専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

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いろいろと書きたい記事が溜まっているんですが、何せ外へ出ることが多くて、落ち着いて記事が書けない日々が続いています(涙)。今から考えても、先週『長野の酒メッセin東京』や錦本店のサンセールさんと飲み歩いた、いや、営業して歩いた出張では、とてもいろんなことがありましたねぇ。半年ぶりに駒ケ根を離れたから、よけいにそう感じたのかもしれませんけどね。

さて、写真は本邦初公開、池袋は『ジェイズ・バー』のマスター、ブログの世界での名は『モルト侍』さんの手タレ写真です。これも結構貴重な写真じゃないですかね(笑)。いつもブログランキングで上位にいる人の手の実物ですからね。真ん中がお侍さん、左下がサンセールさん、左上がサンセールさんの弟分の酒屋さんのWさん。

東京に出張に行くことはそれなりにありますから、その度に訪ねてみようとは思ってみても、ひとりじゃ行きづらいし、誰かと一緒でもなかなか池袋の奥地まで探検に行く機会には恵まれませんでした。今回はサンセールさんが一緒ですから、その可能性は嫌が上にも高まっていましたが、2人ともお疲れの最終日の夜でどうなることかと思っていたんです。しかし、一軒目の『炙縁』さんで大ゴキゲン状態になっちゃったもんだから、勢いがついちゃったっていうのが本当のところです(笑)。

でもね、行ってみて良かったですよ。ブログ仲間だからっていう安心感もあったんでしょうけど、最初から妙に落ち着けちゃったっていう感じでしたね。お店の雰囲気はこの写真でも分かるように、お侍さんのブログそのものっていう感じで、ちょっと薄暗くてカウンターとお侍さんの後ろのモルトウィスキーがズラッと並んだ棚だけが薄明るいっていう感じでした。

そこは、なにかバーのカウンターっていうイメージじゃなくって、後ろに並んだモルトの森の前に立つ番人がその森の中を案内するような、お客が番人の役を演じるお侍さんを見に行くような、まるで小さな舞台に彼が立っているような・・・そんな錯覚を受ける場でしたね。まぁ、かなりの酔っぱらいでしたから冷静な見方じゃありませんけどね(汗)。

そのくせ、その舞台が終わって店を出る時には、お侍さんのことより飲んだモルトウィスキーの印象の方が強かったですね。きっと彼の舞台に見せられて、まんまと策にハマったっていうことだと思いますけどね。私はウィスキーは詳しくないし、愛飲しているわけでもありませんが、どれも美味しかったなぁ、本当に。

最初は身分(?)を隠してお店に入ったんですが、すぐにこちらからバラして(笑)、楽しく会話も始まりました。何からたのんでいいか分からない私たちに、「これまで飲んだウィスキーの中で、どんなものがお好みでしたか」っていうところから始めてくれて、私のモルトの旅は『オールドパー』好みの杜氏さんっていうところから、しっくりと歯車をかみ合わせてもらえたみたいでした。

グラスに少しずつついでもらって、そのお酒について自分の意見を言うと、「それじゃ、次はこれ」っていう感じで、次から次へと違うモルトウィスキーを注いでくれました。さすがプロっていうことなんでしょうが、そのお酒に関するウンチクをさらりと説明してくれて、こっちも納得しながら飲み進めましたね。「こりゃいい!」っていうのが2つくらいあったかな。でも、いったい何種類くらい飲んだんだろうなぁ、あの夜(笑)。

彼とはほぼ同じ歳ですが、あちらの方がかなり落ち着いた感じかな。ブログを読んでいると、「よくもまぁ、あそこまでひとつの内容について書き込めるなぁ」と感心しているんですが、最初から酔っぱらいだった私には、カウンターの中でそんなこと考えてばっかりいるのかもしれない彼の秘密はひとつも明かせませんでしたね(笑)。

あの日お気に入りになった銘柄は覚えちゃいませんが、また今度行った時にお侍さんに一緒に探してもらいましょう。今回ジェイズ・バーに行ってみて、決めたことがひとつあります。今度から、バーに行ったらシングルモルトを頼むことにしました。もしかしたら、ちょっとは違いが分かるようになったかもしれないもんね(笑)。


□□□ ジェイズ・バーを駅前に移転してくんないかなぁ □□□
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全国新酒鑑評会(おまけ)

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最近ブログに写真ばっかり載っけているような気がしますが、読者の皆さんに日本酒のことをよりよく知ってもらおうという、このブログの趣旨に沿った写真ばかりだと思っていますから、どうかサラッと見流してお許し下さいね(笑)。せっかく広島まで高い交通費をかけて行っているわけですから、皆さんにもちょっとはそんな気分になってもらえたらなんて思いつつ、今日は携帯に残っている写真をアップしておきましょう。

1枚目は、昨日の記事にも書いた、朝会場の前にできた参加者の長い列です。私たちはかなり前の方に並ぶことができましたが、そこから列の後ろの方を眺めた図です。例年より長いような気がしたんですが、そうでもないのかな?金賞を受賞した蔵の人たちは、知り合いのみんなから「おめでとうございます」なんて声をかけられます。来年は、それを言われる立場になって優越感に浸りたい・・・と、毎年思ってます(涙)。

2枚目は、ひとつめの長いテーブルのお酒を見終わって、後ろを振り返って撮ったものです。100点くらいの出品酒が並んでいたでしょうか。いくらはき出したとしても、ちょっとは体の中に入りますから、体調が悪い日はもうこの辺から疲労感を感じ始めます(汗)。2階席に人がいないからそう見えないかもしれませんが、会場は熱気ムンムンです。端っこに置かれたウェットティッシュがプロっぽい(笑)。

次の2枚は、知り合いブロガーのお酒。醸し屋カズマ君の『福司』は見事金賞!おめでとうございます!広島でT社長と一緒だった『松尾』は惜しくも入賞。このお酒も信濃鶴と同様に、地元の酒米を使った純米酒規格の出品をしています。この他にも、ブロガーのいるお蔵さんのお酒はたくさんあったんですが、なかなか撮り切れませんでした。数をこなしていくと、集中力も途切れがちになっちゃうんですよねぇ(汗)。

更に、肝心なトーコ姉貴の『酒屋八兵衛』は、写真は撮ったのにどうしたことか携帯に画像が残っていませんでした(涙)。入賞は逃したものの、いい酒だったなぁ。お世辞抜きにね。バランスのとれたホッとできる酒でした。伊勢錦の純米大吟だったんだと思います。下手におだてても新兄貴がへそを曲げるだけだから言いませんけど(笑)、兄貴の実力はよーく分かりましたよ。

次の2枚は、あまりに腰が痛かったので、2階にある椅子に座って休んでいた時に撮ったもの。いったい入場者数はどのくらいだったのかなぁ。数字の発表はないから分かりませんが、金賞を取ったお酒や、一般消費者の関心が高いお酒なんかは、終了近くになると空になっていることだってあります。これだけ大勢の人が、必ず口にするお酒があるとすれば、そりゃ無くなるわなぁっていう感じですよね(笑)。

最後の2枚は、本当のおまけです。お酒ばっかりじゃない広島も少しはご紹介しないとつまんないですよね(笑)。ひとつはあまりに有名な広島風お好み焼き。こう毎年広島に行っていると、何件か行きつけのお店ができてきますが、これも正にお好みの問題ですから、個人個人好き不好きがありますよね。あまり細かいことを言わなければ、キャベツがたくさん敷いてあって、そば(ラーメンの麺)かうどんが入っていて、ボリューム満点な広島風お好み焼きを嫌いな人は少ないんじゃないですかね。

最後の写真は、ちょっと見慣れないかもしれません。これも一応広島名物に指定されている(?)と思うんですが、広島風つけ麺って言えばいいんでしょうかね。特徴はゆでた野菜が盛りだくさんっていうことと、つけ汁がピリ辛風味だっていうことです。私達が行ったお店では3倍がノーマルらしいんですが、後から来たサラリーマン組は8倍を注文してました(汗)。私は3倍でも、次の日の朝マフラーが焼けてましたけどね(涙)。

本当は、飲みに行った居酒屋さんもご紹介したいんですが、全部紹介していると「コイツ何しに広島まで行ってんだ?」っていう不適切な疑問を抱かれかねないので、今年はこのくらいにしておきましょう(笑)。ただ単に飲むばっかりじゃなくて、他県の吟醸造りの勉強ができる貴重な情報交換の場でもあるんですよ・・・言い訳がましいですかね(汗)。でも、年1回の行きつけのお店で、年1回しか会わない旧友と親交を深めるのも、この広島詣での大きな目的のひとつでいいんじゃないですかね。


□□□ いろいろ食べ過ぎました(涙) □□□
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全国新酒鑑評会(つづき)

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東広島市の運動公園体育館には、全国から約千点の出品酒が勢ぞろいしました。前日の晩に広島入りしていた私たちのグループは、朝イチのバスで会場に向かいましたが、到着した時には既に入口には待ち行列ができかけている状態でした。そのほとんどは蔵元や杜氏さんたちなわけですが、開場の2時間も前に並ぶ必要なんてあるんでしょうか。

まぁ、あるからわざわざ早起きしてまで、並ぶんですけどね(笑)。会場の中は近県単位でまとめて、長ーいテーブルにお酒がズラーっと並んでいるんですが、そのお酒を一点ずつきき酒していくのはかなり時間のかかる作業なんです。ですから、会場に早く入ると、最初のテーブルくらいはサッと見ちゃえるから後が楽なんですよね。

皆さんが興味を持っているような県のテーブルは特に長蛇の列ができますから、そんなところを最初に制覇してしまうのが、高等テクニックなんです(笑)。今回は山形・福島県のテーブルに行きました。山形県、福島県、秋田県あたりの近年の金賞受賞率はとても高くて、業界関係者の関心も高いんですよね。

このテーブルの出品酒をきき酒して面白かったのは、同じ金賞とは言え、県毎の味の違いがハッキリと色分けされているっていうことですね。簡単に言えば、山形県はシャープな味のカッチリしたタイプ、福島県は味の穏やかなまろやかタイプっていう印象でしたね。並んでいたので、余計に違いを感じたんでしょうが、金賞にも地域色があるなんて面白いでしょ。

事ほど左様に、ひと言で金賞って言っても、それなりの幅の中でばらついているわけで、そこに自社の酒の特徴なり主張を織り込む余地があるように思わないではありません。しかし、そこまでの思惑を実際の酒質に反映させて金賞を取るのは、至難の技を超えて、今の私にはまず不可能でしょう(汗)。

「純米規格で勝負したい」とか「地元産の美山錦でやってみたい」っていうこだわりは、今の鑑評会の傾向からすれば、酒質の特徴っていう範疇は逸脱して、欠点に近いものを生み出す素地になる可能性が高いことは確かです。でも、そんなことを金賞に手が届かない言い訳にはしたくないし、どこかに逆転の発想があるかもしれません。

だから、来年も頑張りましょう!なーに、一歩手前の入賞まではきてるんですから、ちょっとしたマグレでも起きればどうなるか分かりませんよ(笑)。


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全国新酒鑑評会

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まずはご報告。今年も全国新酒鑑評会では金賞はいただけませんでした(涙)。毎年5月下旬になると、日本酒業界関係者の注目を集めるこのコンテストですが、日本酒関連のものとしては最も権威ある賞だと思います。私たち蔵元や蔵人にとって、喉から手が出そうなほど欲しい勲章だと言っても過言ではないでしょう。

まぁ、当然この賞に対してアンチなお蔵さんもいますし、問題点だってないわけではありません。確かに、香り一辺倒の画一的な味わいに偏りがちだ、っていう批判にもうなずける部分はあるんです。この時期のお酒では熟成不足だから、審査の時期を秋にすべきだ、っていう意見にも一理あるでしょうね。

それでも、その点は踏まえた上で、皆と同じ条件下で与えられた規定演技をこなせるかどうか腕を試してみたいという思いや、自分がいいと思う酒を世に問うてみたいという思いが私の中にはありますし、他の多くの杜氏さん方も同じ思いだと思うんですけどね。

写真は、独自行政法人『酒類総合研究所』のホームページで公表されている入賞酒一覧表の一部です。下から4行目に信濃鶴の名前があるのがお分かりですか?でも、ここに名前があるだけじゃダメなんです。入賞酒っていうのは一次審査をクリアしたっていうだけのことで、その中から更に次の二次審査を通ったものが晴れて金賞の栄に浴することができるわけです。

金賞を受賞した銘柄には、欄の右側に星印が付いています。厳しい審査を通って受賞されたお蔵の皆さんには心からのお祝いを申し上げたいですね。長野県では12社が金賞でした。全体の蔵数からすると、もう少し欲しいところですが、自分も含めて来年への課題ってことにしておきましょう(汗)。

結果発表も兼ねる形で、この時期に『製造技術研究会』が、主催者の酒類総合研究所がある広島で開催されます。信州からはチト遠いんですけど、毎年広島を訪れて、実際に自分が出品した信濃鶴の味を確かめることにしています。現場レポートはまた明日!


