専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

言えべ具W

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ここのところ毎週末欠かさずに来駒している横浜の鶴チューS君ですが、先週なんか『長野の酒メッセin東京』にも来て手伝ってくれたんだから、下手をすると10日の内の5日くらい顔を合わせているっていうことになるわけで、もう何だか訳の分からない間柄になっているんですけど、当然週末には駒ケ根にやってきてます。

そんでもって、今年の流行りはエスニック料理。S君が材料とレシピを持ってきて、越百でえっちゃんが作るっていうパターンになってます。私も毎週のように美味しそうな料理の話題を報告できて楽しいんですけど、一体いつまで続くことやら(汗)。多少信濃鶴ブログとは趣旨がずれてるかもしれませんが、同じグルメ記事だってことでノープロブレムです(笑)。

今回のお題は『イエベグワット』日本語にすると『言えべ具W』です(笑)。エチオピアの料理で、『ワット』っていうのが煮込み料理を表しているようです。今回は羊の肉をちょっと辛いトマトスープで煮込んだ『イエベグ』タイプを作ってもらいました。材料さえ揃えちゃえば、後は炒めて煮るだけの簡単料理でしたよ。

材料は、羊肉(たくさん)、玉ねぎみじん切り(たくさん)、にんにく(ひとかけ)、しょうが(ひとかけ)、トマトジュース(2本)、香辛料(いろいろ)っていう感じ(笑)。玉ねぎのみじん切りが大変かもしれませんけど、その他は難しいこたぁありません。それとも、えっちゃんが手際良くやるから、傍目にそう見えるだけなのかな?

まず、玉ねぎを飴色になるまで油でいためて、そこに羊肉を入れて更に炒めて、大体火が通ったらトマトジュースと水を入れて、あとは玉ねぎがドロドロ状態になるくらいまで煮込むっていうだけです。基本的に香辛料も、赤い色を付ける何か(?)と、辛味を付けるペッパーの類を入れただけだったと思います。

そんなに簡単だったのに、美味かったんだな、これが!これまでいくつも作ってきましたけど、私的には今回のイエベグワットが一番日本人好みで美味しかったと思います。ちょっと、肉を多く入れ過ぎたんですけど、そんなの問題なく平らげちゃいましたね。エチオピアでは、発酵させたパンの上にそれを乗せて食べるらしいんですけど、それは日本人の口には合わないらしくて、この日はメキシコのトルティーヤで代用してました。

数年前に、駒ケ根市で秋に行う『協力隊週間・国際広場』っていう恒例イベントで、確か『アリチャワット』っていう料理を作って売ったことがあったんですけど、あれも『ワット』っていう料理の一種だったのかなぁ。でも、あの料理は煮込んだりしなかった記憶があるから、エチオピアのものじゃなかったのかもしれませんね。

最初はあまり食べないつもりでいたんですけど、あまりの美味しさにおかわりをしちゃった岳志でしたが、いくらなんでも食べ過ぎましたね。50に近いようなおっさんが、夜中に肉の塊をむしゃむしゃ食べちゃイカンわな。例によって、草木も眠っている時間に帰宅したんですが、睡眠不足の翌朝の胃が重いこと重いこと(汗)。


□□□ 順位は気にせずにいきましょう(笑) □□□
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トルコケバブ

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連休であろうがなかろうが、雨が降ろうが降るまいが、こちらに余裕があろうが無かろうが、外的な要因に全く左右されずに押し掛けて来る男、それが横浜の鶴チューS君である(汗)。ここまで頻繁に来駒してくれるとなれば、我が地元への観光客として見れば日本一のレベルなんじゃないかなぁ。駒ケ根市から表彰されてもいいくらい(笑)。

もう、彼らについて「心の準備ができていませんでした」なんていう生半可な言い訳は通用しません。やって来たら、とにかく対応しなくっちゃなりません。ゴールデンウィーク初日に当たる土曜日。私は別件でお酒を飲んで家で酔っ払って寝ていたところを、彼の容赦ない電話に叩き起こされて、いつものように越百に拉致されたのでした(涙)。

なぜ、ここまで心安く付き合えるのかは分かりませんが、もうほとんど気兼ねなくいられるので、私としても疲れるこたぁないんです。ただ、こちらに到着するのがほとんど夜中ですから、オジサンの体力的には眠さをこらえるのが精一杯ってところがキビシイんですよね(汗)。今回は、ちょっと寝てましたから、何とか持ちましたけど・・・。

