専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

家族忘年会

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家族で忘年会っていうのも何か変ですが、我が家では格好だけは毎年やってますね。上の写真で言えば、①お刺身がある、②お酒がいつもと違って純米大吟醸である、③ご飯が白い(玄米ではない)・・・という3点を見れば「こりゃぁいつもと違う食卓だぞ」ということが明明白白です(笑)。

造りが始まると蔵に泊り込みになるもんだから、家でゆっくりする事はできなくなっちまいます。古くからある日本酒醸造元の多くは、蔵と経営者の住宅が同じ敷地内にあることも多いわけですが、我が家は蔵からは少し離れているんです。夕方の仕事が終わったら一旦家に帰ってお風呂に入って夕食を食べて、時間があればうたた寝をしてから蔵に帰ってきます。

ですから、気分的にも時間的にも家でのんびりはできないんです。それでも、年末年始の麹の作業がない時くらいは家に泊まることができます。そんなタイミングを見計らって家族忘年会になるわけです。今回は手巻き寿司ということだったんですが、私は自分で巻くのが面倒くさいもんだから、寿司ネタを刺身にしてひたすら飲んでましたけどね(笑)。

・・・ここまで書いてきて気が付いたんですが、『蔵に帰る』とか『家に泊まる』なんていう表現が出てくること自体が「普通じゃぁねぇなぁ」と思わせますね。普通だったら『蔵に泊まる』と『家に帰る』じゃんねぇ(笑)。

「わぉー白いご飯だぁ」なんて、字面だけ見ればまるで戦後の欠食児童のようなことを口走って喜んでいる娘ですが(汗)、こんな日は自分の部屋に寝るんじゃなくて、家族3人で川の字で寝てくれます。いったいいつまで私になついてくれているのか分かりませんが、そんな寝顔を見ながら寝れば、私もゆっくり休めるというもんです。

思い起こせば、彼女はある日突然「私今日から一人で寝る」って言い出したんです。理由はよく分かってました。その日見に行った映画の主人公の貧しい少年が、おんぼろの掘っ立て小屋のような家の、屋根裏の自分のベッドでひとりで寝るシーンが何回も出てきたんですよね。

それに感化されたされたのは明明白白でしたが、私とすればちょっと寂しかったですねぇ。あんな映画見に行かなきゃ良かったと思ったくらいです。『チャーリーとチョコレート工場』とかいう映画でしたが、今度は主人公の女の子が両親と仲良く一緒に寝るシーンのある映画を見れば、また戻ってくるかなぁ。題名は『ルーシーとカスタード工場』(笑)。

話が逸れまくっちゃいましたが(汗)、逸れたついでに業務連絡です。写真に写っている『純米大吟醸』は売り切れました。スイマセン!また、先日発売の『無濾過しぼりたて原生酒』もなぜかあっという間に売り切れたようです。スイマセン!製造計画の甘さは明明白白ですが、皆さんのお陰で予想以上に売れました。本当にありがとうございました!

閑話休題。正月三箇日くらいは蔵の仕事はひとりでやらなくっちゃならないし、すぐに仕込みも再開するし、この年末の何日かしか余裕はありませんが、今日は娘の寝顔を見ながらゆっくりと休むことにします。明日の朝は5時起きですけど・・・(涙)。


□□□ 大晦日まで仕込みするかぁ □□□
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利き酒の法則

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皆さん、これから年末年始を迎えて、お酒を飲む機会が増えるでしょう?いつもはあまり種類なんか置かないご家庭でも、おもらい物もあったりなんかして、正月には何種類かの日本酒が並んでいたりすることもあるんじゃないですか。そうなると、あれが美味いこれが不味い、どっちが好きだ嫌いだ、値段が安い高いといろんな意味で比較が出来るようになりますよね。

まあ、一番の比較って言えば美味いかどうかってぇことになるんでしょうが、こいつはあまりに主観的な評価になるもんだから脇に置いといて、せっかく並べて飲める機会があるんなら自分を磨くためと思って、飲み比べながらそのお酒を客観的に表現する訓練をしてみると面白いかもしれませんね。どんな言葉でもいいんですよ。プロじゃないんだから自分流の表現で結構です。

今、海外でも日本酒が認知されてきて、販売数量は伸びてるんですよ。外国の人に聞かれた時に、多少のウンチクと共に目の前のお酒の自分なりの評価くらい説明できるようにしておくとカッコいいじゃないですか。私たちがフランスやイタリアの人たちは毎日ワインを飲んでいて、それなりに一言持ってると思い込んでいるのと同じで、「いやー分からないいんですよ・・・」じゃぁちょっと興醒めでしょ?日本の文化だしね。

やっぱり味って比べて飲んでみないと分からないので、そんな機会があれば是非挑戦してみてほしいですね。実際に言葉にしてみることが大切です。上の写真は今年の『長野の酒メッセ』のひとコマですが、熱心なお客さんは自分が飲んだお酒の短評をノートに書き込みながら各ブースを回ってますもんね。頭が下がりますよ。

しかし、ここにひとつの注目すべきデータがあるんでっせぇ。その『長野の酒メッセ』で毎年利き酒コンテストをやってるんですけど、そこで得られた面白い結論なんです。コンテストの内容は簡単なものです。まず1つだけ酒を利いてもらって味を覚えてもらいます。次にテーブルに幾つか並んでいるお酒の中から、さっき利いたお酒はどれだったのかを答えてもらうんです。

我々とすると、毎年用意する景品の数も違うし、参加するお客さんの数もまちまちなので、いったいどのくらい正解者が出るのかが気になるところじゃないですか。ですから、正解者を少なくしようとすれば、テーブルに並べておくお酒の数を多くすれば正解率は下がるだろうと考えるわけですよ。逆に少なくすれば、答えは分かりやすくなると。

ところがそーじゃねーんだな、これが。テーブルに並べておくお酒の数を4、5、6種類って増やしていくと、まぐれの正解率は1/4、1/5、1/6になるし、参加者にとっても徐々に区別するのが難しくなっていくだろうと思うでしょ?でもね、どの場合でも大体正解率は30%くらいなんですよ。これは並べるお酒の選択の仕方によっても変わってくるし、単純に我々のこれまでの経験値っていうだけですけどね。

ってぇことはどーゆーことかってぇと、結局お酒の味が分かるのは全体の3割程度の人であって、その人は問題が難しくなっても正解するし、それ以外の人は問題が簡単でも分からないんじゃないか・・・という、これまでのお話を全て台無しにするような結論になっちまうわけですよ(笑)。

まあ、これは半分笑い話ですが、だからといってあきらめちゃぁいけません。訓練することで味の違いが分かるようになっていくことは実証されてますから、日々日本酒を飲んで研鑽を積むことが肝要です。くれぐれも言っておきますが、訓練するなら日本酒で訓練してくださいね(笑)。


□□□ 最初は誰でも分からない □□□
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ラスト忘年会

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年の瀬も迫った、雨の日の、それも夜の11時過ぎに呼び出すなよなぁ(笑笑笑)。

まだブログは書いてないし、麹の面倒も見なくちゃならないし、そういやぁ税務署に出す書類も作ってないぞ・・・って、そんだったら飲みに出なきゃいいものを、バカだねぇ(笑)。

結局今年も『越百』で最後の忘年会となりました(汗)。『長生社の東北支店の支店長』には「忙しいって言ってる割にはよく飲みに行っているじゃないか」と痛い所を突かれ、『三重県の長生社の姉妹蔵の義理の姉貴』には「息抜きがお上手ネ」とやんわりと忠告を受けながらも、「オレが飲まなきゃ誰が飲む!」とばかりに突撃してきました。

もう12時近かったし、雨も降っていたのに、仕事納めの日でもあったからでしょうが、珍しく駒ヶ根のまちも、ちょいとばかり人が出ていたようです。年中このくらい人がいれば、もうちょっと酒も売れるのになぁ・・・(涙)。

さて、先に転がり込んでいた連中と合流して、まだ仕事が残っていることを気にかけながらも、美味しい日本酒をグイグイいきました。そのうちに、なんと『八兵衛』まで登場して、更にテンションが上がり、楽しい夜はふけていきました。

あたしゃぁ、みんなのためを思って慌てて飛んでいったのに、「あれー?しぼりたて原生酒はー?どーして持って来ないのー?」とイヤミを言われ、それはそれは肩身の狭い思いをしたもんでした。そんなの持ち出す余裕はありませんでしたってーの!(笑)

『しぼりたて原生酒』の反響が予想以上に大きくてビックリしています。追加注文がかなり入ってきているみたいですし、私のところへも県外の知り合いから、「激ウマだって、大絶賛やー!」と電話が着たくらいです。彼が飲んだんじゃぁないんですよ、巡り巡って彼のところにそんな話がいったみたい。なんで関西方面まで鶴が飛んでいっているのか、私も驚いたんですが・・・。

夜中なのに、私たちがワイワイと飲んでいると、飲兵衛のオーラが人を呼ぶんでしょうか、駒ヶ根出身の囲碁のプロ棋士O君やら、駒ヶ根ブロガーのaSaチャンやらもやってきて、更に楽しい忘年会になりましたとさ・・・おしまい。

帰ってきてから仕事すんの、根性要りましたでぇ。年末で仕込みが途切れるこの時期でなきゃぁ、こんなことやってらんないんですけどね。「結構飲み歩いてんじゃないか」と言わないでちょーだい。体力の限界に挑戦しながら、営業して歩いてるんですからね(笑)。

》》》》》》》》》》 【長生社東北支店の支店長】
》》》》》》》》》》 【宮城県から三重県まで飛んでった鶴】


□□□ 酔っ払いブログでスイマセン・・・もう寝ます □□□
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しぼりたて

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今年の仕込みは、年内ギリギリまでかかりそうです。もろみの仕込みじまいが29日ですが、来年最初に使う酒母を31日の大晦日に仕込もうと思っているので、正月休みのような感じはこれっぽっちもしません(涙)。

それに加えて、『しぼりたて原生酒』が予想外に売れちゃいました!!!この場をお借りして、御礼申しあげます。ありがとうございました!発案者のマルトシさん、駒ヶ根市内の酒販店の皆さん、最初は駒ヶ根専用だったはずがなぜか仙台で売ってくれている錦本店さん、このブログを通してご注文をいただいた皆さん・・・本当にありがとうございました。

そちらのやり繰りもてんてこ舞い状態になっちゃって、ブログネタを冷静にチョイスしている余裕がありません(汗)。ですから、本当は別の話題にしようと思ってましたが、このまま『しぼりたて原生酒』の話題を引っ張ってみようと、ここまで書いた今、心に決めました(笑)。

この商品は昔からあったんです。カタログにも載っていますし、このダサいレッテルのデザインも昔っから使っています。コンセプト的にもしぼったままを瓶に詰めるということだったんだと思います。今回マルトシさんのアイディアで、これにビン詰めの翌日に配達しますというポイントを付け加えて、プチリニューアルの一発企画ネタと相成りました。

更に、わざわざご注文をいただくんだから、通常の『しぼりたて原生酒』とは違った付加価値をつけたいと考えて、『無濾過(むろか:濾過の工程を経ないでビン詰めする)』でいこうという話になったわけです。

ここで私が一番留意した点は、いかにして本当のしぼりたての感じをビンに封入するかっていうことでした。もろみからお酒を搾る機械から垂れ流れてきた瞬間がお酒としては最もフレッシュなわけですし、飲んだことのない方々にとっては最もインパクトのあるお酒になりうるものなわけです。

そして、そのインパクトを強力に印象付けるのが、あのシュワシュワっとした炭酸ガスなんです。酵母がアルコール発酵する時に、アルコールと一緒に炭酸ガスも作り出します。搾りたてのお酒には、その炭酸ガスがまだ微量に溶け込んで残っています。ビールなんかはそれが大量に残っているから、あれだけ泡が出るわけです。

でもね、あのガスはすぐに抜けちゃうんですよ。1日放置しただけでもかなり抜けますし、ポンプを使ってお酒を搬送したりしてもなくなっちゃいます。ですから、もろみから搾ってからなるべくはやく、かつお酒の移動が極力少ないようにしてビン詰め機まで持っていくようにしました。皆さんからいただいたコメントなんかを拝見すると、こちらが期待したようにある程度あのシュワシュワ感は残っていたようですね。良かった、良かった。

実は、数年前にも『しぼりたて原生酒』にガスを残してみようとして、濾過をしないでビン詰めしたことがあったんですが、その時にはそれほど残らなかったんですよね。ですから、来年同じ事をやっても、今年と同じ様にならない可能性はあります。もろみの状態も様々ですから、やってみないと分からんのが正直なところです(汗)。

