専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

紅葉

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とても眺めている余裕なんてないんですが、きれーですよ、中央アルプスの紅葉!今年の紅葉がいつもよりきれいなのかどうかは分かりませんが、「例年通りにきれいですよ」って言って誰も異論はないでしょう。駒ヶ根の紅葉は中央アルプスの山頂から始まります。それがどんどんと下まで降りてきて、里も一面に赤く染まってますよ。

写真が上手く撮れてなくて申し訳ありませんが、私の目にはとても美しく映ったのでシャッターをおしたんですよ、これでも(汗)。午後の太陽の光で、山の凹凸がハッキリと浮かび上がってたんです。今では、全山黄色や赤色に染まっていて、その陰影のコントラストが素晴らしかったんですが、私の腕の方が素晴らしくなかったわけですね(涙)。

更に、今後もこのアルプスは徐々に変化をしていきます。頂上に雪が降り始めると、上が白くて下がまだ赤いっていうような風景になります。そうなってもまた、いい眺めになりますね。その頃には酒造りも本格的になってますから、余計に楽しんでいる時間も無くなりますが、それでも私の心を十分に癒してくれます。

この時期は、何回経験しても慌ただしくて、やることだらけで、少しブルーな気分もどこかで感じているわけですが、この景色のおかげで毎日気晴らしができていると思います。蔵に入る私たちのために、神様が用意してくれた、日々ちょっとずつ色の変わる一枚の絵みたいなもんです。値段の付けられないね。

こんな場所で栽培された酒米と、その酒米が育った水だけで造られた信濃鶴は、その素性だけでも恵まれているって言えるでしょうね。正に、自然が酒蔵なわけで、その仕上げだけは長生社の蔵の中で私たちが行うわけですが、全体を眺めてみれば、この日本の屋根に刻まれた谷が醸した酒だと解釈してもいいんじゃないですかね。

そんなもの喜んで飲むのは人間だけですが、千数百年という長い間に洗練されてきたほんの少しの知恵を介在させて、この大自然の中からしたたり落ちる一滴を集めるテクニックっていうのは、私が言うのもなんですが、すんげー高度なテクノロジーだと思うんですけどね。現代の最先端のIT技術にも引けはとらないと思いますよ。

先端技術も自然の摂理を応用したものには違いありませんが、案外原理そのものは酒造りの方が複雑で解明されてない部分が多いのかもしれません。そんな技術を、莫大な試行錯誤の中から編み出してきたんだから、我々のご先祖様って忍耐強かったんだろうし、素晴らしい勘の持ち主だったんだろうし、かなり貪欲な人たちだったんですねぇ(笑)。

でもその技術は、広葉樹の葉っぱが秋になると赤く色付くっていう自然の流れと全く同じ所に根っこがあるわけです。その流れの中でお酒を醸す分には、自然を破壊することなしに、人間はその恩恵に与ることができます。そして、人間もその流れの中で生まれて、子孫を作って、消えていくだけの存在なんでしょうね。


□□□ 何だか話が飛びましたね(笑) □□□
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佳境

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ただ今、仕込準備のため、蔵の掃除と洗い物が佳境に入っております。私のブロ友のお蔵さんでは、既に仕込が始まっている蔵もありますが、長生社では11月1日から米を洗い始めようと思っています。時期的には遅くも早くもなくっていう感じですが、年内中に高級酒の新酒を出そうとしているようなお蔵さんは、始めるのが少し早いのかもしれません。

仕込み始めがこの時期になるひとつの大きな理由は、地元産の美山錦の入荷がとても遅いっていうことなんですよね(汗)。信濃鶴はほぼ全量、隣町の飯島産の美山錦を使っているんですが、長野県の酒造組合がJAの飯島支所から美山錦を買い付けられるようになるのが、県内一って言うくらい遅れるもんだから、どうしてもこんな時期になっちゃうんです。

刈り取りはとっくに終わっていたりするんです。でも、JAさんも大きな組織ですから、いろんな手続きもあったり、飯米を優先していたりするもんだから、なかなかこちらの思うようにはいきません(涙)。町内の美山錦を全部刈り取ってからでないと、動き出せないっていう事情もあるようなんですけどね。

そんなわけで、こちらが仕込を遅らせてもどうしても間に合わないような場合には、仕方がないので、飯島産にこだわらずに県内産の他の地域の美山錦を、最初のほんの少しだけ使わざるを得ないことになります。今年は、夏場の天候不順もあったりして米の刈り取り全体が遅れていますから、どうやらそうなっちゃいそうですね。

兎にも角にも、仕込の予定は立たっているわけですから、その日に合わせた準備が当然なされるはずです・・・はずですが、いつもギリギリになっちゃうんだな、これが(涙)。間に合わないなんていうことはないんですが、期日が迫ってこないとなかなか本腰が入りません。でも、ブログが書けてるんだから、まだ余裕があるってぇことかな(笑)。

それに輪をかけて、以前にも書いたように、現在蔵で働く社員が一人欠けているもんだから、泣きっ面に蜂状態なわけです。そのうちに復帰はできると思いますが、今しばらくは会社には出てはこれないでしょう。彼の分の仕事もこなしてるんですが、造りが始まる前からこんなにテンパッてて大丈夫なんかいな・・・(汗)。

それでもねぇ、やっぱりこれまでの経験ていうのは大切で、何とかやりくりはできていますね。偉いぞ!岳志!!!手伝いに来てくれた女房に、「大丈夫?顔がこわばってるわよ」なんて言われながらも(汗)、先の見通しはついてるんですけどね。杜氏になりたての頃だったら、仕事が回らずに情緒が不安定になっていたかもしれません(笑)。

掃除に、洗濯に、消毒に、組立に追われまくっていますが、今季の造りを楽しみにしている、どこそこウキウキした気持ちは変わりません。さて、どんな造りにしましょうかね。不味くなったって言われそうでも勝負するかぁ。今までと全然違ったことをやっても面白いだろうしねぇ。まぁ、ヘッポコ杜氏のやることだから、誰も文句は言わんでしょう(笑)。


□□□ 最近いつもbossと一緒(笑) □□□
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ソースかつ丼

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駒ケ根市に住んでいながら、これまで我がまちの超名物料理、『ソースかつ丼』をあまり記事にしたことがなかったような気がします(汗)。関係者の皆様には、深く、深くお詫び申し上げる次第です。ま、別にこのブログで取り上げたからって、それ目当ての観光客が増えるわけじゃありませんが、信濃鶴を飲みに来るお客さんは大抵食べて帰られますね(笑)。

何で記事にしようなんて思い立ったかってぇと、女房としては珍しく、夕飯にソースかつ丼が出てきたからです。外ではよく食べることはあっても、ほとんど肉系料理が食卓に並ばない我が家では、本当に珍しいことなんです。たぶん、結婚して以来初めてのことじゃないかな。何か悪いことでも起きなきゃいいんですが・・・(汗)。

まぁ、理由を聞いてみると何のことはない、家にソースかつ丼用のソースがあったもんだから、それを使おうと思い立っただけらしい(笑)。ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、駒ケ根市の観光地でも市街でも高速道路のサービスエリアでも、ソースかつ丼用のソースはいたるところで売られています。飲食店の皆さんの多くは、そのソースに店独自の味付けを施して商売なさっているみたいですね。

ご飯の上にキャベツの千切りを敷き詰めて、上にカツをのせて、そのソースをかければいいんです。料理とすれば単純な方だと思いますが、メチャメチャ美味しいんだな、これが!お肉嫌いの人でなければ、ほぼ間違いなく「美味しー!」って言ってくれますね。ソースの味がカツとキャベツとご飯にからんで、絶妙のマリアージュになるわけです。

「ソースかつ丼と言えば駒ケ根市」と言われるほど、B級グルメ料理としては有名になっているわけですが、私としてはそういう認識を持つようになったのは、ここ10年くらいじゃないかなぁ。つまり、私たち駒ケ根市民が『かつ丼』と呼んでいたものは、全てこのソースかつ丼のことであって、全国的に言われるところのかつ丼は、『カツの卵とじ丼』っていうとらえ方だったわけです(汗)。

大学1年がスタートした、まだ坊主頭だった頃の私。サークルのみんなとお昼を食べに行きました。そこの定食屋さんで私が頼んだのが『かつ丼』でした。しばらくして、その料理が運ばれてくると、「こりゃ、オレの注文したもんじゃないぞ!これは、卵とじじゃないか・・・」と思ったわけです。しかし、まだウブな私のこと、その日は黙って注文ミスによって作られてしまった『カツの卵とじ丼』を食べました。

ことしばらくして、再びそのお店にお昼を食べに行くことになりました。今度こそは、と私は『かつ丼』を注文。しかるに、出てきたものは例の『カツの卵とじ丼』なわけです。「なめとるんか、ワレー!」なんて言うわきゃないですが(笑)、さすがに私も考えました。「もしかして、間違っているのはオレか・・・?」

その後も、いろんな定食屋さんで『かつ丼』を頼みましたが、駒ケ根版の『かつ丼』にお目にかかれたことは1度もありませんでしたね。改めて、その美味しさと、その特異性に気がついたのが10年くらい前ってことになるわけです(笑)。何だかんだ言っても、食べてみなくっちゃ分りません。とにかく美味しいですから、ソースかつ丼と信濃鶴を楽しむために、皆さん駒ケ根市にぜひおいで下さいね!


□□□ この話、以前に書いたことあったっけなぁ(汗) □□□
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絶好調てっぺん

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『絶好調てっぺん』さんと、『炙縁(あぶりえん)』さんという居酒屋の名前は、このブログにも何回か登場してますよね。信濃鶴もお世話になっている、東京のイケイケ居酒屋さんです。どちらのお店もうかがわせていただきましたけど、入店するなり店員さんの元気はつらつのパワーに圧倒されるような楽しいお店なんですよ。

会社組織とすると、『株式会社絶好調』っていうのが親会社で、そこがいくつかの店舗を経営しているっていう形みたいです。私が少し誤解していたのは、もうひとつ同じような名前で『有限会社てっぺん』っていう会社もあって、そこの社長さんが先日宮田にもお越しになった大嶋さんという方で、株式会社絶好調は有限会社てっぺんから独立された吉田さんっていう方が社長さんらしいです(汗)。

まぁ、頭のこんがらかりそうなことはさておいて、とにかくこの絶好調さんと信濃鶴は数奇な運命で出会ってしまったわけです(笑)。始まりは、なんと仙台の錦本店さんで、仙台出身のともやんが働いているっていうんで、炙縁さんにサンセールさんと飲みに行ってみたら、そこの店長さんは何と駒ケ根出身で、その時すでに鶴は炙縁さんで使っていただいていたんですよね。

その後、更に皆さんに信濃鶴は可愛がっていただいて、現在お店には、絶好調てっぺんさん専用のレッテルを張った鶴が置いてあるという未確認情報もあります(笑)。とにかく、ともやんがすごく肩入れして、強力にプッシュしてくれているみたいで、感謝感謝です・・・えーっと、今日のお話は、実はこれからなんですが・・・(汗)。

その絶好調の皆さんが、先日蔵に遊びに来てくれました。一番の目的は、炙縁の店長のTさんの駒ケ根の実家に遊びに来るっていうことだったらしいんですけど、ついでに長生社の蔵にも寄っていただきました。時間通りにやってきたのは、お店でも発揮されている元気の良さをみなぎらせた3人の若者たちでした。

