専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

池袋の縁

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今回の営業ブログでは飲兵衛記事がありませんでしたね。飲んでないわきゃないので、素直な気持ちで、真実をありのまま書いておきましょう。営業のために飲み歩いてるんだか、友達に会いに行ってるんだか分りませんが、知らず知らずのうちに両方を兼ね備えているっていうところが素晴らしいところです(笑)。

うかがったのは、池袋にある『魚串炙縁(うおぐし・あぶりえん)』さん。覚えていらっしゃる読者のみなさんもおられるかもしれませんが、最初に千駄ヶ谷の『炙縁』さんにサンセールさんと営業に(飲みに?)行ったのが、昨年のこと。そこで働いていたのがサンセールさんの知り合いの仙台出身のともやんで、驚いたことに店長さんは駒ケ根出身のT君だったんですよね。

その後、ともやんともT君ともしばしばお会いする機会があって、こりゃ長いお付き合いになるんだろうなぁと思えるご縁をいただいています。あれから、新宿にある系列店の『絶好調てっぺん』にもお邪魔しましたし、今回はともやんが新店の『魚串炙縁』の店長をやっているっていうんで、営業に(遊びに?)行ってきたような次第です。

駅からは少し離れたところにあるお店を見つけて入ってみると、例によって、ともやんをはじめお店の全員が威勢のいい挨拶をしてくれました。この『株式会社絶好調』さんの系列店は既に6店舗になっているようですが、きっとどのお店でも同様の対応をなさっているんだと思います。お酒が出てきた時も、何か注文を受けた時も皆さんで声を掛け合います。

本当に直前に行くって連絡したにもかかわらず、用意されたテーブルの上には、これも例によって「たけしさん、ようこそ!」っていう内容の手書きのペーパーが置かれていていました。予約をいれてくれたお客さんにはそういう心遣いをするんでしょうけど、勢いのある居酒屋さんって、皆さんこういうサービスをしてるんですかね。

横にあるお酒のリストには、『七本鑓』、『八兵衛』、おすすめに『風が吹く』なんていうのが並んでいて、どこの酒屋から仕入れているんだかが一目瞭然(笑)。中に『夢とありがとう』っていうこのグループで使っているPB(プライベートブランド)のお酒があるんですが、実は中身は信濃鶴だったりします(笑)。これも、仙台の錦本店から飛んで来てるんですよ。

このお店は、名前に『魚串』とある様に、お料理のメインは魚の焼き物なんです。それも、丸ごと一匹焼いちゃうんじゃなくって、焼き鳥のように一本ずつ串に刺して、少量を楽しむっていう方向を目指しているそうです。いろんな種類の魚が用意されていて、それぞれ別の味を楽しむことができます。あまり肉を食べなくなってきている私たち年代には、うれしいメニューですね。

そんでもって、やっぱりサプライズはあるわけで、私たちのすぐ後に入ってきた2人組のお客さん。良く見ると、なんと千駄ヶ谷『炙縁』の店長T君と、系列店で働くお友達。これにはともやんもビックリしていたようですが、私もT君もこんなところで打ち合わせもなく会っちゃうっていうところが、ただならぬ『縁』を感じさせますねぇ。おかげで、みんなで楽しく飲めましたよ。

このお店の良いところは、これも何かの縁かもしれませんが、侍の店『ジェイズ・バー』に近いんだな、これが(笑)。当然、二軒目はシングルモルトを堪能しました。既に、ちょっと飲み過ぎだったのでゆっくりとできなくて残念でしたが、彼が出してきた最後の一杯はやっぱり美味かったなぁ。たぶん、あの男は私のツボを完全につかんでますな。楽しい楽しい、池袋での一夜でした。


□□□ トーコが・・・ □□□
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営業リュック



数日前のブログにチョロっと書いたら、読者の皆さんがとても気になるようなので、仕方がないから記事にします。これは、私の秘密(?)のうちのひとつなんですが、私が営業で遠出をする時に、リュックサックを使うかどうかの一件です(笑)。やっぱり、どう考えても、営業スタイルにリュック姿は違和感バリバリですよねぇ・・・。

で・・・ハッキリ言って・・・リュック・・・使ってます(笑)。スーツを着ていようが、ネクタイをしていようが、今はリュックが基本です。と言っても、お店を回る時には、普通のビジネスバッグみたいなのにするんですけどね。駒ヶ根から出かける時に、必要なものを全部リュックに突っ込んで行くっていうことです。

着替えから、洗面用品から、上述のビジネスバッグまで全部をひとつにまとめてパッキングしちゃいます。ビジネスホテルに泊まるんだから、大した荷物じゃないですしね。シワをつけたくないYシャツは、ビジネスバッグの中に入れておくんです。案外コンパクトにまとまるもんですよ。リュック自体がかなり軽いもんだから、私に楽々背負える重さなんです。

リュックを使う一番の理由は、体への負担の軽減です。私はもう、右肩が痛くて上がらないもんだから、手に持つタイプのバッグは苦しいんですよね(涙)。右膝も悪い私は、ただでさえ左右のバランスが悪いところへ、どちらかの手に重いものを持ったら、真っ直ぐには歩けないかもしれません(笑)。リュックは体全体で過重を支えますから、私にとっては好都合なわけです。

格好が悪いことは百も承知ですが、背に腹は代えられません(汗)。それに、東京に着いたらすぐに荷物はホテルに預けちゃいますから、ちょっとばっかし恥ずかしいのは、その間だけです。すれ違う人たちも、私のことなんか覚えているわきゃないんだから、そんなに気にすることもないでしょう(笑)。一番楽なのは、荷物をホテルまで送っちゃうことでしょうけどね。

そんなこんなで、私の営業時の愛用品はリュックとビジネスバッグです。ホテルを渡り歩いて遠距離を移動する場合なんかには、本当に重宝しますよ。どう考えても格好よかぁないですけど、今の私のお気に入りです。我が愛娘がこのリュックで西駒登山に行ったので結構汚れちゃいましたが、娘と一緒に使っているものがあるなんて嬉しいことですしね(笑)。


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豪豪豪雨



ほんの数分間とはいえ、たぶん私の人生で一番の豪雨だったと言ってもいいかもしれません。東京からちょっと遠出して、水戸市の酒販店さんにお邪魔していた時のこと。だんだん空が暗くなってきたなぁと思っていると、遠くの空がピカピカし始めました。ひとくちに遠くの空って言っても、伊那谷とは違って関東平野の空ですから、かなりの距離だとは思うんですけどね。

朝のニュースで、昨日の水戸での大雨を放送してましたから、そのお店のご店主も「また、来るかなぁ」なんておっしゃってました。果たして、20分程すると更に空は暗くなって、雷が近くに落ちるようになってきました。アルプスに囲まれた谷に落ちる雷と、だだっ広い平野に落ちるそれとは、全然別物なんですねぇ。お店の外に出て見ていると、自分の周りに火柱が立つがごとくでしたよ。

風の強くなってきた外に出たまま、始めは喜んで眺めていたんですが、更に雷が接近してきて、お店の目の前、空き地を隔てて100メートル程先にあるマンションの屋上に、まばゆい一発が落ちたに及んで、慌てて店内に逃げ込みました。稲妻の光はまるでテレビで放映されるのと同じように走るし、落雷の音が伊那谷で聞くよりも大きいように感じましたね。

しかし、本番はそれからだったんです。ポツポツと降り始めたと思うと、あっという間にドンザカ降りになりました。お店の前にはかなり幅広のサンシェードが付けてはあるものの、少しでも入り口が開こうもんなら、店内が水びたしになるほどの横殴りの暴風雨になってきたんです。でも、そこまでなら、私の経験上も遭遇したことはあったんですよね。

そんでもって、更に更に雨風は強まって、お店の正面の全面ガラス越しに、見たことのないような光景が写し出されたんです。その間、2分くらいでしたかね。滝つぼの水の向きを垂直から水平にしたくらいの勢いでしたよ、冗談じゃなくてね。そのお店の前に置いてあったものは全て、目の前から吹き飛ばされていきました。この写真では道を走る車が見えますが、その時にはほとんど見えないくらいでしたよ。

店内は停電になり、とてもじゃないけど私も外へは出られなくて、1時間近く店主ご夫婦と缶詰め状態に。雨が上がった後であたりを見渡すと、向かいのお店の屋上にあったパラボラアンテナは折れてるし、その脇の金属製の柵はなぎ倒されてるし、店頭には風上から飛んで来たものが散乱してるしで、風のもの凄さをハッキリと物語っていましたね。

駅まで送っていただいて、改札を通ろうとすると、かなりの人だかり。落雷の影響でダイヤが乱れているとのこと。スイカカードも使えない区間があったみたいです。帰りの電車も所々ストップしていて、途中駅のホームでしばらく待たされたりなんかして、東京まで戻って来るのも、疲れた、疲れた。今日も一日、ご苦労様でした!


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ギター侍



営業の途中では、いろいろと面白い人にお会いする機会があります。今日は、そんな中から、飛び抜けて奇抜な御仁をご紹介しましょう。ご本人にはブログ掲載の許可はいただいてありますから、顔まで出しちゃいますね。彼は、ある意味芸能人(?)ですから、その方が宣伝にもなっていいかもしれません。私のブログじゃぁ、大した効果はありませんけどね(笑)。

彼の名前は『鈴木左千夫』さんとおっしゃいます。芸名なのかどうかは分かりません(汗)。いただいた名刺にはそうありました。俗に言うところの『流し』っていう商売をなさっているようです。お隣の美女は、彼の仕事をお手伝いしているアシスタントさん(?)。バニーガール役なんだとか。彼には時々同行なさるようで、この日は丁度そんな日だったんでしょう。

ご覧になればお分かりのように、月代(さかやき)を本当に剃ってるんです。まぁ、この見てくれで、通常の生活を送っている人には見えませんよね(笑)。ちなみに、月代って、ヘアスタイル全体を指して言うのか、剃り上げた部分を言うのか、剃ってなくてもその部分はそう呼ばれるのかよく分かんないんですけどね(汗)。

私がとある酒販店さんを訪問して店主の方とお話し中に、「ここは立ち飲みですかー?」と、いきなりお店に入って来たんです。ご店主も奥さんも私も一瞬凍り付きましたね(汗)。話をしてみると、すぐに変な人じゃないって分かって、少し安心しました(笑)。そのお店は一部で立ち飲みもなさっていたので、半分営業目的で突入してきた様でしたね。

私、どこかで彼を見たことがあったんですよね。このチョンマゲ頭とギター姿を覚えてました。確か、民放のバラエティー番組か何かだったと思うんですけどね。面白い流しの芸人さんの紹介っていう感じで出てたのを見かけたんだと思います。聞くところによると、これまでに何度もテレビ出演をしたことがある、隠れ有名人らしい・・・。

出没地域は主に新宿のゴールデン街で、夜中じゅう歌って、始発電車で帰るような生活だそうです。1曲500円から1000円を頂戴して歌って、それなりに生業として成り立っているって言ってました。金額は、歌う場所によって上下させるらしいですね。既に夕暮れ時だったんですが、これから出勤っていうことで、ほんの少しだけ私たちと飲んで店を出て行きました。

ああいった繁華街でそういう商売をするのもどこそこ怖そうですし、実際に修羅場もないわけじゃぁないみたいですが、同業者の組合(?)みたいなのもあって、それなりの仲間はいるそうです。ある程度報酬があれば、どこへでもお邪魔しますって言ってましたから、宴会の余興か何かで呼んでみても面白いかもしれません。本気でご用命の方は、連絡先をお教えしますよ(笑)。


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ヒマ潰し



さてさて、またもや駒ヶ根を飛び出している岳志ですが、今回でお盆前の営業はおしまいの予定なので、気合いを入れて頑張ろうと思ってます。梅雨明け以来、日本中真夏に突入したみたいで、連日熱中症のニュースが流れていますが、私にもしものことがあったら、鶴の販売については皆さんにゆだねますから、よろしくお願いしますね(笑)。