いずれにしても、そんなに悪い評価はいただいていないみたいですから、ひと安心してます。当初注文をいただいたものに関する、『無濾過しぼりたて原生酒』は注文数しかありませんが、それに準じた内容の『しぼりたて原生酒』はまだ在庫がありますから、お近くの酒屋さんにお問合せください。私も正月はこれで決まりでっせぇ(笑)。

》》》》》》》》》》 【悔しすぎる忘年会報告】
》》》》》》》》》》 【仙台まで飛んでったしぼりたて鶴の評価】
》》》》》》》》》》 【宮司さんにお払いをしてもらいましょうか】
》》》》》》》》》》 【蔵まで飲みにきた男もいます】
》》》》》》》》》》 【駒ヶ根市民は飲んでくれてます】



□□□ 話題が広がるなぁ □□□
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悟り

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酒の仕込みがいったん始まると、毎日同じ様な作業が春まで延々と続くことになります。米洗い、蒸し、麹造りにもろみの仕込まで、一連の作業全てを毎日少しずつこなしていくんです。それは気の遠くなるような地道な作業であって、よほどの忍耐力がないと同じテンションで酒と対峙することは出来ないと思うんです。そんなこと自分で言うのもなんですけどね(汗)。

そして、毎日の作業の結果を見て、昨日より今日、今日より明日というモチベーションを持ち続けた人だけが、その造りのシーズンにひとつくらい『悟り』を得られるんじゃないでしょうかね。それは、一生懸命やった人への神様からのご褒美と言ってもいいんじゃないかな。

相手が生き物だから余計ですが、「こういう条件でこういう事をすればこうなる」というキッチリとした結論が得られにくいのが酒造りの難しいところであり、面白いところなのかもしれません。それに、ひとつの結論、例えば麹の出来不出来に関しても、そこに関係する要素が多すぎちゃって、どの要素が変わったから良い出来だったのかっていう判断がしづらいんですよね。

名杜氏っていうのは、そういう姿勢で何十年も酒を造り続けてきて、自分で開眼した『悟り』を何十個と持っておられるわけです。私なんか高々18個程度のもんです・・・いや、そんなにねぇなぁ、18年も蔵に入ってて大して成長してないじゃん。自分で書いてて情けないよ・・・(涙)。ですから、私がどう逆立ちしたって彼らにかなうわきゃないんです。経験が全てと言っても過言ではありませんね。

でもね、やっぱり一生懸命にお酒を造っているこの期間中には、「これだっ!!!ついにオレは麹造りの要点を発見したぞっっっ!!!」っと思える場面に何回か遭遇します。この『何回か』っていうのが喰わせもんでね、そのほとんどは勝手な思い込みや思い違いだったりして、大抵の場合『未知との遭遇』に終ります(笑)。

ところが、そんな数限りない思い違いを積み重ねていくうちに、ひとつくらい揺るがざる信念みたいなものが自分の中に生まれてくるんですよ。これは、パッと霧が晴れるように目の前に現れるもんじゃなくて、だんだんと「そうかもしれないなぁ」っていうのが「そうに違いない」に変わっていくような過程なんですが、それが本当の『悟り』なのかもしれませんね。

実を言うと、今日の麹の出来は抜群に良かった(ような気がする)んです。そこで思うわけだぁ、「そうか!あの操作のタイミングを少しずらせばいいんだ!そうすりゃぁ毎回こんなにいい出麹にできるぞ!」って。こんな時には、麹の仕事をしに2階に上がる足取りも軽やかでんがな。

今日なんかルンルン気分で仕事しちゃうわけですが、たぶんね明日麹を出してみると、「おっかしいなぁ、こんなはずじゃぁないんだけどなぁ・・・」ってことになるわけです。大発見したつもりになっているそのポイントを押さえたはずなのに、結局同じ様にはうまくいかないじゃんってぇことで一件落着(涙)。

真理はいつも手からすり抜けていってしまうものなのかもしれませんが、そんなほんのちょっとした進歩のために努力することを惜しまないのが職人の世界なのかもしれませんね。私のこれまでの経験で言うと、進歩すればするほど、結局、教科書にある標準の作り方に近づくだけなんだな、これが(笑笑笑)。


□□□ 素直に教科書通りにやりゃいいのに □□□
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一人一研究

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読者の皆さんの中で、お子さんが小学校へ行かれている皆さんの学校では、夏休みの宿題に『一人一研究』なるものがおありでしょうか。私の娘の小学校にはありますし、私も小中学校通じて毎年やらされました。楽しい夏休みの中で、最も苦痛な課題でしたねぇ。しかし、いろんな実験を自分で考えてやること自体は嫌いじゃありませんでした。

どんな内容でもいいんです。理科の実験的な事でも、社会科の調査でも、国語の調べ学習でもいいんです。料理の研究をやった子もいるそうですよ、それも男の子!我が愛娘はやはりお父ちゃんの影響を受けてか、理科の実験や観察の類のものが多いですね。成長するにつれて、内容は毎年少しずつレベルアップしています。

そんな彼女の今年の研究課題は『太陽電池』でした。昨年は『レモン電池』の実験をやったので、今年もそれを発展させた形となりました。太陽電池は学校から借りてきて、どんな条件だと発電量が多いとか少ないとか、テスターで測ってました・・・というより測らせました(?)。

つまり何が言いたいかというと、かなりの部分親の実験になってるんだな、これが(笑)。課題を決めるところから、どんな素材を使って、どんなふうに実験を進めて、どういうふうにまとめるか・・・これはなかなか小学生にはクリアしがたいハードルでしょう。それようの本も出版されてますが、そんなの見たんじゃつまんない。

ひとりで出来る範囲で全てやらせるという考え方も大切でしょうが、私はいつも少し背伸びをさせた課題を提案しています。そして、一緒に実験を進めるんです。夏の間なら私も時間がありますから、しっかりと付き合いますね。大きな流れが分かるように、つまづきそうな所はあらかじめ回避させて、それなりの結論に導きます。

それには理由があるんです。私はあの『一人一研究』はとてもいい教育の場になると思ってるんです。どういう考え方で未知なるものに立ち向かっていくのかを、子供と一緒に実験を進めていく中で伝えたいんです。ですから、彼女にとって高度すぎる内容はその場ですぐに教えちゃうんです。そんな部分の考察に時間を割くのは本質ではないからです。

妥当な理屈をある程度考察したら、あとは腕まくりして対象に切り込んでいく。この姿勢を私は彼女に植え付けたいと思っています。これは私が大学でいろんな先生から学んだエッセンスです。枝葉末節の細かな論理なんて、どーでもよろしい。物事の本質の捉え方をいかにモノにするかが学生時代の大きな課題でしょう。

大学の理系といってもいろいろですが、実際のものづくりの現場に近い工学部と、唯一無二の最適解を追求する理学部では、やはり若干毛色が違ってきます。私は工学部でしたから、そんな頭になっちゃったんじゃないかな。しかし、どんな難解な物理学の理論だって、実際に実験してその結論が確かめられない限りは、正に机上の空論なんですよね。

アインシュタインの相対性理論だって、悪魔の理論だなんて誰も相手にしなかったのが、実際に太陽のすぐそばを通ってきた光が本当に曲がっているのが確認されたもんだから脚光を浴びるようになったって聞きましたけどね。この手の話になるとまた四次元の世界へ行っちゃうので、この辺にしときますけどね・・・(笑)。

一番の教育者は親であるべきだと思います。親の私の考え方は間違っているかもしれません。でも、それでいいんです。こんな出来の悪い親の子供に生まれちまった不幸ってもんだとあきらめてもらうしかありません。半分は同じDNAなんだから、そのうち分かってくれるでしょう(笑)。

まあ、そんなこんなで苦労した結果、小学生らしからぬ一人一研究になっちゃったりしてね・・・(汗)。そして、どこかの科学展か何かで入賞しちゃったりしてさ・・・(汗汗)。更に上のところでも賞をもらっちまってよ・・・(汗汗汗)。ちょっと、やりすぎたかなぁ(笑)。


□□□ いや、娘も頑張ったんですよ □□□
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イブ

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毎年、クリスマスイブの夜に飲み会をしてるんです。何があってもイブの夜にやるんです。メンバーは男のみ。ひとりもんで、彼女のいないヤツ限定です。「雨は夜更け過ぎにーーー雪へと変わるだろーーー」とお決まりの歌を口ずさみながら、『寂しい男の会』は開催されるんです(笑)。

私は毎年、イブだろうが元旦だろうが仕事があるんで会社には出てこなくっちゃなりません。仕事さえ終わっちゃえば、夜遅くになっても外へ飲みに出ることはできるので、何とかやり繰りして時間を作って、寂しい男に付き合うんです。

言っときますけど、寂しいのは私じゃぁありませんからね。『寂しい男』がイブをひとりで過ごすんじゃあまりにも可愛そうだから、私が付き合ってるんですからね。でも、本当はイブの夜にもいつもと変わらない仕事をしなくっちゃならない鬱憤を晴らしているのは、この私だったりして・・・(笑)。

この10年ほど毎年やってますね(汗)。最初は、ある寂しい男がイブの夜に、私ならこんな夜でもここにいるだろうと、蔵に訪ねてきたのが始まりでした。彼女でもいれば2人で過ごすんでしょうし、家族があれば一家団欒のパーティーをやっているでしょう。しかし、私の周りにも結構いるんですよ、なーんにもないヤツが(笑)。

それ以来、相手は変わるんですが、毎年恒例の飲み会になっちゃってます。大勢になることもあれば、2人だけのこともあります。23日が天皇誕生日で休日になっているので、その日がイブみたいになっているかもしれませんが、やっぱり当日にやることに意味があるので、意地でも24日に飲むことになってます、ハイ。

そんでもって、今日の主役はマスターH君です(拍手!)駒ヶ根市内で割烹料理店を経営しています。もう厄年も過ぎたのに、まだひとりもんです。早いとこ女将さんを探さなくっちゃならないのに、何だか人事のようになっちゃてんだな、これが。

例のごとく、11時過ぎから飲みに出たんですが、そもそも駒ヶ根は月曜休みが多いのに、連休の最終日でもあって飲み屋さんはほとんど空いてませんでした(涙)。それでも開いていた行きつけの『門城塚(もんじょうづか)』に転がり込んで飲んでました。イブですからワインかなんかがいいんですが、お店がお店ですから燗酒ばっかりでした。

ここのお燗は、ママが1本ずつ手でつけるので美味しいんですよ。お燗なんか同じ温度になりさえすれば同じだろうと思いがちですが、そうじゃないんだと思わせてくれるお店ですね。いろんな要素があると思うんですが、なぜ美味しいかは未だ謎です。結局酔っ払ってるだけだっていう話も・・・(笑)。

今年も無事に寂しい男を元気にするイブの会は無事終了することが出来ました。
「自分がイブの日に飲みたいだけなんじゃないの?」いやいやいやいや。
「毎年やってるって事は自分で声かけてんじゃないの?」まあまあまあまあ。
「つき合わされてる人も迷惑なんじゃないの?」そんなそんなそんなそんな。
来年もやります、必ず!(笑)。

》》》》》》》》》》 【マスターHのブログ】


□□□ またまた朝まで机で寝込んでました(涙) □□□
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カレー3題

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日曜日恒例(?)にしておりました、写真ベタベタ貼りの手抜きブログもそろそろネタ切れとなりました(涙)。夕飯ブログ、夜食ブログ、いただき物ブログと、撮りためてあった写真を大放出する形で紹介してきましたが、そんなに食べ物の写真ばかり撮りためておくわけにもいきませんよねぇ(笑)。

最後のネタとしては、最近食べたカレーの写真が3枚ほどあったので、それを載っけてみましょう。私も私の家族もカレーは大好きで、夏の間であれば自分たちで作ったカレーや、外に食べに行ったカレーなんかをもっと食べてるはずなんですが、造りの期間はそんなわけにもいきません(涙)。

写真はたった3枚ですが、写っているカレーの種類は11種類ありますよ。その時に何食べたかなんて当然忘れちまってますから、逐一解説は出来ないんですが、どれも美味しいカレーでした。本格的なものと、家庭で作ったものと、チェーン店のものが写ってますが、それぞれがそれぞれの良さを持っていて面白いもんです。

