということで、当然のように越百に飲みに行くわけですが、もう半分駒ケ根人化していて、放っておいても自由自在に街を歩けます(笑)。私も合流しなくっちゃならないかと思っていたんですが、なにせ突然の来社だったのでこちらもチト予定が立ちません(汗)。それでも、唯一遊びに出られる金曜の夜でしたし、出かけるつもりにはなってたんですけどね。

金曜日は、私にとっては外に飲みに出られる日であると同時に、主治医の鍼灸師Eのところへ鍼を打ちにいく日でもあるんです。冬の間は毎週金曜日が通院の日になってます。1週間の間におかしくなった体を、1週間分元に戻してもらうっていう流れになってますが、そのうちに1週間分は戻せなくなってきて、あとは造りの最後まで体をなんとかもたせてもらうっていうのが毎年の成り行きです(汗)。

体が徐々におかしくなってくれば、その分鍼治療の強さが増していきます。その辺のさじ加減については素人の私には分かりませんが、施術を受ける側とすると、鍼を打った後の脱力感っていうか気だるさが違うんですよね。強く打てばそれなりに体は回復するんですが、その見返りとして、その日くらいは体がダルダル状態になっちゃうんです(汗)。

私は彼に体を見てもらうようになってから、西洋医学と東洋医学の違いをまざまざと感じることが多くなりましたが、今では肩や膝が痛いっていうこと以外にも、体全般のケアを彼に任せてるっていう感じですね。私たちが慣れ親しんだこれまでのお医者さんとは全く違う考え方のホームドクターっていうところでしょうか。

今回も、脱水症状によるものなのか下痢がずーっと止まらないって相談したら、私の両足を持って、「左足の方が軽くてバランスが悪くなってるから、そっちの足に体重をかけるようにして歩くように」って言われて、「オメー、そりゃ本当かよー、一体どーゆー根拠なんだよー」と言ってはみましたが、いざやってみるとなんかいい感じなんだよねぇ、これが(汗)。

・・・ということで、今日はそのダルダル状況がとても強くて、家でガッツリと寝込んじゃってて、こりゅうさんに合流できませんでしたっていう言い訳ブログです(笑)。こりゅうさんも待ってるってえっちゃんもメールくれてましたけど、みんなが飲んでいる最中には、私は深ーい深ーい眠りに落ちてました、スンマセン(汗)。

写真は、こりゅうさんが会社で持たされたっていう例のiPadです。私のiPodと比べるとバカデカイですね(笑)。触らせてもらいましたが、反応も速いし、見やすいし、操作性はいいし、こりゃ売れるわけだぁね。私のカワイイiPodだって、基本的には同じことができますから賢い奴ですけどね。でも、こいつをいじれるようになるのは、来年の春になってからってぇことですねぇ・・・。


□□□ そんで、こんな時間にブログ書いてんだもんなぁ □□□
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寒い寒い

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これまで、天気予報で「例年通りの寒さです」なんて言われても、何となく暖かい日が多かったような気がしていましたが、昨日から今日にかけては、私の中でようやく「おっ、寒くなってきたな」と思えるような気候になってきましたね。昨日の夜も、今日の昼間も、ほんの少しですが駒ケ根の平地でも雪が舞いました。

寒くなった方が、いろんな意味でお酒造りはやり易くなります。それ故に、こういう時期を選んで私たちはお酒造りをしているわけですが、動物としての人間にとっては、冬の寒さっていうのは活動適正温度の範囲を下回っているんでしょうねぇ。暖かい家や、厚手の防寒着がなければ生活できませんもんね。

それでも、人間には知恵がありますから、その裏付けを持って、この時を逃さないように頑張って自ら活動しますが、蔵で飼っている麹菌や酵母菌は自らの考えに従って不得意な条件下で行動を起こすようなことはできないので、人間の方で彼らの活動に適した温度や湿度の条件を作ってやらなくっちゃなりません。