ゴールデンウィークってこともあって、今回はいつもお付きの奥さんに加えて、これも半常連のミッチーも来てくれてました。ミッチーは独身ですから、彼女とのデートでもあるんじゃないかと思いもするんですけど、ほとんど強引に連れて来られているみたいです。その上結局、1泊じゃなくって2泊もしていく羽目になっちゃったんですけどね(笑)。

さて、お待ちかねの、これで4回目となるS君のエスニック料理シリーズですが、今回のお題は『トルコケバブ』ってことでござーます。つまりはトルコのケバブってことで、まんま字の通りですが(汗)、『ケバブ』って中東からアジアにかけてそこら中の国にあるみたいで、その中でも特にトルコ的な調理法なり味付けなりのものだってことでしょうね。

今回も、前回同様、調理過程はほとんど見られなかったので、完成品の写真だけをご覧にいれますね。私のこれまでの思い込みでは、ケバブって羊の肉だと信じていたんですけど、そうばっかりでもなくって、今回は牛肉がメイン材料になってました。お味的には、スパイスの効いた牛丼の具に、ちょっと酸味のあるソースがかかってるって言えばいいかな。

『ケバブ』と聞くと、私が学生時代にふらりと旅に出た中国の奥地のウルムチという都市で、市場の外で売っていたケバブが抜群に美味しかったのを思い出します。それは、羊の肉で、もっと串焼きみたいな感じだったんですけどね。でも、そんなのばかり喜んで食べていたら、翌日に歯茎が腫れてきてエラク難儀をしたってことも、今となってはいい思い出です(笑)。

今回のトルコケバブも、とっても美味しく頂きました。実際に調理をしているのはえっちゃんなんですけど、S君のレシピと指導で作っているわけですから、案外彼は料理の達人なのかもしれません(笑)。翌日の朝早くに起きなくっちゃだったもんだから、あまりお酒は飲めなかったんですけど、夜中のケバブをおなかイッパイいただいて、またまた楽しい夜を過ごした岳志でしたとさ。


□□□ ケバブって結局焼肉ってことなのかな? □□□
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スフミ

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全く困ったもんである(汗)。そりゃ、いつも連絡も無しにやってくるのは当たり前になってるし、来てもそれほどお客様扱いすることもないし、もう駒ケ根のことは知り尽くしているだろうからほっといても勝手にやるでしょう。でもねぇ、こっちにも心づもりっていうものがあるんだから、いつものシナリオから逸脱したらビックリするんだよねぇ・・・。

横浜の鶴チューS君である(笑)。いつもなら、土曜日の夜遅くにやってきて、朝方まで越百で飲み明かすっていうパターンなんですけど、今週は何を思ったか金曜日に来るっていうんです。それも、朝出発して昼頃には到着の予定だと(汗)。その連絡を彼から受けた時には、既に彼は高速道路を走ってました。

どっちにしても、私は仕事がありますし、期せずして無濾過生原酒のビン詰めの日で、結構ドタバタした1日だったもんだからお相手はできません。電話口の様子では、どうやら信濃鶴を買いたいというのが一番の目的のようでしたが、電話を切るや否やえっちゃんに連絡を入れて、駒ケ根組の作戦会議をやっときました(笑)。

予定通りにお昼に会社にやって来たS君をえっちゃんに押し付けて、私は午後も仕事です。彼は欲しいだけ鶴を買って所与の目的は達したようなので、お昼を食べたらあとはどーでもいーやっていう投げやりな態度(笑)。今回は、エスニック料理を作る用意をしてきたわけでもないようなので、帰るつもりなんだと思っていたんですけど・・・。

でも、やっぱり作るっていうんですよ、料理を(汗)。それも、いつもより早い時間から駒ケ根にいるんだから、夕方から作り始めて我が家の夕食に間に合わせてくれるっていうんです。これまでも、S君は女房や娘に自分の作った(本当はえっちゃんが作っている)料理を食べさせたいって言ってくれてたんですけどね。

っていうことで、急遽、我が家の晩御飯を作るのは取り止めにして、越百でみんなで食べることになりました。今回は、スウェーデン風ミートボール、略して『スフミ』です。どうやら、これといった名前はないようなので、私が勝手に名付けておきました(笑)。ほとんど完成したところへ行ったので、製造過程は全く分かりません(汗)。