こういう若い皆さんと話をしていると、自分がいかにおじさんになってしまったかを実感するんですが(涙)、夢を見続ける姿勢だけは同じつもりで、信濃鶴についてのお話をして、蔵の中を見ていただきました。お店で使っているお酒の素性を知ることは、とても勉強になるでしょうし、お客さんに勧める時の言葉にも力が入るでしょうね。

炙縁さんには、しゅせんの黄身ちゃんたち駒ケ根軍団が、お揃いの鶴Tを着て奇襲したことがあって、その話題でかなり盛り上がりました(笑)。皆さん、地元のファンにオリジナルのTシャツなんかを作ってもらっている信濃鶴のことを、とても羨ましがってくれましたよ。特に、駒ケ根出身のTさんには、地元にもこんな酒があったのかと再認識してもらえたかもしれません。

彼らと話をしていて気が付くのは、「僕は、何年の何月に故郷へ帰って独立します」って、ハッキリとした計画を持っていることなんです。Tさんも遠くない未来に駒ケ根に帰って来て、ご両親の経営しておられる焼き鳥の名店を継ぐ予定だそうです。それは、しっかりと教育された会社の経営方針に沿った人生設計なのかもしれませんね。もうひとつ気が付いたことは、どうしてみんなで色違いの同じ腕時計をしてるのかっていう、素朴な疑問なんですが・・・(笑)。


□□□ 懲りずにクリックしていただいて、ありがとうございます! □□□
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国際広場

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昨日は、お説教臭い記事を書いてしまって、スイマセンでした(笑)。あんな話を肝に銘じている私が、もう20年近くも参加しているのが『国際広場』っていうイベントです。これは昨日も書いたように、JICA(国際協力事業団)の青年海外協力隊の訓練所が駒ケ根市にあることを、地域づくりに生かしていこうとするのが一番の目的のイベントです。

もう、難しい話は抜きにして(笑)、私の10年来のこのイベントにおける役割についてお話しましょう。それは、『ワールドレストラン』の店長さんです。この話も何回かこれまでブログに登場していると思いますから、私にとっての歳時記だと思ってお付き合いくださいね(笑)。店長とは言え、シェフでもあり、ウェイターでもある何でも屋なんですけどね。

さて、酒蔵の杜氏としての経験を生かして(?)、私たちが作ったものは・・・今年は『ブリック』と『フォー』でした。ブリックは、アフリカにあるチュニジアという国の、卵を使った揚げ物料理。フォーはご存知の方も多いでしょう、ベトナムのライスヌードルを鶏がらで作ったスープに入れた麺料理です。どっちも、美味しーんだな、これが!

ブリックは既に定番料理となっていて、それを目当てに毎年買いに来るお客さんもいるくらいです。20センチ四方くらいの春巻の皮の上に卵を落とし、そこにエビとアサリとツナなんかを入れて塩コショウで味付けをして、包み込むようにまとめて、そのまま油で揚げるだけです。包むところさえ気を付ければ、誰でも出来る簡単な料理ですよ。

今年の販売目標は250個でしたが、引っ切り無しにお客さんに買いに来ていただいて、2時間半ほどで完売しました。1時間に100個の割合で売れた計算になりますから、かなりのスピードで作っていたことがお分かりでしょう。4人がかりでベルトコンベア方式で作っていくんですが、結構大変な作業ですよ(汗)。

フォーは、あっさりとした味でいくらでも食べられる、日本で言ったらうどんに相当するような料理です。これは、今年初挑戦だったんですが、かねてから私がやってみたいと思っていた料理だったんです。かつてベトナムに行った時に、いろんなところで何回も食べて、すっかりファンになっちゃったんですよね。

今回は、隣の伊那市でベトナム料理のお店を開いているMさんに教えを願って、何とか形にすることができました。スープは簡単に作れるんですが、ライスヌードルをたくさん茹でることが一番のネックでしたね。大量のライスヌードルを、風呂場に置いた大きな容器で、前の晩から冷やかしておいて、ゆで時間を短縮しました(笑)。これも、用意した120食が、あっという間に完売でしたよ。

この事業には、市からもかなりの予算をいただいているわけですが、それも縮小傾向になっています(涙)。多少なりとも、このレストランで利益を上げなくっちゃなりませんから、ネパールのビールなんかも売りますし、信濃鶴もコップに入れて売ったりなんかして・・・鶴の特別純米が1升分くらい売れましたね(笑)。

蔵の仕事が間に合わないなんて言っておきながら、何やってんでしょうね、私は?・・・でも、私の信念は、「酒造りはまちづくり」ですからね。お酒を造るのとブリックを作るのは、どちらも私にとっては同じ重みなわけです。そりゃ、酒造りが犠牲になるほどの状況になれば仕方がありませんが、自分にムチ打って可能になることであれば、お手伝いいただくスタッフの皆さんと一緒に、これからも頑張って続けていきたいですね。


□□□ しかし、今年はキツかった(涙) □□□
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思い出したこと(その4)

『思い出したこと』シリーズはその3までで終りにしようと思っていましたが、今日、駒ヶ根市で『協力隊週間・国際広場』というイベントが開催されて、私も実行委員に名を連ねているもんだから、それに参加していて、また思い出しちゃったんですよね、いろいろと(笑)。これも、とてもブログに書き切れる内容じゃありませんが、ちょっとした小話をひとつご紹介しましょう。

私が卒業して、既に5年以上が経ちますが、『青年会議所』っていう組織が大抵どの市町村にも存在して、私はそこに13年間という長い間在籍していたんです。そこでは、まちづくりとひとづくりっていうことを徹底的に叩き込まれるんですが、本来はいろいろな分野の経験をさせてもらえるのが普通なんです。

ところが、私の場合、どういうわけか『国際化』という分野の事業ばかりを担当させられることが多くて、かなり深くこの地域の国際化っていうことについて考えさせられていた時期があったんですよね。青年会議所の先輩たちが私にそんなことばかりやらせたのは、このシリーズでも書いたように、普通の人より少しだけ学生時代の海外経験が多かったのも理由のひとつだったと思います。

駒ヶ根市で国際化運動が盛んなのは、JICA(国際協力事業団)の青年海外協力隊の訓練所がこの地にあるからなんですよね。市としても、日本にいくつも無いような施設が地元があることを、このまちの魅力として醸成しようっていう思い入れもあるんです。JICAと駒ヶ根市と青年会議所っていうコラボレーションで、いろんな事業が現在でも行われています。

そこで出合ったのが次のお話です。この話は、私が国際化事業やまちづくり事業を、自分のボランティア精神の発露として大切にしようと思っている、最も根っこにあるものを与えてくれた話です。常にそんな事を考えているわけではありませんが、小中学生の前でそんな話をしろと言われた時には、必ずしていますね。

それは、A君とB君とC君のアルプス越えのお話です。

3人はある冬、アルプス越えに挑戦しようと、準備を整えて縦走を始めました。ところが今日は目的地に着くという最後の日になって、天候が大荒れになり猛吹雪となってしまいました。そんな中、それまでの疲れが出て、C君はとうとう動けなくなってしまったのです。利発で一番体力の残っていたA君は、「僕は先に行って救援を頼んでこよう」と一人で吹雪の中を進んでいきました。残されたB君は、その後ろ姿が消えていくのを見ながら「なんとかC君を助けなければならない。ここでじっとしているよりも少しでもふもとの村へ近づこう」と、C君の肩を抱き、とぼとぼ歩き始めたのです。どの位歩いたでしょうか、しばらく行くと雪の中にぽつんと黒い影が見えます。そばまで来て見るとそれは凍死したA君だったのです。その姿を見てびっくりしたのと同時に、B君の頭の中に雷に打たれたようにある考えが浮び上がりました・・・「僕より体力のあったA君は、一人だけで歩いて来たからここで凍えて死んでしまった。でも、僕ら二人はまだ生きている。僕はC君を助けようと思ってここまでやって来た。助けたと思った。だが、違う。僕は一人では動くこともできない、このC君に助けられてここまで来たんだ。C君の肩を抱き、二人で暖め合って歩いてきたからこそ、僕は凍えずに生きていられたんだ!」・・・と。

『助けることは助けられること』というこのお話の続きはありません。

このお話は、人と人とのつながりのあり方の原点を示していると言えるかもしれません。その本質を問うのであれば、人は群れの動物であって、他人との関係の中でしか生きられない。与えることと授かることは、常に一対になっているんだっていうことになるんでしょう。我々のご先祖様も同じことを言ってますよね、『情けは人の為ならず』って。


□□□ クリックは岳志だけの為ならず(笑) □□□
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思い出したこと(その3)

会社の敷地への入口のあたりで、小学生の低学年くらいの男の子2人が、何やらつかみあって小競り合いをしていました。じゃれているんじゃないことはすぐに分かりましたが、まだ本気の取っ組み合いに発展しそうもない。私は心の中で「もっと、やれやれー!」と思ってほっておきましたが、車が来ると危ないと思ってしばらく眺めていました。

昔は、たまにはやったなぁ、大ゲンカっていうか、殴り合いっていうか・・・。いつもはとても仲がいいんだけど、ふとしたすれ違いで、お互いに許せなくなっちゃって、本気でガチンコ勝負に及んだ記憶が何回かあります。誤解のないように申し添えますが、今の私同様、御幼少の私も、心根の優しい穏やかな男の子だったんですけどね(笑)。

でも、そういうケンカは最後までやっちまう方が、私としては結果が良かったんじゃないかな。つまり、取っ組み合いに及んだ方が、後ですぐに仲直りできるからです。元々仲がいいんだから、ケンカなんかしても、家に帰って頭が冷えれば、悪いことをしたって思うに決まってるもんね。殴り合って発散しちゃわないと、いつまでもグジグジとしちゃったりなんかしてね。

男の兄弟がいなかった私は、そういう荒々しいバイオレンスに飢えていたのかもしれません(笑)。どんなに腹が立っても、妹相手じゃ殴る蹴るなんていう行為は許されません。自分の中に鬱積した何かを暴力的な行為で解消するなんて、一般的には許されることじゃありませんが、それができるのが兄弟とか仲のいい友達なんじゃないですかね。

ありゃ、小学校の6年生の時でしたかね。いつも一緒に下校している仲良しのM君と、何が原因だったか忘れましたが言い争いが始まりました。彼も納得しない。私も承知しない。そのうちに、「なによぉ、やるかぁ・・・」ってことになって、道の真ん中で大乱闘が始まりました。周りに人だかりができても、私たちは殴り合い続けました。

「これ以上殴ったら相手が可哀想だ」と思った方が勝ちです。その時には私が勝ちましたね。しかし、そういう勝利に満足感はありません。お袋に顔の傷を問いただされても無視して部屋に閉じこもっていましたが、次の日には速攻でお互いに謝り合いましたね。そうしないと、気持ちが悪くていけない。それ以後、M君とはもっと仲が良くなりましたよ。

問題はその後でした。その日の夕方に、私は担任の先生から職員室に呼び出されました。昨日の大立ち回りが学校にも通報されたらしくて、可哀想な男の子を羽交い締めにしていじめていた悪い男の子は岳志君だっていうことになっているらしい(汗)。なにせ、観客はたくさんいましたからねぇ。その中の大人の人から電話があったらしいんですよね。

