専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

iP化(1)

さて、今日からちょっとしたシリーズになるだろうと思ってタイトルに(1)と付けておきましたが、仕込みも終わって通常生活に戻りつつある今、私は自分の生活環境の一部を大きく(?)変えようとしていて、それはこのブログにもかなり関係することだもんだから、ちょっと大げさにしてあるんですけどね。それは、スマホを変更しようっていうお話。

『iP』と書くだけで想像のつく方もいらっしゃるでしょう。『iPhone』って書くのが面倒臭いだけです(笑)。そうですそうです、あのアップルのiPhoneです。今更iPhoneに変えなくてもいいじゃないかと心の中で思う自分もいるんですけど、様々な要因でそちらの方へ物事が進んで行っちゃった感じで・・・(汗)。

私が携帯電話ってものを使い始めてから、ちょうど20年くらい経ちます。結構昔からのユーザーだとは思うんですけど、その間ずっとドコモさんにお世話になっていて、もうちょっとで20年割引率が適用されるんじゃないかな。この間に、いろいろと携帯電話事情も変遷してきましたが、ま、全く普通のユーザーではありましたね。

auさんとかSBさんに浮気をするわけでもなくここまで来ていて、でもそれは私の律義さ故ってわけでもなくって、信州の山奥ではある時期まではドコモさんの電波しか届かない状況で、初期の頃はもう選択の余地なんかなかったわけです(笑)。ちょっと、キャリアの話に寄っちゃいましたけど、とにかくドコモさん命でやってきました。

俗に言うガラケーをいくつ使ったのかもう覚えていないくらいですが、きっと4つくらいだったと思います。そのうちの2つは蔵での仕事中に壊したってパターンでしたね(汗)。その後にスマホにして、これまでに2機種を使って現在に至るって感じかな。まぁまぁ、これも普通の使い方でここまで来たんですよね。

でも、iPhoneはこれまで使ってこなかったんです。当初は本当に使いたくて使いたくて仕方がなかったんだけど、その頃はドコモには取り扱い機種にiPhoneがなかったんですよね。仕方なくスマホ生活はアンドロイドで始まったものの、その後にグーグルに傾倒していきましたから(笑)、アンドロイドはとても相性が良くて気に入って使ってたんです。

・・・ウーン、ここまで書いてくると、やっぱアンドロイドのままの方が良かったんじゃないかと思うような思わないような・・・(汗)。


□□□ っていうことで写真がありません □□□
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審査員



蔵の仕事もほどほどになった今、そろそろ対外的な仕事もこなしていかなくっちゃならなくなってきました。細かい会合や飲み会はさておいて、公の仕事には出るように考えないと怒られます(汗)。最初はちょっと億劫ですけど、外で別の仕事をするのもまた楽しですから、重いコートを脱いで出掛けましょう(笑)。

ということで、今日は『長野県清酒鑑評会』の審査員として長野市までやって来ました。審査員なんて大変な重責ですが、精一杯に公正な審査に努めてきましたよ。会の性格上、どうしても順番がついちゃうんですけど、どの出品酒も各お蔵の皆さんが丹誠込めて造ったって分かってますから、適当なことはできません。

ただ、春の鑑評会は金賞とかが出るわけじゃありませんから、惜しくも賞を逃した杜氏さんから恨まれる様なことはありません(笑)。今回は、目前に控える『全国新酒鑑評会』にどのお酒を出すのか事前に審査するのが大きな目的で、お蔵の皆さんの目つきはいつになく真剣でしたよ。当然、私も同じです。

かつては、お酒の審査と結果公表は別の日に行ったんですけど、最近はそれを1日の中で済ませているもんだから、スケジュール的にはかなりタイトです(汗)。午前中のうちに審査員が約60本の利き酒を3回行って、午後は各お蔵が集まって、その結果を元に先生たちと個別に相談するわけで、ちょっとばっかし疲れましたね。

結果をどう生かすのかが一番の問題ですが、今年の鶴の成績はこれまでよりホンの少し良かったですから、全国の金賞目指して大いに励みになりましたよ。今年はなるべく金賞に近づくように多くの工程に手を加えましたから、それが着実に実を結んでいるのが実感できました。ま、金賞取らなきゃ意味ないんですけどね(汗)。

この記事は、今、帰りの車の中で書いてます。今日はずっと利き酒をしてましたから運転はできないはずなんですけど、若手をひとり連れてきてますから、彼が運転してくれてるんです。送り迎え付きの審査員なんて贅沢でしょ・・・本当は、彼も県の酒造技能士養成講座の生徒で、鑑評会の手伝いに召集されてただけなんですけどね(笑)。


□□□ 自動車で書くのは大変(汗) □□□
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新聞記事

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以前のブログで、新聞や雑誌の記事を丸ごと写真に撮って載せるといけないんだってことをご指摘を受けて、それ以来ちょっと気を付けてはいるんですけど、今日の写真程度だったらいいんですかね(汗)。結構大きく取り上げていただいたんですけど、そのホンの一部だけってことで許してもらおうっていう計画です(笑)。

新聞で記事にしてもらうと、本当に素早い反応が私の所にも届きます。朝刊に載ったら、夕方には何通かメールが入ってるみたいな感じです。私はあまり細かく目を通さない方なんですけど、読んでる方はしっかりと隅々までそれなりの注意力を持って読んでるってことで、毎朝の時間取りに敬意を払っちゃいますね。

で、先日の朝日新聞の朝刊ですが、その長野県版のページに『酒もよう』っていう続きコラムがあって、そこで長生社を取り上げていただきました。長野県内の酒蔵やワイナリーをひとつずつ巡って記事にしていく企画で、今回は45回目ってことで、県内の酒蔵とすると30蔵目くらいになるんでしょうかね。

