専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

ビジョンブック

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皆さんは「ビジョンブック」という言葉を聞いた事があるでしょうか?私のブログ師匠のacbさんが去年の暮れに自社のビジョンブックを作られて、1部いただけたので今日はそれについて書いてみます。ちょっと硬くなるかな。

以下は私の理解の範囲内で書いてありますから、もしかしたら誤解していたり認識不足の点もあるかと思いますが、ご容赦を。でも、ちょっと書かずにおれない出来栄えなんですよ。自分の身近な人がこんなの作ってるなんて思わなかったですしね。acbさんに渡された時も「お前ブログに書けよ!」と、目が言っていたような・・・(笑)。

私もビジョンブックなんていう言葉は知りませんでした。acbさんから聞いて初めて知りました。簡単に言えば「社員の皆さんに、会社の方針、ビジョン、社長の考え方、進むべき方向などを、分かりやすく解説した小冊子」みたいなもんでしょうかね。

acbさんご自身は、再生機構が入ったダイエーが自分たちをしっかり見つめ、作りたいお店についてまとめ上げた「ミッションブック」というのを見て、自分でも作りたいと思ったんだとか。昨年の9月に決心して、12月末には出来てんだから、さすがに行動が早いなぁ。

題名は「成長する木々」となっています。「成長」がこのビジョンブックのテーマでしょうか。「木々」を社員に見立てているのだと思います。社員の成長への切なる願いがつづられていると感じました。最初のページで「成長することは生きていることの証なのだと思う」と始まります。

次に社長の言葉として「会社は社員の成長のためにあるのではないか。そういう社員がたくさんいる会社がいい会社なんじゃないか」と語りかけています。そして、そのために必要なことがページを分けて解説されていきます。顧客満足、情報の共有、本質の追求、即断実行、変化を恐れない、オープンな社風などについて、社長の社員に対する要望がコンパクトにまとめられています。

そして最後に、世界各国からお客様が笑顔で訪れる会社という社長の夢が、きれいな桜の写真と共に書かれて終わっています。社員一人一人の花が咲いて、いい会社になっていくイメージでしょうか。全部で22ページありました。

私が思うのは、何が凄いってこんなに手間隙かけて、かなりいい装丁にしてお金もかけて、これが全て社員のためだっていうのが凄いやねぇ。このブログから唯一リンクを張ってあるacbさんのブログ「いい会社ってどんなだろう」を読めば、社員のことをどれくらい考えているかがよく分かります。私に欠けている部分だと、いつも思い知らされています。

一番気になるのは、やはりこのビジョンブックを渡された社員の皆さんの反応でしょう。これまでの積み重ねもあるでしょうから、全く分かってもらえないなんてことはないでしょうが、これがどの様に社員の皆さんに染み渡っていったのか、またacbさんに聞いてみたいと思います。

こういうことをどんどんとやってしまう実行力は凄いものだと思います。25年間もあのトヨタで働いて染み付いた、トヨタイズムの発露でしょうか。私なんかいつも怒られていて、痛いところをづけづけと突かれるので、近年まれに見る天敵状態なのですが、言われている事が当たっているだけに、トヨタの社員が部長に怒られているつもりで聞くことにしているんですよ(笑)。

このブログのカテゴリーに、「酒造り」と「まちづくり」はあるのに「ひとづくり」がないんですよね。これを期に作っておけば、なんかやる気になるかなぁ。


【【【【【【【【【【 今日の蔵内ライブログ 】】】】】】】】】】
麹米の洗米は今日から通常の量になる。ロットが変わっていたのか水吸いすぎ。明日のムロ大変だ。
吟醸酒母の麹をムロに引き込む。いい蒸し上がりだ。今年の米がいいのか、精米がいいのか、胴割れした米も少ないし、いい酒になるかな。
今年初めての酒母を仕込む。汲み掛け夜中まで。
次のもろみはいつしぼれるのかいな。懇意にしている県内の若手杜氏の年賀状にも、今年の米は溶けないと書いてあった。みんな苦労している模様。


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やっぱり3位後退じゃん。でも、このくらいの方が気が楽だったりして・・・。


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