「君たちはもういなかったんだけど、先生も昨日現場に行ったんだぞ。どうしてあんなことしたんだ」と切り出されました。「そりゃ、ねーだろー、ありゃ、れっきとしたサシの勝負だ!」と、私は目で訴えましたが、黙って説教を聞いていました。それが、勝った者の役割だと思ったからです。まぁ、先生は分かっていてくれたようでしたけどね・・・。

そんなことを思い出させてくれた2人の男の子たちは、それでもお互いにちょっかいを出しながら帰って行きました。小さな頃のケンカなんて、陰湿なものでなければ、どんどんやってもいいんじゃないかなぁ。もし、あの時のような殴り合いに発展しても、私は傍観していたでしょう。周りが危なくないか、交通整理を買って出てもいいくらい(笑)。


□□□ M君元気でやってるかなぁ □□□
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思い出したこと(その2)

思い出話の2つ目は、今年東北方面を営業して回った時にふと私の脳裏に蘇ってきた、これも私の若かれし大学生時代のことです。20年以上も前の、怖いもの知らずの時の思い出で、時々懐かしく記憶を反芻しています。勉強だけしていればよくって、生活費は親から送ってもらえて、自分で稼いだお金は全て自分のために使えた時代でした。

今年の東北営業は4泊もかけて回る旅でしたから、普段東京なんかで営業に回る装備じゃとても歩けないと思ったんです。東京では、着替え一式を普通の手で持てるくらいのスーツケースに全部入れて、薄めのビジネスバックみたいなのに貴重品なんかを入れて、それを持ち歩くのがパターンです。スーツケースはホテルに置きっ放しにするわけです。

でも、毎日宿泊先が変わる東北ツアーの場合、荷物は常に持ち歩かなくっちゃならなくて、とても手で持って歩けないと思ったもんだから、恥を承知で登山で使うようなバックパックで出かけたんです(汗)。それを背負って、人気の少ない東北の街の中や田んぼ道を歩き回っている時に、大学時代にバックパックひとつで、一人ブラブラと海外に出かけた旅行のことをイヤでも思い出しましたね。基本的には同じような格好でしたからね(笑)。

営業の時にも、駅から相当遠くても歩いてそのお店まで行ってしまうのは、その時に私の中に染みついた癖なのかもしれませんが、一人の海外旅行って誰でもよく歩くんじゃないですかね。海外では言葉が通じにくいから、あれこれ迷って乗り物に乗るのが億劫だっていうのが、お恥ずかしながら私の徒歩好きの一番の理由なんですけどね(汗)。

大学まではとりあえず進学したものの、「自分は何ができるんだろう」というような漠然とした思いが常に私の中にありました。男の子のことですから、何か冒険がしたかったんだと思います。誰にでも気軽にできて、時間がたくさんある大学時代にしかできないことっていうんで、私は一人で海外に行ってみようと思い立ったんです。一人じゃなきゃダメだったんですよね。だって、冒険だもんね(笑)。

資金の調達から一人でやらなくっちゃならないのは、最初から私の中の決め事でした。本当に自分のやりたい事のためにアルバイトに精を出したのは、あの時が初めてでしょう。我ながらコツコツとためて、ついに大学3年の夏休みにアメリカ一人旅を決行しました。出発直前は、こんな事止めれば良かったと結構ビクビクしてましたけどね(笑)。

ロサンゼルス往復の格安航空チケットと、アメリカ国内で1ヶ月乗り放題のバスのチケットを購入した残りの金額14万円を全部ドルに変えて出発しました。それで、アメリカに1ヵ月半も滞在する計画だったんだから、無謀だったなぁ(汗)。なるべく夜行に乗ってホテル代を浮かせたりなんかして、何とか帰って来れましたけどね。アメリカではマックばっかり食べてたから、帰ってきてからしばらくはハンバーガーが食べられませんでしたよ(笑)。

その旅は本当に私を大きくしてくれたと思います。自分で決めたことを、親の庇護の元とは言え、自分ひとりの力で成し遂げたわけですからね。「目つきが変わって帰ってきた」と、お袋も言ってたっけ。珍道中のことを書きだせば、とてもブログには書き切れませんから止めときますが、今でも鮮明に思い起こせるシーンがたくさんありますね。

その後も、中国や南米なんかに長旅を繰り返しましたが、いつでも格好はGパンにバックパックでした。それとほぼ同じ格好で、地図を片手に、少し迷いながら東北の田んぼ道なんかを歩いたもんだから、そんな事を思い出したんですよね。あの時の私は、同じ格好で信濃鶴を売り歩いている今の私を、想像もしていなかったでしょう。それほどあの時とは変わっていない自分は、あと20年後はいったいどこを歩いているんでしょうか。


□□□ 旅行中はお袋は心配で寝込んでたらしい(笑) □□□
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思い出したこと(その1)

何とも言えない仕事の慌ただしさでブログを落ち着いて書いてられないし、携帯に入っていたネタ帳代りの写真は全部消去しちゃったし、ネタをひねり出す時間もないもんだから、私がここ最近、頭の中にチョロっとひらめくように思い出したことを、強引にシリーズ化することにしました(笑)。一応、頭の中のことですから写真も必要ないですしね。お酒と関係ない話もあるかもしれませんが、なにとぞご容赦を・・・。

さて、最初の思い出。もう、数カ月前のことになるでしょうか。モルト侍が、サントリーの愛知県知多蒸留所で造られるウィスキーのことを記事にしていて、ハッと思い出したことがあったんです。私はかつてその蒸留所へ行ったことがあったはず!工場見学とかじゃないですよ。ハッキリとは思いだせませんが、1週間以上は滞在したんじゃなかったっけなぁ。

私は大学ではお酒造りじゃなくって、工学系の学科にいたんです。その中の一分野に『統計学』っていうのがあったんですが、これはいろいろと応用範囲の広い学問なんですよね。平均とか分散とか標準偏差なんていう言葉が出てくるヤツです。私の担当教授はその専門家で、色々な企業の技術顧問をやっておられました。その内のひとつがサントリーさんだったんです。

特に、各種飲料についての品質管理を手掛けていたんだと思います。サントリーさんの中でも、結構な有名人だったらしいですよ。先生のお宅に伺えばサントリーの高級ウィスキーが並んでましたし、銀座(赤坂だったっけな?)にある、サントリーの会員制のバーみたいなところにも連れて行ってもらったことがありました。そこのマスターの客あしらいは、カッコ良かったなぁ。

その先生に、サントリーさんから、ウィスキーの蒸留条件の製品に及ぼす影響を分析してほしいっていう研究テーマが持ちかけられたんだと記憶しています。それには、とにかくその工場に行ってある種の実験を行って、データを取らなくっちゃなりません。そのデータを研究室で統計的に解析して、実際の工程に反映させるわけです。

そんでもって、そのデータ取りの役目を押し付けられたのが、私ともうひとりの先輩だったんですよ。工場の蒸留塔は24時間稼働していて、その蒸留塔の上の方にあるコックから数時間おきに蒸留中のアルコールを採取してきて、機械にかけて分析するのが主な仕事でしたね。私はジャンケンで負けたので、夜の12時間を担当する破目になりました(涙)。

その工場の寮に泊まり込んで、何日もデータを取りましたよ。夜は寝られないもんだから、昼間ウトウトするような変な生活でしたが、実際の企業の工場ってこんなふうに生産活動をしているんだって実感できて、とてもいい経験になりましたね。そういやぁ、昼間時間があったもんだから暇潰しにと思って入ったパチンコ屋で、滅茶苦茶勝ったことも今思い出しました(笑)。

このお仕事に対するアルバイト料は、微々たるものでした(涙)。そもそもが、「美味しいものを食わせてやるから」って引き受けたんですからね(笑)。でも、その工場の所長さんが連れて行ってくれた知多のステーキ屋で、「この美味さが君らに分かるかなぁ」とシェフが出してくれた、こぶし大もない小さなステーキ。あれが、私の人生で一番美味しいステーキだったんですけどね。

先生とすれば、信濃鶴の造り酒屋の倅なんだからそういう社会勉強もいいだろうと送り込んでくれたと思うんですが、あれから20年以上も経って、ウィスキーを飲みながらそんな思い出に浸れるのも、なんだか奇妙な感じです。あの工場で蒸留されたウィスキーが何なのかは私には分かりませんが、今度侍のお店で飲んでみたいもんですね。


□□□ bossと抜きつ抜かれつです □□□
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ビール腹

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夏なんていう時期は完全に終わっちまいましたけど、この夏ひとつ確信したことがあるんです。それは、「ビールを飲むと腹が出る」っていう、誰もが知っているような至極簡単な話なんですけどね(汗)。今までだってそんなこたぁ分かっちゃいたつもりですが、この夏はなぜかそれをハッキリと認識できたっていう感じなんですよね。

えー、事前知識のない方にお知らせしておきますが、私は痩せっぽちです(笑)。冬の間の仕事がありますから、それほど貧弱っていうわけじゃぁありませんが、「ほっそいねぇ・・・」と年に何回か言われることがあるくらいです。病院で受ける健康診断でも、身長と体重から割り出される何とかいう数値は、正常範囲内のかなり下の方です。

他のお蔵の皆さんと一緒で、冬の間に痩せて、夏になると太るっていうサイクルをずーっと続けています。昔はもっと夏の間に太ったんですが、最近は年をとったせいか年間の体重の上下幅が狭くなってきました。冬に比べて4キロくらい太る程度です。春先に一番痩せてて、夏を過ぎ、秋になるに従って増えていくパターンです。

きっとこの体型のせいなんでしょう、お腹が出てくるとすぐに分かります(笑)。それは食べ過ぎだったり飲み過ぎだったりが原因であることは当然ですが、日々の生活の中でも徐々には出てきます。夏は私の飲み会の回数が異様に多くなることは、このブログの読者の皆さんならお分かりかと思いますが、やっぱりそんな生活をしていればお腹は出ますよね(汗)。

よく、「お腹ペコペコ」っていう表現がありますが、私がいい調子の時にはお腹が減ると、本当に下腹あたりがペコペコしたような感じになります。お腹が出てくると、なんかそのあたりに一枚肉が張り付いたような気がするんですよ。「そんなに痩せてるんだから、いいじゃないか」と言うなかれ。やっぱり定常状態じゃないと、気持ち悪いもんです。体の調子も、その方が断然いいですしね。

何でもよく食べ、何でもよく飲むので、お腹が出てくる原因の中で、どれが自分にとって最も影響があるのかっていうことまで考えたことはなかったんですが、今年はいろんな状況の中で「やっぱ、ビールが一番あかんわ」って実感できるシチュエーションによく出くわしたってことでしょうか。ビールたくさん飲むと、次の日に簡単に太ってるんだな、これが(涙)。

駒ケ根高原の地ビールレストランで、南信州ビールの飲み放題をやった時にはひでかったなぁ。次の日、体重計狂ってるかと思うほどでした(汗)。そんな飲み方じゃなくても、毎日の晩酌の前に缶ビールを1本飲むか飲まないかでも、違いがあると思うんですけどねぇ・・・えーっと、誤解のないように言っておきますが、私はビールは大好きです(笑)。

というわけで、大好きなビールをもう一杯飲むかどうかを躊躇するようになった、この夏の岳志のお気に入りは、南信州ビールとエビスビールです。やっぱりビールが美味しいと思うんですよね。単に酒税額が低くて値段を安くできるっていう理由で出現した、発泡酒や第3のビールっていうのは何となくイマイチな気がするんですよねぇ。