私がカレー好きになった大きな理由は2つあると思います。ひとつは以前ブログでも記事にしましたが、大学時代の常連喫茶店に名物カレーがあったこと。もうひとつは駒ヶ根市に青年海外協力隊の訓練所があることです。この訓練所からはアジアのカレーが主食の国へ多くの隊員が派遣されていて、語学の先生達もそんな国から来ています。

いろんなイベント等を通じて、そういった国の先生達とも懇意になることがあります。そんな先生のお宅にお呼ばれするとカレーをご馳走してくれますが、その作り方を習ったりすると結構本格的なカレーを作れるようになります。ちょっと特殊な香辛料も使いますが、それさえ揃えば誰でも作れますよ。

我が家ではバングラディッシュとネパールのカレーがお得意です。両方ともその国から来ている語学の先生から直接教わってますから、いつ食べても美味しいですよ。日本食意外で毎日食べられそうな料理といえば、カレーしかないんじゃないかなぁ。お礼に信濃鶴を飲んでもらいたいんですけど、宗教上の制約でお酒飲めない人が多いんだな、これが(涙)。

さて、1枚目の写真は、知る人ぞ知る駒ヶ根の『アンシャンテ』のカレー6種類です。1人でこんなに食べるわけにはいきませんが、今年の秋の協力隊のイベントの打上げで10人くらいで食べました。肉、魚介、野菜のカレーが甘いのから辛いのまで種類は豊富です。ナンも焼いてくれるので、ライスと両方楽しめます。

ご主人が青年海外協力隊の隊員としてバングラディッシュに派遣されていて、その間に作り方をマスターして帰ってきてはじめたお店です。かなり本格的で、日本的なカレーというより、カレー味のペーストみたいな感じですが、抜群に美味いのでお薦めです。

2枚目は女房作のカレー2種類です。ヒヨコマメのカレーとブロッコリーのカレーだったかな?(汗)。日本人はカレーというとビーフかポークっていうアタマがあると思いますが、野菜のカレーも種類が豊富で美味しいもんです。これも美味かったですねぇ。なぜかというと、彼女の参考にしたレシピが良かったからです。図書館から借りてきた本みたいでしたが、即刻彼女に同じ本を買うように指示しときました(笑)。

3枚目は、ついに駒ヶ根にも誕生した『ココ壱番屋』のカレーです。お持ち帰りをして、家で食べました。日本中に加盟店を持つ大きなフランチャイズです。皆さんのまちにもあるじゃないですか?本格アジアカレーもいいですが、こういう日本的なカレーだって大好きです。

フランチャイズだから不味いなんてぇことありませんよ。どのお店で食べても味が安定していて美味しいし、メニューも豊富です。と言っても、私が食べるのはいつでも『エビ煮込みの辛さ3倍』です。これしか食べないので、初めて入る加盟店でも「ちょっと他より辛いなぁ、エビも美味く煮えてないし・・・」なんてうるさい客になってますね(笑)。

カレーは日本酒とは最も相性の悪いタイプの料理かもしれませんが、だからこそ気兼ねなく食べられて、あたしゃ好きなのかもしれません(笑笑笑)。


□□□ こんなに書いたんじゃ手抜きにならん(涙) □□□
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初上槽

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ようやく搾れましたでぇ。今年の新酒でございます。お待たせいたしました。

いやー、仕込んでからの日数が予想外にかかってしまって、これまでヤキモキしてたんです。予定だったら今ごろ既に3本目くらいのもろみを搾っているはずだったのに、とんだ番狂わせでしたよ(汗)。

今期初の『上槽(じょうそう:もろみを搾ってお酒を粕と分離する作業)』ということになりますが、今年の出来を占う記念すべき1本目の上槽なので、少しドキドキしながら味わってみます。まず、鼻に近づけて香りをかいで、ほんの少しだけ口に含んで舌の上で転がすようにして味や香りをみます。

まあまあ・・・ですかね。最初の1本目っていうのは、その年の美山錦にも慣れてないし、作業が初めてなこともあってうまくいかなかったり、もろみに多少無理をさせたりするので思い通りにいかないこともあるんですよ。毎日もろみの味をみながら上槽の時期を待ちました。

ましてや今年は、注文まで取って搾りたてを皆さんに味わってもらおうなんていう企画が持ち上がりましたから、失敗しちゃぁイカンと結構ビビりながら1号もろみの経過を観察してました。1号の酒に納得がいかなかったら2号のもろみを搾ろうか・・・とかいろいろと考えてたんですよ、これでも(笑)。

ここだけの話ですけどね、仕込んだ直後に米が溶け過ぎちゃって、酵母がそれをアルコールに発酵させるのに手間取って、もろみ日数が延びちゃったんですよ。こりゃ、味に影響するかなぁなんて心配してたんですが、もろみの終盤になって角が取れてバランス良くなってきたんで、ホッとしましたね。

多少の紆余曲折はありましたが、それでもうちの酒はうちの酒だぁね。良くしたもんだよ、信濃鶴の味がしてるもん(笑)。その土地の水で育った酒米を、その土地の水で酒にしてやるという一線を守って、私をはじめとした長生社の蔵人が、この蔵で酒造りをすれば、どーやったって信濃鶴になるんですよね。ここでしか造れない酒ですよ。

これもあんまりしたくない話ですが、今年の美山錦の出来はそれほど良くありません。収量は2割以上少ないみたいですし、天候不良が悪い方に作用したのか、粒が小さくて胴割れした米が多いという分析結果らしいですし、私もそれは実感してます。

それじゃぁ、別の米を使うのかいっていう話ですが、一旦決めたからには簡単には動きませんよ。それでもやるんです。その年の米がそういうことであれば、その年の酒がそれに見合ったものになるのは当たり前です。それがその年の酒なんだし、結婚する覚悟を決めたからには最後まで寄り添わなくてはなりません。大丈夫、ちゃんと信濃鶴になりますから。

これからは、一晩じゅうもろみを搾る機械の音がするようになります。夜と朝に見回る場所が増えました。来年の春までずっと上槽の作業は続きます。ようやく1本目に手がついたところかと思うとめまいがしますが、残りの39本も手を抜かずにいきまっせ!

搾りたて新酒のご注文をいただいた皆さんは25日頃発送予定です。鶴のように首を長くしてお待ちくださいね(笑)。


□□□ 今日はちょっと内輪話をし過ぎましたかね □□□
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宣伝ブログ

ブロガーの皆さんのところに、こんな依頼が来ることはありませんか?
   『 ○○県の○○○○と申します。
   突然のメールで失礼いたします。
   私はネット上で○○○○を販売いたしております。
   もしご迷惑でなければ、こちらから商品を発送させていただきますので、
   お食べになっていただいて、どんな感想でも結構でございます、
   ぜひ、貴ブログで記事として取り上げていただけないでしょうか? 』
みたいなメールが来ることがあるんです。無差別に送りつけているような迷惑メールのようなものは別として、私のところにはこれまでに何件か来てます。きっとブログランキングの上位で、関係のありそうな記事を書いているブロガー宛てに送っているんでしょうね。

先日の『いただき物』の記事みたいに、ブログ仲間の方から送っていただいたものはこのブログの財産だと思いますから、私はなるべくお披露目することにしてるんです。何度も言いますが、贈り物に時価との対比はあっても価値の上下はありませし、ましてや「またちょうだいね!」ってお願いしているわけでもないので、全くその辺は気にせず見てもらいたいんですけどね(笑)。

しかし、知らない人から突然商品を送ると言われるとちょっと引いてしまって、全てお断りしちゃってるんですよね。せっかくタダでくれるって言ってくれてんだから、チトもったいない気はするんですが(笑)、このご時世だから、新手の詐欺商法だったら困るなんて思わないでもないですしね(汗)。

でも、商魂逞しくていいと思うんです。このIT時代のツールを駆使して、少しでも自分の製品の拡販を試みる、その姿勢は私は買いますけどね。ただ、その商品を正しく評価する自信もないし、適当に記事にしちゃうのもその方の熱意に対して誠意が無さ過ぎると思うんで、ご辞退申し上げているんです。

その辺の思いを返信のメールで送り返すと、大抵また返事が来て、商売熱心なキチンとした方なんだということは分かります。文面からは一生懸命さが伝わってきて、こちらも心から応援したい気分になります。

また、自分のブログは100%自分の意思で書けるところがいいところだと思ってますから、何か物をもらっちゃうとそこに義務感が発生して、やりづらいことにもなりかねませんよね。このブログの内容についての決定権をもっているのは、私以外には女房と娘だけです(笑)。

そういった、ブログを介しての個人発の情報がどのくらいの宣伝効果を持つものかは私には分かりませんが、その辺を分かりやすく金銭の形でやり取りするシステムが『アフィリエイト』なるものだと思ってるんですが、違いますか?。何せこれだけブログやってても、案外基本的なこと知らなかったりします。『ミクシー』も未だによく分かってないし・・・(汗)。

このブログが持っている信濃鶴に対する宣伝効果は計り知れないものがありますが、他のブログに記事として登場した時の宣伝効果っていうのは未知数ですねぇ。信濃鶴をネット検索してみると、以前とは比べ物にならないくらい他のブログへの登場回数は増えてますね。ありがたいことです。それらが少しずつ信濃鶴を宣伝してくれることを祈っています。


□□□ いい評価をしてくれる記事ばかりじゃないんだな(涙) □□□
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いただき物(番外編)

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数日前に、最近ありがたくいただいたいろんな贈り物を『いただき物』っていう記事で紹介させてもらったところ、それに便乗するかのようにある男からビーチタオルが送られてきました。それも、矢沢の永ちゃんのカッチョいいヤツです。どっかの引き出物についてきたのと違うんだから高いだろうに・・・困りましたねぇ(汗)。

それというのも、その前の『脱水症状』っていう記事で、「麹ムロで仕事するのに汗をかくので、バスタオル1枚じゃ足りません」なんていうこと書いたもんだから、「この永ちゃんタオルで拭いてくれ!」っていう趣旨らしいです。「あくまでも、シャレで送ります」なんて手紙には書いてありました(笑)。

この『ある男』っていうのは、茨城県のつくば市で酒を造っている同業の蔵元さんなんです。ここ数年、いろんな所で話をする機会があって、どういうわけだか気が合うので、いい友達付き合いをさせてもらってます。このブログもよく読んでくれているようです。

私たちの業界も、県内の蔵元同士の付き合いっていうのはよくあって、皆さんの顔もよく分かるんですが、なかなか県外の蔵元さんとのつながりっていうのはないものなんです。県域を越えた集まりなんかに出ても、ほとんど知らない人ばかりっていう感じです。

幸か不幸か、私はこの9月まで長野県の酒造組合の青年部会にあたる会の会長を務めさせてもらってましたから、役職上全国単位の青年部会の会合や、県外の蔵元の集まりに出席して、いい経験をさせてもらいました。そんな中で、彼も茨城県の同様の青年部会の会長だったので、一緒になる機会が多かったんです。

ともすれば敵対関係になってしまいそうな同業他社ですが、そこは古い歴史のある業界ですから、穏やかなというか、気にかけないというか、のほほんとしたというか、そんな関係です。機会があればお互いの蔵を見せ合い、情報交換も包み隠しがありません。そう言った意味では、気の置けない友人が作りやすい業界かもしれませんね。

私がいつも羨ましいと思うのは、東京農業大学の醸造学科の卒業生諸氏です。蔵元のご子息が多く、卒業生も多くが酒造業界関係へ就職しているようです。ですから、彼らの横のつながりっていうのは物凄いものがあって、商売をしていく上でも有利なことが多いんじゃないですかね。農大卒業生でない私は、そんなコネもなく苦労してますが、その私にとって貴重な県外の友人です。

そんな経緯で彼とは知り合いになれたわけですが、永ちゃんのファンだとは知りませんでしたねぇ。これで私に矢沢永吉気分で麹を造れっていうことなんでしょうか。そりゃぁロックな麹になりまっせぇ。もろみもよく発酵することでしょう(笑)。

麹ムロでこのタオルを羽織って、麹菌を観客に見立てて、永ちゃんもどきの渋面で歌っちゃうよ、「吹ぅけぇばぁぁぁ飛ぶよぉなぁぁぁもやしの粉にぃぃぃ・・・」って(笑)。

》》》》》》》》》》 【銘酒『霧筑波』のホームページ】


□□□ 吟醸の麹を造る時に使おうかな □□□
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演歌

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とーこさんやサンセールさんのブログに演歌の記事が出てきたので、私も演歌について書こうと思います。別に合わせんでもいいんですが・・・(笑)。

