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専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

ギックリ腰(つづきのつづき)

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あの日ギックリ腰にならなければ、その日のブログは納豆の話題のはずでした(笑)。朝、半年ぶりに納豆をたらふく食べて、悠々と出社した私を待っていたものがギックリ腰だったわけです(涙)。おかげで、初納豆の感激は跡形もなくぶっ飛んでしまいましたが、証拠写真だけは残っているので、ここで載せておきますね。

大好きな納豆を絶って蔵の仕事に入り、仕込が終って麹室の掃除と殺菌が終って、ようやく納豆が食べられるようになるまでにほぼ半年。その間は納豆が食べたいなんてぇことは考える余裕はないので、本当はあんまり気にもしていないんですけど、いざ食べられるようになると「ここまで来たか!」っていう実感がわいて、とてもうれしいもんです。

この日の朝は、たくさん納豆を食べたいと女房にリクエストしておいたら、経木(木を薄くはいだ包装材のようなやつ)の1パック分を全部出してくれました。半年ぶりに食べるもんだから、なんか上手く噛めないような気がして食べづらかったんですが、それにも増して量がいくらなんでも多過ぎでんがな(汗)。何でも過ぎちゃぁイカンと思った次第・・・。

そして、納豆のげっぷをしながら仕事を始めたら、前日の腰の使い過ぎがたたって生まれて初めてのギックリ腰になったわけで、やっぱり何でも過ぎちゃぁいかんということを神様は私に教えようとしてくれているんじゃないかと、前向きに考えることができるようになってきた、ギックリ腰3日目なわけです(笑)。

さて、今になって冷静に考えてみると、これまでの私のイメージでは『ギックリ腰』っていうのは『腰の部分の非常に強い捻挫』っていうとらえ方だったんですが、自分でなってみて、それはチト違うんじゃねーのっていう考え方になりつつあります。這いつくばるようにして痛みをこらえながら生活してみて、ギックリ腰観が少し変わりましたね。

何て言えばいいのか・・・腰のある部分を捻挫しただけで、腰全体が、もっと言えば体全体が痛みで動かなくなるように固まっちまうような状況に陥るわけがないっていうのが実感なんですよね。重いものを手に持って、ちょっと腰をひねっただけだったのに腰全体がバンバンに凝り固まったようになっちゃったんだもんねぇ。

よく『過冷水』の実験をするじゃないですか。マイナス何度かに冷えているんだけどまだ液体状の水をそーっと冷凍庫から出して来て、それをパッと振ると一瞬で全体が凍っちゃうっていうやつ。あんな印象なんだよなぁ。もう、ギックリ腰になるように体の状態は完全にスタンバってて、あとはそれを発現させるための最後のちょっとしたきっかけさえあればいいっていうような・・・こんな例えじゃぁ分かんないか(笑)。

おかげ様で、何とか歩くくらいは苦がなく出来るようになってきました。まだ、前かがみになったりしゃがんだりするのが苦手です。今一番怖いのは『寝る』ことですね(笑)。最初の日こそ横になったって何したって腰が痛かったんですが、今は寝転がることが一番楽な気がします。でも、夜長い間睡眠をとるとなると、必ずどこかで寝がえりをうたなくっちゃならなくて、その度に目が覚めちゃうんですよね。朝目覚める頃には、前日の夜よりは腰が痛い気がします(涙)。

この辺で、私の初ギックリ腰レポートは終了にしましょう。こんなに痛いもんだとは思いませんでした(汗)。しかし、確実に前日よりは良くなっていっている気がしますから、遠からず回復できるはずです。もう気分的にはいつもの岳志に復活してますけどね(笑)。お気遣いをいただいた読者のみななさん、本当にありがとうございました!


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