私が今心配しているのは、そういうように本流のビールから外れた商品が市民権を得てしまうことによって、本来のビールの味が忘れ去られて、結局それがビール市場全体を小さくしてしまうんじゃないかっていうことです。その姿は、純米酒からアル添酒、更に三増酒と進んでいった日本酒に、少し似ているような気がしないでもないんですよね。


□□□ 南信州ビールの発泡酒(アップルホップ)は別ですよ □□□
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いよいよだけど

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何となくダラダラとブログを書きたい気分なんです(笑)。中央アルプスは今、紅葉が真っ盛り。ロープウェイに乗ったら、まるで黄色から赤へのグラデーションの絵画を見るかのように、その紅葉を上から楽しむことができるんじゃないですかね。きのうなんか雲ひとつない天気で、思わず車を止めて写真を撮っちゃいましたよ。

まわりにはそんな素晴らしい風景が広がっているっていうのに、蔵の中は例年になく慌ただしいんだな、これが(汗)。諸事情があるにしても、毎度のことですから張り合いには違いないんですが、ひとつのことに集中していて忙しいっていうのとは違って、あれやこれやと集中できなくてあたふたしている感じです(涙)。

今年の美山錦についてJAの人から連絡が入ってくるわ、今年使う酵母や何やらを注文しなくっちゃならないわ、使おうと思ったら洗濯機が壊れてるわ、それと一緒に温度管理のできるタンクもいっちゃうわ、濾過すりゃ詰まるわ、市役所での打ち合わせを忘れてて呼び出されちゃうわ、女房も要らん電話をかけてくるわ・・・。

それでも、さすがにそこは専務取締役杜氏さん。それなりにテキパキこなしてましたね。10年前には考えられなかった進歩でしょう(笑)。夜になってひと落ち着きして、ようやくパソコンの前に座ってホッとしちゃうと、頭の中は空っぽ状態で、いざブログを書こうと思っても何も出て来なくて、最初の書き出しの一文のような気分になっちまったっていうことです、ハイ(笑)。

何も用意しないで書き出すアドリブ記事は、基本的には全然つまらないんですが、毎日書いてりゃそんな気分の日もあるでしょう(汗)。そういうつまらんブログにつき合わせちゃって、読者の皆さん方には申し訳ないばかりですが、たぶん斜めにスッ飛ばして読んでんだろうから、こういう実のないブログのほうが読み易いかも・・・(笑)。

本当は、こういう記事は家で晩酌をしながらでも書くのがまったりした気分になっていいのかもしれません。もうすぐ家で晩酌もできなくなりますから、今日なんかそうしてみれば良かったかなぁ。しかし、この頃は家で飲むとすぐに寝ちゃうようになって、結局夜中に起きて書くのが目に見えてますけどね(汗)。

でも、最近はこういう記事は少なかったと思うんですけどねぇ。慌ただしい時間を過ごして、ちょっとボーっとしていたいような時間にブログを書こうとすると、こんな風になるんでしょうかね。それでも、今はまだ時間があるからいいんですよ。これから造りが始まると、夜中の限られた時間内でどうしても書かなくっちゃならなくなるから、ネタはあってもなんだか書けなくて焦りまくるっていうことが多くなります(涙)。

あの修行のような日々が始まる前くらいは、もうちょっと心穏やかでいたいもんですが、なかなか神様は甘かぁないですね(汗)。そう言やぁ、春先には夏の間にリフレッシュしようなんて思ってたんだけど、結局何にもできなかったもんなぁ。どこまで行けるか、今年も挑戦なんですね・・・と、その前に洗濯機とタンクと早く直さなくっちゃ・・・。


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いよいよ

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昨日までに、携帯に入っていた写真は全部クリアしてしまって、実にすがすがしい気分のところで、いったい何の写真を最初に撮ろうかと思案していたところ、足元に目が行きました。記念すべき今回の第1号写真は、『マル岳長靴』になりました(笑)。既に、ちょっと汚れちゃいましたが、昨日下ろしたばっかりです。

どこのお蔵さんにお邪魔しても、蔵の中で使われているのはほぼこういった白い色をした衛生的な感じの長靴です。この白い色のゴムに抗菌効果があるとかいう話じゃないと思うんですけど、食品関係の工場では定番じゃないですかね。黒いゴム長靴だと、汚れているかどうか分からないっていう理由なんですかね。

蔵の中で働く人はみんな同じようなのを履いているわけですから、その中で見分けが付けられるように、自分だけのしるしを長靴に書いています。蔵の2階へ上る階段の下には、多い時には4足も5足も脱いでありますから、その中でも素早く見つけられるようにしておくわけです。私は、階段の上の方から見てもよく分かるように、つま先の部分にマル岳マークをいつも書いてるんですけどね。

20年間もこういう長靴を履き続けていると、こういうものにもいろんな変遷があるんじゃないかと思えるんですよ。昔はもっと丈が長くて重い感じだったのが、最近のものは丈は短くゴムが薄くなってとても軽い感じです。これが軽量化なのか、資源の節約なのか分かりませんが、私とするとちょっと軽過ぎるような気もしているんですが・・・。

秋のイベントの嵐が終わったら、即仕込の準備が待っているわけで、毎年この時期はどこそこソワソワしたような気分です。蔵の掃除をしながら、いろいろなことが頭の中を駆け巡ります。やることは山積みですから「次はこれ、その次はこれ」とも考えてますし、「今年の造りはここをこうしよう」ってな作戦も練ってたりします。

先日記事にしたように、蔵専属の社員が一人療養中なもんだから、来月の頭から予定している仕込の準備がなかなかはかどりません(涙)。他の社員にも手伝ってもらって進めてはいますが、不慣れな点も多々あって、予定通りっていうわけにはいきませんしね。それでも、こういう機会にこれまでやったことのないことに手を出してもらうっていうのも、今後のためにはいい経験になると思ってるんですけどね。

とにかく、残り2週間で仕込ができる状態にもっていかなくっちゃなりません。例年よりは早めに作業を始めていますから、何とかなるでしょう。仕込が始まっちゃえば後は大丈夫っていつもなら思ってるんですけど、今年はそこから先のこともチト不安ですけどね(汗)。この長靴を履いて、来年の春までまともな体でいられることを願うばかりです。

今日は別に長靴の話をしようってんじゃなくって、長靴も新調してもらったし、いよいよ全開で蔵の仕事が動き出しました、っていうことをお伝えしようと思ったんですよ(笑)。今年の春に蔵が明けた時には「もうこんなことは金輪際ごめんだ」くらいに思っていたくせに、最近はやる気満々状態になりつつあります・・・バカだねぇ・・・。


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写真整理最終版

さて、このところ続けていた、写真整理のためのブログも今日で終わりにしましょう。最後に残っていたものを適当に編集して今日の記事にしちゃいますね。この後、携帯の中の写真はすべて消去してしまいますし、パソコンの中にある写真も一か所に整理しちゃいます。これで、スッキリとした気分で造りに入れるっていうもんです(笑)。

ブログにおける写真っていうのは大きな効果がありますよね。最近じゃ、動画なんかも貼り付けられるようになって、どんどんとブログの技術も進歩していると思います。このブログもなるべく写真を1枚ずつ載せるようにしているんですが、ちょっと撮り溜め過ぎの傾向があるのかもしれません・・・(汗)。

ブログを始めた頃は言いたいことがたくさんあったので、写真なんかよりも文章が先に出てきていたんですが、最近ではとりあえず何か写真を撮っておいて、その中からネタを探すなんていうことも多くなっちゃった気がしますね。本当にネタがない時には、携帯の中がネタ帳になっていて、それもいいんですけどね。

そういう意味では、言いたいこともないのに、無理して記事を書く状況も増えてきつつあるっていうことでしょうかねぇ・・・。まぁ、そんな反省もしながら、残りの写真の大放出です。4枚ずつまとめて題名が付けてありますが、あまり意味はありません(笑)。

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【ビックリ写真】
(1枚目)戸隠の蕎麦屋『うずら家』さんの待ち行列にビックリ。早くにリストを書いたのですぐに名前を呼んでくれたんですが、中でもかなり待ちました(汗)。
(2枚目)夜の12時過ぎなのに、東京って何でこんなに人がいるんだろう。若い女の子なんか見ると、自分の娘がこうなったらと気が気でない。
(3枚目)hamaちゃんが越百で作るパスタの美味しさにもビックリ。
(4枚目)あるレストランで食べたイタリア料理。とても美味しかったんですが、その味よりも量の多さにビックリ。パスタはメインじゃないんですね(涙)。

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【東京風景写真】
(1枚目)新宿駅でやっていた痴漢撲滅キャンペーンのセレモニー。朝ニュースになっていたことがすぐに目の前で現実になるなんて、さすがに東京。
(2枚目)酒販店さんのそばでやっていた、何かの遺跡の発掘作業。
(3枚目)侍の店からの帰り道、池袋駅出口の屋台の美味しそうなラーメンをこらえるのにひと苦労しました(笑)。
(4枚目)新宿のアルタ前で、誰か芸能人を待っているらしい若い子たちの行列。私もしばらく見ていましたが、その彼が来る前にこちらが時間切れ(涙)。

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【イベント写真】
(1枚目)錦本店で開催された日本酒の会の後の懇親会。鳥心の皆さんも一緒になって、楽しい打ち上げになりました。
(2枚目)駒ケ根高原マラソンの開始前の朝の風景。後ろの山がそこまで迫っているところを見ると、改めて駒ケ根は山ん中だなぁと・・・(笑)。
(3枚目)信濃鶴にしては珍しく金賞がもらえた長野県清酒品評会。
(4枚目)美酒フェスタの準備のひとコマ。ジャズシンガーのヨーコさんが音合わせ。リハーサルを聞いてるだけでも楽しめました。


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有機と純米

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たまたま今日、信濃鶴で使っている飯島の美山錦を作ってくれている農家のHさんのところに顔を出すと、珍しい作業をしておられました。刈り取りも終わったこの時期の田んぼで、こんな作業をしているのを見たことがある人は少ないんじゃないですかね。これがまた、いきなり冬になったかと思うくらいの寒空の下でやってたんですけどね。

これは、農薬とか化学肥料の類じゃなくって、いろんな植物なんかを発酵させて取り出した『酵素』なんだそうです。極力化学肥料に頼らない、有機的なある農法でお米を作っているHさん特有の仕事だっていうことです。この時期にこの酵素を田んぼにまいて、わらに染み込ませておくのがいいんだそうです。

Hさんは他の作物を作るのに使うもんだからこの機械を持っているんですが、他の農家さんにはあまりないものらしいですから、「こういうものがないと、このやり方はできんわなぁ」なんておっしゃってましたね。有機的な農法を目指すと、やっぱり手がかかるようになるらしくて、それがこういうやり方が広まらない一番の原因じゃないかとも言っておられましたね。

そのそもこの米作り自体も、まだ実験段階的な要素が多くて、私もできたお米を昨年1回使っただけですから、お酒造りに関してもまだまだ未知数な美山錦ではあります。収量的には通常の育て方をした美山錦とは変わらないらしいですが、お酒の仕込みに使う段階では、一般的な美山錦より溶け易いかなっていう印象を持ってるんですけどね。

このお米は、法律で定められているところの『有機米』とは言えないんです。有機とうたうためには、スンゲー厳格な条件をクリアしなくっちゃならなくて、そのためにお金も労力もかかるんだそうです。Hさんのお米は、それほどまでして『有機』の名前は必要ないけれども、それと同等の資格を持ったものを作ろうとする、とある県内スーパーさんの取り組みの中の一部なんです。

