専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

快晴

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イヤー、久し振りに、本当に久しぶりに快晴の空を見たような気がします。あんまり気持ちがいいから、写真3枚です(笑)。空が晴れ上がって見てみると、中央アルプスの山頂もしっかりと紅葉が始まっていて、千畳敷カール近辺までは赤い帯が下がってきてました。降り続いた雨のおかげで空気も澄んでいて、見るもの全てがクッキリとしてましたね。

こういう日にロープウェイに乗ると、下の駅から上の駅に昇るに従って、紅葉がグラデーションで色付いていくのがとてもきれいなんです。きっとこれからしばらくの間は、中央アルプス駒ケ根高原も最高の混雑状態になるんじゃないですかね。朝早くにロープウェイ行きのバスに乗らないと、その日のロープウェイには乗れないなんて日もあるようです。

この日、埼玉から旅行に来て長生社に信濃鶴を買いにお寄りいただいたご夫婦がいらっしゃったんですけど、平日だし台風直後でお客さんも少ないだろうからロープウェイに乗るように勧めてみたんですけど、他にもご予定があるようで残念ながらこの日はパスされてました。会社のそばの玉龍飯店でソースカツ丼はお召し上がりになったようですけどね(笑)。

昨日の話の続きになりますが、こんなにいい天気になったとは言え、これが続いてくれないと稲刈りってできないみたいで、JAの営農部のMさんが電話をくれて現在の刈り取り状況をご連絡いただいたんですけど、とにかく美山錦を間に合わせるように努力してはいるものの、ここまで悪天候が続いちゃうとどーしよーもないって状況のようです(汗)。

予定ではとっくに刈り取りが終わっているはずの美山錦が、今現在で6割ほどしかカントリーに入っていないんだとMさんは嘆いておられましたが、これほどまでに収穫がズレ込むなんてことはこれまで経験がないってくらいの現状で、コシヒカリも何もかもが予定から大幅に遅れてしまっているんだそうで、心配の種は尽きません(汗)。

2枚目の写真は、この日たまたま行った市内の中沢地区からの遠景ですが、南アルプスの麓から中央アルプスを眺めるって図になっていて、ちょっと右下がりになっちゃいましたけど(笑)、駒ケ根の景色の良さがお分かりいただけるかと思います。この紅葉が里に下りて来る頃には、頭の中は造りのことで一杯になってるんでしょうなぁ・・・。


□□□ 最近写真のアップが多くなってます □□□
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田切農産

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農業法人だなんて聞くとチョット堅苦しいイメージですが、農業の集約と言えばいいのか、遊休農地の利用と言えばいいのか、後継ぎ問題対策と言えばいいのか、いろんな現代の農業周辺の問題を解決できる可能性を持った組織なんじゃないですかね。以前は法人化できなかった農業っていうものを株式会社の形にできるわけです。

長生社がお付き合いいただいている田切農産さんも株式会社ってことになっていて、酒米の調達先のひとつなんです。これまで事務所兼アンテナショップで打ち合わせを行ってきたんですけど、先日は社長さんがお忙しくて乾燥工場で仕事してるからそっちに来てくれってことになって、私としたら初めて工場の中に入れてもらったんですよね。

飯米がメインなんでしょうけど、酒米もたくさん作付けなさっていて、いろんなお蔵さんに美山錦その他を供給なさってます。県外にも相当量を出荷なさっておられるようで、会話の中に私も知ってるお蔵さんの名前がポンポン出てきたりします(笑)。それだけ手広く商売なさってるってことなんでしょうね。

とは言え、そんなにたくさん美山錦を作っておられるわけじゃないので、無尽蔵に量があるわけでもなくて、限られた量の中で長生社も少しお裾分けをいただいているような状況です。特に美山錦は、減農薬や有機肥料ってことにこだわった作り方になっていて、各方面からの評価も高いんだと思います。