逆に考えれば、別に、冬の気温が麹菌や酵母菌の活動適正温度なわけじゃないっていうことです。いろんな状況を鑑みて、冬の方がお酒造りに適しているっていうことであって、冬の寒さの中でこれらの菌が活発に活動するわけじゃないんですよね。厳密には、温度以外に湿度なんかも考えに入れなくっちゃなりませんが、ここでは温度についてのお話だと思ってくださいね。

酵母菌は10度以下の温度でも活動するんですよね。現に吟醸造りだなんていえば、もろみの品温はほとんど10度以下で推移するくらいですからね。ただし、最適な生育温度はもっと高いはずです。吟醸造りでなければもっと品温は高くなりますし、焼酎やワインのもろみなんかも、もっと高い温度で発酵するんじゃないですかね。勉強不足で、どのくらいの温度だか知らないんですけど(汗)。

それに対して、麹菌はもっともっと高い温度じゃないと生育してくれません。ですから、麹室(こうじむろ)と言う、よく皆さんが裸の男たちが米を扱っている写真なんかをご覧になるような、室温が高い専用の部屋を用意するわけです。麹屋になれば、この暑い部屋の中で汗をかきながら作業をすることが多くなりますから、冬の間は太ることはありません(笑)。

私が面白いなぁと思うことは、酵母菌を蔵の中の温度管理が可能なタンクの中で発酵させていようが、麹菌を外部からは隔離されたような特殊な部屋の中で生育させていようが、何となく外気温が彼らの挙動に影響を与えているような気になることがあるっていうことです。外気とは全く関係なく温度の制御ができる状態にしてあるのに、寒い日には、もろみの品温は下がり気味だし、麹の生育も遅れがちになるような気がするんですよね。

つまり、私たちも、大きな建物の中の、完全に一定に温度管理されている外部と遮断された部屋の中にいても、「なんか、今日は寒いな」って感じるんじゃないかっていうことです。完全な密室じゃありませんから、外部の気温が間接的に少しずつ内部に影響を及ぼすってことなんでしょうけど、やっぱり大いなる自然の懐に抱かれている限り、それと無関係に生きていくことなんてできないんじゃないかって思ってるんですけどね。


□□□ 分かったような分からないような話でスイマセン(汗) □□□
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焼きウルメその後

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先日、セブンイレブンに私の大好物の『焼きウルメ』が売っていないという、私にとって大変切実な記事を書いたところ、どこからともなく届きましたよ、焼きウルメ(笑)。どこからともなくっていうのはウソで、ZENさんが気を利かせて陣中見舞いに送ってくれたんです。とってもタイムリーな一品を、ZENさんありがとー!!!

しかし、私が心配するのは、こんな記事を書くと、その他の読者のみなさんの中からも、「何か陣中見舞いに」なんていう気持ちになっていただいちゃう方が出てこないとも限りません(汗)。決して、そんなこと要求しているわけじゃありませんから、どうかお気遣いなさらないでくださいね(笑)。

閑話休題。実は私も探してたんですよ、セブンイレブンの焼きウルメに変わる商品をね。お酒の肴としてはメジャーなものだから、必ずどこかに売っているとは思ってたんですけど、なかなか探しているヒマもなくて気持ちだけ先走っていたんです(汗)。酒屋さんとか、ディスカウントストアあたりに行けば置いてありそうな商材ですけどね。

どうしてもっていうことになれば、件の商品の会社を検索して、ネットで購入するっていう手もあるでしょうが、そこまでしてねぇ・・・いや、いざとなったらやったかもしんないですね、そこまでして(汗)。それくらい、私の蔵内生活の必需品となっている食べ物なんです。まぁ、お酒のアテそのまんまっていう感は否めませんが・・・(笑)。