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炙縁(つづき)

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さて、当日になって予約した5時に『炙縁』に入店してみると・・・いきなりお店の中から「ようこそ、いらっしゃいませー!」の掛け声。それ程大きい店ではなかったので、店中に明るい声がビンビンに響き渡りました。中にいた4人の店員さん全員で声を出しているので、こっちとすると1発目のサプライズを喰らったような感じでしたね(汗)。

椅子に座って、2発目のサプライズ。目の前に私たちの名前が書いてある、手書きの来店のご挨拶カードが置いてありました。1枚目の写真がそれですが、予約をしたお客さんには全て用意するんですかねぇ。「自分達は歓迎されているんだ!」っていう感激を味わいました。この時点で、私が信濃鶴関係の人間だってバレてんじゃないかと心配したほどでしたが、そこまでの情報漏えいはなかったみたいでした(笑)。

それじゃぁとばかりに、こちらもサプライズ返しです。お店の方と名刺交換をさせてもらって、こちらの素性を明かしました。「えぇぇぇーーー!そういうことだったんですかぁ!」とビックリしてもらって、サンセールさんも私も大満足しました(笑)。ところが、このサプライズ返しも、返されちゃったんですよ(汗)。

店長さんが「私、駒ヶ根出身なんですよ」「えぇ、存じ上げております」と、ここまでは優位に立っているつもりだったんですが、「駒ヶ根の焼き鳥屋の『くるま屋』のせがれです」って聞いて、仰天しちゃいました。『くるま屋』さんは、私が駒ヶ根で越百にならんで最も愛しているお店のひとつで、店主のお住まいも私の住所にとても近いところなんですよ(汗)。今度は、こっちがのけぞってしまいました(笑)。

料理のメインは野菜と鮮魚っていう感じかな。鮮魚は分かりますが、野菜料理が充実して美味しいのは新鮮な感じでしたね。そして、うれしかったのは、その野菜料理に信濃鶴がピッタリだったっていうことです。最初の突き出しからして小さなセイロで蒸した野菜だったんですが、いきなり鶴飲み全開になりました(笑)。

あとは、美味しい料理とお酒を、更にサプライズで味付けされて堪能させてもらったっていうことでしょうか。2枚目の写真、チーズの味噌漬けですが、ビックリして欲しいのは下に敷いてある笹の葉っぱです。何と鶴の形に切り抜いてあるでしょ!料理長さんが、私に気を使って作ってくれたんです。

3枚目の写真で魚(野菜だったっけな?)を大きな火の中で炙っているのは、例のユキちゃんの彼です。目の前で大きな火柱が立つので、これも一瞬ギョッとします(汗)。本当は、もっと天井近くまで高かったんですが、シャッターが間に合いませんでした。目の前で強火で焼いてもらった野菜や魚は、香ばしくて本当に美味しかったですね。

みんなで手タレ写真もとってもらいましたが、店員さんの意識の高さは私がこれまで行ったことのあるお店の中でもトップクラスだったんじゃないかな。業界筋の人が見学に訪れるという朝礼や、その他目には付かない部分での社員教育が行き届いているんでしょう。トイレに入っても、このお店がいかに頑張っているのかを写真の張り紙が物語っているようでしたね。

お店を後にする時には、額に入れた、その日の写真入りのメッセージカードまで手渡してくれました。「こんな酔っ払いのおじさんにそこまでしてくれなくても」とも思いましたが、きっとそんなお店に、お客さんは元気をもらいに来るんでしょうね。

》》》》》》》》》》 【株式会社絶好調さんのホームページ】


□□□ こういうお店は女房が連れてけとうるさいんです(汗) □□□
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炙縁

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錦本店のサンセールさんと電話で話をしたら、「(東京で一緒に飲んだ)あの日はいろいろあってブログに書き切れないよねぇ。岳志さんもその辺テキトーにごまかして、まだ記事にしてないし(笑)」とか言われてしまいました(汗)。ならば、仕方がありません!うまくまとまるかどうか分かりませんが、あの夜2人でサプライズの嵐に見舞われた居酒屋『炙縁』についてご報告申し上げましょう!!!

何がビックリしたかっていうと、いろいろが絡み合って全てが関係者みたいな状況になったって言えばいいかなぁ・・・(汗)。最初の伏線は、『長野の酒メッセin東京』のために上京する時に、「今とても元気で勢いのある居酒屋の朝礼を見に行きませんか」というお誘いを、漆戸醸造のU社長から受けたっていうとこらからでしょうか。

朝礼って言っても飲食業ですから夕方にやるんですが、これが何とも元気いっぱいの代物らしいんです。社員以外の人にも公開していて、業界内外の関係者がたくさん見学に行くんだそうです。想像するに、社員のモチベーションを上げるための、徹底した社員教育の一環なんじゃないですかね。

結局その名物朝礼は見学しには行けなかったんですけど、後から分かって驚いたのは、その朝礼をやっている居酒屋さんの2号店がこの『炙縁』だったっていうことです。それだけでもどんな接客をしてくれるのか楽しみになりましたね。まぁ、その実態については、私たちが身をもって体験することになったわけですけどね。

それとは別に、サンセールさんと東京で飲み会・・・いや営業会議をやる場所を選ぼうとした時に、彼が候補として挙げてくれたのがこれまた『炙縁』だったんです。何で彼がこのお店を推薦してくれたかって言うと、錦本店の姉妹店『鳥心』で働いていて、私が仙台に行った時にも一緒に飲んだことのあったユキちゃんの彼氏が、独立を目指してこのお店で働いているっていう理由からでした。

それじゃぁそのお店に行ってみようかくらいに思っていると、何と『炙縁』から信濃鶴の注文が錦本店に入ったっていうじゃぁないですか!これはもう行くっきゃないわけですが、更に驚きの事実が判明したんです。何と、『炙縁』の店長は駒ヶ根出身だっていうんです!このブログで何度も言ってますが、世間は狭いですよねぇ(汗)。

ここまで状況が揃ったところで、サンセールさんの子供っぽいいたずら心が出てきました。ユキちゃんに2人分の予約を入れてもらう時に、サンセールさんは錦本店の店長だとバラしておくんだけど、私は単なる信濃鶴のいちファンだというだけにしておこうってことにしたみたいです(笑)。ご挨拶をさせていただく時に、お店の方にサプライズを提供しようっていう魂胆ですね。

さて、そのサプライズだらけの結末やいかに・・・やっぱり上手くまとまらないので、明日に続きます(汗)。

》》》》》》》》》》 【株式会社絶好調さんのホームページ】


□□□ 明日から広島へ行きます □□□
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写真整理

今回の東京出張中に撮った写真がたくさんあります。これだけ枚数があるとブログにアップするだけでも大変ですから手抜きにはならないんですが(汗)、今日は写真をメインにしたブログにして楽させてもらいましょう。手タレ編、頂き物編、番外編の3部構成でいきます。

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長野の酒メッセ等でブログに出る手タレ写真の話題になったら、すぐにその人と手タレ写真を撮って「ブログに載っけますねー」と約束することにしています。ですから、誰の手か全然分からないものもありますが、約束を守るためにも手タレ写真は全てアップしなくっちゃなりません(笑)。
【1枚目】ひとりはこのブログの読者さん(たぶん)。もうひとりはフルネットの中野社長。純米酒ネクタイ(?)をいただきました。詳しくは以下の記事にあります。
【2枚目】読者のZENさん(たぶん)。彼もブロガーなんです。車ブログとかお酒ブログとか書いているみたいです。【ZENさんのお酒ブログ】
【3枚目】横浜のS君だけは分かりますが(笑)、あとはちょっと分かりません(スイマセン)。でも、爪の形で分かっちゃうってどういう間柄なんでしょう(汗)。
【4枚目】名前は分かりませんがきれいな女性お2人連れでした。このブログのことはご存じなかったようですが、美人だったので記念写真です(笑)。
【5枚目】信濃鶴のブースの片づけを手伝ってくれたみんな(たぶん)。つまりは、最後の最後まで鶴のブースの前で飲んでた人たちですね(笑)。
【6枚目】これは翌日の信濃鶴を囲む会におられた女性の読者。この方も背の高いきれいな方でした。日本酒好きな女性は美人になるんですねぇ。

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頂き物っていうのは基本的にはうれしい物ばかりですから、そのお礼の意味と、アフィリエイトじゃないけれど少しは宣伝のお手伝いになればっていう気持ちも込めて、ここでご紹介させてもらいますね。金品から食べ物まで何でも頂戴しますから、いつでもお持ちくださいね(冗談です・笑)。
【1枚目】ZENさんが私の娘のために持ってきてくれた、アトピーの子供でも食べられるお菓子。チャヤマクロビオティックスっていう会社のスイーツ。
【2枚目】中野区の酒販店『之吟(これぎん)』さんでいただいた、四万十川の海苔。有機栽培や無添加製品にこだわった食品もいろいろと販売している面白い酒屋さんです。もちろん、鶴も売ってます。
【3枚目】お酒関係の書籍出版やイベント企画の会社『フルネット』さんが販売している純米酒ネクタイ。純米酒って書いてあるんですけど分かりますかね。ちょっとあり得ないデザインですね(笑)。「純米蔵の岳志君がしなくてどうするんだ」と1本いただきました。イベントの時にはしていこうと思います。【フルネットさんのホームページ】
【4枚目】料理研究家できき酒師でもあるやまはたのりこさんにいただいた、ご著書『おつまみ一行レシピ』。たった一行でレシピが書いてあって、今売れているんだそうです。酒メッセの会場で、信濃鶴を飲みながらしばらくお話しさせていただきました。今度出す本には鶴も載っけてくれるかな?【やまはたのりこさんのホームページ】
【5枚目】サンセールさんと行った居酒屋『炙縁(あぶりえん)』さんで、店を出る時に手渡された額。私達が飲んでいる間に、その日の来店の礼状を写真付きでこんなふうに作っちゃうんですからねぇ。ただものでない飲み屋さんです。
【6枚目】注目していただきたいのは、お酒ではなくて、その横のウコンドリンク。越百のえっちゃんがくれました。よく効くし、匂いがキツくないのがいいです。常備薬にしといてちょーだいね(笑)。【この日のえっちゃんのブログ】

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番外編は、捨てるには惜しかった写真が2枚。ついでにくっつけておきましょう。
【1枚目】伊那街道呑み歩きの会場で、お酒がなにも無くなっちゃって、お客さんに頭を下げるうちの社員。来年はもう少し余分に持っていかなくっちゃ(汗)。
【2枚目】サンセールさんが持っていた秘密兵器。今はやりのネットブックパソコン。データ通信専用の回線と契約を結んで買って、何と100円!電車の中で触らせてもらいました。小さいくせにサクサク動くし、いつでもネットにつながるし、うらやましー!!!でも、結局、彼は携帯でブログを書いてましたけどねぇ(笑笑笑)。


□□□ こういうブログは大変です(汗)。 □□□
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帰駒

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岳志は駒ケ根に帰って来ております・・・が、何やらチョー慌ただしくて、何を記事にしていいのか分かりまへん。とにかく、昨晩は飲み過ぎたみたいです(汗)。今の私に分かっているのはその程度。それほどたくさん飲んだわけじゃぁないんだけど、疲れもあったのか、どこぞにある越百とかいう店のカウンターで、友人をほっぽらかして寝込んでたらしい・・・。

「またかー」という皆さんの声は甘んじて享受させていただきましょう。でも、飲まざるを得ない状況というものは頑張っている男には往々にして訪れるもので、それよりも一緒に飲んでくれる仲間がいつも傍らにいてくれることこそうれしいことだと思わねばならぬのだ・・・と女房に言っても、受け付けてもらえそうもありませんね(笑)。

東京でサンセールさんと再会して、池袋のお侍さんのお店で楽しい夜を過ごしたところまで記事にしてありましたよね。それから既に実質2日も過ぎているので、二日酔いの考えられない頭でダラダラとやったことだけでもご紹介しておきましょう。なんだかんだ言っても、酒に関することばかりでしたからねぇ。