そういう努力には必ず意味や価値があって、それを評価してくれるお客さんに対しては商品の付加価値が上がるんでしょうね。例えば、そういう酒米で造ったお酒が必ず他のお酒より秀でているかどうかは、残念ながら断言はできないんですが、そういうお酒に対してちょっと高い金額を払ってくれるお客さんは少なからずいるんですよね。

ただし、『有機』っていうだけでありがたがっていたんじゃ偏った見方になっちゃうでしょう。それはごく一部のものについた特別な名前であって、その他のものはそれ以下だっていう識別のためのライン引きの役割を持っているんじゃぁありません。どちらも農家の皆さんが手塩にかけて育てたものであることに違いはないわけですもんね。

『純米』っていう言葉についても同じことが言えるでしょう。私はアルコール添加のお酒が嫌いじゃありませんし、記事にする時にも最大限の敬意を払って書いているつもりです。でも、こと純米蔵の専務が言うと、他の蔵の足を引っ張る表現に見えちゃうことだってあるかもしれません。私としても主張しなくっちゃならない部分もあるわけですが、もしそういうことを感じるお蔵さんがおられましたら、この場を借りてお詫び申し上げる次第です。

当然、そういうつもりは全くありません。それは、どんな蔵の人たちも手を抜いて適当になんて造っていないと知っているからです。信濃鶴が純米一本でやっていこうとするのは、そこに集中して特化することで生き残りを賭けているにすぎません。そういう目に見える言葉ばかりを振りかざすんじゃなくって、ひとつの方針に沿って真摯に自分の作り出しているものに向き合っているんだという、その精神こそが大切なんでしょうね。


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頂き物

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2日ほど『長野の酒メッセ』で開いてしまいましたが、写真整理のための駆け込みブログを続けましょう。今日チョイスしたのは、思わず頂いてうれしかったものシリーズです(笑)。本来なら、まとめてお礼を言うなんて失礼なことに違いありませんが、不出来な岳志に免じてお許しを願いたいと思います。

1枚目は、仙台での頂き物。写真の奥に写っているのが『奥』という酒なんですが(笑)、サンセールさんが勉強のためにって送ってくれました。スッキリとした飲み口にいい味が乗っていて、とても美味しいお酒でしたね。もうひとつこの写真で注目していただきたいのは、手前に写っている何やら黒い粉末状のもの。

これは山の中の田舎者にゃぁ絶対分からない代物でしょうね。『ホヤ塩』って仙台の鳥心の皆さんはおっしゃってましたが、ホヤをさばく時に殻の中から出てくる海水(?)を集めておいて、それを煮詰めて粉末状にしたものだそうです。基本的にはしょっぱいんですが、それ以外にもいろんな海の味がするんです。鳥心でシメサバに付けて食べて激ウマだったので家でもやってみましたが、この時にはサバがあんまり美味しくなかった(涙)。やっぱ、仙台じゃなくっちゃダメかな・・・。

2枚目は毎年いただいている、元坂農場のとれたての新米です。新ちゃんが丹精込めて作ったお米ですから、美味しくないわけがありませんやね。信州の稲刈りよりはるかに早い時期に刈り取るみたいなので、我が家でもスゲー早くに新米を口にすることができるんです。我が家が玄米食だって知っていてくれるので、玄米の状態で送ってくれます。

とってもモッチリしてるんですよね。こりゃ、新米だからっていうばかりじゃなくって、三重県のお米の性質なんじゃないかな。元坂酒造の周りは田んぼだらけですが、あれのうちのどれかで作られたお米だと思うと、よけいに美味しく感じるんですけどね。自分でお米を作って、お米の気持ちを知っている人が造るお酒だから八兵衛は美味しいんでしょうね。

まぁ、次の写真はオマケです。長野県の清酒品評会での写真です。全然そんなつもりがないところに、久しぶりに金賞受賞なんていうことになったもんだから、これは神様からの頂き物っていう理解でいいんじゃないですかね(笑)。たまにしか金賞なんて取れないんだから、少しくらいPRに使いなさいって言ってくれてるんじゃ・・・(汗)。

最後の写真も、とてもうれしかった頂き物です。今年、東北の営業回りをした時にうかがった、福島県の酒屋さんからのお礼状です。それほど字が上手じゃなくても(失礼!)、心のこもった筆字で書かれた手紙っていいもんですよね。私にはそういうことが全くできません(涙)。ですから、よけいにうれしく感じるし、そういう気遣いができることを羨ましいと思っているんです。

はがき一枚でもいいじゃないですか。自分の気持ちを短い文章にしたためる。そういうことができないうちは、人間としても経営者としてもまだまだ半人前っていうことでしょう(汗)。自分の感謝の気持ちを、礼節を欠くことなく伝えられるようになりたいものです。それを、こういうヘタウマな字で書くっていうのも味がありますしね(重ねて失礼!)。

さて、お返しをって考えるんですが・・・今年は、我が家の畑の栗の出来が悪くて、皆さんに送るほど採れなかったんですよね(涙)。それに、栗ってもらっても食べられるようにするまでが大変なので、奥様方にはあまりありがたくない部分もあるんじゃないですかねぇ(汗)。もしも何か送るとすれば、この地域らしいもので、誰でも気軽に食べられるようなものがいいんだけどなぁ。お酒業界の人に信濃鶴送ってもしゃーないしねぇ(笑)。


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長野の酒メッセ

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このイベントの話題も毎年記事にしてますけど、4回目ともなると、飽きたっていうよりも歳時記って感じで、開き直って書けます(笑)。ずーっと読んでいただいている読者の皆さんも、「もうそんな時期になったのかー」と、季節を感じてもらえるくらいになればいいと思ってるんですけどね。

さて、『長野の酒メッセ2009』の当日です。今年で一体何回目の開催になるのか既によく分からなくなっちゃっていますが・・・今、調べたら15回でした(汗)・・・それほど回数を重ねても、毎回入り切れないほどのお客さんに来場していただける、ある意味で驚異のイベントだと、私は思っているんですけどね。

普通、イベントっていうのは最初のうちはにぎやかなんだけど、時を経るに従って徐々に下火になっていくことが多いじゃないですか。定着させること自体が難しいんですよね。それは、主催者側の最初の熱意が続かないのか、参加者側の興味が薄れてしまうのか、はたまた種々の問題が持ち上がってくるのか・・・。

いずれにしても、この酒メッセのように、段々と人気が出てきて、それが衰えてこないなんていうイベントは私の周りにそうはありません。ここ数年間の混雑ぶりを経験してますから驚きはしませんでしたが、今日も例年通りに、夕方の会社帰りの時間ともなると、満員のお客さんで身動きがとれないほどになってましたね(汗)。

来場者は総計で2000人を超えたみたいで、多分これまでの新記録だと思います。駒ヶ根からも、鶴T軍団が3人来てくれました(笑)。isuzuさん、お友達の宮司さん、えっちゃんありがとー!信濃鶴ブースも、おかげさまでたくさんのお客さんに来ていただけて、用意したお酒が予定よりも早く底をついてしまいました(涙)。

これほどのお客さんに来てもらえるうれしさは、反面、日本酒の現在の窮地を救う手だてはここにはないんじゃないかという焦りと隣合わせでもありますが、それでも今できることを精一杯やっておくことが、日本酒の明るい未来への王道なんじゃないですかね。本年度最後のイベントを終えて、明日からの酒造りへの決意を新たにする岳志でした。


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チケット2枚

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初めて落語っていうのを間近に見ました。『柳屋喬太郎独演会』が駒ケ根の安楽寺の本堂で開かれたんです。主催は、私の知り合いもたくさん入っている『喬太郎を駒ケ根によぶ会』、略して『喬駒会』です。今回で10回目を迎えて、ちょうどキリのいい記念の講演だったそうです。お客さんも会場に入りきれないくらいいましたよ。

落語には昔から興味がありました。中学、高校でラジオをよく聞いていた時分には、決まった時間に落語の放送があって、それを楽しみにしていたことが思い出されます。その頃は、ちょっと歴史のある『お笑い』くらいに考えていたと思うんですけど、『芸』という範疇で落語をとらえるようになったのは、もっと大人になってからでしたね。

喬太郎さんは、私とほぼ同年の46歳だそうです。久しぶりに落語を聞いたからっていうわけじゃなくって、本当に面白かったですよ。真打の中の順番的にも徐々に上になっているそうで、その実力は認められてきているんでしょう。あんな風に笑ったのも久しぶりかもなぁ。まぁ、たまにはそんな時間も作りたいっていう思いもあったんですけどね。

人を芸で笑わせるっていうのは、奥の深いものがあるんじゃないですかね。ギャグを連発する笑いっていうのも面白いですが、人情や涙もからめて最後には笑でしめるという落語の世界は、とても大切な日本の芸能のひとつなんだと思います。噺家さんの演技力や、間の取り方や、上手い下手を含めた人間性が出る世界なのかもしれません。

我が家の一番の落語フリークは、実は中学生の愛娘なんです。日曜日の夕方には、テレビにかじりついて『笑点』を見てます(笑)。落語も日本酒も同じ日本の文化ですから、そういうものには慣れ親しんでほしいと、見ることを許可しています。私が落語を聞いていて思ったのは、「あんな風にブログも書ければ、長くて読めないなんて、飽きさせることはないのになぁ」っていうことでしたね(汗)。

さて、どうして今日は携帯からの投稿かというと、『長野の酒メッセ2009』が明日開催されるからです。長野に向かう車の中で書いています。かなり以前に宣伝ブログは書きましたが、みんな忘れちゃってるんじゃないかと思ってもう一度宣伝しておきますね。15日の14時から20時まで、長野市のホテルメトロポリタンで開催していますから、みんな来てねー!