送っていただいたものは、正に焼きウルメそのものです。見て下さいよ、この豪快なパッケージングを(笑)。セブンイレブンのおつまみみたいに、ひと袋に10匹ずつチマチマ入っているんじゃないですよ。そうですねぇ、100匹くらいまとめて入っているんじゃないかな。こりゃ、相当な期間楽しませてもらえそうです。

お味の方も、私の好みのまんまで、どんどんと口に放り込んじゃいますね。あまり食べ過ぎも体に良くないでしょうから、それなりに摂生して食べなくっちゃなりませんが、これだけたくさん入っていると、かっぱえびせん的に止められなくなりそうです(笑)。「あと3匹・・・」だなんて考えなくてもいいんだもんねぇ、ヤバイヤバイ(汗)。

こちらからも、お世話になった方々へ信州の美味しいものを送らせていただいたりもしていますが、食べ物っていうとやっぱり秋のものがいいと思ってるんですけどね。ですから、この時期になると、頂いたり差し上げたりする機会が多くなって、いろいろと楽しむことができてうれしいもんです。

「支那ソバを、ツルっとすすれば、支那のツル(信濃鶴)」なんていう訳の分からない俳句を詠んで、ブログ生活から逃亡している仙台の某酒販店の某サンセールさんからも、荷物が届いた旨のお礼のメールが入っていましたが、それよりも早くブログを更新してほしいもんですね(笑)。そういやぁ、仙台のホタルイカ干したやつ美味しかったなぁ・・・いや、要求してませんから、ませんって・・・。


□□□ 仙台からの今年の陣中見舞いはストーンヘッドでした(笑) □□□
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干し場

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朝は6時頃でもまだ薄明りで、夕方は5時っていうとかなり暗くなる信州の伊那谷です。昔はあんまりそんなこと考えなかったんですけど、ブログを書くようになって全国に知り合いを得ることができるようになったためなのか、気象や気候に関する内容に関しては、「これって、他の地域では違うんじゃないかな?」なんていつも思うようになりました。

何せ、日本で一番大きな谷にですからね、ここは(笑)。こんな谷底に暮らしている私たちの日の出と日の入りの時間なんて、大きな平野に暮らしている大多数の読者のみなさんとは違って当然なはずですよねぇ、きっと(汗)。こんな谷間でなければ、もうちょっと早く明るくなって、もうちょっと遅く暗くなるんだと思うんですけどね。

そんな、すぐに暗くなっちゃう駒ケ根にある長生社の蔵の外壁に、夕方暗闇になるまでかかって、蔵のみんなが竹を組んで何か作っています。敷地の中に竹藪があって、そこから材料はいくらでも持ってこられるんですが、あまりに単純なこの構造物は、あえてブログネタにするほど意味のあるものなんでしょうか・・・。

あるんだな、これが・・・これは、お酒のもろみを攪拌する時に使う『櫂棒(かいぼう)』を干しておくための干し場なんです。一年中雨ざらしになって、それなりに傷むもんだから、何年かに一回作り直すんですよね。今年は、そろそろその時期じゃないかっていう話になってみんなで作り始めたんですが、あっという間に暗くなっちゃって慌てているの図です(笑)。

布を始めとして、蔵で洗ったいろんなものを干すための物干し場は蔵の屋根の上にあるんですが、櫂棒だけは特殊な形状をしていますし、毎日何本も使ったり洗ったりするので、専用の干し場があるんです。いや、先程も言うように、干し場っていうにはあまりに簡単な造作ではあるんですけどね(汗)。

櫂棒ってどんな形をしているかっていうと、直径3センチほどの長い棒の先に、15センチ掛ける30センチくらいの『玉』と呼ばれる板が付いていて、それをもろみの中に突っ込んで上下運動させることで、粘度の高いもろみをかき混ぜる道具です。いたって原始的な道具ですが、これを使わないお蔵さんはまずありません。蔵の必需品のひとつと言っていいでしょうね。