それから今日の記事を読む前に、昨日の記事をしっかり読んどいてくださいね。読んどかないと、感動が半減します(?)。

私もまだ『若い』ですから(強調!)、演歌っていうヤツにはあまり興味ないんです。別に、キライとか耳が受け付けないなんてぇ事はなくて、テレビから流れてくれば抵抗なく聞き流してます。でも、自分から積極的に聞くこたぁありませんね。

もう10年以上前でしょうか、村田英雄さんの特集番組みたいなのをテレビでやってたんです。確か正月だったような気がします。彼の歩んだ半生を歌と共に振り返る・・・みたいな感じの進行だったと思います。

まだお元気だったとはいえ、ツルツルの坊主頭で杖をついて出てきたその姿は痛ましくもあり、歌なんか歌えんの?という印象を私に与えました。彼はヨタヨタと出てきて、誰もが知っているあの名曲『王将』を歌い始めたんです。

しかし、その声は驚くほどしっかりとしていて、張りがありました。杖はついちゃぁいてもサマになっていて、「吹けば飛ぶよな 将棋の駒に 賭けた命を 笑えば笑え・・・」という誰もが知っているその歌詞は、彼の人生と重なって私に等身大で訴えかけてくるかのようでした。

私はどえらく感動して、初めて演歌歌手をカッコイイと思ったもんでした。それまでの感覚で言えば、スーパーロックギタリストがライブで歴史に残る名ソロを弾き終った時の、鳥肌が立つような感じって言えばいいでしょうか・・・よく分らん例えですね(笑)。

あの曲は、他のどの大御所演歌歌手が歌ってもカッコよくは聞こえません。演歌っていうより浪曲の世界かもしれないなぁ。あの声で、あの振りで、あの顔で歌わないと、あの王将にならないんだから、正に村田英雄さんのための曲だったんでしょう。

ああいう感動は、後にも先にもあの時だけだったし、もう村田さんもお亡くなりになってますから、これから先にももう味わうことはないでしょう。でも、あの時の感動が忘れられなくて、いつのまにか自分で作詞をして口ずさむようになってました。

そこで、今日は皆さんに私が作詞した『王将』をご披露申し上げましょう。なるべく原曲に忠実に作ってあります。さあ、こっから笑うところですよー(笑笑笑)。

(1番)『 吹けば飛ぶよな もやしの粉に 賭けた命を 笑えば笑え うまれ酒屋の 跡取り杜氏 月も知ってる 俺らの意気地 』
(2番)『 あの手この手の 思案を胸に おんぼろ蔵で 今年も暮れた 愚痴も言わずに 女房と娘 つくる笑顔が チト恐い 』
(3番)『 明日は東京に 出て行くからは なにがなんでも 売らねばならぬ 空にそびえる 宝剣岳に おれの闘志が またもえる 』
(注1:著作権の関係があって怒られるかもしれないので、原詩は載せてません)
(注2:宝剣岳は上の写真で、電信柱の真上のチョンと飛び出た頂)

》》》》》》》》》》 【王将の原詩(音が出るから気を付けてね!)】
》》》》》》》》》》 【王将の原詩(こっちは音は出ません)】
》》》》》》》》》》 【とーこさんは『舟歌』にぞっこんらしい】
》》》》》》》》》》 【サンセールさんは『矢切の渡し』がお好きみたい】


□□□ このために昨日の記事は書きました(ウソウソ) □□□
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もやし

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最近、全く蔵と関係のないような記事ばかりでしたね(汗)。そりゃぁそれで面白いんですが、造り期間中は蔵の中の事を皆さんにお伝えしていくのもこのブログの大きな使命ですから、今日は造り酒屋ならではの話題をお届けしましょう。

酒蔵では2種類の生き物を飼っているっていうお話は以前しましたよね。ひとつは『酵母菌』、もうひとつが『麹菌』です。何となく同じような名前のものですが、全く別物ですからね。酵母菌は目も耳も口もない細胞1個がふわふわと動き回っているような微生物です。麹菌はひとことで言っちゃえばカビです。

こんな乱暴な言い方はしちゃいけないかもしれませんが、酵母菌は動物で麹菌は植物っていうような印象でしょうかね。もっと言うと酵母菌が『動』で麹菌が『静』とでも表現していいかなぁ。酵母菌はもろみで泡が立ったり、タンクの中で自ら反転したりして、私たちが見ててもすぐに分かる動きがあるんですが、麹菌は蒸米の周りに徐々に白い菌糸が生えてくるだけで、動きっていうもの自体はないんですよね。

さて、そんな2種類の生き物ですが、両方ともその出発点はいったいどんな形のものなんでしょうか。酵母菌に関しては少し前に泡無し酵母なんかの記事も集中しましたから、その中でも出てきたと思いますが、我々が利用するのと基本的に同じ形のものが出発点です。

どういうことかってぇと、もろみっていうのは大量の酵母菌が繁殖している乳白色のドロドロした液体なわけですが、我々が買ってくる酵母菌は、ほんの少量の酵母菌がアンプルに入った形で私たちの手元に届きます。ですから、小さな容器の中に乳白色の液体が入っているような感じです。そいつを徐々に増やしていって、大きなタンク一杯のもろみになるわけです。

ところが、麹菌はそういうわけにはいかないんです。先ほども植物だなんて書きましたが、麹菌の場合は同じ物を増殖させるんじゃなくて、種をまいて育てるんですよね。ですから麹菌の出発点は麹菌の種である胞子であって、それを蒸米の上に撒くことから始まります。それが上の写真です。

どんな状態か分かりづらいかもしれませんが、お米の上に緑色のカビがびっしり生えているって見ていただければ結構です。そのカビも成長し切っちゃって、周りに胞子をたくさん付けています。私たちの日常生活の中で、カビっていうのはあまり歓迎されるもんじゃなくて、見つかるとすぐに廃棄されてしまうので、その熟れの果てって言うのはあまり目にすることはありませんが、きっと写真のような状態になるんでしょうね。

そして、その胞子こそが私たち造り酒屋にとって必要なもので、これが麹菌の出発点になる種なわけです。写真のような状態で購入しますが、これを我々は『種麹(たねこうじ)』とか『もやし』と呼んでいます。何でそういう名前なのかはよく分かんないんですけどね(汗)。

これを何か容器に入れて、ガサガサッと振れば、モワッと胞子が空中に舞い上がります。息でも吹きかければ、どこかへ飛んでいってしまいます。細かなメッシュの付いた専用の容器か、ガーゼのような布に包んで蒸米の上から降りかけると、種付けが完了します。二日二晩かけて、使用可能な『麹』の出来上がりとなるわけです。

とにかく、あらゆる点で麹の出来不出来が、お酒の良し悪しに影響を与えますから、酒造りの工程の中で、麹造りは最重要な仕事という位置付けになります。私も毎日この麹造りに命をかけてるんですよ。


□□□ 今日の記事は明日の記事の前振りなんです(?) □□□
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いただき物(冬編)

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昨日のいただき物ブログの続編です。本当は写真だけ並べておしまいっていう記事にしようと思ってたんですけど、ちょっとは味のことも書きたいし、経緯ってぇものもあるし、この場で御礼もしようと思うと、やっぱり相当長い記事になっちゃいました。全く手抜きブログになりませんでしたね(涙)。

別に、もらった物を見せびらかしたいわけじゃぁないんですよ。このブログのつながりから、たまたま私のところへ来た品物ですから、皆さんにも見ていただくのがいいんじゃないかと思うだけです。テイスティングに関してはどーしよーもないので、私が代表で務めさせていただいたということでご理解ください(笑)。

本日は、生唾ゴックンものの、生鮮魚介類です。そんな物までもらってるんか?って思われるかもしれませんが、いただいているんですよ、これが(汗)。いただき物に価値基準はありませんよね。市場価格と照らし合わせることはあっても、その物が与えてくれる美味しさや満足感やありがたさは、どれも等しく同じものだと思います。とは言え、わらしべ長者だったら、いきなりアドバンテージ高いでっせ、これは(笑)。

まず始めは、これもこのブログつながりの読者さんからいただいた、アワビとホタテ。普通、アワビとホタテは送ってもらえないよねぇ(汗)。一般の読者さんと言うにはチト語弊がありますが、読者さんである事に変わりはないのでそういう事にしときましょう。彼は海での漁業権を持っていて、自分で獲ってきてくれたんだそうです。届いた時にまだ生きてたもんね。美味しいわけだぁね。

彼の話によれば、漁の解禁中いつでもアワビを捕りに海に出られるわけじゃぁなくて、数回くらいしか出られないんだそうです。そのうちの貴重な1回で捕れたものだそうです。まだ自分はヘタクソなので、思うようには捕れないっておっしゃってました。電話でしかお話した事はないんですが、いつかお会いできるのを楽しみにしています。

生きたアワビなんてあんまり見たこともなかったんですが、彼に説明してもらった通りに苦労して貝殻からはずして、当然刺身で頂戴しました。ホタテもでっかくて、とてもひと口じゃぁ食べきれるサイズじゃありませんでした。こんなの外で食べたらとんでもない値段すんだろうなぁと思いながら、この日の夜だけはどうしてもお酒が飲みたくて、会社まで刺身を持ち込んで相当に飲んじゃいました(笑)。

さて次は、カニでっせぇ。ホントにあたしゃぁ幸せもんです。いただき物で店が開けるかもしれません・・・って、そんなこたぁない(汗)。このカニをくれたのはブログの読者さんではなくって、私の敬愛する地元のK先輩です。いいですか、カニもらった時くらい言わせてもらいますよ、私の『敬愛する』K先輩です(笑)。

ブログもきっと読んでいてくれるでしょう。だって、私にこのブログを始めさせた張本人の中のひとりですからねぇ。私が駒ヶ根に戻ってきた当初から、青年会議所でお世話になってました。これまで、この人とはしょっちゅう取っ組み合いで議論してきました。信濃鶴の純米化に関しても相当手厳しい意見をもらって、カチンときたこともあります。今でも腹の立つことが多いのですが(笑)、こういう人たちが私の財産なんだと、カニをもらって再認識した次第です(笑笑笑)。

最近北海道に行かれたそうで、そのお土産でいただきました。ズワイガニって言うんですかね。足を何本か生でも食べました。どえらく美味かったんですが、殻から肉が上手くはがれなくて苦労しました(汗)。残りは茹でて食べましたが、美味いに決まってんだよねぇ。この他にホッケとマスの一夜干しをいただきましたが、マスの開いたのなんかこの辺じゃ売ってませんから珍しかったです。味も脂も程々にのっている感じで、いくらでも食べられました・・・いやー、満腹満腹!

こんなブログ上でまとめてお礼を言うんじゃ誠に申し訳ないんですけど、皆さん本当にありがとうございました!お世辞じゃなくて、どれもこれも美味しくいただきました!ブログをコツコツ書いてるご褒美だと思って遠慮なく頂戴しました!次回はもっとたくさん・・・いやいやいやいや、ウソウソウソウソ、滅相もない滅相もない滅相もない滅相もない、何言ってんだお前何言ってんだお前何言ってんだお前何言ってんだお前(笑)。


□□□ お礼に今年も信濃鶴を一生懸命造ります!!! □□□
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いただき物(秋編)

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日曜日のブログは、恒例の『何か美味い物の写真ベタ貼り記事』で、マッタリとお過ごしください。何と言えばいいか、最初は日曜日の夜は手抜きブログにしようと、撮りためた写真をドバッと載せておしまいにしようと思ってたんですが、結局たくさん写真を載せるとたくさん説明がいるっていう事に気がついた、今日この頃です(汗)。

今日は、味覚の秋になって食べ物が美味しくなってきたあたりから、私に送られてきたいただき物の数々をご紹介したいと思います。ブログの記事にしちゃうと、また強要しているみたいで気がひけるんですが、そんなことは決してないので、単なる美味しいものの記事だと思って読んでくださいね。

最初は、このブログの名(迷)コメンテーターの『豊田の和ちゃん』さんにいただいた柿です。和ちゃんさんには、信濃鶴の私設ホームページも作ってもらっちゃって、いつも応援していただいてます。わざわざ会社まで持ってきてくれて、呼び出してくれればいいのに、すぐにお帰りになっちゃったみたいで、お会いできずに残念でした。相変わらず、謎の人物です(笑)。

私の周りでは見たことのない形の柿なんです。四角くて少し潰れたような格好をしていました。箱に『猿投特産』と書いてありましたが、豊田市近隣に特産地があるんでしょうか。蔵人が柿は愛知県の特産だなんて言ってましたからきっとそうなんでしょうが、私のイメージにある柿の形じゃないですね。どっちかっていうと渋柿に見えちゃう。