あの次の日は、私は長野市で若手酒造組合員の会『若葉会』の会議があったので、東京から新幹線で長野方面に向かおうと思っていたところ、サンセールさんが最後の訪問蔵として埼玉県羽生市にある南陽醸造さんに行くというので、少し寄り道をして私も一緒に見学させてもらうことにしてありました。『花陽浴(はなあび)』という銘柄が最近注目を集め始めているお蔵さんです。仙台の錦本店でも取り扱っていて人気だそうですよ。これも、また後で別建てで記事にしましょうね。

杜氏の渡邉さんに熊谷駅まで送ってもらって、そこから新幹線に乗ろうとしましたが、案外長野新幹線は便数が少ないんですね(汗)。1時間以上も待たされることになっちゃって、サンセールさんと一緒に、駅ビルで反省会を兼ねてコーヒーを一杯(笑)。長野での会議にはかなり遅れちゃいましたが、秋に行われる『長野の酒メッセ』や県内の業界事情について話を聞いてきました。

5時に会議を終えて、『井の頭』のU社長、『仙醸』のK社長と3人で伊那市まで飛び帰って来ました。この日の午後は、伊那市の商店街で『伊那街道呑み歩き』なるイベントをやっていたんです。南信地区の清酒やビール等のメーカーが各社でブースを持って、チケットを買ったお客さんがそこを飲み歩くっていう感じでしょうか。私が到着した頃には、信濃鶴のお酒は好評のうちに完売してしまっていて、結局何にも仕事にならなかったんですけどね(笑)。

疲れた体を休める間もなく、翌日は午前中に娘の中学校の管理作業があって、半日中学校で草を取ったり、木を切ったり、土を運んだりして仕事してました。東京で歩き回ったもんだから、腰が痛くて不安だったので、なるべく軽作業にまわるようにしてました。気温がぐんぐん上がって、東京で飲んだお酒が汗になって抜けたような気分でしたよ(笑)。

午後は会社で火入れ作業。ついこの間までお酒を搾ってましたから、どんどんと火入れ作業をしてタンクに貯蔵しげいかなくっちゃなりません。午前中から仕事できなかったもんだから時間的に遅くなっちゃって、夕方に来るお客様を迎える準備ができないうちに、そのお客さんがお見えになりました。

毎週のように駒ケ根に来ている横浜の『S君』じゃぁありませんよ(笑)。愛知からブログ読者の『むんふー』さんが来てくれました。いつも温かいコメントをただいている、私と同年代の男性です。1年前に駒ケ根に信濃鶴を買いに来てくれた時には社長がお話をさせてもらったみたいですが、今年は私と連絡を取り合って時間を合わせて来てくれました。

まぁ、実際のところ『S君』も少し遅れて、結局は駒ケ根に来たんですけどね(笑)。それから、昨日は越百で酒仙童の会をやっていたんで『神奈川の酒マニア』さんも来駒していて、越百で飲み始めたらしっちゃかめっちゃか状態に(汗)。そういえばbossにも途中で電話したような気がするし・・・。

何が何だか分からないうちに今朝を迎えて、この記事の冒頭の文章になったわけです(笑)。これだけまとめて書いてても、頭がクラクラしてきますよ。でも、私の腰が痛いこと以外は日本酒の明るい未来に向けての話題ばかりですから、良しとしましょう。写真はむんふーさん、S君、酒マニアさん、えっちゃんです。1週間のうちに2回も会うような人たちじゃないはずなんですけどねぇ(笑)。


□□□ boss、変な電話ばっかりかけてゴメン!!! □□□
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再会

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今回の外回り営業ブログも3日目となりましたが、昨日はいろいろあり過ぎちゃって、何から書いていいものやら分かりません。ついにというか、やっぱしというか、ヘベレケ飲みをしちゃって、フィニッシュラーメンも食べちゃって、記憶は定かでないし、朝起きても頭がクラクラ状態です(汗)。

さて、どう思案してみても上手くまとめて書けそうにありませんから、とりあえず何があったのかをダラダラと書いていきましょうか。横のつながりが非常に強い私のブログですから、すでに私の大体の行動はバレているのかもしれませんけどね・・・。

まずは、とてつもなく偶然に、新宿の街の中で仙台は錦本店のサンセールさんと出会ったところからいきましょうか(笑)。彼が蔵元巡りの旅に出ていることは知っていましたが、まさかこんな所でバッタリと出会うとは。いやぁ、世の中広いようで狭いもんですねぇ。

営業回りを終えて、新宿にあるホテルに帰ろうと歩いていたら、街角でウコンの力を一気飲みしている男を発見!「これからこの人飲みに出るんだろうなぁ」と顔を見ると、な、な、なんとサンセールさんじゃぁないですか!ビックリしましたねぇ・・・。

・・・えー、スイマセン。ウソ言いました(汗)。いくら仲がいいからって、仙台の男と駒ヶ根の男が新宿でハチ合わせするわきゃない(笑)。彼のブログもお読みになっている方はもしかしたら想定内だったかもしれませんが、ここで会えるように最初っから計画してました(笑)。

仙台にはなかなか行けないので、もし東京で会えるのなら、会って信濃鶴の今後の販売戦略を話し合おうってことになってたんです。「そんなの体のいい飲み会だ」なんて言ってはいけません。「それじゃ何でウコンの力が必要なのか」なんて聞いてもいけません。大人には大人のやり方があるんです(笑)。

サンセールさんと落ち合った後に向かったのは、彼が紹介してくれた、いわく有りまくりの居酒屋『炙縁(あぶりえん)』さん。ここはホントーにサプライズだらけのお店だったんです。これはとても書き切れませんから、また日を改めて別稿にしましょう。

そこで止めときゃいいものを、調子が上がっちゃって、二次会は例のお酒ブロガー憧れのお店に・・・そう、池袋の『モルト侍』さんのお店です。分っかりづらい場所にありましたが、なんとかたどり着いて、お侍さんとご対面。

侍は書いてるブログ通りの男でした。これも、思わせぶりに稿を改めますが、いずれにしても、飲み過ぎたことだけは確かです(涙)。


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信濃鶴を囲む会

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さて、イベント目白押しの今回の出張ですが、昨日のメインイベントは『信濃鶴の蔵元を囲む会』でした。これは、醸造用機械を製造・販売している『ハクヨー』さんという会社が定例的に開催されている、地方の地酒を楽しむ会なんです。

内容や性格を少しずつ変えながらも、ずっと昔から続けておられるそうで、十年以上も通っているメンバーもいらっしゃいました。参加者の年齢や性別はバラバラで、若い女性も何人もおられましたよ。総数で30人くらいだったでしょうか。

酒販店さんならいざ知らず、どうして醸造機械を扱っているような会社が、地酒を楽しむ会なんか催すんでしょうか?それはやはり、ファンを開拓して日本酒の需要を喚起するためなんです。醸造用機械がたくさん売れるには、まず日本酒が売れなくっちゃ仕方がありませんからね。

ハクヨーさんにとっても大きな意味での販売戦略の一環なわけですが、目先の利益を追っているっていうよりは、文化の一翼を担う気概のようなものを感じましたけどね。温厚な社長さんに紹介され、私もひと言ご挨拶させていただきました。

キャンセル待ちが出るほどの人気らしくって、毎回参加するのはなかなか難しいそうです。ですから、集まった皆さんはお酒については一言ある方ばかりで、素人さんにはできないような質問をいろいろいただきました(汗)。

『酒メッセ』のように不特定多数の人に信濃鶴を知ってもらう状況と、『囲む会』のようにしっかりと鶴を味わいながら小人数の方にディープに理解してもらう現場の双方を、今回の出張で体感することができました。様々な場を通じて、信濃鶴って面白くて美味しいお酒だと感じてもらえるとうれしいですよね。

この会にもブログ読者がいてくれて、そういう方と話始めると話題は尽きないんですよねぇ(笑)。改めて、ブログの威力も再認識させてもらいました。写真を撮る時に「ブログに載って困る方は顔を隠して下さい」って言ったのに、誰も隠してないんでやんの(笑)。


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長野の酒メッセin東京

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大盛況でしょ!今年の『長野の酒メッセin東京』も、すごい熱気溢れた雰囲気になりました。会場の赤坂プリンスホテルに並べられた参加蔵元のテーブルはたくさんのお客さんに囲まれて、この写真だけじゃ何のイベントか分かんないですね(笑)。

やっぱり、「継続は力なり」なんでしょう。毎年来ていただける常連さんの数も増えてきたように思いますし、初めて来てビックリしてくれるお客さんも多いです。少しでもこの機会に長野の酒の美味しさや、バラエティの豊富さや、蔵元の頑張りについて、広く知っていただければ嬉しいですね。

ちょっと正確な数は分かりませんが、2000人くらいは入場してもらえたんじゃないでしょうか。他県の酒造メーカーの皆さんも偵察に来てましたよ(笑)。夕方には写真のような状態になっちゃって、一人で対応していた私はパニックに・・・(汗)。

「すいません、ご自由に注いでいただいて結構ですから」なんてあたふたしてたら、ようやく我が義理の弟『ヤシ』登場!手数が一気に倍になって、ようやく落ち着きました。彼はこのイベントにはいつも来てくれていて、お酒の説明もだんだん上手になってきましたよ(笑)。

実は、ヤシ以外にも準従業員が若干2名ほど・・・(汗)。ひとりは例の横浜の『S』君(笑)。1000円で信濃鶴が飲み放題だからとやってきました。一体この男とこの短い期間に何回顔を合わせるんでしょうか(汗)。もうひとりはブログ読者の『ZEN』さん。

S君はぐるっと会場をひと回りした後は、信濃鶴のブースの前にへばりついて、一般客の立場で他の一般客の方々に鶴を勧めまくってくれてました。ZENさんは飲み物を差し入れてくれたりして、気を使ってくれました。最後の片付けは、結局みんなでやってくれちゃって・・・。

みんな本当にありがとうございました!いきなり長生社の社員になってくれて助かりました(笑)。その後は、その準社員たちと一緒に、赤坂で信濃鶴を置いてくれている居酒屋へ。今や、赤坂にも鶴は舞い降りているんですよ!私もビックリしました(汗)。

ヤシやS君やZENさんの他にも、信濃鶴を気に止めてくれている方々にたくさんのお会いすることができました。ブログ効果も大きかったですねぇ。『お客さん』っていうよりは、『仲間』が増えたような気がした、今回の酒メッセでしたね。


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指馴らし

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電車やバスに乗って手持ち無沙汰になると、すぐに携帯電話で記事を書き始めるのはブロガーの性でしょうか(笑)。今年度の出張第一弾です。今回のメインイベントは『長野の酒メッセin東京』ってことになりますかね。まぁ、その他にもやることが盛りだくさんですから、こうご期待です。

酒メッセの模様は後で記事にすることにしましょう。たぶん、夜の8時まで開場して、それから片付けて、やらなくてもいい打ち上げなんかやってれば(笑)、かなり遅い時間になっちゃうでしょうから、もう今日はブログ書いてる暇はないと思うんですよね。

そこで、それを見越して朝東京に向かうバスの中で、指馴らしも兼ねて携帯ピコピコやってるわけです。これも毎日ブロガーの習慣というか、責任感の現れというか・・・。隣に座ったおじさんも、「今の若いモンは」って思ってんだろうねぇ(笑)。

昨日、女房がえらく高級なマスクを買ってきて持たせてくれましたが、インフルエンザは大丈夫なんですかね(汗)。実を言うと、一昨日の夜に下痢っぽくて、少し熱も出たもんだからマサカとは思いましたが、熱はすぐに引きましたけどね(笑)。

私が東京にいる3日の間に感染者でも出てきたら、ちょっとした騒ぎになるんでしょうか。なにせ、駒ヶ根ですらドラッグストアのマスクは品切れしてるっていうんだから、日本中が心配してしてるんでしょうねぇ。そんなことになったら、東京帰りの人は駒ヶ根に入れてくれなくなったりなんかしてね(笑)。

そんなこんなで、体調もイマイチだし、ギックリ腰の影響なのかバスで長時間座ってたら腰がウズくんですけど、信濃鶴を売るために頑張っていきましょう!!!