毎度のことなんですけど、行きのバスの中で書くブログはネタに困るんですよねぇ(汗)。いろんな事件はこれから起こるわけだから、私の中は完全に白紙状態なんですよね。全く別のことを書いてもいいんだろうけど、それだと何となく出張している気分にならないし・・・(笑)。ハッキリ言って、私のヒマ潰しに付き合っていただいているようなブログですね、こりゃ(汗)。

ブログネタに困った時の私の極意は、『目の前の事を書く』です(笑)。今、目の前にある事象に少しでも感動があれば、記事の一本なんか簡単に書けちゃいますよ。この瞬間に、とても困っていることでもいいでしょうね。そんでもって、バスの中で、今私が一番気になるものは・・・前の席に座っているお姉さんの香水があまりにキツいっちゅうことでんな(涙)。

実は、私が今乗っているこのバスは日曜日の朝の便なんですが、平日と違って、ビジネスマン風情よりも、ちょっとおめかしして東京に日帰りで出かけようっていうような女性のお客さんが多いんですよね。女性が多いことも、おめかししてくれることも、いい香りを付けることも全然結構なんですが、いかんせんやり過ぎちゃうとどうもねぇ(汗)。

きっと彼女は異常な嗅覚の持ち主なんかじゃないと思うんです。毎日香水を付けているうちに、ちょっとその香りに鈍感になって、今日はお出かけするから更にもうひとふり余分になってるんでしょう。でも、私のように我慢強い人間(笑)が根を上げるんだから、やっぱりちょっと行き過ぎなんでしょうね。

そういえば、バス停で待ってる時も、隣に座った若者がやおらタバコをふかし始めて、少しだけ間を開けたっけ。香りって、どこへでも拡散してっちゃいますから周囲への気配りが大切でしょうね。でも、私だって、まだ色気のある頃にはそういう匂いで女の子にモテようとしていたし、タバコも吸ってましたから、全部が悪いなんて言うつもりは毛頭ありませんけどね。

・・・しかし、記事を書き終わる今になると、あんまり彼女の香水が気にならなくなっちゃってるから、慣れってコワイやねぇ・・・。


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美山錦なう

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今年はまだ美山錦の報告をしてませんでしたね(汗)。報告ブログがないっていうことじゃいけないと、このブログの読者で私がどうしても頭の上がらないあるお方から記事にするように注文が入りましたので、襟を正してそそくさとブログに乗せようと、今日、毎年信濃鶴用の美山錦を作ってもらっている田んぼまで取材に行ってきました(笑)。

本当は別件のお話があって、田んぼの持ち主のHさんの家まで行ったので、その帰りにパチパチやってきたんですが、南アルプスを遠景にいい写真が取れるかと思いきや、行った時には雲がかかっちゃっていて、思い通りの絵にはなりませんでした(汗)。しかし、日当たりは良かったですから、青々とした稲の様子はお分かり頂けると思います。

Hさんのお話では、梅雨が明けたはいいんだけど、今度は気温が高過ぎるとのこと。稲に対する影響については何もおっしゃっておられませんでしたが、Hさんの主力作物のひとつであるスイカにとってはあまり良くない天候らしいです。日中は暑くてもいいんだけど、夜になったら適度に涼しくならないといけないんだそうで、今は夜の気温が高くてスイカに甘みが乗らないんだとか。

写真に写っている田んぼは、Hさんが有機肥料を使って美山錦を作っている、毎年皆さんにご覧いただいている田んぼです。そういう農法は今年で3年目になるんですが、徐々にコツがつかめてきて、きっと収量も上がってくるんでしょうし、米の質自体ももっと良くなってくるだろうと期待しています。

まだ、私としてもハッキリとしたことが言えるわけじゃありませんが、この田んぼから採れるお米は扱い易いような気がしています。当然、酒造工程の中において扱い易いっていう意味ですよ。浸漬や蒸しや麹造りっていう過程で、「おぉ、よしよし」と思えることが多いんです・・・なんて言っても、皆さんにはお分かりになりませんよね(汗)。

何となくそんな気がするっていうだけかもしれません。私の拙い経験じゃ、そんなことしっかりと見極められるわけもないですしね(汗)。顔が見えて、いろんなことを腹を割って話せて、モノづくりの方向性が似ているHさんが作ったと思えばこその印象なのかもしれませんが、「それでいいじゃん」と私が思えているんだから、それでいいじゃん(笑)。

ここで大切なのは、美山錦っていう『モノ』じゃなくって、Hさんという『ヒト』でしょう。モノでつながってるんじゃなくて、ヒトとヒトとのつながりがいかに大切か・・・これは賢明な読者諸氏に私が大きな顔をして説くような話じゃありません。本当にいい出会いをいただいて、Hさんから学ぶことが多いです。生き方の価値観みたいなものが似ているんじゃないかと思ってんですけどね。

彼の作ったスイカは、ほとんどが都市部のスーパーのバイヤー達が直接に買い取りに来ます。自分で営業したことはなくって、人づてに話が広まるんだそうです。普通のモノよりは高品質だっていうのは当たり前でしょうが、価格の設定はそれほど高くなく、両者が共栄できるレベルにして、あまりガツガツしないんだそうです。そうすることで、安心して目の前のモノづくりに集中できるっておっしゃってました。

信濃鶴もそうありたいと、採れたばかりのスイカを頬張りながらお話を聞いて、「そうは言っても、苦しいよねー」と、お互い笑い合いながら四方山の話をしてきました。これからがスイカの最盛期で、とてもお忙しいところにお邪魔しちゃったにもかかわらず、帰り際には倉庫に並んでいたスイカを1個、遠慮なくゲットしてきた岳志でした(笑)。


□□□ スイカ美味しかったー! □□□
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初呑み切り



今日は『初呑み切り』の日です。初呑み切りっていうのは、このブログの読者の皆さんなら、もう耳にタコができるほどかもしれませんが、その年にできたお酒に異常がないか確認するための、酒造業を営む者にとっては重要な意味を持つイベントです。たぶん、毎年記事にしてますから、覚えてらっしゃる方も多いでしょう。毎年って言っても、高々4回目ですけどね(笑)。

基本的には、その年の春までに醸造したお酒は、現在はタンクの中に貯蔵されているわけです。そのお酒が問題なく熟成しているかどうかを調べるのが、この初呑み切りの目的です。火落ち菌と呼ばれる雑菌の繁殖が進んでいたりすると、この時期になれば濁ったり、香味に変化が現れたりしますから、被害が大きくならないうちに手を打つために、こんなタイミングで毎年実施されてるんです。

初呑み切りで異常がないと確認されて、ようやくその年の杜氏の仕事が終わるんだと、わたしの師匠である前任の杜氏は言ってましたね。昔は、初呑み切りの数日前に杜氏が蔵に帰ってきて、何ヵ月かぶりに一緒に飲めたので、とても楽しみにしていたのを覚えています。杜氏自身も新潟での農作業の合間の息抜きのようにしていて、お互いの近況を報告し合ったものです。

伊那市の会場に伊那谷の酒造メーカーが自社の新酒を持ち寄って、関東信越国税局や県の醸造研究機関の先生をお呼びして、利き酒をしていただきます。単純に言えば、8社あるお蔵さんに10本ずつ新酒のタンクがあれば、総計80本のお酒が並ぶことになりますから、簡単に利くわけにもいきません。問題があれば指摘しなくちゃなりませんから、先生方も真剣です。

審査の後で、先生方に個別にご講評をいただくんですが、今回の信濃鶴の評価はこれまでよりもちょっと良かったくらいですかね。信濃鶴の酒造りはこのレベルを維持できればいいんじゃないかくらいのことを言われましたが、私としてはまだまだまだまだまだまだまだまだだと思っているので、心から喜ぶわけにゃぁいきませんでした。先生方も、これと言って問題のない場合には褒めるしか仕方がないので、ちょっとお上手を言ってくれるわけです(笑)。

昔なら、この程度の利き酒であれば、利いた後に車を運転して帰れたんですけど、このご時世ですから飲酒運転はご法度です。帰りに車に乗れないとなると、どうしても誰かに送ってもらわなくっちやなりません。結局、社長に連れて来てもらったんですが、時間の都合で1時間も早く会場に着いちゃいました(汗)。1時間もボーっとしているわけにゃぁいきません。当然、ブログを書き始めたような次第です(笑)。審査が終わった後には当然懇親会があるわけで、懲りもせずに一杯頂戴してきましたよ。


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西駒登山(つづき)

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娘は、2日間にわたる登山からとても元気に帰ってきました。天候は悪かったわけじゃないんだけど、私が下から見上げて心配していたように、1日目はほとんど霧の中を歩いていたようです(笑)。2日目はそこそこに良くて、暑くもなく寒くもなく快適だったようです。先生方の計測によると、両日で10万歩の行程だったとか。

娘に話を聞いてみると、2日目の朝見たご来光が素晴らしかったこと。『馬の背』と呼ばれる道幅の極端に狭い稜線を歩いた時には、まるで雲海の上を歩いているような気分でとても見晴らしが良かったこと・・・は鮮明に記憶にあるようですが、その他は「ただひたすらに歩いた」という印象しか残っていないようです(笑)。

そういやぁ、私もそうだったなぁ。いよいよ『本岳』へのアタックをする時には、目の前にそれは見えてるんです。でも、その手前に『前岳(だったかな)』っていうのがあって、それを越えて行かなくっちゃならない。「もう、手前のあれでいいよー、大して高さ変わんないじゃんかー」とか、みんなでぼやいたのを覚えてますよ(笑)。

いったいいつからこの登山が続いているのか知りませんが、かつて大正時代には大勢の生徒が亡くなった遭難事故も起きています。『聖職の碑(せいしょくのいしぶみ)』っていう映画にもなっていますが、現代だったら、そんなことになれば西駒登山は翌年から中止っていうことにもなりかねないんじゃないですかね。

それでも続けてきた、この地域の教育者や子供の両親や地域の大人の意図っていうものが、しっかりとあると思うんです。学校としても負担は大きいし、親としてもお金がかかるし、地元の人たちがみんな心配して見守っているのにやるんですからね。それは、山を知ってほしい、自分の生まれ育った土地のことを理解していてほしい、郷土を愛してほしいという一点にあるんでしょう。

大半の子供にとってこの西駒登山は、もう一度登りたいとまでは思わないにしても、一生の中のいい思い出になるはずです。この登山によって刻み込まれた経験は二度と忘れないでしょうし、県外の友人との会話の中で山国出身者としての自信にもつながると思います。中高齢者の登山ブームとはいえ、本格的な登山を経験した人は、そうは多くないはずです。

駒ケ岳がどこにあってどのくらいの高さなのかを『知って』いるのと、そこに登ったことがあって『知って』いるのとは全然意味合いが違います。私たちはキリンのことを知っているつもりでいますが、その息遣いも、触った感じも、肌の匂いも知らないのと同じです。山に対して思い上がっちゃいけませんけど、一度『征服』したという実感は何物にも代え難いんじゃないですかね。

歯ブラシは持ち物リストにないんです。山小屋で出されるカレーライスはとても不味いと評判です。登山中のトイレは雑木林の中です。でもそれは、山小屋では水が貴重だから歯磨きなんかしないんだとか、標高が高くてイモもご飯も上手く炊けないんだとかいう、平地での常識が通用しない世界にいるっていうことです。そういう山の掟を実感して帰ってくるんですよね。

思ったよりもずっと元気に帰ってきた娘でしたが、ご飯を食べながらひと通りの行程を私たちに息せき切ってしゃべり尽くした後は、落ちるようにして寝ちゃいました(笑)。ひとつの大きな山場を越えて、彼女も少し成長したことでしょう。女房もホッとした様子でしたが、心配だ心配だと言う割に、昨日の夜は私に「娘がいないから飲みに連れてけ」とか不埒なことを抜かしておったんですけどね(笑)。