全てのもろみには毎朝櫂を入れますから、その後は洗って、熱湯で消毒をして、しかる後にこの櫂棒専用の干し場にぶら下げるようにして乾かすことになります。長いものも短いものもありますから、その長さに合わせて、玉を適当な竹にひっかけるようにして干しておくんです。何ともローテク産業らしい仕掛けですが、こんなものにも酒蔵の風情があるのかもしれません(笑)。

朝になって改めて見てみると、青竹のみずみずしい色が映えて、とっても新鮮な気分です。たったそれだけのことでも、仕事のやる気に違いが出るような気がしますね。干し場を直しただけでいいお酒ができるなんてこたぁないでしょうが、ほんのちょっとの気の持ちようが蔵の中の生き物たちに影響を与えているような気はするんですけどね。


□□□ 2位にちょっと接近してました □□□
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大人飲み

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昨日、新蕎麦を楽しむ会のことを記事にしたら、hisamiさんやZENさんから、「なかなか大人の飲み方ができません」っていうようなコメントをいただいたので、私が蕎麦屋での大人の飲み方を伝授して差し上げようと思います・・・なーんて、そもそも蕎麦屋でなくたって大人飲みなんてできない私が、そんな話できるわきゃないんですけどね(笑)。

昔から、蕎麦と日本酒はちょいと粋な組み合わせとして考えられることが多いんじゃないですかね。『蕎麦前』っていう言葉もあるくらい、抜群の相性だっていうことでしょう。蕎麦前っていうのは、簡単に言っちゃえば蕎麦屋さんで飲むお酒のことだと思っていいんじゃないですかね。それ以上の厳密な定義があるかどうかは、私には分かりません(汗)。

蕎麦前っていうのは、基本的には日本酒以外にはありえないんじゃないですかね。ビールっていうのもアリなのかもしれませんが、ワインやウィスキーっていうのとはチト違うでしょうね。白ワインなら合うかなぁとも思わないでもありませんが、たぶん蕎麦の香りとワインの香りは俗に言うマリアージュはしないんだと思います。

この言葉から類推するに、蕎麦屋さんでお酒を飲むのは、メインディッシュの蕎麦を食べる前と相場が決まっているっていうことなんでしょう。居酒屋なわけじゃないんだから、いつまでもお酒を飲んでいるっていう感じじゃぁないでしょうね。私には蕎麦屋のお酒っていうのは、明るいうちに飲む『昼酒』っていうイメージが強いんですけどね。

暖簾をくぐって蕎麦屋に入り、まずはその店お勧めの季節の肴とお酒をたのみます。もうちょっとおつまみを出してもらって、お酒ももう一杯。頃合いを見計らってお蕎麦と最後の一杯を注文します。三合も飲んだらかなりの量ですが、きっと一杯で一合は入ってないでしょうから、酒量的には程々でしょう。

上下二段に盛られたお蕎麦の、上のお蕎麦を肴にしながら、最後の一杯を楽しみます。この時、ほんの少しだけお酒を残しておくのがコツです。気分も良くなってゆっくりと一枚目を食べて、これで〆るという時に二枚目に手をつけるんですが、それなりに時間が経っているので、少し蕎麦の表面が乾き気味になっています。

そこに、先程残しておいたお酒をサッと振りかけて、食べやすくほぐしてやってから食べると、これまた美味。蕎麦湯を飲んで、少し正気に戻って、再び暖簾をくぐって歩いて帰る・・・っていうのが、私がどこかで読んだ蕎麦通の作家さんの飲み方だったような気がします。昼間っからそんな風流な飲み方をしてみたいもんだと、ずっと頭に残っているんです(笑)。

蕎麦屋だったらそういう飲み方もできそうな気はするんですけどね。しかし、飲むほどに風雅の世界からは遠のいていく私には、きっと無理な話でしょう(汗)。でも、蕎麦とは別にしても、大人の飲み方って憧れちゃいますけど、一体どんなもんですかね。私にも、まだまだできそうにありません(笑)。


□□□ この内容って昔も記事にしたような(汗) □□□
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新蕎麦会

