専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

22周年

IMG_0169.jpg

出社して朝イチのメールチェックをすると、うれしい報告が入ってました。ドイツで信濃鶴を扱ってくださっている会社のUさんからでした。鶴の輸出は現在この会社だけとのお取引ですから、量的には微々たるものですし、人気上昇傾向にあるなんていう状況じゃ全くないんですけどね(笑)。

少し前にこのブログでもご紹介した、信濃鶴のカッコいいポスターを貼ってあるデュッセルドルフの『串亭』さんっていう日本料理居酒屋さんがあったじゃないですか。日本人にも現地の方にも大人気でいつも満席のお店が現在22周年を迎えて、記念のイベントを2週間開催中なんだそうです。ここからはメールを引用しますね・・・

『・・・この期間は目玉のセール料理がどれも22ユーロで食べられるとあり、予約を取るのも大変な位の連日大賑わい状態です。そこに、信濃鶴720mlが黒霧島と並んで日本酒の中では唯一採用されています。一昨日、店長と話したところでは、「時代のせいなのか、毎年黒霧島の方が日本酒より全然出るのに、今年は逆かもしれない」と言っていました。実際に、1週間で3カートン出荷し今週も4カートン運んで、それでも足りないようです、が在庫が欠品してしまいました。毎年、弊社の日本酒を採用してくれるのですが、例年は2週間で1、2カートンです。それが2週間まだ終わっていないうちから7カートンも出て、欠品しなければ10カートン位出たかもしれません。ドイツ人もあの香がとても気に入っているようです・・・』

・・・とのことで、スゲー人気じゃないですか(笑)。記念セールに採用されたからっていうせいもあるでしょうね。実際に、他のお店にも鶴は入っているようですが、そんなに出ているわけでもなさそうです。ただ、ベテラン店長さんが言うくらいだから、ドイツでも現実に日本酒ブームが近づきつつあるのかもしれないと、このメールは締めくくられてました。

こりゃ、ドイツに営業に行ってこなくっちゃならないかもしれませんねぇ。ドイツ語なんて全然分かりませんけど、Uさんがいてくれれば何とでもなるでしょう。今のうちから、ドイツの美味しいものと観光名所を調べておこうとウキウキしたりなんかして(笑)。営業で行くなら、何がしかの補助金もあるそうですしね。

イギリスでは、日本酒はかなり来ているなんていう話を聞きますが、その流れがヨーロッパ全体に広がれば、アメリカや中国等に引き続いての大きな商圏になる可能性は高いでしょうね。その流れに上手く乗っかれば、鶴がユーロ圏へ舞い降りる数も飛躍的に伸びるかもしれないと、捕らぬ狸の皮算用的ニタニタ顔になってます(笑)。


□□□ そんなに上手い具合にはいかないでしょうけどね □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

火曜日

IMG_0165.jpg

昨日に引き続いてふざけたブログタイトルになっていて、スイマセン(笑)。昨日の記事の続きになっちゃいますけど、私が『今日(火曜日)』に書いているブログは『明日(水曜日)』に公開になりますが、その内容は『昨日(月曜日)』や『一昨日(日曜日)』のことだったりしますから、どうしても読者の皆さんの曜日感覚とは大きくずれたりしますよね(汗)。

その懸念をよそにあえて週末の記事を書きますが(汗)、これは年に1回の私としての大仕事のうちのひとつだもんだから、どうしても見てもらいたくなっちゃう写真で、素人が苦労して作業した力作だと思ってご覧いただければ幸いです(笑)。これまでもご紹介したことがあるはずですが、毎年違った仕上りになりますから、それはそれでお許しくださいね。

岳志家の周りにはそれなりに生け垣が植わっているんですけど、特に入り口付近のものに関しては、人様の一番目につく場所ですから、あまり恥ずかしい格好にしておくわけにもいきません。生け垣としての体をなさないほどに新芽が伸びてきたら、私としても重い腰を上げざるを得ない状況に追い込まれるわけです(汗)。

目につかないような場所にあるヤツなら適当に刈っちゃうんですけど、一応それでも玄関先ですから格好のいいように仕立てなくっちゃなりません。ここの生け垣だけはかなり時間をかけて刈り込むんですけど、そこはソレ、やっぱり素人ですから、時間をかけてもそれほど上手にいくわけでもないんですけどね(汗)。

それでも、ご覧の様に、それなりに格好はついてるでしょ(笑)。側面を垂直に刈り上げたり、上部を平らに仕上げたりするのは、素人にはなかなかに難しい仕事なんですよ。この一枚に見える生け垣の中に、ドウダンの木がたくさん並んで植わっているわけで、上部を平らにするのも、幹の真上と幹から離れた場所では刈り込み具合を加減しなくっちゃならないんです。

これが仕上がると、お隣のオバサンが「岳ちゃ、上手にやるじゃんけ」と言ってくれるのが恒例ですが、今年はまだそのお褒めの言葉はもらってません(笑)。毎朝通る時に、自分で自分を褒めておきましょうかね。


□□□ 毎年ちょっとずつ上手になります □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

月曜日

大方の読者の皆さんには違和感があるでしょうけど、我が長生社の週休二日は日曜日と月曜日の二日間になってるんです。これは、駒ヶ根市の商店街の定休日に合わせてのことなんですが、街の酒屋さんも月曜休みになりますから、配達も少なくなるってわけで、そうするのが理にかなっていたってことなんでしょうね。