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Bar考

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昔から好きなんですよね、バーっていうところの薄暗い雰囲気が。かなり大人チックな雰囲気だし、若い頃にはちょっと怖くて入れなかった記憶があります(笑)。今では、大抵そういうお店は最後に入ることになるので、他のお客さんの迷惑を顧みず、カウンターで寝込んでしまうことも多い、ダメな客になり下がっていますけどね(涙)。

携帯の写真を整理していたら、そんなバーでの写真が出てきたもんだから、ひとつにまとめて記事にしちゃいましょう。全て手タレ写真になっていますが、今となっては誰と飲んだのかは覚えていません(汗)。古い写真もありますが、その写真をどこで撮ったのかはよく覚えてますよ・・・あぁ、誰と飲んだかも少しずつ思い出してきました・・・(笑)。

バーっていうものの定義は知りませんが、飲ませるものは基本的に洋酒や、それを使ったカクテルが多いでしょうね。私の場合は、ウィスキーかジンしか飲みません。それも、かなり偏った、というかいつもそれしか飲まないっていうような飲み方の客です。気取っているわけじゃなくって、それしか知らないだけなんですけどね(笑)。

駒ケ根には私のいくバーは3軒あります。『アンビエンス(写真1)』さんと『Arika』さんと『ぎんざ(写真2)』さんです。どのお店もかっこいいカウンターが設えてあって、そこで飲むのがお気に入りなわけです。このカウンターっていうのも、バーのひとつの要素なのかもしれませんね。そこに座って大人の気分で渋く決めたくても、大抵はヨダレ垂らして寝てんですけどね(笑)。

このお気に入りリストに、今年華々しく追加されたのが、池袋の『ジェイズ・バー(写真3)』。皆さんご承知の侍の店ですね。実は、先日さいたま市に行った時にも、夜コッソリと行ってきました(笑)。最終日に会ったサンセールさんには「また行ったのー?」って言われましたけどね。審査員の仲間を連れて、例の2100円セットを楽しんできましたよ。

ここはとにかくシングルモルト中心のお店ですから、私としては今年はシングルモルト元年といってもいい年ですね。ワインもウィスキーも日本酒も、数限りないほどの種類がありますから、初心者にとってはどれが何なのか全然分からないわけです。そこをある一点に集中した飲み方に特化させてやることで、これなら分かるっていう領域が自分の中にできてくると思うんですよね。

侍のおかげで、私はシングルモルトの美味しさに開眼したようです。名前だっていくつか覚えましたよ。ボウモアとか、グレンロセスとか、ロングモーンとか、ストラスアイラとか。半年くらい経つと全部忘れちゃいますけどね(涙)。写真に写っているストラスアイラの50年物なんて、本当に美味かったなぁ。こんなの飲んでると、他のが飲めなくなるような気が・・・(汗)。

私は基本的にはバカのひとつ覚えです。時に頑固者とかストーンヘッドだとか言われますが、まぁ、同様の資質を指しているんだろうと自分では解釈してます(汗)。ですから、今は、ウィスキーと言えばシングルモルト、赤ワインと言えばブルゴーニュ、白ワインと言えばサンセール、ビールと言えば南信州ビール、日本酒と言えば信濃鶴と言うことにしています(笑)。

最後の写真は、どこだか分かりますか?実は、これはバーの中じゃなくって、私の家の庭です。友人と外でバーベキューをした時のものですが、何となくバーの中の雰囲気に似ているような気がしませんかね。薄暗くて、静かで、落ち着けて、ほろ酔いで・・・あの雰囲気は誰でも好きなんじゃないかなぁ・・・だから、私は寝ちゃうんですけどね(笑)。


□□□ 今一番行きたいのは遠軽町のバーだな □□□
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原材料名

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今月の初めにこのブログも3周年を迎えて、何か新しい展開でもと思ったんですが、結局そのままの状態でこれまで過ぎちゃいまいました。別に変えようと思うこともないのでこのままの状態で行きますが、写真の整理だけはやらないと、私の携帯の中もパソコンの中も整理がつかなくなってきました(汗)。

そこで、これから数日は写真整理ブログにしようと思ったんですが、あまり意味のない写真はボツにするにしても、言いたいことがあって撮ってあった写真は、駆け込みで記事にしてしまって、造りに入るこの時期に、一回頭の中と携帯の中とパソコンの中をクリアしておこうと思うんです(笑)。

で、この写真ですが、これはある酒造メーカーさんの酒粕の袋に記載されていた内容なんです。こんなこと私が言ってちゃ恥ずかしいんですが、今の酒粕って原材料名をこんなふうに明記してあるんですねぇ。これまであまり気にしていなかったことに目がいって、思わずスーパーの売り場でしげしげと眺めてちゃいました。

信濃鶴の酒粕には、『原材料名:米、米こうじ』って書いてあって、そんなの何気なく見逃していたんですが、私として認識を新たにした点がひとつ。原材料名に『醸造アルコール』って書いてあって、「そうかぁ、これも書かなくっちゃいけないんだなぁ」と思ったわけです。酒粕の原材料名に醸造アルコールってあることが、なにやら新鮮に映ったんですよね。

酒粕は日本酒を搾った後の残りですから、「酒粕を作る」っていう表現が妥当なのかどうか分かりませんが、世の中の不特定多数のお客さんに販売する食品とすると、どうしても他の食品に準じた記載が必要になってくるんでしょうね。酒粕を作るって考えれば、当然原材料が必要であって、それが何だったのかを明らかにしなくっちゃなりません。

ただ、酒粕だけを作ることを考えれば醸造アルコールは本来必要ないわけで、全て搾ったお酒の方に移行してしまっているって考えれば原材料からは除外されそうなもんですが、ちょっとは残っているんだから、やっぱり原材料のうちのひとつになるっていう考え方なんでしょうね。食品偽装の問題もありましたから、その辺は最近厳しいんだと思います。

酒粕ばかりではなく、日本酒自体に関する表示義務っていうのは、主に税務署で、つまりは酒税法で定められているので、我々蔵元としても厳密にそれを順守するわけですが、それについても最近の税務署さんの検査の目は厳しくなってきています。ことに、使用原料米の種類だとか、その精米歩合とかに関しては、かなり神経を使って表示と合致しているかの調査を受けるようになりましたね。

最近私が耳にした微妙な問題とすると、発泡性の日本酒に関して、ビン内で2次発酵をさせて炭酸ガスが残っているもの以外に、できた日本酒に炭酸ガスを吹き込んでそのままビン詰めできる機械を使って、あのシュワシュワ感を残した商品もあるそうなんです。そういうものは、例えもともとが純米酒であっても、後から炭酸ガスっていう新たな原材料を使っているっていう解釈のもと、純米酒とは言えないんだなんて聞いたことがありますけどね。

いずれにしても、消費者の観点に立ったものづくりやその商品化が求められている時代であることは確かです。歴史が古い日本酒業界も、昔ながらの良さを残しながら、新しい時代に寄り添っていかなくっちゃならないでしょう。まぁ、全く普通の純米酒しか造っていない信濃鶴は、そういう余計なことを考えずに済むので、とても気が楽なんですけどね(笑)。


□□□ 3位に返り咲きました! □□□
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夜行再び

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昨日の夜中・・・っていうか既に日付は変わっていましたが・・・に、さいたま新都心での審査を終え、サンセールさんたちと少し飲んで、ようやく駒ヶ根に帰って来たっていうのに、今日の夜中には、また東京に向かって車を走らせている岳志です(涙涙涙)。一体、こりゃどうしたことなんでしょう・・・。

実は、女房の実家に向かっているんです。もうすぐ蔵が始まると、女房も娘も実家に行くことはできなくなりますし、娘もお父ちゃんの忙しさや自分の部活動のために、今年はあまりあちらのジイジやバアバに顔を見せに行っていません。この機会に、連休を利用して親戚も集まるっていう話になったんです。

蔵の人手が足りなくて大変だなんて言いながらも、お酒の審査で3日間も蔵を空けておいて、更に何サボってんだって言われそうですね(汗)。当然、予定では女房と娘の2人で日帰りで往復するはずだったんですが、私の留守の間に思いの外蔵の仕事がはかどってたんだな、これが。さすがに長生社の社員は使えるねぇ(笑)。

そこで、急遽私も1日休みをとって、運転手をやらされる羽目になりました(汗)。高速料金が安いですから、2人でバスと電車を乗り継いで往復するより、車1台使った方が早くて安くて便利ですからね。とにかく今回は、娘のみんなに会いたいっていう気持ちを大切にしてやりたい親心が強いわけです。

特に、いとこの女の子も吹奏楽をやっているので、彼女に聞かせるためにご自慢のクラリネットも積み込むことができました。こういう時には、同じ趣味を持っているって、話が合って楽しいでしょうね。最近では、かなり話が噛み合わなくなってきている娘と私ですから(涙)、私も音楽を趣味にすればまだ相手してもらえるかなぁとも思うんですが、今の私は音楽より酒だもんねぇ(笑)。

岳「お父ちゃんは、お前のために運転手するんだからな」
娘「なに恩着せがましいこと言ってんのー」
岳「だから、お父ちゃんのことを大切にしなくっちゃイカンって言ってるんだよ」
娘「ハイハイ、大切にしてますよー」
岳「ウソつけ。この前、お前が松茸ご飯よそった時に、全然お前の方が松茸の量が多かったじゃねーか」
妻「あなた、娘に向かって、なに言い掛かり付けてるのよっ」
・・・まぁ、この程度のやり取りでも、車の中で父ちゃんはうれしいのでした(笑)。


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打ち上げ

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飲兵衛同士はお互いに引き付け合うって先日のブログに書きましたが、今回の出張ではそのことをよーく実感したんです。どんなに遠く離れていても、自然に集まるべき場所に寄って来て、ふと後ろを振り返るとそこにいたりするんですよねぇ・・・うーん、今日もまた酒飲みの体のいい言い訳の匂いが、プンプンとし始めましたね(笑)。

お互いに引き付け合って東京にやって来た私の相方は・・・何と、サンセールさんでした(笑)。仙台の友人がたまたま東京に出て来る日に、私もこれまた東京にいるんだから、これはもう偶然なんかじゃなくって、神様のお導き以外の何ものでもありません。神様はおっしゃっておられるわけです「一緒にお飲みなさい」・・・とね(笑)。

サンセールさんは当然私に会いに来たんじゃなくって、ワインの試飲会のために東京まで出て来たんだそうです。仙台でブイブイ言わせてワインを売りまくっている錦本店のことですから、きっとその手のお誘いはたくさんあるんでしょうね。ただ、それに出席できるかどうかは、彼のボスにあたる社長さんにお許しをもらえるかどうかにかかっているんでしょうけどね(笑)。

サンセールさんは試飲会が終わった後は、八丁堀っていうところにあるワインの立ち飲み居酒屋の視察(?)をしているっていうんで、私も鑑評会の審査が終わった後に合流しました。3日間もずーっと、昼は利き酒をして夜は飲み続けていて、舌の細胞なんかボロボロだと思うんですけど、せっかくですから、私もワインの立ち飲みを初体験してきましたよ(笑)。

そのお店に行くと、サンセールご一行様はいい酔い加減で飲んでいました。彼のブログによく登場して、つい先日は八兵衛のトーコ姉貴に「あんたエロいなぁー」と絶賛された(?)ワインのインポーター、男・秋元さんと、サンセールさんの親友で横浜在住のSさんが一緒です。私もすぐに打ち解けさせてもらって、初めてワインを立って飲んできました。

日本酒の立ち飲みだってあまり経験ないのに、狭い店内一杯のお客さんでごった返すそのお店は、とても新鮮で面白かったですよ。こりゃ、サンセールさんが偵察に行くだけの価値がありそうです。きっと、値段的にも高いことはないんでしょう。会社帰りのサラリーマンで満杯状態でした。私も、またひとついい経験を積むことができましたね(笑)。

男・秋元はとてもいい男でしたし、Sさんはあるものを作る職人さんでした。サンセールさんが言うところによると、Sさんは鶴チュー第1号と言ってもいいくらい生粋の信濃鶴ファンだそうです。それを感謝すると共に、お互いの職人魂を語り合うこともできて、とても有意義な時間を過ごすことができました。

ちょっとヤバかったのが、帰りのバスの時間です。八丁堀って案外アクセスが悪くて、行くまでに思いの外時間がかかっちゃったんです。「これじゃほとんど飲めん!」っていうことで、バスを1本遅らせて時間を作りました(笑)。遅い時間にバス停まで迎えに来てくれる女房には、「乗り遅れちゃってさぁ」って言い訳を・・・(汗)。


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審査員

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せっかく『関東信越国税局清酒鑑評会』に来ているのに、全然記事にしていませんでしたね(汗)。これじゃ「お前、何しに来てんだ」って言われちゃいそうですから、アリバイ作りのためにも、とにかく何か記事を書いとかなくっちゃ(笑)。って言っても、やってること自体は地味な作業なので、面白かぁないんですけどね(汗)。