味は当然甘いんですが、食感がこの辺のものと違って、軽くてサクサクしたような感じでした。それが食べやすくて、ドンドンと口に入っちゃいましたね。噛んでいると果肉がトロトロしてきて、また違った感じになります。私としては珍しくいくつも食べました。軽い食感と程よい甘さでいくらでも食べられちゃうんだな、これが。

次は、これもこのブログによくコメントをいただくヨコハマさんの、金沢のお土産です。ヨコハマさんは読者というよりも、駒ヶ根市の商工会議所がお世話になっている先生で、私がブログを始める以前からご指導いただいている方です。間違いなく飲兵衛で、間違いなく信濃鶴の上得意様です(笑)。

私が以前『車麩(くるまふ)』の鍋の記事を書いたら、金沢に出張に行くと車麩で一杯やるなんていうコメントをくれてました。車麩で一杯なんてちょっとピンとこなかったんですけどね。「そんなに高いもんじゃないよ」とおっしゃっていましたが、話の種に金沢に出張に行かれた際に買ってきてくれたんです。

半分は車麩のおでんにしました。これまで食べていたのは何だったの?って言う程モチモチした食感で、味もしっかりしてました。グルテンの量が違うんでしょうか。それとも本場の製法に秘密があるんでしょうか。中がスカスカじゃなくて、しっかりと実が詰まっているっていう感じです。

おでんも美味しかったんですが、これもヨコハマさんがコメントに書いてくれていた、車麩の卵とじを作ってみたんです。これが激ウマ!我が家の定番料理にしたいくらい美味しかったです。とんかつみたいな肉じゃぁなくても、十分に味のある卵とじになります。これで一杯やりゃ美味いはずだぁ(笑)。

まだまだあるんですが、このままだと終りそうもないので、続きはまた明日にしましょう。明日は生もの編です、こうご期待。

》》》》》》》》》》 【豊田の和ちゃんさんが作ってくれたホームページ】
》》》》》》》》》》 【豊田の和ちゃんさんのブログ】


□□□ もちろん女房の料理の腕もいい(ということに・・・) □□□
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忘年オフ会(つづき)

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写真は今朝の私の朝食です。飲み過ぎた次の日は『コカコーラ・ゼロ』で気分壮快です。最近ペットボトルの写真ばっかし載っけてるような気がしますねぇ。地球環境のためにはよかぁないと分かっちゃいますが、体のためには必要なものなので、ちょっと気後れしつつもドーンといっときましょう(笑)。

昨日はみんなといろいろ話しましたよ。いつも書くことですが、ブロガー連中と話をすると、とにかく通常よりディープなところからいきなり話が始まります。「車何乗ってんの?」じゃなくて「aSaちゃんのあのセリカさぁ・・・」とか、「しゅせんのメニューには何があるの?」じゃなくて「この前出てたココ壱のカレーうどんって・・・」とか、「えっちゃんお酒何があるの?」じゃなくて「昨日のブログに出てたあの封切りのヤツ・・・」ってな具合(笑)。

昨日のオフ会を大騒ぎで楽しんで、今日になるといろいろとブログについて考えることもあったんです。会社のため、社員のために何としても書き続けようと始めたこのブログでしたが、今となっては私にとってそれ以上の意味と価値を持つようになってきました。だって、そうじゃなきゃオフ会なんかやんないよね。

そんな折にこのブログについて、偶然に私の後輩に語る機会が今日あったんです。M君は私の青年会議所時代の後輩で、駒ヶ根で金属加工の会社を経営しています。蔵で金属加工したものが欲しかったり、修理が必要になるといつも彼にお願いしている、頼りになる男です。見てもらいたい部品があったので、今日蔵へ来てもらったんです。

打ち合わせが終ってブログの話題になったので、ブログのことを偉そーにひと通り教えてあげて、地元のブログをいくつか見せたら、「こんなにみんなやってるんですか!」って驚いてました。彼も商圏を地元ばかりじゃなくて、もっと広くしようと努力しているみたいで、ブログについても興味は持っていたようでした。「やってみたらいいよ」って偉そーに勧めておきましたよ(笑)。

ブログがもたらす人とのつながりは、自分でもビックリするほど広くなります。それが自分の商売にまで生かせるようになるかどうかはやってみないと分からないかもしれませんが、一生懸命やればセールス半人前、名刺千枚分くらいにはなるでしょうね。とにかく、どこでどう人とリンクするか分からない面白さがありますよね。

昨日の写真を見てください。手タレで写っている人たちは当然ブログつながりの連中なわけですが、そこにはいなかったisuzuさんが持ち込んだと思われる『御神酒』、とーこさんの実家のお土産物屋さんから買ってきた『神代餅』、サンセールさんに教えてもらわなかったら絶対に買っていないだろう『コカコーラ』なんかが写ってます。

『神代餅』なんかねぇ、私のこのブログを通じてisuzuさんととーこさんがつながって、isuzuさんが伊勢参りした時にわざわざ買ってきて、それが越百に置いてあるんだもん。「いったいどうなってるんだ!」っていうくらいのつながりじゃぁないですか(笑)。そんでもって、とーこさんの子供が骨折したなんていえば、えらく気にかかります。

コカコーラの効能を教えてくれた仙台のサンセールさんは、自分じゃお洒落に『ペリエ』なるもので二日酔いからの復活を図っているらしい。駒ヶ根じゃぁお目にかからないんですよねぇ(涙)。とーこさんとは同業者、サンセールさんとは造り酒屋と酒販店という関係で、実際の商売にも直結したつながりです。

この写真の中にすら既に多くのつながりが発見できちゃうんだから面白いですよね。それは、ある固定的な人たちとのつながりが強くなって世界が狭くなっちゃうっていう事じゃなくて、更にその先のつながりがいくらでも考えられるっていう、オープンで自由な関係なんだと思います。

それに輪をかけて面白くしてくれるのが、『人気ブログランキング』なわけですが、ランキング上位を目指すにはまたちょっと違った切り口も必要になるかもしれません。これもブログ仲間のHAKUDOUさんが、「ブログは見る日常絵本だ」とおっしゃっていたのが納得のひと言でしたけどね。

以上、オフ会で飲み過ぎかつ寝不足のアタマでの、取りとめのないブログ考でした。

》》》》》》》》》》 【ペリエと大盛り冷やし中華で復活するサンセールさんのブログ】
》》》》》》》》》》 【こっちまで心配になるトーコさんのブログ】
》》》》》》》》》》 【これ以上の独自キャラは他にないだろうHAKUDOUさんのブログ】


□□□ 一瞬ブログランキング1位でしたね □□□
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忘年オフ会

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えーっと、越百のえっちゃんのブログにもご案内があったように、今日は駒ヶ根市のブロガーの忘年会でした。なんで、こんなに遅くまで飲んでたのかっていうくらい飲んでましたねぇ(笑)。

今日は、ブロガー自身ばかりでなく、読者の立場の皆さんも集まってくれました。全部で10人ちょっとっていう感じだったでしょうかね。

よく飲んでいる時間があったと言うなかれ。時間は作り出すもんです(笑)。本当は、私の都合に合わせてくれたんで、何とか参加することができたんです。

1件目はいつもの通り『越百』で日本酒中心で飲んでました・・・

・・・と、ここまで書いて朝まで机の上に突っ伏して寝てました。今起きると朝の6時じゃぁないですか(涙)。もうこれ以上書いている時間がありません。

参加者は越百のえっちゃんに、しゅせんの黄身ちゃん、やる気のないブロガーのaSaちゃん、その他読者の皆さんって言う感じでスタートしました。

えーっと、越百に相当長い時間いた後(アバウトだぁ)、これもブロガーの黄身ちゃんのお店『しゅせん』に突入!ここで、いわたやの大将、五十鈴神社の宮司も合流で、更に大騒ぎでした。やっぱ集まる時には集まるもんです。

その後、2時ごろに会社に戻ってきて、セブンイレブンで買ったカップラーメンを、蔵まで押しかけたいつもの飲み仲間Iさんと食べて、気が付いたら今でんがな・・・もう仕事始めなくっちゃ・・・(涙)。

》》》》》》》》》》 【越百のえっちゃんのブログ】
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》》》》》》》》》》 【今日の幹事のaSaちゃんのブログ】
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□□□ オフ会は楽しい!!! □□□
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脱水症状(おまけ)

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ちょっと昨日の脱水症状の記事を書いてて思い出した事を、今日はおまけ記事にしてみましょう。それは、私と脱水症状との出会いについてです・・・何じゃそりゃ(笑)。

今でこそ、私にとってはメジャー(?)な症状ですが、普通の人は脱水症状を自覚することはあんまりないでしょう。考えられるのはマラソンなんかのスポーツでなる脱水症状、2日酔いの朝の脱水症状、日射病なんかも脱水症状を併発してるんですかね。いずれにしても、そんなに身近にあるもんじゃぁないやね。

私だってそうでした。中学高校と剣道部で(それなりに)一生懸命やってましたから、スポーツでたくさん汗をかくなんていうことは経験済みです。大学に入って2日酔いは何度も経験しましたが、脱水症状を自覚するこたぁなかったですね。私と脱水症状との出会い、それは思わぬ時にやってきたんです。

いつかネタが切れたら記事にしようかとも思ってるんですが、大学生の頃はアルバイトしたお金を貯めて、夏休みなんかに海外へフラリと出かけて行ったりしてました。俗に言うバックパッカーってヤツです。何回かあてのない旅にひとりで出かけましたが、一番最初はアメリカに行ったんです。その当時の私の憧れでした。

詳しいことは省くとして、1ヵ月半の旅行の最後で、帰りの飛行機に乗る予定日より早くロサンゼルスに着いちゃって、時間を持て余したんです。格安チケットでしたから飛行機を変更することもできずに、私はロスのサンタモニカのビーチの安宿に滞在してたんです。

やることもなくて、5日間くらいだったか夏のビーチで甲羅干しをして過ごしてました。ところが、今日帰るという日の朝になって、上からゲーだわ下からピーだわの状態になっちゃったんです(汚くてスイマセン)。体中の筋肉は痛いし、こりゃあ日本へ帰れないかもしれんと思ったっけ。きっととんでもない病気にかかったんだと。

必死の思いで、ホテルのそばのドラッグストアへ転がり込んで、カタコトの英語で症状をまくし立てました。ありがたい事に、そこの店員さんはすぐに分かってくれました。「そりゃ、脱水症状だよ」と、私の持っていたトラベル会話辞典を指差して教えてくれたんです。

「お前、日光浴したはいいけど、それに見合う水分を補給してなかったんだよ」って。そして、「この薬を飲んでから、隣りの店でゲータレードっていう飲み物を2本買って、全部飲むんだ。そうすればすぐに治るさ」と液状の苦い薬を1本くれました。

大したことなかったんだとホッとしたのと同時に、「ああ、やっぱりオレの英語も十分通用するじゃぁないか」と自信を深めたもんでしたが、後で考えれば、場所柄そんなヤツがしょっちゅういるんでしょうね(涙涙涙)。

今となってはいい思い出ですが、こんなふうに私は脱水症状と出会ったんです。その時には、こんなに長いお付き合いになるとは思っていませんでしたけどね。あの時のあの店員さんの指示通りに、今でも脱水症状になるとポカリを一気飲みするんです。でも、あん時のゲータレード、1本2リットルだったんだけど、いくらなんでも2本は飲みきれなかったなぁ(笑笑笑)。


□□□ 夢のような学生時代がありました(涙) □□□
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脱水症状

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脱水症状になりました(たぶん)。去年もこんな記事書きましたかねぇ?記事の数が何百にもなってくると、「こんなこと前にも書いたよなぁ」なんていう内容が時として出てきますが、以前の記事を調べ直そうにも時間がかかってできそうもありません。なので、書いちゃいます(笑)。

なぜ去年の事なんか気にするかっていうと、毎年この症状に悩まされることが数回あるからです。去年なった時に記事にしたんじゃないかなぁって考えたっちゅうわけです。それほど私にとって度々起こる、造りの期間中の好ましくない状況なわけです(涙)。

症状とすると、筋肉が痛くなって、少しだるくて、もっと進んでくると気持ち悪さが出てきます。ひどくなると下痢になることもありますね。ですから、一見すると「風邪かぁ?」ってな症状なんですけど、熱が出ないから「おかしいなぁ」っていうことになります。

