専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になってしまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

極秘蕎麦会

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毎度登場の、贔屓の蕎麦屋『丸富』のオヤジから連絡が入りました。「太野さんが蕎麦食べに来ますから、岳志さんも一緒にどうですか?」誘われれば、丸富だったらいつでもいっちまいますが、今回は太野さんとご一緒できるっていうんで、ふたつ返事で仲間に入れてもらいました。

太野祺郎(たのよしろう)さんは以前にもこのブログにも書かせていただいた事があるんですが、何と紹介すればいいのか・・・ジャーナリスト?ライター?蕎麦食べ歩き人?・・・「日本中の蕎麦屋1500軒を食べ歩いた蕎麦の達人」みたいなフレーズが、お書きになった本の著者紹介にありましたけどね。

もう何冊も蕎麦に関すする本を著しておられて、蕎麦好きブログなんかを見ると、「あの太野祺郎氏お薦めの○○庵に行ってきました・・・」ってな文章が出てきたりします。ネットで検索をかければ、本の題名と一緒にたくさんヒットするはずです。まあ、簡単に言えば、一緒に蕎麦食べただけでブログネタになっちまうような人です(笑)。

蕎麦好きの私としては、そんな人と話ができるだけでもうれしいわけですが、とにかく太野さんとはとてもご縁があるんです。前回の記事でも書きましたけど、まずは私の親父と高校の同級生。ご出身が駒ヶ根市の隣りの飯島町なんです。そして、私のお袋方の叔父が趣味の山歩きでお付き合いさせていただいているとのこと。

そして、私は前回丸富で初めてお会いしたわけですが、こうなるともう親戚のオジサンっていう感じなんだよねぇ・・・(笑)。とても気さくな方で、若造の私にもこの伊那谷で遊んだ昔話から、最近お書きになった本の話題までいろいろと話してくださいました。

「あなたのブログたまに見てるよ。今日はあの手の写真撮らないのか?」とか言われたので、忘れちゃならんと思って早いうちに1枚撮りましたが、まだ本命の蕎麦が出てくる前で、蕎麦屋の写真には見えんわな(涙)。私の他にも駒ヶ根のセミプロ蕎麦キチ2名も一緒で、蕎麦談議に花が咲く咲く。

この日丸富のオヤジが打った蕎麦は、太野さんお気に入りの飯田市下栗の蕎麦粉で打ったものでした。きっとスキーのA級コースみたいな畑で作られているんだと思いますが、美味かったー!美味過ぎで写真なんか撮る間もなく完食してました(汗)。もう1種類、いつもと違った粗引きの生粉打ち(きこうち:つなぎの小麦粉が入っていない)の蕎麦も出してくれましたが、こちらも味が深くて美味かったです。

きっと、太野さんがお見えになるからって、気合を入れて打った蕎麦だと思うんです。こういう特別な時にオヤジが打つ蕎麦は、間違いなく美味いんだよなぁ、これが。気合を入れればいつでも美味くなるかってぇと、そんなことないと思うんですよ。気合だけが空回りして、結局普通に打った方が良くなっちゃう事だってあるんじゃないかなぁ。

私の場合、普通の仕込みよりスッゲー気合を入れて、タンク1本だけ特別に手をかけて仕込んだりしてみても、結果的には普通にやったタンクの方が美味いんじゃないの?ってなことの方が多かったりなんかしてね。肩に力が入ってガチガチになると、本領って発揮できにくいんでしょうね・・・まだまだ、修行が足らんっちゅうことですかねぇ(涙)。

美味しい山菜の料理と蕎麦で、信濃鶴の新酒を飲みながら、楽しい夜はふけていきました。太野さん、ありがとうございました。また誘ってくださいね!

》》》》》》》》》》 【以前に太野さんが登場した時の記事】


□□□ 越百の蕎麦も食べてもらいたかったんですけどね □□□
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