□□□ ちゃんと飲みに連れてきましたよ □□□
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西駒登山

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私のカワイイカワイイ愛娘が、今登山に行っています。地元の赤穂中学校では、中学2年生の時に、恒例の学校行事として中央アルプスの駒ケ岳へ登山をするんです。駒ケ岳っていう名前の山は日本各地にあって、ここの駒ケ岳は西駒とも呼ばれるもんだから、私たちは西駒登山って呼んでいます。ちなみに『赤穂』は『あかほ』と読みます。討ち入り浪士で有名な『あこう』ではありませんから、お間違いのなきよう。

昨日は、朝の3時半に学校を出発して、山の麓の登山口までバスで行き、そこから頂上を目指して歩き始めたようです。駒ケ根市の大いなる観光資源の駒ケ岳ロープウェイを使えば、あっという間に標高2600メートルまで行けちゃいますが、下から歩くとなるとかなりの行程になります。朝早くから行動しないと、山小屋までたどり着けません。

私も30年以上昔に登ったんですよ。この伊那谷にあるほとんどの中学校では、同じように西駒登山を実施しています。高校に入学して、離れた地域の連中と話しても必ず登山の話は出ますから、この地域の特徴ある学校行事だと言っていいんじゃないですかね。目の前が山みたいな環境じゃないと、そんなこともできないでしょうからね。

3000メートル級の山に登るんですから、それはもう遠足っていうレベルをはるかに超越していて、何の準備もなしに登るっていうわけにはいきません。何週間も前から登山用リュックに教科書以外の重りを余分に入れて、登下校時に背負って歩いて訓練をします。運動部じゃない子は、放課後に階段の上り下りもやったみたいです。

道具だって揃えなくっちゃなりません。下手をすれば命にかかわりますから、それなりの装備を買うわけです。リュックに登山靴にカッパにと、今回限りしか使わないような道具も多いんですがそれなりのものを用意します。あまりにもったいないので、我が家ではお父ちゃんの出張用のリュックを使わせてます(笑)。「出張にリュックで行くのか?」とか余計なことは聞かないように(汗)。

この時期は梅雨が明けるか明けないかのような頃合いで、案外雨にたたられることも多いようなんですが、今年はちょうど梅雨明けした直後で雨が降ることはなさそうです。しかし、平地と山では天候は全く違いますから、昨日も一日中山の方を気にしていたんですが、雲がかかることが多くて、いい景色を楽しめてるのかどうか心配してます。

本当は、もう少し後の方が登山をするにはいいんですが、そうなると山全体がハイシーズンになって、他所から来る登山客とバッティングするようになっちゃうんですよね。それを避けてはいるんでしょうが、雨の中をずーっと歩き通した生徒は、金輪際登山はやらないと思っちゃうなんて話も聞きますから、なるべくいい時期に登らせてやりたいですね。

私の記憶にあるのは、2日目の朝早くに起きて、山小屋から少し登った山頂で見たご来光ですね。眼下に真っ赤に染まる雲海を見下ろして、伊那谷を隔てて反対側にある南アルプスから登る太陽は感動的です。でも、これは別の時の印象だったかも・・・何せ、30年以上経ちますから、ただでさえ記憶があいまいなのに、いつのことだったかよく思い出せません(笑)。

やっぱり、この西駒登山には、地元で育った人間としてとても思い入れがあるもんだから、1日分の記事じゃ書ききれませんね。娘の報告も聞いて、明日もう少し続けましょう。


□□□ 元気で帰ってこいよー! □□□
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あなたは誰(つづき)

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これほどまでに純米酒に肩入れした考えを、これほどまでに理論的に、そしてこれほどまでにハッキリと言い切れる人物像というものを想像することは、それほど難しいことじゃないと思います。酒造技術に精通していて、日本酒の歴史的位置付けもご存知で、現在の清酒業界への一家言もお持ちの方なんて、とにかくこの世界に広い目を持って深く関わっていた方としか思えませんよね。

私としては、一酒造メーカーにおられた人だとは考えづらくて、どこかの醸造研究機関の先生だったんじゃないかと推量して、酒ひろしさんに恐る恐るメールを送ったんです。ただ、もしも酒造メーカーでお仕事をなさっていたとすると、唯一それに該当するであろうお蔵さんも頭にはありました。なぜかと言うと、酒ひろしさんのブログを読んでいて、日本の中のどのあたりにお住まいなのかが分かっていたからです。そこに、そのお蔵があるんですよね。

・・・「岳志さんのブログは非常に良く頑張っておられるお姿が手に取るようで、つい応援したくなり、僭越なコメントをさせていただいております。こうしてメールをやり取りさせていただく以上は、僕のことも明らかにしないとフェアーではないので、自己紹介をしておきます」・・・とご丁寧な返信メールをいただいた、その中身は・・・。

私の予想は、ほぼ的中でした。酒ひろしさんは、某酒造メーカーで務め上げた方だったんです。技術系にも営業系にもたずさわって、近年その会社を退職されましたが、現在でもいろんなお立場で日本酒業界に関わりを持っておられるようです。そして、その酒造メーカーとは、私が唯一可能性のある蔵だと予測していた、その会社だったんです。

一応名前は伏せておきますが、分かる人には一発で分かっちゃうでしょうね(汗)。そのお蔵さんとは、この業界にあってかなりの大手に属するわけですが、平成13年に全量純米化を宣言して業界をアッと言わしめた有名な酒造メーカーさんだったんです。酒ひろしさんは、その過程で純米化を強力に推し進めた立役者のおひとりだったんです。

信濃鶴が純米化したのと全く時を同じくして、そのお蔵さんでも純米化を宣言されたんです。「おたくと同じことやろうとしている蔵があるんだぜ、全然大手だけどね」と業界筋の知り合いに聞いた時には、とてもビックリしたのと同時に、同じ方向性を打ち出した大手蔵さんがいたことは励みになりましたね。当時「こんなことをしてもいいものか」と、まだまだ迷いのあった私にとっては、心強い同志を得たような気持ちになったものでした。

信濃鶴が純米化したなんてぇのとは規模が何十倍も違うんですから、純米化に伴う苦労の質は当然違ったでしょうし、とてつもなく重大な決断だったはずです。しかし、信濃鶴の規模が小さいからと言って、その決断の重さに違いはなかったと思います。会社として全てをかけて舵をきることに、何の変わりもなかったはずですからね。

私がうれしかったのは、我が社と全く同じ時期に、同じ道を歩んできた会社で、同じように苦労をなさっていた酒ひろしさんとつながりが持てたことです。同じようになんて私ごときが言うと、失礼にあたるかもしれませんけどね(汗)。でも、だからこそ、酒ひろしさんとしても信濃鶴を放っておけない気分になっちゃうんじゃないですかね(笑)。

これで、今までに頂いたコメントの真意と、そのバックボーンが分かった気がしました。酒ひろしさんのブログには、純米酒に対する考え方や、全国新酒鑑評会への苦言等かなりディープな内容も書かれていますから、興味のある方は過去ログを是非お読みくださいね。酒ひろしさん、これからも拙ブログに(ほどほどに)厳しいご意見をよろしくお願いします!!!

》》》》》》》》》》 【酒ひろしさんのブログ『酒飲みの品格』】


□□□ 池袋の日本酒フェアでは酒ひろしさんとニアミスしてたらしい □□□
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あなたは誰

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こんなコメントをいただく読者の方がいます。公開するのは構わないが、私の了解を得てからにしたいと、しばらく前に隠しコメントで頂戴してたんです。(ほぼ全文です)

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昭和50年以来、日本酒がずーと坂道を転がり落ち続けている原因の一番は、未だに戦後を引きずっていることです。増量を目的としたアルコール添加にもかかわらず、「味をすっきりさせる技術だ」などと詭弁を弄して、未だに続く大量のアルコールやブドウ糖の添加のことです。

大量のアルコールを添加するということは、単に増量でコストが安くなるということだけではなく、酒造りの姿勢が甘くなることです。最後にアルコールを添加すれば、よほどのことがない限り、そこそこの酒ができるので、作業的にも、心理的にもどうしても楽になりますね。

岳志さんには釈迦に説法となりますが、なかなかご自分では言いにくいこともあるでしょうから、代弁します。

ちゃんとした純米酒を造るためには原料米の選定から搾るタイミングまで、総ての工程でミスは許されません。どこかで失敗があればそれがもろに現れるからです。技術はもちろんですが、緊張感を持った丁寧な作業、ちょっとした変化も見逃さない鋭い感覚など、アル添の酒造りとは根本的に違う高度な要素が加わります。

僕が言いたいことは、日本酒は純米酒が当然だということです。

一連の記事をずっと読ませてもらっているけど、岳志さんほどの人でも「わが社は純米酒しか造らない」という中に、特殊なことをやっているんだという意識が文面のあちこちに顔を出しますね。長生社は当たり前のことをやっているのだという自然体で、純米酒つくりを極めていただきたいですね。

若い人にも先輩として、その心構えや、ご苦労を伝えられたらいいのではないでしょうか。業界の先頭を走る苦労は大変ですが、その分喜びも大きくなると思いますよ。
------- ○ ------- ○ ------- ○ -------

これだけの内容を書けるということは、一般の日本酒ファンでないことは明々白々です。このコメントの主は『酒ひろし』さん。ご自分でもブログをお書きになっておられます。ご自身のブログと私宛にいただくコメントの内容から考えても、拙ブログの読者の中で、お酒に関してはピカイチの見識のある方だと、かねてから思ってました。

こういった内容以外に、私のブログを読んで私の生活態度に苦言を呈したり、内容にチェックが入ったり、蔵での作業に関してアドバイスしたりと、私としてはどこかで『先生』みたいな人が常に見守っていてくれるような気分なんです。酒ひろしさんは「僭越なことを申し上げて・・・」とおっしゃっておられますが、私としてはドンドン言いにくいことを言っていただいた方が有難いですね。

それに、こういうコメントが、今の私のような立場の人間にとってどのくらい心の支えになるのかは、たぶん、同じ日本酒業界の人たちであっても、なかなか分かっていただけないと思います。「特別なことをやってる」って言うとまた怒られちゃいますから、「他とちょっと違うことをやってる」蔵としては、心細い気分の時もあって、こう言ってもらえると涙が出るくらいうれしいんですよねぇ。

言い方は悪いんですが、いつか酒ひろしさんについてはブログネタにさせていただこうと思ってました(笑)。しかし、どう考えても私よりは経験豊富な方だし、既にリタイアされておられるみたいですが、以前は『先生』と呼ばれるような立場で、日本酒業界筋のお仕事をなさっておられたんじゃないかと想像されて、どういう方かも知らずに私が浅学非才な文章を書いて失礼に当っちゃいけないと思ってたんです。

当初の私の予想では、ここまでの純米論者でおられることから考えて、県の醸造研究機関の先生だったんじゃないかと思ってました。一般の酒造メーカーだとすると純米蔵じゃないとつじつまが合わないし、ここまでハッキリと純米志向ではいずらいでしょうしね。そんなことを考えながら、先日「あなたはどなたですか?」とメールを送らせていただいたんですよ(笑)。さて、その結果は・・・。


□□□ えっちゃん4位キープ! □□□
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木漏れ日

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梅雨が明けたようですね。皆さんがお住まいの地方はいかがでしょうか。今日も暑くなりそうだっていうんで、朝から家の周りに除草剤をまきました。あまりそういうものは好きじゃないので、なるべく草は手で取るようにしているんですが、梅雨で潤った雑草の勢いは、とても手で取り切れるもんじゃありません(涙)。

田舎は土地だけはたくさんあるので、外で遊んだり、庭でバーベキューをしたり、畑を作ったりするには事欠かないんですが、それを楽しくやるための維持管理・・・つまりは草との戦いは壮絶です(汗)。自分の庭くらいは手で取ることもできますが、盛夏になれば畑から何から全ての草の相手をするのは不可能に近いでしょう。