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貴重画像

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この写真は貴重です。誰の手でしょう。手前にある私の手と比べると色の焼けた、しわの多い、かなり使い古した感じの手ですよね。普段の手タレ写真だったら、少しお茶目なピースサインでもしていそうなもんですが、握り締めちゃってますね。何かをつかんでいるわけじゃなくて、もううまく開けないんです。

齢(よわい)81歳のこの手の持ち主は、10年ちょっと前までは毎年秋になると駒ヶ根を訪れて、半年も滞在して、春になると故郷の新潟に帰るっていう生活を繰り返していました。40年以上もそんな生活を続けていたんだけど、病気にかかっちゃって、今では自分の家を離れることはめったにありません。

そうです、この手は私が現在のように杜氏役をやる前に、長生社で正真正銘の杜氏をやってくれていたじいさんのものなんです。体も弱くなったから、外に出ることなんて不可能かと思っていましたが、今回は家族中で信州を旅行するっていうことになったらしくて、少し足を伸ばして懐かしの長生社まで来てくれました。10年ぶりくらいでしょうか。

腕のいい杜氏でした。私が入社してからは、何でも口にして笑い飛ばす私のせいもあって、かなり柔和になったんだって蔵人が言ってましたが、それまではとても厳しい杜氏だったようです。しかし、全国鑑評会6期連続金賞受賞、関東信越品評会第2位などなど、他の杜氏では真似のできない、輝かしい戦歴を持った杜氏中の杜氏だったことに間違いはありません。

我が社で『杜氏さん』と言えば、未だに彼のことを指しているんです。私は杜氏役を兼任している『専務さん』なんです。そのくらい、かつての信濃鶴のシンボル的な人物だったとも言えますね。まだまだ鶴の売上が伸びないところは、杜氏としての私の人物評が悪いためかと思ってしまうほどに、街に飲みに出ても人気者でした。

たった1時間ほどの滞在でしたが、そのためだけに、かつて長生社で働いてくれていた従業員や蔵人がみんな集まってくれました。私も入社したての頃のような初々しい気分を思い出しましたね。長く勤め上げたっていうこともあるかもしれませんが、曲がったことの嫌いな素直な性格が人望を集めるんだと思います。

もっと話をしたかったんだけど、何せ大勢の人が集まっちゃったもんだから、そんな時間はありませんでした。それでも私の顔を見れば、お酒の話しかしてきませんでしたね。声も小さくなっちゃって、何言ってんだか聞き取れない部分もあるんだけど、どうせこう言ってるんだろうって事は容易に想像できましたけどね。

もし、40歳も歳の離れた人間同士の友情というものがあるとしたら、この男とだろうと思っています。最後の数年は蔵に2人で泊まりこんで仕事をしてました。このじいさんから教わったことが私の酒造りの全てなんです。他のやり方は知らない。しかし、それでいいかと思えるくらいの教えを受けました。それは、技術じゃなくて精神の面のね・・・。

じゃぁね、また遊びに行くよ。それまで元気でいてくれよ。「専務の苦労は俺が一番分かっとる」って言ってたんだろ、あの時。ちゃんと聞こえたよ。今年の吟醸の味はどうだったかな。まだ、合格じゃないか。でも、アル添してないから難しいんだって。あと、無理して畑仕事しちゃいかんよ。奥さんが心配するからな。それから・・・今度から別れ際に泣くなよ。いいね。


□□□ 長生社にいたんだから長生きできるよ □□□
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頬ずり(つづき)

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2日続けて娘ネタっていうのも面白くありませんが、土曜日曜は読者の数も少ないので、大目に見ていただいて、お許しを願いましょう。写真は、昨日お話した私の印籠、つまり『永遠に娘と頬ずりしてもいい権利書』です。ピースサインをする娘の顔には、明らかに後悔の色が・・・(笑)。

未だに頬ずりもさせてくれるし、夜は家族3人で仲良く川の字になって寝ている愛娘ですが、その反面、言葉使いは荒くなってくるし、身の回りのものに色気は出てくるし、体つきだって何となく小学生じゃなくなってきます。徐々に親の手からは離れていくのも、頼もしかったり寂しかったりですね。

それでも、今現在生きている全てが成長の方向に向かっている姿というのは、人の一生の中でごく限られたきらめきのような一瞬にしか見ることができない大切なものだと思います。大学生にでもなれば、既に生物としては下り坂にさしかかる部分だって出てくるでしょうから、今の娘の年頃がいかに素晴らしい時期に当たるのか、彼女には少しでも気が付いてほしいんですけどね。

先日私が会社から帰ってお風呂に入っていると、娘が間近に迫ったピアノの発表会の演奏曲を練習し始めました。その音色は、思わずお湯をかき混ぜている手が止まるくらいに、私が少し前に聞いたものとは全く別次元の響きを持っていたんです。まだまだ下手くそなんだけど、その音が人に訴えかける表情みたいなものは格段に進歩しているように私には聞こえました。

たった数日で何が変われるというんでしょう。素人の私にもハッキリと弁別できるほどの違いを生み出した原因は何だったのか。私はお風呂に入って彼女のピアノを聴きながら考えました。そして、あることに思い当ったんです。

その数日前に、娘は中学校の吹奏楽部に入部届けを出して、毎日練習に行くようになっていたんです。まだ担当する楽器は決まってないらしいんですが、いろんなことをやらされているらしい。先輩達が一生懸命に練習している姿も目の当たりにしたでしょう。演奏を聴いてとても感激して、「私、吹奏楽部で良かったわ」とも言ってました。

「それだ!」と思ったわけです。弾き方がうまくなったっていうんじゃなくって、ひとつひとつの音が違うっていう感じなんですよね。「同じように弾き間違えをしているんだし、たった数日で技術的な進歩があったわけじゃぁない。変わったのは、アイツの音楽というものに対する姿勢だろう」とね。

案の定、その数日後にピアノの先生に見てもらったら、とても褒められたそうな。こんなことは全く親バカな見解ですが、そんな姿は『成長』しているっていうよりも、『脱皮』しているかのような印象を受けますね。そういう瞬間を見逃さずに言ってやることは大切なことだと考えているので、娘にはその日の夕食の時に父ちゃんの感じたところを話しておきました。

翌日・・・朝起きると、私が自分用の目覚まし代わりにしている携帯電話がどこにもない。いつも枕元に置いてあるのに、寝ぼけ眼で手を伸ばしても見つけられません。私が一人で目を覚ますくらいだから、もうそれなりの時間のはずなのに。相変わらずゴソゴソしていると、娘が布団の中から私の肩を叩きました。

娘「お父ちゃんの携帯、さっき廊下に持ってったわ」
私「何でそんなことするんだ?」
娘「今日は日曜日だから、ゆっくりお母ちゃんを寝かせてあげたいのよ」
私「ナヌ?お父ちゃん今日だって仕事だぞ!」
娘「いいじゃないのちょっとくらい」
私「バカモノ!お父ちゃんの仕事を何だと思ってんだ!」
娘「携帯の目覚ましって案外うるさいのよ」
私「今までそんなこと言ったことないじゃないかっ!」
娘「私は、親思いの娘に『脱皮』したのよっ!」
私「そんなふうに『脱皮』せんでよろしいっっっ!!!」


□□□ 全て実話です(笑) □□□
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頬ずり

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いつだったか、記事の中で「ヒゲがあると娘が嫌がって頬ずりをさせてくれません」なんて書いたら、何人かの方に「そんなこと関係なく、中学生にもなれば頬ずりなんて絶対に無理です」っていうようなコメントやメールをいただきました。そんな方たちに見せつけるために、最近お気に入りの目もくらむような16枚写真攻撃です(笑)。

ちょっと、娘が嫌がっているようにも見えないではありませんが(汗)、そんなことは決してありませんからね(笑)。いつでもどこでも頬ずりさせてくれますよ。これが男の子だったら私だってそんな要求をしやしませんが、女の子なんだから死ぬまで頬ずりしてくれていいですよねぇ。私にとってもこれは最高の愛情表現なんです。

「羨ましいなぁー」と思ったお父さん読者の方々、今日のブログは皆さんに私が勝ち誇るための内容ですから、どんどん羨ましがってくださいね(笑)。「そんなこと別にやりたかぁないよ」とおっしゃる方もおられるでしょうが、娘さんは可愛くてしょうがないはずです。敢えてやらないのか、やらせてもらえないのかを自分に正直に見つめ直した方がよろしいかと・・・(笑)。

娘に対する愛情は、どの父親も同じ大きさのはずです。それを娘に対して表現させてもらえる努力をしてきたかが、大切なポイントでしょうねぇ・・・まぁ、偉そうなこと書いてますが、実はやっていることは姑息だったりするんです(汗)。小さい頃から頬ずりをいつもしていたっていうだけじゃぁ、やっぱりダメでしょうね。私のようになるには、長期計画に基づいた遠大なシナリオが必要だったんですっっっ!

いいですか、よーく聞いて下さいよ。私のとった手段とは・・・まだ娘がお父ちゃんの頬ずりを嫌がらない頃に、娘に「これからずーっと私に頬ずりをしてもいいです」っていう念書を一筆書かせて、それを水戸の御老侯の印籠よろしく振りかざせるように、大切な宝物にしているんです(笑笑笑)。

何という先見の明でしょう!そのうちに頬ずりなんか嫌がるに決まっている・・・話だってロクにしてくれなくなるかもしれない・・・近寄ることさえできなくなったりして・・・と不安な妄想は膨らむばかりですから、その先手をもう何年も前に打っているわけです。我ながら、何と素晴らしいことか!!!

大人の浅知恵だと笑うなかれ。ちゃんと今でも頬ずりさせてくれるんだから、結果オーライじゃないですか。私に印籠がある限り、娘はひれ伏すしかないんです。自分が書いたんだからしょうがないやね。あの印籠はどこかに隠して、死ぬまで保管しておかなくっちゃなりませんね(笑)。

とはいえ、本心からイヤになったらさせてくれなくなるでしょう(涙)。その日ももう近いのかもしれません。その方が正常でしょうしね。でも、私のことを嫌いになって口もきいてくれなくなったとしても、頬ずりさえさせてくれれば、もしかしたらどこかで通じ合えるのかもしれない・・・本当の心はそこにあるんですけどね。


□□□ 最近いつもより高得点なんですけど □□□
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東京銘柄

信濃鶴を全て純米化する時にとても悩んだことのひとつに、銘柄名をどうしようかっていうことがありました。清水の舞台から飛び降りるつもりで決意した挑戦でしたから、全く違う銘柄に変えてしまうっていう決断もあったと思います。それはやり過ぎだから、信濃鶴の他にもうひとつ銘柄を立てるか。それとも、信濃鶴のままでいくか。もう10年も前のことなんですねぇ・・・。

悩んだなぁ。純米蔵宣言するだけだって、全然先の見えない暗闇に足を踏み入れるような気分でいたのに、それに伴って考えることが山ほどあって、それらを全部整合が取れるように頭の中で組み立てていく作業は、デキのそれほどよくない私にとっては、それまでやったこともない知恵の輪を解くようなものでした。

その中でも、とりわけ銘柄名については、避けて通れないとても大きな問題だと私は考えていたんです。これまで通りの地元販売については従来の銘柄を使って、それ以外のこれから開拓していく市場に対しては別ブランドを作って、少し高級路線の商品を限定的な酒販店さんにのみ流通させていくっていうやり方はひとつの定石として私の中にもあったんですよね。

「全国で名前の知られた有名銘柄になりたいっ!」っていうスケベ根性もどこかにあって、専門誌に取り上げられている蔵や、首都圏を中心にブレークしているようなお酒についても、それなりに聞き耳を立てていました。そうすると、東京で売れている思ったより多くのお酒は、東京用というか地元以外用の別銘柄であることが分かったんです。

東京市場へ全く進出していなかった信濃鶴としては、このやり方は非常に実行に移し易い、とてもいいアイディアに思えました・・・思えたんですが、せっかく自社の酒を一生懸命県外で売っても、そのお酒と地元で売っている信濃鶴が別物であって、何も関係のないもののようになっちゃうんじゃないかっていう部分に引っ掛かりがあったんですよねぇ。

それに、もしそうするんなら、信濃鶴はこれまで通りにアルコールを添加した酒のままにしておいて、純米酒だけ別銘柄にして売り込みをかければ、オール純米化の大きなリスクも背負わずに済むってぇ話になるじゃないですか。私の思いは、本物の日本酒を地元の人に当たり前に飲んでもらうことにあったわけですから、それだと本末転倒になっちゃいますよね。

別ブランドを作らずに成功したのが新潟県のお蔵さんだと思います。例えば『越乃寒梅』さんとか『八海山』さんとか『〆張鶴』さんなんていう有名銘柄はその名前のまま全国で人気が出たもんだから、東京では手に入らないと言われるような商品を、地元の酒販店さんも飲食店さんもそれまで通り扱うことが可能になったんだと思います。

まぁ、この辺は私の推測ですから、そんなんじゃないとお叱りを受けるかもしれませんけどね。しかし、万が一、万が一にも信濃鶴が東京で幻銘柄にでもなれば、お客さんが駒ケ根の鶴を売ってくれている小売店さんや町の居酒屋さんに殺到することになって、りっぱな経済効果を生み出せたことになるんですがねぇ。

私の性格による部分も大きいかもしれません。一度にいろんな事が出来ないんだよなぁ。バカみたいに、ただひとつの味を追求することの方が性分に合ってますね。この銘柄にかけたご先祖様の思いも、この銘柄が背負ってきた長い歴史も、これまで通り一本の道につなげて迷子になれないようにしておいた方が気楽なのかもしれません。

いいとか悪いとかの話じゃないんです。どういうアプローチの仕方が、そのお蔵の考え方に沿って無理なく日本酒の明るい未来に到達できるかなんです。夢はどのくらい先にあるのか分からないじゃないですか。手探りで暗闇を恐る恐る進むしかない。『一燈を掲げて暗夜を行く/暗夜を憂うことなかれ/ただ一燈を頼め』・・・これもバカのひとつ覚えみたいな座右の銘ですね。

そんなこんなで、信濃鶴は信濃鶴のままで名前だけは何にも変わってないんです。頑固なんですかねぇ。これからも、ずっーと頑固だと思いますけどね。でも、こんなこと書いてたら、あれからまだ10年しか経っていないっていう気分になってきましたよ(笑)。


□□□ 写真無しブログが続きましたね □□□
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キビシー!