私たちの今回のミッションは、第1審と呼ばれる予備審査で、これを勝ち抜いたお酒が後日決勝審査に挑んで金賞が選ばれることになります。決審の審査員は、私のようなぺーぺーじゃなくって、もっとエライ先生方がなさいます(笑)。当然、予審の方がお酒の数が多いわけで、約450点を3日間かけて審査することになるわけです(汗)。

今回でちょうど80回目となるこの鑑評会ですが、国税局の先生のお話を聞くと、第1回は昭和40年に開催されたそうですから、私の年齢とほぼ同じ歴史があることになります。途中まで、春と秋の2回ずつ開かれていたので回数は多くなってますけどね。業界の勢いが衰えてきてからというもの、年1回になっちゃっているのがチト寂しい・・・。

信濃鶴も何度も金賞をいただきました。私が杜氏になってからも3回(4回だったかな?)受賞しているんですよ、こう見えても(笑)。純米酒での出品に切り替えてからは、1度ももらえてないんですけどね(涙)。関東信越地区には強豪の新潟県さんがいますから、ここでの金賞もとても意味があるんですよね。

かつて、前任の杜氏がいた時には、この鑑評会で総合2位になったこともあったんです。これは鶴の歴史の中でも特筆すべき栄誉です。全部で250銘柄くらいあるなかでの準優勝ですからね。表彰式ではみんなの前で特別扱いで表彰されますから、気持ちよかったですねぇ(笑)。

私が杜氏になって、最初に金賞をもらったのもこの鑑評会じゃなかったかなぁ。それも最初の年だったもんだから、何とか自分でも杜氏がやれるんじゃないかっていうような気がして、うれしかったですねぇ。今じゃ、その初々しさもどこへやらっていう感じですけど、まさか自分がその審査員になろうとはねぇ(笑)。


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前夜祭

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東京に向かうバスの中でブログをポチポチ打っていると、頻繁にメールが入って来ます。相手はブロ友ZENさん。内容は・・・当然飲み会の打ち合わせでんがな(笑)。私がさいたま市に着く夜に、彼も隣の大宮市にいるっていうじゃないですか。飲み仲間って、お互い強い引力を持ってるんですねぇ(笑)。

たまたまその日に、大宮で埼玉県の酒造メーカーさんが一同に会した試飲会があったんだそうです。私がさいたま市のホテルに到着する頃には、二次会も終わっているだろうから、ちょうど時間も合いそうだと。そうなると、やっぱり「飲もうか」っていう話になるんだな、これが(笑)。

この話にはもうひとつ伏線があって、今年の夏にZENさんが駒ヶ根に来た時に、彼のご自慢の外車であちこち回ったんですけど、小雨っぽい天気だったもんだから傘を持ち歩いていたんですが、車から下ろすのを忘れちゃって、ZENさんが持って帰っちゃったんです(汗)。落ち合った時に、彼の手にはその傘がありました(笑)。

折しも猛烈な台風が列島直撃コースを接近しているわけですから、私は都合良く、たよりない折りたたみ傘じゃないしっかりした大きめの傘をこちらで使えることになったんです。「あの時に車の中に置き忘れたことには、こんな意味があったのかー」と、神様のお導きに涙した岳志でありました(笑)。

でも、今回の鑑評会のために集まった審査員の皆さんと話していると、これから刈り取り時期の最盛期に当たる山田錦が台風の被害を受けるんじゃないかって心配しているようでしたね。長野県の美山錦は刈り取りが終わっているはずですから、たぶん安心だと思います。美山錦は早生種ですから、飯米より早く収穫されるんですよね。

なんとなく話が逸れてしまいましたが(汗)、それにしても、まだ仕事もしてないのに、前の晩から飲んでるってどーゆーことよ(笑)。


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バス夜行

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さて、これからまたしばらくの間、携帯からの投稿になります(汗)。もう営業回りっていうことじゃなくって、かと言って遊びでもなく、れっきとしたお仕事なんですよ。これが今年最後の出張っていうことになりますかね。蔵の人手が足りなくて困っているところに、正に泣きっ面にハチ状態ですが、致し方ありません(涙)。

昨年も記事にしましたが、今回は関東信越国税局が主催する『清酒鑑評会』の審査員として、埼玉県のさいたま新都心に向かいます。なにせ出品数も多いですし、吟醸の部とお燗の部の2部門がありますから、審査は大変です。都合3日間かけて、利き酒の官能審査を行います。3日間は長いでっせぇ(汗)。

だから余計に会社の仕事がテンパっていたわけですが、あらかた片付けて、後は社員に押し付けて出て来ました(笑)。審査の開始に間に合わない可能性が多分にあるもんだから、会社の仕事が終わってからバスに乗り込んで、前日のうちにさいたま市まで行っちゃいます。ハードスケジュールですが、明日の朝ヤキモキするよりよっぽどよろしい(笑)。

こんなに夜遅くに東京にバスで向かうことも珍しいですが、後はホテルで寝るだけですから気は楽です。お楽しみは女房が作ってくれたお弁当かな。夕飯っていうことで、いつものおにぎりだけじゃなくって、おかずも付けてくれています。あまりの美味しさに、バスの中でモシャモシャ頬張りました(笑)。

外食っていうのは、どんなに美味しいものを食べても、家庭料理にはかなわないものがありますよね。温もりというか、安堵感というかね。それは、お弁当でも同じことです。美味しさっていう尺度だけから見れば、当然プロが作る材料費のかかった料理にはかないませんが、家族のためだけに作られる料理には、また別の美味しさの尺度が加味されるんでしょう。

・・・と、あんまり褒めると女房がつけ上がりますから、このへんにしておきます(笑)。料理以外にこれといって褒めてやれるよーな点を見つけるのも苦労する我が女房殿は、私の大いなる寛容の上でよーやく一人前なわけです。その辺はよーく理解してもらわなくっちゃなりませんが、まっ、私の女房なんだから、そんなもんでしゃーないか(笑笑笑)。


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お酒の色

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ちょっと面白い写真がありますから、ご紹介しましょう。この金属の入れ物に入った、黄色い液体は一体何でしょうか?かなり濃い色ですね。カメラの性能や光源の関係もありますから、実際にはもう少し薄い感じなんですけど、この写真からするとリポビタンDみたいな色じゃないですか(汗)。

実は、これは信濃鶴なんですよ。皆さんは日本酒の色っていうと無色透明だっていうイメージをお持ちでしょうが、結構色が付いているものなんです。最近流行の無濾過生原酒なんていう種類のお酒は、もろみを搾ったままで、その後の一切の操作をしていませんから他のタイプのお酒よりは色が濃い傾向があると思います。

もっと劇的に色が付いている日本酒といえば、古酒っていうヤツですよね。私のブロ友の『達磨正宗』さんの蔵のお酒はほぼ全量が古酒で、それもかなり年数の経ったものがほとんどですから、麦茶のような色をしています。特に、純米酒のかなり古いものになると、もう醤油のような色合いになっているものもあります。色付きにしたがって、香味も特徴的になってくるんですよね。

まぁ、このお酒はそんな特別のものじゃなくって、ごく普通に市販されているものと同じものなんです。そういう普通のお酒でも、量がまとまってそれを上から透かして見るような状況だと、皆さんが思っている以上の濃い色をしているんです。でっかいタンクの上からのぞいたりすると、どす黒い感じに見えることもありますね。

ただし、このお酒が全く通常のものかっていうとそういうわけではありません。これだけ色が付くっていうのにはやっぱり理由があるんです。そういうちょっと特殊な事情で、いつもより濃い色が付いたもんだから、いい教材になると思って写真に撮っておいたんですよ(笑)。全ては、ブロガーの性っていうヤツですが・・・(汗)。

どういう理由かっていうと、話せば長くなるので簡単にいきますが、お酒の加熱殺菌をするプレートヒーターっていう機械があるんです。その部品を交換した時に、試運転として実際にお酒を流してみなくっちゃならなかったんです。水では上手くいっても、香りに変化があるとか、お酒に色が付くなんていう事態になったら困りますからね。

そこで、ごく少量だけその機械の中をぐるぐると何回も循環させたわけです。すると、機械自体に問題はありませんでしたが、試験に使ったお酒は高温の状態が長い間続いたもんだから、その結果、通常ではない濃い色合いになっちゃったんです。日本酒っていうのは、高温状態が長く続くと色が付くと言われていて、正にその通りの結果になったわけです。

その他に、お酒の色が濃くなる要因とすると、時間の経過とか、光の影響とか、お酒の成分中の化学変化によるものがあると言われています。そんなことは、一般の人が知らなくてもいい話しなんですけど、このブログの読者のちょっとしたウンチクとしてご紹介してみました。それから、このお酒はもう一度濾過してちゃんときれいにしましたから、ご心配なく(笑)。


□□□ bossに追いつけないなぁ □□□
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洗い物

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この写真の私の手が、どこを洗っているのかお分かりですか?これは、タンクの中を洗っている図です。このタンクの内側はクリーム色をしていますが、もっと白い色のタンクも、真黒に近いような色のものもあります。これは割に小さい容量のタンクですが、おとなひとりはすっぽり入れる大きさですから、きれいな長靴を履いて中に入り込んで洗うんです。

昨日も泣き言を言ったように、蔵の中の仕事をする社員がひとり戦線を離脱していますから、とにかく出来ることをどんどんと片付けていかなくっちゃなりません。あまりタンク洗いをする機会はないんですが、昔取った杵柄で「よっしゃー」という気分が半分、普段はやらない仕事で「あぁ、めんどくせーなー」という気分が半分です(笑)。

私は今年で、入社してから20年目になりますが、最初の年から蔵に入っていましたから、蔵人歴も20年目っていうことです。「もうそんなに経ったんだなぁ・・・」なんて感慨にふけっているヒマは、今の私にはありません(汗)。でも、タンク洗いなんかしていると、昔のことが思い出されてはくるんですよねぇ。

最初の8年間は前任の杜氏が新潟から来ていましたから、私は『下働き』とか『追い回し』なんて呼ばれる、蔵で一番若い連中がやる肉体的にはハードな、何でも屋みたいな仕事をずっとやらされていました。仕込の櫂入れ作業から始まってタンク洗いまで、次から次へと仕事が回ってきて、慣れないうちはとても疲れたのを覚えています。

「チクショー、こき使いやがって、オレは社長の息子だぞ」・・・と思わないでもありませんでしたが(笑)、今思えばいい経験をさせてもらったもんです。この8年間が長いか短いかは別として、こういう基本的な仕事を徹底的にやらされたことで、私が得たものはとても大きなものがあったと思うんですよね。

この何の変哲もない、汚れているのかどうかも分からないタンクの内側をしっかり磨くことの方が、麹の品温経過をあれこれ思案するよりも、よほど大切で基本的で意味のある仕事じゃないかと考えたりするんです。これが出来ずして、もっと上のレベルの仕事をしても、そりゃ上辺だけに留まってしまうような気さえします。

私が造る信濃鶴がまだまだ未熟なのは、そういった基本がなっていない部分がまだたくさんあるっていうことなんでしょう。お酒の完成形っていうものがあるのかどうかは分かりませんが、造る人が立派であれば自ずとそのお酒はいい酒であることは間違いありません。世の中の名杜氏と呼ばれる人は、みんなそんなオーラを持っているもんね。