細かいところの草取りをしたり、夏に向けてヨシズを出したり、畑の面倒を見たりしているうちに段々と日が高くなってきましたが、「あれと、これと、それと、今日中にやっといて頂戴ねっっっ!」・・・「ハイ」と女房に檄を飛ばされて、暑くならないうちに働き始めたおかげで、日中は余裕綽々となりました(ヨユウシャクシャクってこんな字?)。

休日にゆっくりと家にいることも少ないので、こんなに天気が良くて、こんなに時間があって、こんなに気持ちのいい日も珍しいです。梅雨明けだから余計にそう感じるのかな。うれしいことに、蔵の仕事で溜まっているものも無い気がするし・・・でも、家にいてやることが無ければ、すぐに会社行ってあれができるなんて考えるようじゃダメですよね。

娘は午前中は部活に行っているので、うるさいこともありません(笑)。お昼までの時間にブログでも書いちゃおうと思ったんですが、こんなに気持ちがいいのに家の中でパソコンに向かうのももったいない。ここは、ノートパソコンを外の日陰に持ち出して、いい風に吹かれながらやってみようと思って、このブログは書いているんです。

我が家の庭には藤棚があって、その下はうまい具合に日陰になります。それがまた今年は、いつもの年よりも葉がしっかりと生い茂って、葉の陰が濃いんですよね。気温はそれなりに高いですから涼しいとは言いませんが、こんなに気持ちのいい天然クーラーはそうあるもんじゃありません。

ここが、ド田舎だっていうことを考えなければ、気分はまるでプチセレブ(笑)。これ以上気持ちよくブログを書ける状況は無いと思えるくらいです。たまに上から毛虫の糞か何かが落ちてくるんですが、それもまたご愛嬌(笑)。思い返せば、こんな風にしてブログを書いたことは、これまでなかったんじゃないかなぁ。

私のノートパソコンは字が小さいので、眼鏡をはずさないと入力できないんですが、こんな使い道にはとても便利な道具ですね。でも、お天道様の下で書いても、老眼は老眼だっていうことも分かりました(涙)。でも、でも、木漏れ日の中で書くブログは、「中身が無くても、ま、いいか」と思えるほどの安らぎを与えてくれましたよ(笑)。


□□□ 足は蚊に喰われまくり(涙) □□□
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気まぐれオフ会

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最近、次々と私にメールやコメントや電話が寄せられました。相手先は全て別の方々なんですが、かなりの共通点をそれぞれに持っておられる皆さんで、かつ、目的は全く同一だったんです。共通点とは、全員ブロガーであって、信濃鶴つながりであること。目的とは、「岳志さん、一緒に越百で飲みましょー!」っていうものです(笑)。

前々からメールをくれていたのはZENさん。隠しコメントで駒ヶ根への出没を伝えてきたのはこりゅうさん。当日になって電話をかけてきたのは天領誉の斎藤さん。斎藤さんはタッキーさんと一緒とのこと。申し合わせたわけでも何でもないのに、ブロ友ばかりが偶然にも同じ日に駒ヶ根集結と相成りました。こうなると、完全にオフ会だんな(汗)。

どうして、この土曜日にそんな依頼が殺到するのかと不思議に思ってましたが、よく考えると、この週末は3連休だったんですね。そんでもって、土曜日はその初日なもんだから、みんなどこかへ遊びにいきたくてしょうがなかったんでしょうねぇ(笑)。でも、そんな時の行き先に、駒ヶ根の越百を選んでくれるんだから、有難いことです。

6時ごろからみんな集まり始めて、まぁ、みんなで飲むわ飲むわ・・・。ZENさんは今や幻となった鶴の無濾過やら本州一っていうお勧めのお酒は持って来てくれましたし、斎藤さんは当然天領誉を持ってくるし、越百にだって鶴の金賞受賞酒はあるしで、日本酒には全く事欠かなかったですね。

これまでに何回も会っている面々ですし、いつもブログを読み合ってコメントしてくれているブロガー達ですから、よどみなく飲み会は進んでいくわけです(笑)。ZENさんとえっちゃんが初対面だったっていうのは驚きましたが、どこかでお互いのブログは読んでいるはずですから、最初からほとんどリアルだったと思いますね。

ブロガーが集合すれば、1次会は越百、2次会はArikaかしゅせんと決まっていますが、昨日はカラオケを歌わない面子だったので、一路Arikaへ。私は前日もArikaのテーブルで寝ていたような気がするんですが、あまり深く考えると明日は切り開けませんから、躊躇無くみんなに従いました(笑)。

途中でタッキーさんだけは撃沈して迎えに来た奥様に引き渡しましたが、その他の3人は元気そのもの。えっちゃんも含めたブロガー5人衆で楽しく飲んで、夜は更けていきました。この年で1時過ぎまで飲むのはキツイものがありますが、フィニッシュラーメンを食べなかったのは、どこかに正気が残っていたっていうことでしょう(笑)。

翌日は、時間に余裕のあったZENさんと、少しだけ駒ヶ根近郊をドライブしました。っていうよりも、彼の乗っていた新品の外車を私が運転させてもらったっていうことなんですけどね。やっぱし、ドイツ車はいいなぁ。彼が中古で手放すときに売ってもらおうかと、マジメに考えるほどいい乗り心地でしたよ。

さて、皆さんにはすでにお分かりのことと思いますが、えっちゃんのブログが徐々にポイントを伸ばして、なんと現在4位!私が抜かれるのも時間の問題かも(汗)。早速、明日から応援クリックを止めようかと思っています・・・ウソウソ(笑)。よく考えると、昨日の越百にはお酒ランキングの2・3・4位がいたんですねぇ。


□□□ えっちゃんに抜かれるなら本望です □□□
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写真教室(つづき)

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先日、このブログでご案内した写真教室が昨日開催されました。正確に言うと、昨日と今日の2日間にわたって開かれています。昨日、2時間ほど講義を聞いて、その時に出された宿題を今日の午前中のうちに自分で撮影して、午後からそれを持ち寄って先生に見てもらうっていう流れになっています。

先生のお名前は、「テラウチマサト」さん。私はそういう世界には全く興味なくここまで来ていますから存じ上げませんでしたが、とても著名な方なんですよ。ダライラマや歴代首相経験者や有名女優の写真を撮ったなんていう話が、所々に出てきます。アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)で、美術系の講義をしていたなんていう話題もありました。

ハッキリ言っちゃって、予想した以上の講座ですね、これは!内容が深くて、写真の話ばかりじゃないし、根幹にまちづくり的な発想があって、とても面白いです。要するに、単なる写真教室じゃないんですよ。カメラの使い方じゃなくて、人の心を打つ写真の撮り方を講義してくれるっていう感じです。

なんで、市長や県議までが奔走してこの講座を立ち上げたのか、ようやく意味がわかった気がしました。これは、ひとえにテラウチさんの懐の広さと、これまでの活動の経験を頼んでの企画なんだと思います。写真を通したまちづくりなんて、聞いただけじゃピンときませんが、テラウチさんはそういう企画をこれまでにいくつも立ち上げてきているんだそうです。

参加者は20名程度だったんですが、こりゃ、もっと人を集めないともったいないわ。写真に興味のある人なら、きっとためになる話が多いだろうし、テラウチさんもひとりひとりに対応してくれますから、個別アドバイスなんかもしっかりもらえると思います。まぁ、少人数でやった方が、先生の占有時間が多くなるわけですから、その方がいいっていう考え方もありますけどね(笑)。

私は受講生っていう立場じゃなく、観光協会の部員として進行をお手伝いするために行ったんですが、次回からはちゃんと受講する気になりましたぜ。先生は参加者全員の、写真歴、使っているカメラ、この講座に期待すること、駒ケ根市の素晴らしいと思うところなんかを熱心に聞いて、ひとりひとりのカルテを作っておられましたね。

私にまでひとこと言えということになったので、バックパッカー時代に写真を始めたことや、今はブログで写真を使うこと、駒ケ根から見上げる宝剣岳が一番絵になると思っていることなんかをしゃべらせてもらいました。皆さんが本格的なカメラをお持ちなのに、私だけマイカメラが『携帯』だっていうのがエラク恥ずかしかったですけどね(汗)。

全5回の開催で、1回目は終わっちゃったわけですが、次回からでも結構ですから、ぜひ皆さん参加してみてくださいね。この講座の最終目的は、「未来を担う子供たちに、この地域を誇りに思ってもらえるような写真集を作ること」です。その写真を撮るためのカメラマンを養成するための講座なんです。絶対に面白いと思うけどなぁ。


□□□ 写真は「コイツ上手そうだ」と思わせるカメラの構え方(笑) □□□
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偉業

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またもや電車の中でブロガーしてます(笑)。すぐ隣を新幹線がスローモーションで抜いて行ってるんですけど、カッコいいやねぇ。空気力学的に計算されてるんでしょうが、私なんかがそういう形を理屈じゃなく好意的に受け止めるっていうことは、その造形美には何か本能に訴えかけるものが内包されているんでしょうねぇ。ファンクション・イズ・ビューティーなんていうコピーを昔見たような・・・。

もしかしたら、女性はカッコいいなんて感じないのかもしれませんけど、新幹線の開発は日本の成した偉業のひとつだっていうことに異論はないでしょう。その形ばかりでなくって、運営のシステム全てを含めてね。都会に出て来ると、そういうスゲーものを目の当たりにする機会が多くなります。新幹線ばかりじゃなくって、道路や高層ビルの建設にしたって、凄まじい技術の積み重ねの上に立脚してるんですよね。

何とはなしに不思議に思えるのは、人の命なんてはかないもので、一生の間にできる仕事も大したことないはずなのに、その積み重ねで偉大な足跡が数々生まれているんだなぁっていうことです。そういやぁ、東京スカイツリーっていうヤツをまだ見てませんが、あんなのは技術の粋の最たるもので、私の人生を無限に注ぎ込んでも完成できるとは思えないんですけどね(汗)。

ちょっと、理論が飛躍し過ぎましたかね(笑)。この歳まで仕事をしてきて、自分の非力を痛感させられてるからそんな感慨を持つのかもしれません。でも、蟻の大群とは言いますが、人間の大群の力とは如何ばかりかと思わずにはおれません。その代償としての環境破壊云々という話になれば、逆に、人類の浅はかさも共に論じなくっちゃならなくなるでしょうけどね・・・。

もうひとつの大いなる疑問は、東京にはあんなにたくさんきれいな人が歩いているのに、どうして私はその膨大な母集団の中からあの女房にからめ捕られちゃったの・・・イヤイヤ、この件に関しては多くは語りますまい(涙)。星の数ほどある酒販店さんの中の、ほんのひと握りの方々とつながりを持たせていただいて、こうして営業回りができるのと同じで、そこには人知の及ばない深遠なる偶然の積み重ねがあるんでしょうからね(笑)。


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徒然ポチポチ

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淡々と東京営業は続いています(笑)。この携帯電話での入力にイマイチまだ馴染めないことを除けば、ほぼ順調です。こうして電車に乗りながらブログは書けちゃうし、私鉄の乗り換えに迷うことも少なくなったし、酒販店さんへの道のりも反対側に向かって歩き始めたりしなくなりました。効率よく回れるので、予定より多くのお店に行けたりして、まるで都会人になったような気分です(笑)。

新しい携帯でのポチポチ入力ですが、やっぱしあきまへんなぁ・・・(汗)。どこに違和感があるのか考えてみると、キーの配列とか、大きさとか、操作方法とかじゃないんです。ボタンひとつひとつは大きくて、とても打ち易いんですよ。その他の操作だって、それほど以前と変わるわけではありません。一番問題なのは、キーの返りっていうか反射なんだと思うんですよね。