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私の大好きな蕎麦屋『丸富(まるとみ)』さんから、蕎麦会のお誘いを受けていました。ちょうど新蕎麦が出回る時期で、丸富さんでは蕎麦会と称して、気の置けない蕎麦好きが毎年集まるんです。昨年は、仕事の都合で参加できなかったんですけど、今年はちょうど夜の作業がない日だったので、ちょっと顔を出すつもりで行かせてもらいました。

まぁ、大人の会ですから、アルコールを飲まないなんていうわけにはいきません(笑)。それでも、数日前の飲み過ぎの反省も記憶に新しいですから、お酒に関しては大人しくチビチビ愉しむ程度のつもりでした。どっちにしても、お酒はメインじゃなくて、それこそ『蕎麦前』っていう役目ですから、たくさん飲むわけじゃないんですけどね。

会場入りしてみると、思ったより大勢の人がいてビックリ!。私も差し入れのお酒を持っていったんですけど、4合瓶1本じゃ全然足りませんでしたね。皆さんの乾杯分くらいにはなりましたが、もっと持っていくべきだったと反省することしきりです(汗)。最初に参加人数を聞いておくべきでしたね。

日曜日の晩っていうと普通の職業の人にとっては集まりにくい時間帯なのかもしれませんが、あまり普通の職業の人がいないのがこの会の特徴かな(笑)。参加する人たちがとてもバラエティに富んでいて、誰の隣に座っても面白い話が聞けるんですよ。県外からのお客さんもいて、自己紹介したらそれだけで時間がなくなるっていう感じです。

蕎麦会なわけですから、いろんな種類のお蕎麦が出てきます。全て新蕎麦で、今回のメインは3種類ありました。駒ケ根で収穫された2種類と、新潟の1種類でした。参加者の中にその蕎麦を栽培している方がいて、その方の説明を聞きながら打ち立ての蕎麦を楽しむことができるのは、ちょっとした贅沢っていうものかもしれません。

今年の夏の酷暑による影響っていう話はあまり出ませんでしたし、収穫量はそれなりに上がったっていうようなことを言っていた方もおられましたから、不作っていうことではなかったみたいです。もともと蕎麦なんて栄養不足の土地で作るような作物ですから、気候の変動にも強いのかもしれませんね。

この辺で作られている蕎麦は『信州大蕎麦(しんしゅうおおそば)』っていう品種が多いみたいなんですけど、その品種を開発した信州大学の先生もいらっしゃって、話の内容はかなり専門的だったりします(汗)。山形原産の品種の蕎麦もあったりして、その微妙な味の違いを楽しめましたね。

いずれにしても、当然のように、お味の方は美味しいわけです。新蕎麦らしい香の高さと、コシのある食感を堪能しました。他にもご馳走がたくさん出るんですけど、私とすれば蕎麦だけをあの3倍くらい食べたかったっていうのが正直なところです(笑)。蕎麦を食べるには、今が一番いい時期って言えるでしょうね。

蕎麦を食べて、お酒を飲んでいたばかりじゃぁありませんよ。私は今日参加していた別の蕎麦屋さんに信濃鶴を売り込むことに成功!!!。今度お店に置いてもらえることになりました。先日の反省なんてどこへやらで、結局よー飲んじゃったんですが、帰ってきてブログが書けるくらいなんだから、まぁ良しとしときますか(笑)。


□□□ 信州はやっぱり蕎麦大国ですね □□□
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反省反省

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あかんわー。昨晩は、ちょっと・・・イヤ、かなり飲み過ぎました(汗)。こんなに翌日までお酒が残っていることなんて、最近そうはありません。そんなにたくさん飲んだわけじゃぁない・・・イヤ、飲んだんでしょうね(汗)。写真を見れば、越百の次にArikaに行ったことは事実みたいだし、ウコンドリンク飲んどきゃよかった(涙)。