先日、地元の企業経営者の皆さんで続けている経営勉強会に出席してきました。皆さん社長さんなわけですが、どういうわけか専務の肩書の私も以前から仲間に加えていただいています。駒ケ根商工会議所の主催する企業活動支援事業の一環でしたが、今後は別の流れで存続させていくようです。まぁ、今回はとりあえずの最終打ち上げ会みたいなもんでした。

その名は『テクノネット・マネジメント研究会』。長ったらしい名前でんな(笑)。このブログ開設当初からの読者の皆さんは覚えていらっしゃるかもしれませんが、何を隠そう私がこのブログを書く破目になったのは、この研究会のせい・・・イエイエこの研究会のおかげなんです。あれからもう2年半も経つんですねぇ・・・。

当時は、長生社以外の参加企業はいい業績をあげておられて、私なんか業種も違い過ぎるし、経営内容もお恥ずかしい限りだったので、この会に出席するのは場違いのような気がしていたものです。他の社長さん方も、うだつの上がらない会社の専務が一番いじめ易くて・・・イエイエ一番気を掛けてくれ易くて、いろいろとアドバイスをいただいたっていうわけです(笑)。

元気のいい先輩ばかりでしたから、まぁコテンパンにやり込められるわけですが、それでも私が頑固にめげないもんだから、度々完膚なきまでに打ちのめされました(涙)。その中で私がたったひとつだけ「こりゃイイ!」と思ったのが、ブログを書くことだったんですよね。私のことを一番可愛がってくれたacbさんの強引なシゴキ・・・イエイエ優しい指導の元に私は晴れてブロガーへの道を歩み出したわけです(笑)。

駒ケ根市なんて、こんな山合いの小さな田園都市ですが、機械部品とかメッキ加工とか産業機械を手掛ける優良な企業がたくさんあるんです。少し前までは長野県の中でも有効求人倍率が高い地域だったんですよ。売り上げをどんどん伸ばす会社、海外に支店を増やす会社、事業拡大を図る会社などなど、羨ましい話ばかりを聞いて私も勉強させてもらいました。

ところが、今回久しぶりに集まって皆さんのお話を聞くと、キビシーんだよねぇ(汗)。毎日ニュースで流れている通りの業績になっていて、2割3割減なんていうもんじゃなくて5割6割7割減だなんてことになっているらしいです。時代の先端を走る企業っていうのは、そのまま時代の波にもまれることにもなるんだなぁと思いましたね。

酒造業界は20年かけて6割減という現状になっちゃったわけですが、1年で6割減なんていう状況は想像ができませんね。長生社だってこの1年だけを見れば、この勉強会のメンバーの会社の中での成績は相当いい方になりますよ(笑)。まぁ、あんまりなこと言うとまた反撃を食らいますから、これ以上は言いませんけどね(汗)。

でも、このままで終わるようなことはないはずですから、これから景気が徐々に上向いていく中で、地元の先輩経営者たちがどのようにして業績を回復して新たな道に踏み出すのか、しっかりと拝見してまた勉強させてもらいたいと思います。それと一緒に信濃鶴も大きく羽ばたいて、地元に貢献できるようになりたいものです。

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□□□ 駒ケ根企業に応援を! □□□
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健康診断

本日は私の健康診断の日でした。社員全員で、1年に1回人間ドックに入っています。社会保険の制度を使って受ける健康診断ですから、個人で受けるより格安です。通常だと数万円かかるところを、数千円で同じ検査をしてもらえます。受ける検査内容によって値段も変わるので、具体的なことは言えないんですけどね。

ずーっと受け続けていますから、もう慣れたものなんですが、やっぱりあの胃カメラを飲まなくっちゃいけない『内視鏡検査』っていうやつだけは、そんなに好きにはなれませんねぇ。やったことのある読者の方ならお分かりですよね。たった数分間ですが、オエオエ言って涙を流しながら、胃の中まであの長い管を入れられるのは、いくら健康のためとはいえ好きな人はいないでしょう(汗)。

ここ数年は、必ず麻酔を打つようになりましたから、うまく効いてくれれば、眠っている(気絶している?)間に検査は終わっています。初めて打たれた時には、すんげー効いたんですよ。注射を打っている間にもう、スーッと落ちてく感じで眠りについた記憶があります。気が付いた時には、管を抜くところでした。

そういえば、その最初に麻酔を打った年には、付き添いの看護婦さんが結構強引だったんですよ。どういうことかって言うと、麻酔を打つかどうか聞かれたので「打たないでいいです」って答えたんですが、「まだ若いから、胃の反射も強くて苦しいでしょ」とか、「一回やってみれば楽なことが分かるわよ」とか、いろいろ言ってくれるんです。

そのうちに、近くで準備している先生に聞こえないように「いいから、打ちなさいよっ!」っていう感じにも聞こえるように言い含められちゃったんです(汗)。まぁ、結果としては楽に検査が受けられて良かったんですが、後から関係者に聞いたところでは、その日の担当の先生はあまり胃カメラの捜査が上手な方ではなかったらしくて、もしかしたらその看護婦さんはその辺を見越して私に麻酔を進めてくれたのかもしれないとも思ってるんですけどね(笑)。

でもねぇ、それ以降はあんまり効かないんですよね、これが(涙)。頭はボーっとして夢うつつなんですが、意識は途切れない感じなんです。そうなると、オエオエ状態になっちゃう(笑)。それに、麻酔が切れた後に頭が痛くなることがあるんですよねぇ。だもんだから、そんなことなら麻酔打たないでやってもらってもいいっていう気もするんです。やってみれば、「やっぱり打ってください!」っていうことになるのかもしれませんが(汗)。

まぁ、今日の検査も無事に終わりました。今日の段階で結果が出ている範囲では、悪いところは全くなかったみたいです。飲兵衛としては気になる肝臓の検査値も、昨年はギリギリだったんですが、今年はそんなこともなくてとても良好でした。これで意を強くしてこれからの飲み会に立ち向かえますね(笑)。

例年より数値が正常値に近かったのには、ビールを今年はあんまり飲んでないっていうこともあるんじゃないかと思います。別に、ビールを悪者にしようってぇんじゃありませんが、暑くなってビールと日本酒の両方を毎日飲み始めるとおなかも少し出てきますし、健康診断の結果も悪くなるのが私のパターンです。

今年は、これまでのところあまりビールに手が出ないで、鶴や八兵衛ばかり飲んでいるから調子がいいのかも・・・。いやいやビール屋さんの営業妨害をしたいわけじゃぁありませんよ。私はビールも大好きですからね。結局は、両方飲むから飲み過ぎになるっていうだけの話かもねぇ(笑)。


□□□ 今晩はたらふく飲むぞー! □□□
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鶴チュー訪問記(つづきのつづき)

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連休中に長生社を訪ねてきてくれた、鶴チューの方たちの記事をこれまで2回にわたって書いてきましたね。連休の最後に来てくれたのは、駒ケ根市から車で1時間ほど離れた飯田市の酒販店さんと飲食店さんとそこの常連の女性の3人様でした。この皆さんは、実は昨年も同じような時期にお越しくださっていて、2回目の訪問だったんです。

このうちのおひと方は、長野県の酒造業界の一部ではつとに名前の知られた御仁なんです。飯田市で飲食店を経営なさっているんですが、めっぽうお酒の味にうるさくて、よく勉強もなさっています。長野県の原産地呼称管理制度の日本酒の審査員もおやりになったことがあったりなんかして、正直を言えば、こういうお客さんは味がよく分かるので、蔵元とすれば緊張しちゃうんだな、これが(汗)。

もうこういうレベルになると、『信濃鶴』の味を見に来たっていうよりも、『今年の信濃鶴』の味を確認に来たっていう話になりますから、余計にドキドキしながら今年のお酒の味の評価をしてもらいました。幸いなことに、昨年来、鶴の事は高く評価していただいていて、今年もまずまず気に入ってくれたみたいでした。

お話をうかがっていると、今年の鶴の味の傾向をピシャリと言い当てられたっていう感じがするほどでしたね。こういうお客さんは怖いんだけど、見方についてくれると強いですよねぇ。ただし、半端な酒を造っているといきなりダメ出しを食らうでしょうから、安心はできません。ご自分のお店でも、少しずつ鶴をお客さんに勧めてくれているようですから、今度飯田まで出かけて行って、しっかりと飲み明かしてこなくちゃなりませんね。

・・・と、ここまでのことを書いて、今回の『鶴チュー訪問記』は終了にしようと思っていたんですが、とんでもないおまけがついてるんですよ、この話には・・・(汗)。

一番最初に記事にした横浜から来た若者3人組の話題があったじゃないですか。あの中のお酒に詳しいリーダー格の彼。名前はS君って言いますが、なんと、次の週末にも駒ケ根に鶴を飲みに来たんですよ!今度は前回と違う男性と2人で。そんでもって、また越百に行って、なんと鶴を2升も空けていったそうな!!!私も最初だけ越百に付き合ったんですけど、最後までいなくて良かったですよ、いたら死んでたかも(笑)。

それから3日後の今日のこと。私が事務所に用事があって歩いていくと、子牛ほどもありそうなどでかいバイクが会社の入口に乗りつけてあって、その横のウルトラ警備隊かガンダムか何かを連想させるバイク用のジャケットを着た男性と社長が話していました。お買い求めいただいた信濃鶴をバイクの後ろのバックに入れているようで、どこか遠方からのお客さんだと分かりました。

事務所に入る前にそのお客さんに軽く会釈をしてその顔を見ると・・・なんと、S君じゃないですか!!!「今日は鶴のカップ酒を買いに来ました」なんて何食わぬ顔で言ってましたが、一体どーゆー男なんでしょうか(汗)。日帰りで横浜から飛んできたらしいです。これから帰るって言ってましたが、もうこうなると『鶴チュー』を通り越して『鶴キチ』ですね(笑)。

彼の名誉のために言っておきますが、別に社会を逸脱したような人じゃありません。17日までがご自身のゴールデンウィークだっていうことでしたが、それにしてもスゴ過ぎる(汗)。もしかして、横浜に住んでるなんていうのはウソで、この辺に住んでんじゃないのかなぁ、あの鶴キチ君は・・・(笑)。


□□□ 最近ランキングの得点が高いですね □□□
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長野の酒メッセ

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大事な宣伝を忘れてました。今年も開催されます『長野の酒メッセin東京2009』!毎年この時期の開催で恒例になっているので、ご承知の読者の皆さんも多いでしょうが、ご存じない方に向けてのご案内をしなくっちゃなりませんでした(汗)。長野県酒造組合の重要なイベントの情報発信もこのブログの大切な使命ですもんね。