携帯での親指入力では、同じキーを何回も連続で押すことが多いじゃないですか。その微妙なタイミングが、まだ体にシンクロしてこないって言えばいいかなぁ。例えば、同じキーを4回連続して押す時に、以前の強さとスピードでやろうとすると3回しか押せてない・・・みたいな(汗)。たぶん、キーの反応自体は、新しい携帯電話の方がゆっくりなんじゃないかな。

本当にちょっとした加減なんだと思うんですよね。考えようによっては、そんな微妙な違いが影響を与えるほど私のポチポチ入力は早いのかって言われると、電車の中で観察する高校生に及びもしないわけですが・・・(汗)。ただし、こちらの方が使い難いっていうわけじゃなくって、指に力を入れずに済むので、腕全体の疲れ方が少なくていいんですけどね。

事程左様に、人間の感覚って鋭敏で、ほんの少しの違いにも敏感に反応するんだと思います。キーを押して、それが元に戻る時間の違いなんて、計測不能なレベルじゃないですか。でも、人間は感じちゃうんだよね、これが。昨日に引き続き、携帯の話になっちゃいましたが、言いたいのはこの人間の感性の素晴らしさです(笑)。一日中よく歩いて、よくポチポチして、そしてよく飲んだ、本日の営業日誌でした。


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ガラケー

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電話、テレビ電話、メール、インターネット、カメラ、ビデオ、テレビ、録画、音楽プレーヤー、ゲーム、プリペイドカード、GPSナビ、無線LAN・・・こりゃ、一体何の機能だかお分かりですか?これは、私の携帯電話の取扱説明書の目次をざっと書き抜いたものです。これだけの機能を個別に揃えたらいったいいくらかかるんでしょうねぇ(汗)。

この主な電化製品を網羅したような機能を、今の携帯電話は1台の中に全て持ってるんですよね。スゲー話じゃぁないですか。そりゃ、当然、どの機能もフルスペックっていうわけじゃないし、小型ゆえの限界もあるし、動作も鈍い部分があるでしょうけど、これが手のひらに楽々と収まる程度の躯体の中に詰め込まれてるんだもんなぁ。

皆さんは『ガラケー』っていう言葉を聴いたことがありますか?『ガラパゴスケータイ』の略だそうです。ガラパゴス諸島は、ダーウィンの進化論の舞台となった島ですよね。外から隔離された環境ゆえに、独自の進化を遂げて、そこにしかいない固有の生物の楽園になっていた場所です。でも、どうしてそれが携帯電話と結びつくんでしょう。

私もそんなに詳しくは無いので、興味のある読者の皆さんはご自分でお調べになっていただきたいんですが、その意味するところはこういうことのようです。日本というガラパゴスで独自の進化を遂げた携帯電話は、世界でも類を見ない機能を備えた進化を遂げたんだけど、逆に言うと、世界では通用しない機能もまた多い・・・ってくらいかな(汗)。

確かに、私たちが電話機能と同じくらい便利に使っている携帯メールなんかも、ネットの世界でいうところの通常のメールっていうのとはちょっとシステムが違うんですよね。携帯固有の機能って言ってもいいんでしょう。その他の機能も日本のユーザーに向けて独自に付加されてきたものが多いっていうことなんだと思います。じゃによって、日本の携帯電話はガラパゴスケータイだと。

私の携帯はそうじゃありませんが、スマートフォンっていうのはパソコンとガラケーの間にある製品で、もうちょっと世界標準に近いのかもしれませんね。アップルのアイフォンとかもありますしね。まぁ、いずれにしても、電話と、ブログの原稿打ちも含めたメールと、カメラ機能以外には使わない私にとっては、過剰品質であることは間違いありません(笑)。


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参院選

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参議院選挙が終わりましたね。このブログでは時事ネタは扱わないことにしてるんですが、東京に向かうバスの中はことの他ネタ不足ですから、ヒマに任せてつらつら書いてみます(笑)。書くネタくらい準備しときゃいいのにと思われるかもしれませんが、毎日更新するってぇことはそんなもんです。打ち慣れない携帯にもまだ苦労してますしね(汗)。

結果的には、与党の敗北っていうことになるんでしょう。党首が突然消費税なんかを議論の渦中に投じたからだなんて言われているようですけど、そのただ一点が原因だとも思えないですけどね。党首の責任は当然あるでしょうが、前の党首のままで戦ってたら、もっと大負けしてたろうし・・・。常に振り子は揺れているっていうことなんじゃないかなぁ。

やっぱり先頭に立つ人間は大変ですよね。そのグループの顔だし、具体的に分かり易く語らないとならないし、先を見据えた対応は要求されるし、責任はとらされるし、ニコニコしてなくっちゃならないし・・・。誰が悪いなんていう犯人探しじゃなくって、明日の日本を考えることに、早いこと手を着けてほしいもんです。ねじれ国会になるらしいですから、簡単じゃないでしょうけどね。

トップとしていい仕事をしたと思ったのは、今回大躍進を果たした新しい党の党首ですかね。政治の第3極と呼ばれる新参党が多い中で、唯一気を吐きましたね。彼の話は分かり易かったですし、説得力もあったように思いました。他との違いを理解してもらうっていうことは、酒でも政策でも大きなアドバンテージになるっていうサンプルを見た思いがしましたね。

実は、長野県でその党から立候補したのは、県内の造り酒屋の御子息だったんですよ。政治家の家系ですから別段のサプライズでもなかったんですが、知名度や組織力で今一歩及びませんでしたね。ちなみに、野党側で当選した人物は、かつて青年会議所で顔を見知った男でした。あの頃から政治家を目指してましたから、夢が叶ったっていうところでしょうかね。

そういえば、今回はあんまりマニフェストっていう言葉は聞きませんでしたね。与党さんも、ちょっと懲りたかもしれませんねぇ。薔薇色の未来は誰しも望むところですが、実現可能性も、周辺領域に及ぼす影響も、予算も考えなくていいんなら、誰にだってマニフェストが作れるでしょうからね。今回の選挙戦では、逆に、あまりに現実路線の消費税論戦が首を絞めたっていうのも、皮肉な成り行きかもしれません(笑)。


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粕詰め

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最近あまり蔵内に関する記事がなかったんですが、今蔵の中で仕事の最盛期を迎えているのが粕詰めの作業です。おかげ様なことに、長野県は酒粕が全て売り切れる、日本でも数少ない県らしいですね。その理由は、奈良漬をメインとした各種の漬物に使っていただけるからです。売れなくて、産業廃棄物になっちゃう県だってたくさんあるそうですよ。

とは言え、今の若い世代のご家庭は自分で漬物なんかしなくなってきてますから、ひと昔前のように売れるっていうわけじゃぁありません。これまでと同じルートばかりで売っていると、去年より今年、今年より来年と売上げは減っていっちゃうかもしれませんね。それでも、県内のメーカーさんからは、それほど売れ残ったっていう話は聞きません。

こんなことは書きたくはありませんが、バックグラウンドの総需要が減ってきていて、それに対してそこそこ供給ができているっていうことは、裏を返せば、お酒の製造自体が減っているっていうことなんですよね(涙)。これも悲しい現実ですが、上手いこと需給バランスが取れちゃってるんでしょうねぇ(笑)。

酒粕の需要って、なかなか予測が付きづらいんですよ。なぜかっていうと、その年の天候にかなり左右されるからです。もっと具体的に言えば、奈良漬に使う瓜の出来が良ければ飛ぶように売れるし、天候不順で収穫が少ないような年にはあまり売れ行きが良くないっていう結果になるんです。そんな年毎のバラツキはあっても、何とか蔵から無くなっていってくれるのは有難いことですよね。

昔は、酒粕を売っているのは、街なかにある酒販店さんでした。今では、たくさん酒粕を売っているのはスーパーさんですね。皆さんのご近所のスーパーにも、大手のブランドの酒粕が一年中売られてたりするんじゃないですか。酒粕も、奈良漬専用の漬け床っていうよりも、その他の野菜や魚を漬けるための商材に変化してきているのかもしれません。

実際にスーパーの方とお話をすると、酒粕と一緒に、それに漬けるための食材を買っていくお客さんが多いんだそうです。瓜は真夏にしかできませんが、他の野菜や魚だったら一年中あるわけですから、スーパーには一年中酒粕が置いてあるっていうわけです。それが冬にどのくらい売れているのかは、私には分かりませんけどね。

信濃鶴の酒粕のセールスポイントは『純米粕』だって言うことです。酒粕は大抵の蔵では大きな容器に一緒に入れられちゃいますから、純米のもろみから取れた粕なのか、アル添酒のもろみから取れた粕なのかはなかなか区別できないと思います。その点、鶴粕は全て純米酒の粕ですからその点は間違いがないんですよね(笑)。

作業自体はそれほど重労働っていうわけじゃないんですけど、一個ずつ手で袋詰めしていくので、そうははかどりません(汗)。これまで、昔の一貫目に相当する3.75kgの袋でしたが、今年からは全て3kgの袋になりました。これも、酒販店さんからスーパーさんに売り場が変わっていく世相を反映した変化だって言えるでしょうね。


□□□ 早く買わないと売り切れちゃうよー □□□
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祇園祭

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この週末は駒ヶ根の祇園祭でした。祇園祭のいわれについては・・・よく分かりません(汗)。詳しくはisuzuさんのブログに行って、コメントで質問しといてください(笑)。この時期は雨模様の日が多いわけですが、今年は薄曇り程度のいい天気になりましたね。カンカン照りになると、どえりゃー熱くなりますから、神輿を担いで歩くのが大変なんですよね。

とか何とか言っといて、私は今回は出てなかったんですけどね(汗)。肩と腰と膝が痛い私は、とてもじゃないけど神輿なんか担いで歩ける状態ではありません(涙)。神輿は若い衆に任せて、子供連と一緒に歩くだけでもいいんですけど、どうせ飲みながら歩くことになりますから、そのうちにテンションが上がっちゃって担ぐ羽目に陥る事は目に見えてますからね。その後のダメージが怖いわけです(笑)。

市内の各地区から神輿が出て、街なかにある神社に集結して、isuzuさんにご祈祷してもらうわけですが、長生社にはその内の2つの区の人たちが寄ってくれます。ずーっと歩き続けるわけにはいきませんから、所々で休憩を入れるんですが、その休憩所のひとつになっているっていう感じですかね。敷地内に入ってくると少しの間練ってくれて、会社に福を振りまいてくれます。

私の家がある『町2区』の神輿が長生社で休憩を取るんですが、子供たちにはジュースやパンが配られて、大人たちには信濃鶴が振舞われるのが恒例になっています。まぁ、そのために酒蔵に寄るっていうのが本当のところかもしれませんけどね(笑)。今年は若い人たちもよく飲んでくれて、用意しておいたお酒が底をついて、新しいビンを倉庫に取りに行ったくらいでしたよ。

お祭って楽しいですよねぇ!私は大好きですよ。駒ヶ根中に笛の音が鳴り響いて、「ワッショイワッショイ」いう声が聞こえるとウズウズしてきます。今年は仕事も詰まっていたので会社にいましたけど、普通の年なら一緒に歩くだけで幸せです。担ぎ手の連中も知った顔ばかりですから、会社に来るとみんなで盛り上がっていい感じ。hamaちゃんのいる『町1区』も寄ってくれて、たっぷり鶴を飲んでいってくれました(笑)。

お祭に出ないで会社で悶々と仕事をしているだけなんて考えられませんから、仕事が終わったら街に繰り出します。私の休憩所は越百なので、一杯引っ掛けてからでしたけどね(笑)。越百はガラガラだと思って女房と入ったんですが、裏の座敷にもお客さんがいて満員状態でした。えっちゃん、話が違うじゃんかー(汗)。

なんと、そこに神奈川の酒マニアNさんまでが暖簾をくぐって入ってきました!金の鶴Tを受け取りに駒ヶ根までお越しになってたんです。せっかく遠くからお見えになっているんだから、一緒にしばらく飲みたかったんですが、娘との約束もあって早めに越百を後にしました。Nさんには申し訳なかったんですけど、なんだかあのカウンターだと、日本中から人が来ても駒ヶ根の人に見えちゃうから不思議です(笑)。