この日は、工場の中に従業員の若い方たちもいてワイワイしてたんですけど、本来なら田んぼに出て稲刈りをしてなくっちゃいけないのに、雨が続いて稲刈りができないからヒマな状態だったんだそうで(笑)、それでも乾燥機のいくつかは稼働していたようです。写真の正面に写っているのがそれですが、こういう大きな機械をいくつも持てるなんていうのは会社組織だからこそなんでしょうね。

工場におうかがいしたのはしばらく前なんですけど、あれからも雨が続いてますから、今年の収穫に関しては苦労なさっておられるんじゃないかと思います。お米の流通は複雑ですから簡単にはいきませんが、こういう作り手の顔が見える熱意のこもったお米をこれからも少しずつ増やしていきたいもんです。


□□□ ポイントが低めです(汗) □□□
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ワイン売場

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これは某大手スーパーさんのワイン売場です。日本酒売場の倍くらいの面積がとってありました。全世界的に見ればワインの種類の方がはるかに多いってことは分かりますが、日本のスーパーの売り場でここまでの違いを見せつけられちゃうと、日本酒メーカーとしては何とも複雑な心境ではあります。

並べ方も、国産、輸入と分けてあって、輸入の中でも国別になってたりします。こんなにたくさんあったら迷うだけじゃないかと思わないでもありませんが、観察しているとそれなりの意図を持ってセレクトしているお客さんも多くて、ワインも完全に市民権を得たアルコールになってるんだと実感させられましたね。

とは言え、私が見ている間は日本酒売場とワイン売場では、お客さんの数とすれば日本酒の方が多いくらいでしたかね。まんざら捨てたもんじゃないとしても、これだけの売り場面積の違いを目の当たりにすると、売れ筋とすればワインの方なんだろうってことは想像に難くありませんが、それにしてもスゲー売場でした。

このワインの棚の他に、これの半分くらいの日本酒売場、その半分くらいの焼酎と洋酒ってな感じの構成で、その比の通りの販売量だとも思いませんが、日本酒の苦境を反映したような棚割りでしたね。それでもうれしかったのは、置いてある日本酒は県内産の物が大半で、お客さんも地元のお酒を手に取ってくれている様子が分かった点でした。

こんなに大量の品揃えは普通の街中の酒屋さんができるわけはなくって、一般の小売店さんの厳しさも感じちゃいますね。選択肢があった方がお客さんは喜ぶでしょうから、小売店における品揃えは大きな武器になるでしょうけど、仕入れ規模の違いはいかんともしがたいものがあって、どうあがいても敵わないんでしょう。

それでも、スーパーではできない品揃えや、配達等のきめ細かい対応、店主の商品知識など、アピールポイントはあるでしょうし、私達日本酒メーカーとしてもワインに負けない美味しさをこれからも提供していく努力をしなくっちゃいけないと、このワインの棚を見て思わされましたねぇ・・・。


□□□ 私はワインも好きですけどね(笑) □□□
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スウェーデントーチ













皆さんは『スウェーデントーチ』っていう名前をお聞きになったことがあるでしょうか?トーチっていえばオリンピックでも目にしたし、手に持つ松明みたいなもんだっていう印象ですが、もっと大きなサイズの物のことも言うんですよね・・・でも、『松明』って『たいまつ』とはなかなか読めないですよねぇ(汗)。かんけーない話ですけど(笑)。

で、このスウェーデントーチですが、私は見たことないんですけど、某ビール系飲料のコマーシャルでどこぞの俳優さんが楽しそうに使っている図が使われたこともあって、それなりに世間に知られるところのようじゃないですか。かなり太い丸太にチェーンソーか何かで切込みを放射状に入れて、それ自体がトーチになって燃えるっていう代物なんですけどね。

そんな珍しい物が岳志家に2つもあったんです。ひとつは、今年我が家の栗の木を切った際にタッキーさんが目の前で作ってくれた物。もうひとつは、その後にタッキーさんから頂いたナラの木(だったかな?)で作られた物。そのうちのナラ製の物を、持ってるだけじゃ宝の持ち腐れですから、先日使ってみたんです。

