専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

HBBF(2日目)

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『HBBF(はと・バス・美酒・フェス)』の2日目は、各メーカーさんの工場見学ってことになってました。もうねぇ、養命酒さんとかマルスウィスキーさんとかの工場に比べると、その大きさも近代化度合いも綺麗さも格段に下回っちゃう長生社の蔵なもんだから、ここは開き直って古さを強調する路線でご案内しましたよ(笑)。

分かってはいたことですが、大勢のお客さんをお迎えするってことはやっぱり大変なことで、仕込み続行中の蔵の中を整頓したり掃除したりするのにかなり時間がかかりましたね。それでも、意外とこんな時期に蔵の大掃除をするなんて状況はなかったですから、きれいさっぱりとした感じになって良かった良かった(笑)。

初日のディナーでは私がお話させてもらいましたが、今日の見学は時間的には麹室等での作業の時間帯だったもんだから、案内の係は女房にやってもらうことになってました。と言っても、見学に試飲に小売販売もあるかもしれない中で、我が社に割り振られたのは1時間もないくらいでしたから、本当に駆け足でのご案内だったんですけどね(汗)。

私も、麹室の中から半分裸のような格好でご挨拶しましたが(汗)、30人以上の方が一度に蔵に入るなんていうことはこれまでなかったくらいですから、私的には満員電車の中にいるような錯覚に陥りましたね(笑)。今後、こんなにたくさんの見学者が一度に2階に上るなんていうことは、もうないかもしれませんねぇ。

女房曰く、どのお客さんもしっかりと話を聞いてくださったみたいで、昨日の私同様に説明し甲斐があったなんて言ってましたね。アルコールが好きだとか興味があるとかいう方達ばかりのはずですからさもありなんなんですけど、お行儀良く回っていただけたようで、誘導係としては大助かりだったみたいです。

とは言え、こんな時期ですし、本当なら蔵見学はお断りしているくらいですから、実際にはかなり制限されたエリアしかご覧いただけませんでした。何か事故があってもいけませんから、かなり慎重に見学ルートを設定させてもらったんですけどね。でも、せっかくの機会ですし、わざわざ駒ケ根までお越しいただいた皆さんに、今できる限りの見学をしていただけたと思います。

女房にこんなことをさせるのは初めての事でしたが、手渡し用の資料を手書きで書いてみたりして、案外楽しんでたかも(笑)。天気も良く、皆さんきっとご無事にお帰りになったことだと思います。東京にお帰りになっても、伊那谷のお酒とビールとワインとウィスキーと養命酒を飲んで下さいねー!!!


□□□ スマホのバッテリ切れで写真がありません(涙) □□□
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HBBF

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『HBBF』とは何か?『はと・バス・美酒・フェス』のことです(笑)。先日記事にしましたけど、信じられないことにあのはとバスさんがツアーを組んで、実際に30人以上の参加者が集まって、本当にその皆さんが本日駒ケ根に来てくださいました。たぶん、今回が最初で最後になるんでしょうけど(?)、記念すべきHBBFであります。

1日目は、ここだけは美酒フェスとは無関係の山梨のワイナリーによって、夕方に駒ケ根到着。その夜が美酒フェスのディナーってことになってました。どうやらとてもスムーズに事が運んで、予定よりは早く駒ケ根入りしたもんだから、皆さん会が始まる前には温泉に入って、準備万端でスタートを迎えられたようです。

いつもの美酒フェスと同じ進行ってことで、私たちメーカーは打ち合わせもほとんどせずに、全く普段通りに始まったって感じでしたね。ただ、いつもだったらほとんど知ったような顔の方々なのが、都会からお越しになった知らない顔ばかりだったってのが、多少の緊張感をスタッフ側に与えていたかもしれません(笑)。

私もちょうど麹の手入れの時間ではありましたが、それはちょっと放っておいて(笑)、時間ギリギリに会場に入って信濃鶴の説明だけさせていただきました。本当なら、その後に皆さんとお話ししたかったんですけど、何せ蔵には仕事が待ってるってことで泣く泣く引き上げてきました。明日は蔵にお越しいただきますから、もう一度お会いすることはできるんですけどね。

10分程度の話でしたが、やっぱりこんなツアーに参加しようっていう気持ちのある方々だけあって、しっかりとこっちの話に耳を傾けていただいて、私も時間を作って説明させてもらった甲斐がありましたね。常連のお客さんが多いと、もう毎年の話になっちゃって、飲んだり食べたりの方が忙しくなっちゃいますからね(笑)。

どんな皆さんが参加されたのか興味があったんですけど、思っていたよりも年齢層は若くて、半分くらいは女性でしたね。美味しい料理と地元のお酒と、そのお酒を造っている工場見学の組み合わせなんて意外に面白いと思ってもらえるのかもしれません。帰りに、玄関先に停車しているはとバスを見ましたが、こんなでっかいバスで明日長生社まで来れるのかチト不安になったりして・・・(汗)。


□□□ 蔵見学のご報告はまた明日 □□□
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A重油

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工場で使うボイラーっていうものを触ったことがある方はどれくらいおられるでしょう?家庭用のボイラーは多くのお宅にあるかもしれませんが、それの何十倍もあるようなデッカイやつは、当然オフィスには不要ですし、大量の蒸気が必要な工場レベルじゃないと置いてないんじゃないですかね。

今や、かなりの、イヤほとんどの酒蔵にはボイラーがあるんじゃないでしょうか。昔は大釜を煮立たせて、その上にコシキを載せてお米を蒸したんですけど、今ではボイラーで蒸気を作って、その蒸気をコシキに使うお蔵さんがほとんどだと思います。かく言う長生社でも1トンサイズのボイラーが2台あるんですけどね。