お酒の仕込みが始まっちゃえば、お休みなんていう感度も無くなりますけど、夏の間は一流企業と同じく立派に週休二日ですから、かろうじてブラックにはならずに済んでるんでしょうか(笑)。私の夏の働き方とすれば、出張を入れるならなるべくこの二日を使って、会社を空ける時間を少なくするように考えているんですけどね。

で、何が言いたかったかって言うと、読者の皆さんにおかれましては、一週間の中での記事の進行状況が何となくおかしいと感じておられる方がいて、岳志は社長という立場を利用して勝手気ままに休みを取ってるんじゃないかと誤解をされてる向きがおられるかもしれないと、長生社の企業イメージが損なわれるのを懸念しておるような次第(笑)。

ま、そんなことはないでしょうけど、ただでさえ記事の公開は一日遅れになるわけですから、例えば月曜日にやった野良仕事の顛末を火曜日に書いて、それが水曜日に公開されたとすると、「こいつ何やってんだ?」的な疑問を読者が感じてもおかしくはないかもしれません(汗)。「そんなことありませんからね!」的な言い訳をしておこうと今日の記事を書いてます(笑)。

正直を言えば、ネタに窮したまま夜になっちゃったから慌ててどーでもいい様なことを書きなぐっているだけで、今思えば、淡々と日々のブログを書くのには冬の造りの期間の方が毎日決まりきった生活リズムの中にいて楽なんでしょうね。仕事がキツいからブログもキツく感じますけど、精神的な負荷は低いんだと思います・・・今日みたいに実のないブログでも罪悪感感じませんしね(笑)。


□□□ 身体がクタクタでネタが出てきません(汗) □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

日曜日



ただ今、お昼寝から起きたところです。こんなタイミングでブログを書くなんてひっじょーにめずらしーですな(笑)。天気が良ければドンドンと仕事を始めた方が得策で、今日は午後になって天気が悪くなるような予報だったもんだから、いつもは日曜日でも朝のうちに記事を書いちゃうんですけど、早い時間に動き出したってわけです。

たまの休日も家の周りの仕事ばかりで、私のことを憐れんでくれる読者もおられるかもしれませんが、案外そういう仕事は息抜きになる部分もあるんですよね。岳志家には田んぼはありませんから、休日のミッションというと畑仕事やら家の周りの木の剪定やら草退治やらが大きなものですが、会社での仕事と違っていい気分転換にもなってる・・・かもしれません(笑)。

ここにも何度も書いてますけど、とにかく田舎は土地が無駄に広くあるわけで、都会の一等地ならいざ知らず、そこの草を刈るだけだってひと仕事ですから、資産価値の低い財産はあっていいものやら、ない方がいいものやら甚だ疑問です(笑)。その辺の管理は親父から引き継いでやってますけど、なかなか一人じゃやり切れないってのが実際のところです(汗)。

やっぱり今年も蔵が明けてからも肩やら膝やらが痛くて、やりたいことが思うようにやれない悲しい現実もありますが(涙)、そんなこと言ってられませんからとにかく目の前の仕事を片付けていくだけです。草刈りは大体終わってますから、今週は庭木の手入れに手をつけ始めましたが、今お昼寝から起きたらエラク肩が痛くて、チョットやる気が失せてブログに逃げてるだけです(笑)。

さて、お天気ももう少しは持ちそうですから、できるだけこなせる様に午後の仕事を始めましょう。貴重な週末を有意義に過ごしたいもんです。庭木を剪定する電気バリカンは重いもんだから、肩に負担のかからない様にお爺さん的な仕事に徹してボチボチやりまっせ(笑)。


□□□ 木に囲まれた仕事も楽しいです □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

御意見番

今週開講された酒造技能士養成講座は、講師陣としてはその畑を生きてこられた経験豊富な皆さんにお願いしていて、杜氏さん、工業技術総合センター元職員、税務署員等の専門家のお話が聞けますが、やっぱり一番の先生ってことになるとお酒造りの師匠である大杜氏さんをメインの御意見番として柱に据えておかなくっちゃなりません。

この講座では岡谷市の高天酒造のI杜氏さんにその役をお願いしているんですが、県内では最も信頼の厚い杜氏さんのひとりで、県の杜氏会長も長く歴任されて、全国から杜氏が集まる東京で開催される講習でも長いこと講師を務めてこられたほどの経験の持ち主。小柄な方ですが、まだまだお元気でご活躍の名杜氏さんです。

私も、普段はほとんどお話しする機会もないI杜氏さんと、これほど長い時間一緒にいられるチャンスはないわけで、今回の仕事における私の最大の役得だったんじゃないかと思うんですよね。お酒造りの話ばかりはしていられませんけど、大先達から直接にいろいろと経験談をうかがうことができて、こんなに勉強になることはそう滅多にあることじゃありません。

もちろん、主には講習生たちに向けての初級編の話になるんですけど、それ以外の時間にはもっともっと専門的な内容を、後輩杜氏である私に直に伝授してくれたりなんかして、私も今回は気分的には生徒の立場でいたことの方が多かったくらいです。酒造りにおいては経験に勝るものはありませんから、どう転んでも敵うわけがないI杜氏さんから教わることは、もういくらでもあるんですよね。

古い映画の題名じゃありませんが、人間の最大の証明は経験なんだとか。人は経験したところまでしか理解できないんだってことは、お酒を造って30年にも満たない私のようなひよっこでも実感するところです。私の倍もの経験を積み重ねてきた先輩と長い時間を共有できたことは、私にとっても大変意義のある養成講座になったと言えるでしょうね。


□□□ ポイント低くても1番です(汗) □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

FC2Ad