と、そんなことを考えながら、こういうピンチがどうやりゃぁチャンスに転化できるのか、今年で12年目を迎える未熟な杜氏は、蔵の中を走り回りながら考えています(笑)。それでも、12年っていうと十二支がひと回りすることになりますから、私も歳をとるはずですよねぇ・・・(涙)。


□□□ 結局休日が取れない運命ですな □□□
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困った困った

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ちょっとした窮地に立っているんです(涙)。昨日までの美酒フェスの記事も、何となく慌てて書いていたことに気付かれた方もいらっしゃるかもしれません。記事のアップがいつもより半日ずつ遅れていましたし、内容も落ち着きがない感じ・・・まぁ、これは毎度のことかもしれませんが・・・(笑)。

何で時間不足に陥っているかっていうと、蔵で働いている社員が一人、よんどころ無い事情でしばらくの間出社できなくなっているんです。夏の間は、蔵の中のことを一手に引き受けている男ですから、彼がいないと私としては非常に困るわけです。当然、他の社員がいなくなっても困るわけですが、彼の場合、代わりに仕事ができる人が私しかいないっていう状況がマズイんだな、これが(汗)。

10月の初旬はいろいろが慌ただしくなる時期なんですよね。仕込の準備が始まり、我が社は10月が期首なもんだから在庫調べやら期末の締め処理もあるし、今年はそこに美酒フェスタが被ったこともあって、ただでさえ余裕がなくなるっていうのに、片腕が一人欠けたのは痛過ぎる誤算なわけです。

ですから、先週末は美酒フェスで頭が一杯っていうよりも、会社の穴埋め仕事に追いまわされてドタバタしていたのが本当のところです。また、そういう時に限って、いつもならスムーズに終わる仕事に手間取ったりして、泣きながら蔵の中を走り回る羽目になったりします。仕方ないので、他の社員や女房まで動員して緊急体制をひいているんですけどね(汗)。

社員の間で、お互いの仕事が融通できるような体制づくりは大切ですよね。特に造りの期間には強く感じているんですけど、私にもしものことがあったら麹ができないとか、頭(かしら)がいなくなると酒母が立てられないなんていうことじゃ、本当はイカンのですよね。酒造りは経験が大きな部分を占めますから、それほど簡単なことじゃぁないんですけどね。

そんなこんなで、美酒フェス期間中の慰労会も、思いっきり飲めなくてつまんない思いをしていたんです(涙)。次の日の仕事のこともあるし、美酒フェスのこともあるし、ブログは書いてないしで、かなり頭の中はパニクっていました。通常でない忙しさが重なると、私ってなんだかいろいろが上の空になっちゃうんですよね。まだまだ器が小さいやねぇ(汗)。

実は、今回の美酒フェスの最終日には、このブログの読者のむんふーさんが来てくれてたんです。打ち上げ会場は越百でしたから、一緒には行ってくれたんですが、私は早く帰らなくっちゃならなくて、あまりお相手ができずに申し訳ないことをしました。まぁ、その分えっちゃんが話し相手になってくれたでしょうから、ヨシとしておいてください(笑)。

写真は美酒フェスのスタッフの集合写真です。いいまとまりのメンバーだったと思います。長生社も当たり前のようになっちゃっていて気が付きませんが、いいまとまりで仕事ができているはずです。そのうちの一人が抜けると、人数が少ない分影響が大きいですよね。早く戻って来てもらって、私の気苦労を半減してもらいたいもんですが、もうちょっと掛かるとなると仕込の準備が苦しいぞぉ・・・(汗汗汗)。


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美酒フェス(3日目)

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美酒フェスも最終日となりました。さすがに、3日連続のイベントはキツイものがありますが、それなりに充実感も大きいですね。今日のブログも、書く時間がなかったもんだから、朝起きてから慌てて書いてるんですけど、やるべきことが終わったと思うと、もうこんなに慌てて書く必要もないでしょうからひと安心です(笑)。

最終日の会場は街の中です。銀座通りのアーケードの下全体が会場っていう感じでした。これまでの室内と違って、オープンな場所での開催ですから雰囲気も全く異なって、開放的で楽しい会になったんじゃないでしょうかね。アーケードを取り壊すなんていう話も出ているようですから、もしかすると来年は場所を変えなくっちゃならないかもしれませんけどね。

開場が午後の4時でしたから、最初のうちはお客さんも少なかったんですけど、辺りが暗くなってくるに従って、会場も混雑してきていい感じになってきました。昨年よりもひと月早い開催ですから、気候的にも暖かくて、外で飲むには良かったと思います。トータルでは昨年と同じような人出だったんじゃないかな。

会場がそんな感じですから、あまり難しい話は抜きにしてみんなでワイワイ楽しくやりました(笑)。ジャズの生演奏やシンガーのヨーコさんの歌を聞きながら、スタッフ連中も一緒に楽しんでましたね。演奏は町中に聞こえたでしょうから、その歌声に惹かれてやって来たお客さんもいたと思いますよ。

我々アルコールメーカーは各々テーブルひとつ分のコーナーをもらって、自社のお酒を提供しました。信濃鶴のブースは、えっちゃんやえっちゃん妹や黄身ちゃんたちに手伝ってもらって、お客さんもたくさん来てもらえました。実は、今年は女房も手伝いに入ったので、女性同士で何話てんだか気が気でなかったんですけどね(汗)。

チケットを買えばあとは基本的に飲み放題ですから、皆さんよー飲むこと(笑)。外だっていうこともあって、お燗の売れ行きが良かったですね。途中で足りなくなっちゃったもんだから、えっちゃんに越百まで鶴を持ちに行ってもらったりして(汗)。両手に一升瓶をぶら下げて帰って来る様は、とても普通の女性には見えませんでしたが・・・(笑)。

片付けも終わって、後はスタッフの打ち上げです。終わってみれば「あー楽しかった」っていうことでしょうかね。お酒という切り口で地域の活性化ができれば、っていう私たちの想いは少しは達成できたと思います。少しでも自分の故郷を誇りに思ってもらえるように、来年も再来年もこのイベントを楽しく続けていきたいですね。


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美酒フェス(2日目)

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さて、今日はどーしても携帯でブログをアップしなくっちゃなりません。ただ今、美酒フェスの2日目の準備中です(汗)。スタッフ側の打ち合わせが終わったところで、会場準備はまだまだですが、私たちメーカーの人間はやることがありません。そこで、慌ててポチポチやり始めたんです。

きっと記事を書き終わるのは明日の朝になるんでしょうが、それを見越して今のうちになんとかしておこうっていう算段です。会社では忙しくて、ブログなんか書き始めるわけにはいかなくって、夕方の集合時間になって会場入りしちゃったもんだから、今日の内にパソコンの前に座れる時間はもうありません。

「昨日は同じような状況でも書けたじゃないか」と言うなかれ(汗)。確かに家に帰ってから、ご飯を食べてウトウトしながらも何とか書き上げましたが、今日は無理です。何で出来ないかっていうと・・・今日は最後に打ち上げ、イヤ懇親会、イヤ反省会があるからです(笑)。

こんなこと言うために、ここまで文章を書いてきたんでしょうか、私は・・・(汗)。まぁそれでもいいんです。絶対的な時間不足が目に見えている日は、ただでさえ中身の薄いこのブログですが、更に為り振り構わず目の前の業務を遂行しまっせ(笑)。明日の朝早起きして、二日酔いの頭でブログを書くよりはマシですからね。

今日の美酒フェスが終わってもいないのに、それを記事にしようなんてフザケテますが、会場になっている南信州ビールさんの『味わい工房』は、昨年も記事にしたはずですし、3回目ともなれば、これと言って目新しいこともないので、ちょっと準備中の様子を写真に撮ってみました。簡単に会が進行しているように見えて、事前の下打ち合わせって大変なんだな、これが(汗)。

・・・さて、ここからが朝起きてから書いた文章です(笑)。昨日は約40名のお客さんと、本当に楽しい時間を過ごすことができました。初対面の方たち同士でも、とっても和気あいあいと歓談されていて、私も話の輪の中に入り易かったですね。このイベントが多くの皆さんに認知されて、駒ヶ根からの情報発信がより活発にできるようになればうれしいと思います。

お客さんがお帰りになった後で、会場で美味しい南信州ビールをグビッとあおって、街に下りて来てスタッフと越百で信濃鶴を一杯やって、気分よく帰宅した岳志でした(笑)。


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美酒フェス(1日目)

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ブログ記念日を昨日迎えたにもかかわらず、記事を書く時間がなかなかとれずに、結構タイトな時間割で生活を余儀なくされている岳志です。造りの期間でもないのに、珍しく夜中にブログを書く羽目になっちょります。少しだけ酔っ払いなので、パソコンに向かってこっくりこっくりしながら頑張っています(涙)。

何で少しだけ酔っ払いなのかっていうと、今日は前々からご案内していた、『中央アルプス美酒フェスタ』の第1日目だったからです。本日の会場は、養命酒さんの敷地内にある『健康の森』でした。昭和初期に駒ヶ根の隣の隣にある中川村に建てられた養命酒の蔵を移築して、観光客向けに整備した建物の中で行われました。

建物の天井は全部透けて見えるようになっていて、よく観察してみると長生社の造り蔵と似た構造をしていました。長生社の蔵ができたのが大正9年ですから、建築技術としては同世代のものなんでしょうね。大きさ的に目見当で測ってみると、こちらの蔵の方が1.5倍くらい大きいんじゃないですかね。

建物の中身は今風に作ってあって、現代的でおしゃれな感じですから、その中でお酒を飲むなんて、雰囲気いいんだな、これが。それに加えて、接客を担当しているスタッフが、天下の養命酒さんで受付業務なんかをなさっているお姉さん方だったもんだから、それはそれはきれいな皆さんで、そっちにも目を奪われがち・・・(笑)。

今年で実質3回目を迎える美酒フェスタですが、自分達の手弁当で始めた3年前に比べると、だんだんと格調が高くなっているような気がします。特に、今回初めての養命酒会場は、チケットが早々に売り切れる人気ぶりでした。お客さんの数は総勢45名っていうことでしたが、毎年来ていただいている方々も多くて、各テーブルを回ってお話をさせていただいても、話が弾む場面が増えてきましたね。

会の進行は、この地域のメーカーが製造・販売している様々な種類のお酒を、メーカー側の説明の後にそれに合うおつまみと一緒に飲んでいただいて、その後にシニアソムリエの石田さんが解説を加えるっていう形で進んでいきました。石田さんはこの3年間ずっとお世話になっている方ですが、お酒とおつまみの組合せについての分かりやすい説明には定評があります。

ビール、発泡酒、ワイン、ウィスキー、焼酎、梅酒、養命酒、日本酒などなど、こんなにバラエティに富んだお酒たちが、こんなに狭いエリアで造られているのは、世界中探しても無いんじゃないかっていうのが私たちの最初の発想でした。そのどれもが、各種のコンテストで優秀な成績を収めているのも特筆すべきことです。信濃鶴の今回の長野県での金賞受賞も、大きな拍手で祝福していただきましたよ。

さて、気になっていたのは鶴T軍団の行方です(汗)。全部で6羽いたかな。やっぱり目立ってましたねぇ。彼らが座っているエリアに行くと、いつものお店のカウンターの雰囲気と変わらなくなって私も座り込みそうになるので、あまり長居をしないように気を付けてました。それでも、とても仲が良さそうに見えたんでしょう、「あれは、従業員の方たちですか?」っていう質問を何回か受けましたけどね(笑)。


□□□ 2日目のチケットはまだありますよ! □□□
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