上の写真の様に、機械物がダーンと映っていると、「ハハーン、長生社じゃまた何か機械が壊れたんだな」と推測なさる読者も多いかもしれませんが(笑)、今回はどこかが壊れたとかいう話じゃござーません。ちなみに、ここに映っているのは、ボイラーに重油を供給するためのポンプですけどね。

で、壊れたんじゃないけど動かなくなって四苦八苦したってのが今日の話題で、なんで動かなくなったかっていうと、ボイラーの燃料であるA重油を切らすという基本的な大失態をしでかしたからです(汗)。どんな優秀なボイラーも燃料がなければ動くわけなくって、そんな基本的なことができないような酒蔵なんてダメ蔵確定ですが、ブログネタとすると面白いですから、ご批判承知でまたも暴露しておきます(笑)。

言い訳しておくと、重油タンクのインジケーターが動いてなくて、中味が少ないことを見逃しちゃったってわけなんですけど、どのくらいの期間でなくなるのか押さえておけばこういうことにはならなかったと反省してます。お米を蒸している間にボイラーが止まっちゃって、慌てて燃料屋さんに来てもらって何とかなりましたけど、命が縮まりましたよ(汗)。

燃料であるA重油を切らしちゃうと、その配管の中が全て空になっちゃいますから、タンクに重油を入れてもボイラーは動きません。少なくともウチのようなタイプのヤツは重油ポンプを直に手動で回して吸引してやらないと、いつまで経ってもちゃんと着火してくれないんですよね(汗)。こういう経験はあまり積みたくないもんですけど、トラブル時の対処の仕方だけは割とよく知っている社長さんもいいんじゃないかと・・・(笑)。


□□□ 定期的に給油してもらおうかな □□□
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ドタバタ

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「アナタも忙しいわねぇ・・・」と女房がボソッとつぶやくくらい、なんだか慌ただし過ぎる毎日です(涙)。本当に、余裕も何もあったもんじゃなくて、いったい自分がどれくらいパニクってるのかもよく分からないくらいです。あんまり自分で忙しいと思ってないなら、それはそれで幸せですけどね(笑)。

蔵の仕事にばかりかまけていると、社長業務もやってくれと女房に叱られるんですけど、その女房殿でさえ仕方ないと思ってくれるくらいにドタバタしてるんでしょう。今週末には、例のはとバスツアーなんかもあって、その準備もいろいろしていかなくっちゃならないんですけど、そこまで手が回ってませんな(汗)。

いくらいろんな仕事が詰まっていても、その優先順位に従って、手を付ける順番なり組み合わせを柔軟に入れ替えることができればやり易くなる部分もあるんでしょうが、とにかく根幹にお酒造りの流れがあって、それはもう麹菌や酵母菌の生き方にこちらが合わせて仕事をしていかなくっちゃならないわけですから、これを先にやるっていうような自由度がほとんどないんですよね(汗)。

その流れの隙間に別の仕事を埋め込んでいこうと計画してあっても、ちょっとしたトラブルでもあれば全てはおじゃんです(涙)。そして、綿密に計画してあった日ほど、こちらの考え及ばない事件が発生して、その場しのぎの綱渡りってことになります。なりますが、今までにその綱渡りが渡り切れないってことがないんだから、人生なんて何とかなるもんなんですねぇ(笑)。

ドタバタの1日が終わってホッとした夕方、外に出るとまだ明るいじゃないですか。だんだん日も長くなってきて、春ももうすぐそこまで来ているのかもしれません。この慌ただしさもあともう少し。今年は仕込みの終了が少し早い予定ですから、残りのドタバタを楽しみながらコシキ倒しを心待ちにすることにしましょう。


□□□ ドタバタもブログも楽しいからやってられます □□□
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バレンタイン

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もうこの歳になれば、バレンタインデーなんてどーでもいーのである。娘から送られてくるはずもなく、身の周りにそんな事に気を遣う年頃の女性がいるわけでもなく、女房がしぶしぶ義理チョコを買ってくる程度(笑)。目の前の酒造りに血眼で、世情のあれこれには全く惑わされない生活をしております。

とは言え、バレンタインデーになんにもチョコを食べないっていうのもチト寂しいものがあるじゃないですか。ほんのひとつまみでいいから食べとかないと気が収まらない部分もありますよね。だって、ハロウィンとかと違って、たぶん私が小さい頃からのお祭りだったでしょうから、この歳になっても身に浸み込んでいる風習ではあります。

話は飛びますが、『恵方巻き』なるものもなんだか最近つとに有名になってきましたが、ちょっと前までそんなの聞いたこともありませんでしたけど、業界の罠にはまった感も無きにしも非ず。でも、関西の方では昔からの風習だったらしいですね。やっぱり、仕掛けをしていかないと新たな消費は生まれないんでしょうねぇ・・・。

閑話休題。チョコレートは夏の間は全く食べたいとも思わないのに、冬の造りの時期には目の前にあったらバクバク食べちゃうくらいに、割と好きになります。どうしてそんな嗜好の変化がおきるのか分かりませんが、身体を使う頻度が高くなったり、汗をたくさんかく作業が多いからなんでしょうかね。

長生社でもお茶の時間に女房がチョコレートケーキをみんなに振る舞ってましたけど、よーく考えてみるとそのケーキを買っているのは私のお財布からなのかもしれません(汗)。ホワイトデーのお返し分も買わなくっちゃならないとなると、私ひとりで行って来いの経費をかけているわけで、完全にしてやられてますな(笑)。


□□□ 写真は女房からの頂き物 □□□
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