昨日、喜び勇んで夜中の街に繰り出したのはいいんですが、はしゃいで飲み過ぎたと見えて、今朝起きると、二日酔いっていう感じじゃなくて、まだ昨日(っていうか今日)の続きで酔いが回っているような気分でした。だから、気持ち悪いっていうより、まだ酔ってるっていうような状態で朝の仕事をする羽目に(汗)。

私の立場で、こんな飲み方しちゃいけないことは重々承知しているつもりですが、日ごろのウップンが出たんでしょうかねぇ。結構ゴクゴク飲んでたような気がします。気持ち良く飲んだもんだから具合が悪いなんていうことにはなりませんでしたが、半日くらいはいつも通りの気合が入りませんでしたね(汗)。

でも、このくらい飲むことはいくらでもあることです。ウコンを飲まなかったこと以外に、この二日酔いの言い訳を考えてみると、このひと月くらいはほとんどお酒を飲んでなかったっていうことがあげられるかもしれません。毎晩、晩酌ができていた頃のようなつもりで飲むと、チト体にはキツ過ぎるのかも・・・。

やっぱり、お酒を飲むのも日々の鍛錬(?)ですから、それを全くやらない期間が長くなると、結果的にはお酒が弱くなったような状態になって、でも、それに気づかないもんだから以前と同じように飲んじゃって、結果的に今日のような体たらくになるんじゃないかっていうのが、今回の私の体験を通した貴重な考察です(笑)。

せっかくG先生が「岳志に飲ませるように」ってArikaに差し入れといてくれたサンセールの味もよく覚えてません(涙)。こんな時に飲んじゃもったいなかったかなぁ。でも、「いつまでも取っておいても飲む機会を逸しちゃうかもしれないから、飲める時に飲めばいいんだよ」なんて言って開けちゃったんだろうなぁ(汗)。

越百を出るまではよく覚えてるんですけど、Arikaの記憶は曖昧です(汗)。あそこでオイルシュリンプって食べたんじゃなかったっけ?それが今朝のちょっとした胸やけの原因かな?サンセールも全部飲んじゃったのかな?G先生、せっかくいただいたサンセールですが、味を覚えてませんので、もう1本よろしくお願いします!!!(笑)。

いやぁ、全く実のないブログになっちまいましたね(汗)。今回の反省を生かして、今後は節度のある蔵内生活を送っていきたいと思います。つまり、たまーにしか飲みに出ないからこういうことになるんであって、もっと頻繁にお酒を飲む機会を作らないと体の調子が上がらないっていうことですね(笑)。


□□□ bossに抜かれたー! □□□
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営業営業

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昨日、蔵内生活が始まってから1ヶ月が経ったなんて書きましたけど、よく考えると、この間に1度も外に飲みに出てないじゃないですか!そりゃぁ、やっぱり長生社の専務さんとしては努力不足なわけです。しっかりとこの地元で信濃鶴が売れてくれるように、夜の街を営業して回るのも、私の務めのうちのひとつですからねぇ・・・。

今晩は麹の手入れ作業がありません。しかし、主治医Eのところへ鍼を打ちにいかなくっちゃならないし、その他の仕事もありますから、そんなに早い時間から飲みに出るわけにもいきません。それでも、これまでの怠慢を反省するために、この疲れた体にムチ打って街に繰り出す悲壮な覚悟を固めました!