彼の指導がいいのか、えっちゃんの腕がいいのか、今回もナイスな出来栄えで、とっても美味しい夕食にありつくことができました。今回の料理は、食材が駒ケ根で買えるものを選んだようで、地元のスーパーで購入してきたようです。やっぱり、スパイスの類で欲しいものがなかったみたいですけどね。

合挽き肉とポテトで作られたミートボールはしつこくなく食べられるんですけど、上にかけられた白いソースと、横に添えられたジャムを両方付けていただくのがベストでした。北欧の料理になんてお目にかかることは滅多にありませんが、夏が短くてあまり野菜がとれない国ならではのご馳走なのかもしれません。

S君、えっちゃん、バイトのマコ君、私の家族の6人で、越百のお客さんがいなくなった隙にテーブルを囲んでもぐもぐ食べたんですけど、いつもは表情を表に出さないマコ君が「プッ」と噴き出しました。「どうしたの?」と聞くと、「一体この状況って何なんですかね」と・・・うーん、岳志家の夕食なのか、越百のまかない食なのか、スウェーデン料理店なのか・・・でも、詰めたての鶴の無濾過を飲みながら、「ま、いっか」ということになったとさ(笑)。


□□□ ほんまに、遠路はるばる、よー来るわ □□□
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漏れ

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さぁ、いったん来駒グセがついたら止まらない、横浜の鶴チューS君が今週末もやって来ました(笑)。ドライブ好きだからこそできる所業でしょうが、よくも同じような道を毎週往復して飽きないもんです(汗)。いい車を持ってるんだから、週に一度くらいは運転してやらないと、調子が悪くなっちゃうのかもしれないとは言えねぇ。

昨年、彼が駒ケ根にもたらしたものは『ニコニコ生放送』でした(笑)。私もそれまでは、ネット上にそんなサイトがあるなんてことも知らずにいましたが、ちょっとした機材さえ揃えれば、素人でも世界中に生放送が配信できるなんて、巻き込まれた私たち、特に越百のえっちゃんなんかは自分でも放送を始めたりして、どっぷりとハマったもんです。

その彼が、今年新たに駒ケ根に持ち込もうとしているのが『エスニック料理』と言えばいいか、日本ではあまり馴染みの少ない国の郷土料理です。先週は、その第一発目としてイランの『ゴルメサブズイ』が披露されましたよね。最初はどんなものができるのか心配してましたけど、食べたら実に美味しい代物で、今後のメニューが楽しみになりましたね。

こういう変わった料理にだけ言える話じゃなくって、どんなものでも、出たとこ勝負の初挑戦で思ったような味になるなんていうことは少ないでしょうね。凝り性のS君ですから、何度か自分で作ってみて、それなりに簡単で美味しく仕上がるレシピにしているようです。日本で手に入れられる代用食材とか、より単純な調理法とかを工夫しているみたいですね。

駒ケ根にはJICA(国際協力機構)の青年海外協力隊訓練所があることは、このブログでもご紹介しているところです。そんな関係上、私もいろんな国の料理を食べる機会がありますが、調理法としてはシンプルなものが多い気がします。だからこそ男の料理にもなり易いのかもしれませんし、越百でいきなり作っても美味しく仕上がるのかもしれませんね。

さて、今週のお料理は、タイトルにあるように『モレ』というメキシコのもの。ワープロに言わせると『漏れ』っていうことになります(笑)。S君はアステカ料理と称していて、ちょっと眉唾ものですが、古代から伝わっているっていうことらしいです(汗)。今回のレシピも、下ごしらえさえできてしまえば、後は鍋にぶち込んで煮るだけっていう感じでしたね。

細かい材料は、全く分かっちゃいないんですが、大体の作り方をご説明申し上げましょう。
【1枚目】モレは鶏肉がメインです。大きめのブロックに切り分けます。
【2枚目】面倒臭かったのが、玉ねぎのみじん切りとにんにくのすりおろし。
【3枚目】ご飯は、しめじバターライスっていう感じの炊き込みご飯風。
【4枚目】鶏肉を炒めて、何やら赤色の香辛料(?)を入れました。
【5枚目】そこに玉ねぎとにんにくを投入。
【6枚目】よく混ぜ合わせて炒めます。
【7枚目】次はそこにトマトジュースをたっぷり入れます。
【8枚目】この料理の面白いのはここ。ちょっと分かり難いでしょうけど、ココアパウダーをドバッと入れます。純ココアで、砂糖なんかの入ってないやつでした。
【9枚目】予想通りの色合いになりましたね(笑)。
【10枚目】これを煮込むこと15分(くらいだったかな?)。
【11枚目】しめじご飯も炊き上がりました。
【12枚目】付け合わせはインゲンとライムで完成!
【13枚目】鶏肉を使ったシチューというかカレーといった風情ですね。肉がパサパサになっちゃうんじゃないかと思いましたが、とても美味しく煮えていて、今回も私好みのとても満足な一皿になりました。ココアの香りはあまりしなかったんですけど、にんにくはかなり強烈に効いていたようで、翌朝我が家では鼻つまみ者に(汗)。

