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専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

上海楼

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昨日記事にした『いいだFM』でのインタビューの収録が終わった後、午後に同じ飯田市内で行われる農林水産省の説明会までの間にはかなりの時間がありました。酒販店さんを回ってからお昼を食べようと、いいだFMの方に「この辺で、行列のできるラーメン屋みたいなのってないんですか?」と聞くと、即答で教えてくれたのがこの『上海楼』でした。

おぉ、その名前には聞き覚えが・・・私のラーメン師匠に当る御仁が、かつて私に「飯田だったら上海楼にだけは行っておけ」と教えてくれたお店じゃないですか。この歳になるとラーメンより蕎麦を選ぶ割合が断然高くはなっていますが、10年ほど前まで案外ラーメン小僧だった私は、いろいろな店を食べ歩いたものでした。

当時、その師匠に大体の場所だけは教わったんですが、飯田の街の中は案外分かりにくくて、その辺をウロウロして探し回ったんだけどついに発見できなかったんですよね。何人かの人に尋ねてみたんですが誰も分からなくて、「それほど知られてないんなら、大した店じゃないんじゃないのか?」なんて、イソップ物語のきつねよろしく思ったものです(笑)。

ですから、私にとっては悔しい思い出のラーメン屋さんだったんですけど、「みんな並びますから、早く行った方がいいですよ」と言われたくらいですから、やっぱりその上海楼っていうお店は美味しいラーメンを出す有名店だったんだと、改めて思い直したような次第。同じ説明会に出席する漆戸醸造のU社長に、早く飯田まで来るように連絡を入れて、一緒に食べようっていうことにしておきました。

予定していた小売店さんにご挨拶をして、U社長と急いでそのお店に。開店直後だっていうのに、席は半分以上埋まっていました。客層は、家族連れ、サラリーマン、年配のご婦人などなど。要するに町のラーメン屋っていう感じなんですよね。現代風な味の流行に乗ったイケイケ有名店じゃなさそうだっていうことは何となく分かりました。

ノーマルな中華そばの大盛を頼んで、出てきたのが上の写真です。透き通ったスープで、縮れ麺じゃないストレートタイプで、チャーシューとメンマ少々。ひと目で昔タイプのラーメンだと分かります。今でこそ、新興開発地区の新しいテナントビルに入っていますが、きっとその前は町なかの食堂みたいなお店だったんじゃないかな。

まぁ、ここで記事にするくらいですから、当然美味しかったです(笑)。ひと口目は少し濃いかなと思った甘みのあるスープは、思ったよりたくさん入っていた麺を平らげるにはちょうど良かったと思います。こういう味なら、お年寄りから子供まで誰にでも楽しめると思いますね。隣に座ったおばあちゃんも、少しずつ楽しんで食べておられました。

久しぶりに、ラーメンをたらふく食べました。でも、もたれた感じはなくって、サッパリ系のラーメンの良さを感じましたね。都会には及びもつきませんが、田舎にも名店ってあるもんです。安上がりな名店を探して家族を連れていけば、親父の威厳を保ちつつも財布には優しい家庭サービスができますね。あの時、一緒に探して見つけられなかった女房には、「今度連れて行ってやるからな」と、もったいぶっておきました(笑)。


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