開催日時:2009年5月19日(火)13:00~20:00
     ●業界関係者(酒販店・飲食店関係)のお客様 13:00~
     ●一般のお客様 15:00~(受付終了19:30)
開催場所:グランドプリンスホテル赤坂 別館5階ロイヤルホール
     東京都千代田区紀尾井町1-2
     TEL03-3234-1111
入場料:2000円 【【【【【和服でご来場の方500円引】】】】】

っていうことになっております。平日ではありますが、多数の皆様のご来場をお待ち申し上げております。信濃鶴も展示ブースがありますから、是非、遊びに来てくださいね!和服で来ていただければ、1500円になります。イベントも華やかになりますから、あまり着る機会の少ない着物を、がんばって(?)おめしになっていただくとうれしいですね(笑)。

長野の酒の首都圏への販路拡大のために行っている『酒メッセin東京』ですが、おかげ様で来場者数も安定してきて、盛況に開催できるようになってきました。その効果もあってか、最近信州の酒の人気が上がってきているなんていう話を、酒販店さんからお聞きすることもあるんですけどね。

まぁ、信濃鶴も県外出荷を始めてそれほど時間が経っているわけではありませんから、その辺の推移に関してはあまり実感はありませんが、信州ブランドのお酒が各種雑誌に出てくることが多くなったような気はしますね。それが徐々に勢いを増して、長野県全体として出荷量が伸びてくれるのが私たちの一番の望みです。

もっと言えば、長野県だけじゃなくて全国の全てのお蔵さんのお酒が、これまで以上に売れていく状況になってほしいものです。それには、日本酒の需要を伸ばす以外に道はないわけですが、日本酒自体の不人気と昨今の経済情勢の悪化で、なかなかいい条件はそろってこないんですけどねぇ(涙)。

他県の酒造組合さんたちも、このような試飲会や展示会を活発に開催なさっています。いろんな方に聞くと、そのどれもが年々盛大になってきているっておっしゃってます。私も東京や地元長野で行う日本酒系のイベントを見ていると、それなりにお客さんは来てくれているんですよね。なんでこれで日本酒が売れないんだって思うくらいに・・・。

そのギャップが今後埋まっていくようであればうれしいことですが、イベントにはお客さんが来るんだけど、実際にお酒は売れないっていうこのジレンマを、何とか早く解消したいもんです。そのためにも、今年も頑張って『長野の酒メッセin東京』を行いますから、皆さんがお好みのお酒を発見するためにご来場下さるのを、長野の蔵元一同お待ち申し上げております。2000円であれだけ飲めれば、絶対お得です(笑)。


□□□ 久しぶりに4位になってました □□□
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ラーメン小僧

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ここのお店の事は、もしかしたら以前記事にしたことがあったかもしれません(汗)。たぶんないと思うんですけどね。2年半にもわたって毎日ブログを更新していると、何書いたかなんて忘れちゃうんですよねぇ(笑)。ただでさえ物忘れが激しい方なのに、時間に追われて書いているようなことが多いから、記憶に残っていないのかもしれません。

でも、読んでる読者の皆さんも覚えているわきゃないんだから、気にせず書きますね(笑)。先日、ゴールデンウィーク中に松本に行った時に、久しぶりにこのお店のラーメンを食べました。美味しかったですよー!って言っても、今若者に人気の新しいタイプのラーメンじゃありません。昔っからのラーメン屋だと思います。

そのお店の名前は『とりでん』。松本城の手前を脇に入ったところにあります。昔はもっと古めかしい建物だったんですが、区画整理があって数年前に新しく建て替えられました。写真は私の食べた野菜そば大盛りです。中盛りでもかなりの量がありますが、痩せの大食いの私はここぞとばかりに大盛りでいっときました。

見れば分かるように、かなり油が浮いていますから、コッテリギトギトなお味を想像するかもしれませんが、案外あっさりしているんです。何から出汁を取っているとか、麺はどんなタイプだとかは私には分かりません(汗)。しかし、ひとつ言えるのは、他にはない味で、とても美味しいっていうことです。

昔からのラーメン屋っていうと、それなりの味が想像されますが、そんなのとは全然違うんです。北海道とか博多とかの地方色豊かなラーメンでもないし、トンコツとか煮干し醤油とかいう今風の味とも違います。きっと、昔いた先代のおじいさんが作り上げたものだと思いますが、忘れた頃にまた食べたくなる味なんですよ、これが。

近所の常連っていう感じのお客さんが多くて、昼時には行列ができることもあります。例にもれず、店のオヤジは愛想がないもんだから、入りづらいって言えば入りづらいんですが、その雰囲気を押して入って食べるだけの価値はあると思いますけどね。一般的なものに比べるとちょっと麺は伸び気味だし、それほど評価しない人もいますけど、あの雰囲気も含めて私は好きですね(笑)。

もう十数年も前に、ある人に連れられてここの暖簾をくぐったんです。私がラーメン小僧の道に開眼したのはその日だったんじゃないかと思うくらいに、衝撃的な味だったことを覚えています。古ぼけたどこにでもある食堂みたいな店内だったのに、これまで食べたこともないラーメンだったっていうギャップがそう感じさせたのかもしれません。

日本酒でも、よくそういうことをおっしゃる方はいますよね。「私は○○○を飲んで日本酒に開眼しました!」っていう感じで。私もこれまでに何本か、目を見開かされるような日本酒に出会ってきました。その多くは、やはり名の通った銘柄であることが多かったですね。それだからこそ、多くの人たちの支持を得て有名になっていったんでしょうけどね。

そんな酒になりたいと、私もいつも考えています。まだまだそんな域までは到達できませんが、いつの日にかそんなことを言ってくれる日本酒小僧たちが出て来てくれることを願って、これからも酒造りに精進しなくっちゃならないと思いました。まぁ、ラーメン食いながら考えることじゃないですけどね(笑)。

たぶんこのお店の事は書いてないと思うけど、記憶力ないからなぁ・・・。女房にも言われるんですよ。「あなたって、何回同じ話しても、『へぇー!そうかー!』って新鮮に驚いてくれるから楽でいいわ」ってね(笑)。


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鶴チュー訪問記(つづき)

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一昨日の記事の続きです。2組目のお客様は、愛知県からお越しのSさんとご友人の2人組。Sさんはこのブログの読者で、以前にも高速料金の特別割引が始まったその日に長生社まで来てくれて鶴をお買い上げいただいたんだそうです。私はまだ蔵に入りっぱなしだった頃ですから、その時には社長がお話をさせてもらったっていうことでした。

それで鶴をとても気に入ってもらえて、またこの連休中に志賀方面に遊びに行く途中で寄ってくれたんです。今回はメールをいただいていましたから、私も予定に入れてあって、お会いすることができたんです。わざわざ途中下車までして大量に大人買いしていただきまして、誠にありがとうございました(笑)。

例の高速道路料金の特別割引で、駒ケ根で下りなければ1000円だけで済んだものを、余分にもう1000円かけてまで長生社に来ていただきました。まぁ、お買い上げいただいたお酒を宅配便で送ると、それ以上にかかってしまうっていう計算はメールのやり取りの中でやってあったんですけどね(笑)。

Sさんの目的はもうひとつあって、私のブログを読んでセブンイレブンの焼きウルメを前回もお土産にお買い求めになったそうで、私の言った通りとても美味しかったそうです。しかし、それが愛知の方には売っていないらしくて、是非ともそれもまた買いたいとおっしゃってました。これもちょっとした鶴の経済効果でしょうかね。しかし、駒ケ根産の焼きウルメはどこへ持っていっても評判いいなぁ(笑)。

Sさんとお話ししていてビックリしたのは、なんとこのブログを最初から全部読破してくれたっていうことです。最初からお読みいただいているのなら分かりますが、ここ数か月前から読者になっていただいて、読み始める以前のものも全てお読みになったそうです。有難いことですが、読み切るのに正月休みを全てつぶしたとか・・・(汗)。

たぶん900話くらいを一気にお読みになったと思うんですが、1話で原稿用紙3ページと見積もって、2700ページ分です。私だってこれまで1度も読み返したことがないのに、何という努力!一本筋が通った小説じゃないんだし、何という忍耐!スラスラ読んでもらえる程文章が上手いわけでもないのに、何という根性!何か記念品でも贈呈すれば良かったかなぁ(笑)。

最初にSさんがわざわざ駒ケ根まで来て鶴を買っていただいたのは、これは正真正銘のブログ効果と言えるでしょうね。今回それ以上にお買い求めいただけたのは、ブログ効果とは別に、飲んでみたら美味しかったと感じてもらえたからだと思います。鶴チューになってもらう際に、この相乗効果は案外強力です。

たまたまブログを読んでくれて、どんな気持ちで鶴を造っているのか分かっていただいてから、実際に飲んでみたら美味かったっていうパターンと、どこかで飲んだ鶴がとても美味しくて、ネットで信濃鶴って検索したらこのブログが出てきて、読んでなるほどと思ってくれたっていうパターンがあると思いますが、いずれの場合にも鶴チューになる確率はかなり高まります(笑)。

お酒の味もまだまだこれからの部分もありますし、ブログだって大したこと書いているわけじゃありませんが、お互いが補完しあって鶴チューを増殖させていってくれれば、私の努力も報われるってぇもんです。鶴チューが駒ケ根にウヨウヨ集まってくるなんて、なんて明るい日本酒の未来なんでしょう。「ブログ書いてて良かったー」っていうのが今日の結論ですかね。


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勉強会

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えーっと、久しぶりの飲兵衛ブログです。そんなにヘベレケではありませんが、何となく頭は痛いです(汗)。飲んだ後に女房殿に街まで迎えに来てもらったはいいんだけど、うちに帰ったらコタツで寝込んじゃって、気が付いたら夜中の2時過ぎ(涙)。まだ酔っ払ってはいるんだけど、ブログを書くくらいの気力は残っているみたいだから、とりあえず何か書きます(笑)。

今日は駒ヶ根市の隣にある伊那市の漆戸醸造のU社長と、最近の業界情勢についての「勉強会」をやろうっていうことで会うことになってました。U社長って書いても名前はバレバレでんな(笑)。お互いつい最近まで仕込やら何やらで忙しくやってましたから、久しぶりの情報交換です。まぁ、飲むだけですけどね・・・女房にはそう言っとかないと(汗)。

酒造業界にも不況の風は吹いているわけで、その風にあおられてグラグラと屋台骨が揺らぐような話も出てきたりなんかしてね。それに合わせるようにして、これまで溜まっていた埃が舞い上がって、眉をひそめるような状況にもなりかねない昨今ですから、しっかりと内部事情を共有しておかなくっちゃぁなりません・・・女房にはそう言っとかないと(笑)。

ヤバイ話をするっていうわけじゃぁありませんが、実名も出てくることだし、1軒目のお店はヒソヒソ話ができる居酒屋さんがいいだろうってことで、アーケード街にある『ぎんざ』さんへ。ちょっとした個室状態になっているんで、2人で話し込むにはもってこいです。ここで飲んだ後に、越百の蕎麦を食べにいこうっていうことになってたんですが・・・。

『ぎんざ』さんは何でも食べられるショットバーみたいなお店です(笑)。おつまみ系も充実していますし、レベルも高いですね。いろいろ飲んで食べて、だんだんと気炎が上がってきたあたりで、マスターが「ラーメン食べますか?」って言ってきたんです。想像していただければ分かりますが、おしゃれな雰囲気のバーでラーメンはねーだろー、ふつー(笑)。

そこのマスターは他にもいくつかお店を持ってるんですが、その中の1軒を今度ラーメン屋(?)にするんだそうです。なんでも、このお店で出していた裏メニューのラーメンが好評だったらしい。アゴで出汁をとったサッパリ塩味だなんて聞いたらその気になっちゃって、特別に作ってもらって食べちゃったんですよねぇ。

マスターがこのブログを読んでるのかどうかは分かりませんが、isuzuさんも常連のお店ですから、そんな話になってるんでしょう(笑)。「ブログで宣伝しといてよ」と言われたので写真を載っけておきますね。本当にサッパリしてて美味しかったですよ。飲んだ後にはちょうどいいかも。駅前の『がってん』さんがリニューアルオープンするっていうことですから、もうすぐ食べられるようになると思います。

んでもって、おなか一杯になって越百にはとても行けなくなっちゃったもんだから、最近駒ヶ根ブロガーの中で評判の、新規オープンした『Arika』さんへ。hamaちゃんと待ち合わせしてたんだけど、U社長の電車の時間になっちゃって、今日の「勉強会」はタイムオーバーと相成りました。次回は今期の造りに関する「反省会」をしなくっちゃなりません・・・女房にはそう言っとかないと(笑)。

