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専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

真夏の失敗

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8月は蔵の仕事を集中的にやるなんて昨日のブログに書きましたけど、「夏なんて、そんなにやることなんてないじゃん」と思われる読者のみなさんもおられるかもしれません。お酒造りっていう点から言えば、確かにやることは全くありません。蔵内の片付けは終わっているし、秋からの造りの準備をするには早過ぎますもんね。

お盆前までは、会社として一番手がかかるのは粕詰め作業です。今、長生社でも毎日のように粕詰め作業は行われていますが、それもあと1日くらいで終わるかな。おかげ様で、既に在庫はほとんどありませんから、今年も全量売り切ることができそうです。粕を保存してあった冷蔵庫も空になって、ようやくスッキリしました(笑)。

しかし、ここ数年の私自身の仕事の進め方としては、秋口から日本酒もそれなりに出るようになりますから、そのための準備をする期間が8月っていう感じになってるんですよね。具体的には、ビン詰をするためのお酒の濾過をどんどんやっておいたり、蔵内のタンクのお酒を後で都合がいいように移動したりしておくんです。

ってことで、お酒の移動をやっていた時のこと・・・これは、以前にも記事にしたことがあったと思いますが、簡単にお酒の移動なんて言っても、それなりの所作が必要になります。1本のタンクに入っているお酒を、丸ごとそのまま別のタンクに移すっていうことなら簡単ですが、ブレンドするなんていうことになれば、その量を測りながら移動することになるじゃないですか。

量を測りながらっていうことになると、これまた面倒くさい話になって説明が困難になりそうですが、タンクの中のお酒の量っていうのは、タンクの淵から液面までの距離で測定するんだっていうことも過去にお話ししたことがあったと思います。ですから、単純に言うと、「タンクの淵から何ミリのところまでお酒を入れる」っていう判断になるんです。

ちょっと頭がこんがらかるかもしれませんが、その距離、『尺』と呼ばれますけど、尺の数字が小さい方がタンクが一杯っていうことで、お酒の量としては多くて、数字が大きくなると底の方にしかお酒がないっていうことで、お酒の量は少なくなります。ここまでの説明で息切れしそうですが、まぁそういうもんだと思って納得してください(笑)。

で、ようやく今日の本題に入れます(汗)。暑さでちょっとボケ気味だったのか、「1580ミリまでお酒を入れる」ところを、「1850ミリまで」と勘違いして思い込んじゃってたのが今回の私の失敗でした。つまりは、お酒を入れる量としては少な過ぎたっていうことですね。移動作業が終わって、ポンプやホースを片付けて、処理を記録しておく帳面を書き始めたところで、「げっっっ・・・」と気が付いたような次第(涙)。

仕方がないので、お酒を追加移動しなくっちゃならなくなりました。全く同じような内容の仕事を2回続けてやるっていうのは、何とも脱力感を伴うものですよねぇ。1回で済むことを2回でやるんだもん。それも、自分の落ち度で。加えて、うだるような暑さだし・・・。こういうミスはあんまりやったことがないですから、ゲンナリきましたよ。「毎日が楽しいばかりじゃないぞよ」と、神様に忠告された一日。


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