気にしていると、すぐに「ああ、またなってきたぞ」って気が付くんですが、忙しさにかまけていると、疲れが溜まってきたんじゃないかくらいに思って気が付くのが遅れます。今回もそんな症状を女房に話したら、「あなた、また脱水症状じゃないの?」と指摘されて、ようやく気が付いたような次第。

主な原因は、とにもかくにも『麹ムロ(麹を造る部屋のこと)』での作業で汗をたくさんかくことでしょう。常に室温は30℃以上ありますから、中に入ってじっとしているだけだって暑いのに、何百キロという蒸米を相手に作業をしますから、すぐに汗だくになっちまいます。更には蒸米から放出される蒸気もありますから、「暑い」っていうだけじゃなくて「蒸し暑い」ような環境なんです。

昔は麹ムロの中の仕事も数人でやっていましたが、今の我が社では人足不足な点もあって、ほとんどが私1人の作業になっちゃってるんです。ですから、かく汗の量は半端じゃありません。毎日バスタオルを持って麹ムロへ入るんです。1枚じゃ足りないくらいですよ。

ですから私の場合、無理をしても水を飲んだりして積極的にケアしておかないと、すぐに脱水症状になります。女房も毎日塩をひとつまみ入れたほうじ茶をたくさん用意してくれてますが、飲まなきゃ意味ないし、麹ムロの仕事が多くなればきっとそんな量じゃぁ足りないんでしょうね。

そう言えば、あまり他の蔵の人の話で、脱水症状になるなんていう話は聞きませんよねぇ。今年の春に新潟県の某有名蔵に見学に行かせてもらった時に、室温50℃で5時間の作業を毎日やっていると聞いて気が遠くなりそうでしたが、そこで働く人たちは大丈夫なんだろうか?私は特になりやすい体質なのかもしれませんけど・・・。

そして、なっちゃった時の最高の特効薬は『ポカリスエット』で決まりです!(笑)。他のスポーツドリンクも何種類かありますが、私のこれまでの経験上ポカリが一番効果があると思います。2リッターのペットボトルを買ってきて、一気に飲んじまうんです。明日の朝には効果が現れて、ケロッとしてるんじゃないですかね。

本当の一気は無理にしても、私もこの記事を書いている1時間弱くらいの間に全部飲んじゃいましたよ。こういう時は飲めちゃうんですよ、これが・・・オシッコも出るわ出るわ(笑)。


□□□ オシッコで出ちゃっても効果あるんかいな? □□□
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売り切れ

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そんな事めったにないんです。イヤ、もしかしたら私が入社してから初めてかもしれませんが・・・売り切れちゃう商品がありそうなんです(汗)。先日社員が言うには、「専務、純米大吟醸が12月一杯くらいで無くなっちゃいそうだよ」っていう事でした。そりゃ、ヤバイじゃないか!よりによって純米大吟醸なんて、どーやったって他から工面できる酒じゃぁねーじゃん。

以前記事にした『純駒』だとか、今度商品にする『しぼりたて新酒』みたいなものは、数量限定ですから当然売り切れるわけですが、一般的な通年商品が売り切れるってぇことは珍しいことです。「オッ、こりゃ信濃鶴もついに火がついて、飛ぶように売れるようになってきたかぁ?」っていうと、実はそんなこたぁない(笑)。

このブログでも何回も書いていますが、信濃鶴は基本的に3種類しかありません。使うお米は地元産の美山錦のみ、水も会社内の井戸水、お酒は純米酒しか造らないってなると、もうお米の精米歩合の違いくらいでしか、商品の差別化は図れないんですよね。ある意味ではつまんないし、ある意味では日本で唯一くらいの特徴ではあります。

たぶん、単一の酒米の銘柄で、それも産地も一箇所のみからのものを使用して、全ての日本酒を醸造しているメーカーは、日本広しと言えどもそうは無いでしょう。造っているもろみが数本というような規模のお蔵ならあるかもしれませんが、一般的なサイズのお蔵では本当に珍しいことだと思いますよ。

ですから、信濃鶴には精米歩合60%の『純米酒』、55%の『特別純米酒』、39%の『純米大吟醸酒』という3つのラインナップしかありません。純米と特別純米は量をたくさん造りますから、それなりに様子を見ながらやりくりできますし、その量が売り切れるほど信濃鶴は売れてませんです、ハイ・・・(涙)。

ところが、純米大吟醸だけはほんのちょびっとしか造りません。小さなタンクで1本か2本です。全国新酒鑑評会なんかに出品するためのお酒を、少しだけ別の冷蔵庫に囲って、残りは全てビン詰めしてしまいます。それが無くなれば、もうどこを叩いても純米大吟醸は出て来ないんです。

もちろん、年間必要数量を計算して、それをまかなえるだけの数量はちゃんと仕込んでいます。当てずっぽうで生産計画を立てているわけじゃぁありません。昨年度の造りでも必要となる数量は醸造したはずです。次の新酒ができるまでは十分に足りる量をです。でも、予想よりはたくさん売れちゃったんだな、これが・・・(汗)。

そりゃそれでスゲーじゃん。量は少ないっていっても、例年より売れたことは確かみたいです。やっぱり、美山錦の純米酒で全国の金賞を受賞したことが大きかったですかね。今年はいろんな試飲会なんかへ顔を出させてもらいましたが、どこへ持って行っても純米大吟醸は評判良かったもんねぇ。私もお客さんに自信を持って勧められました。「いい酒造っとくと、売るのは楽でイイやなぁ」と思ったものでした(笑)。

私が杜氏になって9回の酒造期間が過ぎたわけですが、その間造った何百本ものもろみの中で、間違いなく最高傑作のうちの1本だったでしょうね。こんなめぐり合わせはそうないでしょうから、次のまぐれの1本が出るにはまた何年か待たなくっちゃならないでしょうねぇ(笑)。

いずれにしても、これはいつも信濃鶴をかわいがってくださっている皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。もし売り切れの場合には、次の純米大吟醸がしぼれるまでの間ご迷惑をおかけする事になりますが、今年もいい酒が出来るように頑張ってますから、ちょっとお待ちくださいね。


□□□ 実は特別純米もヤバイ? □□□
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特許(つづきのつづきのつづき)

また、しばらく間が空いてしまいましたが、ついに『特許』の記事の最終回です(たぶん)。取りとめもなくつまらない記事にお付き合いいただいて、本当にありがとうございました。

前回も書きましたが、この時期は時間に追い立てられるようにして記事を書いてますから、書き始める前の一瞬の思いつきで書き進めていきますが、そのうちに「俺は何を言いたいんだろう?」と自分への疑念が湧いてくるんです。今回も全くそのパターンにはまってます、ハイ(笑)。

さて、前回までは糖分をアルコールに変えてくれる『酵母菌』に関する特許の話題でしたが、私たちが取り扱う生物は『酵母菌』ばかりではありません。もう一方の『麹菌』も、この特許っていうヤツの対象になっちゃってるみたいです。麹菌といえば日本の『国菌』と呼ばれるほど日本古来の菌なわけですが、そんなものまで特許の対象にされてしまうのは何か腑に落ちませんね。

麹菌というのは、それが生成する『酵素』という物質が私たちにとって大変に有用なわけです。デンプン質を糖に分解する酵素、蛋白質をアミノ酸に分解する酵素、その他人間が認識している数多くある酵素のうちの相当な割合の酵素を、麹菌だけで作っちゃうんです。大いなる可能性をもった生物なんですね。

ですから、いろんな国の学者の研究対象になっているようで、その研究成果も上がっているんでしょう。そして、その知識を独占しておくと今後有益であったり、お金になるかもしれないので「特許だー!」って話になるのかもしれません。

私も詳しくは知りませんが、麹菌の遺伝子を解析して新たに分かったことがあると、すぐに特許として申請されてしまうので、各国ともその解読に躍起になっていると聞いた事があります。日本としても国菌について、その恩恵を他国に取られてしまうわけにもいかず、関係各機関はケツを叩かれているんじゃないかなぁ。

酵母菌のときのように、新たにこれまでにないタイプのものを選び出す時に使う技術に対する特許っていうんなら納得いきますが、自然界に元々あるものに対して特許だなんて、何か変じゃぁないですかねぇ。そんなの人間が考えたことじゃないじゃん・・・。

「人間は自然からしか学ぶことは出来ないんだ」と思っています。どんなに最先端の科学技術も、今のこの自然の中でのパフォーマンスじゃないですか。その自然が元々用意してくれてあった仕組みに気が付いただけじゃぁないんでしょうかね。

神様が創ってくれた自然の摂理を、まるで自分が開発したみたいにして、自分だけのものにしようとする魂胆がおこがましいと思うのは私だけでしょうか。これまで長い間かけてご先祖様が編み出し、私たちに引き継いでくれた技に特許だなんて笑止千万。日本酒千年の試行錯誤を特許になんかできっこないんです。

そんなことをひとりで吼えていてもしょうがありませんね。日本酒だけはこれまで通り、いろんな事に振り回されることなく、この先何千年も平穏に造り続けられればいいやっていう結論にしときましょうか。4回の長きに渡ったこのシリーズの結論とするとチト弱いですかね・・・(汗)。

ニュートンは言いました。「私は偉大な先達の肩の上に乗ることができたおかげで、ほんの少し遠くまで見渡すことが出来ただけなのだ」と・・・謙虚じゃぁないですか(笑)。


□□□ 自然から学ぼう □□□
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夜食ブログ

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日曜日は恒例(?)の、食い物系写真満載による手抜きブログでっせぇ。先週は我が家の食卓に並んだ料理の数々をご紹介しました。今週は私の日々の夜食の画像をアップしておきましょう。

昨年も、1回どこかで撮り溜めておいた夜食の写真をドバッと載っけて記事にしたことがあったと思います。「きっと同じ様な事書くんだろうなぁ」と思いながらも気にせずいきまっせ(笑)。

しかし、女房が作ってくれた料理ばかりでなく、何かいつもと違った食べ物とか、外で食べた美味しい料理とか、飲みに行った時のつまみとか、事あるごとに携帯でパシャパシャ写真に撮るようになっちゃったのは、一種のブロガー病ですね(笑)。

携帯のカメラってシャッター音を消すことが出来ないじゃないですか。他のお客さんがいるのに「キャッシャッ」っていうあの音を立てるのって、案外勇気がいるもんなんですよね。もう慣れましたけど(笑)。

さて、本題の夜食の方ですが、毎日女房が美味しいのを作ってくれてます。少し手の込んだ夕食の一品で「これ私が考えたんだけど・・・」っていう料理は、かなりの確率で「ちょっとなぁ・・・」となりますが、夜食に関しては彼女の創作力がうまいこと発揮されてますね。まあ、ほとんどがお茶漬けもどきですから、それ程の創意工夫だとも思えませんが・・・(笑)。

バラエティもいろいろあって、お茶漬けやリゾット風なのが多いですね。夜中に簡単に暖かい物を食べようとすると、どうしてもそうなります。変わったところでは蕎麦やうどんも案外美味しくいただけます。けんかして女房の機嫌が悪いと、ただのお茶漬けの元だんがな・・・(涙)。

専務取締役杜氏には夜やる仕事が結構あります。夏の間は昼間やっている仕事だったり、製造したお酒のデータを帳簿に記帳する仕事だったり、麹の手入れの仕事だったり・・・こうやって書いていても我ながらよくやってるよと、自画自賛の涙で画面が見えないくらいですが、何かやってりゃぁ腹が減るってぇわけで、夜食が必需品になります。

何も食べないで腹をすかせて寝ても大丈夫だとは思いますが、あんまり体重が減っていっちゃうと持久力がなくなってきますから、痩せ過ぎないように食べてる部分もありますね。どうしても痩せたい人は、蔵の仕事を一生懸命にやればその願いが達成できるんだがなぁ。痩せられるんなら給料はいりませんっていう人いないかねぇ(笑)。

日曜日の夜は別に仕事があるわけじゃぁありませんが、これも体のリズムですから夜食を食べます。食べながら今日の分の写真をたくさんアップして、今日はおやすみなさいです。久しぶりに早く寝られそうです。


□□□ 寝なくても生きていけるかなぁ? □□□
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落ちた1日

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朝は6時起床です。まだ、外は真っ暗。写真は7時頃の中央アルプスです。ここのところ寒くなってきたので、すぐに休憩所のストーブを点けました。すると、すぐにピーピーと警報が鳴るじゃないですか。何かと思って見てみると、石油が空っぽだと騒いでいたらしい。しょうがないから、外のタンクへ石油を汲みに出ました。