あとは、写真で燃えていく様子をご覧ください・・・っていうことで、今日のブログは終了です(笑)。ただ単に燃えるだけのことなんですけど、じわじわと上手く燃えてくれて、スウェーデンの人達がしょっちゅう使ってるのかどうか分かりませんが、トーチの上で調理もできそうでしたし、暖を取るにもいいし、煙がそれなりに出ますが実にいい雰囲気でしたよ。

最後の写真が着火してから約24時間後の写真ですが、風が出てきたもんだから水をかけて消火しちゃいましたけどまだくすぶっている状態で、放っておけば最後まで灰になったのかもしれません。こういう火をボーっと眺めるのは大好きで、忙しい日常をしばし忘れさせてくれます。もうひとつ残ってますから、造りが始まる前の精神安定剤にいつか火を着けようと思ってます(笑)。


□□□ 作ってくれたタッキーさん、ありがとー! □□□
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焼鳥けいじ

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秋分の日の日本酒イベントは夕方には終わって、帰ってこようと思えばその日のうちに駒ケ根まで帰っても来れたんですけど、もしかしたらイベント終了後に懇親会があるかもしれませんし、こういう時にはホテルは押さえておくんですが、結局この日はそういう会は行われませんでした(汗)。ま、それをいいことに、どーしても営業に回りたいお店が1軒あったもんだから、義理の弟を誘ってお店に直行したんですけどね(笑)。

その営業に回りたいお店っていうのは、酒販店さんじゃなくって居酒屋さんでした。でも、私は居酒屋さんにまで営業に行くってことはまずありません。酒販店さんに誘われたような時じゃないと、どこの飲み屋さんに信濃鶴が置いてくれてあるかなんて、蔵元側じゃほとんど分からないですしね。で、このお店がどうして特別かって言うと、駒ケ根出身の若者が店長で、駒ケ根出身の若者が板長だからなんです。

お店の名前は『焼鳥けいじ』。西新宿の日本有数の繁華街みたいな場所で、駒ケ根の若者が頑張っているとなれば、信濃鶴を扱ってるかどうかなんかさて置いて、応援したくなるのは至極当然の親心(?)じゃないですかね。ネオンバリバリの繁華街じゃありませんが、東京のど真ん中にお店を出したってことで、私としても単に飲みに行ったってわけじゃありません(笑)。

店長を任されているT君は以前から知っていて、彼が所属している会社には信濃鶴も以前お世話になったことがあります。親父さんは駒ケ根市内で居酒屋を営んでおられる、この世界での2世ってことになりますかね。板長のI君は店に行くまでは知らなかったんですけど、駒ケ根で私もお世話になっている方の息子さんで、素性を聞いてビックリポンでした。もうひとり、駒ケ根出身じゃありませんが紅一点のMちゃんがいて、カワイイ女将まで揃ったいいお店でしたよ。

ちょっとレトロ調な造りで、長いカウンターの向こうに焼き場や板場が見える作りのお店で、奥には座敷もあるようでした。メインは焼き鳥ですが、親父さん仕込みのT君が焼く焼き鳥は、お上手じゃなくてどれもとても美味しかったですね。オープンが8月8日でしたから、いいお店がここにあるってことが知られてくれば、きっと常連さんも付いてくれるようになるんじゃないですかね。

せっかく駒ケ根出身者でやるんだからと、お酒も信濃鶴を置いてくれることになって、他の名だたる銘酒に紛れてそれなりに大きな顔をしてメニューに載せてくれてます。使えるものがあればと、昔の前掛けや鶴Tなんかも送ってありますから、自分達の故郷と一緒にしっかりと宣伝してもらえたらうれしいですね。時間があったらフラリと寄りたい店がまたできちゃいましたが、このお店で飲んだら東京にいることを忘れるかもしれません(笑)。


□□□ 『焼鳥けいじ』をよろしくお願いします!!! □□□
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