何とか記事が書けましたが、よく考えたら冬の間は毎日こんな時間にブログ書いてたんだもんねぇ。偉かったなぁ、オレって(笑)。


□□□ 今でも偉いと思います □□□
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鶴チュー訪問記

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この連休中に、何組かのお客様が長生社を訪問して下さいました。我が社では蔵見学は実施していませんので、見学にお見えいただいたっていうよりも、信濃鶴を買いに来たとか、どんな蔵かちょっと見に来たとか、今年の酒の出来を聞きに来たっていうような方々でした。私に会うために来てくれたっていう側面が大きい方たちばかりでしたから、私もできる限りお話しさせていただきましたよ。

まずは、横浜からお越しになった若者3人組。女性1人に男性2人の組み合わせ。何でも、横浜の彼らの周りで信濃鶴っていう酒がとても評判なんだそうな(笑)。このメンバーのうちのひとりの男性はかなり日本酒に詳しい感じ。どうやら彼がリーダーシップをとって、その信濃鶴っていう酒を飲みに行こうっていう話になったらしいんです。

そのお酒だけのために、そのお酒を造っている地元まで遊びに来ちゃうっていうのは、彼らがすごい行動力を持っているのか、鶴にもそれほどの魅力が出てきたのか、現在の観光のひとつの形態なのか定かではありませんが、面白い行動パターンですよねぇ。「他にも目的はあるんでしょ?」って聞いたら、鶴のためだけに来たって言うんですよ(汗)。

信濃鶴を飲めるお店をネットで検索したら、『越百』が引っ掛かったらしいんです。だから、最初の彼らの目的は越百で飲むことだったんです。早く駒ケ根に着いちゃったんでえっちゃんに電話したら、連休中でも専務が蔵にいるかもしれないからと私に連絡を取ってくれて、長生社まで遊びに来ることになったんです。

えっちゃんの方には前日には連絡が入っていたみたいで、私の方にもそんな人たちが来るかもっていうことは伝えてくれていたんです。それでもちょっと突然だったので、私も時間的に余裕はなかったんですが、次の日の予定も立てずにとりあえず鶴を飲みに来てくれたっていうんですから、ほっとくわけにゃぁいきませんよね(笑)。

でも、このような観光のお客さんが増えるのであれば、私の信濃鶴に込めた思いが現実の形になって反映されているようで、とてもうれしいんです。鶴はこの地元のためのお酒であって、数量的にはあまり県外で売られているわけではありませんが、県外に飛び立った鶴が少しでも名を知られるようになって、それと一緒に駒ケ根の名前も覚えてもらえたなら素晴らしいことだと思うんです。

そして、地元にお客様を連れて来るほどに鶴が育ってくれれば、長生社も駒ケ根市も少しでも潤うじゃないですか。それは私の考える地酒の役割のひとつの具現化であって、私の夢でもあります。東京で売ること自体が目的の全てじゃないんです。そこでの評判が地元の経済にもいい影響を与えるような地酒になりたいっていう思いも強く持っているんですよね。

新潟に旅行に行ったら、よく名前を聞く有名な銘柄のお酒をお土産にする人が多いと思います。そうなることで、地元の酒屋さんだって売り上げが伸びるでしょう。まぁ、そうするためにはブランド名は東京と一緒でないと、ちょっとうまくいかないかもしれません。東京市場のための別ブランドを立ち上げるのは造り酒屋の常套手段ですが、信濃鶴が信濃鶴の名前のままで県外出荷をしているのはそんな理由もあるんです。

長生社を後にして、彼らが越百でどのくらい飲んでいったかは、えっちゃんのブログにも書いてありました。本当にひとりで8合も飲んだんですかねぇ(汗)。そんなに飲んでくれるんなら、神奈川にも鶴を販売してもらえる酒販店さんを探さなくっちゃなりませんね(笑)。

ちょっと長くなりました。明日に続きます。

》》》》》》》》》》 【当日の越百の様子(横浜の彼もコメントびっしりかいてあります)】


□□□ 連休中ってランキングのポイントが伸びないんですよねぇ □□□
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中川ハーフマラソン

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ついにこの日がやってきました!『中川ハーフマラソン』が5月5日に開催されました。このブログでもご紹介しましたし、これまで駒ケ根ブロガー達もこぞって自分の練習の様子なんかを記事にしてましたね。その名も『チームNC越百(こすも)』。NCはナチュラル・クレイジーっていう意味らしいですが、飲兵衛倶楽部の方がしっくりくるかも・・・(笑)。

私も詳しい経緯は知らないんですけどね、とにかく居酒屋『越百』に集う飲兵衛仲間がこのハーフマラソンに出場するっていう話で盛り上がって、話だけで終わらずに、引くに引けなくなって、本当に走ることになっちゃったみたいなんですよね(笑)。私は、スポンサーとして強引に引きずり込まれたわけです(汗)。

トーコ姉貴の『酒屋八兵衛』や、bossの『パナシェ』も、黄身ちゃんの『しゅせん』もみんな同じように丸め込まれてスポンサーにさせられてますから、何とも迷惑な集団であるには違いないわけですが、憎めないから仕方ないんだな、これが(笑)。チームの総勢は20名くらいで、実際に走ったのが15人くらいかな?

当日は、薄曇りの天候で選手のみんなは走り易かったんじゃないんですかね。最後の方で少しポツポツし始めちゃいましたが、何とか持ってくれたっていうところでしょうか。たぶん、ほとんどのメンバーはロクに練習してなかったと思われますが(笑)、とりあえず全員完走(完歩?)おめでとー!!!

私たち家族はとにかく応援しに行こうってことで、いつもの朝より早めに蔵の仕事を終えて中川村の会場に向かったんです。しかし、会場近くの駐車場にはもう入れないってことでどえりゃー遠くの駐車場に案内されそうになりました。仕方ないのでhamaちゃんに聞いて、会場近くの穴場の駐車場に車を止めて、そこから歩いてメイン会場に向かいました。

もう既にその道がほとんどのメンバーが出場する5キロコースになっていたので、みんなが走ってくるのをそこでしばらく待って、沿道で応援をした後でゴール地点に行って、もう一度最後のお迎えをすることにしました。大体スタート地点から1.5キロくらいの場所でしたが、走ってきたチーム越百の連中はその時点でほとんど息が上がってました(笑)。

写真1枚目に写っている連中は、もう既にこの時に集団の最後尾で、足取りの重そうなこと(笑)。特筆すべきはaSaっち親子でしょう。俗に言うコスプレっていうんでしょうかねぇ。2人してナースの格好をして、彼女たちを振り向かない人はいませんでしたね(笑)。パンツ見えそうで、こっちがハラハラしちゃいましたよ(汗)。

みんなのゴールを見届けてから記念写真を撮って、蔵に帰ってきて仕事を終えて、しゅせんでの打ち上げの2次会に合流。みんな晴れやかな顔をしてましたね。やっぱり、その時は苦しくても、実際に走った人たちが一番楽しいんだろうし、感動を味わうこともできるんでしょう。私は走る気は全くなかったものの、少し羨ましい気分でしたよ。

でもねぇ、後から考えると、あの駐車場から会場まで歩いて往復するだけで2キロくらいはあったんじゃないのかなぁ。ってことはマラソンの5キロコースに出場して歩いたって、大して違いはなかったかも・・・(汗)。


□□□ きっとみんなも記事にしているはずです □□□
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コンビニ強盗

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連休3日目の朝。今日はNC越百がさっそうと中川村を駆け抜けるハーフマラソン大会の日。応援に行かなくっちゃならないので、昨日に引き続いて朝早くにもろみの面倒を見てしまおうと、会社に行く準備。朝のNHKが地方版のニュースを流していました。

『今朝未明に、駒ケ根市のコンビニエンスストアに3人組の強盗が押し入り、レジにあった現金数万円を奪って逃走しました・・・』

エエーッ!駒ケ根市のコンビニなんて今や数多くありますが、結構知り合いが多い!酒販店の免許のないコンビニがかつてはかなりあって、お酒が売れると有利だっていうことで、免許を持っていた町の酒屋さんがコンビニに業態転換することが多かったんです。すぐに3人くらいの顔が思い浮かびます。

『被害に遭ったのは、駒ケ根市のセブンイレブン梨の木店で、店長を棒のようなもので脅し、レジを開けさせ、中にあった現金を奪って走り去ったということです・・・』

エエエエーーーーッ!!!梨の木店ってそこじゃん!!!経営者の方は知らないものの、家のすぐそばにあるコンビニですから、利用頻度は最も高いお店です。真夜中でお客さんがいなくて、店にも店長しかいないような時間に襲われたらしいです。県内でもコンビニや郵便局の強盗事件はこれまでも聞いたことがありましたが、まさか目と鼻の先でねぇ・・・(汗)。

そそくさと朝食を食べて、車で会社へ向かうと、途中にそのお店はあります。朝も早かったので野次馬はほとんどいませんでしたが、テレビ局のカメラマンらしい人たちが5人ほどカメラを構えていました。店の周りには立ち入り禁止のテープが張られて、店内の電気は消された状態です。警察関係の人の姿は見えませんでしたけどね。

このお店は、オープン当時は何でこんなところに出店するのかと思われるほど、ある意味で辺ぴな場所に建てられたコンビニでした。幹線道路からはかなり外れていますし、田んぼの真ん中で周りには他の商業施設なんかは皆無です。ただし、住宅街はそれなりにあるっていうような地の利で、私なんか「こりゃぁ、実験的にやってみるお店かなぁ」なんて思ったくらいです。

でも、始まってみると、かなりお客さんが入るお店だっていうことはすぐに分かりました。朝の通勤時間や、帰りの帰宅時間には駐車場は車でいっぱいです。今のコンビニは公共料金の支払いや、宅配便の受付など便利な機能満載ですから、お店の周囲に人さえ住んでいれば集客には事欠かないのかもしれませんね。そんなお店ですから、犯人もレジにはお金があると思ったのかもしれません。

それにしても、まだ犯人は捕まっていませんから、何となく怖いじゃないですか。犯人が3人もいて、まだ捕まってなくて、その辺をうろうろしてるかと思うと、落ち着かないったらありゃしません(汗)。早いこと犯人が捕まって、この辺の空気がまたのどかなものに戻ることを望むばかりです。

いろいろな犯罪が身の回りで起こると、きっとほとんどの人が「こんな田舎で」とか「のどかな場所なのに」とか「こんな事は今までなかった」なんて思うんでしょう。正に今の自分がそんな気分ですが、どんな犯罪も身近で起こり得るっていうことは、現代社会では肝に銘じておかないといけないのかもしれませんね。


□□□ 私が食べる焼きウルメはほとんどがここ産です □□□
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ドライブ

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ゴールデンウィーク中に、とにかく1日くらいは家庭サービスをしなくちゃなりません。娘なんかこの半年の間どこへも連れて行っていませんから、それほど蔵に手がかからなくなってきたこの時期に、「どこかへ行こうよー」とせがまれれば、隣町以上、県内以下程度の所への日帰りドライブくらいは、私としても一緒に出かけたいところです。

とはいえ、蔵の仕事がないわけじゃぁないので、朝早くに仕事を済ませておいてから出発して、夕方の仕事ができるくらいの時間には戻ってこなくっちゃなりません(汗)。それほど遠くへ行けるわけでもないんですが、ちょっとしたゴールデンウィーク気分を味わったと思えるくらいには遠征する必要があるんですけどね(笑)。

今回は、例の高速道路料金の特別割引制度が始まっていますから、「とにかく高速道路に乗ろう!」っていうことになりました。初めに頭に浮かんだのは、長野市の善光寺の7年に1度の御開帳に参拝することでしたが、回向柱(えこうばしら:善光寺の本尊とつながっているとされる柱)に触るだけで3時間待ちだとか知り合いに聞いていたので、その案はボツに。

ここ数日のニュースでは、高速道路の例年にない混雑ぶりを報道していましたから、渋滞してもとりあえず何とかできる近場の松本市に行くことで、家族会議が結審されました。女房も娘も自分の欲しいものをウィンドーショッピングする程度で満足してくれるんですから、高速料金は約半額で済むし、私とすればありがたいこってす(笑)。

さて、朝早めにもろみの面倒を見てから高速へ乗ってみると、やっぱしスゲー車の量でしたねぇ。渋滞しているとか、ひしめき合う様にして走っているとかではないんですが、朝のあの時間に中央道の駒ケ根インターから岡谷ジャンクションあたりまでの区間が、あれほど込み合っているのなんて本当に珍しいことです。連休の効果と、特別割引の効果が相乗的に効いているんでしょうね。

日本中の高速道路が同じように利用率がアップしているっていうのであれば、経済効果はそれなりに出てるんじゃないですかね。その分、自家用車以外の交通手段を提供している会社は乗客が少なくなっているだろうし、各道路株式会社も利益の上がらない部分があるのかもしれませんが、ガソリンはたくさん消費されるだろうし、地方の観光地も潤っているんでしょう。

実際に、長生社では駒ケ根市にある中央道駒ケ根サービスエリアに、味りんや料理酒を卸しているんですが、特別割引制度が始まってからは配達する数量がこれまでの数割増しになっているみたいです。それだけサービスエリアを利用するお客さんが多いっていうことなんでしょう。ちなみに、サービスエリアではアルコールは売れませんから、信濃鶴の配達はしてないんですけどね(汗)。

定額給付金目当てに、女房や娘に高額商品をねだられるかと内心ビクビクしていましたが、今回はうまいこと食べ物で釣って誤魔化せました(笑)。唯一やらされたのが、娘が以前から家族で撮りたいと言っていたプリクラ(プリントクラブの略?)です。あんなに複雑な操作方法を完全にマスターしているって、あの娘は一体何者???