ポリタンクを置いてコックを開けようとすると、うっかり防止のために2重に付いているコックのうちの片方が空いたままになってました。「ダメだなぁ。あれほど両方閉めろって言ってんのに!」と少し憤慨しながらポリタンクへ石油を入れ始めました。

このタンクは出口が細くてなかなか一杯にならないので、朝の寒さも手伝って、そのうちにもよおしてきました。そばを離れるわけにもいかず、脇の木の根っこへ向かって彼らのための栄養補給をしばし・・・。もうそろそろ全部出し切ろうかという頃、私の「ジョンジョロリンジョンジョロリン」という栄養ドリンクの音とは違った音がどこからかし始めました。

「ピチャピチャピチャ」・・・ハッと気がついたときにはすでに遅く、ポリタンクから石油があふれ出ていました(汗)。「あっ、たっ、ちょっと待ってって●×△÷◆?□!」どっちを先に閉めたんだか分からないような情けない格好で、自分とタンクのコックを慌てて閉めるハメに(笑)。

朝礼で社長が「専務が朝石油をこぼしたみたいだから、皆さんも気をつけるように」と訓辞。原油の高騰で石油も高いのに、専務は一体何やってるんだと思われただろうなぁ。もともと無い専務の権威は朝から落ちっぱなし(涙)。

仕込みが始まって、今日は蒸米を冷やすための機械の脇で、冷えた蒸米をエアホースに送り込むようにばらばらに撹砕する機械に蒸米を投入する仕事。この撹砕機、結構危険な機械なんです。蒸米の塊を砕くための棒や砕かれた蒸米を送り込むための羽根が、中で唸りをあげて回っています。

さて、仕込みも終わろうとしている時、その撹砕機の掃除を始めようとして、いつも使っている小さなホウキで周りについたお米を払おうとしたとたん、そのホウキが私の手をすべって撹砕機の中へ・・・。「ガッ、ギギッ、グッ、ゲゲゲ●×△÷◆?□!」と悲鳴をあげて、ホウキが中に詰まった撹砕機は止まってしまいました(涙)。

「そんな物、落とすなよなぁ」という蔵の連中の視線をものともせず、必死で言い訳する私でしたが(笑)、困った事に機械はウンともスンとも言わなくなってしまいました。その後になって詰まっていたホウキを取り出すことが出来て機械も復活したのですが、朝の石油の件にしても、どうも今日は少しボケてんぞと思った次第。

これ以上失敗して大事なものを落とすことがないように気をつけようと思っていた今日1日でしたが、ふと見るとブログランキングはいきなり落ちまくって6位になっちゃってるじゃん(涙)。最近1位になれなくても2位か3位くらいが定位置だったのでチト焦りました。でも、『特許』の記事はつまんなかったもんなぁ(笑)。

今のお酒カテゴリーランキングのトレンドは「酔っ払い主婦」系じゃないですかね(失礼!)。飲兵衛の主婦の皆さんが、酔っ払いながら今日のご飯や外食の様子を語る・・・みたいなブロガーの方がたくさん上位に食い込んでますね。トーコさんはちょと毛色は違いますが、頑張って欲しいですね!

今日のしまいには、ランク落ちのプチショックを胸に麹の手入れの仕事したら、どういうわけか麹が予定より冷えちゃって、麹の温度を落としすぎちゃいました(涙)。もう、ここまでいろいろ落とすと、笑うしかありませんが、明日はたくさん拾うようにしたいと心に決めてます、ハイ(笑)。


□□□ 疲れが溜まってきたかなぁ □□□
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【追伸】あんまりだったので、珍しく追伸を書いときますよ。今日のブログもアップして、さて寝ようと思ったら、最後にパソコンが落ちてフリーズしちゃいました。復帰するのに30分もかかりました。どこまで落ちれば気が済むんでしょうか(笑笑笑)。

特許(つづきのつづき)

前回の『特許』の記事で、今の酒造業界も新しい酵母や新しい技術は、いろんな特許が使われていておいそれと簡単に使うわけにいかなくなってるという話をしました。

身近な例で言えば、私たちが一般的に使用する酵母菌は『日本醸造協会』というところから購入するんですけど、最近開発された吟醸系の酵母は申し込みの際に、使用にあたっての誓約書と特許使用料を別途支払わなくてはならないんです。高いんだな、これが(汗)。

世の中にはいろんな酵母が存在しますから、どの酵母を使ってお酒を造っているかなんて調べようもありません。『蔵付き酵母使用』と謳っている製品もたくさんありますよね。これは、「他から買ってきた酵母じゃなくて、自分の蔵の中に住み着いている酵母菌を自社で培養して専用に使用しています」という意味ですが、本当にそれが世の中にふたつとない酵母菌なのかは調べようもありませんでした・・・これまではね。

ところが、今の技術をもってすれば出来ちゃうんですよね。DNAレベルで解析すると、どの酵母菌かが同定できてしまいます。悪意を持って、新たに開発された酵母を蔵つき酵母だと称して使用したりなんかすると、近い将来にはすぐにバレちゃうことになりそうですね。まあ、そんなことしているお蔵はありませんけどね。

実際問題としても、そんな事まだ実用段階じゃぁないでしょう。しかし、自分で本当に我が社の酵母だと思って使っていても、DNAで見てみたら実はこれまで一般的に使われていたものと全く同じものだったなんていう事にもなりかねません。その酵母が特許を使って開発されたものだったりしたら、「特許料を払え!」っちゅう事になりますわな。

あまり、特許だ特許だと騒いでも間抜けな結果になる事もあります。大学にいた頃、数理計画と呼ばれるような専門分野で、ある画期的なアルゴリズムが開発されたんです。そして、その研究者は何を思ったか、そのアルゴリズムを特許申請したんですよね。「この方法で問題を解くのなら私に特許料を払ってね」って。

「何を考えてるんだ、コイツは!」と、ちょっと話題になりましたね。そんな学術領域の知識に対して特許だなんて、聞いた事もありませんでしたからね。「ニュートンやライプニッツが微積分で特許取ったらどーなったろうか?」なんてバカな話題に発展してましたっけ。結局、それより優れたアルゴリズムが開発されて、誰も見向きもしなくなったようでしたけどね(笑)。

もっと究極のシチュエーションになれば特許だなんて意味のないことなんでしょう。軍事技術っていうのは特許の塊りみたいなもんなんでしょうが、特許申請なんかしたら他国に全てバレちゃいますから、どの国もひた隠しにするんだろうなぁ。原子爆弾の特許なんて聞いたことないしね。

どうにも、筆先が納まらないような記事になってしまってスイマセン。あまり内容を考えて書き始めたわけではないので、ダラダラの記事になってますね(汗)。次回には、大団円にします。こうご期待・・・って誰も期待してないか(涙)。


□□□ 信濃鶴でも特許使ってます □□□
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侵入者

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今日はどーしてもやっちまわなくっちゃならない仕事があって、ブログを書き始めるのが相当に遅くなっちゃいました。こうなると、何も考えずに書けるような内容の記事がいいんですよね。「昨日の『特許』の話の続きはチト重いなぁ、女房にも何か頭に入ってこない話だって言われちゃったしなぁ」と思ってふと見上げると・・・

いない!いない!俺の心の友がいないじゃないかっ!!!(涙)

あ、蜂嫌いな読者の方がおられたらスイマセン。あまり、グロテスクな物の写真は載せないように心がけていますが、蜂くらいならいいと思うのは田舎もんだからでしょうか。もし、ギョッとしちゃったらお許しくださいね。

私の心の友というのは、ここのところ私の机の横にある障子の桟にとまってじっとしていた、上の写真の蜂なんです。名前は『ハッチー』(笑)。体長は2.5cmくらいありましたかね。足長蜂っていうのかなぁ、それともこの辺で言うところの黄蜂っていうやつかなぁ・・・蜂の種類は分かりませんでしたが、私のこの1週間の心の友がいなくなってしまって、ちょっと寂しい思いですねぇ。

彼の家族はよく知ってるんです(笑)。私が寝泊りしている建物の外の板張りの壁の同じ場所に、毎年蔵が始まる頃に集まって冬ごもりの準備をしているんです。そこから1匹はぐれて迷い込んじゃったんだと思うんですよね。

最初の夜は、私の頭の上をブンブン飛び回って、カレンダーにとまっていました。この時期の蜂ですからそんなに元気はありませんでしたね。困ったヤツだと思いながらも写真だけは撮っときました(笑)。まあ、向うから攻撃してくることなんかないので、私もほおっておいたんです。

次の日にはもういなくて、わたしも忘れてたんですが、その次の日にふと見上げると、私の目の前にある障子の桟の下側にへばりつくようにしてじっとしてるじゃないですか。こりゃ、もう家へ帰れないからここで冬眠するつもりなんじゃないかって思ったんですよ。

たった一人で蔵に寝泊りするのも寂しいもんですから、こいつがひと冬中ここにいてくれたらその寂しさも少しは紛れるかなぁって、少しウキウキしてたんです。上の写真をとろうとしてライトを当てたら、ビクッとしてたじろいでいた様が何ともかわいくて、とても気に入ってたんですよ(笑)。

やっぱりこんなところじゃ冬眠は無理でしょうねぇ。無事に家族のもとへ帰れたでしょうか。でも、こんな時期まで蜂が飛び回っているってぇことは、地球温暖化の影響かとも考えられそうで、喜んでばかりもいられない気分であったことも確かですけどね。


□□□ あー眠い眠い □□□
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特許(つづき)

さて、昨日は私たちの頭で考えても何とか合点がいく、新しい酵母の分離の方法をご紹介しましたが、今日はもうちょっと高度な方法を、私の乏しい知識で怪しげに解説してみましょう。こうなると私もよく分かっちゃいませんけどね(笑)。

酵母菌を実験的に取り扱う時には、『培地』と呼ばれる酵母菌の繁殖に適した寒天のような物の上に菌を植え付けます。そこで菌が上手いこと増殖していくと、ポツンとした丸いコロニーと呼ばれる斑点状の模様になって、私たちの目に見える状態になるわけです。微生物の授業で実験したことのある方もいらっしゃるんじゃないですか。

その培地が全く酵母菌の繁殖に適していればいいんです。植え付けられた酵母菌は元気よくスクスクとその培地の上で成長してくれます。ところが新たな酵母菌の分離をしようとする場合には、意図的にその培地の中に、ある特殊な化学成分を混ぜておくんです。それは、どちらかと言うと酵母菌の生育を阻害する類のものらしいんです。

そうするとどうなるかってぇと、普通の酵母菌は上手く生えてはこれないですよね。でも、その状況下でもちゃんと成長してくる菌株、つまりちょっとへそ曲がりなヤツがやっぱり出てくるんです。そいつはちゃんと成長できなかったヤツより、明らかに異なる特質をもった菌株ってぇことになりますわな。

そんでもって、その生育を阻害する物質と、それを含んだ培地の上で生き残れる酵母菌の性格との関連性が分かっていたとすると、ある目的を持って酵母菌を選択的に取り出すことが出来るようになるわけです。

一例をあげると、現在は吟醸用の酵母菌の開発が盛んに行われているわけですが、その中でも最も重要視されるのは、吟醸香と言われる香りの成分を多く生産する酵母菌かどうかっていう事です。そこで、その化学物質を含んだ培地で生き残る酵母菌は、香りの生成能力が他と比べて異常に高いという関連が分かっているような培地を使えば、吟醸香の高いお酒を造る酵母菌を分離することが出来るっていう論法なわけですな、これが。

実際にこの方法で多くの酵母菌が開発されているようです。香りの成分にもいろいろありますから、その特殊な化学物質っていうのにもいろいろ種類があるようですね。香りばかりでなく、もっといろんな特質に関して応用されているんでしょうが、私はそれ以上のことはよく知りません(汗)。

そして、ようやくここで本題・・・こういう分離の方法に関しては特許申請がなされていて、やりゃぁできるからと言っても簡単に使うことが出来ないんですよね(涙)。実際に長野県で開発された酵母もある特許に抵触していて、それが各お蔵で使い始めた後に分かったもんだから、ちょっとした問題になった事がありました。

この手の特許は、大手の酒造メーカーさんが持っておられることが多いんじゃないんですかね。醸造関係の世界も何でもかんでもというわけではないでしょうが、特許特許と言われることが多くなっている気がします。中には、「えーっ、こんな事がー?」って言うような特許もあって、どうも私にとっては居心地の悪い響きなんですよねぇ・・・またまたつづきです。