この日の越百は、夜更けまで大賑わい。S君夫妻に加えて、同じく神奈川から元祖鶴チューのひとりNさんは伊那谷新酒まつりのために来てくれるわ、S君のニコ動友達のAさんは追いかけてくるわ、この他にもhamaちゃんを始めとして越百の常連さんたちと、楽しくワイワイとアステカ料理を食べることができました。ただ、楽し過ぎて、帰ったのは3時半くらいだったような・・・(汗)。


□□□ 土曜日は毎週エスニック料理になるのかな? □□□
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空ビン

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コイツは美味かったなぁ・・・半期で雇用していた蔵人もいなくなっちゃって、ちょうどキリもいいなんて思って、杜氏部屋の片付けを少ししたんですけど、奥の方からこの空ビンが転がり出てきました。中身がないと分かりづらいかもしれませんが、これはウィスキーの空ビンなんですよ。栓を開けると、ほんのりといい匂いが残ってました。

実は、これは、昨年モルト侍が駒ケ根に遊びに来てくれた時のお土産だったんです。彼が自分で越百に持ち込んでみんなを楽しませた物の他に、私の所へ1本置いていってくれたんですよね。家でチビチビと飲み始めたんですけど、なんとも美味しくて、スルスルと1週間くらいで飲んじゃったんですよね、これが(汗)。

私がウィスキーのボトルをひとりで空けちゃうなんていうことは、本当に久しぶりのことでしたね。学生の頃は、下宿で飲むのはウィスキーだったりしたもんだから、それなりには飲んでたんですけど、社会に出てからはひとりではほとんど飲まなくなってましたから、ビンを空にするなんていう経験は20年以上ぶりってことになると思います。

学生の時分は一番値段の手頃な物をほんの少しずつ飲んでましたし、駒ケ根に帰って来てからは1本で買うなんていうことは全くなかったですから、余計に空のウィスキーのビンなんて縁のない代物だったわけですが、そんな私が毎晩飲んであっと言う間に無くなっちゃったんだから、いかに美味しかったかお分かりいただけるでしょう。強いお酒は口にもしない女房ですら飲んでましたからね(笑)。

ウィスキーも日本酒やワインと同じように、ラベルから読み取れるウンチクがたくさんあるんですけど、私が分かるのは、これは『インペリアル』っていう醸造所で1991年に造られて、その19年後(2010年?)にビン詰めされたものだっていうくらいですかね。『インプレッシブカスク』っていうのがビン詰め業者の名前なのかなぁ・・・(汗)。

まぁ、そんな細かいことはどーでもよくって、美味しければそれでOKですよね。ウィスキーにもいろんな味があるっていうことは、数年前から侍に教えてもらっているところですが、どうやら完全に私の好みは把握されているみたいですね(笑)。もっと凄いヤツがあるっていうことも勉強しましたけど、個人的にはこれで大満足させてもらいました。

彼が帰ってからしばらくしてから、「越百のみんなで飲んでねー!」なんてメールをもらったんですけど、そんな時にはもうほとんど残っちゃぁいませんでしたよ(笑)。Arikaにでも持ち込めばマスターが喜んだかもしれませんが、そんなことをする余裕もない程、私が飲みまくっちまいました、スイマセン(汗)。

家で飲んだはずなのに、これがなぜ蔵にあったかっていうと、仕事の時に使う特殊な消毒の入れ物に丁度いいかななんて思ったからなんですけど、結局使いませんでしたね(汗)。ま、ブログネタになったんだから、ヨシとしときましょう(笑)。うーん、コイツを眺めているうちに、また池袋でいいウィスキーが飲みたくなってきましたねぇ・・・。


□□□ ちょっとだけ2位? □□□
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