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専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

国際広場

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昨日は、お説教臭い記事を書いてしまって、スイマセンでした(笑)。あんな話を肝に銘じている私が、もう20年近くも参加しているのが『国際広場』っていうイベントです。これは昨日も書いたように、JICA(国際協力事業団)の青年海外協力隊の訓練所が駒ケ根市にあることを、地域づくりに生かしていこうとするのが一番の目的のイベントです。

もう、難しい話は抜きにして(笑)、私の10年来のこのイベントにおける役割についてお話しましょう。それは、『ワールドレストラン』の店長さんです。この話も何回かこれまでブログに登場していると思いますから、私にとっての歳時記だと思ってお付き合いくださいね(笑)。店長とは言え、シェフでもあり、ウェイターでもある何でも屋なんですけどね。

さて、酒蔵の杜氏としての経験を生かして(?)、私たちが作ったものは・・・今年は『ブリック』と『フォー』でした。ブリックは、アフリカにあるチュニジアという国の、卵を使った揚げ物料理。フォーはご存知の方も多いでしょう、ベトナムのライスヌードルを鶏がらで作ったスープに入れた麺料理です。どっちも、美味しーんだな、これが!

ブリックは既に定番料理となっていて、それを目当てに毎年買いに来るお客さんもいるくらいです。20センチ四方くらいの春巻の皮の上に卵を落とし、そこにエビとアサリとツナなんかを入れて塩コショウで味付けをして、包み込むようにまとめて、そのまま油で揚げるだけです。包むところさえ気を付ければ、誰でも出来る簡単な料理ですよ。

今年の販売目標は250個でしたが、引っ切り無しにお客さんに買いに来ていただいて、2時間半ほどで完売しました。1時間に100個の割合で売れた計算になりますから、かなりのスピードで作っていたことがお分かりでしょう。4人がかりでベルトコンベア方式で作っていくんですが、結構大変な作業ですよ(汗)。

フォーは、あっさりとした味でいくらでも食べられる、日本で言ったらうどんに相当するような料理です。これは、今年初挑戦だったんですが、かねてから私がやってみたいと思っていた料理だったんです。かつてベトナムに行った時に、いろんなところで何回も食べて、すっかりファンになっちゃったんですよね。

今回は、隣の伊那市でベトナム料理のお店を開いているMさんに教えを願って、何とか形にすることができました。スープは簡単に作れるんですが、ライスヌードルをたくさん茹でることが一番のネックでしたね。大量のライスヌードルを、風呂場に置いた大きな容器で、前の晩から冷やかしておいて、ゆで時間を短縮しました(笑)。これも、用意した120食が、あっという間に完売でしたよ。

この事業には、市からもかなりの予算をいただいているわけですが、それも縮小傾向になっています(涙)。多少なりとも、このレストランで利益を上げなくっちゃなりませんから、ネパールのビールなんかも売りますし、信濃鶴もコップに入れて売ったりなんかして・・・鶴の特別純米が1升分くらい売れましたね(笑)。

蔵の仕事が間に合わないなんて言っておきながら、何やってんでしょうね、私は?・・・でも、私の信念は、「酒造りはまちづくり」ですからね。お酒を造るのとブリックを作るのは、どちらも私にとっては同じ重みなわけです。そりゃ、酒造りが犠牲になるほどの状況になれば仕方がありませんが、自分にムチ打って可能になることであれば、お手伝いいただくスタッフの皆さんと一緒に、これからも頑張って続けていきたいですね。


□□□ しかし、今年はキツかった(涙) □□□
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