それから街に出て、お祭の雰囲気を楽しみました。娘は浴衣を着ていたんですが、私と女房は当然鶴Tでしたよ(笑)。赤い顔をして歩いていた市議のMさんに鶴Tを見せると、ニヤッと笑ってハッピの下に着ていた鶴Tを見せてくれました(笑)。梅雨の晴れ間の清々しい夕方を、酔い酔い気分で家族3人で歩くのはとてもいい気分でしたね。


□□□ 最後の写真は買わされた綿あめ □□□
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ギリギリ

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もう、7月も始まって10日も経っちゃいましたね。この7月っていうのは、酒造業者にとってはひとつの区切りの月なんです。この業界の『年度』が7月から始まるんですよね。具体的に言えば、今月から『平成22酒造年度』に入ったっていうことです。もう世の中では半年経っちゃったっていう状況ですから、常に半年遅れの業界なんです(笑)。

ちょっと高級なお酒なんかには、よく『○○BY製造』なんて書いてあるじゃないですか。あの『BY』がその『酒造年度』っていうやつで、ブリューワリー・イヤーの略なんです。この7月で平成22BYが始まったんですから、例えば去年の12月に造ったお酒も、今年の3月の酒も同じ21BY製造っていうことになるわけです。

なんで、こんな時が年度の始まりかっていえば、それは多分、一年のうちでお酒造りとすると一番動きが少ない時期だっていうことじゃないですかね。4月っていうとまだお酒を造っているお蔵さんもたくさんありますし、夏を前にしたこの頃には大抵のお蔵さんでは造りも終わってひと落ち着きしているっていうタイミングだからなんだと思います。

この半年遅れの酒造年度のためにちょっと分かりづらいことになっているのが、全国新酒鑑評会の受賞年度とのズレです。今年の5月に審査があって、受賞年も『22年』っていうことになるんですが、その審査対象になったお酒は『21BY製造』なんですよね。だから、いろんな記事を書くのにもその辺が分かり難かったりします。長生社では大抵の場合『22年受賞』っていうことにしてます。

その、全国新酒鑑評会の結果報告が先日届きました。その結果はというと・・・危なかったんだな、これが(汗)。つまり、ギリギリで金賞をいただけてたっていうことです。こんなことブログで公表しなくてもいいんですが、いつも読んでいただいている読者のみなさんだから、そのくらいのことは知っていてもいいでしょう(笑)。

信濃鶴と同じようなお蔵さんはたくさんあるはずです。そりゃぁ、そのはずです。しのぎを削って同じようなレベルに集中している中で、ある特定の標準点を超えたか超えないかの違いで、金賞か入賞かが決まるんですからね。とはいえ、「危なかったー(汗汗汗汗汗)」と胸をなでおろしちゃいましたよ。

考えてみると、昨年は本当に金賞ラインのギリギリすぐ下にいて涙を飲んだんでしたよね。正に紙一重の差で金賞か入賞かが分かれちゃうんだから、シビアと言えばシビアですが、大した差はないと言えば大した差もないわけです。どうやら信濃鶴は、毎年合格ライン上にいて、これといった進歩はないっていうことなのかもしれませんねぇ(笑)。

先日大阪で『英勲』の藤本杜氏さんに、送られてきた今年の結果表を見せていただいたんですが、それはやっぱり素晴らしい成績でしたね。統計学の知識を総動員して考えてみて、金賞受賞酒のグループの中にあっても、相当上位にいることが分かりましたね。さすがに、絶対に金賞を外さない杜氏さんの成績って、スゲーんだなぁと思わされましたよ。

ま、それでも金賞は金賞です(笑)。来年の鑑評会までは、本年度金賞受賞蔵として大きな顔をさせてもらいましょう。来年落としても、昨年度金賞受賞蔵として大きな顔をさせてもらいますよ(笑)。金賞を受賞したとはいえ、「まだまだ先はあるんだぞ」と今年拾い上げてくれた神様に言われている気がした結果報告でした。


□□□ boss、17周年おめでとー!!! □□□
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写真教室

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大急ぎでブログに書くように命令が下りましたので、記事にしますね・・・って、別にこのブログは信濃鶴宣伝ブログが建て前なわけで、それ以外の内容については私の趣味の範囲内っていうことなんですが、私が係わらせていただいている事柄についてもこの場を借りてご案内させてもらってもバチは当らないでしょう。役得っていうわけじゃないですけどね(笑)。

こんな駄文を連ねたようなブログでも、毎日350から450人くらいの方に見ていただいていて有難い限りなんですが、信濃鶴っていう固有名詞の看板を背負ってはいるものの、全くの不特定多数の人に向かって情報を発信するっていう意味においては、個人のブログっていうのもどこかにちょっとは公な性格も持っているのかもしれませんね。

世論の形成に寄与するなんていう大それたことを考えているわけじゃぁないんですけど、多少なりとも掲示板的な役割もできたらなぁとは思っています。それが、お酒や、この地元に関することであれば尚更じゃないですかね。私の使命としては、そういった諸々のこともひっくるめて、日本酒の明るい未来に向かって書き続けるだけです(笑)。

さて、その依頼主は『駒ケ根観光協会』さん。さん付けなんかしてますけど、私もれっきとした協会のメンバーなので、人ごとなんかじゃありません(汗)。今年、この観光協会が取り組むイベントの中で大きな目玉になっているのが、『【こまがね美しく撮り隊】写真教室』です。こりゃ、これまでにないビッグな企画だと思いますよ。

これは、テラウチマサトさんというトッププロカメラマンの指導が受けられる写真教室っていうことなんですが、それと共に文章を編集するための教室も並行して開催されるんです。つまりは、写真プラス文章でひとつのコンテンツをまとめ上げる勉強がいっぺんにできちゃうっていうことなんじゃないんですかね。当然、写真教室だけでも参加できますよ。

参加するのは駒ケ根の市民でなくても大丈夫ですが、写真を撮る場所は駒ケ根に限定されます。ここで学んだことを生かして、駒ケ根をきれいに撮ってもらって、それを多くの人に見てもらうことでまちづくりに生かそうっていうのが観光協会としての大きな狙いのひとつです。合計5回にも及ぶ教室ですが、駒ケ根を中心とした撮影実習をすることで、参加者に駒ケ根のことをよく知ってもらおうっていうのも重要なポイントですね。

テラウチマサトさんは、私も打ち合わせの際に1回だけお会いしたことがありますが、気さくないい兄貴っていう感じの方です。本職の写真家としては既に高い評価を受けておられますが、写真を通したまちづくりっていうことにも実績がおありで、そんな点が今回の写真教室につながっているんじゃないですかね。

第1回目があと1週間後に迫っていますが、こんな面白い企画なのに、皆さんに周知ができていないみたいで、まだまだ応募が少ない状態だそうです。プロの指導が仰げる機会なんて田舎じゃほとんどありませんから、興味のある方はぜひご参加お願いします。詳しくは、駒ケ根観光協会のホームページのイベント情報をご覧くださいね。

でも、これって、考えようによっちゃぁ、ブログ教室ともとらえることができるかもしれないんだよなぁ。だって、ブログの基本は写真と文章だもんねぇ。都会では、ブログ用の写真教室が流行ってるなんて聞いたことがあります。私も、ブログランキングのポイントを上げるべく、参加して勉強しようかなぁ・・・。

》》》》》》》》》》 【駒ケ根観光協会のホームページをご覧ください!】
》》》》》》》》》》 【美酒フェスタのブログも立ち上げました!】


□□□ 一瞬ですが2位になりました!!! □□□
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大阪営業(ネット販売編)

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「もう、いい加減、大阪の営業ブログは終わりにしたら?」と、今朝女房に言い渡されました。「ハイ、分かりました・・・」私には彼女に言い返すほどの度胸はありません(涙)。同じタイトルが続くと飽きるみたいです(笑)。あと、コンピュータ関係の記事はほとんど目も通さないとおっしゃってました・・・(汗)。

では、最後に、大阪でお会いしたオモロイ商売をなさっている人のことを紹介して、この大阪営業シリーズは終了にしましょう。その酒販店さんとは、ひょんなことから少し前に知り合いになったんですが、別に信濃鶴を売っていただいているというわけではないので、お名前は伏せさせていただきますね。見る人が見れば分かっちゃいますけどね(汗)。

その人は、店舗でお酒を売るんじゃなくって、名の通った銘柄をネット通販で全国に販売なさっているんです。なかなか手に入らないようなお酒がありますから、地方で暮らしている方たちや、首都圏にいても手に入れる術を持たないお客さんに支持されてるんじゃないですかね。それに、今はネットで買い物するのは当たり前の時代になってますしね。

今回はうまい具合にお会いする機会を得て、そのお店にうかがうことができました。お店って言っても、お酒は一本も並んでないんです。シャッターを下ろしたままで、中はガランとした事務所っていう感じでしたね。そこにコンピュータが数台並んでいて、全ての業務はそのパソコンを操作することでできちゃうんです。

「でも、配送業務があるでしょ」と言うなかれ。そこの社員の皆さんは、酒のビンに触れることは全くないんです(汗)。配送業務は全て別の場所で、別の会社に委託しちゃってるんですよね。ですから、そのお店のやることは、主として在庫の管理と顧客対応っていうことになるんだと思います。注文もネット受注ですから、パソコンだけあれば仕事になるんです。

その店主はとてもオープンな方で、ネット販売のノウハウを、パソコンを使って詳しく教えてくれました。内部情報も見えたりなんかして、とても面白く拝見しましたよ。今のネット環境ってスゲーんですねぇ。細かいことまでは分かりませんでしたが、ホントにいろいろなことができちゃうっていう印象でした。

売上げの内訳も、顧客のリピート率も、かけた宣伝広告費の効果も、その銘柄の世間での評価も、社内会議も、当然経理的な内容は全て、ネット上のシステムを組み合わせることで情報が得られるそうです。ただし、それに伴う経費っていうのも相当な額になるらしくて、1本あたりの粗利を厳しく設定しないと、簡単には収益に結びつかないともおっしゃってました。こういう少人数による小売店の形態も、今の時代成立し得るんだと驚かされた訪問でしたね。

まぁ、何ともいろんなことがあった大阪営業でした。それなりに、関西方面の土地勘みたいなのが自分の中にできて良かったかな。写真は、大阪難波の駅前の風景です。とりあえず難波に降り立っちゃったんですけど、ホテルが梅田で、地図を見たら歩けそうな距離・・・しかし、それは私の地図の見間違い(涙)。5キロくらいあったかなぁ。汗ビタビタになりながらトボトボ歩きましたよ。でも、そうやって土地勘って培われるんですよね(笑)。


□□□ 2位のケツが見えてます! □□□
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大阪営業(若者編)

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今回の大阪営業中にお会いした蔵元経営者の二代目。見るからに若くて、歳を聞けば私よりひと回り半も年下で、まだ20代の後半。うらやましい(笑)。ついこの間まで学生だったような若者と、ほんの少しだけお話をする時間がありました。『若者』だなんて表現が出てくるなんて、私も歳をとったもんだと思っちゃいますけど・・・(涙)。

彼とは初対面だったんですが、私のことは多少ご存知のようで、名刺を交換するなり、矢継ぎ早に質問をしてきました。「なぜ純米蔵にしたんですか?」、「そんなことして、怖くはなかったですか?」、「今の経営状態はどうですか?」歳とると、初対面の人にそんなこと次から次へと面と向かって聞けないよ(笑)。若いって、青臭くって、いいなぁ。

確かに、日本酒業界にあっては、長生社のやってきたことはかなり異端に見えるかもしれません。もしかしたら、それによってちょっとばっかし成功しているように思われているかもしれない・・・そりゃ、このブログの影響かな(笑)。しかし、全然そんなことはなくって、これといった経営上の実を得ることなくこれまで来ている私の口からは、あまり偉そうなことはとても言えませんでしたけどね。

