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専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

暑いグラフ

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あれだけ「暑い、暑い、暑い、暑い」って連呼してたのに、何だか、いきなりこの数日間は涼しくなっちゃってる駒ケ根です。全国的に見ればまだまだ暑いんでしょうか?当然、暑い日はこれからもあるんだろうけど、こんなに気温が下がっちゃうと、逆に夏らしくなくてつまんねーって思うのは、あまりに身勝手ですかね(笑)。

気候とすればこのくらいの方が過ごしやすいに違いありませんが、夏に夏らしくないと農作物にはいい影響がありませんから、やっぱり『らしい』天気であってほしいもんです。台風も来ているみたいですから、それが行き過ぎて晴れ間が戻ってくれば、すぐにもカンカンした天気になっちゃうんでしょうけどね。

とは言え、暑さっていう点からいえば、かなりひどい暑さになっているのも確かなようです。数日前には、上の写真にある様に、長生社の杜氏部屋の外の気温が37℃を超えてたんですよ!熱中症のニュースが毎日流れるくらいですから、異常気象だと言わざるを得ないのかもしれません。地球環境を心配しつつも、そういう日は蔵の中で洗いものでもしているのが気持ち良くていいです(笑)。

さて、この写真ですが、長生社では気温を何かデジタリックな処理をして、パソコンにでも取り込んでるのかと思われたかもしれません。やってることはその通りで、上の写真は私のパソコンの画面に映し出された気温や湿度を表したグラフの一部です。実は、このシステムは、とある企業の、言うなればベンチャー部門から貸与されたものなんですよ。

これは、全くのブログつながりで舞い込んだ話。そのW社さんのベンチャー部門ではネット経由での温度管理システムを開発しておられます。実際の現場の動向を研究しようと、担当の方があるキーワードで検索をかけたところ、このブログが引っかかったらしいんですよね。きっと、もろみや麹の温度管理についての記事かなんかだったんでしょう。

その方から私にメールが届いて、「弊社で今開発中のシステムを、試験的に使ってみていただけませんか」っていうお話をいただいたんです。トントン拍子にことは進んで、W社の方が長生社にお越しになって、そのシステム一式を設置していってくれました。設置なんて言うと大げさですが、簡便極まりないんですよね、このシステム。

10センチ四方の薄型の本体に、温湿度センサーとネットにつながるLAN端子をつなげて、電源を供給するだけなんです。本当にそれだけ。パソコン側に何かインストールしたりする必要はありません。あとは、付与されたIDとパスワードを使って、W社さんの専用サイトにアクセスすると、1日単位の温度と湿度のグラフが見られるっていう寸法です。

設定した温度以上(あるいは以下)になったら、携帯にメールを送ってくれる機能も付いてます。例えば、麹の温度が上昇するのを測って、ある一定の品温になったら手入れ作業がしたいなんていう時には便利かもしれません。そんな、工業分野での利用だけじゃなくって、ウェブカメラみたいに面白デジタルグッズ的な楽しみ方もあるといいと思うんですけどね。

W社さんからすると、酒造りの時期にもろみや麹の温度管理に応用してみて欲しいっていうことなんですが、まだその時期じゃないんで、杜氏部屋の外の気温と湿度を測っているっていう状況です。読者の皆さんの中で、「こんな使い方がある」とか、「こういう機能があればいい」なんていうご意見があれば、W社さんの方へお伝えしますからコメントでもください。もうひとひねりすれば、とても面白い用途がありそうなんですけどねぇ・・・。


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