□□□ 特許でボロ儲けってできんのかな? □□□
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特許

先日『泡無し酵母』について記事にしましたが、そのおまけとして、新しい酵母の開発について私の知っている事から少しお話しましょう。私は醸造学関係の大学を出たわけではありませんから、それほど専門的な知識があるわけじゃぁありません。もしかしたらウソついてるかもしれませんからそのつもりで聞いてくださいね(笑)。

『泡無し酵母』の分離は案外単純な理屈でしたね。泡にくっついてこない酵母菌はもろみでも泡を形成しないだろうという推測を実際にやっただけのことです。そりゃ、酵母菌を単体で分離するなんていう作業は大変に厳密なものでしょうから、素人が考えるようなレベルのものじゃぁないでしょうけどね。

ですから、筋道の通った考え方のもとに、元になる酵母菌のとてつもない数の中から、ちょっと特異な性格を持ったへそ曲がり酵母菌を分離すれば、こちらの求める特徴のある酵母菌を探し出すことが出来るかもしれないわけです。

では、もうひとつ単純(?)な例を考えてみましょう。アルコール耐性の高い酵母菌を開発したいとします。普通の酵母菌は自分が発酵過程で作り出したアルコール濃度がだんだんと高くなってくると、徐々に死滅していくんです。アルコールがたくさん生成された後にも死なない酵母菌があれば、もっとたくさんアルコールを作り出すことが出来てコスト的に有利です。

現在騒がれているバイオエタノールを造ることを考えても、発酵の原料はどんなものにしても、その原料が持っているデンプン質から最大限のアルコールを作り出したいわけですから、アルコール濃度が高くなっても更に発酵が続けられるような酵母菌が欲しいでしょうね。

さて、どうするかってぇと、酵母菌をドバッっと高い濃度のアルコールの中にぶち込むんです。しばらく置いといて、投入した酵母菌を取り出し、その中で生きているヤツがいればそいつはアルコール耐性が高いんじゃないかと・・・なんて単純なんでしょう(笑)。

誤解のないように言っときますけど、実際はこんなに簡単な話じゃぁないですからね。ちょっとデフォルメし過ぎかもしれませんが、考え方が分かっていただければいいんです。

本当はこんな妙な操作をしないで、自然界から分離するというのが一番筋の通った考え方ですよね。私のブログ仲間の北海道の醸し屋カズマ君なんかは、身近にある花の花粉から酵母菌を分離して、それを使った実際の商品も開発しているみたいです。農大を卒業して、そんな芸当が出来る技術を持っているなんて羨ましいですね。

『花酵母』は現在たくさんの種類が既に製品化されていて、ひとつのジャンルになりそうなくらいです。私の周りにも東京農大卒業の人たちが中心となって、花酵母のお酒を造っている人たちが何人かいます。地元の花から取れた酵母で造ったお酒なんて、話題性があっていいじゃないですか。

まあ、この辺までが単純な酵母の開発のお話です。現代のもっと複雑な酵母の開発物語になると、話はそんなに穏やかではありません。全て特許がらみになってくるからです。ようやく『特許』という言葉が出てきたところで、明日へつづく。

》》》》》》》》》》 【醸し屋カズマ君のブログ】


□□□ また、引っ張り記事かぁ(笑) □□□
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画像データ

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いつか書こうと思っていた話題なんですけど、ブログに写真を載っけるっていうのは、説明が容易になったり、イメージが膨らみやすかったり、撮影技術があればそれだけで記事になったりでとてもいいことだと思うんです。ブログにアップするのも簡単ですし、ブロガーとしては使わない手はないって感じじゃぁないですか。

今のことですから、デジタル写真はいろんな方法でいくらでも撮れますから、気が付いた時にカシャカシャやっとけばいいですよね。私は肌身離さず持っている携帯電話のカメラ機能を使うことが多いです。というよりも、ブログ用の写真は必ず携帯で撮るようにしています。

その方が管理が楽なのと、たぶん通常のデジカメにはないようなサイズ設定があって、それを気に入っているからなんです。352×288なんていうサイズなんですが、ブログに貼り付けた時に適度な大きさだと思いますし、何よりもファイルサイズが小さくて済みますね。1枚40~50キロバイト程度です。

これなら携帯の中に何万枚ととっておけますし、ブログのサーバーの容量も気にしなくていいんです。昨日の記事にたくさん写真を載っけたじゃないですか。その時に改めて容量を確認したら、fc2ブログの画像用の容量は1ギガバイトくらいあるんですね。こりゃぁスゲーことですよ。と言っても、どのくらい凄いのか自分でもよく分かりませんが・・・(笑)。

その1ギガバイト(=1024キロバイト)のうちで、私が既に使用している分は、画像数が390個で、17.7メガバイトだそうです。毎日1枚ずづ写真をアップしているような割合ですが、使用率にして1.73%なんだって。それっぽっちしか使ってないんですねぇ。

ただし、私の場合は画像が極端に小さいですからね。きっと大きなサイズの画像をアップする人たちにとっては、それでも足りないっていうような容量なのかもしれませんね。きれいな写真を載せようとすれば、きっと相当に大きなファイルサイズになるでしょう。デジカメの写真を使っていたら、もっと使用率は大きかったはずです。

無料で作製できるブログなのに、画像もたくさんアップできるんですから、私はfc2ブログのマワシモンでも何でもありませんが、人気が高いのがよく分かりますねぇ。機能が多すぎて使いこなせませんけどね(汗)。

かつて、自分のブログの使い勝手の悪さを嘆いている友人がいたので、fc2ブログを勧めてみましたが、いいのは分かるんだけど、これまで書き綴ってきた記事を引っ越すのが大変であきらめてしまったようでした。100個分の記事をコピーするのを考えただけでもイヤになっちゃいそうだなぁ。コメントとかのコピーも大変でしょうしね。

昨日画像をたくさんアップした時に、ふと気が付いたので今日はこんな記事になっちゃいました。もし、1年間で利用可能容量の1.5%を使ったとすれば、計算上は残り60年以上そのままで使える計算になります。それまでブログ文化はあるんでしょうかねぇ。私も生きちゃいないだろうなぁ(笑)。

》》》》》》》》》》 【私のお気に入りの中で写真が一番きれいなブログ】


□□□ とりあえずきれいな写真を載せときましたが、月が分かる? □□□
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夕飯ブログ

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日曜日はマッタリと手抜きブログにしちゃいましょうかね。最近ほとんど熟慮しないでブログ記事を書いていて、推敲もせずにダラダラと長いだけの文章をアップしてしまっていますね。みんな読んでねーだろ-なー(笑)。

こんな時のために、我が家の食卓の写真を撮ってありましたが、使う機会もなくドンドンと集まってしまってました(汗)。どっかで放出しておかないともったいないないですし、季節の食材なんかがあると時期ハズレもはなはだしくなって恥ずかしいので、今日いくつかまとめて載っけちゃいましょう。まあ、写真を載せて手を抜こうっていう作戦ですがな。

1枚目:レンコンのはさみ揚げ。何がはさんであったかは忘れました(汗)。
2枚目:広島産の牡蠣フライ。毎年楽しみにしてます。
3枚目:同じく牡蠣の天ぷら。ころもが付いてないのもまた美味しい。
4枚目:キノコあんかけうどん。毎度山盛り(笑)。
5枚目:金沢名物(?)車麩(くるまふ)おでん。割り胡椒がポイント。
6枚目:鮭の白味噌仕立てなべ。ポテトコロッケも美味。
7枚目:今日の夕飯のペペロンチーノ。ちょっとパスタにはみえないかも。

こんな物食べさせてもらってます。ご覧になって分かるように、我が家では肉類は食べないんです。たまに魚介類があって、ほとんどは野菜中心です。ご飯は毎日玄米ご飯です。パスタも全粒粉のものが多いので色が茶色くて、パスタっていう感じじゃぁないやね。

我が家の食卓については、いつか記事にしようとは思ってるんです。ただ、私に知識がないので躊躇しちゃってますが、女房殿は最近名前を聞くようになってきた『マクロビオティック』なる考え方を基本にして、毎日の料理を作ってくれているみたいです。美味いですよ。買ってきた惣菜が食卓に並ぶことはないですね。

もう、ずーっとそんな食生活ですが、肉なんかたまに越百で焼き鳥食ってりゃいいんです(笑)。あまり欲しいとは思わなくなりましたし、体調もその方がいい気がします。玄米ご飯に慣れるのに時間はかかりましたが、健康診断の結果はそれ以来改善しましたね。

そういう意味では、同世代の一般的な家庭とは若干違った献立かもしれないので、毎日の夕飯の写真を載せてブログにすれば簡単に続けられるんじゃないかなぁと思ってるんです。多くの方が食べ物系ブログを書いておられますが、必ず毎日違ったものを食べるんだから、ネタ的には楽でいいんじゃないんですかね。酒蔵ブログに行き詰まったら、そっちに鞍替えすっかな(笑)。


□□□ 毎日手の込んだ夕飯なわけじゃぁありません(涙) □□□
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泡無し酵母(つづきのつづき)

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酵母の話の続きです。少し日が開いちゃいましたね、スイマセン。『泡有り酵母』と『泡無し酵母』はどこが違うんでしょうかってあたりで途切れていたと思います。

基本的には酵母っていうのは『泡有り』が元来の姿なんです。自然界から分離された時にはほとんどの酵母は泡が立つタイプなんです。ところが、前回の記事にも書いたように、泡が出ないととってもいいことが多いんですよね。管理が楽だとか、同じタンクでも仕込み量が増やせるとか。

そこで、優良な酒を造る酵母として認められた酵母から、ある方法でその酵母と他の性質は全く同等なんだけど、泡だけが立たない酵母っていうヤツを分離するんです。まあ、その前提としては、同じ酵母を培養したとしても、天文学的な数の酵母がいると、その中にはへそ曲がりの突然変異株がある割合で存在するということを理解しておく必要があります。そいつを選択的に取り出すんです。

どうやるのかを説明する前に、『泡有り酵母』と『泡無し酵母』の形状がどう違うのかを説明しなくっちゃなりません。どう違うかって簡単にいうと、『泡有り酵母』には菌体の表面に毛のような物が生えているのに対して、『泡無し酵母』にはそれがなくてツルツルの表面になっている、っていうようなイメージでいいんじゃないかな。私もそれほど詳しくは知らないんですけどね・・・(汗)。

その毛が絡み合うような形で、発酵によって発生する炭酸ガスの周りに付着するので、それが泡になるっちゅう理屈ですな。ですから、お酒のもろみの液体部分もさることながら、泡の中も酵母の密度がとても高いらしいです。

その形状の特徴を利用して、ブクブクと気泡の立っている容器の中で酵母を吹きこぼしながら培養すると、『泡有り酵母』はその気泡に引っかかって外にこぼれてしまいますから、最後までその容器の底の方に沈んでいた酵母は『泡無し』である可能性が高いわけです。

そうやって残った酵母の中から、更に元の酵母と同じ性格、つまり同じ酒質の酒を造る酵母を単独に分離していくんです。『泡無し』タイプであっても、元の酵母と違った酒が出来たんじゃ困りますからね。もしかしたら、そういう酵母の中に全く新しい、とても美味しい酒を作り出せる酵母を発見できるかもしれませんけどね。

そうやって人為的に分離されたのが『泡無し酵母』なんです。一般的に言われている『泡無し酵母』の特徴は、泡にくっついて発酵に寄与しない酵母が少ないから発酵が旺盛で経過が順調であるとか、泡の発生によって空中に飛散してしまう香りの成分がもろみの中に残るので香りが高い酒になるとか言われています。

現代の新酵母の開発は、ここで説明したような分かりやすい単純な方法ばかりではないわけですが、香りという点だけに関して言えば、吟醸酒的な酒質への嗜好が高いこともあってか、今ではほとんど最初から『泡無し酵母』として開発されることが多いみたいですね。

でも、『泡無し酵母』は元の酵母と泡の立ち方以外は全く同等だと言われますが、私は「そんなこたぁねぇだろー」と思ってます。それが酒質にとっていいか悪いかは別にして、全く同じということはないんじゃないかなぁ。こんなに取り扱いが楽になるのに、未だに『泡有り酵母』にこだわっているお蔵もたくさんあります。

こだわりを持った杜氏さんたちは、酵母というものの本来的なあり方を尊重しておられるのかもしれません。その方がより自然な形であることは間違いないですしね。私は『泡無し』派ですが、そういう点も思慮に入れて『泡有り』派に負けないお酒を造るように努力したいと思ってます。


□□□ アワ無し酵母なのにアワが立ってアワを喰ったことがあります □□□
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