でも、ちょっと面白そうな先輩が目の前にいたら・・・昔の私も、あんなふうに質問したんじゃないかなぁと思うような熱心さを、彼の眼差しからは感じました。まだまだ経験も少なくて、甘チャンな部分もあるかもしれない。自分の理想が空回りしている状態かもしれない。周りの状況に押し流されている自分がふがいないのかもしれない。

蔵元の二代目なんて、今の時代、多くの人がそうかもしれません。「今の状況を何とかしなくっちゃならない」・・・後継者として蔵に入ったら、ずーっとそんなことばっかり考えることになる。活況な業界ならいざ知らず、入社した時から右肩下がりの経営難の坂道の真ん中に立たされるわけですからね。現在の日本経済の閉塞状態なんて目じゃないくらい、長い下り坂だもんねぇ(汗)。

彼の気持ちは、痛いほどよく分かる。「おお、そうかそうか」と労わってやりたくなるんですが、そんなこと私も全く同じ立場であって、誰かに優しい言葉をかけてもらいたいのは私も一緒です(笑)。孔子(だったっけな?)は、事業の継承と起業では、継承の方が難しいから慎重にせねばならないと説いたとか。共にこの棘の道を歩いて行くことしか、今の私にはできないんですけどね。

頑張れ、若僧!バイタリティなら私の何倍も持っているはず。小さな失敗なら、何回かは許されるでしょう(笑)。若さを武器に、ぜひとも自らの信じる道を切り開いていってほしいと思います。蔵の規模が違い過ぎちゃって、一概に同じレベルでは語れませんが、新たな一歩を踏み出さなければジリ貧になるのは誰の目にも明らかですからね。

私だって負けちゃおらしまへんでぇ。初めて大阪に降り立ちよって、見上げた大阪の街の中を恥ずかしげもなく写真に撮りましてな、おもむろに歩き始めよるのもひとつの進歩だんがな。有島武郎も言ってまっせ、「勇みて進め、小さき者よ」ってな・・・若かれし頃の自分を思い出させてくれた、京都でのひと時。


□□□ 天領誉さんが落ちてきてまんがな □□□
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大阪営業(英勲編)

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今日のお話は、これまた昨日の続きのような内容になるんですが、今回の大阪営業でもいい出会いをいただきましたので、ご報告しようと思います。酒蔵の立ち並ぶ伏見の街の中を案内してくれたK君でしたが、ぜひこの蔵は見た方がいいと、知り合いのお蔵の杜氏さんに連絡をつけておいてくれて、その工場を見学させてもらえることになってたんです。「そりゃ、営業じゃないじゃん」・・・とか言わないように(笑)。

そのお蔵さんは、清酒『英勲(えいくん)』醸造元の齊藤酒造さんでした。昨日ブログに載せた写真の2枚目がその酒蔵の全景ですが、隣に立つマンションと比べてもその大きさがお分かりになると思います。中身もとても近代的だし、私たち零細企業の蔵のイメージとはちょっと違い過ぎちゃって、圧倒されるばかりでしたね(汗)。

規模もさることながら、英勲さんの何がすごいって、その受賞歴なんです。全国新酒鑑評会で現在13年連続金賞受賞っていう快記録をお持ちなんですよ。鑑評会の長い歴史の中での最高記録が、『賀茂鶴』さんの14年連続なんだそうです。来年も金賞を取ればそれに並ぶことになりますし、再来年まで取れば前人未到の快挙となるわけです。

こりゃ、いくらライバル会社だって言ったって、応援したくなっちゃいますよねぇ。まぁ、長生社なんてライバルにもなりませんけどね(汗)。そんな状態になるっていうことは、もう絶対的な吟醸造りのツボを押さえちゃってるっていうことでしょうから、もしかしたらまぐれで落ちることがあるかもしれないっていうレベルなんじゃないですかね。まぐれで金賞を取っている我が社とは格が違い過ぎますね(笑)。

そんな私の戯言を笑って聞いてくれた杜氏の藤本さんは、その功績ゆえに酒造業界では知る人ぞ知る名杜氏として名が通っておられる方です。なんでも、鑑評会の直前の出品の時期になると、全国からひっきりなしにお酒を持った杜氏さんたちが訪れて、藤本さんの意見を聞きに来るんだとか。それほど頼りにされて然るべき人物でしょうね。

蔵にお邪魔するとK君と私を迎えてくれて、蔵の中を見学させていただきました。お忙しい方なので、自らご案内いただけることも少ないそうで、とてもラッキーでしたね。英勲さんは最新の造りから全くの手造りまでできる設備をお持ちで、主に吟醸造りに関してのラインを見せていただきました。蔵って言っても、4階建てくらいはあるでしょうから、エレベーターで行き来するんですけどね(汗)。

見学が終わってからお話を伺ったんですが、出品用の吟醸に使うお米は山田錦ではなく、地元でとれる『祝(いわい)』という酒米なんだそうで、上の写真にも写っていますが、山田錦よりでっかくて、心拍の入りもいい見事なお米でした。あれがうまいこと精米できたなら、きっといい麹が造れるんでしょうねぇ。

酒造りのことになると、とめどもなく話が続きそうになる藤本杜氏でした。造りに対する迷いの無さは、私にとっては羨ましいばかりでしたね。信濃鶴が美山錦の純米で金賞をとったことは、ちょっと褒めてもらえてうれしかったです(笑)。でも、「飲んでみるかい」と出していただいた出品酒クラスの大吟醸は、「こりゃ、絶対に金賞とるわ・・・」と感嘆するに十分過ぎる内容でした(汗)。

藤本さんは、朗らかで優しい感じの杜氏さんで、私の質問にも何でも答えてくれました。御歳61歳ということですから、まだまだ杜氏としては現役でいけるでしょうし、もしかしたら金賞受賞の連続記録としては誰にも抜けない金字塔を打ち立てられるかもしれませんね。過日の『常きげん』の農口さんに引き続き、今回も稀代の名杜氏に期せずしてお会いすることができました。やっぱり人物が酒を造るんだと、今回も認識を新たにしたような次第。

【後日訂正:藤本氏は『杜氏』ではなく『製造責任者』とのことです。杜氏は森口氏という別の方がなさっておられます。ここにお詫びして訂正申し上げます】


□□□ 追いつけねー □□□
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大阪営業(伏見編)

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変な題名になっちゃいましたね(汗)。関西の地理に明るい方ならすぐにお分かりでしょうが、『伏見』っていうのは京都府伏見区のことであって、本当なら大阪営業じゃなくって京都営業っていうタイトルになるはずです。しかし、まぁ、今回の営業は大阪営業っていうプロジェクト名ですので、一連の流れを指すタイトルだと思って読んでくださいね(笑)。

今回の営業では京都も回ってきたんですが、伏見に信濃鶴を御贔屓にしていただいている酒販店さんが1軒あるんです。それとは別に、私には昔から付き合いのある伏見の酒蔵で働く友人のK君っていう男がいるんですが、実は、彼が鶴をそのお店のご主人のTさんに紹介してくれたっていう経緯のある酒販店さんなわけです。

K君が働くのは、数社の蔵元さんの出資によって設立された協同組合形式の会社なんですが、銘醸地伏見でも珍しい形態のお蔵さんです。ですから、自社ブランドっていうのはないんですよね。でも、今年の全国新酒鑑評会では見事に金賞を取って、技術力にもお墨付きができています。今回の金賞の原動力になったのは、きっと彼なんだと私は思ってるんですけどね。写真にあるのは、お土産に頂いた彼の会社で造ったお酒の製品版です。

御存じの様に、伏見と言えば日本屈指の銘醸地で、コマーシャルでよく名前を聞くようなブランドを造る、超大手の酒蔵が林立している地域です。そんな場所で信濃鶴が売られているっていうのも面白い話ですが、私としても興味深い土地柄ではあるんですよね。この日に行く旨をK君に連絡すると、彼は休みを取って、彼の会社の近辺を案内してくれました。ありがとー!

確かに、ちょっと歩いただけでも、そこらじゅうに蔵があるんですよね。それも、長生社の数十倍も製造するような大きな蔵ばかり(汗)。上の写真の最初の2枚はその一例ですが、造る量が量ですから、外見が古めかしく見えても、中身は最新式の設備が整えられているんですよね。街じゅう蔵だらけなんて、他にはないんじゃないかなぁ。観光客向けのミュージアムやショップみたいなのもあちこちにありましたよ。

酒蔵とは関係ないんですが、3枚目の写真は、NHKの竜馬伝で注目を浴びている坂本竜馬が襲われたという『寺田屋』の跡。平日ではありましたが、さすがに竜馬ブームで、観光のお客さんがおられましたよ。やっぱり京都は歴史の表舞台になることが多かったから、いろんな史跡が残っていて、歴史が分かっている人には面白いんでしょうねぇ。私は・・・歴史・・・ダメです・・・(涙)。

その日の夜は、K君と酒販店のTさんと信濃鶴を愛してくれているお友達も誘って、またまた楽しい楽しい飲み会と相成りました。場所は、これも伏見区内の『だがしやさん』という居酒屋さん。面白い名前ですが、大人のための駄菓子屋を作りたかったと女将さんはおっしゃってましたね。食べるものはどれも私好みでしたし、鶴は置いていただいているし、雰囲気がとてもアットホームな感じで、このお店もまた次回行かなくっちゃなりません(笑)。

酒販店のTさんとは、電話ではお話したことがありましたが、お会いしたのはこの日が初めて。でも、そうとは思えない打ち解け方で、Tさんの過去の暴露話もチラホラ(笑)。とても楽しい、京都の一夜を過ごさせていただきました。大阪でも、京都でもやっちまった岳志ですが、翌日は無事に駒ケ根に帰還したのでした。


□□□ どこに行っても飲んでばっかし □□□
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大阪営業(立ち飲み編)

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昨日からのつづきです・・・小林酒店さんのお酒の会が終了した後、まだまだ飲み足らない面々に連れて行っていただいたのが、『立ち飲み小林』さんでした。名前からも分かるように、ここは小林酒店さんの直営店っていうことのようですね。道を隔てて店舗のはす向かいっていう、近い場所にありました。

何が嬉しかったって、私の人生初立ち飲み屋さんだったんですよね(笑)。そう言えば、何年か前に、東京で立ち飲み屋と銘打った居酒屋さんに入ったことはありましたが、それはちょっとおしゃれなバーっていう感じで、本当の意味での立ち飲み屋さんじゃなかったと思うんです。でも、このお店は見るからにその風情を醸し出して、まちの景色の一部になってましたね。

大好きなんですよ、こういう雰囲気って、本当に!それほど広くない店内にコの字型にカウンターが設えてあって、お客さんはみんなそこに肘でも付きながらお酒やビールを飲んでるんです。立ち飲みですから、当然椅子なんかなくて、立ったままで安いつまみを頼んで、ちょいとひっかけてあまり長居をしないで帰るんです。

店内は広くないって言っても、みんな立ってんですから、人口密度は普通の飲み屋さんの比じゃぁありません(笑)。半身をカウンターにもたれかけて、ギュウギュウに押し込めば30人くらいは入っちゃうんじゃないかなぁ。私たちが入った時にはお客さんが一杯でしたが、私がこういうお店は初めてだって言うと、わざわざカウンターを空けて入れてくれました(笑)。

今はタバコ吸いにとっては肩身が狭い時代ですが、このお店にも灰皿は必要ないって、お酒の会の司会者のマーキーさんが教えてくれました。やっぱり禁煙なのかっていうとそうじゃなくって、禁煙なのはトイレの中だけで、吸い終わった吸殻はみんな地面に捨てていいんだそうです(笑)。そういうおおらかさが残っているお店なんですね。