□□□ 小さいけど初めての家族の顔出し写真です(笑) □□□
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粕抜き

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長生社の酒蔵にはまだもろみのタンクが数本残っていますから、私は相変わらず毎日蔵にいるんですが、休みの日にはもろみの面倒を見て成分の分析をする程度の仕事しかしませんから、忙しい事はありません。圧搾機から粕を抜き取る作業なんかが入ってくるとチト大変ですが、なるべくそういう仕事は休日に入らないようにしてるんです。

ところが、世の中が4連休となるとそうも言ってられません。必ずどこかで粕抜きの作業をする破目に陥ります。それも、社員はいませんから、女房と2人であれこれケンカしながら仕事をしなくっちゃなりません(涙)。彼女と仕事してると、たまーにどっちが杜氏だか分らんような気分になることがありますが(汗)、文句も言わずに手伝ってくれるので、ここでは素直に感謝しておきましょう(笑)。

もろみをお酒と酒粕に分離するための圧搾機は、長生社の場合、毎日稼働しているわけじゃありません。連続して使う場合もあれば、何日か間が空くことだってあります。数日間使わない時に機械の中はどうなっているかっていうと、次回すぐに使えるようにスタンバイさせておくわけじゃぁないんです。つまり、酒粕を抜いて機械の中を空にしてしまうことはありません。

分かりづらいかもしれませんが、例えば5月1日に圧搾機を使ってもろみを搾ったとして、次のもろみを搾るのが5月5日だとしましょうか。2日には搾り終わっているので、この日に圧搾機の中の酒粕を抜く作業をしようと思えばできるんです。しかし、そうはせずに5日にもろみを圧搾機に入れ込む前に1日に入れた分の粕を抜くんです。

なぜそうするかってぇと、酒粕を圧搾機の中の濾布(ろふ:濾過するための布)からはがしてしばらく置いてしまうと、濾布が酸化したり乾いたりして次に搾るお酒の味に悪影響があるからなんです。もろみを入れる直前に酒粕を抜くことで、常にいい状態の濾布でもろみを搾ることができるっていうわけですね。

ですから、圧搾機は事前に準備しておくことができません。つまり、もろみの分析結果なんかを見ながら搾る日を決めていきますから、その日がいつになるのかそれほど前から予測できるわけでもありませんし、予測できたとしても結局はその日にならないと粕抜き作業はできないんです。どんな仕事ももろみが決めるっていうことでしょうかね。

麹菌や酵母菌を利用してお酒を造っているような気になっているかもしれないけれど、結局は人間様の方が彼らの都合に合わせているっていうのが酒造りなわけです(汗)。酵母菌を利用してるんだか利用されてるんだか分らんじゃないですか。麹菌なんて昔から日本人に培養され続けているんだから、もしかして人間を利用して生き延びているんじゃないかとさえ思えたりして(笑)。

まぁ、そんな作業をしながら私のゴールデンウィークは過ぎていきます。この粕抜きの仕事さえなければそれなりにのんびり出来るので、休むことが出来ないゴールデンウィークもまんざら悪いばかりじゃありません。ちょっとしたドライブくらいなら、娘を連れて行けますしね。

会社で時間に余裕がある時には何するかってぇと・・・ブログ読むんだな、これが(笑)。ブロ友のブログを読んでランキングサイトへの応援クリックをして回るとかなりの時間がかかりますから、普段は毎朝会社の始業前に大忙しで読ませてもらうんですが、こういう時にはゆっくりと楽しんで熟読しています(笑)。


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ヒゲよさらば

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今日のブログの写真には驚いてもらえましたか?一回こういうことやってみたかったんだよねぇ(笑)。ちょっと現代アート風に見えなくもない・・・こたぁないか(汗)。ようやくヒゲを落としたので、その前のヒゲ面の写真を載っけようと思ったんだけど、思いの外地顔が写っていたもんだから、こんな風に誤魔化したっていうわけです(笑)。

つい最近まで気が付かなかったんだけど、今使っている携帯でも自分を写すことができたんですねぇ。ひとつ前に使っていた携帯は液晶の部分が180度回転して自分の写真を撮ることができたんだけど、今のはそんな構造になっていないから無理だと思い込んでたら、反対側にもレンズが付いてるんじゃん(汗)。テレビ電話用なのかな。画質は悪いんですけどね。

造りの間丸坊主にしていた頭の毛も伸びてきてかなりうっとうしくなってきたし、連休過ぎにはだんだんと外に出る機会も増えてくるし、ヒゲが伸びていると娘が頬擦りするのを嫌がるしで、半年振りの床屋と相成りました。頭もヒゲもスッキリしたのはいいんだけど、これからは毎日ヒゲ剃らなくっちゃならないし、散髪代4000円はかかるようになるし・・・私は坊主頭でも全く構わないんだけど、女房と娘は許してくれません(涙)。

毎年こんな時期に床屋に行き始めるんですが、ヒゲを落とす時にいつも思い出されるのが、なんてぇ題名だか忘れましたが(汗)、キャンディーズの「もうすぐはーるですねぇ」っていう曲です。古いなぁ(笑)。あの曲の中の「重いコート脱いでー出かけませんか」っていうフレーズが、「むさいヒゲを剃ってー出かけませんか」っていう私の気持に合致するんじゃないですかね(笑)。

蔵の片付けも進んで、残っているもろみも少なくなってきて、陽気はぽかぽかしてくるし、本格的に頭が切り替わる時期でもあるんでしょう。信濃鶴を造るモードから、信濃鶴を売るモードへの転換点です。悪い話が多い中、おかげ様で良い話も少しはありますから、杜氏の顔から専務の顔に変えて、また鶴を売って歩かなくっちゃ!

いつも行くのは親子3代にわたって面倒を見てもらっている、どこにでもある町の床屋です。私も小さい頃から通っているので、完全に気心が知れています。ご夫婦2人で営業していますが、信濃鶴の事はいつも気にかけてくれています。今日は奥さんがこんな話をしてくれました。

彼女が出席したある会合の懇親会の席でのこと。珍しいことに、出席者の8割くらいが日本酒の熱燗を飲んでくれたそうです。別にお年を召した方ばかりだったわけじゃぁないみたいですが、今時珍しいと奥さんも思ったそうです。彼女も日本酒党なんですけどね。そして、その場で「この酒はとんでもなく美味い!」っていう話になったらしい。

ある人が「これは新潟の酒に違いない」と言い出すと、ある人が「これは信濃鶴だ」と反論。「信濃鶴はお燗にするとこんなに美味くはないはずだ」、「いや、これは信濃鶴だ」と悶着の末、店の人に尋ねるとやっぱり鶴だっただそうです。奥さんも、こりゃいい話だから岳志君が来たら伝えようと思っててくれたみたい。信濃鶴の駒ヶ根市民洗脳計画も着々と進んでいると確信した次第(笑)。

私と並んで髪の毛を切ってもらっていた高校生。プロゴルファーの石川遼風のカットらしい。整髪料を使ってピンピンに髪を立たせるんだそうです。「毎日の手入れが面倒くさそうだなぁ」と思って見てましたが、迎えに来たお母さんが「あら、カッコいいじゃないの!」と声を上げるくらいの変身ぶりだったようです。

「おいオヤジ、オレも今度あの頭にしてくれ」、「止めときなって」、「何でだよ、オレだったカッコいいって言われたいよ」、「ある程度髪が伸びてこないとできねーぞ」、「すぐ伸びるだろ」、「そこまで伸びる前にまた蔵が始まるんだよ」、「・・・もうすぐあーきですねぇ・・・」ってか(涙)。


□□□ 気持ち良くなりました □□□
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ハローワーク

専務さんの重要な仕事のうちのひとつに、蔵人の就職・退職の手続きがあります。現在では少なくなってきましたが、酒造りに携わる蔵人は出稼ぎの人が多かったんです。彼らの雇用形態は、一般社員と同様の年間雇用ではなくって、造りの期間だけの半期雇用っていうことになります。正社員じゃないわけじゃぁないんです。半年間だけの正社員って言えばいいでしょうかね。

ある会社に入社しておいて、一身上の都合で半年後に退職するっていう通常の意味での出入りとは違って、蔵人の場合は、同じ雇用者が毎年判で押したように入退社を半年毎に繰り返しているっていう、非常に特殊なケースなんですよね。そういう働き方をする人のための特例的な社会制度もあったりするんですよ。

しかし、面倒臭いことに、やることは通常の社員とほぼ同じことをするんですよ、これが。つまり、手続き的には11月に人を雇って4月に解雇するっていう届け出を毎年しなくっちゃならなくて、事務作業もその度ごとに発生するんです(汗)。一回特別な登録をしておけば、その後何年も通用するっていうようなことはありません。

皆さんに分かり易いところで言えば、社会保険や雇用保険の資格取得と資格喪失の届け出を、社会保険事務所やハローワーク(職業安定所)に半年ごとに交互に出していることになるっていうことです。この手の届け出は慣れていないとやりづらいものです。私も昔はいろいろと苦労させられました(涙)。

とは言え、今では我が社では半期雇用の蔵人は1人しかいません。ですから1人分だけ書類を書けばいいからとても楽なんです。昔はあの結構面倒くさい書類を6人分とか書いてましたから、書類を仕上げるだけで1日がかりでしたよ。内容的にも分んないことだらけですから、余計にストレスのたまる仕事でしたね(汗)。

でも、逆を言うと、毎年同じことをやってるから私のような素人でも間違いなく事務ができるんであって、これが蔵人じゃなくって、年間雇用の何年も働いてくれている社員の退職の手続きってぇことになると、実は私にはできないんですよ。なぜかと言うと、その人毎に特別な要件があったりなんかして、とても個々に対応するだけの知識はないからです。そういう場合には、迷うことなく社会保険労務士さんに頼むんですけどね。

そんなわけで、毎年蔵人が退職した4月には、そういった手続きをしに、伊那市にある社会保険事務所とハローワークに出向くことが、私のお決まりの春の年間行事になっているんです。先日、手続きをしにハローワークに行ったんですが、ビックリさせられましたよ!正に日本経済の現状を目の当たりにした気分でした。

ハローワークの入口は人だかりがしていて、中なんか見えないんですよ。若い人からある程度の年齢の方まで、男女を問わず職を探しに来ているんです。職を探すっていうよりも、相談に来ているっていう感じですかね。職なんて探してもないのかもしれません。順番待ちの札を持って、中に入りきれないで外まであふれてるって言っても過言じゃありません。

「大変なことなんだなぁ・・・」と今の経済状況を実感せざるを得ませんでしたね。10年以上も毎年通っていて、こんな事は初めてです。これまでも雇用情勢の悪い年には職探しの人が多い印象は受けていましたが、その比じゃぁなかったですよ。こりゃ、どうしても社員の首を切るわけにゃぁいかないから、何としても信濃鶴を売って生き残っていかなくっちゃならんって思いました。

あまりの光景に、入口の人だかりを写真にとりましたけど、このブログで使うのはやめました。その人たちの苦しさを知らない私が、興味本位に撮った写真なんて、やっぱり載せられませんよね。早く世界経済が力強く立ち直ってくれることを望むばかりです。その一助になれるように鶴も力強く羽ばたかねば!!!


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