やっぱ大変だよなー、造り酒屋の専務さんは。行きたくもないのに飲みに出なくっちゃならないんだもんなー。本当だったら、十分な睡眠時間をとって体を休めたいだろうになー。帰って来てからじゃブログは書けないだろうから、出かける前に一生懸命に記事は書かなくっちゃならないしなー(笑)。

仕方がないので、夜中から出てこれるメンバーを検索するも、そんな御仁は滅多にいてくれません(汗)。選択の余地なく、いつものIさんにメールを入れてみました。「11時頃なら、飲みに出られるんだけどなー」と。彼も夜遅い仕事ですから、特別な用事でもない限りは喜んで出てくるはずです。

メールを送信してから気が付きました、携帯に未読メールが1件来ているじゃないですか。誰かと思って開いてみると、なんと、それはIさんからでした(笑)。それも、「今晩飲みに行かないー」っていう内容(笑笑)。ほんの数時間違いでお互いを誘い合ってるなんて、こんなに気の合う飲み友達は、なかなか得難いものでしょう(笑笑笑)。

それじゃ、これから飲みに出てきますね。久しぶりだから、なんとなくウキウキ気分・・・イヤイヤ、こりゃ営業ですから、営業、営業!そんな浮かれた気分で出かけるわけじゃありませんよ。一生懸命に鶴を自己消費して、売上げに貢献するように努力してまいります。明日の朝起きられるかどうかが問題ですが、寝坊したら蔵のみんなで何とかしてくれるでしょう(笑)。

写真は、何の関係もないものです。スイマセン(汗)。先日、ブログを開いたら、カウンターが『533330』だったんです。これをゾロ目にしようと再読み込みを繰り返して、『533332』にして、「さぁ次だぞー!」と勇んでクリックしたら、誰かが入ってきたみたいで『533334』になっちゃったっていうお粗末なオチ(汗)。


□□□ 越百に行って営業になるのか? □□□
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蔵内生活

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蔵に泊まり込みの生活も早一ヶ月。パソコンぶっ飛び事件で当初の私の精神状態は千々に乱れたものの、今は平穏を取り戻して酒造りに邁進する毎日です。生活リズムも例年通りに落ち着いて、短い睡眠時間でも昼間の生あくびは出なくなってきました(笑)。どういうタイミングで麹の手入れをやって、どういう風にブログを書いて、いつ寝るのか、考えなくても自然に体が動いてくれますね。

ちょっと例年と違うのは、体重の落ちが早いってことかな。仕込みが始まれば当然のように体重は減ってくるんですけど、その減り方がちょっと急な気がします。ダイエットに苦労している皆さんもおられるでしょうが、減り過ぎるっていうのも困りもので、あんまり軽くなってくるととても疲れやすくなっちゃうんですよね(汗)。それ以外は、まずまず順調な生活と言ってもいいかな。

しかし、家に帰ってお風呂に入って、ご飯を食べて、少しウトウトするっていう3時間ほど以外で、生活をしているっていう感じのシーンは今の私にはほとんどありません(汗)。蔵にいる間っていうのは、ブログを書くのも仕事のうちだとすれば(?)、やっていることは仕事ばかりであって、あんまり気の休まる時間っていうのはないんですよね。

あるとすれば、夜食をつまんでいるようなひと時でしょうか。時間的に余裕があれば夜遅くでも飲みに出たいんですが、歳をとったせいか、あんまり無理なことをすると次の日に響くので、自分の机で一杯やるくらいがちょうどいいのかもしれません(汗)。飲みに出るといろいろと余分に食べて体重が増えますから、今の私には好都合なんですけどね(笑)。

ちゃんとした夜食は女房がいつものように作ってくれていますが、そうじゃない、少しジャンキーな食べ物を食べながらブログでも読んでいるのは、楽しみの少ない冬の生活の至福のひと時です(笑)。夜中に少しでも食べないと体重が維持できないので、あまりお腹がすいてない時にも無理して食べるようにしてます。

そんな私の冬の必需品と言えば、セブンイレブンのナナコカードですね。会社と家との通勤途中のまことに具合のいい位置に一軒あるもんだから、多い時には一週間のうちに数回の頻度で買い物をすることもあるんです。いちいちお金を出さずにレジにカードをかざすだけで精算ができるのは、何回も通う私にとってはとても便利なものなわけです。