これが全国版だったらきっともっとたくさんメールがきたんでしょうけど(笑)、長野県版ですからとりあえず反応は県内のみでしたが、これだけの紙面を広告欄にしようと思ったら相当なお金もかかりますし、しっかりとした内容の記事にしてもらうだけだって、こちらが主導しようとすれば大変なことです。

今回会社に来ていただいた記者さんは、以前にも別件で信濃鶴を取材してくれたことがあって、こちらのことを既にある程度ご理解いただいている方だったんです。それにさらに上乗せして聞き取りをしてもらえましたから、記事にも思い入れが感じられて、私もうれしかったですね。

商品の写真がどこかに載るような状況はままありますが、中味をよく知ってもらって、それをプロの筆で文章にしていただけるチャンスはめったにありません。私がブログで書いてる記事じゃ、逆に売り上げの足を引っ張りかねませんしね(笑)。いい記事に仕立てて、しっかりと宣伝をしていただけた新聞記事に感謝感謝です。


□□□ 定位置に戻りました □□□
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ビン火入れ

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昨日の話の続きみたいになりますが、純米大吟醸の無濾過生原酒を出荷したのはいいんですけど、生酒があるってことは火入れしたお酒もあるってことであって、生酒として出荷した以外の分は加熱殺菌して今後の販売のために貯蔵しておくってことになるわけで、その火入れ作業を2日がかりで先日行いました。

ちなみに、『無濾過生原酒』っていうは、もろみから搾ったお酒をそのまま濾過せずに、加熱殺菌せずに、加水調整せずに製品にしたっていうことを意味していて、まぁ言うなれば搾ったままのお酒っていう意味で、通常は製品としての安定性を考慮して1回または2回の加熱殺菌処理(火入れ)が施されているんです。

純米大吟醸の無濾過生原酒を商品化したのは昨年からで、おかげ様で今年も少量ですが出荷が完了しています。で、そこで出荷しなかった分は、これは例年のことになりますが、生酒の状態でビンに詰めてあるものを、『ビン火入れ』と言ってビン自体を湯煎するような方法で加熱して殺菌を行うんです。

これが結構大変な仕事で、ビン火入れ専用のラインをお持ちのお蔵さんはもう少し楽なんでしょうけど、読んで字のごとく本当に湯煎しているような長生社みたいな蔵では、皆さんかなりの労力をかけてやっておられるんだと思います。鶴は大吟醸だけがビン火入れですが、もっとたくさんやろうと思えば、とても今のシステムじゃ無理でしょうね(汗)。

ま、システムなんて言っても単純なもので、上の写真がその全てです(笑)。これも例年ご紹介していますからもうお分かりかもしれませんが、奥に見える2つの銀色の大きなタライで徐々に温度を上げて、手間のブルーの大きなコンテナで最終的な温度まで上げるっていう3段階でやってます。いきなり温度を上げるとビンが簡単に割れちゃいますから、その辺は工夫が必要です。

1升ビンと4合ビン合わせて2000本にもいかない数ですが、準備から片付けまでで2日間かかりましたね。お酒の移動が全て手作業で、以前にこの仕事の翌日にギックリ腰になった経験を持つ私は、極力重たい仕事を避けて蔵の若手にやってもらいました(笑)。商品としての出荷はずっと先になりますが、低温で貯蔵してどう熟成してくれるか楽しみです。


□□□ 65℃くらいまで温度を上げます □□□
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鶴チュー

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『鶴チュー』という言葉を生んだ元祖とも言える横浜の鶴チューS君。初めのうちは長生社に信濃鶴を買いに来るために駒ケ根まで遊びに来ていたものの、そのうちに毎週遊びに来るようになり、そのベースキャンプ地は当然の様に居酒屋『越百(こすも)』になり、もう何年も駒ケ根通いを続けています。一体どれくらいになるのかなぁ・・・。

ちなみに、『鶴チュー』という言葉を一番初めに生み出したのは仙台のサンセールさんだと思います(笑)。サンセールさん自身が鶴チューになって、仙台でフンガフンガと鼻息荒く鶴を売ってくれたのはもう10年くらい前になるはずですが、その頃から駒ケ根通いをしてるんじゃないかと思いますね。

かつて私にまだ体力があった頃には、冬の造り期間でも夜中の仕事中に蔵を抜け出して越百まで彼と飲むために出掛けたものでしたが、もうこの歳になるととてもそんな余裕はなくて(涙)、冬の間はほとんど会えなくなりました。蔵に顔を出してくれたこともあったみたいですが、私が中で仕事をしていてなかなか顔も見られません。

そんなS君が今晩遊びに来るっていう情報を女房が越百のえっちゃんから聞いて、仕込みが終わって体力回復傾向にある私も久し振りに一緒に飲もうと出かけてきました・・・と言うより、駒ケ根に着いたらその足で我が家まで迎えに来てもらって、連れ去ってもらったって感じですけどね(笑)。

今回の来駒はえっちゃんのパソコンを修理するためっていう目的らしいですが、そんなことは後回しにして、とにかく久し振りの乾杯をしました。前日に出荷を始めたばかりの鶴の大吟醸無濾過生原酒をえっちゃんが強引に飲ませて(笑)、みんなでこれまでとは少し違った鶴の純米大吟醸の味を堪能しました。

・・・っていうことで、今日のブログの一番の主旨は『信濃鶴・純米大吟醸・無濾過生原酒』が発売になったってことです(笑)。自分で毎日ブログを書いてるのに、新商品のリリース等の情報発信をほとんどしてないバカタレですが、たまにはやっておかないとこのブログのレゾンデートルが危ういぞと・・・(汗)。


□□□ そろそろ2位になるかな □□□
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