しかし、このお店が他の立ち飲み屋さんとかなり違うんだろうなと感じたのは、お酒の品揃えでした。普通だったら大手のブランドがほとんどじゃないかと思うんですが、ここでは小林酒店さんが取り扱っている全国のブランドが、本当に安い値段で飲めちゃうんです。この手の注目ブランドがこんな値段で飲める店を、私は他には知りませんね。

店内の壁にもトイレの中にも(笑)レッテルがびっしりと貼られていて、こりゃ日本酒飲みにはこたえされませんやねぇ。小林さんにとっても、そのお酒がどんな評価になるのかを的確につかめる、いいアンテナショップの役目をしているんじゃないですかね。信濃鶴もそのうちにここに並んで酷評されたりするかもしれないと思うと、チト怖かったりしたんですけどね(汗)。

お酒と並んでいいなぁと思ったのはおつまみでした。どれも美味しかったし、飲兵衛が好みそうなものばかりが用意されてて、端っから注文してみたいくらいでしたね。このお店の名物『チューリップ(鶏のから揚げ)』も美味しかったし、関西名物だと思うんですが、以前から食べてみたかった『どて焼き』も良かったなぁ。

再訪確定のお店ができましたね。次回、大阪営業に来る時には、小林酒店さんを夕方に回って、ご挨拶もそこそこに立ち飲みに向かいたいと思います(笑)。飲んでばかりいて、酒恋さんとはもっとお話ししたかったんですけど、またいつかお会いできるでしょう。大阪に着いたその日に、やっぱりやっちまった岳志の立ち飲み初体験記はこれにて終了です。


□□□ もう一回どて焼き食べたい・・・ □□□
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大阪営業(小林酒店編)

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昨日まで、何やらいろいろとバタバタで、落ち着いて記事が書けませんでしたが、大阪でいろんな人との出会いがありましたから、その辺のことはぜひともブログネタにしなくっちゃなりません。始めてひとりで歩いた大阪と京都でしたから、移動自体がスムーズにいかなかった点もありますが、その中での出来事を書いてみますね。

今回の目的は、当然、酒販店さんを回る営業でした。既に信濃鶴がお世話になっているお店もありましたし、これから新規採用をお願いする小売店さんもありました。このブログではあまりお店の実名は出さないようにしているんですが、回らせていただいたうちの1軒で「絶対にブログに書いてや」と言われ、「ほな、書きまっせぇ」と約束したので、どーしても書かざるを得ません(笑)。

それは、大阪此花区の小林酒店さん。小林さんについては、実は私の知らないところでご縁がつながっていました。どういうことかって言うと、このブログにコメントをいただく酒恋倭人さんのホームグラウンドのようなお店だったんです。酒恋さんとはブログを通じてお付き合いがありましたが、その酒恋さんとつながりが深いお店に鶴を置いていただければ、こんなにうれしいことはありません。

実際のところは、酒恋さんが信濃鶴を買ってくれて、それを小林さんに飲ませてくれたっていうのが裏の経緯のようで、ブログ活動が営業を後押ししてくれた好例ですね(笑)。そこで、小林さんが鶴のことを気に入ってくれなければ仕方がありませんが、今回はラッキーにもいいお話につながったっていうわけです。酒恋さん、ありがとー!!!

訪問の日時を打ち合わせしようとお電話すると、その日にちょうど小林酒店主催のお酒の会があって、そこに酒恋さんも参加するとのこと。「酒恋さんには黙っといて、ビックリさせましょか」っていう小林さんのお茶目な提案で、私が突然その会に乱入して酒恋さんを驚かそうっていうサプライズ企画と相成りました(笑)。

小林酒店さんにうかがうと、そのお酒の会はすぐそばの小料理屋さんで既に始まっていて、中では大勢のお客さんがワイワイと楽しそうにお酒を飲んでおられました。初めてお会いする小林さんは、大阪商人っていう私の印象をそのまま形にしたような方で、年齢が近いこともあってすぐに打ち解けさせてもらえました。とってもフレンドリーなんだけど、どこかに厳しさも持ち合わせている人っていう第一印象でしたね。

そのお酒の会のスタッフの一人が酒恋さんなんです。半分お客さんで、半分主催者みたいな立場でしょうか。小林さんが私を紹介すると、一瞬キョトンとした後に「サプライズってこのことだったんだぁー」と、しっかり驚いてくれました(笑)。私が想像していたよりは、とても優しそうで朗らかなナイスガイでした。酒恋さんも、私とほぼ同じ歳でした。

ビックリしたのはそのお酒の会の内容です。会費は5000円っていうことでしたが、それが絶対に安いと思わせるほどのお酒が用意されてましたよ。ひとり1升充てくらいあったんじゃないのかなぁ。量もさることながら、いいお酒が揃ってましたねぇ。超有名銘柄っていうわけじゃなくって、私が営業する中で聞いても、とても高い評価を得ている全国の優良銘柄ばかりが並んでましたね。

これは、儲けなしでもいいから美味しいお酒をお客さんに味わって知ってもらいたいっていう、小林さんの熱い思いがあるからなんでしょうね。それに、お料理も美味しい物ばかり。私もお相伴に与って、営業してるんだか、飲んでるんだか分からない状態になっちまいました(汗)。小林さんや酒恋さんとも話が進んで楽しい夜になったんですが、この夜はこれだけじゃ終わらなかったんだな、これが・・・。

》》》》》》》》》》 【酒恋倭人さんのブログ】
》》》》》》》》》》 【小林酒店さんのホームページ】


□□□ 飲兵衛営業ブログは続きます □□□
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健康診断

・・・ちょっと時間があるもんだから、ブログを書き始めました・・・今日は健康診断なんです。なるべく早く終わらせたいもんだから、受け付け開始の30分くらい前には並んで待っているようにするんですが、それでも私より早い人が何人もいます(汗)。受け付け順が後ろになると検査も遅れ遅れになって、午前中が潰れちゃってもったいないんですよね。

とは言え、病院の中は基本的には携帯電話の使用は禁止なんですよね。機械の発する電波とか電磁波なんかが、診療のための機器に影響を与えるんでしょう。この健康診断センターの待合室は使ってもいい場所みたいですから、とにかく時間潰しに今日の分の記事を書き始めたってぇ訳です(笑)。

毎年、社会保険の制度を利用して、地元の病院で会社の健康診断を受けています。同等の検査を個人で申し込むとドエリャー高いらしいので、多少の個人負担があっても、大部分を保険と会社でみてくれるのならとてもありがたいことです。働き盛りの社会人にとっては、年1回の健康診断は義務と言ってもいいものかもしれませんね。

私は、肩とか腰とか膝とかいう肉体的なパーツは相当にガタが来ていますが、内臓的には健康な方だと思います。大きな病気もしたことがないし、メタボなわけでもないし、お酒以外の食べ物に関しては摂生している方です(笑)。これまでの健康診断でも、たまーに変な数字が出るくらいで、これといった指摘を受けたことはありません。

毎回気になるのは、私の場合にはやっぱり胃と肝臓かな。こう見えてもやっぱりストレスがあるのか、何年かに一回は胃カメラの結果が要注意になります(汗)。ほんの少し炎症気味な部分があったりするみたいです。まぁ、ストレスが原因なのか深夜に及ぶ暴飲暴食が原因なのかはチト分かりませんけどね(笑)。

でも、胃カメラは数年前に比べると楽になりましたねぇ。あの太い管を「オエオエ」言いながらシラフでのみ込んでたのに比べれば、今では管も細くなって麻酔みたいな注射も打ってくれるんだから、気が付いたら検査が終わってるんだもんね。ただし、あの注射を打つと、何となくその一日は頭が重くなるような気はするんですけど・・・。

昔の「オエオエ」の頃には、お酒を飲み過ぎているとその反応が強かったもんだから、検査の前の数日間は休肝日にしてたんですよね。今じゃ、それほど苦しくないもんだから、前日のみお酒を断っています。ですから、私の休刊日は一年を通して、この健康診断の前日と、吟醸の麹を造っている期間だけです(笑)。

今日の検査結果で唯一難癖が付いたのは、例のガンマGTPってヤツでんがな(汗)。ちょっとだけ基準値を上回っちゃいましたね。過去の最高記録よりは下ですから、それほど心配したことはありません。「間違いなく、飲み過ぎでしょう」と先生に言われなくても、私は自分でしっかりと自覚してますから、今晩からまたしっかりと鶴を飲みまっせー(笑)。


□□□ 結局、記事は携帯ではほとんど書けませんでした □□□
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写真整理ラスト

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片付け仕事のようで大変に申し訳ないんですが、今日は本当に本当の写真整理ブログにさせていただこうと思います(汗)。これは、昨日まで行っていた大阪出張の前にやっちゃいたかったんですが、慌ただしくいろいろと準備をしているうちに、でき切らずに残ってしまったものです。携帯電話を新調するっていう一大変革期(?)ですから、何としてもここで区切りをつけなくっちゃなりません(笑)。

最初の2枚は、どちらも麹に関係のある写真なんですよ。1枚目は麹そのものです。ちょっとピンボケに見えるかもしれませんが、麹の表面に菌糸が長く伸びてモコモコしているもんだから、余計にそんな感じがすると思います。これは、駒ケ根市内にある『米山醤油酒店』さんがお造りになっている麹です。味噌や醤油や甘酒を造る時に使うタイプの麹ですね。

米山さんはご自身で麹を造っておられるんですが、使用目的が違いますし、原料米も違うので興味津々で拝見しました。酒造用の麹に求められている内容成分とは少し異なったものが要求されるわけですから、製造方法もかなり違っているんですよね。これについては、麹造りの面白い話になりそうですから、またいつか書きたいと思います。

2枚目は、山口県で『獺祭(だっさい)』を造っておられる旭酒造さんの、新築したばかりの麹室です。今年の春に見学させていただいた際に撮ったものですが、まるで小ホールのような広い部屋で、設備は最新式のものでした。米山さんの麹は木製の小さな箱を使って、狭い室で造るんですが、それとは正反対の状況を見た思いです(笑)。手造りであることに変わりはないんですが、スゲー蔵でしたねぇ。

次の3枚はいずれも食べ物ですが、何の脈絡もありません(汗)。Bar『Arika』では私はいつでも寝込んでいるもんだから、注文したピザを食べられることは滅多にありません(涙)。この日は口にできたもんだから、きっと嬉しくて写真を撮ったんでしょう(笑)。

次は、女房の力作の『野菜丼』。使ってある物はどこにでもある野菜ですが、手をかけて味をつけてあります。オリーブオイルが使ってあって、香りも良く、食べごたえもありましたね。とっても美味しいし、体にもいい。女房という名の我が家の専属料理人は、いくらケンカしたとしても、なかなか解雇する気にはなれません(汗)。

次は、見ての通りの、私の大好物のウニウニウニ。毎年、気仙沼から送っていただきます。海水に浸けた状態でビンに詰まっています。変な薬品がかかっていないもんだから、美味いんだな、これが!!!ウニって、獲ることもさることながら、それをむいて食べられる状態するのが大変なんですよね。私の担当は、その先だけで結構です(笑)。

次のビルの写真は、全く意味が分かりませんが、パソコンにとってありました(笑)。池袋のサンシャインビルだと思います。公開きき酒会の時に撮ったものですが、大の大人がビルの写真撮ってんだもんねぇ・・・。誰が見ても、おのぼりさんだって分かるわな(汗)。

最後の2枚は、初々しい中学生の姿。娘の吹奏楽部のあるお祭りでの演奏の様子と、校庭でのサッカー部の練習風景。彼らの頑張りには無条件の応援を送りたいです。私の中学生時代は、少しばかり物事に対して斜に構えていたところが、既にあったかもしれません。でも、そうじゃない方が、きっと良かったと思うな。「君らも、いつブログを書く破目に陥るか分からないから、今のうちから一生懸命に物事に取り組んで、ネタを仕込んでおきなさい」と言ってやりたいや(笑)。あの頃の私が、すぐそこにいた、校庭でのワンショット。


□□□ これにて古い写真は全部終わり! □□□
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