もう、しょっちゅう使いますから、カードに入金するのもチビチビとした単位じゃぁありませんよ。毎回ドーンと1万円ずつ入金していますが、店員さんが「1万円全てご入金でよろしいですか?」っていつも聞いてくるところを見ると、そんなに一度にたくさん入金する人は少ないのかもしれませんね(汗)。

ところが、今年は大大大問題が発生してます!!!私の、大大大好物で、セブンイレブンに置いてあるものの中で一番美味しいと思っている『焼きウルメ』が売ってないんですよー(涙)。たぶん日本で一番あの商品を食べている私としては、残念でなりません。某セブンイレブンの某店長さんに聞いたところ、商品として入って来ないんだとか。

異常気象で品薄なんでしょうか、メーカーさんが倒産でもしたんでしょうか、それとも都会の人たちが私のようにウルメに目覚めてしまったんでしょうか・・・なんでもいいから、とにかく早く入荷してくれないと、本当の意味での例年の蔵内生活に戻れない岳志なんですけどねぇ・・・。


□□□ クリックは例年通りでお願いします □□□
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後継機(つづき)

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ずーっと考えてたことがあるんです。こうしてみたらいいんじゃないかって。自分のパソコン生活についてね。いいアイディアだと思うんだけど、あまりやっている人を見たことはなくって、やっぱりいろいろと問題があるのかなぁと躊躇していました。誰でもそんなことくらい考えるだろうほど単純な運用方法なんですけどね。

ひとつだけ私のパソコン利用で、他の人と違うかもしれないと思う点は、ディスプレーの大きさについてです。かなり大きめのシートを表示しなくっちゃならない場面があるので、ちょっと大きめのディスプレーじゃないと、ひとつの画面内に全体が収まり切らないんですよね。そこだけにはこだわりというか譲れない点があるんです。

とても頻繁に使う表なので、いちいち縦横にスクロールするのは面倒臭いし、縮小してひとつの画面に収めようとすると、ある部分のセルが小さくなり過ぎちゃって中の文字が潰れて読めなくなっちゃうんです(汗)。ですから、パソコン本体の性能は低くてもいいんですけど、ディスプレーだけは大きなものを使ってるんです。

そんな私が常々思っているのは、もうパソコンの性能はこれ以上いらないんだから、もっと躯体の小さなものでも間に合うんじゃないか。机の上を占拠するのは大型ディスプレーだけでたくさんで、文字通りディスクトップ型のパソコンがデーンと乗っかっているのは邪魔だし、スマートじゃないんじゃないかっていうことなんですよね。

そして、以前から考えていたのは、ディスクトップ型より多少性能は落ちるかもしれないけど、ノート型パソコンをまるでディスクトップ型と同じように使うことができれば、これは究極の省スペースになるんじゃないかっていうことだったんです。つまり、ノートパソコンにキーボードとマウスが付いていて、電源スイッチを押したら机の上の大型ディスプレーにウィンドウズが立ち上がるっていうようなイメージです。

ノートパソコンについているディスプレーは使わないのかって言われるかもしれませんが、通常は使わないでもいいんです。ですから、あってもなくても構わないっていうことです(笑)。でも、どこかへ持ち出す時にはノートパソコンごと持っていけるし、その時にはついているディスプレーが役に立つことになるはずです。

もっと、今風の使い方をするとすれば、ノートパソコンについているディスプレーと、私が愛用している大型ディスプレーのデュアル画面で使うこともできるはずです。しかし、私の意図はそこにはないので、そういう使い方はしないつもりですが、やってみて具合が良ければそうなるかもしれません(笑)。

っていうことで、今回私が後継機として選んだのはノートパソコンだったんです。かつて私がとても気に入って使い倒した機種があって、それと同じ系列のやつにしてみました。パソコン自体にほとんど興味が無くなってきた昨今の私としては、その利用法に面白さを求めるようになってきているのかもしれません(笑)。さてさて、どんな使い勝手になるのか、しばらくしたらまたご報告しますね。


□□□ うまくいくかなぁ・・・ □□□
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